JPS623939Y2 - - Google Patents
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- JPS623939Y2 JPS623939Y2 JP2727880U JP2727880U JPS623939Y2 JP S623939 Y2 JPS623939 Y2 JP S623939Y2 JP 2727880 U JP2727880 U JP 2727880U JP 2727880 U JP2727880 U JP 2727880U JP S623939 Y2 JPS623939 Y2 JP S623939Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- attenuation
- pin diode
- variable attenuator
- differential amplifier
- current
- Prior art date
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- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 10
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 6
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 6
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 6
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
Landscapes
- Attenuators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は可変減衰器の改良に関し、さらに詳言
すればPINダイオードを用いた可変減衰器の改良
に関する。
すればPINダイオードを用いた可変減衰器の改良
に関する。
UHF帯の信号を減衰させるためにPINダイオー
ドを用いた可変減衰器が多用される。
ドを用いた可変減衰器が多用される。
PINダイオードを用いた従来の可変減衰器は、
たとえば第1図に示す如くL型に接続したPINダ
イオード1,2にそれぞれエミツタ結合した差動
増幅回路を構成するトランジスタ3,4のコレク
タ電流を各別に流すように構成し、PINダイオー
ド1,2に流れる直流電流を制御信号端子CINに
印加する直流電圧により逆相に変化させて、差動
増幅回路の電流出力によりPINダイオード1,2
の順方向抵抗を変化させて減衰率を制御してい
る。
たとえば第1図に示す如くL型に接続したPINダ
イオード1,2にそれぞれエミツタ結合した差動
増幅回路を構成するトランジスタ3,4のコレク
タ電流を各別に流すように構成し、PINダイオー
ド1,2に流れる直流電流を制御信号端子CINに
印加する直流電圧により逆相に変化させて、差動
増幅回路の電流出力によりPINダイオード1,2
の順方向抵抗を変化させて減衰率を制御してい
る。
なお、第1図においてINは被減衰入力信号の
入力端子、OUTは減衰出力信号の出力端子、5
は定電流回路である。
入力端子、OUTは減衰出力信号の出力端子、5
は定電流回路である。
また一方、上記の可変減衰器の減衰量を大きく
とるとPINダイオード自体が混変調や相互変調を
発生するため、その減衰量を制限することが行な
われる。この減衰量を制限するために、トランジ
スタ3のベース側からトランジスタ4のベースに
PNダイオード(以下、単にダイオードと記し、
PINダイオードと区別する)6を接続して、差動
増幅回路の入力側の電圧もしくは電流を制限する
ことにより可変減衰器の減衰量を制限していた。
とるとPINダイオード自体が混変調や相互変調を
発生するため、その減衰量を制限することが行な
われる。この減衰量を制限するために、トランジ
スタ3のベース側からトランジスタ4のベースに
PNダイオード(以下、単にダイオードと記し、
PINダイオードと区別する)6を接続して、差動
増幅回路の入力側の電圧もしくは電流を制限する
ことにより可変減衰器の減衰量を制限していた。
しかし上記の如き従来の可変減衰器によるとき
は、PINダイオードの高抵抗状態での電流値は通
常10-4〜10-5Aのオーダであるため、温度変化や
差動増幅回路などの素子のばらつきによつてコレ
クタ側の電流が変化し、減衰量の制限値は必ずし
も安定しないという欠点があつた。
は、PINダイオードの高抵抗状態での電流値は通
常10-4〜10-5Aのオーダであるため、温度変化や
差動増幅回路などの素子のばらつきによつてコレ
クタ側の電流が変化し、減衰量の制限値は必ずし
も安定しないという欠点があつた。
本考案は上記にかんがみなされたもので、上記
の欠点を解消した可変減衰器を提供することを目
的とするものである。
の欠点を解消した可変減衰器を提供することを目
的とするものである。
この目的は本考案によれば、PINダイオードを
L型もしくはT型に接続し、その各々のPINダイ
オードに差動増幅回路の電流出力を流すように
し、外部制御信号により差動増幅回路の平衡を変
化させて減衰量を制御するように構成した可変減
衰器において、可変減衰器の入力端子と出力端子
との間に接続されているPINダイオードに、差動
増幅回路を構成する一方のトランジスタのエミツ
タとコレクタとの間に抵抗を接続して一定電流を
供給することにより達成される。
L型もしくはT型に接続し、その各々のPINダイ
オードに差動増幅回路の電流出力を流すように
し、外部制御信号により差動増幅回路の平衡を変
化させて減衰量を制御するように構成した可変減
衰器において、可変減衰器の入力端子と出力端子
との間に接続されているPINダイオードに、差動
増幅回路を構成する一方のトランジスタのエミツ
タとコレクタとの間に抵抗を接続して一定電流を
供給することにより達成される。
以下、本考案を実施例により説明する。
第2図は本考案の一実施例の回路図である。
L型に接続したPINダイオード1,2に差動増
幅回路を構成するエミツタ結合したトランジスタ
3,4のコレクタ電流をそれぞれ各別に流すよう
に構成する。なお第2図において、5は定電流回
路であり、7,8および9は結合コンデンサであ
り、10,11および12は高周波チヨークコイ
ルであり、抵抗13および14はトランジスタ4
にベース電圧を与える抵抗である。またINは入
力端子、OUTは出力端子、CINは制御信号が印
加される制御端子である。
幅回路を構成するエミツタ結合したトランジスタ
3,4のコレクタ電流をそれぞれ各別に流すよう
に構成する。なお第2図において、5は定電流回
路であり、7,8および9は結合コンデンサであ
り、10,11および12は高周波チヨークコイ
ルであり、抵抗13および14はトランジスタ4
にベース電圧を与える抵抗である。またINは入
力端子、OUTは出力端子、CINは制御信号が印
加される制御端子である。
以上の構成は第1図に示した従来の可変減衰器
と同一構成で、ダイオード6を除去したものであ
るが、本実施例においてはダイオード6に代つ
て、トランジスタ3のエミツタとコレクタとの間
に抵抗15を接続する。
と同一構成で、ダイオード6を除去したものであ
るが、本実施例においてはダイオード6に代つ
て、トランジスタ3のエミツタとコレクタとの間
に抵抗15を接続する。
いま制御端子CINに直流電圧が制御信号として
印加される。この制御電圧が増加するとトランジ
スタ3のコレクタ電流は減少し、トランジスタ4
のコレクタ電流は増加する。トランジスタ3のコ
レクタ電流は高周波チヨークコイル10、PINダ
イオード1および高周波チヨークコイル12のみ
を通つて流れ、PINダイオード1の順方向抵抗は
増加して、入力端子INに印加されている入力信
号に対して抵抗は増大する。一方トランジスタ4
のコレクタ電流は高周波チヨークコイル11、
PINダイオード2のみを通して流れ、PINダイオ
ード2の順方向抵抗は減少する。そこで可変減衰
器の減衰量は増加する。
印加される。この制御電圧が増加するとトランジ
スタ3のコレクタ電流は減少し、トランジスタ4
のコレクタ電流は増加する。トランジスタ3のコ
レクタ電流は高周波チヨークコイル10、PINダ
イオード1および高周波チヨークコイル12のみ
を通つて流れ、PINダイオード1の順方向抵抗は
増加して、入力端子INに印加されている入力信
号に対して抵抗は増大する。一方トランジスタ4
のコレクタ電流は高周波チヨークコイル11、
PINダイオード2のみを通して流れ、PINダイオ
ード2の順方向抵抗は減少する。そこで可変減衰
器の減衰量は増加する。
また逆に制御電圧が減少すると上記とは逆に作
用し、トランジスタ3のコレクタ電流は増大し、
トランジスタ4のコレクタ電流は減少する。そこ
でPINダイオード1の順方向抵抗は減少し、入力
信号に対するPINダイオードの抵抗は減少し、
PINダイオード2の順方向抵抗は増加して、可変
減衰器の減衰量は減少する。
用し、トランジスタ3のコレクタ電流は増大し、
トランジスタ4のコレクタ電流は減少する。そこ
でPINダイオード1の順方向抵抗は減少し、入力
信号に対するPINダイオードの抵抗は減少し、
PINダイオード2の順方向抵抗は増加して、可変
減衰器の減衰量は減少する。
いま、制御電圧の増加が続けば、ついにトラン
ジスタ3はオフ状態になる。このとき抵抗15に
より一定の電流が抵抗15、高周波チヨークコイ
ル10、PINダイオード1に供給され、トランジ
スタ4のコレクタ電流は定電流回路5の出力電流
から抵抗15に流れる電流を差引いた値となり、
これ以上の制御電圧の増加に対してもPINダイオ
ード1および2に流れる電流は変化しない。従つ
て可変減衰器の減衰量は一定値に制限される。
ジスタ3はオフ状態になる。このとき抵抗15に
より一定の電流が抵抗15、高周波チヨークコイ
ル10、PINダイオード1に供給され、トランジ
スタ4のコレクタ電流は定電流回路5の出力電流
から抵抗15に流れる電流を差引いた値となり、
これ以上の制御電圧の増加に対してもPINダイオ
ード1および2に流れる電流は変化しない。従つ
て可変減衰器の減衰量は一定値に制限される。
PINダイオード1,2の抵抗値RはR=A/I
Xで近似される。ここでAおよびxは定数であ
り、IはPINダイオードに流れる順方向電流であ
る。そこで電流Iが一定ならばその順方向抵抗値
はほぼ一定である。
Xで近似される。ここでAおよびxは定数であ
り、IはPINダイオードに流れる順方向電流であ
る。そこで電流Iが一定ならばその順方向抵抗値
はほぼ一定である。
従つて、たとえ温度変化や、差動増幅回路など
の素子にばらつきが存在しても、トランジスタ3
のエミツタ、アース間の電圧がPINダイオード1
の順方向電圧に比較して十分に大きければ抵抗1
5に流れる電流は一定であり、可変減衰器の制限
された減衰量は変化しない。
の素子にばらつきが存在しても、トランジスタ3
のエミツタ、アース間の電圧がPINダイオード1
の順方向電圧に比較して十分に大きければ抵抗1
5に流れる電流は一定であり、可変減衰器の制限
された減衰量は変化しない。
つぎに本考案の他の実施例について説明する。
第3図は本考案の他の実施例の回路図である。
本実施例はPINダイオードをT型に接続した場合
の例である。
本実施例はPINダイオードをT型に接続した場合
の例である。
入力端子INと出力端子OUTとの間に結合コン
デンサ16,17、抵抗18,19および結合コ
ンデンサ20,24を、この順序に接続し、結合
コンデンサ16と17との共通接続点Aと、結合
コンデンサ20と24との共通接続点Bとの間に
PINダイオード21を接続し、抵抗18と19と
の共通接続点とアースとの間にPINダイオード2
2を接続して、PINダイオード21および22を
T型に設ける。また共通接続点Bとアースとの間
にPINダイオードに流す直流電流の電流路を形成
するチヨークコイル23を接続する。
デンサ16,17、抵抗18,19および結合コ
ンデンサ20,24を、この順序に接続し、結合
コンデンサ16と17との共通接続点Aと、結合
コンデンサ20と24との共通接続点Bとの間に
PINダイオード21を接続し、抵抗18と19と
の共通接続点とアースとの間にPINダイオード2
2を接続して、PINダイオード21および22を
T型に設ける。また共通接続点Bとアースとの間
にPINダイオードに流す直流電流の電流路を形成
するチヨークコイル23を接続する。
一方、PINダイオード21および22には前記
の一実施例と同様に構成したトランジスタ3,
4、定電流回路5、チヨークコイル10,11,
抵抗13,14,15からなる差動増幅回路のト
ランジスタ3および4のコレクタ電流をそれぞれ
各別に流すように構成する。
の一実施例と同様に構成したトランジスタ3,
4、定電流回路5、チヨークコイル10,11,
抵抗13,14,15からなる差動増幅回路のト
ランジスタ3および4のコレクタ電流をそれぞれ
各別に流すように構成する。
そこで上記の如く構成した本実施例の可変減衰
器において、制御入力端子CINに印加する制御電
圧としての直流電圧を変化させることにより、
PINダイオード21および22に流れる直流電流
は逆相に変化し、制御電圧の増減に従つてPINダ
イオード21の順方向抵抗は増減し、PINダイオ
ード22の順方向抵抗はPINダイオード21の順
方向抵抗の増減と逆に増減し、高周波に対する等
価回路は第4図に示す如くブリツヂドT型可変減
衰回路となつて、入力端子INに印加した被減衰
信号に対する減衰量を変化させることができる。
器において、制御入力端子CINに印加する制御電
圧としての直流電圧を変化させることにより、
PINダイオード21および22に流れる直流電流
は逆相に変化し、制御電圧の増減に従つてPINダ
イオード21の順方向抵抗は増減し、PINダイオ
ード22の順方向抵抗はPINダイオード21の順
方向抵抗の増減と逆に増減し、高周波に対する等
価回路は第4図に示す如くブリツヂドT型可変減
衰回路となつて、入力端子INに印加した被減衰
信号に対する減衰量を変化させることができる。
なお第4図において21′、22′はPINダイオ
ード21,22の順方向抵抗である。
ード21,22の順方向抵抗である。
また、上記の場合において、抵抗15の作用は
前記した本考案の一実施例において説明したのと
同様であつて、その詳細な説明は省略するが制御
電圧が一定値以上に増加しても減衰量は一定値に
制限される。また、トランジスタ3のエミツタ・
アース間の電圧がPINダイオード21の順方向電
圧に比較して十分に大きければ、たとえ温度変化
や、差動増幅回路などの素子にばらつきがあつて
も抵抗15に流れる電流は一定であり、可変減衰
器の制限された減衰量は変化しない。
前記した本考案の一実施例において説明したのと
同様であつて、その詳細な説明は省略するが制御
電圧が一定値以上に増加しても減衰量は一定値に
制限される。また、トランジスタ3のエミツタ・
アース間の電圧がPINダイオード21の順方向電
圧に比較して十分に大きければ、たとえ温度変化
や、差動増幅回路などの素子にばらつきがあつて
も抵抗15に流れる電流は一定であり、可変減衰
器の制限された減衰量は変化しない。
以上説明した如く本考案によれば、差動増幅回
路に抵抗1本を加えることにより、温度変化や、
素子のばらつきに対しても可変減衰器の制限され
た減衰量は安定である。またこのための回路もき
わめて簡単に構成することができる。
路に抵抗1本を加えることにより、温度変化や、
素子のばらつきに対しても可変減衰器の制限され
た減衰量は安定である。またこのための回路もき
わめて簡単に構成することができる。
また、減衰量を大きくとるとPINダイオード自
体が混変調や相互変調を発生するが、制限された
減衰量をPINダイオードが混変調や相互変調を生
じない減衰量に設定することにより、PINダイオ
ードによる混変調などを避けることができる。
体が混変調や相互変調を発生するが、制限された
減衰量をPINダイオードが混変調や相互変調を生
じない減衰量に設定することにより、PINダイオ
ードによる混変調などを避けることができる。
第1図は従来の可変減衰器の回路図。第2図は
本考案の一実施例の回路図。第3図および第4図
は本考案の他の実施例の回路図および等価回路
図。 1,2,21および22…PINダイオード、3
および4…トランジスタ、5…定電流回路、7,
8,9,16,17,20および24…結合コン
デンサ、10,11,12および23…高周波チ
ヨークコイル、15…抵抗。
本考案の一実施例の回路図。第3図および第4図
は本考案の他の実施例の回路図および等価回路
図。 1,2,21および22…PINダイオード、3
および4…トランジスタ、5…定電流回路、7,
8,9,16,17,20および24…結合コン
デンサ、10,11,12および23…高周波チ
ヨークコイル、15…抵抗。
Claims (1)
- PINダイオードをL型にもしくはT型に接続
し、その各々のPINダイオードに差動増幅回路を
構成するそれぞれのトランジスタの電流出力を流
すようにし、外部制御信号により前記差動増幅回
路の平衡を変化させて減衰量を制御するように構
成した可変減衰器において、可変減衰器の入力端
子と出力端子との間に接続されているPINダイオ
ードに、前記差動増幅回路を構成する一方のトラ
ンジスタのエミツタとコレクタとの間に抵抗を接
続して一定電流を供給することにより減衰量を制
限させることを特徴とする可変減衰器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2727880U JPS623939Y2 (ja) | 1980-03-03 | 1980-03-03 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2727880U JPS623939Y2 (ja) | 1980-03-03 | 1980-03-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56130342U JPS56130342U (ja) | 1981-10-03 |
JPS623939Y2 true JPS623939Y2 (ja) | 1987-01-29 |
Family
ID=29623241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2727880U Expired JPS623939Y2 (ja) | 1980-03-03 | 1980-03-03 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS623939Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101142752A (zh) * | 2005-03-14 | 2008-03-12 | 新潟精密株式会社 | 天线阻尼电路与使用该电路的高频接收器 |
-
1980
- 1980-03-03 JP JP2727880U patent/JPS623939Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56130342U (ja) | 1981-10-03 |
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