JP2624584B2 - ノイズ減衰回路に使われるアクティブ高域加重値回路 - Google Patents

ノイズ減衰回路に使われるアクティブ高域加重値回路

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JP2624584B2 JP3179925A JP17992591A JP2624584B2 JP 2624584 B2 JP2624584 B2 JP 2624584B2 JP 3179925 A JP3179925 A JP 3179925A JP 17992591 A JP17992591 A JP 17992591A JP 2624584 B2 JP2624584 B2 JP 2624584B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はノイズ減衰回路に係り、
特にノイズ減衰回路のアクティブハイバンドウェーティ
ング回路に関する。
【0002】
【従来の技術】直接回路上にアクティブフィルターを構
成するにおいて電圧−電流変換回路は大事な要素であ
る。一般のノイズ減衰回路のブロック図は図1に示され
ている。入力端子100からの入力信号は可変的なハイ
パスフィルター回路200と加算器300に供給され
る。加算器200からの出力は出力端子400に連結さ
れる。可変的なハイパスフィルター回路200で遮断周
波数は、レベル検出器500からの制御電圧により変わ
る。そして遮断周波数は、信号レベルの増加と共に増加
する。可変的なハイパスフィルター回路200の出力
は、加算器300と高域加重値回路600に供給され
る。高域加重値回路600の出力はレベル検出器500
に供給される。
【0003】無信号時、可変的なハイパスフィルター回
路200の遮断周波数は一番低い状態である。加算器3
00により可変的なハイパスフィルター200を経る信
号と入力信号は足される。それで中間周波数及び高周波
で利得が約10dB程度上がる。反面、録音時間に相応
する中間周波数及び高周波数領域は、再生側のディコー
デヴィング回路で約10dB程度減少される。結局、中
間周波数及び高周波数領域でのノイズは約10dB程度
減少される。
【0004】信号レベルでの増加と共に可変的なハイパ
スフィルター200の遮断周波数は上昇し、回路の周波
数特性が平坦な状態に近くなる。なぜならば再生側でデ
ィコーディング回路が平坦な状態に近くなるのでノイズ
減少効果が減少する。しかし、この状態で信号によるマ
スキング効果が作用するのであるノイズが感知されな
い。
【0005】高域加重値回路600は、フィルター回路
であり、入力周波数が増加する時可変的なハイパスフィ
ルター回路200の遮断周波数を増加するために動作す
る。米国特許第4,804,904号明細書に公開され
たアクティブハイバンドウェーティング回路は電圧−電
流変換回路の出力端に乗算器を用いて電流レベルを変化
させた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の技術は
回路構成が複雑であり広いチップ面積を占める短所があ
った。
【0007】したがって本発明の目的は、集積化時にチ
ップサイズが縮められる回路構成の簡単なノイズ減衰回
路のアクティブ高域加重値の回路を提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は入力信号のうち低周波成分に比べて中
間及び高周波成分の利得を高めるための高域加重値回路
において、前記中間及び高周波成分の入力信号を出力端
子に連結するためのキャパシタと、前記低周波成分の入
力信号を所定レベルで電圧分配するための分配手段と、
前記分配手段により電圧分配された入力信号がポジティ
ブの場合応答して第1電流信号を出力する第1電圧−電
流変換回路と、前記分配手段により電圧分配された入力
信号がネガティブの場合応答して第2電流信号を出力す
る第2電圧−電流変換回路と、前記第1電圧−電流変換
回路の第1電流信号に応じて第3電流信号を出力する第
1電流ミラー回路と、前記第2電圧−電流変換回路の第
2電流信号に応じて第4電流信号を前記出力端子に結合
するための第2電流ミラー回路と、前記第1電流ミラー
回路の第3電流信号に応じて前記出力端子に第5電流信
号を結合するためのアクティブ負荷としての第3電流ミ
ラー回路を具備することを特徴とする。
【0009】
【作用】無信号の時第1及び第2電流ミラー回路が遮断
状態なのでミスマッチングによるオフセット電圧Voff
が出力端子に現れない。また、第1及び第2電圧−電流
変換回路の一対の電流出力のうち入力信号と関連された
電流出力のみ電流ミラー回路を通じて出力端子に結合さ
れる。
【0010】
【実施例】以下、添付した図面を参照して本発明の回路
を説明する前にノイズ減衰回路のアクティブ高域加重値
回路を説明する。
【0011】図2は、従来のノイズ減衰回路のアクティ
ブ高域加重値回路を示す。
【0012】PNP型トランジスタ1、2は抵抗3を通
じて互いに連結される。トランジスタ2のエミッタは電
流源として動作するPNP型トランジスタ4のコレクタ
に連結される。トランジスタ4のエミッタは、+Vcc
電源供給端子5に連結される。
【0013】PNP型トランジスタ6、7は抵抗8を通
じて互いに連結される。トランジスタ7のエミッタは電
流源として動作するPNP型トランジスタ9のコレクタ
に連結される。トランジスタ9のエミッタは電源供給端
子5に連結される。
【0014】トランジスタ4、9のベースは、PNP型
トランジスタ10のベースに共通結合され、PNP型ト
ランジスタ10のベースとコレクタは電流ミラー回路を
形成するために結合される。トランジスタ10のエミッ
タは電源供給端子5に連結され、トランジスタ10のコ
レクタはNPN型トランジスタ11のコレクタに結合さ
れる。
【0015】トランジスタ11のエミッタは−VEEの電
源供給端子12に連結される。トランジスタ11のベー
スとNPN型トランジスタ13のベースは共通結合さ
れ、トランジスタ13のベースとコレクタは電流−ミラ
ー回路を形成するために連結される。トランジスタ13
のエミッタは電源供給端子12に連結される。トランジ
スタ13のコレクタは抵抗14の一端に連結される。関
連電圧源15は抵抗14の他端と電源供給端子12に連
結される。
【0016】関連電圧源15により電流I0 は、抵抗1
4を通じてトランジスタ13に流れる。なぜならばトラ
ンジスタ13、11は、電流−ミラーで結合されるので
トランジスタ13に流れる電流と同一の電流I0 がトラ
ンジスタ11に流れる。そして同一の電流I0 がトラン
ジスタ11に直列連結されたトランジスタ10に流れ
る。結局、トランジスタ10に流れる電流と同一の電流
0 がトランジスタ4、9に流れる。
【0017】トランジスタ1のベースは、トランジスタ
7のベースに連結され、その接合が入力端子16と接地
との間に提供された抵抗40、41の直列連結された接
合に連結される。トランジスタ2のベースは、トランジ
スタ6のベースに連結され、その接合が出力端子17に
連結される。第1電圧−電流変換回路51はトランジス
タ1、2、また抵抗3により構成され、第2電圧−電流
変換回路52はトランジスタ6、7また抵抗8より構成
されている。
【0018】トランジスタ1のコレクタはダイオード1
8のアノードとNPN型トランジスタ22のベースに連
結される。トランジスタ2のコレクタは、ダイオード1
9のアノードとNPN型トランジスタ23のベースに連
結される。トランジスタ7のコレクタはダイオード21
のアノードとNPN型トランジスタ25のベースに連結
される。ダイオード18、19、20、21のカソード
はダイオード26のアノードに連結され、ダイオード2
6のカソードは電源供給端子12に連結される。
【0019】トランジスタ22、23のエミッタは共通
連結され、その接合は電流源として動作するNPN型ト
ランジスタ27のコレクタに連結される。トランジスタ
24、25のエミッタは共通結合され、その接合は電流
源として動作するNPN型トランジスタ28のコレクタ
に連結される。
【0020】第1乗算器53はダイオード18、19と
トランジスタ22、23より構成され、第2乗算器54
はダイオード20、21とトランジスタ24、25より
構成される。
【0021】トランジスタ27のベースとトランジスタ
28のベースはNPN型トランジスタ29のベースに共
通結合され、トランジスタ29のベースとそのコレクタ
が電流−ミラー回路を形成するために連結される。トラ
ンジスタ28、29のエミッタは電源供給端子12に連
結される。端子30はトランジスタ29のコレクタから
出る。端子31は関連電圧源15と抵抗14の接合から
出る。抵抗33は端子30と31の間に存する。
【0022】関連電圧源15により電流は抵抗33に流
れる。そしてこの電流I1 はトランジスタ29に流れ
る。なぜならばトランジスタ27、28はトランジスタ
29に結合された電流−ミラー回路である。トランジス
タ29に流れる電流I1 はトランジスタ27、28に流
れる電流と同様である。
【0023】トランジスタ22のコレクタはPNP型ト
ランジスタ34のコレクタに連結され、その接合はNP
N型トランジスタ36のベースとキャパシタ37の一端
に連結される。キャパシタ37の他端は入力端子16に
連結される。トランジスタ23のコレクタとトランジス
タ25のコレクタは電源供給端子5に連結される。トラ
ンジスタ24のコレクタはトランジスタ35のコレクタ
に連結される。トランジスタ35のベースはトランジス
タ34のベースに連結される。トランジスタ35のコレ
クタは電流−ミラー回路を形成するためにトランジスタ
35のベースに結合される。トランジスタ34、35の
エミッタは電源供給端子5に結合される。トランジスタ
36のコレクタは電源供給端子5に結合される。トラン
ジスタ36のエミッタは電流源として動作するトランジ
スタ38のコレクタに連結される。トランジスタ38の
ベースとトランジスタ29のベースは共通連結される。
トランジスタ38のエミッタは電源供給端子12に連結
される。
【0024】上記の構成によりその動作を説明すれば次
の通りである。
【0025】キャパシタ37のリアクタンスは高周波数
領域で低くなるので入力端子16から入力信号の高周波
数成分はキャパシタ37を通じて出力端子17に出る。
その低周波成分は抵抗40、41の間に電圧分配され電
圧−電流変換回路51、52に供給される。電圧−電流
変換回路51は、入力端子16に供給された入力信号の
レベルが陰の時動作する。反面、電圧−電流変換回路5
2は入力端子16に供給される入力信号が陽の時動作す
る。電圧−電流変換回路51の出力は乗算器53へ入
る。反面、電圧−電流変換回路52の出力は乗算器54
に与えられる。乗算器53、54の出力はトランジスタ
34、35より構成される電流−ミラー回路によりシン
グルアンド出力に変換される。そしてエミッターフォロ
ワトランジスタ36を通じて出力端子17に出る。
【0026】結局、本回路は高周波領域では1の利得を
提供し、抵抗40、41が抵抗値R40,R41を有す
るという仮定下に上昇された高周波数領域を有する特性
を示すためにR41/(R40+R41)の利得を提供
する。
【0027】これにより電圧−電流変換回路51におい
て、トランジスタ1のベース電圧がトランジスタ2のベ
ース電圧より大きい時、トランジスタ1が遮断される。
逆に、トランジスタ1のベース電圧がトランジスタ2の
ベース電圧より低い時、電流は入力信号電圧に依存して
トランジスタ1に流れる。電圧−電流変換回路52にお
いて、トランジスタ6のベース電圧がトランジスタ7の
ベース電圧より高い時、トランジスタ6が遮断され、逆
にトランジスタ6のベース電圧がトランジスタ7のベー
ス電圧より低い時、電流は入力信号に依存してトランジ
スタ6に流れる。
【0028】それで入力信号Vinがトランジスタ1、7
のベースに供給される時、またトランジスタ2、6のベ
ースが0電位に維持される時、電圧−電流変換回路51
が陰レベルの入力信号Vinと共に動作し、電圧−電流変
換出力電流はトランジスタ1の電流i1により発生され
る。陽レベルの入力信号Vinにより電圧−電流変換回路
52は動作し、電圧−電流変換出力電流はトランジスタ
6の電流i3により発生される。即ち入力信号Vinが増
加する時、電流i1が減少し、入力信号Vinが殆ど0V
の時、電流I1がほぼ0である。0Vの時、電流i3が
増加する。
【0029】このように2個の電圧−電流変換回路5
1、52の使用により電圧−電流変換回路51は入力信
号Vinが陰の時動作し、逆に電圧−電流変換回路52は
入力信号Vinが陽の時動作する。結局、ダイオード対1
8、19とダイオード対20、21、またトランジスタ
対22、23とトランジスタ対24、25の各飽和電流
でミスマッチング等によりオフセット電流△VO がある
場合さえもいずれかオフセット電圧Voff が出力端子1
7に現れない。これは、無信号時に乗算器53、54が
殆ど遮断されるからである。
【0030】しかしオフセット電圧Voff の影響を排除
するために無信号時遮断状態を維持する乗算器53、5
4を電圧−電流変換回路51、52と出力端(output st
age)との間に結合されるので、回路構成が複雑で半導体
集積回路化のチップ上で広い面積を占める短所があっ
た。
【0031】図3は本発明一実施例を示す回路でその
構成を説明すれば次の通りである。図3において、本発
明の高域加重値回路はキャパシタ60、分配手段80、
第1及び第2電圧−電流変換回路51、52、第1、第
2、及び第3電流−ミラー回路75、76、79を含
む。前記キャパシタ60は、入力端子61と出力端子6
2との間に連結される。入力端子61は前記分配手段8
0の抵抗63の一端と連結される。抵抗63の他端に抵
抗64の一端が連結され、抵抗64の他端は図示しない
基準電圧ソースから、例えばグラウンド電位のような基
準電圧が供給される基準電圧端子78が連結される。抵
抗63の他端と抵抗64の一端が共通連結された共通点
と、前記第1及び第2電圧−電流変換回路51、54の
トランジスタ1、7のベースが共通連結され、トランジ
スタ2、6のベースは抵抗77を通じて基準電圧端子7
8に共通連結される。トランジスタ1、6のコレクタは
第2電源電圧Vssが供給される第2電源端子66に連結
される。トランジスタ1のエミッタは抵抗3を通じてト
ランジスタ2のエミッタに連結され、トランジスタ1の
エミッタは第1定電流源68を通じて第1電源電圧Vcc
が供給される第1電源端子65に連結される。トランジ
スタ6のエミッタは抵抗8を通じてトランジスタ7のエ
ミッタに連結され、トランジスタ6のエミッタは第2定
電流源69を通じて第1電源端子65に連結される。
【0032】第3電流ミラー回路79のトランジスタ6
7、70のベースは共通結合され、トランジスタ67、
70のエミッタは第1電源端子65に共通連結される。
そしてトランジスタ67のベースは第3電流−ミラー回
路79を形成するためにトランジスタ67のコレクタに
連結される。トランジスタ70のコレクタは出力端子6
2に連結される。トランジスタ71、72、73、74
のエミッタは第2電源端子66に連結される。トランジ
スタ71、72のベースは共通連結され、トランジスタ
67、71のコレクタとトランジスタ2、72のコレク
タはそれぞ共通連結される。トランジスタ72のコレク
タは電流−ミラー回路75を形成するためにトランジス
タ72のベースに連結される。トランジスタ73、74
のベースは共通連結され、トランジスタ7、73のコレ
クタとトランジスタ70、74のコレクタはそれぞれ共
通連結される。トランジスタ73のコレクタは電流−ミ
ラー回路76を形成するためにトランジスタ73のベー
スに連結される。
【0033】前記の構成に基づいた本発明の動作は次の
通りである。
【0034】電圧−電流変換回路51、52は入力信号
inがトランジスタ1とトランジスタ7のベースに印加
される時、トランジスタ1のベース電圧がトランジスタ
のベース電圧より高い時、トランジスタ2のコレクタ
に入力電圧レベルに比例する電流が発生し、トランジス
タ7のベース電圧がトランジスタ6のベース電圧よりも
高い時トランジスタ7のコレクタに入力電圧レベルに比
例する電流が発生する。電圧−電流変換回路51、52
の出力は、トランジスタ72、73より構成されている
電流ミラー回路の関連電流になり、電流ミラー回路の電
流の比はトランジスタ2の抵抗reと抵抗3の和よりな
る相互コンダクタンスGmによりトランジスタ71の電
流が決定され、同様トランジスタ7の抵抗reと抵抗8
の和よりなる相互コンダクタンスGmでトランジスタ7
4の電流が決定される。
【0035】即ちトランジスタ72の大きさをn倍とす
れば、トランジスタ71の電流は1/n倍にり、また
トランジスタ73の大きさをn倍とすれば、トランジス
タ74の電流も1/nになる。
【0036】結局、電圧−電流変換回路51の一番目端
のトランジスタ2に電流が流れると、この電流量の1/
nがトランジスタ71のコレクタに流れ、トランジスタ
7のコレクタには電流が流れないので出力端子62には
正に出力が出力される。反面、トランジスタ7がターン
オンされトランジスタ73のコレクタにnの電流が流れ
ると、トランジスタ74のコレクタには1/nの電流が
流れるので出力端子62には負の出力が出力される。
【0037】このような結果により入力信号が、ポジテ
ィブの時は第1電圧−電流変換回路51で出力される第
1電流信号i11が第1電流ミラー回路75に基準電流で
供給されトランジスタ71、72の大きさ比に比例した
第3電流信号i13がトランジスタ71のコレクタに現
れ、この第3電流信号i13が第3電流ミラー回路79に
基準電流で供給されトランジスタ70のコレクタに第5
電流信号i15で現れる。この第5電流信号i15がポジテ
ィブ入力信号の分配された電圧に対応する出力信号にな
る。一方、入力信号がネガティブの時は第2電圧電流変
換回路52で出力される第2電流信号i12が第2電流ミ
ラー回路76に基準電流で供給されトランジスタ73、
74の大きさ比に比例した第4電流信号i14がトランジ
スタ74のコレクタに現れる。この第4電流信号i14
ネガティブ入力信号の分配された電圧に対応する出力信
号になる。
【0038】
【発明の効果】したがって、無信号の時、第1及び第2
電流ミラー回路75、76が遮断状態なのでミスマッチ
ングによるオフセット電圧Voff が出力端子62に現れ
ない。また第1及び第2電圧−電流変換回路51、52
の一対の電流出力のうち入力信号と関連された電流出力
のみ電流ミラー回路を通じて出力端子62に結合するの
で、従来の乗算器連結方式に比べて回路構成が簡略にな
りミスマッチングが減少される利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一般のノイズ減衰回路のブロック図である。
【図2】 従来のハイバンドウェーティング回路の実施
例を示す。
【図3】 本発明の電圧−電流変換回路の一実施例を示
す。
【図4】 本発明の電圧−電流グラフである。
【符号の説明】
1,2,4,6,7,9,10,34,35,67,7
0 PNP型トランジスタ 3,8,14,33,40,41,63,64,77
抵抗 5,12 電源供給端子 11,13,22,23,24,25,27,28,2
9,36,38,71,72,73,74 NPN型ト
ランジスタ 15 関連電圧源 16,61 入力端子 17,62 出力端子 18,19,20,21,26 ダイオード 30,31 端子 37,60 キャパシタ 51 第1電圧−電流変換回路 52 第2電圧−電流変換回路 53 第1乗算器 54 第2乗算器 65 第1電源端子 66 第2電源端子 68 第1定電流源 69 第2定電流源 75 第1電流−ミラー回路 76 第2電流−ミラー回路 78 基準電圧端子 79 第3電流−ミラー回路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号のうち低周波成分に比べて中間
    及び高周波成分の利得を高めるための高域加重値回路に
    おいて、 前記中間及び高周波成分の入力信号(V in を出力端子
    (62)に連結するためのキャパシタ(60)と、 前記低周波成分の入力信号(V in をレベルで電圧分配
    するための分配手段(80)と、 前記分配手段(80)により電圧分配された入力信号が
    ポジティブの場合応答して第1電流信号(i 11 を出力
    する第1電圧−電流変換回路(51)と、 前記分配手段(80)により電圧分配された入力信号が
    ネガティブの場合応答して第2電流信号(i 12 を出力
    する第2電圧−電流変換回路(52)と、 前記第1電圧−電流変換回路(51)の第1電流信号
    (i 11 に応じて第3電流信号(i 13 を出力する第1
    電流ミラー回路(75)と、 前記第2電圧−電流変換回路(52)の第2電流信号
    (i 12 に応じて第4電流信号(i 14 を前記出力端子
    (62)に結合するための第2電流ミラー回路(76)
    と、 前記第1電流ミラー回路(75)の第3電流信号
    (i 13 に応じて前記出力端子(62)に第5電流信号
    (i 15 を結合するためのアクティブ負荷としての第3
    電流ミラー回路(75)を具備することを特徴とする高
    域加重値回路。
  2. 【請求項2】 前記分配手段(80)は前記入力信号
    (V in の供給される入力端子(61)と基準電圧ソー
    スが連結される電圧端子(78)との間に直列で連結さ
    れ、これらの共通連結点と前記電圧端子(78)との間
    に連結された抵抗(63)(64)の端子電圧を分配
    された入力信号で提供することを特徴とする請求項1に
    記載の高域加重値回路。
  3. 【請求項3】 前記第1電圧−電流変換回路(51)
    第1電源端子(65)と第1ノードの間に連結された第
    1定電流源(68)と、前記第1定電流源(51)にエ
    ミッタが連結され、第2電源端子(66)にコレクタが
    連結され前記分配された入力信号がベースに結合された
    第1トランジスタ(1)と、抵抗(3)を通じて前記第
    1定電源(51)にエミッタが連結され抵抗(77)
    通じて前記電圧端子(78)にベースが連結され前記第
    1電流信号(i 11 が出力されるコレクタを有する第2
    トランジスタ(2)より構成され、 前記第2電圧−電流変換回路(52)は第1電源端子
    (65)と第1ノードとの間に連結された第2定電流源
    (69)と、前記第定電流源(69)にエミッタが連
    結され前記第2電源端子(66)にコレクタが連結さ
    れ、前記第2トランジスタ(2)のベースがベースに結
    合された第3トランジスタ(6)と、抵抗(8)を通じ
    て前記第2定電流源(69)にエミッタが連結され前記
    分配された入力信号がベース連結され前記第2電流信
    (i 12 が出力されるコレクタを有する第4トランジ
    スタ(7)より構成されることを特徴とする請求項2に
    記載の高域加重値回路。
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