JPWO2006080377A1 - 放射線画像検出器及び放射線画像撮影システム - Google Patents

放射線画像検出器及び放射線画像撮影システム Download PDF

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Abstract

放射線の検出が可能な撮影可能状態と、撮影可能状態よりも消費電力量の少ない撮影待機状態とを切り替え自在な放射線画像検出器である。この放射線画像検出器には、撮影可能状態及び撮影待機状態を切り替えるための指示を与える切替部と、電力供給源として充電又は交換自在な電池と、電池の残量を検出する電池残量検出部とが備えられている。また、放射線画像検出器には、切替部からの指示に基づいて、電池の消費電力量を制御し撮影可能状態及び撮影待機状態とを切り替えるとともに、電池残量検出部を制御する制御部が備えられている。制御部は、撮影待機状態を撮影可能状態に切り替える撮影指示が切替部から入力されると電池の残量が検出されるように、電池残量検出部を制御する。

Description

本発明は、放射線画像検出器及び放射線画像撮影システムに係り、特に、X線画像に代表される放射線画像を撮影するための放射線画像検出器及び放射線画像撮影システムに関する。
従来より、医療診断にあっては、被写体にX線等の放射線を照射し、当該被写体を透過した放射線の強度分布を検出して得られた放射線画像が広く利用されており、近年では、撮影に際し、放射線を検出して電気エネルギーに変換し、放射線画像情報として検出するFPD(Flat Panel Detector:放射線画像検出器)を用いた放射線画像撮影装置が提案されている。
近年、FPDの運搬性・取扱い性の向上を目的として当該FPDをカセッテに収容したカセッテ型FPDも開発されている(例えば、特許文献1参照)。特にカセッテ型FPDの搬送性を活かすために、カセッテ型FPDを制御するコンソールに無線で通信するカセッテ型FPDが開発されている。無線式のカセッテ型FPDにおいては他の機器からの給電が行われないので、電池が内蔵されている。そして、カセッテ型FPDでは電池をできるだけ持続させるために、例えば撮影時などの電力消費の大きい状態(撮影可能状態)と、待機時などの電力消費の少ない状態(撮影待機状態)とを切り替えるようになっている。撮影可能状態では、カセッテ型FPDの撮影に必要な各部に電力が供給された状態になっている。一方、撮影待機状態では少なくとも各種指示を受け付けるために必要な各部に電力が供給された状態、つまり撮影には必要であるものの各種指示の受付には不要な各部には電極が供給されていない状態となっている。
特開平6−342099号公報
ところで、無線型のカセッテ型FPDであると、他の機器からの給電が行われていないために電力残量によっては、撮影待機状態から撮影可能状態に切り替わって撮影が行われたとしても、十分に電力が供給されない場合がある。撮影を行うための必要な電力がないと、信号が読み取れなかったり、読み取ったとしても画像が不鮮明で正確な診断が行えないという不具合を生じてしまう。さらに読み取った画像データは通常メモリに保持されるが電力供給が十分でなければメモリも正常に稼動せずに画像データを消去する可能性もある。そして、コンソール等の外部機器に画像データを送信する場合においても電力供給が不十分であれば送信できなくなってしまう。いずれの場合においても患者に再撮影を強いることになってしまい、不要な被曝を生じてしまう。
本発明の課題は、電池の残量不足で撮影が行われることを防止して、再撮影の頻度を抑え、患者に対する余分な被曝を防止することである。
請求の範囲第1項に記載の発明における放射線画像検出器は、
放射線の検出が可能な撮影可能状態と、前記撮影可能状態よりも消費電力量の少ない撮影待機状態とを切り替え自在な放射線画像検出器であって、
前記撮影可能状態及び前記撮影待機状態を切り替えるための指示を与える切替部と、
複数の駆動部に電力を供給する電力供給源として充電又は交換自在な電池と、
前記電池の残量を検出する電池残量検出部と、
前記切替部からの指示に基づいて、前記複数の駆動部の稼働状態を制御することで前記撮影可能状態及び前記撮影待機状態を切り替えるとともに、前記電池残量検出部を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、
前記電池残量検出部による前記電池の残量の検出結果に基づいて、前記撮影待機状態から前記撮影可能状態に切り替わるように、前記複数の駆動部の可動状態を制御することを特徴としている。
請求の範囲第1項に記載の発明によれば、電池残量検出部による電池の残量の検出結果に基づいて撮影待機状態から撮影可能状態に切り替えられるので、電磁残量が不足の場合には撮影可能状態に切り替えられないようにすることができる。これにより、電池の残量不足で撮影が行われることを防止することができる。
請求の範囲第2項に記載の発明は、請求の範囲第1項に放射線画像検出器において、
前記制御部は、
前記撮影待機状態を前記撮影可能状態に切り替える撮影指示が前記切替部から入力された際における前記電池残量検出部による残量検出結果に基づいて、前記撮影可能状態及び前記撮影待機状態が切り替えられるように前記複数の駆動部の稼働状態を制御することを特徴としている。
請求の範囲第2項に記載の発明によれば、撮影指示が切替部から入力された際における電池残量検出部による残量検出結果に基づいて、撮影可能状態及び撮影待機状態が切り替えられるので、撮影前に電池残量に適した状態に自動で切り替えることができる。
請求の範囲第3項に記載の発明は、請求の範囲第2項に記載の放射線画像検出器において、
前記制御部は、
前記撮影指示が前記切替部から入力された際における前記電池残量検出部の残量検出結果が、撮影可能な量を満たしている場合には前記撮影可能状態にし、撮影可能な量未満である場合には前記撮影待機状態にするように、前記複数の駆動部の稼働状態を制御することを特徴としている。
請求の範囲第3項に記載の発明によれば、撮影指示が切替部から入力された際における電池残量検出部の残量検出結果が、撮影可能な量を満たしている場合には撮影可能状態にされて、撮影可能な量未満である場合には撮影待機状態にされるので、撮影可能な量未満で撮影が行われることを確実に防止することができる。
請求の範囲第4項に記載の発明は、請求の範囲第3項に記載の放射線画像検出器において、
前記制御部の制御に基づいて報知を行う報知部を備え、
前記制御部は、
前記撮影指示が前記切替部から入力された際における前記電池残量検出部の残量検出結果が、撮影可能な量未満である場合には、前記報知部を制御して、撮影が不可能である旨を報知させることを特徴としている。
請求の範囲第4項に記載の発明によれば、撮影指示が切替部から入力された際における電池残量検出部の残量検出結果が、撮影可能な量未満である場合には、撮影が不可能である旨を報知部が報知するので、放射線技師はその報知に基づいて、例えば電池の交換、充電等の対処を施すことができる。
請求の範囲第5項に記載の発明は、請求の範囲第1項〜第4項の何れか一項に記載の放射線画像検出器において、
前記撮影待機状態は、複数のモードを有し、
前記制御部は、
前記複数のモードのそれぞれ毎に消費電力が異なるように、前記複数の駆動部の稼働状態を制御することを特徴としている。
請求の範囲第5項に記載の発明によれば、撮影待機状態にそれぞれ消費電力の異なる複数のモードが設けられているので、電池の充電又は交換の完了後、放射線画像検出器をその使用状況等に応じて最も適した状態にしておくことができ、無駄な消費電力を抑えつつ効率的な撮影作業を行うことができる。
請求の範囲第6項に記載の発明は、請求の範囲第5項に記載の放射線画像検出器において、
前記制御部は、
前記撮影指示が前記切替部から入力された際における前記電池残量検出部の残量検出結果が、撮影可能な量未満である場合には前記撮影待機状態の前記複数のモードうち、最も消費電力量の少ないモードとなるように、前記複数の駆動部の稼働状態を制御することを特徴としている。
請求の範囲第6項に記載の発明によれば、撮影指示が切替部から入力された際における電池残量検出部の残量検出結果が、撮影可能な量未満である場合には撮影待機状態の複数のモードうち、最も消費電力量の少ないモードとなっているので、撮影が不可能であるときの消費電力を極力低減することができる。
請求の範囲第7項に記載の発明は、請求の範囲第5項又は第6項に記載の放射線画像検出器において、
前記制御部は、前記複数のモードのうち、消費電力の少ないモードから消費電力の多いモードに切り替える待機状態切替指示が前記切替部から入力されると前記電池の残量が検出されるように、前記電池残量検出部を制御することを特徴としている。
消費電力の異なる複数の撮影待機状態が用意されていると、待機時の条件に応じて撮影待機状態を切り替えることが可能となる。放射線画像検出器には、電力が供給されていると経時的に劣化する部分(フォトダイオードや薄膜トランジスタ等)がある。フォトダイオードや薄膜トランジスタ等は、電力供給が停止されてから再度供給されたとしても、安定するまでに時間がかかってしまう。これらのことから、複数の撮影待機状態のうち、当分の間撮影が行われない場合にはフォトダイオードや薄膜トランジスタに電力供給しない撮影待機状態が設定されて、間もなく撮影が行われる場合にはフォトダイオードや薄膜トランジスタに電力を供給する撮影待機状態が設定されることが考えられる。また、読み取りICなどは消費電力が大きく立ち上がりに時間がかからないので撮影直前まで電力を供給しない撮影待機状態が設定されることが考えられる(この応対ではフォトダイオード等には電力が供給されている)。この例からも分かるように複数の撮影待機状態のうち、消費電力の少ない撮影待機状態から多い撮影待機状態に遷移する場合にはその後に撮影が控えている可能性が高い。つまり、請求の範囲第7項に記載の発明のように、消費電力の少ない撮影待機状態から消費電力の多い撮影待機状態に切り替える待機状態切替指示が切替部から入力されると電池残量が検出されれば、撮影の前に電池残量を認識することができる。これにより、撮影前に正常な撮影が可能か否かを判定することができるために、電池の残量不足で撮影が行われることを防止することができる。
請求の範囲第8項に記載の発明は、請求の範囲第1項〜第7項の何れか一項に記載の放射線画像検出器において、
起動時に前記駆動部が正常に動作を行うことができるか否か前記駆動部の動作チェックを行うチェック手段とを備えており、
前記動作チェックの結果に基づき、前記複数の駆動部の稼働状態を制御する制御部を備えたことを特徴としている。
請求の範囲第8項に記載の発明によれば、照射された放射線を検出して画像情報を取得する放射線画像検出器であって、複数の駆動部と、起動時に前記駆動部が正常に動作を行うことができるか否か前記駆動部の動作チェックを行うチェック手段とを備えており、前記動作チェックの結果に基づき、前記複数の駆動部の稼働状態を制御する制御部を備えているので、放射線画像検出器は撮影前に駆動部の動作チェックを行うことができる。これにより、撮影前に正常に各駆動部が動作を行うことが可能か否か判定することが可能となるために、各駆動部が正常に作動されない状態で撮影が行われることを防止することができる。
請求の範囲第9項に記載の発明は、請求の範囲第8項に記載の放射線画像検出器において、
前記稼動状態は、放射線の検出が可能な撮影可能状態及び前記撮影可能状態よりも消費電力量の少ない撮影待機状態からなる主電源ONの状態と、前記駆動部に対して電力供給が完全に遮断される主電源OFFの状態とから構成されており、
前記チェック手段が、前記各駆動部において正常に動作を行うことができないことを検知した場合には、少なくとも前記撮影可能状態へ切り替えないようにすることを特徴としている。
請求の範囲第9項に記載の発明によれば、前記稼動状態は、放射線の検出が可能な撮影可能状態及び前記撮影可能状態よりも消費電力量の少ない撮影待機状態からなる主電源ONの状態と、前記駆動部に対して電力供給が完全に遮断される主電源OFFの状態とから構成されており、前記チェック手段が、前記各駆動部において正常に動作を行うことができないことを検知した場合には、少なくとも前記撮影可能状態へ切り替えないようにする。したがって、放射線画像検出器は、その稼動状態として撮影可能状態及び撮影待機状態からなる主電源ONの状態と、主電源OFFの状態との間を遷移しており、チェック手段による動作チェックの結果、各駆動部において正常に動作を行うことができないことを検知した場合には、制御部は、撮影待機状態又は主電源OFFの状態へ切り替えるように複数の駆動部の稼働状態を制御することができる。
請求の範囲第10項に記載の発明は、請求の範囲第9項に記載の放射線画像検出器において、
前記電池残量検出部が、前記電源部の電力残量が撮影可能な所定量未満であることを検知した場合には、前記制御部は、前記主電源OFFの状態とすることを特徴とすることを特徴としている。
請求の範囲第10項に記載の発明によれば、前記電池残量検出部が、前記電源部の電力残量が撮影可能な所定量未満であることを検知した場合には、前記制御部は、前記主電源OFFの状態にする。したがって、放射線画像検出器は、電池残量検出部による残量検出の結果、電源部の電力残量が所定量未満の場合には、制御部は、主電源OFF状態とするように複数の駆動部の稼働状態を制御し、放射線画像検出器を起動させないようにすることができる。
請求の範囲第11項に記載の発明は、請求の範囲第9項に記載の放射線画像検出器において、
前記撮影待機状態は、第1の撮影待機モードと、前記第1の撮影待機モードより消費電力の少ない第2の撮影待機モードとから構成されており、
前記駆動部として通信部を備えるとともに、
前記動作チェックとして前記通信部の通信チェックを行う通信チェック部を備えることを特徴としている。
請求の範囲第11項に記載の発明によれば、前記撮影待機状態は、第1の撮影待機モードと、前記第1の撮影待機モードより消費電力の少ない第2の撮影待機モードとから構成されており、前記駆動部として通信部を備えるとともに、前記動作チェックとして前記通信部の通信チェックを行う通信チェック部を備えるので、制御部は通信チェックの結果に応じて、複数の駆動部の稼働状態を制御することができる。
請求の範囲第12項に記載の発明は、請求の範囲第11項に記載の放射線画像検出器において、
前記通信チェック部が、前記通信部において正常に動作を行うことができないことを検知した場合には、前記制御部は、前記第2の撮影待機モードとすることを特徴としている。
請求の範囲第12項に記載の発明によれば、前記通信チェック部が、前記通信部において正常に動作を行うことができないことを検知した場合には、前記制御部は、前記第2の撮影待機モードとする。したがって、制御部は、通信チェック部が、通信部において正常に動作を行うことができないことを検知した場合には、第2の撮影待機モードとするように複数の駆動部の稼働状態を制御し、放射線画像検出器をより消費電力の少ない状態で稼動させることができる。
請求の範囲第13項に記載の発明は、請求の範囲第14項に記載の放射線画像検出器において、
前記制御部の制御に基づいて報知を行う報知部を備え、
前記通信チェック部が、前記通信部において正常に動作を行うことができないことを検知した場合には、前記報知部は、前記通信部が正常に動作を行うことが不可能である旨を報知することを特徴としている。
請求の範囲第13項に記載の発明によれば、前記制御部の制御に基づいて報知を行う報知部を備え、前記通信チェック部が、前記通信部において正常に動作を行うことができないことを検知した場合には、前記報知部は、前記通信部が正常に動作を行うことが不可能である旨を報知するので、制御部は通信部が正常に動作を行うことが不可能である場合に報知部を介して通信部が正常に動作を行うことが不可能である旨を知らせることができる。
請求の範囲第14項に記載の発明は、請求の範囲第9項に記載の放射線画像検出器において、
前記撮影待機状態は、第1の撮影待機モードと、前記第1の撮影待機モードより消費電力の少ない第2の撮影待機モードとから構成されており、
前記駆動部として画像記憶部を備えるとともに、
前記動作チェックとして前記画像記憶部のメモリチェックを行うメモリチェック部を備えることを特徴としている。
請求の範囲第14項に記載の発明によれば、前記撮影待機状態は、第1の撮影待機モードと、前記第1の撮影待機モードより消費電力の少ない第2の撮影待機モードとから構成されており、前記駆動部として画像記憶部を備えるとともに、前記動作チェックとして前記画像記憶部のメモリチェックを行うメモリチェック部を備えるので、制御部は画像記憶部のメモリチェックの結果に応じて、複数の駆動部の稼働状態を制御することができることができる。
請求の範囲第15項に記載の発明は、請求の範囲第14項に記載の放射線画像検出器において、
前記メモリチェック部が、画像記憶部において正常に動作を行うことができないことを検知した場合には、前記制御部は前記第2の撮影待機モードとすることを特徴としている。
請求の範囲第15項に記載の発明によれば、前記メモリチェック部が、画像記憶部において正常に動作を行うことができないことを検知した場合には、前記制御部は前記第2の撮影待機モードとする。したがって、制御部は、メモリチェック部が、画像記憶部において正常に動作を行うことができないことを検知した場合には、第2の撮影待機モードとするように複数の駆動部の稼働状態を制御し、放射線画像検出器をより消費電力の少ない状態で稼動させることができる。
請求の範囲第16項に記載の発明は、請求の範囲第1項〜第15項の何れか一項に記載の放射線画像検出器において、
照射された放射線を検出し、当該放射線を電気信号に変換して蓄積し、蓄積された電気
信号を読み出して放射線画像情報を取得するカセッテ型のフラットパネルディテクタであることを特徴としている。
請求の範囲第16項に記載の発明によれば、放射線画像検出器がカセッテ型FPDであるため、撮影場所を選ばず容易に持ち運ぶことが可能であり、撮影の自由度が向上する。また、このような放射線画像検出器を撮影に用いる場合でも、電池の充電又は交換の完了後、放射線画像検出器をその使用状況等に応じて撮影可能状態又は撮影待機状態にしておくので、無駄な消費電力を抑えつつ効率的な撮影作業を行うことができるという効果を奏する。
請求の範囲第17項に記載の発明における放射線画像撮影システムは、
請求の範囲第1項〜第16項の何れか一項の放射線画像検出器と、
前記放射線画像検出器を制御するコンソールとを備えることを特徴としている。
請求の範囲第17に記載の発明によれば、放射線画像撮影システムにおいても請求の範囲第1項〜第16項に記載の発明と同等の作用、効果を奏することができる。
請求の範囲第18項に記載の発明は、請求の範囲第17項に記載の放射線画像撮影システムにおいて、
前記コンソールは、前記制御部の制御に基づいて表示を行う表示部を備え、
前記制御部は、前記撮影指示が前記切替部から入力された際における前記電池残量検出部の残量検出結果が、撮影可能な量未満である場合には、前記表示部を制御して、撮影が不可能である旨を表示させることを特徴としている。
請求の範囲第18項に記載の発明によれば、請求の範囲第4項に記載の発明と同等の作用、効果を奏することができる。
請求の範囲第19項に記載の発明は、請求の範囲第18項に記載の放射線画像撮影システムにおいて、
前記制御部は、前記電池の残量検出部の検出結果に基づいて前記表示部を制御し、前記電池の残量を表示することを特徴としている。
請求の範囲第19項に記載の発明によれば、コンソールの表示部に電池の残量が表示されるので電池残量を視認することができる。これにより、電池の充電若しくは交換にいち早く対処することが可能となる。
請求の範囲第20項に記載の発明は、請求の範囲第18項又は第19項に記載の放射線画像撮影システムにおいて、
前記制御部は、前記表示部を制御して、前記放射線画像検出器が前記撮影可能状態であるか前記撮影待機状態であるかを表示することを特徴としている。
請求の範囲第20項に記載の発明によれば、コンソールの表示部に放射線画像検出器が撮影可能状態であるか撮影待機状態であるかが表示されるので放射線画像検出器の現状を視認することができる。
請求の範囲第21項に記載の発明における放射線画像撮影システムは、
請求の範囲第8項〜第15項の何れか一項の放射線画像検出器と、
前記放射線画像検出器を制御するコンソールとを備え、
前記コンソールは、前記放射線画像検出器の稼動状態及び前記放射線画像検出器の動作チェックの結果のうち、いずれか一方又は両方を報知する報知部を備えることを特徴としている。
請求の範囲第21項に記載の発明によれば、前記コンソールは、前記放射線画像検出器の稼動状態及び前記放射線画像検出器の動作チェックの結果のうち、いずれか一方又は両方を報知する報知部を備えるので、コンソールは報知部を介して放射線画像検出器の稼動状態や前記チェック手段によるチェック状況を知らせることができる。
本発明によれば、撮影前に正常な撮影が可能か否かを判定することが可能であるために、電池の残量不足で撮影が行われることを防止することができ、再撮影の頻度を抑え、患者に対する余分な被曝を防止することができる。
本発明に係る放射線画像撮影システムの一実施形態を例示する概略構成を示す図である。 本発明に係る放射線画像検出器の要部構成を示す斜視図である。 本発明に係る放射線画像検出器の要部構成示すブロック図である。 図2の放射線画像検出器に備わる信号検出部を構成する1画素分の光電変換部の等価回路図である。 図4の光電変換部を二次元に配列した等価回路図である。 図1の放射線画像撮影システムを構成するコンソールの要部構成示すブロック図である。 第3の実施の形態の放射線画像検出器を表す斜視図である。 第3の実施の形態の放射線画像検出器の要部構成を表すブロック図である。
[第1の実施の形態]
以下、本発明の実施の形態を、図1から図6を参照して説明する。
図1は、本発明に係る放射線画像検出器を適用した放射線画像撮影システムの一実施形態の概略構成を示す図である。
本実施形態による放射線画像撮影システム1は、例えば、病院内で行われる放射線画像撮影において適用されるシステムであり、図1に示すように、撮影や患者に関する各種の情報等を管理するサーバ2と、放射線画像撮影に関する操作を行う撮影操作装置3と、例えば無線LAN(Local Area Network)等の無線通信方式による通信を行うための基地局4と、放射線画像検出器5を制御するとともに放射線画像検出器5により検出された放射線画像の画像処理等を行うコンソール6とがネットワーク7を通じて接続されている。撮影操作装置3にはケーブル8を介して、被写体9である患者に放射線を照射して放射線画像の撮影を行う放射線画像撮影装置10が接続されている。放射線画像撮影装置10及び放射線画像検出器5は、例えば1つの撮影室11内に1つずつ設置されており、撮影操作装置3によって放射線画像撮影装置10を操作し放射線画像検出器5によって放射線画像を検出することによって放射線画像情報を得ることができるようになっている。なお、1つの撮影室11に複数の放射線画像検出器5が備えられていてもよい。
ここで、ネットワーク7は、当該システム専用の通信回線であっても良いが、システム構成の自由度が低くなってしまう等の理由のため、イーサネット(Ethernet;登録商標)等の既存の回線である方が好ましい。なお、ネットワーク7には、ここに例示したものの他、他の撮影室11の放射線画像撮影装置10を操作する撮影操作装置3や放射線画像検出器5、コンソール6が複数接続されていてもよい。
まず、撮影操作装置3は、操作パネル等から構成され放射線画像撮影装置10を操作する、例えば撮影条件などの信号を入力する入力操作部、撮影条件等の情報や各種の指示等を表示する表示部、及び放射線画像撮影装置10に対して電力を供給する電源部等(いずれも図示せず)を備えて構成されている。
放射線画像撮影装置10は、撮影室11の内部に配置され、放射線源12を有しており、この放射線源12に管電圧が印加されることによって放射線が発生するようになっている。放射線源12としては、例えば、放射線管が用いられ、放射線管は熱励起によって生ずる電子を高電圧で加速して陰極に衝突させることで、放射線を発生するようになっている。
次に、放射線画像検出器5は、放射線画像撮影装置10の放射線源12から照射されて被写体9を透過した放射線を検出して放射線画像を取得するものであり、撮影を行う際に放射線源12から照射される放射線の照射範囲に配置されるようになっている。なお、放射線画像検出器5は、例えば、図1に示すように、被写体9と被写体9を載置する寝台13との間に配置されるが、放射線画像検出器5を配置する位置はこれに限定されず、例えば、寝台の下方に放射線画像検出器5を装着する検出器装着口(図示しない)を設けて、放射線画像検出器5がこの検出器装着口に装着されるようにしてもよい。
放射線画像検出器5は、カセッテ型のフラットパネルディティクタである放射線画像検出器5である。以下、図2及び図3を用いて、放射線画像検出器5の構造について説明する。
図2に示すように、放射線画像検出器5は、内部を保護する筐体14を備えており、カセッテとして携帯可能に構成されている。
筐体14の内部には、照射された放射線を電気信号に変換する撮像パネル15が層を成して形成されている。撮像パネル15における放射線の照射面側には、入射された放射線の強度に応じて発光を行う発光層(図示せず)が設けられている。
発光層は、一般にシンチレータ層と呼ばれるものであり、例えば、蛍光体を主たる成分とし、入射した放射線に基づいて、波長が300nmから800nmの電磁波、すなわち、可視光線を中心に紫外光から赤外光にわたる電磁波(光)を出力するようになっている。
この発光層で用いられる蛍光体は、例えば、CaWO4等を母体とするものや、CsI:TlやGd2O2S:Tb、ZnS:Ag等の母体内に発光中心物質が付活されたものを用いることができる。また、希土類元素をMとしたとき、(Gd,M,Eu)2O3の一般式で示される蛍光体を用いることができる。特に、放射線吸収及び発光効率が高いことよりCsI:TlやGd2O2S:Tbが好ましく、これらを用いることで、ノイズの低い高画質の画像を得ることができる。
この発光層の放射線が照射される側の面と反対側の面には、発光層から出力された電磁波(光)を電気エネルギーに変換して蓄積し、蓄積された電気エネルギーに基づく画像信号の出力を行う信号検出部232が形成されている。
ここで、撮像パネル15の回路構成について説明する。図4は、信号検出部232を構成する1画素分の光電変換部の等価回路図である。
図4に示すように、1画素分の光電変換部の構成は、フォトダイオード233と、フォトダイオード233で蓄積された電気エネルギーをスイッチングにより電気信号として取り出す薄膜トランジスタ(以下TFT234)とから構成されている。取り出された電気信号は、増幅器238により信号読み出し回路237が検出可能なレベルにまで電気信号を増幅するようになっている。なお、増幅器238には、TFT234とコンデンサで構成された図示しないリセット回路が接続されており、TFT234にスイッチを入れることにより蓄積された電気信号をリセットするリセット動作が行われるようになっている。また、フォトダイオード233は、単に規制キャパシタンスを有した光ダイオードでもよいし、フォトダイオード233と光電変換部のダイナミックレンジを改良するように追加コンデンサを並列に含んでいるものでもよい。
図5は、このような光電変換部を二次元に配列した等価回路図であり、画素間には、走
査線Llと信号線Lrが直交するように配設されている。前述のフォトダイオード233には、TFT234が接続されており、TFT234が接続されている側のフォトダイオード233の一端は信号線Lrに接続されている。一方、フォトダイオード233の他端は、各行に配された隣接するフォトダイオード233の一端と接続されて共通のバイアス線Lbを通じてバイアス電源239に接続されている。このバイアス電源239の一端は制御部27に接続され、制御部27からの指示によりバイアス線Lbを通じてフォトダイオード233に電圧がかかるようになっている。また各行に配されたTFT234は、共通の走査線Llに接続されており、走査線Llは走査駆動回路236を介して制御部27に接続されている。同様に、各列に配されたフォトダイオード233は、共通の信号線Lrに接続されて制御部27に制御される信号読み出し回路237に接続されている。信号読み出し回路237には、撮像パネル15から近い順に、増幅器238、サンプルホールド回路240、アナログマルチプレクサ241、A/D変換機242が共通の信号線Lr上に配されている。
なお、TFT234は、液晶ディスプレイ等に使用されている無機半導体系のもの、有機半導体を用いたもののいずれであってもよい。
また、本実施形態では光電変換素子としてのフォトダイオード233を用いた場合を例示したが、光電変換素子はフォトダイオード以外の固体撮像素子を用いてもよい。
この信号検出部232の側部には、図2に示すように各光電変換素子にパルスを送って当該各光電変換素子を走査・駆動させる走査駆動回路16と、各光電変換素子に蓄積された電気エネルギーを読み出す信号読出し回路17とが配されている。
また、図2及び図3に示すように放射線画像検出器5は、揮発性メモリ(RAM)やフラッシュメモリなどの書き換え可能な読み出し専用メモリ等からなる画像記憶部18を備えており、画像記憶部18は、撮像パネル15から出力された画像信号を記憶するようになっている。画像記憶部18は内蔵型のメモリでもよいし、メモリカード等の着脱可能なメモリでもよい。
また、放射線画像検出器5には、放射線画像検出器5を構成する複数の駆動部(走査駆動回路16、信号読出し回路17、通信部24(後述)、画像記憶部18、電池残量検出部40(後述)、インジケータ25(後述)、入力操作部26(後述)、撮像パネル15など)に電力を供給する電力供給源として電源部19が設けられている。電源部19は、例えばマンガン電池、アルカリ電池、アルカリボタン電池、リチウム電池、酸化銀電池、空気亜鉛電池、ニッケル・カドミウム電池、水銀電池、鉛電池等からなる予備電池20と、例えばニカド電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池、小型シール鉛電池、鉛蓄電池、燃料電池、太陽電池等の充電自在な充電池(電池)21とで構成されている。このように、充電池21の他に予備電池20を備えることにより、充電池21の充電量が不足している場合や、充電池21を取り替えている間等も放射線画像検出器5に少なくとも最低限の電力を供給することが可能であり、画像記憶部18に記憶されている画像情報が誤って消えてしまったり、コンソール6等の外部装置からの信号を受信できない状態となることがない。
筐体14の一端には充電用の端子22が形成されており、例えば、図1に示すように、放射線画像検出器5をクレードル等の充電用装置23に装着することによって充電用装置23側の端子(図示せず)と筐体側の端子22とが接続されて前記充電池21の充電が行われるようになっている。また、充電池21は、例えば、筐体14の側部から引き出すことにより交換可能となっている。なお、電源部19を構成する予備電池20及び充電池21の形状は、図2に例示したものに限定されず、例えば、撮像パネル15と平行してプレート状の電池を設けるようにしてもよい。各電池をこのような形状とすると、筐体14に対する撮像パネル面の割合が増えることになり、有効な撮像領域を増加させることができ
る。このため、撮像領域が同じで放射線画像検出器5全体の大きさを小さくすることができ、結果的に放射線画像検出器5を薄型化することが可能となる。
また、放射線画像検出器5には、コンソール6等の外部装置との間で各種信号の送受信を行う通信部24(図3参照)が設けられている。通信部24は、例えば、撮像パネル15から出力された画像信号をコンソール6に転送したり、コンソール6等から送信される撮影指示信号、待機指示信号等を受信するようになっている。
また、筐体14の表面一端には、充電池21の充電状況や各種の操作状況等を表示して報知するインジケータ(報知部)25が設けられており、操作者が放射線画像検出器5の充電池21の充電状況等を目視にて確認することができるようになっている。
筐体14の外部には、撮影指示及び待機指示を入力するための入力操作部26が設けられている。ここで、放射線画像検出器5の動作状態としては、撮影可能状態と、撮影状態よりも消費電力の少ない撮影待機状態とがあり、入力操作部26を操作することにより切り替え設定できるようになっている。例えば入力操作部26に撮影指示が入力された場合や、通信部24にコンソール6からの撮影指示信号が入力された場合などには撮影可能状態となる。一方、入力操作部26に待機指示が入力された場合や、通信部24にコンソール6からの待機指示信号が入力された場合などには撮影待機状態となる。つまり、入力操作部26又は通信部24が、本発明に係る撮影可能状態及び撮影待機状態を切り替えるための指示を与える切替部である。
以下、撮影可能状態及び撮影待機状態について説明する。
撮影可能状態は、放射線画像検出器5を構成し、一連の撮影動作に用いる全ての部材が稼動している状態、すなわち、走査駆動回路16、信号読出し回路17、フォトダイオード233、TFT234、画像記憶部18、通信部24といった一連の撮影動作に用いる全ての部材に電力が供給されている状態であり、一連の撮影動作である画像情報の初期化、照射された放射線に応じて生成された電気エネルギーの蓄積、電気信号の読み取り、及び画像信号の転送等の各動作を行なうことが可能となっている。なお、初期化では、撮像パネル15におけるリセット動作及び空読み動作が行われるようになっている。また、一連の撮影動作とは、画像情報の初期化、照射された放射線に応じて生成された電気エネルギの蓄積、電気信号の読み取り及び画像信号の転送などの各動作のことである。
本実施形態においては、撮影待機状態として、撮影可能状態よりも消費電力が少ない第1の撮影待機モードと、第1の撮影待機モードよりも消費電力の少ない第2の撮影待機モードとがある。
第1の撮影待機モードは、撮影可能状態への迅速な立ち上げが可能な信号読出し回路17を除く一連の撮影動作に用いる全ての部材を立ち上げた状態であり、すぐに撮影を行うことが可能な状態にある撮影待機状態である。具体的には、走査駆動回路16、フォトダイオード233、TFT234、画像記憶部18、通信部24といった各部に対して電力が供給されている状態となる。第2の撮影待機モードは、画像保存に関わる部分である画像記憶部18や、外部への画像情報の転送、外部からの信号受信に関わる部分である通信部24のみを立ち上げた状態であり、すぐに撮影を行うことができないが消費電力の非常に低い状態にある撮影待機状態である。
また、図3に示すように、放射線画像検出器5は、例えば、汎用のCPU、ROM、RAM等(いずれも図示せず)から構成された制御部27を有する制御装置28を備えており、制御部27は、ROMに格納される所定のプログラムを読み出してRAMの作業領域に展開し、当該プログラムに従ってCPUが各種処理を実行するようになっている。
ROMにはプログラムの他に種々の制御データが記憶されている。この制御データには、例えば充電池21の残量が撮影可能な量を満たしているか否かを判定するための残量判定データなどがある。
また、放射線画像検出器5は、充電池21の残量を検出する電池残量検出部40を備えている。この電池残量検出部40は、制御部27の制御に基づいて充電池21の残量を検出し、得られた電池残量を制御部27に出力するようになっている。電池残量検出のタイミングは種々考えられるものの、本実施形態においては制御部27は、少なくとも撮影待機状態から撮影可能状態に切り替える指示(撮影指示)が入力操作部26若しくは通信部24から入力されると、充電池21の残量が検出されるように電池残量検出部40を制御するようになっている。
そして、制御部27は、入力操作部26若しくは通信部24から撮影指示が入力された際における残量検出結果に基づいて、撮影可能状態及び撮影待機状態を切り替えるようになっている。具体的には、制御部27は撮影指示が入力された際における残量検出結果と、ROM内の残量判定データとを比較して、残量検出結果が撮影可能な量を満たしている場合には撮影可能状態に切り替えるように、複数の駆動部のそれぞれの稼働状態を制御している。一方、撮影可能な量未満である場合には、制御部27は撮影待機状態のうち、最も消費電力の少ないモード、つまり第2の撮影待機モードとなるように、複数の駆動部のそれぞれの稼働状態を制御している。各駆動部の駆動状態が制御されることで充電池の消費電力量が制御されることになる。
また、制御部27は、電池残量検出部40から残量検出結果が入力されるとそれに基づいて、充電池21の残量をインジケータ25に表示させるようになっている。この際、残量検出結果が撮影可能な量未満である場合には、制御部27はインジケータ25を制御して、撮影が不可能である旨を表示させている。さらに、制御部27は、通信部24を介してその旨の信号をコンソール6に送信させるようになっている。
そして、制御部27には、入力操作部26から入力された情報や通信部24から受信された信号が送られるようになっており、制御部27は、送られた信号に基づいて各部の制御を行うようになっている。
また、制御部27は、走査駆動回路16を駆動させて各光電変換素子にパルスを送り当該各光電変換素子を走査・駆動させるようになっている。そして、各光電変換素子に蓄積された電気エネルギーを読み出す信号読出し回路17によって読み出され、読み出された画像信号は制御部27に送られるようになっている。制御部27は送られた画像信号を画像記憶部18に記憶させるようになっている。また、画像記憶部18に記憶された画像信号は通信部24を介して適宜コンソール6に送られるようになっている。
次に、コンソール6は、図6に示すように、例えば、汎用のCPU、ROM、RAM等(いずれも図示せず)から構成された制御部29を有する制御装置30を備えており、制御部29は、ROMに格納される所定のプログラムを読み出してRAMの作業領域に展開し、当該プログラムに従ってCPUが各種処理を実行するようになっている。
また、コンソール6は、各種の指示等を入力する入力操作部31、画像や各種のメッセージ等を表示する表示部32、放射線画像検出器5等の外部装置との間で信号の送受信を行う通信部33等を備えている。
入力操作部31は、例えば、操作パネルやキーボードやマウス等から構成されており、操作パネル又はキーボードで押下操作されたキーの押下信号やマウスによる操作信号を入
力信号として制御部29に対して出力するようになっている。
表示部32は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等を備えて構成されており、制御部29から出力される表示信号の指示に従って、各種画面を表示するようになっている。
通信部33は、無線LAN等の無線通信方式により、基地局4を介して、放射線画像検出器5との間で各種情報の通信を行うものである。
制御部29には、入力操作部31から入力された信号や通信部33を介して外部から受信した信号等が送られるようになっており、送られた信号について所定の処理を行うようになっている。例えば、制御部29には放射線画像検出器5により検出された放射線画像情報等が信号化されて送られるようになっており、制御部29は、これに基づいて所定の画像処理を行うことにより放射線画像を得るようになっている。また、制御部29は放射線画像や、サムネイル画像、入力部から入力された各種の情報、電池残量検出部40の検出結果に基づく充電池21の残量、放射線画像検出器5の状態(撮影可能状態若しくは撮影待機状態)等を前記表示部32に表示させるようになっている。
次に、本実施形態に係る放射線画像検出器5を適用した放射線画像撮影システム1の作用について説明する。
通常、放射線画像検出器5に撮影予約が入力されていない状態では、予約後すぐに撮影ができるように、放射線画像検出器5の制御部27は、第1の撮影待機モードとなるように複数の駆動部のそれぞれの稼働状態を制御している。
その後、コンソール6に撮影予約指示が入力されると、放射線技師はその撮影に使用する放射線画像検出器5をコンソール6上で選択し、その旨をコンソール6の入力操作部31に入力する。この入力内容は、選択された放射線画像検出器5の通信部24にコンソール6の通信部33を介して通信され、制御部27に例えば撮影指示情報として入力される。制御部27は、この撮影指示情報に基づいて、充電池21の消費電力量を制御して、第1の撮影待機状態から撮影可能状態に切り替えるが、その切替前に、充電池21の残量が検出されるように電池残量検出部40を制御する。なお、放射線技師が放射線画像検出器5の入力操作部26を直接操作して撮影指示を入力した場合においても、制御部27は、その撮影指示に基づいて、複数の駆動部のそれぞれの稼働状態を制御することで充電池21の消費電力量を制御して、第1の撮影待機状態から撮影可能状態に切り替えるが、その切替前に、充電池21の残量が検出されるように電池残量検出部40を制御する。
電池残量検出部40によって得られた残量検出結果が、撮影可能な量を満たしている場合には、制御部27は撮影可能状態に切り替えるように、複数の駆動部のそれぞれの稼働状態を制御することで充電池21の消費電力量を制御する。この際、制御部27は、撮影が可能である旨を通信部24を介して、コンソール6に出力する。コンソール6は通信部33に入力された信号を基にし、表示部32を制御して撮影が可能である旨を表示する。
一方、電池残量検出部40によって得られた残量検出結果が、撮影可能な量未満である場合には、制御部27は撮影待機状態における第2の撮影待機モードとなるように、複数の駆動部のそれぞれの稼働状態を制御することで、充電池21の消費電力量を制御する。この際、制御部27は、インジケータ25を制御して撮影が不可能である旨を表示させるとともに、撮影が不可能である旨を通信部24を介して、コンソール6に出力する。コンソール6は通信部33に入力された信号を基にし、表示部32を制御して撮影が不可能である旨を表示する。
ここで、制御部27は、電池残量検出部40の検出結果及び放射線画像検出器5の状態(撮影可能状態若しくは撮影待機状態)を通信部24を介してコンソール6に出力していて、コンソール6は通信部33に入力された信号を基にし、表示部32を制御して充電池21の残量及び放射線画像検出器5の状態を表示している。
以上のように本実施形態によれば、撮影指示が入力操作部26又は通信部24を介して放射線画像検出器5の制御部27に入力されると、電池残量検出部40によって電池残量が検出されるので、撮影の前に電池残量を認識することができる。これにより、撮影前に正常な撮影が可能か否かを判定することが可能となるために、電池の残量不足で撮影が行われることを防止することができる。このように、電池の残量不足で撮影が行われることを防止できれば再撮影の頻度を抑え、患者に対する余分な被曝を防止することができる。
そして、撮影指示が制御部27に入力された際における電池残量検出部40の残量検出結果が、撮影可能な量を満たしている場合には撮影可能状態にされて、撮影可能な量未満である場合には撮影待機状態にされるので、撮影可能な量未満で撮影が行われることを確実に防止することができる。また、撮影可能な量未満である場合には、撮影が不可能である旨をインジケータ25及びコンソール6が報知するので、放射線技師はその報知に基づいて、例えば電池の交換、充電等の対処を施すことができる。
そして撮影待機状態にそれぞれ消費電力の異なる複数のモード(第1及び第2の撮影待機モード)が設けられているので、放射線画像検出器をその使用状況等に応じて最も適した状態にしておくことができ、無駄な消費電力を抑えつつ効率的な撮影作業を行うことができる。
また、撮影指示が制御部27に入力された際における電池残量検出部40の残量検出結果が、撮影可能な量未満である場合には撮影待機状態の複数のモードうち、最も消費電力量の少ないモード(第2の撮影待機モード)となっているので、撮影が不可能であるときの消費電力を極力低減することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限らず適宜変更可能であるのは勿論である。
例えば、本実施形態では、撮影待機状態として2種類のモードを選択できるようにしたが、撮影待機モードはここに例示した2種類に限定されず、例えば、電力供給状態では経時的に劣化する性質をもつフォトダイオード233及びTFT234についてのみ電力供給を停止させる撮影待機モード、画像記憶部18及び通信部24以外に対しては全て電力供給を停止するが一旦電力供給を停止した後再度立ち上げるまでに時間のかかるフォトダイオード233及びTFT234についてのみ他の部材よりも早く電力の供給を開始させる撮影待機モード等、さらに複数の種類のモードを選択できるようにしてもよい。また、本実施形態に例示した2つの撮影待機モードのうちいずれか1つのみを有するようにしてもよい。
なお、本実施形態では、第1の撮影待機状態から撮影可能状態に切り替える前に、電池残量検出部40による充電池21の残量検出を行う場合を例示して説明したが、切替直後に残量検出を行ってもよい。ここで言う切替直後とは撮影が撮影可能状態に切り替えられたものの撮影が行われていない状態である。
また、本実施形態においては、電源部19を構成する電池として、予備電池20の他に充電可能な充電池21を備えるものとしたが、電源部19の構成はこれに限定されず、予備電池の他に交換自在な使い捨ての電池を用いるものとしてもよい。
また、本実施形態では、充電池21の充電を行うためにクレードル等の充電用装置を用いるものとしたが、放射線画像検出器の端子に電力供給用のコードを接続することにより
外部電源から電力の供給を受けて充電されるようにしてもよい。また、充電池を放射線画像検出器から取り出した状態で充電を行う構成としてもよい。
そして、本実施形態では、撮影可能状態及び撮影待機状態を切り替えるための指示(切替指示)を与える切替部として、放射線画像検出器5の通信部24及び入力操作部26を例示して説明したが、コンソール6や、これら以外の機械的なスイッチや、電気信号、センサなどを切替部とすることも可能である。
コンソール6を切替部とした場合、切替指示は、例えば、撮影に使用する放射線画像情報検出器5が選択された後に入力される患者の選択情報や、電源のON信号、その他のスイッチのON/OFF信号等が挙げられる。
放射線画像検出器5からの信号を切替指示として扱う場合には、例えば、放射線画像検出器5に備わるスイッチやセンサ(加速度センサ、接触センサ等)からの信号や、グレードル等の外部機器に接触した際の信号などを用いることが挙げられる。
また、サーバ2、放射線源12を切替部として、これらからの信号を切替指示としてもよい。
さらに、本実施形態では、撮影指示が制御部27に入力されたときにのみ電池残量検出部40による残量検出が行われる場合を例示したが、入力操作部26やコンソール6からの残量検出指示があった場合においても電池残量検出部40による残量検出を行うことも可能である。さらには、一定期間電池残量検出部40による残量検出が行われていない場合は所定の期間毎に自動で残量検出を行わせてもよい。そして、連続で撮影が行われる場合には、常に撮影状態になっているので撮影毎に電池残量検出部40による残量検出を行うことが好ましい。この場合の残量検出タイミングは撮影の前であっても後であっても構わない。
また、電池残量検出部40による充電池21の残量検出以外にも、種々の動作チェックを行うことも可能である。例えば、正常に画像を読み取れるか否かをチェックする読取動作チェックや、正常に画像を転送できるか否かをチェックする転送動作チェック、正常にコンソール6又はサーバ2と信号のやり取りができるか否かをチェックする無線動作チェック、内部メモリが正常か否かをチェックするメモリチェックなどが挙げられる。これら各判定毎に必要な判定データは、放射線画像検出器5における制御装置28のROMに記憶されることになる。
[第2の実施の形態]
第1の実施の形態では、入力操作部26や通信部24から撮影指示が入力されると、充電池21の残量が検出されるように、制御部27が電池残量検出部40を制御する場合を例示して説明したが、この第2の実施の形態では、第2の撮影待機モードから第1の撮影待機モードに切り替える指示、つまり複数の撮影待機状態のうち、消費電力の少ない撮影待機状態から、消費電力の多い撮影待機状態に切り替える指示(待機状態切替指示)が入力操作部26や通信部24から入力された場合においても、充電池21の残量が検出されるように、制御部27が電池残量検出部40を制御する場合について説明する。なお、第2の実施の形態では、第1の実施の形態と同一部分においては同一符号を付してその説明を省略する。
ここで、フォトダイオード233やTFT234等は、電力供給が停止されてから再度供給されたとしても、安定するまでに時間がかかってしまうために、当分の間撮影が行われない場合にはフォトダイオード233やTFT234に電力供給しない第2の撮影待機モードが設定されて、間もなく撮影が行われる場合にはフォトダイオード233やTFT234に電力を供給する第1の撮影待機モードが設定されることになる。このように第2の撮影待機モードから第1の撮影待機モードに遷移する場合にはその後に撮影が控えている可能性が高いために、待機状態切替指示が入力されたときに充電池21の残量を検出するようになっている。
なお、これらの複数の撮影待機状態においても、入力操作部26を操作することにより切り替え設定できるようになっている。例えば入力操作部26に第1の撮影待機モードへの切替指示が入力された場合や、通信部24にコンソール6からの第1の撮影待機モードへの切替指示信号が入力された場合などには第1の撮影待機モードとなる。一方、入力操作部26に第2の撮影待機モードへの切替指示が入力された場合や、通信部24にコンソール6からの第2の撮影待機モードへの切替指示信号が入力された場合などには第2の撮影待機モードとなる。つまり、入力操作部26又は通信部24が、本発明に係る複数の撮影待機状態を切り替えるための指示を与える切替部である。
次に、本実施形態に係る放射線画像検出器5を適用した放射線画像撮影システム1の作用について説明する。
通常、放射線画像検出器5に撮影予約が入力されていない状態では、待機時における消費電力を少なくするために放射線画像検出器5の制御部27は、第2の撮影待機モードとなるように複数の駆動部のそれぞれの稼働状態を制御している。
その後、コンソール6に撮影予約指示が入力されると、放射線技師はその撮影に使用する放射線画像検出器5をコンソール6上で選択し、その旨をコンソール6の入力操作部31に入力する。この入力内容は、選択された放射線画像検出器5の通信部24にコンソール6の通信部33を介して通信され、制御部27に待機状態切替指示情報として入力され
る。制御部27は、この待機情報切替指示情報に基づいて、充電池21の消費電力を制御して、第2の撮影待機モードから第1の撮影待機モードに切り替えるが、その切替前に、充電池21の残量が検出されるように電池残量検出部40を制御する。なお、放射線技師が放射線画像検出器5の入力操作部26を直接操作して待機状態切替指示を入力した場合においても、制御部27は、その待機状態切替指示に基づいて、複数の駆動部のそれぞれの稼働状態を制御することで充電池21の消費電力を制御して、第2の撮影待機モードから第1の撮影待機モードに切り替えるが、その切替前に、充電池21の残量が検出されるように電池残量検出部40を制御する。
電池残量検出部40によって得られた残量検出結果が、撮影可能な量を満たしている場合には、制御部27は第1の撮影待機モードに切り替えられるように、複数の駆動部のそれぞれの稼働状態を制御することで充電池21の消費電力を制御する。この際、制御部27は、撮影が可能である旨を通信部24を介して、コンソール6に出力する。コンソール6は通信部33に入力された信号を基にし、表示部32を制御して撮影が可能である旨を表示する。
一方、電池残量検出部40によって得られた残量検出結果が、撮影可能な量未満である場合には、制御部27は第2の撮影待機モードとなるように、複数の駆動部のそれぞれの稼働状態を制御することで、充電池21の消費電力を制御する。この際、制御部27は、インジケータ25を制御して撮影が不可能である旨を表示させるとともに、撮影が不可能である旨を通信部24を介して、コンソール6に出力する。コンソール6は通信部33に入力された信号を基にし、表示部32を制御して撮影が不可能である旨を表示する。
以上のように本実施形態によれば、待機状態切替指示が入力操作部26又は通信部24を介して放射線画像検出器5の制御部27に入力されると、電池残量検出部40によって電池残量が検出されるので、撮影の前に電池残量を認識することができる。これにより、撮影前に正常な撮影が可能か否かを判定することが可能となるために、電池の残量不足で撮影が行われることを防止することができる。このように、電池の残量不足で撮影が行われることを防止できれば再撮影の頻度を抑え、患者に対する余分な被曝を防止することができる。
そして、待機状態切替指示が制御部27に入力された際における電池残量検出部40の残量検出結果が、撮影可能な量を満たしている場合には第1の撮影待機モードにされて、撮影可能な量を満たしていない場合には第2の撮影待機モードにされるので、撮影可能な量未満で撮影が行われることを確実に防止することができる。また、撮影可能な量未満である場合には、撮影が不可能である旨をインジケータ25及びコンソール6が報知するので、放射線技師はその報知に基づいて、例えば電池の交換、充電等の対処を施すことができる。
また、待機状態切替指示が制御部27に入力された際における電池残量検出部40の残量検出結果が、撮影可能な量未満である場合には複数の撮影待機状態のうち、最も消費電力の少ない撮影待機状態(第2の撮影待機モード)となっているので、撮影が不可能であるときの消費電力を極力低減することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限らず適宜変更可能であるのは勿論である。
そして、本実施形態では、待機状態切替指示を与える切替部として、放射線画像検出器5の通信部24及び入力操作部26を例示して説明したが、これら以外の機械的なスイッチや、電気信号、センサなどを切替部とすることも可能である。
また、本実施形態では、撮影に使用する放射線画像検出器5がコンソール6の入力操作部31に入力されると、その入力内容が待機状態切替指示情報として扱われる場合を例示しているが、待機状態切替指示情報はこれに限定されるものではなく、コンソール6に入力される他の信号を待機状態切替指示情報として扱ってもよい。例えば、撮影に使用する放射線画像情報検出器5が選択された後に入力される患者の選択情報や、電源のON信号、その他のスイッチのON/OFF信号等が挙げられる。また、これら以外にも放射線画像検出器5やサーバ2、放射線源12からの信号を待機状態切替指示情報としてもよい。
放射線画像検出器5からの信号を待機状態切替指示情報として扱う場合には、例えば、放射線画像検出器5に備わるスイッチやセンサ(加速度センサ、接触センサ等)からの信号や、グレードル等の外部機器に接触した際の信号などを用いることが挙げられる。
[第3の実施の形態]
第1の実施の形態では、電池残量検出部40によって電池残量が検出される場合について説明したが、この第3の実施の形態では、それに合わせて、チェック手段によって起動時に駆動部が正常に動作を行うことができるか否か前記駆動部の動作チェックを行う場合について説明する。なお、第3の実施の形態では、第1の実施の形態と同一部分においては同一符号を付してその説明を省略する。
第3の実施の形態の放射線画像検出器5Aにおける筐体14には、図7に示すように放射線画像検出器5の主電源のON/OFFを行い、放射線画像検出器5の起動指示及び起動中止指示を入力するための起動スイッチ41が設けられており、起動スイッチ41及び入力操作部26を操作することにより放射線画像検出器5の動作状態を切り替え設定できるようになっている。なお、起動スイッチ41は、放射線画像検出器5の充電池の交換を行う際などに使用し、使用頻度が極度に少ないため、筐体14の内部の容易に触れることができない位置、例えば、筐体14の一部に開閉可能な扉を設け、扉を開けた状態とすることで操作可能となるように扉の内側に設けることが好ましい。起動スイッチ41をこのような配置とすることで、操作者が誤って触れて放射線画像検出器5に誤動作が生じることを防ぐことができるようになっている。
なお、この第3の実施の形態では放射線画像検出器5Aの電源部19が充電池のみで構成されている場合を例示している。
ここで、放射線画像検出器5の動作状態について説明する。
放射線画像検出器5の動作状態としては、主電源OFFの状態と主電源ONの状態とから構成されており、主電源OFFの状態は、放射線画像検出器5の全ての駆動部において電源が完全に切れている状態であり、充電池から各駆動部に対して行われる電力供給が完全に遮断されるようになっている。一方、主電源ONの状態は、放射線画像検出器5の各駆動部に対し、充電池から電力が供給されており、撮影動作を行うことができる撮影可能状態と、撮影可能状態よりも消費電力が少ない撮影待機状態とから構成されるようになっている。
前述した放射線画像検出器5の動作状態の切り替えは、起動スイッチ41の操作により起動指示が入力された場合に主電源ONの状態に切り替え、起動中止指示が入力された場合に主電源OFFの状態に切り替えるように構成されており、主電源ONの状態を構成する各動作状態間の切り替えは、入力操作部26の操作により撮影指示及び待機指示が入力された場合、又は、撮影指示信号及び待機指示信号が通信部24に入力された場合など入力操作部26又は通信部24に入力された指示に基づいて行われるようになっている。
具体的には、主電源OFFの状態において、起動スイッチ41の操作により起動指示が入力された場合に主電源OFFの状態から所定の撮影待機状態に切り替えるように構成されている。撮影待機状態のうち、第1の撮影待機モードにおいて、入力操作部26に撮影指示が入力された場合や通信部24にコンソール6からの撮影指示信号が入力された場合に第1の撮影待機モードから撮影可能状態に切り替えるように構成されている。また、第1の撮影待機モードにおいて、入力操作部26に待機指示が入力された場合や通信部24にコンソール6からの待機指示信号が入力された場合に第1の撮影待機モードから第2の撮影待機モードに切り替える構成としてもよい。
このように、放射線画像検出器5の動作状態の切り替えは、起動スイッチ41、入力操作部26、通信部24からの指示に基づいて行われるようになっており、本発明に係る動作状態のうち、起動スイッチ41が、主電源ONの状態及び主電源OFFの状態を切り替えるための指示を与える切替部であり、入力操作部26又は通信部24が、撮影可能状態及び撮影待機状態を切り替えるための指示を与える切替部である。なお、主電源ONの状態から主電源OFFの状態への切り替えは、通信部24からの指示に基づいて行うことも可能である。
また、放射線画像検出器5は、各駆動部の動作を正常に行うことが可能かどうか動作チェックを行うチェック手段を備えている。本実施形態では、動作チェックとして、電源部19の電源チェックと、通信部24の通信チェック、画像記憶部18のメモリチェックが行われるようになっており、チェック手段は動作チェック毎に備えられている。ここで、各チェック手段について説明する。
電源チェックのチェック手段としては、図8に示す電池残量検出部40が挙げられ、この電池残量検出部40によって、制御部27の制御に基づいて電源部19の電力残量として充電池の残量を検出する残量検知が行われて、得られた充電池の残量が撮影可能な所定量以上か否かをチェックし、得られた結果を制御部27に出力するようになっている。
通信チェックのチェック手段としては、通信チェック部20を備えており、通信チェック部20は、制御部27の制御に基づいて正常にコンソール6又はサーバ2と信号のやり取りができるか否か、あるいは、正常に画像を転送できるか否かをチェックし、得られた結果を制御部27に出力するようになっている。
メモリチェックのチェック手段としては、メモリチェック部21を備えており、メモリチェック部21は、制御部27の制御に基づいて内部メモリが正常か否かをチェックし、得られた結果を制御部27に出力するようになっている。
なお、これら各チェック手段による動作チェックのタイミングは種々考えられるものの、本実施形態においては起動時であり、制御部27に起動スイッチ41により主電源OFFの状態から主電源ONの状態に切り替える指示(起動指示)が入力されると、制御部27は動作チェックをそれぞれ行うように動作チェック手段を制御するようになっている。
制御部27では、起動スイッチ41により起動指示が入力された際に各チェック手段を検知するようになっており、各チェック手段による動作チェックの結果に基づいて主電源OFFの状態と主電源ONの状態とを切り替えるようになっている。その際、動作チェックが行われる各駆動部は、一旦稼動し、その状態でチェック手段により動作チェックが行われ、動作チェック後に所定の動作状態に切り替えられるようになっており、チェック手段が当該チェック手段により動作チェックが行われる駆動部が正常に動作を行うことができないことを検知した場合には、制御部27は、少なくとも撮影可能状態には切り替えないようになっている。特に電源部19において正常に動作を行うことができないことを検知した場合には、主電源OFFの状態とし、通信部24及び画像記憶部18において正常に動作を行うことができないことを検知した場合には、第2の撮影待機モードとなるように構成させるのが好ましい。なお、電源部19において正常に動作を行うことができないことを検知した場合とは、電池残量検出部40が充電池の残量が撮影可能な所定量未満であることを検知した場合を指している。
具体的には、制御部27は起動指示が入力された際における電源チェックの結果及び通信チェックの結果、メモリチェックの結果と、ROM内の判定データとを比較して、充電池の残量が撮影可能な所定量以上であって、通信部24及び画像記憶部18において正常に動作を行うことができることを検知した場合には撮影待機状態のうち、すぐに撮影を行うことが可能な第1の撮影待機モードとなるように、充電池からの電力供給を開始し、各駆動部に供給される電力量を制御することで複数の駆動部の稼働状態を制御している。また、制御部27が充電池の残量が所定量以上であって、かつ、通信部24又は画像記憶部18において正常に動作を行うことができないことを検知した場合には、制御部27は撮影待機状態のうち、最も消費電力の少ない撮影待機状態、つまり第2の撮影待機モードとなるように、充電池からの電力供給を開始し、各駆動部に供給される電力量を制御することで複数の駆動部の稼働状態を制御している。また、制御部27が充電池の残量が撮影可能な所定量未満であることを検知した場合には、主電源OFFの状態となるように、動作チェックを行う際に充電池から供給された各駆動部への電力供給を遮断することで複数の駆動部の稼働状態を制御している。したがって、各駆動部の稼働状態が制御されることで放射線画像検出器5全体での消費電力量が制御されるようになっている。
また、制御部27は、各チェック手段による動作チェックの結果をインジケータ25に表示させるようになっている。具体的には、充電池の残量が撮影可能な所定量以上であっ
て、通信チェック及びメモリチェックの結果がいずれも正常である場合には、制御部27はインジケータ25を制御して、撮影が可能である旨を表示させている。また、充電池の残量が所定量以上であって、かつ、通信チェック及びメモリチェックの結果のうち、いずれかが正常でない場合には、制御部27はインジケータ25を制御して、正常に動作を行うことができない旨表示させている。さらに、制御部27は、通信チェックの結果が正常である場合には、通信部24を介してこれらの表示信号を各駆動部の動作状態情報としてコンソール6に送信させるようになっている。
次に、本実施形態に係る放射線画像検出器5Aを適用した放射線画像撮影システムの作用について説明する。
通常、放射線画像検出器5Aが主電源OFFの状態では、放射線画像検出器5Aの全ての駆動部において電源が完全に切れている状態である。
その後、放射線技師による起動スイッチの操作により放射線画像検出器5Aが主電源ONの状態に切り替えられると、制御部27は、各駆動部の稼働状態を制御して、主電源OFF状態から所定の撮影待機状態に切り替えるが、その切り替え前に、充電池の残量の検出及び通信部24の通信チェック、画像記憶部18のメモリチェックが行われるように電池残量検出部40及び通信チェック部20、メモリチェック部21を制御する。
そして、制御部27が充電池の残量が撮影可能な所定量以上であって、通信部24及び画像記憶部18において正常に動作を行うことができることを検知した場合には、制御部27は第1の撮影待機モードに切り替えるように、充電池から各駆動部に供給される電力量を制御することで各駆動部の稼働状態を制御する。この際、制御部27は、インジケータ25を制御して撮影が可能である旨を表示させるとともに、撮影が可能である旨を通信部24を介して、コンソール6に出力する。コンソール6は通信部33に入力された信号を基にし、表示部32を制御して撮影が可能である旨を表示する。
一方、制御部27が充電池の残量が撮影可能な所定量以上であって、かつ、通信部24又は画像記憶部18において正常に動作を行うことができないことを検知した場合には、制御部27は第2の撮影待機モードに切り替えるように、充電池から各駆動部に供給される電力量を制御することで各駆動部の稼働状態を制御する。この際、制御部27は、インジケータ25を制御して、通信部24又は画像記憶部18のうち、正常に動作を行うことができないと検知された方の駆動部が正常に動作を行うことができない旨を表示させる。また、制御部27は、充電池の残量が撮影可能な所定量以上であって、かつ、画像記憶部18において正常に動作を行うことができないことを検知した場合には、画像記憶部18が正常に動作を行うことができない旨を通信部24を介して、コンソール6に出力する。コンソール6は通信部33に入力された信号を基に、表示部32を制御して画像記憶部18が正常に動作を行うことができない旨を表示する。そして、放射線技師はインジケータ25又は表示部32をみて、正常に動作を行うことができないと表示された駆動部の修理を行う等して不具合を解消してから再び撮影動作に使用する。
また、制御部27が、充電池の残量が撮影可能な所定量未満であることを検知した場合には、主電源OFF状態となるように、充電池から各駆動部に供給される電力を遮断することで各駆動部の稼働状態を制御する。そして、放射線技師は放射線画像検出器5Aが起動しない様子をみて、放射線画像検出器5を充電用装置23に装着して充電池への充電を行ったり、充電池の交換を行う等して、電源部19の不具合を解消してから再び撮影動作に使用する。
その後、第1の撮影待機モードに切り替わった放射線画像検出器5Aの制御部27は、入力操作部26又は通信部24を介して撮影指示情報、待機指示情報のいずれかが入力されているかどうかを検知する。
このとき、コンソール6に撮影予約指示情報が入力され、放射線技師がこれから撮影に使用する放射線画像検出器5Aをコンソール6上で選択し、その旨をコンソール6の入力操作部31に入力すると、この入力内容は、選択された放射線画像検出器5Aの通信部24にコンソール6の通信部33を介すことにより通信され、制御部27に撮影指示情報として入力される。あるいは、撮影予約指示が入力された後、放射線技師が撮影に使用する放射線画像検出器5Aの入力操作部26を直接操作することにより、撮影指示が撮影指示情報として入力される。制御部27は、撮影指示情報に基づいて、複数の駆動部の稼動状態を制御して、第1の撮影待機モードから撮影可能状態に切り替え、撮影動作が行われる。
一方、コンソール6に撮影予約指示が入力される前に、放射線技師が動作状態を第2の待機モードに切り替える放射線画像検出器5Aをコンソール6上で選択し、その旨をコンソール6の入力操作部31に入力する。すると、この入力内容は、選択された放射線画像検出器5Aの通信部24にコンソール6の通信部33を介すことにより通信され、制御部27に撮影待機指示情報として入力される。あるいは、コンソール6に撮影予約指示が入力される前に放射線技師が動作状態を第2の待機モードに切り替える放射線画像検出器5Aの入力操作部26を直接操作することにより、待機指示が待機指示情報として入力される。制御部27は、待機指示情報に基づいて、複数の駆動部の稼動状態を制御して、第1の撮影待機モードから第2の撮影待機モードに切り替わる。
以上のように本実施形態によれば、起動スイッチ41を介して放射線画像検出器5Aの制御部27に起動指示が入力されると、充電池、通信部24、画像記憶部18のチェック手段によって起動時に正常に動作を行うことが可能か否かチェックされるので、撮影前に正常に撮影を行うことが可能か否か判定することができ、各駆動部が動作不良の状態で撮影が行われることを未然に防ぐことができる。したがって、各駆動部の動作不良による再撮影の頻度を抑え、患者に対する余分な被曝を防止することができる。
そして、制御部27は、動作チェックの結果に応じて各駆動部の動作状態を制御し、動作チェックの結果により各駆動部において正常に動作を行うことが不可能であると判断した場合には、放射線画像検出器5Aを少なくとも撮影可能状態に切り替えないようにし、特に充電池の残量が撮影可能な所定量未満である場合には、放射線画像検出器5Aを主電源OFFの状態にするので、充電池が動作不良の状態で撮影が行われることを確実に防止することができる。
また、起動指示が制御部27に入力された際における充電池の残量が撮影可能な所定量以上であって、通信チェック部20及びメモリチェック部21の動作チェックの結果が正常である場合には、撮影可能である旨を、充電池の残量が所定量以上であって、通信チェック部20及びメモリチェック部21の動作チェックの結果が正常でない場合には、正常に動作を行うことができない旨をそれぞれインジケータ25及びコンソール6が報知するので、放射線技師はその報知に基づいて、各駆動部の不具合の対処を施すことができる。
そして、撮影待機状態としてそれぞれ消費電力の異なる複数のモード(第1及び第2の撮影待機モード)が設けられているので、放射線画像検出器をその使用状況等に応じて最も適した状態にしておくことができ、無駄な消費電力を抑えつつ効率的な撮影作業を行うことができる。
特に、起動指示が制御部27に入力された際における充電池の残量が所定量以上であって、その他の駆動部の動作チェックの結果が正常でない場合には撮影待機状態の複数のモードうち、最も消費電力量の少ないモード(第2の撮影待機モード)となっているので、バッテリが残り僅かであるときの消費電力を極力低減することができる。
また、放射線画像検出器5Aは、コード等を接続した有線で使用する場合と比較し、撮影操作の自由度を向上させ、全体的な操作性を向上させることができるので、コードレスで使用することが好ましい。特に、通信する際に、無線通信方式では、迅速に画像などの情報をやり取りすることが可能となる。その際、コードレスの放射線画像検出器では、有線を用いた場合と異なり、常にコンソールと通信を行っているとは限らないために通信チェックや充電チェックを絶えず行うことができないことから、本発明の適用は一層効果を発揮することができる。
なお、本発明は上記第3の実施の形態に限らず適宜変更可能であるのは勿論である。
例えば、本実施形態では、チェック手段として、電池残量検出部40、通信チェック部20、メモリチェック部21を設けて各駆動部の動作チェックを行わせたが、それ以外の駆動部においてにも種々の動作チェックを行うことが可能である。その際、1つチェック手段に、複数の動作チェックを行わせる構成としてもよい。
具体的な動作チェックとしては、正常に画像を読み取れるか否かをチェックする信号読出し回路17の読取動作チェックなどが挙げられる。また、フォトダイオード233やTFT234が正常に機能するか否かをチェックする動作チェックであってもよい。
この場合において、制御部27が、これら駆動部が正常に動作を行うことが不可能であると判断した場合には、放射線画像検出器5Aを少なくとも撮影可能状態に切り替えないようにすればよい。また、放射線画像検出器5Aに何らかの異常が見つかった場合には、再起動を行わせる構成としてもよい。なお、これらの動作チェックの各判定毎に必要な判定データは、放射線画像検出器5Aにおける制御装置28のROMに記憶させればよい。
また、本実施形態では、放射線画像検出器5Aの主電源ONの状態間における動作状態を切り替えるための指示を与える切替部として、放射線画像検出器5Aの通信部24及び入力操作部26を例示して説明したが、放射線画像検出器5Aにセンサを配設し、このセンサを切替部とすることも可能である。センサとしては、例えば、加速度センサや接触センサなどが挙げられ、クレードル等の外部機器を設けて、放射線画像検出器5の外部機器への接触時及び非接触時における放射線画像検出器5Aの加速度及び加圧力の変化を検知することにより放射線画像検出器5の主電源ONの状態間における動作状態を切り替える構成としてもよい。
また、コンソール6の入力操作部31に撮影に使用する放射線画像検出器5Aを選択して入力することにより、放射線画像検出器5Aの主電源ONの状態間における動作状態を切り替えたが、その際、撮影を行う患者の選択を同時に行う構成としてもよい。また、コンソール6への電源投入により予めコンソール6に登録された放射線画像検出器5Aに対して主電源ONの状態間における動作状態を切り替える構成としてもよい。
また、放射線画像検出器5Aやコンソール6からの入力に限らず、コンソール6を制御するホストコンピュータや放射線源12等ネットワーク7上の他の外部機器から制御部27に入力される構成としてもよい。
また、本実施形態では、起動指示が制御部27に入力されたとき、すなわち、起動後、動作チェックが行われて所定の動作状態への切り替えが完了する前に電池残量検出部40や通信チェック部20、メモリチェック部21による動作チェックを行う場合を例示して説明したが、一旦、所定の動作状態への切り替えが行われてから、起動中に適宜これらのチェック手段による動作チェックを行わせてもよい。この場合、動作チェックを行うタイミングとしては、例えば、入力操作部26やコンソール6から動作チェック指示があった場合にチェック手段による動作チェックを行うことが可能である。さらには、所定の動作状態への切り替えが行われた後の起動中に一定期間チェック手段による動作チェックが行われていない場合は、所定の期間毎に自動で動作チェックを行わせてもよい。そして、連続で撮影が行われる場合には、常に撮影状態になっているので撮影毎にチェック手段によ
る動作チェックを行うことが好ましい。この場合の動作チェックは撮影の前であっても後であっても構わない。
また、本実施形態では、コンソール6に放射線画像検出器5Aで検出された放射線画像を送信し、画像処理を行わせたが、放射線画像の送信先や画像処理が行われる箇所をホストコンピュータやサーバ2等の他の外部機器で行う構成としてもよい。
また、本実施形態では、コンソール6の表示部32に放射線画像検出器5の動作チェックの結果を表示させ、表示部32に報知部の機能を兼用させたが、表示部32に放射線画像検出器5の稼動状態を表示させてもよい。
符号の説明
1 放射線画像撮影システム
2 サーバ
3 撮影操作装置
4 基地局
5 放射線画像検出器
6 コンソール
7 ネットワーク
10 放射線画像撮影装置
16 走査駆動回路
17 信号読出し回路
18 画像記憶部
19 電源部
20 予備電池
21 充電池(電池)
23 充電用装置
24 通信部(切替部)
26 入力操作部(切替部)
27 制御部
40 電池残量検出部

Claims (21)

  1. 放射線の検出が可能な撮影可能状態と、前記撮影可能状態よりも消費電力量の少ない撮影待機状態とを切り替え自在な放射線画像検出器であって、
    前記撮影可能状態及び前記撮影待機状態を切り替えるための指示を与える切替部と、
    複数の駆動部に電力を供給する電力供給源として充電又は交換自在な電池と、
    前記電池の残量を検出する電池残量検出部と、
    前記切替部からの指示に基づいて、前記複数の駆動部の稼働状態を制御することで前記撮影可能状態及び前記撮影待機状態を切り替えるとともに、前記電池残量検出部を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記電池残量検出部による前記電池の残量の検出結果に基づいて、前記撮影待機状態から前記撮影可能状態に切り替わるように、前記複数の駆動部の可動状態を制御することを特徴とする放射線画像検出器。
  2. 請求の範囲第1項に記載の放射線画像検出器において、
    前記制御部は、
    前記撮影待機状態を前記撮影可能状態に切り替える撮影指示が前記切替部から入力された際における前記電池残量検出部による残量検出結果に基づいて、前記撮影可能状態及び前記撮影待機状態が切り替えられるように前記複数の駆動部の稼働状態を制御することを特徴とする放射線画像検出器。
  3. 請求の範囲第2項に記載の放射線画像検出器において、
    前記制御部は、
    前記撮影指示が前記切替部から入力された際における前記電池残量検出部の残量検出結果が、撮影可能な量を満たしている場合には前記撮影可能状態にし、撮影可能な量未満である場合には前記撮影待機状態にするように、前記複数の駆動部の稼働状態を制御することを特徴とする放射線画像検出器。
  4. 請求の範囲第3項に記載の放射線画像検出器において、
    前記制御部の制御に基づいて報知を行う報知部を備え、
    前記制御部は、
    前記撮影指示が前記切替部から入力された際における前記電池残量検出部の残量検出結果が、撮影可能な量未満である場合には、前記報知部を制御して、撮影が不可能である旨を報知させることを特徴とする放射線画像検出器。
  5. 請求の範囲第1項〜第4項の何れか一項に記載の放射線画像検出器において、
    前記撮影待機状態は、複数のモードを有し、
    前記制御部は、
    前記複数のモードのそれぞれ毎に消費電力が異なるように、前記複数の駆動部の稼働状態を制御することを特徴とする放射線画像検出器。
  6. 請求の範囲第5項に記載の放射線画像検出器において、
    前記制御部は、
    前記撮影指示が前記切替部から入力された際における前記電池残量検出部の残量検出結果が、撮影可能な量未満である場合には前記撮影待機状態の前記複数のモードうち、最も消費電力量の少ないモードとなるように、前記複数の駆動部の稼働状態を制御することを特徴とする放射線画像検出器。
  7. 請求の範囲第5項又は第6項に記載の放射線画像検出器において、
    前記制御部は、前記複数のモードのうち、消費電力の少ないモードから消費電力の多いモードに切り替える待機状態切替指示が前記切替部から入力されると前記電池の残量が検出されるように、前記電池残量検出部を制御することを特徴とする放射線画像検出器。
  8. 請求の範囲第1項〜第7項の何れか一項に記載の放射線画像検出器において、
    起動時に前記駆動部が正常に動作を行うことができるか否か前記駆動部の動作チェックを行うチェック手段とを備えており、
    前記動作チェックの結果に基づき、前記複数の駆動部の稼働状態を制御する制御部を備えたことを特徴とする放射線画像検出器。
  9. 請求の範囲第8項に記載の放射線画像検出器において、
    前記稼動状態は、放射線の検出が可能な撮影可能状態及び前記撮影可能状態よりも消費電力量の少ない撮影待機状態からなる主電源ONの状態と、前記駆動部に対して電力供給が完全に遮断される主電源OFFの状態とから構成されており、
    前記チェック手段が、前記各駆動部において正常に動作を行うことができないことを検知した場合には、少なくとも前記撮影可能状態へ切り替えないようにすることを特徴とする放射線画像検出器。
  10. 請求の範囲第9項に記載の放射線画像検出器において、
    前記電池残量検出部が、前記電源部の電力残量が撮影可能な所定量未満であることを検知した場合には、前記制御部は、前記主電源OFFの状態とすることを特徴とすることを特徴とする放射線画像検出器。
  11. 請求の範囲第9項に記載の放射線画像検出器において、
    前記撮影待機状態は、第1の撮影待機モードと、前記第1の撮影待機モードより消費電力の少ない第2の撮影待機モードとから構成されており、
    前記駆動部として通信部を備えるとともに、
    前記動作チェックとして前記通信部の通信チェックを行う通信チェック部を備えることを特徴とする放射線画像検出器。
  12. 請求の範囲第11項に記載の放射線画像検出器において、
    前記通信チェック部が、前記通信部において正常に動作を行うことができないことを検知した場合には、前記制御部は、前記第2の撮影待機モードとすることを特徴とする放射線画像検出器。
  13. 請求の範囲第14項に記載の放射線画像検出器において、
    前記制御部の制御に基づいて報知を行う報知部を備え、
    前記通信チェック部が、前記通信部において正常に動作を行うことができないことを検知した場合には、前記報知部は、前記通信部が正常に動作を行うことが不可能である旨を報知することを特徴とする放射線画像検出器。
  14. 請求の範囲第9項に記載の放射線画像検出器において、
    前記撮影待機状態は、第1の撮影待機モードと、前記第1の撮影待機モードより消費電力の少ない第2の撮影待機モードとから構成されており、
    前記駆動部として画像記憶部を備えるとともに、
    前記動作チェックとして前記画像記憶部のメモリチェックを行うメモリチェック部を備えることを特徴とする放射線画像検出器。
  15. 請求の範囲第14項に記載の放射線画像検出器において、
    前記メモリチェック部が、画像記憶部において正常に動作を行うことができないことを検知した場合には、前記制御部は前記第2の撮影待機モードとすることを特徴とする放射線画像検出器。
  16. 請求の範囲第1項〜第15項の何れか一項に記載の放射線画像検出器において、
    照射された放射線を検出し、当該放射線を電気信号に変換して蓄積し、蓄積された電気
    信号を読み出して放射線画像情報を取得するカセッテ型のフラットパネルディテクタであることを特徴とする放射線画像検出器。
  17. 請求の範囲第1項〜第16項の何れか一項の放射線画像検出器と、
    前記放射線画像検出器を制御するコンソールとを備えることを特徴とする放射線画像撮影システム。
  18. 請求の範囲第17項に記載の放射線画像撮影システムにおいて、
    前記コンソールは、前記制御部の制御に基づいて表示を行う表示部を備え、
    前記制御部は、前記撮影指示が前記切替部から入力された際における前記電池残量検出部の残量検出結果が、撮影可能な量未満である場合には、前記表示部を制御して、撮影が不可能である旨を表示させることを特徴とする放射線画像撮影システム。
  19. 請求の範囲第18項に記載の放射線画像撮影システムにおいて、
    前記制御部は、前記電池の残量検出部の検出結果に基づいて前記表示部を制御し、前記電池の残量を表示することを特徴とする放射線画像撮影システム。
  20. 請求の範囲第18項又は第19項に記載の放射線画像撮影システムにおいて、
    前記制御部は、前記表示部を制御して、前記放射線画像検出器が前記撮影可能状態であるか前記撮影待機状態であるかを表示することを特徴とする放射線画像撮影システム。
  21. 請求の範囲第8項〜第15項の何れか一項の放射線画像検出器と、
    前記放射線画像検出器を制御するコンソールとを備え、
    前記コンソールは、前記放射線画像検出器の稼動状態及び前記放射線画像検出器の動作チェックの結果のうち、いずれか一方又は両方を報知する報知部を備えることを特徴とする放射線画像撮影システム。
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