JP2006247141A - 放射線画像検出器及び放射線画像撮影システム - Google Patents

放射線画像検出器及び放射線画像撮影システム Download PDF

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Abstract

【課題】 画像データの消失を防ぎ、患者に不要な被曝を高じさせないこと。
【解決手段】 照射された放射線を検出して画像情報を取得する放射線画像検出器5であって、放射線画像検出器5の動作を制御するコンソール6と対応付けられるとともに、対応付けられたコンソール6との対応付けを解除する解除手段23と、解除手段23を制御する制御部27と、対応付けられたコンソール6の指示に基づく動作の進行状況を検知する検知手段21とを備えており、制御部27は、検知手段21が対応付けられたコンソール6の指示に基づく動作が完了したことを検知した場合、対応付けられたコンソール6との対応付けを解除するように解除手段23を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、放射線画像検出器及び放射線画像撮影システムに係り、特に、X線画像に代表される放射線画像を撮影するための放射線画像検出器及び放射線画像撮影システムに関する。
従来より、医療診断にあっては、被写体にX線等の放射線を照射し、当該被写体を透過した放射線の強度分布を検出して得られた放射線画像が広く利用されており、近年では、撮影に際し、放射線を検出して電気エネルギーに変換し、放射線画像情報として検出するFPD(Flat Panel Detector:放射線画像検出装置)を用いた放射線照射装置が開発されている。
近年、FPDの運搬性・取扱い性の向上を目的として当該FPDをカセッテに収容したカセッテ型FPDも開発されている(例えば、特許文献1参照)。特にカセッテ型FPDの搬送性を活かすために、カセッテ型FPDを制御するコンソールに無線で通信するカセッテ型FPDが提案されている。
ところで、従来のFPDでは、撮影の際に、FPDを装着する装着口にFPDが装着されることでFPD装着口を含む撮影システムと対応付けられるというものであった(特許文献2参照)。そして、撮影室を移動して使用する際等、FPDが制御を受けるコンソールが変更される場合には、FPDと対応付けられるコンソールとの対応付けが変更されていた。
特開平6−342099号公報 特開2002−336225号公報
しかしながら、従来のFPDでは、コンソールとの対応付けを変更する際に、前のコンソールとのやり取り(例えば、画像転送など)が続いている途中で対応付けを誤って切ってしまうことがあり、画像データを消失させて患者に再撮影を強いるなど、操作ミスにより患者に不要な被曝を高じさせてしまうことがあった。また、特許文献2は、FPDとFPD装着口、つまりFPDとFPD支持部との対応付けの切替えに関して着目したものであって、FPDとコンソールとの対応付けの切換えに関しては特に記載されてなかった。
本発明の課題は、画像データの消失を防ぎ、患者に不要な被曝を高じさせないことである。
請求項1記載の発明は、
照射された放射線を検出して画像情報を取得する放射線画像検出器であって、
前記放射線画像検出器の動作を制御するコンソールと対応付けられるとともに、
対応付けられた前記コンソールとの対応付けを解除する解除手段と、
前記解除手段を制御する制御部と、
前記対応付けられたコンソールの指示に基づく動作の進行状況を検知する検知手段とを備えており、
前記制御部は、前記検知手段が前記対応付けられたコンソールの指示に基づく動作が完了したことを検知した場合、前記対応付けられたコンソールとの対応付けを解除するように前記解除手段を制御することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の放射線画像検出器において、
前記制御部は、前記検知手段が前記対応付けられたコンソールの指示に基づく動作が完了していないことを検知した場合、前記対応付けられたコンソールとの対応付けを解除しないように前記解除手段を制御することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、
照射された放射線を検出して画像情報を取得する放射線画像検出器と、前記放射線画像検出器の動作を制御するコンソールとを備える放射線画像撮影システムにおいて、
前記放射線画像検出器は、前記コンソールと対応付けられるとともに、
対応付けられた前記コンソールとの対応付けを解除する解除手段と、
前記解除手段を制御する制御部と、
前記対応付けられたコンソールの指示に基づく動作の進行状況を検知する検知手段とを備えており、
前記制御部は、前記検知手段が前記対応付けられたコンソールの指示に基づく動作が完了したことを検知した場合、前記対応付けられたコンソールとの対応付けを解除するように前記解除手段を制御することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の放射線画像撮影システムにおいて、
前記制御部は、前記検知手段が前記対応付けられたコンソールの指示に基づく動作が完了していないことを検知した場合、前記対応付けられたコンソールとの対応付けを解除しないように前記解除手段を制御することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、
請求項3又は請求項4記載の放射線画像撮影システムにおいて、
複数の前記コンソールを備えており、
前記放射線画像検出器は、前記複数のコンソールのうち、一つのコンソールと対応付けられており、
前記制御部は、前記解除手段が前記対応付けられたコンソールとの対応付けを解除した場合、次のコンソールとの対応付けが可能となるように制御することを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、放射線画像検出器は、対応付けられたコンソールにより動作が制御されており、検知手段により対応付けられたコンソールからの指示に基づく動作が完了したことを確認すると、対応付けられたコンソールとの対応付けを自動的に解除するので、コンソールとのやり取りが続いている途中でコンソールとの対応付けが解除されることがなく、画像データを消失させて再撮影により患者に不要な被曝を高じさせるのを防ぐことができる。
請求項2記載の発明によれば、放射線画像検出器は、検知手段により対応付けられたコンソールからの指示に基づく動作が完了していないことを確認すると、対応付けられたコンソールとの対応付けを自動的に解除しないようにするので、動作が完了していない状態で対応付けが解除されるのを確実に防ぐことができる。従って、コンソールへの画像転送が中断され、画像データが消失することで、患者に再撮影を強いるなど、操作ミスにより不要な被曝を高じさせるのを確実に防ぐことができる。
請求項3記載の発明によれば、放射線画像検出器は、請求項1記載の発明と同様の作用を奏し、対応付けられたコンソールにより動作が制御され、検知手段により対応付けられたコンソールからの指示に基づく動作が完了したことを確認すると、対応付けられたコンソールとの対応付けを自動的に解除するので、画像データの消失を防ぎ、再撮影により患者に不要な被曝を高じさせるのを防ぐことができる。
請求項4記載の発明によれば、放射線画像検出器は、請求項2記載の発明と同様の作用を奏し、検知手段により対応付けられたコンソールからの指示に基づく動作が完了していないことを確認すると、対応付けられたコンソールとの対応付けを自動的に解除しないようにするので、画像データの消失を防ぎ、再撮影により患者に不要な被曝を高じさせるのを確実に防ぐことができる。
請求項5記載の発明によれば、放射線画像検出器は、複数のコンソールのうち、対応付けられた特定のコンソールにより動作が制御され、検知手段により対応付けられたコンソールからの指示に基づく動作が完了したことが確認されて解除手段により対応付けられたコンソールとの対応付けが解除されると、次のコンソールとの対応付けが可能になるので、対応付けが解除された状態で次のコンソールとの対応付けを行うことが可能であり、対応付けが解除されていない状態で次のコンソールと対応付けられることがない。従って、確実に動作を完了させることができ、コンソールへの画像転送の中断による画像データの消失を防ぐことができるとともに、患者に再撮影を強いるなど、不要な被曝を高じさせるのを防ぐことができる。
以下、本発明の実施の形態を、図1から図6を参照して説明する。ただし、本発明は図示例のものに限定されるものではない。
図1は、本発明に係る放射線画像検出器を適用した放射線画像撮影システムの一実施形態の概略構成を示す図である。
本実施形態による放射線画像撮影システム1は、例えば、病院内で行われる放射線画像撮影において適用されるシステムであり、図1に示すように、撮影や患者に関する各種の情報等を管理するサーバ2と、放射線照射に関する操作を行う放射線照射操作装置3と、例えば無線LAN(Local Area Network)等の無線通信方式による通信を行うための基地局4と、放射線画像検出器5を制御するとともに放射線画像検出器5により検出された放射線画像の画像処理等を行う複数のコンソール6,6…とがネットワーク7を通じて接続されている。放射線照射操作装置3にはケーブル8を介して、被写体9である患者に放射線を照射して放射線画像の撮影を行う放射線照射装置10が接続されている。放射線照射装置10及び放射線画像検出器5は、例えば1つの撮影室11内に1つのずつ設置されており、放射線照射操作装置3によって放射線照射装置10を操作し放射線画像検出器5によって放射線画像を検出することによって放射線画像情報を得ることができるようになっている。なお、1つの撮影室11に複数の放射線画像検出器5が備えられていてもよい。また、放射線画像検出器5は、単に新たに対応付けられたコンソール6の起動状態を反映すればよいので、コンソール6は、必ずしもネットワーク7に接続されている必要はない。ただし、放射線画像検出器5は、コンソール6と相互に無線信号の送受信を行うなど、各種信号の送受信を行うこと可能な環境下にある必要がある。
ここで、ネットワーク7は、当該システム専用の通信回線であっても良いが、システム構成の自由度が低くなってしまう等の理由のため、イーサネット(Ethernet;登録商標)等の既存の回線である方が好ましい。なお、ネットワーク7には、他の撮影室40の放射線画像検出器や、放射線照射操作装置(いずれも図示せず)が基地局43を介して接続されていてもよい。
放射線照射操作装置3は、操作パネル等から構成され放射線照射装置10を操作する、例えば管電圧や照射線量(mAs)などの撮影条件などの信号を入力する入力操作部、撮影条件等の情報や各種の指示等を表示する表示部、及び放射線照射装置10に対して電力を供給する電源部等(いずれも図示せず)を備えて構成されている。
放射線照射装置10は、撮影室11の内部に配置され、放射線を照射する放射線源12を有しており、この放射線源12により放射線照射操作装置3で設定された管電圧や照射線量で放射線を照射するようになっている。放射線源12としては、例えば、放射線管が用いられ、放射線管は熱励起によって生ずる電子を高電圧で加速して陰極に衝突させることで、放射線を発生するようになっている。
次に、コンソール6について説明する。
図2に示すように、コンソール6は、例えば、汎用のCPU、ROM、RAM等(いずれも図示せず)から構成された制御部29を有する制御装置30を備えており、制御部29は、ROMに格納される所定のプログラムを読み出してRAMの作業領域に展開し、当該プログラムに従ってCPUが各種処理を実行するようになっている。なお、各コンソール6には、ネットワーク7上の複数のコンソール6を区別するための識別番号(例えば、ID、バーコード等)が付与されている。
また、コンソール6は、各種の指示等を入力する入力操作部31、画像や各種のメッセージ等を表示する報知部としての表示部32、放射線画像検出器5等の外部装置との間で各種信号の送受信を行う通信部33等を備えている。
入力操作部31は、例えば、操作パネルやキーボードやマウス等から構成されており、操作パネル又はキーボードで押下操作されたキーの押下信号やマウスによる操作信号を入力指示として制御部29に対して出力するものである。
入力操作部31では、例えば、入力指示のうち、対応付け指示として、ある撮影室11内で使用される放射線画像検出器5の識別情報(例えば、ID、バーコード等)を入力する。なお、入力される放射線画像検出器5の識別情報は、複数でもよい。また、当該情報の入力は、放射線画像検出器5が使用される撮影室11を管理するコンソール6から行われなくてもよい。また、対応付け指示として、撮影室11内で使用される放射線画像検出器5及びコンソール6の両方の識別情報を入力してもよい。
また、入力操作部31では、撮影予約指示として、表示部32で表示された撮影リストの中から次に撮影を行う患者を選択し、この患者に対して使用するネットワーク7上の特定の放射線画像検出器5、すなわち、自身に対応付けられているネットワーク7上の放射線画像検出器5のうちのいずれかの放射線画像検出器5を選択する。
また、入力操作部31では、撮影指示として、放射線照射を行う旨の指示を入力する。なお、撮影指示は、放射線照射操作装置3から入力されてもよい。
表示部32は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等を備えて構成されており、制御部29から出力される表示信号の指示に従って、各種画面を表示するものである。表示部32では、例えば、サーバ2などネットワーク7上の外部機器から送られた撮影リストやネットワーク7上の放射線画像検出器5の識別情報が表示可能である。なお、撮影リストには、撮影予定の患者の氏名及び性別、撮影部位等撮影を行うにあたって必要な患者情報が記載されている。
通信部33は、無線LAN等の無線通信方式により、基地局4を介して、放射線画像検出器5やサーバ2などネットワーク7上の他の外部機器との間で各種情報の通信を行うものである。
制御部29には、入力操作部31からの入力指示や通信部33を介して外部から受信した情報が入力されるようになっており、入力された指示又は情報について所定の処理を行うものである。
例えば、制御部29は、入力操作部31で対応付け指示が入力されると、入力操作部31で識別情報が入力された放射線画像検出器5とコンソール6との対応付けを行う。
なお、制御部29は、入力操作部31で撮影室11内で使用される放射線画像検出器5の識別情報のみが入力された場合には、入力された識別情報が付与された放射線画像検出器5と自身が構成するコンソール6との対応付けを行う。
また、制御部29は、入力操作部31で対応付け指示が入力されると、その都度対応付けされる放射線画像検出器5を追加する。
また、制御部29は、入力操作部31で撮影予約指示が入力されると、すでに自身に対応付けられている放射線画像検出器5のうち、入力操作部31で選択された放射線画像検出器5を選択する。つまり、撮影予約指示では撮影する患者とすでに対応付けられた放射線画像検出器5の中から当該患者に対して使用する放射線画像検出器5が選択されることで、撮影する患者と当該患者に対して使用する放射線画像検出器5とを対応付ける。
また、制御部29は、撮影予約指示の入力に基づき、ある一つの放射線画像検出器5が選択されると、通信部33を介して選択された識別情報を有する放射線画像検出器5の通信部24に撮影予約指示信号を送信する。
また、制御部29は、入力操作部31で撮影指示が入力されると、通信部33を介して撮影指示信号を放射線画像検出器5の通信部24に送信する。
また、制御部29は、通信部33を介して放射線画像検出器5により検出された放射線画像情報が入力されると、所定の画像処理を行う。
また、制御部29は、入力操作部31や通信部33により入力された指示又は情報等を表示部32に表示させるようになっており、前述した撮影リスト等の他に、放射線画像、サムネイル画像、コンソール6と対応付けられた放射線画像検出器5の動作情報等を表示部32に表示させる。コンソール6と対応付けられた放射線画像検出器5の動作情報としては、例えばコンソール6との対応付けが解除された旨や対応付けられた放射線画像検出器5の動作が未完了である旨が挙げられる。
次に、放射線画像検出器5について説明する。
放射線画像検出器5は、放射線照射装置10の放射線源12から照射されて被写体9を透過した放射線を検出して放射線画像を取得するものであり、撮影を行う際に放射線源12から照射される放射線の照射範囲に配置されるようになっている。なお、放射線画像検出器5は、図1では、被写体9と被写体9を載置する寝台13との間に配置されているが、放射線画像検出器5を配置する位置はこれに限定されず、例えば、寝台の下方に放射線画像検出器5を装着する検出器装着口(図示しない)を設けて、この検出器装着口に放射線画像検出器5が装着されるようにしてもよい。
以下、図3から図6を用いて、放射線画像検出器5の構造について説明する。
放射線画像検出器5は、カセッテ型のフラットパネルディティクタである放射線画像検出器であり、図3に示すように、内部を保護する筐体14を備えており、カセッテとして携帯可能に構成されている。なお、各放射線画像検出器5には、ネットワーク7上の複数の放射線画像検出器5を区別するための識別番号(例えば、ID、バーコード等)が付与されている。
筐体14の内部には、照射された放射線を電気信号に変換する撮像パネル15が層を成して形成されている。撮像パネル15における放射線の照射面側には、入射された放射線の強度に応じて発光を行う発光層(図示せず)が設けられている。
発光層は、一般にシンチレータ層と呼ばれ、例えば、蛍光体を主たる成分とし、入射した放射線に基づいて、波長が300nmから800nmの電磁波、すなわち、可視光線を中心に紫外光から赤外光にわたる電磁波(光)を出力するものである。
この発光層で用いられる蛍光体は、例えば、CaWO等を母体とするものや、CsI:TlやGdS:Tb、ZnS:Ag等の母体内に発光中心物質が付活されたものを用いることができる。また、希土類元素をMとしたとき、(Gd,M,Eu)の一般式で示される蛍光体を用いることができる。特に、放射線吸収及び発光効率が高いことよりCsI:TlやGdS:Tbが好ましく、これらを用いることで、ノイズの低い高画質の画像を得ることができる。
この発光層の放射線が照射される側の面と反対側の面には、発光層から出力された電磁波(光)を電気エネルギーに変換して蓄積し、蓄積された電気エネルギーに基づく画像信号の出力を行う信号検出部232が形成されている。
ここで、撮像パネル15の回路構成について説明する。図4は、信号検出部232を構成する1画素分の光電変換部の等価回路図である。
図4に示すように、1画素分の光電変換部の構成は、フォトダイオード233と、フォトダイオード233で蓄積された電気エネルギーをスイッチングにより電気信号として取り出す薄膜トランジスタ(以下TFT234)とから構成されている。取り出された電気信号は、増幅器238により信号読出し回路17が検出可能なレベルにまで電気信号を増幅するようになっている。なお、増幅器238には、TFT234とコンデンサで構成された図示しないリセット回路が接続されており、TFT234にスイッチを入れることにより蓄積された電気信号をリセットするリセット動作が行われるようになっている。なお、フォトダイオード233は、単に規制キャパシタンスを有したフォトダイオードでもよいし、フォトダイオード233と光電変換部のダイナミックレンジを改良するように追加コンデンサを並列に含んでいるものでもよい。また、フォトダイオード233及びTFT234は、液晶ディスプレイ等に使用されている無機半導体系のもの、有機半導体を用いたもののいずれであってもよい。
図5は、このような光電変換部を二次元に配列した等価回路図であり、画素間には、走査線Llと信号線Lrが直交するように配設されている。前述のフォトダイオード233には、TFT234が接続されており、TFT234が接続されている側のフォトダイオード233の一端は信号線Lrに接続されている。一方、フォトダイオード233の他端は、各行に配された隣接するフォトダイオード233の一端と接続されて共通のバイアス線Lbを通じてバイアス電源239に接続されている。このバイアス電源239の一端は制御部27に接続され、制御部27からの指示によりバイアス線Lbを通じてフォトダイオード233に電圧がかかるようになっている。また各行に配されたTFT234は、共通の走査線Llに接続されており、走査線Llは走査駆動回路16を介して制御部27に接続されている。同様に、各列に配されたフォトダイオード233は、共通の信号線Lrに接続されて制御部27に制御される信号読出し回路17に接続されている。信号読出し回路17には、撮像パネル23から近い順に、増幅器238、サンプルホールド回路240、アナログマルチプレクサ241、A/D変換機242が共通の信号線Lr上に配されている。なお、本実施形態では光電変換素子としてのフォトダイオード233を用いた場合を例示したが、光電変換素子はフォトダイオード以外の固体撮像素子を用いてもよい。
この信号検出部232の側部には、図3に示すように各光電変換素子にパルスを送って当該各光電変換素子を走査・駆動させる走査駆動回路16と、各光電変換素子に蓄積された電気エネルギーを読み出す信号読出し回路17とが配されている。
また、図3及び図6に示すように放射線画像検出器5は、フラッシュメモリやRAMなどの書き換え可能なメモリからなる画像記憶部18を備えており、画像記憶部18は、撮像パネル15から出力された画像信号を記憶するものであり、画像記憶部18は内蔵型のメモリやメモリカード等の着脱可能なメモリのいずれでもよい。
また、放射線画像検出器5には、放射線画像検出器5を構成する複数の駆動部(撮像パネル15、走査駆動回路16、信号読出し回路17、画像記憶部18、検知手段21(後述)、解除手段23(後述)、通信部24(後述)、インジケータ25(後述)など)に電力を供給する電力供給源としての内蔵電源19が設けられている。内蔵電源19としては、例えばマンガン電池、アルカリ電池、アルカリボタン電池、リチウム電池、酸化銀電池、空気亜鉛電池、水銀電池、鉛電池等の電池や、例えばニッケル・カドミウム電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池、小型シール鉛電池、鉛蓄電池等の充電自在な充電池、燃料電池、太陽電池などから適宜選択して構成させればよい。以下の説明では、充電池を使用した例について説明する。
筐体14の一端には充電用の端子22が形成されており、例えば、図1に示すように、放射線画像検出器5をクレードル等の充電用装置34に装着することによって充電用装置34側の端子(図示せず)と筐体側の端子22とが接続されて充電池の充電が行われるようになっている。また、内蔵電源19は、例えば、筐体14の側部から引き出すことにより交換可能となっている。
また、放射線画像検出器5には、コンソール6等の外部装置との間で各種信号の送受信を行う通信部24(図6参照)が設けられている。通信部24は、例えば、撮像パネル15から出力された画像信号をコンソール6に転送し、コンソール6等から送信される対応付け変更指示信号及び撮影指示信号等を受信する。
また、筐体14の表面一端には、内蔵電源19の充電状況や各種の操作状況等を表示して報知するインジケータ25が設けられており、操作者が放射線画像検出器5の動作状態等を目視にて確認することが可能に構成される。
ここで、本実施形態における放射線画像検出器5は、ネットワーク7上の特定のコンソール6と対応付けされて使用するようになっている。対応付けは、放射線画像検出器5を撮影に使用する撮影室11に設置する際等、撮影を行う前に予め撮影に使用する撮影室11を管理するコンソール6の入力操作部31から撮影に使用する放射線画像検出器5の識別情報(例えば、ID、バーコード等)が入力されることで行われる。また、他の撮影室11を管理するコンソール6から撮影室11を管理するコンソール6と放射線画像検出器5の両方の識別情報を入力してもよい。
なお、対応付けの入力手段は、前述の例に限定されず、ネットワーク7上の入力操作部を有する各装置や図示しないが、ネットワーク7上に接続された医師のいる診断室内に設置されたPC等でもよい。また、放射線画像検出器5に入力操作部がある場合には、放射線画像検出器5を入力手段としてもよい。また、対応付けの方法も、前述の例に限定されない。対応付けは、単にネットワーク7上において、コンソール6と放射線画像検出器5の組み合わせを決めることができればよく、その際の組み合わせを決める方法は問わない。
放射線画像検出器5は、自身に対応付けられているコンソール6を把握するよう構成されている。その手段としては、例えば、対応付けが行われると、その情報がサーバ2に送られてネットワーク7内の一組の対応付け情報として蓄積され、以降、ネットワーク7に接続された各装置は、サーバ2内に蓄積された対応付け情報を共有できるように構成されればよい。ここでは、対応付けが行われた放射線画像検出器5では、定期的に通信部24を介してサーバ2内の対応付け情報にアクセスを行うことで、自身と対応付けられたコンソール6がネットワーク7上のいずれであるか把握している。
また、放射線画像検出器5には、自身と対応付けられたコンソールからの指示に基づく動作の進行状況を確認する検知手段21が備えられている。
検知手段21は、自身が構成する放射線画像検出器5に対応付けられているコンソール6からの指示に基づく動作が完了したか否かを検知し、対応付け変更信号が入力された制御部27からの指示に基づき、その旨を制御部27に出力するように構成されている。また、検知手段21は、自身が構成する放射線画像検出器5に対応付けられているコンソール6からの指示に基づく動作が完了したことを検知すると、その旨制御部27に出力するように構成されている。
次に、放射線画像検出器5で行われる動作について説明する。放射線画像検出器5では、撮影動作と、撮影待機動作とがあり、制御部27により切替え設定できるようになっている。
撮影動作では、撮像パネル15の初期化、照射された放射線に応じて生成された電気エネルギーの蓄積、電気信号の読み取り、及び画像信号の転送等の放射線撮影に関する一連の動作を行うことが可能となっている。なお、初期化では、撮像パネル15におけるリセット動作及び空読み動作が行われるようになっている。
撮影待機動作では、撮影動作が行われない状態であり、撮影動作時より消費電力量が低くなるように内蔵電源19からの電力供給を制御した状態で放射線画像検出器5を待機させるようになっている。
また、放射線画像検出器5には、制御部27からの指示に基づき、対応付けられているコンソール6との対応付けを解除する解除手段23が備えられている。
また、図6に示すように、放射線画像検出器5は、例えば、汎用のCPU、ROM、RAM等(いずれも図示せず)から構成された制御部27を有する制御装置28を備えており、制御部27は、ROMに格納される所定のプログラムを読み出してRAMの作業領域に展開し、当該プログラムに従ってCPUが各種処理を実行するようになっている。
制御部27には、通信部24で受信された信号が入力されるようになっており、制御部27は通信部24で受信された信号に基づいて各駆動部の制御を行うようになっている。例えば、制御部27では、自身の識別情報が含まれる対応付け変更指示信号が通信部24に受信された場合に、検知手段21に自身と対応付けされたコンソール6からの指示に基づく動作の進行状況を確認する動作を行わせるようになっている。
また、制御部27は、検知手段21から自身に対応付けられているコンソール6の動作が完了した旨の信号が入力されると、解除手段23に自身に対応付けられているコンソール6との対応付けを解除させ、通信部24を介して対応付けが解除されるコンソール6の通信部33に対して対応付けが解除された旨の信号を送信させるように構成されている。なお、特定のコンソール6との対応付けが解除された放射線画像検出器5の制御部27では、新たなコンソール6との対応付けが可能となるように制御構成がなされている。そして、制御部27は、対応付けが解除された旨の信号を送信させた後、自身の識別情報が含まれている対応付け変更指示信号を送信したコンソール6(次のコンソール6)との対応付けを行うように構成されている。
一方、制御部27は、検知手段21から自身に対応付けられているコンソール6の動作が完了していない旨の信号が入力されると、解除手段23に自身に対応付けられているコンソール6との対応付けを解除させないようにし、通信部24を介して自身の識別情報が含まれている対応付け変更指示信号を送信したコンソール6(次のコンソール6)に対して動作が未完了である旨の信号を送信させるように構成されている。そして、制御部27は、動作が未完了である旨の信号を送信させた後、各駆動部に続きの動作を行わせるように構成されている。
また、制御部27は、通信部24を介して撮影指示信号が入力されると、走査駆動回路16を駆動させて各光電変換素子にパルスを送り当該各光電変換素子を走査・駆動させるようになっている。そして、各光電変換素子に蓄積された電気エネルギーを信号読出し回路17によって読み出させ、読み出された画像信号を制御部27に送らせるようになっている。制御部27は送られた画像信号を画像記憶部18に記憶させるとともに、通信部24を介してコンソール6の通信部33に送らせるようになっている。
次に、本実施形態に係る放射線画像撮影システム1の作用について説明する。
放射線画像検出器5を撮影に使用する際には、放射線技師により撮影に使用するコンソール6において、事前に撮影に使用する放射線画像検出器5の識別情報が入力されることで対応付けが行われる。そして、放射線画像検出器5とコンソール6は、対応付けがなされた状態となる。
その後、放射線画像検出器5は、通信部24を介してサーバ2内の対応付け情報にアクセスを行い、自身と対応付けられたコンソール6がネットワーク7上のいずれであるか把握している一方で、自身の識別情報が含まれる対応付け変更指示信号が受信されているかどうかを絶えず検知する。
一方、コンソール6は、起動中、サーバ2から撮影リストが送信されるまで待機しており、撮影リストが通信部33を介して受信されると、放射線技師はコンソール6の入力操作部31にて、撮影リスト上の患者の中から次に撮影を行う患者を選択し、その患者に対して使用する特定の放射線画像検出器5を選択する。
すると、入力操作部31に撮影予約指示が入力され、コンソール6の制御部29は入力された識別情報に基づいて放射線画像検出器5の対応付けを変更すると同時に、この入力内容を対応付け変更指示信号として通信部33を介してネットワーク7上の放射線画像検出器5の通信部24に送信する。
その後、通信部24を介して自身の識別情報が含まれている対応付け変更指示信号を受信した放射線画像検出器5の制御部27は、検知手段21に動作の進行状況を確認させる。
検知手段21は、動作の進行状況を確認して、自身に対応付けられているコンソール6からの指示に基づく動作が完了したことを検知すると、その旨を制御部27に出力し、制御部27は、解除手段23に自身に対応付けられているコンソール6との対応付けを解除させる。そして、放射線画像検出器5は、新たにコンソール6と対応付けを行うことが可能な状態になり、制御部27は検知手段21に動作の進行状況を確認させる直前に自身の識別情報が含まれている対応付け変更指示信号を送信したコンソール6(次のコンソール6)との対応付けが行われる。そして、放射線画像検出器5は、再び解除手段23により対応付けが解除されるまで、次のコンソール6からの指示に基づいて動作が制御される。
このとき、放射線画像検出器5の制御部27は、通信部24を介して対応付けが解除される前のコンソール6の通信部33に対応付けが解除された旨の信号を送信する。
一方、検知手段21が動作の進行状況を確認した際に、自身に対応付けられているコンソール6からの指示に基づく動作が完了していないことを検知すると、その旨を制御部27に出力し、制御部27は、自身に対応付けられているコンソール6との対応付けを解除させないように解除手段23を制御する。そして、制御部27は、通信部24を介して自身の識別情報を含む対応付け変更信号を送信したコンソール6の通信部33に動作が未完了である旨の信号を送信するとともに、各駆動部に続きの動作を行わせる。
その後、コンソール6が通信部33を介して動作が未完了である旨の信号を受信して、コンソール6の制御部29は、コンソール6に対応付けられている放射線画像検出器5の動作が未完了である旨を表示部32に表示させる。
その後、放射線画像検出器5が自身に対応付けられているコンソール6からの指示に基づく動作が完了すると、検知手段21がその旨を検知して、制御部27に出力する。制御部27は、解除手段23に自身に対応付けられているコンソール6との対応付けを解除させ、放射線画像検出器5は新たなコンソール6と対応付けを行うことが可能な状態となる。そして、制御部27は、検知手段21に動作の進行状況を確認させる直前に自身の識別情報が含まれている対応付け変更指示信号を送信したコンソール6(次のコンソール6)との対応付けを行う。その後、放射線画像検出器5は、再び解除手段23により対応付けが解除されるまで、次のコンソール6からの指示に基づいて動作が制御される。
以上のように本実施形態によれば、放射線画像検出器5では、複数のコンソール6のうち、対応付けられたコンソール6により動作が制御されており、検知手段21により対応付けられたコンソール6からの指示に基づく動作が完了したか否かの確認が行われている。検知手段21にて、動作が完了したことを確認すると、解除手段23に対応付けられたコンソール6との対応付けを自動的に解除させ、動作が完了していないことを確認すると、解除手段23に対応付けられたコンソール6との対応付けを自動的に解除させないようにしている。そのため、放射線画像検出器5は、動作が完了していない状態で対応付けが解除されるのを自動的に防ぐことができるので、対応付けを解除させる際に、コンソール6への画像転送など、放射線画像検出器5に対応付けられていたコンソール6からの指示に基づく動作が中断されるのを防ぐことができる。これにより、画像データが消失して患者に再撮影を強いるなど、操作ミスにより不要な被曝を高じさせるのを防ぐことができる。
また、放射線画像検出器5は、コンソール6との対応付けが解除されると、放射線画像検出器5自身を次のコンソール6との対応付けを可能とするように制御されるので、対応付けが解除されていない状態で次のコンソール6と対応付けられることがなく、確実に動作を完了させることができる。従って、患者に操作ミスにより不要な被曝を高じさせるのを確実に防ぐことができる。
なお、本発明は上記実施形態に限らず適宜変更可能であるのは勿論である。
例えば、本実施形態では、撮影予約の指示の入力は、撮影予定の患者に対してその撮影に使用する放射線画像検出器5を選択することで行われたが、撮影リスト上に予め使用予定の放射線画像検出器が決められている患者が記載されている場合には、撮影リスト上で、患者を選択することで行われる構成としてもよい。
また、対応付けは、コンソール6や放射線画像検出器5での手入力によらず、ICタグ付きの放射線画像検出器5を撮影室の出入り口に備えたセンサを通過させることにより、撮影室に放射線画像検出器5を持ち込む際に当該放射線画像検出器5の認識情報をセンサを通じてコンソール6が検知することも可能である。
また、センサは、基地局4が兼ねることも可能である。この場合、ネットワーク7内には、一定範囲ごとに基地局4が備えられており、各基地局4では、各基地局4が管理している範囲内に存在する放射線画像検出器5を認識して、基地局4ごとに対応付けられたコンソールに当該放射線画像検出器を対応付けることも可能である。
また、本実施形態では、コンソール6で放射線画像検出器5の識別情報を入力して対応付けを行うと、コンソール6は対応付け変更信号をコンソール6で対応付けを行った放射線画像検出器5に送信したが、対応付け変更信号を、すでに対応付けられている(対応付けが解除される前の)コンソール6に送信して、当該コンソール6から放射線画像検出器に動作の確認を行わせることも可能である。
また、放射線画像検出器5から対応付けが解除される前のコンソール6に対応付けが解除された旨の信号を送信する際に、対応付けを解除してもよいか確認を行う構成としてもよい。
また、検知手段21が動作の進行状況として、自身に対応付けられているコンソール6の動作が完了していないことを検知した場合、自身の識別情報を含む対応付け変更信号を送信したコンソール6の通信部33に動作が未完了である旨の信号を送信して、当該信号を受信したコンソール6にその旨を表示させたが、当該信号を受信したコンソール6での入力操作部31からの入力を不可能にさせたり、あるいは、何らの情報も表示しないなど、当該信号を受信したコンソール6の制御部29に入力操作部31や表示部32の動作を不可能な状態にするよう制御させてもよい。
本発明に係る放射線画像撮影システムの一実施形態を例示する概略構成を示す図である。 図1の放射線画像撮影システムを構成するコンソールの要部構成示すブロック図である。 本発明に係る放射線画像検出器の要部構成を示す斜視図である。 図3の放射線画像検出器に備わる光電変換層を構成する1画素分の光電変換部の等価回路図である。 図4の光電変換部を二次元に配列した等価回路図である。 本発明に係る放射線画像検出器の要部構成示すブロック図である。
符号の説明
1 放射線画像撮影システム
2 サーバ
3 放射線照射操作装置
4 基地局
5 放射線画像検出器
6 コンソール
7 ネットワーク
10 放射線照射装置
16 走査駆動回路
17 信号読出し回路
18 画像記憶部
19 内蔵電源
21 検知手段
23 解除手段
24 通信部(放射線画像検出器)
25 インジケータ
27 制御部(放射線画像検出器)
29 制御部(コンソール)
31 入力操作部
32 表示部
33 通信部(コンソール)
34 充電用装置

Claims (5)

  1. 照射された放射線を検出して画像情報を取得する放射線画像検出器であって、
    前記放射線画像検出器の動作を制御するコンソールと対応付けられるとともに、
    対応付けられた前記コンソールとの対応付けを解除する解除手段と、
    前記解除手段を制御する制御部と、
    前記対応付けられたコンソールの指示に基づく動作の進行状況を検知する検知手段とを備えており、
    前記制御部は、前記検知手段が前記対応付けられたコンソールの指示に基づく動作が完了したことを検知した場合、前記対応付けられたコンソールとの対応付けを解除するように前記解除手段を制御することを特徴とする放射線画像検出器。
  2. 前記制御部は、前記検知手段が前記対応付けられたコンソールの指示に基づく動作が完了していないことを検知した場合、前記対応付けられたコンソールとの対応付けを解除しないように前記解除手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の放射線画像検出器。
  3. 照射された放射線を検出して画像情報を取得する放射線画像検出器と、前記放射線画像検出器の動作を制御するコンソールとを備える放射線画像撮影システムにおいて、
    前記放射線画像検出器は、前記コンソールと対応付けられるとともに、
    対応付けられた前記コンソールとの対応付けを解除する解除手段と、
    前記解除手段を制御する制御部と、
    前記対応付けられたコンソールの指示に基づく動作の進行状況を検知する検知手段とを備えており、
    前記制御部は、前記検知手段が前記対応付けられたコンソールの指示に基づく動作が完了したことを検知した場合、前記対応付けられたコンソールとの対応付けを解除するように前記解除手段を制御することを特徴とする放射線画像撮影システム。
  4. 前記制御部は、前記検知手段が前記対応付けられたコンソールの指示に基づく動作が完了していないことを検知した場合、前記対応付けられたコンソールとの対応付けを解除しないように前記解除手段を制御することを特徴とする請求項3に記載の放射線画像撮影システム。
  5. 複数の前記コンソールを備えており、
    前記放射線画像検出器は、前記複数のコンソールのうち、一つのコンソールと対応付けられており、
    前記制御部は、前記解除手段が前記対応付けられたコンソールとの対応付けを解除した場合、次のコンソールとの対応付けが可能となるように制御することを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の放射線画像撮影システム。
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