JPS5834809Y2 - Agc回路 - Google Patents
Agc回路Info
- Publication number
- JPS5834809Y2 JPS5834809Y2 JP16660678U JP16660678U JPS5834809Y2 JP S5834809 Y2 JPS5834809 Y2 JP S5834809Y2 JP 16660678 U JP16660678 U JP 16660678U JP 16660678 U JP16660678 U JP 16660678U JP S5834809 Y2 JPS5834809 Y2 JP S5834809Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transistor
- agc
- agc circuit
- circuit
- shunt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はAGC回路の改良に係り、特にリバースAGC
回路と分流AGC回路とを切換えて使用する場合に、切
換の前後における制御信号発生回路の出力端から見た負
荷インピーダンスの変化を防止することの出来るAGC
回路を提供せんとするものである。
回路と分流AGC回路とを切換えて使用する場合に、切
換の前後における制御信号発生回路の出力端から見た負
荷インピーダンスの変化を防止することの出来るAGC
回路を提供せんとするものである。
従来、共通エミッタ接続増幅器のエミッタ電流を制御し
てAGCを行うリバースAGC回路と、エミッタ入力型
差動対のベースバイアス電圧を制御し、差動対トランジ
スタのコレクタ電流の分流比を変えてAGCを行う分流
AGC回路とを有する差動接続構成のAGC回路が公知
である。
てAGCを行うリバースAGC回路と、エミッタ入力型
差動対のベースバイアス電圧を制御し、差動対トランジ
スタのコレクタ電流の分流比を変えてAGCを行う分流
AGC回路とを有する差動接続構成のAGC回路が公知
である。
この様なAGC回路においては、例えば制御信号が所定
レベル4VD(VDはダイオードの立上り電圧)に達す
る迄分流AGC回路を動作せしめ、前記制御信号が前記
所定レベル(4VD)を越えた後はリバースAGC回路
を動作せしめるものである。
レベル4VD(VDはダイオードの立上り電圧)に達す
る迄分流AGC回路を動作せしめ、前記制御信号が前記
所定レベル(4VD)を越えた後はリバースAGC回路
を動作せしめるものである。
分流AGC回路の動作電流■1 とリバースAGC回路
の動作電流との関係を第1図に示す。
の動作電流との関係を第1図に示す。
しかして、従来の上述の如きAGC回路においては、前
記リバースAGC回路及び分流AGC回路に制御信号を
印加する制御信号発生回路の負荷インピーダンスR8が
第1図に示す如く、前記切換の前後で大巾に変化してし
まい前記負荷インピーダンスは、通常コンデンサととも
にローパスフィルタを構成しているから、前記負荷イン
ピーダンスの変化によりローパスフィルタの特性変化を
招き、歪率の悪化や、AGC回路の不安定を招くという
欠点を有していた。
記リバースAGC回路及び分流AGC回路に制御信号を
印加する制御信号発生回路の負荷インピーダンスR8が
第1図に示す如く、前記切換の前後で大巾に変化してし
まい前記負荷インピーダンスは、通常コンデンサととも
にローパスフィルタを構成しているから、前記負荷イン
ピーダンスの変化によりローパスフィルタの特性変化を
招き、歪率の悪化や、AGC回路の不安定を招くという
欠点を有していた。
本考案は上述の点に鑑み成されたもので、以下実施例に
基き図面を参照しながら説明する。
基き図面を参照しながら説明する。
第2図は本考案の一実施例を示すもので、1及び2はエ
ミッタが共通接続された一対のトランジスタ、3はコレ
クタが前記共通エミッタに接続され、ベースが入力端子
4に接続された第1入カトランジスタ、5は同じくコレ
クタが前記共通エミッタに、ベースが入力端子に接続さ
れ、エミッタがコンデンサ6を介してアースに接続され
た第2人カトランジスタ、7はコレクタが前記一対のト
ランジスタの一方のトランジスタ10ベースに接続され
て前記一方のトランジスタ10ベースバイアスヲ制御す
る分流AGCトランジスタ、8は一端が前記分流AGC
トランジスタ7のエミッタに接続された第1抵抗9の他
端とアースとの間に接続されたローパスフィルタを構成
するコンデンサ、10は図示しない検波回路から得られ
た信号が遅延されて印加され、出力端AJCAGC信号
を発生する制御信号発生回路を構成する制御トランジス
タ、11はベースが前記出力端Aに接続され、ダイオー
ド12.13及び14、抵抗15、トランジスタ16と
ともにリバースAGC回路を構成するリバースAGCト
ランジスタ、17及び18は前記出力端Aと電源19と
の間に直列接続され、前記制御トランジスタ10の負荷
抵抗となるとともに、前記コンデンサ8とともにローパ
スフィルタを構成する第2及び第3抵抗、20は前記第
3抵抗18の両端にエミッタ及びベースがそれぞれ接続
されたトランジスタである。
ミッタが共通接続された一対のトランジスタ、3はコレ
クタが前記共通エミッタに接続され、ベースが入力端子
4に接続された第1入カトランジスタ、5は同じくコレ
クタが前記共通エミッタに、ベースが入力端子に接続さ
れ、エミッタがコンデンサ6を介してアースに接続され
た第2人カトランジスタ、7はコレクタが前記一対のト
ランジスタの一方のトランジスタ10ベースに接続され
て前記一方のトランジスタ10ベースバイアスヲ制御す
る分流AGCトランジスタ、8は一端が前記分流AGC
トランジスタ7のエミッタに接続された第1抵抗9の他
端とアースとの間に接続されたローパスフィルタを構成
するコンデンサ、10は図示しない検波回路から得られ
た信号が遅延されて印加され、出力端AJCAGC信号
を発生する制御信号発生回路を構成する制御トランジス
タ、11はベースが前記出力端Aに接続され、ダイオー
ド12.13及び14、抵抗15、トランジスタ16と
ともにリバースAGC回路を構成するリバースAGCト
ランジスタ、17及び18は前記出力端Aと電源19と
の間に直列接続され、前記制御トランジスタ10の負荷
抵抗となるとともに、前記コンデンサ8とともにローパ
スフィルタを構成する第2及び第3抵抗、20は前記第
3抵抗18の両端にエミッタ及びベースがそれぞれ接続
されたトランジスタである。
いま、分流AGCトランジスタ70ベース電圧を5VD
、前記電源19の電圧を8VDと設定しておけば、制御
トランジスタ10のコレクタ、すなわち出力端Aの電圧
が零から4VD迄変化する間は、前記分流AGCトラン
ジスタ7が順バイアスされてオンしている。
、前記電源19の電圧を8VDと設定しておけば、制御
トランジスタ10のコレクタ、すなわち出力端Aの電圧
が零から4VD迄変化する間は、前記分流AGCトラン
ジスタ7が順バイアスされてオンしている。
しかしながら、リバースAGCトランジスタ11はその
エミッタとアース間に3個のダイオード12.13及び
14が接続されているから、前記期間中はオフ状態を保
っている。
エミッタとアース間に3個のダイオード12.13及び
14が接続されているから、前記期間中はオフ状態を保
っている。
そして、リバースAGCトランジスタ11はオン状態に
おいてもオフ状態においても、出力端Aにおける負荷イ
ンピーダンスに何ら関係しない。
おいてもオフ状態においても、出力端Aにおける負荷イ
ンピーダンスに何ら関係しない。
一方、出力端Aの負荷インピーダンスの変化を防止する
という本考案の目的を達成する為には、第1抵抗9の抵
抗値をR1、第2抵抗17の抵抗値をR2、第3抵抗1
8の抵抗値をR5とする時、R,=R2+R3・・・・
・・(1) としておく必要がある。
という本考案の目的を達成する為には、第1抵抗9の抵
抗値をR1、第2抵抗17の抵抗値をR2、第3抵抗1
8の抵抗値をR5とする時、R,=R2+R3・・・・
・・(1) としておく必要がある。
又、分流AGCトランジスタγがオンすると同時に短絡
トランジスタ20をオンせしめ、かつ前記分流AGCト
ランジスタrがオンしている期間中、前記短絡トランジ
スタ20をオンさせ続ける為に、 〔ただしVH2は電源19の電圧〕 とする必要がある。
トランジスタ20をオンせしめ、かつ前記分流AGCト
ランジスタrがオンしている期間中、前記短絡トランジ
スタ20をオンさせ続ける為に、 〔ただしVH2は電源19の電圧〕 とする必要がある。
上述の如く回路定数を設定することによって、リバース
AGC回路と分流AGC回路とが所定人力信号レベルを
境に切換えられても、負荷インピーダンスの変化を防止
することが出来る。
AGC回路と分流AGC回路とが所定人力信号レベルを
境に切換えられても、負荷インピーダンスの変化を防止
することが出来る。
すなわち、入力端子4に印加される入力信号の増大につ
れて、検波出力信号入力端子21に印加される信号が増
大するから、制御トランジスタ10の出力端Aの電圧は
徐々に減少していく。
れて、検波出力信号入力端子21に印加される信号が増
大するから、制御トランジスタ10の出力端Aの電圧は
徐々に減少していく。
前記出力端Aの電圧は、制御トランジスタ10のオフ時
に電源19により略8■Dに保たれており、入力信号の
増大に伴って制御トランジスタ10がオンするとその後
徐々に減少する。
に電源19により略8■Dに保たれており、入力信号の
増大に伴って制御トランジスタ10がオンするとその後
徐々に減少する。
前記8■D付近においては、分流AGCトランジスタ7
が逆バイアスされてオフとなり、リバースAGCトラン
ジスタ11は順バイアスされてオンとなっているから、
前記リバースAGCトランジスタ11にエミッタ電流■
2が流れ、増幅器の利得はリバースAGCによって制御
される。
が逆バイアスされてオフとなり、リバースAGCトラン
ジスタ11は順バイアスされてオンとなっているから、
前記リバースAGCトランジスタ11にエミッタ電流■
2が流れ、増幅器の利得はリバースAGCによって制御
される。
そして、その状態は人力信号が増大し、出力端Aの電圧
が4VDに低下する迄持続される。
が4VDに低下する迄持続される。
その時、出力端Aから見た出力インピーダンスR8は、
第2及び第3抵抗17及び18によって設定され、〔R
o=R2+R3=R1〕となる。
第2及び第3抵抗17及び18によって設定され、〔R
o=R2+R3=R1〕となる。
出力端Aの電圧が4VDに達すると、リバースAGCト
ランジスタ11がオフとなり分流AGCトランジスタ7
及びトランジスタ20がオンとなり、分R,A G C
)ランジスタフに11の電流が流れる。
ランジスタ11がオフとなり分流AGCトランジスタ7
及びトランジスタ20がオンとなり、分R,A G C
)ランジスタフに11の電流が流れる。
従って、リバースAGCが停止し、分流AGCが動作を
開始し、増幅器は前記分流AGCによって制御されるよ
うになる。
開始し、増幅器は前記分流AGCによって制御されるよ
うになる。
そして、その状態は入力信号が更に増大し、出力点人の
電圧が零付近に達する迄行なわれる。
電圧が零付近に達する迄行なわれる。
その時、出力端Aから見た出力インピーダンスは、第1
抵抗9によって設定され、〔Ro−R1〕となる。
抵抗9によって設定され、〔Ro−R1〕となる。
本考案に依れば、制御信号発生回路の出力端から見た負
荷インピーダンスの変動が無いので、前記制御信号発生
回路の利得が変動しないという利点を有する。
荷インピーダンスの変動が無いので、前記制御信号発生
回路の利得が変動しないという利点を有する。
又、本考案に依れば前記制御信号発生回路の出力側に接
続されたローパスフィルタの時定数が変動しないという
利点を有する。
続されたローパスフィルタの時定数が変動しないという
利点を有する。
そして、その結果として、歪率の改善が達成されるとと
もに、AGCループの安定化を計ることが出来る。
もに、AGCループの安定化を計ることが出来る。
以上述べた如く、本考案に係るAGC回路は多くの利点
を有するもので、特に集積回路に利用して適したもので
ある。
を有するもので、特に集積回路に利用して適したもので
ある。
第1図は従来のAGC回路の特性を示す特性図、第2図
は本考案に係るAGC回路の一実施例を示す回路図、及
び第3図は第2図に示す回路の特性を示す特性図である
。 7・・・・・・分流AGCトランジスタ、8・・・・・
・コンデンサ、9,11,18・・・・・・抵抗、11
・・・・・・リバースAGC)ランジスタ、20・・・
・・・短絡トランジスタ。
は本考案に係るAGC回路の一実施例を示す回路図、及
び第3図は第2図に示す回路の特性を示す特性図である
。 7・・・・・・分流AGCトランジスタ、8・・・・・
・コンデンサ、9,11,18・・・・・・抵抗、11
・・・・・・リバースAGC)ランジスタ、20・・・
・・・短絡トランジスタ。
Claims (2)
- (1)リバースAGC回路と分流AGC回路とを所定レ
ベルのAC)C電圧を境に切換えて駆動するAGC回路
において、制御信号発生回路の出力端を前記リバースA
GC回路を構成する第1トランジスタのベースに接続す
るとともに、前記分流AGC回路を構成する第2トラン
ジスタのエミッタに第1抵抗を介して接続し、更に前記
出力端と電源との間に複数個の直列抵抗を接続して成り
、前記直列抵抗の少くとも1つにエミッタ・ベース路が
並列接続された第3トランジスタのオンオフを前記第2
トランジスタと同時に行なうようにしたことを特徴とす
るAGC回路。 - (2)前記第1抵抗の抵抗値をR1、前記直列抵抗のう
ち、前記第3トランジスタのエミッタ・ベース路に並列
となる抵抗の抵抗値をR2、残りの抵抗の抵抗値をR3
とするとき、略R1=R2+R3となるようにしたこと
を特徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の
AGC回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16660678U JPS5834809Y2 (ja) | 1978-11-30 | 1978-11-30 | Agc回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16660678U JPS5834809Y2 (ja) | 1978-11-30 | 1978-11-30 | Agc回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5582820U JPS5582820U (ja) | 1980-06-07 |
JPS5834809Y2 true JPS5834809Y2 (ja) | 1983-08-05 |
Family
ID=29166061
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16660678U Expired JPS5834809Y2 (ja) | 1978-11-30 | 1978-11-30 | Agc回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5834809Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-11-30 JP JP16660678U patent/JPS5834809Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5582820U (ja) | 1980-06-07 |
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