JP5605369B2 - 放射線画像撮影システム - Google Patents

放射線画像撮影システム Download PDF

Info

Publication number
JP5605369B2
JP5605369B2 JP2011537172A JP2011537172A JP5605369B2 JP 5605369 B2 JP5605369 B2 JP 5605369B2 JP 2011537172 A JP2011537172 A JP 2011537172A JP 2011537172 A JP2011537172 A JP 2011537172A JP 5605369 B2 JP5605369 B2 JP 5605369B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
room
console
radiographic imaging
radiographic
identification information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011537172A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2011048868A1 (ja
Inventor
久 米川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2011537172A priority Critical patent/JP5605369B2/ja
Publication of JPWO2011048868A1 publication Critical patent/JPWO2011048868A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5605369B2 publication Critical patent/JP5605369B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/46Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment with special arrangements for interfacing with the operator or the patient
    • A61B6/461Displaying means of special interest
    • A61B6/465Displaying means of special interest adapted to display user selection data, e.g. graphical user interface, icons or menus
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/42Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment with arrangements for detecting radiation specially adapted for radiation diagnosis
    • A61B6/4208Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment with arrangements for detecting radiation specially adapted for radiation diagnosis characterised by using a particular type of detector
    • A61B6/4233Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment with arrangements for detecting radiation specially adapted for radiation diagnosis characterised by using a particular type of detector using matrix detectors
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/42Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment with arrangements for detecting radiation specially adapted for radiation diagnosis
    • A61B6/4283Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment with arrangements for detecting radiation specially adapted for radiation diagnosis characterised by a detector unit being housed in a cassette
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/44Constructional features of apparatus for radiation diagnosis
    • A61B6/4405Constructional features of apparatus for radiation diagnosis the apparatus being movable or portable, e.g. handheld or mounted on a trolley
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/44Constructional features of apparatus for radiation diagnosis
    • A61B6/4494Means for identifying the diagnostic device
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/54Control of apparatus or devices for radiation diagnosis
    • A61B6/547Control of apparatus or devices for radiation diagnosis involving tracking of position of the device or parts of the device
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/56Details of data transmission or power supply, e.g. use of slip rings
    • A61B6/566Details of data transmission or power supply, e.g. use of slip rings involving communication between diagnostic systems
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B42/00Obtaining records using waves other than optical waves; Visualisation of such records by using optical means
    • G03B42/02Obtaining records using waves other than optical waves; Visualisation of such records by using optical means using X-rays
    • G03B42/04Holders for X-ray films

Description

本発明は、放射線画像撮影システムに係り、特に、複数の撮影室を備える放射線画像撮影システムに関するものである。
従来、病気診断等を目的として、X線画像に代表される、放射線を用いて撮影された放射線画像が広く用いられている。こうした医療用の放射線画像は、従来、スクリーンフィルムを用いて撮影されていたが、近年は、放射線画像のデジタル化が実現されており、例えば、被写体を透過した放射線を輝尽性蛍光体層が形成された輝尽性蛍光体シートに蓄積させた後、この輝尽性蛍光体シートをレーザ光で走査し、これにより輝尽性蛍光体シートから発光される輝尽光を光電変換して画像データを得るCR(Computed Radiography)装置が広く普及している。
このようなCR装置においては、放射線画像撮影の際、スクリーンフィルムや輝尽性蛍光体シート等の記録媒体を内部に収納したカセッテ(例えば特許文献1〜3参照。以下、CRカセッテという。)がブッキー装置等に装填された状態で用いられることが多い。そして、このCRカセッテは、従来のスクリーンフィルム用のカセッテを装填して用いるものとして導入された既存のブッキー装置等に装填して用いることができるように、従来のスクリーンフィルム用のカセッテにおけるJIS規格サイズに倣って、設計・製造されることが多い。
CRカセッテをこのように設計・製造することで、スクリーンフィルム用のカセッテとCRカセッテのサイズが統一され、それらの互換性を維持した状態で、スクリーンフィルム用の既存施設の有効活用を図ることが可能となる。また、同時に、画像データのデジタル化を達成することも可能となる。
ところで、最近では、医療用の放射線画像を得る手段として、照射された放射線を検出しデジタル画像データとして取得する検出器、すなわち放射線画像撮影装置として、FPD(Flat Panel Detector)が開発されている。そして、さらにこのFPDをハウジングに収納した可搬型で、CRカセッテと互換サイズの放射線画像撮影装置が開発されている(例えば特許文献4参照)。
このようなCRカセッテと互換サイズのFPDカセッテは、その可搬性から、1つのFPDカセッテを各撮影室にわたって共通使用することが想定され、各撮影室に配置されたX線管球およびブッキー装置と組み合わされて使用された時、FPDカセッテから得られた画像データに、それぞれの組合せに最適な補正を行い、最終的に均一な画像データを得るシステムが知られている(例えば特許文献5、6参照)。
さらに、組合せ検知の具体的方法として、特許文献7には、FPDカセッテに固定検知部とマーク検知部とを設けておき、FPDカセッテをブッキー装置のカセッテホルダに装填すると、FPDカセッテの固定検知部がカセッテホルダに設けられた固定部と接触すると、FPDカセッテのマーク検知部がカセッテホルダに備えられたマークを読み取り、マーク中に記録されているブッキー装置のID情報等とFPDカセッテのID情報等をケーブル等を介して外部装置に送信し、撮影に最適な画像処理(補正)パラメータを選択する技術が記載されている。
特開2005−121783号公報 特開2005−114944号公報 特開2002−156717号公報 国際公開第2009/051017号パンフレット 特開平10−206553号公報 特開平11−113889号公報 特開2002−336225号公報
しかしながら、CRカセッテを装填する既存のブッキー装置には、多くの場合、上記のような固定部やマークは設けられておらず、また、外部装置と情報を送受信するためのケーブルが接続されていないブッキー装置も多い。そのため、上記の特許文献7に記載の技術が適用できるように、FPDカセッテ装填後にマークが読み取れるよう既存のブッキー装置に固定部やマークを設け、或いはケーブルを接続して外部装置と情報を送受信できるようにする等の改造を施すと、改造に要するコストが嵩んでしまうという問題がある。
また、後述するように、FPDカセッテには、ブッキー装置等に装填せずに、いわば単独の状態で例えば患者とベッドとの間に挿入する等して放射線画像撮影に用いることが可能であるという利点がある。しかし、FPDカセッテを単独で用いる場合には、ブッキー装置のID情報が欠落するため、システム制御上不具合を生じる恐れがあった。
本発明は、上記の点を鑑みてなされたものであり、複数の撮影室を備える放射線画像撮影システムにおいて、可搬型放射線画像撮影装置(FPDカセッテ)を各撮影室にわたって共通使用する場合に、可搬型放射線画像撮影装置がいずれの撮影室に存在するかを的確に管理し、システム制御上の不具合の発生を回避して適切な運用を図ることが可能な放射線画像撮影システムを提供することを目的とする。
前記の問題を解決するために、本発明の放射線画像撮影システムは、
複数の撮影室で使用可能な可搬型放射線画像撮影装置と、
前記複数の撮影室のうち、撮影の際に対応付けられた一の撮影室又は予め対応付けられた一の撮影室内に存在する前記可搬型放射線画像撮影装置のアイコンを画面上に表示可能なコンソールと、
前記可搬型放射線画像撮影装置の識別情報と撮影室の識別情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
複数の撮影室のそれぞれに備えられ、前記可搬型放射線画像撮影装置が持ち込まれた際、持ち込まれた前記可搬型放射線画像撮影装置の識別情報を対応する前記コンソールに通知するとともに、前記可搬型放射線画像撮影装置の識別情報と撮影室の識別情報とを対応付けて前記記憶手段に記憶させる登録手段と、を備え、
記登録手段により前記可搬型放射線画像撮影装置の識別情報が通知されると、対応する前記コンソールの画面上に当該可搬型放射線画像撮影装置に対応するアイコンを表示
記登録手段により前記可搬型放射線画像撮影装置の識別情報と前記撮影室の識別情報とを対応付けて前記記憶手段に記憶させる際、当該可搬型放射線画像撮影装置の識別情報が既に他の撮影室の識別情報と対応付けられて記憶されていた場合にはその対応付けを破棄するとともに、前記他の撮影室に対応する前記コンソールの画面から当該可搬型放射線画像撮影装置に対応するアイコンを削除することを特徴とする。
本発明のような方式の放射線画像撮影システムによれば、撮影室に備えられた登録手段から放射線画像撮影装置の識別情報が通知されると、管理装置は、撮影室の識別情報と当該放射線画像撮影装置の識別情報とを対応付けて記憶する。また、管理装置は、当該放射線画像撮影装置の識別情報がそれ以前に他の撮影室の識別情報と対応付けられていた場合には、当該他の撮影室の識別情報と当該放射線画像撮影装置の識別情報との対応付けを破棄する。そのため、複数の撮影室を備える放射線画像撮影システムにおいて、放射線画像撮影装置がいずれの撮影室に存在するかを管理装置で的確に管理することが可能となる。
また、コンソールでは、撮影室に備えられた登録手段から放射線画像撮影装置の識別情報が通知されると、表示部の当該登録手段が備えられた撮影室に対応する選択画面上に当該放射線画像撮影装置に対応するアイコンを表示させるとともに、管理装置は、他の撮影室の登録手段から当該放射線画像撮影装置の識別情報が通知されると、放射線画像撮影装置が存在していた元の撮影室に対応付けられたコンソールの表示部の選択画面上から当該放射線画像撮影装置に対応するアイコンを削除させる。そのため、撮影室内に放射線画像撮影装置が存在するにもかかわらず当該放射線画像撮影装置の現在位置を把握できなくなるといった不具合や、当該放射線画像撮影装置が撮影室に存在しなくなったにかかわらず撮影室に対応付けられたコンソールの表示部の選択画面上に当該放射線画像撮影装置に対応するアイコンが表示され続ける等の不具合が発生することを的確に回避して、放射線画像撮影システムの適切な運用を図ることが可能となる。
本実施形態に係る放射線画像撮影システムの全体構成を示す図である。 本実施形態に係る放射線画像撮影システムの別の全体構成を示す図である。 本実施形態に係る放射線画像撮影装置の外観斜視図である。 図3の放射線画像撮影装置を反対側から見た外観斜視図である。 図3におけるA−A線に沿う断面図である。 放射線画像撮影装置の基板の構成を示す平面図である。 図6の基板上の小領域に形成された放射線検出素子とTFT等の構成を示す拡大図である。 COFやPCB基板等が取り付けられた基板を説明する側面図である。 放射線画像撮影装置の等価回路を表すブロック図である。 撮影室の構成を示す図である。 放射線画像撮影装置のコネクタと通知手段のコネクタとが接続された状態を表す外観斜視図である。 放射線画像撮影装置がクレードルに挿入され、コネクタ同士が接続された状態を表す断面図である。 撮影オーダ情報の一例を示す図である。 コンソールの表示部に表示される撮影オーダ情報が表示された選択画面の一例を示す図である。 コンソールの選択画面に表示されるブッキー装置や放射線画像撮影装置に対応するアイコンの一例を示す図である。 コンソールの選択画面に表示されるブッキー装置や放射線画像撮影装置に対応するアイコンの一例を示す図である。 図15の選択画面から番号3の放射線画像撮影装置に対応するアイコンが削除された状態を表す図である。 コンソールを1つだけ備える放射線画像撮影システムの全体構成を示す図である。 コンソールを1つだけ備える放射線画像撮影システムの別の全体構成を示す図である。
以下、本発明に係る放射線画像撮影システムの実施の形態について、図面を参照して説明する。ただし、本発明は以下の図示例のものに限定されるものではない。
本実施形態に係る放射線画像撮影システム100は、病院や医院内で行われる放射線画像撮影を想定したシステムであり、図1に示すように、複数の撮影室R(R1〜R4)と複数のコンソールC(C1〜C3)とが所定の接続の仕方で接続されており、複数のコンソールCと、放射線画像撮影システム100内の情報等を管理するサーバ等からなる管理装置SがネットワークNを介して接続されている。
図示を省略するが、ネットワークNにさらにHIS(Hospital Information System)やRIS(Radiology Information System)が接続されるように構成することも可能であり、さらに、例えばコンソールCから出力された画像データに基づいて放射線画像をフィルムなどの画像記録媒体に記録して出力するイメージャ等が適宜接続される。
なお、放射線画像撮影システム100の構成は、図1に示した例に限らず、例えば、図2に示すように、複数の撮影室R(R1〜R4)と複数のコンソールC(C1〜C3)と管理装置S等がそれぞれネットワークNを介して接続されるように構成することも可能である。
ここで、まず、放射線画像撮影システム100で放射線画像撮影に用いられる可搬型放射線画像撮影装置1について説明する。
なお、以下、可搬型放射線画像撮影装置を単に放射線画像撮影装置と表す。また、以下では、放射線画像撮影装置1として、シンチレータ等を備え、放射された放射線を可視光等の他の波長の電磁波に変換して電気信号を得るいわゆる間接型の放射線画像撮影装置について説明するが、本発明は、シンチレータ等を介さずに放射線を放射線検出素子で直接検出する、いわゆる直接型の放射線画像撮影装置に対しても適用することができる。
図3は、本実施形態に係る放射線画像撮影装置の外観斜視図であり、図4は、放射線画像撮影装置を反対側から見た外観斜視図である。また、図5は、図3のA−A線に沿う断面図である。放射線画像撮影装置1は、図3〜図5に示すように、筐体状のハウジング2内にシンチレータ3や基板4等で構成されるセンサパネルSPが収納されている。
図3や図4に示すように、本実施形態では、筐体2のうち、放射線入射面Bを有する中空の角筒状のハウジング本体部2Aは、放射線を透過するカーボン板やプラスチック等の材料で形成されており、ハウジング本体部2Aの両側の開口部を蓋部材2B、2Cで閉塞することで筐体2が形成されている。なお、筐体2をこのようないわゆるモノコック型として形成する代わりに、例えば、フレーム板とバック板とで形成された、いわゆる弁当箱型とすることも可能である。
図3に示すように、筐体2の一方側の蓋部材2Bには、電源スイッチ37や、後述する選択スイッチ38、後述するようにクレードル55のコネクタ55aや通知手段51bのコネクタ51cが接続されるコネクタ39、バッテリ状態や放射線画像撮影装置1の稼働状態等を表示するLED等で構成されたインジケータ40等が配置されている。
また、図4に示すように、筐体2の反対側の蓋部材2Cには、画像データ等をコンソールCに無線で転送するための通信手段であるアンテナ装置41が埋め込まれている。なお、画像データ等をコンソールCに有線方式で転送するように構成することも可能であり、その場合、例えば、前述したコネクタ39にケーブル等を接続して送受信するように構成される。
筐体2の内部には、図5に示すように、センサパネルSPの基板4の下方側に図示しない鉛の薄板等を介して基台31が配置され、基台31には、電子部品32等が配設されたPCB基板33や緩衝部材34等が取り付けられている。
なお、本実施形態では、基板4やシンチレータ3の放射線入射面Bには、それらを保護するためのガラス基板35が配設されている。また、本実施形態では、センサパネルSPと筐体2の側面との間に、それらがぶつかり合うことを防止するための緩衝材36が設けられている。
シンチレータ3は、基板4の後述する検出部Pに貼り合わされるようになっている。本実施形態では、シンチレータ3は、例えば、蛍光体を主成分とし、放射線の入射を受けると300〜800nmの波長の電磁波、すなわち可視光を中心とした電磁波に変換して出力するものが用いられる。
基板4は、本実施形態では、ガラス基板で構成されており、図6に示すように、基板4のシンチレータ3に対向する側の面4a上には、複数の走査線5と複数の信号線6とが互いに交差するように配設されている。基板4の面4a上の複数の走査線5と複数の信号線6により区画された各小領域rには、放射線検出素子7がそれぞれ設けられている。
このように、走査線5と信号線6で区画された各小領域rに二次元状に配列された複数の放射線検出素子7が設けられた領域r全体、すなわち図6に一点鎖線で示される領域が検出部Pとされている。
本実施形態では、放射線検出素子7としてフォトダイオードが用いられているが、この他にも例えばフォトトランジスタ等を用いることも可能である。各放射線検出素子7は、図6の拡大図である図7に示すように、スイッチ手段であるTFT8のソース電極8sに接続されている。また、TFT8のドレイン電極8dは信号線6に接続されている。
そして、TFT8は、後述する走査駆動手段15から走査線5を介してゲート電極8gにオン電圧が印加されるとオン状態となり、ソース電極8sやドレイン電極8dを介して放射線検出素子7内に蓄積されている電荷を信号線6に放出させるようになっている。また、TFT8は、接続された走査線5を介してゲート電極8gにオフ電圧が印加されるとオフ状態となり、放射線検出素子7から信号線6への電荷の放出を停止して、放射線検出素子7内に電荷を保持するようになっている。
本実施形態では、図7に示すように、列状に配置された複数の放射線検出素子7にそれぞれバイアス線9が接続されており、図6に示すように、各バイアス線9は、基板4の検出部Pの外側の位置で1本の結線10に結束されている。
また、各走査線5や各信号線6、バイアス線9の結線10は、それぞれ基板4の端縁部付近に設けられた入出力端子(パッドともいう)11に接続されている。各入出力端子11には、図8に示すように、IC12a等のチップが組み込まれたCOF(Chip On Film)12が異方性導電接着フィルム(Anisotropic Conductive Film)や異方性導電ペースト(Anisotropic Conductive Paste)等の異方性導電性接着材料13を介して接続されている。
また、COF12は、基板4の裏面4b側に引き回され、裏面4b側で前述したPCB基板33に接続されるようになっている。このようにして、放射線画像撮影装置1のセンサパネルSPの基板4部分が形成されている。なお、図8では、電子部品32等の図示が省略されている。
ここで、図9を用いて放射線画像撮影装置1の回路構成について説明する。
各放射線検出素子7の一方の電極にはそれぞれバイアス線9が接続されており、各バイアス線9は結線10に結束されてバイアス電源14に接続されている。バイアス電源14は、結線10および各バイアス線9を介して各放射線検出素子7の電極にそれぞれバイアス電圧(本実施形態では逆バイアス電圧)を印加するようになっている。
また、各放射線検出素子7の他方の電極はTFT8のソース電極8s(図9中ではSと表記されている。)に接続されており、各TFT8のゲート電極8g(図9中ではGと表記されている。)は、走査駆動手段15のゲートドライバ15bから延びる走査線5の各ラインL1〜Lxにそれぞれ接続されている。また、各TFT8のドレイン電極8d(図9中ではDと表記されている。)は各信号線6にそれぞれ接続されている。
走査駆動手段15は、ゲートドライバ15bにオン電圧やオフ電圧を供給する電源回路15aと、走査線5の各ラインL1〜Lxに印加する電圧をオン電圧とオフ電圧の間で切り替えるゲートドライバ15bとを備えている。ゲートドライバ15bは、前述したように、走査線5の各ラインL1〜Lxを介してTFT8のゲート電極8gに印加する電圧をオン電圧とオフ電圧との間で切り替えて、各TFT8のオン状態とオフ状態とを制御するようになっている。
また、各信号線6は、読み出しIC16内に形成された各読み出し回路17にそれぞれ接続されている。読み出し回路17は、増幅回路18と、相関二重サンプリング(Correlated Double Sampling)回路19と、アナログマルチプレクサ21と、A/D変換器20とで構成されている。
例えば、放射線画像撮影で被写体を介して放射線画像撮影装置1に放射線が照射され、シンチレータ3で放射線が他の波長の電磁波に変換されて、その直下の放射線検出素子7に照射される。そして、放射線検出素子7で照射された放射線の線量(電磁波の光量)に応じて電荷(電気信号)が発生する。
各放射線検出素子7からの電荷の読み出し処理においては、走査駆動手段15のゲートドライバ15bから走査線5の各ラインL1〜Lxを介してゲート電極8gにオン電圧が印加されたTFT8がオン状態となり、放射線検出素子7から信号線6に電荷が放出される。そして、放射線検出素子7から放出された電荷量に応じて増幅回路18から電圧値が出力され、その電圧値と、放射線が照射されていない時の各放射線検出素子7のノイズ電圧値とを相関二重サンプリング回路19で相関二重サンプリングして、アナログ値の画像データがアナログマルチプレクサ21に出力される。アナログマルチプレクサ21から順次出力された画像データは、A/D変換器20で順次デジタル値の画像データに変換され、記憶手段23に出力されて順次保存されるようになっている。
制御手段22は、CPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、入出力インターフェース等がバスに接続されたコンピュータや、FPGA(Field Programmable Gate Array)等により構成されている。専用の制御回路で構成されていてもよい。
制御手段22は、放射線画像撮影装置1の各部材の動作等を制御するようになっている。また、各放射線検出素子7のリセット処理や各放射線検出素子7からの電荷の読み出し処理、オフセット補正値を算出するために放射線を照射しない状態で放射線画像撮影装置1を放置した後に読み出し処理と同様に各放射線検出素子7に蓄積された暗電荷を読み出すダーク読取処理等の各処理を行うようになっている。
制御手段22には、DRAM(Dynamic RAM)等で構成される記憶手段23や、放射線画像撮影装置1の各機能部に電力を供給するバッテリ24が接続されている。また、制御手段22には、前述したアンテナ装置41が接続されており、また、図9では図示を省略するが、前述した電源スイッチ37や選択スイッチ38、コネクタ39等(図3参照)が接続されている。
制御手段22は、放射線技師等の操作者により選択スイッチ38が押下されると、自らが選択されたことを示す選択信号をアンテナ装置41を介してコンソールCに送信するようになっている。また、後述するように、放射線画像撮影装置1がクレードル55に挿入された際に、コネクタ39がクレードル55のコネクタ55aに接続されると、制御手段22は、当該放射線画像撮影装置1の識別情報であるカセッテID等の情報をクレードル55に通知するようになっている。
さらに、コネクタ39が後述する通知手段51b(図10参照)のコネクタ51cに接続されると、制御手段22は、通知手段51bから後述するブッキー装置51の識別情報であるブッキーID等の情報を取得し、ブッキーIDと当該放射線画像撮影装置1のカセッテIDとをともにコンソールCに送信するようになっている。
ところで、前述したように、本実施形態では、放射線画像撮影装置1をスクリーン/フィルムカセッテやCRカセッテ用のブッキー装置51に装填することが想定されており、放射線画像撮影装置1は、CRカセッテにおけるJIS規格サイズ(すなわち従来のスクリーンフィルム用のカセッテにおけるJIS規格サイズ。対応する国際規格はIEC 60406。)に準拠する14インチ×17インチ(半切サイズ)等の寸法で形成されている。また、放射線入射方向の厚さは15mm+1mm〜15mm−2mmの範囲内になるように形成されている。
しかし、スクリーン/フィルムカセッテやCRカセッテ用のブッキー装置を用いない場合には、放射線画像撮影装置1を上記の寸法で形成する必要はなく、放射線画像撮影装置1を任意の大きさや形状に形成することができる。また、その際には、ブッキー装置51は、放射線画像撮影装置1を装填することができるように、放射線画像撮影装置1の形状にあわせて形成される新規なブッキー装置を設置する必要がある。
次に、図1や図2に示す放射線画像撮影システム100における撮影室Rの構成を詳しく説明する。
撮影室Rは、患者の身体の一部である被写体(患者の撮影対象部位)に放射線を照射して放射線画像撮影を行う部屋であり、図10に示すように、被写体に放射線を照射するための放射線照射装置の放射線発生装置52等が配置され、放射線の撮影室外への漏洩防止が施された、いわゆる撮影室Raと、放射線技師等の操作者が操作する放射線照射装置の操作卓57等が配置された前室(操作室等ともいう。)Rbとを備えている。
本実施形態では、撮影室Raには、前述した放射線画像撮影装置1を装填可能なブッキー装置51や、被写体に照射する放射線を発生させる図示しないX線管球を備える放射線発生装置52が設けられている。
前述したように、ブッキー装置51は、本実施形態ではカセッテ保持部(カセッテホルダ)51aにCRカセッテを装填して用いるように形成された既存のブッキー装置であり、CRカセッテのみならず放射線画像撮影装置1もカセッテ保持部51aに装填して用いることができるようになっている。なお、この既存のブッキー装置51には、特許文献7に記載されているような放射線画像撮影装置1を固定するための固定部やブッキー装置のID等の情報が記載されたマーク等は設けられていない。
また、既存のブッキー装置51には、当該ブッキー装置51の識別情報であるブッキーID等の情報を放射線画像撮影装置1に通知する、電源やブッキーID情報を記憶する不揮発性メモリ、通信制御用CPU(いずれも図示を省略。)等を有する通知手段51bが新規に設けられている。通知手段51bは、ブッキー装置51に取り付けられるように設けられてもよく、或いは、ブッキー装置51の近傍に設けられてもよい。
放射線画像撮影装置1のコネクタ39に通知手段51bのコネクタ51cが接続されると、通知手段51bは、当該通知手段51bに対応するブッキー装置51のブッキーID等の情報を放射線画像撮影装置1に通知するようになっている。
そして、前述したように、放射線画像撮影装置1がブッキー装置51に装填される前に、図11に示すように通知手段51bのコネクタ51cがコネクタ39に接続され、通知手段51bからブッキー装置51の識別情報であるブッキーID等の情報が通知されてくると、放射線画像撮影装置1の制御手段22は、ブッキーIDと当該放射線画像撮影装置1のカセッテIDとをともにコンソールCに送信するようになっている。
なお、通知手段51bのコネクタ51cは、放射線画像撮影装置1がブッキー装置51に装填される際には取り外されるが、コネクタ51cをコネクタ39に接続したまま放射線画像撮影装置1をブッキー装置51に装填できる場合には接続されたまま装填するように構成してもよい。
また、放射線画像撮影装置1のコネクタ39が通知手段51bのコネクタ51cと接続された際、当該通知手段51bに対応付けられたブッキー装置に関連する放射線発生装置52がまだ起動されていない場合には、接続された段階で自動的に放射線発生装置52が起動し、当該ブッキー装置51にあわせてその位置や放射線の照射方向等を調整するようになっている。
図10に示すように、本実施形態では、撮影室Raには、ブッキー装置51として立位撮影用のブッキー装置51Aと臥位撮影用のブッキー装置51Bとが設置されている。しかし、例えば、立位撮影用のブッキー装置51Aのみのように、撮影室Ra内に1つのブッキー装置51のみが設けられている場合にも本発明は適用される。
また、本実施形態では、放射線発生装置52のうち、1つの放射線発生装置52Aは、その位置や照射線の照射方向を変えることで、立位撮影用のブッキー装置51Aや臥位撮影用のブッキー装置51Bに装填された放射線画像撮影装置1に対して放射線を照射して放射線画像撮影を行うことができるようになっている。
また、本実施形態では、立位撮影用や臥位撮影用のブッキー装置51A、51Bには対応付けられていないポータブルの放射線発生装置52Bも設けられている。ポータブルの放射線発生装置52Bは、撮影室Ra内のいかなる場所にも持ち運びでき、任意の方向に放射線を照射できるようになっており、放射線画像撮影装置1を単独の状態(すなわちブッキー装置51に装填しない状態)で被写体である患者の身体の部分にあてがったり、臥位撮影用のブッキー装置51Bや図示しないベッドと患者の身体との間に差し込んだりした状態で、適切な距離や方向から放射線を照射することができるようになっている。
撮影室Ra内で照射された放射線が外部に漏出しないように、撮影室Raは鉛などでシールドされている。そのため、撮影室Ra内で放射線画像撮影装置1からアンテナ装置41を介して画像データ等の情報を送受信しようとしても、そのままでは送受信できない。そこで、本実施形態では、放射線画像撮影装置1とコンソールCとが無線通信する際に、これらの通信を中継する無線アンテナ53を備えた基地局(無線アクセスポイント)54が設けられている。
基地局54は、通信を中継する際、中継する情報に自らの基地局ID等の情報を付加するように構成されており、情報に付加された基地局54の基地局IDを見ることで、その情報がどの撮影室R(R1〜R4)から送信された情報であるかを判別することができるようになっている。すなわち、基地局54は、各撮影室Rに1つずつ設けられているため、基地局54の基地局IDが送信されてくると、それを受信した側が当該基地局54が設置された撮影室Rから送信された情報であると判別することができ、基地局54の基地局IDが撮影室Rの識別情報に相当している。
また、基地局54には、クレードル55が接続されている。クレードル55は、通常、放射線画像撮影装置1等を保管したり充電するために用いられるものである。しかし、本発明では、クレードル55は挿入された放射線画像撮影装置1の登録用に用いられるようになっている。
具体的には、本実施形態では、図12に示すように、放射線画像撮影装置1が撮影室Ra内に持ち込まれてクレードル55に挿入され、放射線画像撮影装置1のコネクタ39とクレードル55の挿入口内に設けられたコネクタ55aとが接続すると、登録手段であるクレードル55が放射線画像撮影装置1の識別情報であるカセッテIDを読み取り、基地局54を介して対応するコンソールCや管理装置S(図1、図2参照)に通知するようになっている。
なお、図12では、放射線画像撮影装置1を挿入する挿入口が2個設けられたクレードル55が示されているが、挿入口は1個でもよく、或いは3個以上設けられていてもよい。また、クレードル55で放射線画像撮影装置1の充電等を行うように構成することも可能である。さらに、クレードル55は撮影室Raと前室Rbのいずれに設置されてもよく、撮影室Raに設置される場合には、放射線発生装置52から照射される放射線が到達しない位置、すなわち例えば各コーナー部等に設置される。
前室Rbには、放射線発生装置52に対して放射線の照射開始等を指示するためのスイッチ手段56等を備えた放射線の照射を制御する操作卓57が設けられている。なお、図10では図示が省略されているが、操作卓57や撮影室Ra内に、後述するようにコンソールCから送信されてくる撮影オーダ情報のリストを表示するモニタ等の表示手段を備えるように構成することも可能である。
コンソールC(図1、図2参照)は、図示しないCPUやROM、RAM、入出力インターフェース等がバスに接続されたコンピュータ等で構成されている。ROMには所定のプログラムが格納されており、コンソールCは、必要なプログラムを読み出してRAMの作業領域に展開してプログラムに従って各種処理を実行するようになっている。
コンソールCには、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等からなる表示部Caが設けられており、その他、キーボードやマウス等の図示しない入力手段等が接続されている。また、コンソールCには、ハードディスク等で構成された記憶手段Cbが接続されており、記憶手段Cbには、各撮影室Rにおける放射線画像撮影で使用可能な放射線画像撮影装置1のカセッテIDや、シンチレータの種類情報やサイズ情報、解像度等の情報が対応付けられたテーブルが予め記憶されている。
また、記憶手段Cbには、撮影室Rの識別情報である撮影室IDと、撮影室R内に設けられた基地局54の基地局IDとが対応付けられたテーブルが予め記憶されており、コンソールCは、基地局54を介して画像データ等の情報が送信されてくると、テーブルを参照して情報に付加されている基地局54の基地局IDに対応する撮影室Rの撮影室IDを割り出し、当該情報が割り出された撮影室Rから送信された情報であると判別するようになっている。
図1、図2に示したように、各コンソールC(C1〜C3)には、各撮影室R(R1〜R4)が所定の接続の仕方で接続されており(図1の場合)、或いはネットワークNを介して接続されている(図2の場合)。すなわち、各コンソールC(C1〜C3)には、各撮影室R(R1〜R4)の各基地局54や各操作卓57(図1、図2では図示を省略。図10参照)が所定の接続の仕方で或いはネットワークNを介して接続されている。
後述するように、コンソールCでは、所定の撮影室Rで行う各放射線画像撮影の内容を表す撮影オーダ情報が撮影室単位に管理され、当該撮影オーダ情報がコンソールCから撮影室Rの操作卓57に送信されることで、各撮影時の管電流や管電圧等の撮影条件が放射線発生装置52に自動設定可能となるよう、コンソールCと撮影室Rとが対応付けられるようになっている。
放射線画像撮影に先立って、ネットワークNに接続されたHISやRISから予め生成されていた放射線画像撮影の撮影オーダ情報がリスト形式で各コンソールCに送信されるようになっている。操作者は、いずれかのコンソールC上で、このリストから、各撮影室で撮影を行うオーダ情報を選択する。
本実施形態では、撮影オーダ情報は、図13に例示するように、患者情報としての「患者ID」P2、「患者氏名」P3、「性別」P4、「年齢」P5、「診療科」P6及び撮影条件としての「撮影部位」P7、「撮影方向」P8を含んで構成されるようになっている。そして、撮影オーダを受け付けた順に、各撮影オーダ情報に対して「撮影オーダID」P1が自動的に割り当てられるようになっている。
なお、撮影オーダ情報に書き込む患者情報や撮影条件の内容は、上記のものに限定されず、例えば、患者の生年月日、診察回数、放射線の線量、太っているか痩せているか等の情報を含むように構成することも可能であり、適宜設定することができる。
HISやRISから放射線画像撮影の撮影オーダ情報を取得すると、コンソールCの表示部Caには、図14に示すように、リスト形式の各撮影オーダ情報の一覧が選択画面H1として表示されるようになっている。本実施形態では、選択画面H1には、各撮影オーダ情報の一覧を表示するための撮影オーダ情報表示欄h11が設けられており、撮影オーダ情報表示欄h11の左側には、目的の撮影室Rで撮影する予定の撮影オーダ情報を選択するための選択ボタンh12が各撮影オーダ情報に対応して設けられている。また、撮影オーダ情報表示欄h11の下側には、決定ボタンh13及び戻るボタンh14が設けられている。
操作者は、選択ボタンh12をクリックして目的の撮影室Rで撮影する予定の撮影オーダ情報を単数または複数選択し、決定ボタンh13をクリックする。そして、図示を省略するが、決定ボタンh13をクリックした後に表示される撮影室R1〜R4を選択する画面で目的の撮影室Rを選択する。各撮影オーダ情報と目的の撮影室Rとが選択されると、選択された各撮影オーダ情報のリストが目的の撮影室Rの撮影室IDと対応付けられて記憶手段Cbに保存される。
また、それとともに、操作者が操作したコンソールCから選択された各撮影オーダ情報のリストが目的の撮影室Rの操作卓57等に送信される。このように、撮影オーダ情報のリストがコンソールCから目的の撮影室Rに送信されることで、前述したように、コンソールCと目的の撮影室Rとが対応付けられるようになっている。
なお、撮影オーダ情報のリストを作成する前に、目的の撮影室Rを先に選択してコンソールCと目的の撮影室Rとを対応付けるように構成することも可能である。また、図1のコンソールC1と撮影室R1のように、コンソールCと撮影室Rとが予め1対1に対応付けられている場合には、操作者が決定ボタンh13をクリックした後の撮影室Rを選択する画面の表示を省略するように構成することも可能である。
撮影室Rを選択する画面で目的の撮影室Rが選択されると、コンソールCは、続いて、管理装置S(図1、図2参照)から当該目的の撮影室R内に現時点で存在する放射線画像撮影装置1の情報を入手して、表示部Caに、図15や図16に例示するように、各種のアイコンIを表示するようになっている。
具体的には、本実施形態では、図15や図16に示すように、選択画面H2の左側に、「立位」および「臥位」の表記を矩形状の枠線で囲む状態で、立位撮影用のブッキー装置51Aと臥位撮影用のブッキー装置51Bに対応するアイコンI−51A、I−51Bがそれぞれ表示されている。また、選択画面H2の右側には、撮影室Ra内に存在する放射線画像撮影装置1に対応するアイコンI−1a〜I−1cがそれぞれ表示されており、各アイコンI−1a〜I−1cのそれぞれの矩形状の枠線内に1〜3の番号が付されて表示されている。
本実施形態では、コンソールCは、放射線画像撮影装置1がブッキー装置51に装填されていなければ、当該ブッキー装置51に対応するアイコンIの枠線を破線で表示して(図15の「立位」I−51A、「臥位」I−51Bおよび図16の「立位」I−51A参照)、そのブッキー装置51には放射線画像撮影装置1が装填されていないことを表示するようになっている。
また、コンソールCは、放射線画像撮影装置1がブッキー装置51に装填されている場合(より正確には撮影室R内で放射線画像撮影装置1のコネクタ39が通知手段51bのコネクタ51cに接続された場合)には、当該ブッキー装置51に対応するアイコンIの枠線を実線で表示し、枠線内を所定の色で着色して表示して(図16の「臥位」I−51B参照)、そのブッキー装置51に放射線画像撮影装置1が装填されていることをアイコン表示するようになっている。なお、図16では、「臥位」のアイコンI−51Bの近傍に、臥位撮影用のブッキー装置51Bに装填されている放射線画像撮影装置1の番号や解像度等が表示されている。
本実施形態では、例えば図15や図16に示した放射線画像撮影装置1に対応するアイコンI−1をクリックすることにより、当該放射線画像撮影装置1をこれから使用する放射線画像撮影装置であるとして選択することができるようになっている。前述したように、放射線画像撮影装置1の選択スイッチ38を押下した場合も同様に、当該放射線画像撮影装置1をこれから使用する放射線画像撮影装置であるとして選択することができる。
また、コンソールCは、対応付けられた撮影室Rに新たに放射線画像撮影装置1が持ち込まれる等して、撮影室Rの登録手段であるクレードル55から当該放射線画像撮影装置1の識別情報であるカセッテIDが通知されてくると、コンソールCの表示部Caの選択画面H2上に、当該放射線画像撮影装置1に対応するアイコンI−1を新たに表示させるようになっている。
また、例えば、図15に示した番号3の放射線画像撮影装置1に対応するアイコンI−1cをクリックした後、臥位撮影用のブッキー装置51Bに対応するアイコンI−51Bをクリックしたり、或いは、アイコンI−1cをアイコンI−51B上にドラッグアンドドロップすることにより、番号3の放射線画像撮影装置1を臥位撮影用のブッキー装置51Bに装填することを予め指定することができるようになっている。このように操作すると、選択画面H2は図15の状態から図16の状態に切り替わる。
本実施形態では、このようにしてコンソールCの選択画面H2上でブッキー装置51に装填される放射線画像撮影装置1が予め指定されると、その時点でコンソールCから選択された撮影室Rに当該ブッキー装置51が指定されたことを表す信号が当該撮影室Rの操作卓57に送信されるようになっている。
そして、操作卓57は、信号が送信されてくると、放射線発生装置52A(図10参照)を起動させるとともに、送信されてきた信号に基づいて指定されたブッキー装置51(例えば臥位撮影用のブッキー装置51B)に放射線を適切に照射できるように放射線発生装置52Aを移動させ、放射方向を調整し、また、ブッキー装置51の所定の範囲内に放射線が照射されるように図示しない絞りを調整し、適切な線量の放射線が照射されるように放射線発生装置52を調整するようになっている。
このように構成すれば、コンソールCでの操作で予め放射線発生装置52を起動させておくことが可能となり、操作者が撮影室Rに移動した段階で即座に放射線画像撮影を行うことが可能となるといった利点がある。なお、上記のように、コンソールCの選択画面H2上で放射線画像撮影装置1をブッキー装置51に装填することを指定したにもかかわらず、撮影室Rに移動した操作者が、当該放射線画像撮影装置1を当該ブッキー装置51に装填せずに撮影を行おうとした場合に、例えば音声を発して警告する等の処理が行われるように構成することも可能である。
また、図15や図16では図示を省略したが、撮影室R内にポータブルの放射線発生装置52B(図10参照)が存在する場合には、それに対応するアイコンIをコンソールCの選択画面H2上に表示し、上記の放射線発生装置52Aの場合と同様にして、ポータブルの放射線発生装置52BをコンソールCの操作によって起動させるように構成することも可能である。
なお、以上は、放射線画像撮影に先立って操作者がコンソールCを操作する際の状況であるが、操作者が撮影室Rに移動した後、例えば、放射線画像撮影装置1の選択スイッチ38を押下して放射線画像撮影装置1から自らが選択されたことを示す選択信号が送信されてくると、コンソールCは、その選択画面H2上で当該放射線画像撮影装置1に対応するアイコンI−1が着色されて表示される等して当該放射線画像撮影装置1が選択されたことを表示するようになっている。
また、前述したように、操作者により撮影室R内で放射線画像撮影装置1のコネクタ39に通知手段51bのコネクタ51cが接続されて(図11参照)、放射線画像撮影装置1からアンテナ装置41を介してブッキーIDと当該放射線画像撮影装置1のカセッテIDとがコンソールCに送信されてくる。その際、例えば、図15の番号3の放射線画像撮影装置1が臥位撮影用のブッキー装置51Bに対応する通知手段51bと接続されると、コンソールCは、選択画面H2を、図15に示した状態から当該放射線画像撮影装置1が臥位撮影用のブッキー装置51Bに装填されたことを表す図16に示した状態に切り替えるようになっている。
一方、対応付けられた撮影室Rで撮影オーダ情報に基づく放射線画像撮影が終了した段階で、放射線画像撮影装置1からアンテナ装置41や基地局54を介して画像データやダーク読取処理で読み取られたダーク読取値等のデータが送信されてくると、コンソールCは、撮影オーダ情報に基づいて撮影された画像データやダーク読取値を当該撮影オーダ情報に対応付けて記憶手段Cbに保存するようになっている。
また、コンソールC上では、画像データやダーク読取値に基づいて画像処理が行われ、当該撮影オーダ情報に基づく最終的な画像データが生成されるが、この最終的な画像データが生成されると、コンソールCはその最終的な画像データも当該撮影オーダ情報に対応付けて記憶手段Cbに保存するようになっている。
なお、本発明では、放射線画像撮影装置1が例えば撮影室R1から撮影室R2に持ち運ばれ、当該放射線画像撮影装置1が撮影室R2の登録手段であるクレードル55に挿入されて、クレードル55から当該放射線画像撮影装置1の識別情報であるカセッテIDが管理装置SやコンソールCに通知されてきた場合に、撮影室R2に対応付けられたコンソールCでは選択画面H2上に当該放射線画像撮影装置1に対応するアイコンI−1を新たに表示させ、撮影室R1に対応付けられたコンソールCでは選択画面H2上から当該放射線画像撮影装置1に対応するアイコンI−1が削除されるが、この点については、以下で説明する管理装置Sの説明の中で詳しく説明する。
管理装置S(図1、図2参照)は、図示しないCPUやROM、RAM、入出力インターフェース等がバスに接続されたサーバコンピュータ等で構成されている。また、管理装置Sには、ハードディスク等で構成された記憶手段Saが接続されており、記憶手段Saには、撮影室Rの識別情報である撮影室IDと、撮影室R内に設けられた基地局54の基地局IDとが対応付けられたテーブルが予め記憶されている。
そして、管理装置Sは、基地局54を介し、図1に示すシステムではコンソールCを介し、図2に示すシステムではネットワークNを介して種々の情報が送信されてくると、テーブルを参照して情報に付加されている基地局54の基地局IDに対応する撮影室Rの撮影室IDを割り出し、当該情報が割り出された撮影室Rから送信された情報であると判別するようになっている。
管理装置Sは、放射線画像撮影装置1の識別情報であるカセッテIDと撮影室Rの識別情報である撮影室IDとを対応付けて、放射線画像撮影装置1が複数の撮影室R1〜R4のうちのいずれの撮影室Rに存在するかを管理するようになっている。
具体的には、放射線画像撮影装置1が撮影室Rに持ち込まれて登録手段であるクレードル55に挿入され、クレードル55から基地局54を介して放射線画像撮影装置1の識別情報であるカセッテIDが基地局54の基地局IDとともに通知されてくると、管理装置Sは、当該基地局54の基地局IDに対応する撮影室Rの識別情報である撮影室IDを割り出し、撮影室IDと放射線画像撮影装置1のカセッテIDとを対応付けて記憶手段Saに保存する。
その際、当該放射線画像撮影装置1がこの放射線画像撮影システム100に新たに導入されたような場合には、上記のようにして撮影室IDと新たに導入された放射線画像撮影装置1のカセッテIDとが対応付けられて記憶手段Saに保存されるだけである。しかし、当該放射線画像撮影装置1のカセッテIDが既に放射線画像撮影システム100で使用されていて、それ以前に、他の撮影室Rの撮影室IDと対応付けられていた場合には、記憶手段Saにおける以前の撮影室Rの撮影室IDと当該放射線画像撮影装置1のカセッテIDとの対応付けを破棄するようになっている。
ところで、前述したように、撮影室Rに新たに放射線画像撮影装置1が持ち込まれる等して当該撮影室Rのクレードル55から当該放射線画像撮影装置1のカセッテIDが通知されてくると、当該撮影室Rに対応付けられたコンソールCは、自ら選択画面H2上に当該放射線画像撮影装置1に対応するアイコンI−1を新たに表示させる。
しかし、当該放射線画像撮影装置1がそれ以前に存在していた他の撮影室Rに対応付けられたコンソールCは、当該撮影室Rから当該放射線画像撮影装置1が持ち出されたことを把握できない。そのため、放射線画像撮影装置1は撮影室Rにはもはや存在しなくなったにもかかわらず、撮影室Rに対応付けられたコンソールCの選択画面H2上には、依然として当該放射線画像撮影装置1に対応するアイコンI−1が表示され続ける状態となる。
このような状態で、例えば、コンソールCの選択画面H2上で撮影室Rにはもはや存在しない放射線画像撮影装置1に対応するアイコンI−1がブッキー装置51に対応するアイコンI−51(すなわち本実施形態ではI−51AまたはI−51B。以下同じ。)にドラッグアンドドロップする等の操作がなされて当該放射線画像撮影装置1を例えば臥位撮影用のブッキー装置51Bに装填することが指定されてしまうと、コンソールCがブッキー装置51に放射線を照射できるように放射線発生装置52Aが起動されてしまい、無駄な電力が消費されたり、誤って放射線が照射されてしまう等の不都合が生じる虞れがある。
そこで、管理装置Sは、上記のように撮影室Rのクレードル55から通知されてきた放射線画像撮影装置1のカセッテIDが、それ以前に、他の撮影室Rの撮影室IDと対応付けられていた場合、記憶手段Saにおける当該他の撮影室Rの撮影室IDと当該放射線画像撮影装置1のカセッテIDとの対応付けを破棄すると同時に、当該他の撮影室Rに対応付けられたコンソールCに対して、削除信号とともに当該放射線画像撮影装置1のカセッテIDを送信し、コンソールCに、選択画面H2上から当該放射線画像撮影装置1のカセッテIDに対応するアイコンI−1を削除させるようになっている。
すなわち、コンソールCの表示部Caの選択画面H2上に、図15に示したように放射線画像撮影装置1に対応するアイコンI−1a〜I−1cが表示されていたとすると、例えば、その中から番号3の放射線画像撮影装置1が当該撮影室Rから他の撮影室Rに持ち運ばれた場合には、撮影室Rに対応付けられたコンソールCの選択画面H2上に新たに番号3の放射線画像撮影装置1に対応するアイコンI−1cが表示され、元のコンソールCの選択画面H2上からは、図17に示すように番号3の放射線画像撮影装置1に対応するアイコンI−1cが削除される。
また、番号3の放射線画像撮影装置1が図16に示したように例えば臥位撮影用のブッキー装置51Bに装填されているように表示されていた場合でも、番号3の放射線画像撮影装置1が撮影室Rから他の撮影室Rに持ち運ばれてクレードル55で登録された場合には、元のコンソールCの選択画面H2上からは、図17に示したように、番号3の放射線画像撮影装置1が装填されている臥位撮影用のブッキー装置51BのアイコンI−51Bから当該放射線画像撮影装置1が装填されていることを示す表示(すなわちアイコンI−51Bの枠線の実線化および着色)が削除され、臥位撮影用のブッキー装置51Bに対応するアイコンI−52Bは元の破線の状態(すなわち放射線画像撮影装置1が装填されていない状態)に戻る。
このように構成すれば、当該放射線画像撮影装置1が持ち込まれてクレードル55に挿入された撮影室Rに対応するコンソールCでは、その選択画面H2上に新たに当該放射線画像撮影装置1に対応するアイコンI−1が表示されるとともに、当該放射線画像撮影装置1が持ち出された撮影室Rに対応するコンソールCの選択画面H2からは、当該放射線画像撮影装置1に対応するアイコンI−1が削除される。
なお、管理装置Sから元のコンソールCに対して削除信号と当該放射線画像撮影装置1のカセッテIDとが送信された際に、元のコンソールCの表示部Caに選択画面H2が表示されていない場合もある。その場合、元のコンソールCは、削除信号等を受信すると、選択画面H2として表示する内容の情報が一時的に保存されている自己のメモリ中から当該放射線画像撮影装置1に対応するアイコンI−1の情報を削除することで、次に選択画面H2の表示が指示された際に、選択画面H2上に当該放射線画像撮影装置1に対応するアイコンI−1を表示しないようになっている。
次に、本実施形態に係る放射線画像撮影システム100の作用について説明する。
放射線技師等の操作者は、放射線画像撮影に先立って、例えば図1のコンソールC2を操作し、HISやRISから放射線画像撮影の撮影オーダ情報を入手する。コンソールCの表示部Caには、図14に示したように、リスト形式の各撮影オーダ情報の一覧が選択画面H1として表示される。
そして、操作者は、選択ボタンh12をクリックして目的の撮影室Rで撮影する予定の撮影オーダ情報を単数または複数選択し、決定ボタンh13をクリックする。そして、続いて表示される画面で例えば目的の撮影室R2を選択する。目的の撮影室R2が選択されると、コンソールC2は、選択された各撮影オーダ情報のリストと目的の撮影室R2の撮影室IDとを対応付けて記憶手段Cbに保存するとともに、選択された各撮影オーダ情報のリストを目的の撮影室R2の操作卓57等に送信する。このようにして、コンソールC2と目的の撮影室R2とが対応付けられる。
続いて、コンソールC2は、管理装置Sから目的の撮影室R2内に現時点で存在する放射線画像撮影装置1の情報を入手して、例えば図15に示したように、表示部Caの選択画面H2上に放射線画像撮影装置1の各アイコンIを表示する。
操作者が、放射線画像撮影装置1に対応するアイコンI−1をクリックして当該放射線画像撮影装置1をこれから使用する放射線画像撮影装置であるとして選択したり、所定の放射線画像撮影装置1に対応するアイコンI−1をブッキー装置51に対応するアイコンI−51上にドラッグアンドドロップする等のアイコン操作がなされることにより当該放射線画像撮影装置1を当該ブッキー装置51に装填することを予め指定することが可能であることは前述したとおりである。
放射線画像撮影装置1がブッキー装置51に装填されることが予め指定されると、その信号が当該撮影室R2の操作卓57に送信され、操作卓57は、信号を受信すると、放射線発生装置52Aを起動させ、指定されたブッキー装置51に放射線を適切に照射できるように放射線発生装置52Aを移動させたり、放射方向を調整したり、或いは、絞りや放射線の線量を調整したりする。
このように、使用する放射線画像撮影装置1がすでに目的の撮影室R2内に存在する場合には、改めて放射線画像撮影装置1を目的の撮影室R2に持ち込む必要はないが、選択画面H2上に使用する放射線画像撮影装置1に対応するアイコンI−1が表示されておらず、使用する放射線画像撮影装置1が撮影室R2内に存在しない場合には、操作者は、コンソールC2での放射線画像撮影前の一連の操作を終了した後、目的の放射線画像撮影装置1を撮影室R2に持ち込む。
そして、操作者が放射線画像撮影装置1を撮影室R2のクレードル55に挿入すると、図12に示したように、放射線画像撮影装置1のコネクタ39とクレードル55のコネクタ55aとが接続され、放射線画像撮影装置1の識別情報であるカセッテIDが読み出され、そのカセッテIDがクレードル55から基地局54に通知される。
基地局54は、クレードル55からカセッテIDが通知されてくると、カセッテIDに自らの基地局IDを付加してコンソールC2や管理装置Sに通知する。
コンソールC2は、カセッテIDと基地局54の基地局IDが通知されてくると、撮影室Rの識別情報である撮影室IDと基地局54の基地局IDとが対応付けられたテーブルを参照し、当該カセッテIDが目的の撮影室R2から通知されてきたものであることを確認して、表示部Caの選択画面H2上に当該放射線画像撮影装置1に対応するアイコンIを新たに表示させる。
また、管理装置Sは、カセッテIDと基地局54の基地局IDが通知されてくると、同様に、撮影室Rの識別情報である撮影室IDと基地局54の基地局IDとが対応付けられたテーブルを参照して、当該基地局54の基地局IDに対応する撮影室R2の識別情報である撮影室IDを割り出す。そして、撮影室IDと放射線画像撮影装置1のカセッテIDとを対応付けて記憶手段Saに保存して、当該放射線画像撮影装置1が複数の撮影室R1〜R4のうちのいずれの撮影室Rに存在するかを管理する。
このようにして、操作者により、放射線画像撮影装置1が撮影室R2のクレードル55に挿入されて登録が行われた後、放射線画像撮影装置1の選択スイッチ38が押下されると、放射線画像撮影装置1のアンテナ装置41から選択信号が送信される。選択信号は、基地局54を介してコンソールC2に送信され、コンソールC2は、選択画面H2上に表示された当該放射線画像撮影装置1に対応するアイコンI−1を着色して表示する等して当該放射線画像撮影装置1が選択されたことを表示する。
また、撮影室内R2で、操作者により放射線画像撮影装置1のコネクタ39に通知手段51bのコネクタ51cが接続されると、放射線画像撮影装置1の制御手段22は、通知手段51bから通知された当該通知手段51bに対応するブッキー装置51のブッキーIDを取得し、アンテナ装置41を介してブッキーIDと当該放射線画像撮影装置1のカセッテIDとをコンソールC2に送信する。
コンソールC2は、ブッキーIDとカセッテIDとが通知されてくると、例えば図15に示した表示から図16に示した表示に切り替えるようにして、当該放射線画像撮影装置1がブッキー装置51に装填されたことを表示する。
一方、対応付けられた撮影室R2で撮影オーダ情報に基づく放射線画像撮影が終了し、放射線画像撮影装置1からアンテナ装置41や基地局54を介して画像データやダーク読取値等のデータが送信されてくると、コンソールC2は、撮影オーダ情報に基づいて撮影された画像データやダーク読取値を当該撮影オーダ情報に対応付けて記憶手段Cbに保存する。
その後、コンソールC2上で画像データやダーク読取値に基づいて画像処理が行われ、当該撮影オーダ情報に基づく最終的な画像データが生成されると、コンソールC2はその最終的な画像データも当該撮影オーダ情報に対応付けて記憶手段Cbに保存することは前述したとおりである。
続いて、例えば別の操作者が、撮影室R2で用いられた当該放射線画像撮影装置1を撮影室R1での放射線画像撮影で用いる場合には、当該放射線画像撮影装置1は、撮影室R2から撮影室R1に持ち運ばれる。その際、当該操作者は、コンソールC1を操作して新たに撮影オーダ情報を選択したり、目的の撮影室Rとして撮影室R1を選択する等の放射線画像撮影前の処理を行った後、当該放射線画像撮影装置1を撮影室R2から撮影室R1に運び入れる。
そして、操作者が放射線画像撮影装置1を撮影室R1のクレードル55に挿入すると、放射線画像撮影装置1の識別情報であるカセッテIDがクレードル55から撮影室R1の基地局54を介してコンソールC1や管理装置Sに通知される。コンソールC1は、上記の場合と同様にして、表示部Caの選択画面H2上に当該放射線画像撮影装置1に対応するアイコンI−1を新たに表示させる。
一方、管理装置Sは、カセッテIDと基地局54の基地局IDが通知されてくると、撮影室Rの識別情報である撮影室IDと基地局54の基地局IDとが対応付けられたテーブルを参照して、当該基地局54の基地局IDに対応する撮影室R1の識別情報である撮影室IDを割り出す。そして、撮影室IDと放射線画像撮影装置1のカセッテIDとを対応付けて記憶手段Saに保存する。
また、管理装置Sは、この場合、通知されてきた放射線画像撮影装置1のカセッテIDが、それ以前に、他の撮影室R2の撮影室IDと対応付けられていたものであるから、記憶手段Saにおける撮影室R2の撮影室IDと当該放射線画像撮影装置1のカセッテIDとの対応付けを破棄する。
そして、管理装置Sは、同時に、撮影室R2に対応付けられたコンソールC2に対して削除信号とともに当該放射線画像撮影装置1のカセッテIDを送信し、コンソールC2に、選択画面H2上から当該放射線画像撮影装置1のカセッテIDに対応するアイコンI−1を削除させる。
このように、撮影室R1のクレードル55に当該放射線画像撮影装置1が挿入されて当該放射線画像撮影装置1が新たに登録されることで、コンソールC1の選択画面H2上には当該放射線画像撮影装置1に対応するアイコンI−1が新たに表示されるとともに、コンソールC2の選択画面H2上からは当該放射線画像撮影装置1に対応するアイコンI−1が削除されて消える。
元の撮影室R2で放射線画像撮影装置1がブッキー装置51に装填されていた場合には、コンソールC2の選択画面H2上には図16に示したようにブッキー装置51に放射線画像撮影装置1が装填されているようにアイコン表示されているが、撮影室R1のクレードル55で当該放射線画像撮影装置1が新たに登録されると、管理装置Sによる上記の処理により、コンソールC2の選択画面H2上の上記のアイコン表示も消え、例えば図16のように表示されていたアイコン表示が図17に示した表示のように切り替わる。
以上のように、本実施形態に係る放射線画像撮影システム100によれば、撮影室Rの登録手段であるクレードル55から放射線画像撮影装置1の識別情報であるカセッテIDが通知されると、管理装置Sは、撮影室Rの識別情報である撮影室IDと当該放射線画像撮影装置1のカセッテIDとを対応付けて記憶する。また、管理装置Sは、当該放射線画像撮影装置1のカセッテIDがそれ以前に他の撮影室Rの撮影室IDと対応付けられていた場合には、当該他の撮影室Rの撮影室IDと当該放射線画像撮影装置1のカセッテIDとの対応付けを破棄する。
このように構成することで、複数の撮影室Rを備える放射線画像撮影システム100において、放射線画像撮影装置1がいずれの撮影室Rに存在するかを管理装置Sで的確に管理することが可能となる。
また、コンソールCでは、撮影室Rのクレードル55から放射線画像撮影装置1のカセッテIDが通知されると、選択画面H2上に当該放射線画像撮影装置1に対応するアイコンI−1を表示させるとともに、管理装置Sは、他の撮影室Rのクレードル55から当該放射線画像撮影装置1のカセッテIDが通知されると、放射線画像撮影装置1が存在していた元の撮影室Rに対応付けられた元のコンソールCの選択画面H2上から当該放射線画像撮影装置1に対応するアイコンI−1を削除させる。
このように構成することで、放射線画像撮影装置1が存在する撮影室Rに対応付けられたコンソールCの選択画面H2には当該放射線画像撮影装置1に対応するアイコンI−1が正しく表示され、また、当該放射線画像撮影装置1が撮影室Rにもはや存在しなくなった場合には、撮影室Rに対応付けられたコンソールCの選択画面H2上からは、管理装置Sにより当該放射線画像撮影装置1に対応するアイコンI−1が自動的に削除される。
そのため、撮影室R内に放射線画像撮影装置1が存在するにもかかわらず当該放射線画像撮影装置1の現在位置を把握できなくなるといった不具合や、当該放射線画像撮影装置1が撮影室Rに存在しなくなったにかかわらず撮影室Rに対応付けられたコンソールCの選択画面H2上に当該放射線画像撮影装置1に対応するアイコンI−1が表示され続ける等のシステム制御上の不具合が発生することを的確に回避して、放射線画像撮影システム100の適切な運用を図ることが可能となる。
なお、本実施形態では、前述したように、ブッキー装置51として撮影室Rに既存のCRカセッテ用のブッキー装置を用いることが想定されており、ブッキー装置51に放射線画像撮影装置1のみならずCRカセッテを装填して放射線画像撮影を行うことが可能である。その際、撮影室R内に放射線画像撮影装置1とCRカセッテが混在する状態となるが、それらが適宜判別されて用いられるように構成することが可能である。
また、本実施形態では、全ての撮影室R1〜R4に立位撮影用のブッキー装置51Aと臥位撮影用のブッキー装置51Bとがそれぞれ備えられている場合が示されているが、各撮影室Rに備えられるブッキー装置51の種類は任意であり、立位撮影用のブッキー装置51Aのみが備えられている撮影室Rや臥位撮影用のブッキー装置51Bのみが備えられている撮影室Rが混在するような場合でも本発明を適用することができる。
さらに、本実施形態では、図1や図2に示したように、放射線画像撮影システム100が複数の撮影室R(R1〜R4)と複数のコンソールC(C1〜C3)を備えて構成される場合について説明したが、図18や図19に示すように、複数の撮影室R(R1〜R4)と1つのコンソールCとを備えて構成される放射線画像撮影システム200に対しても本発明を適用することができる。
この場合、例えば、コンソールCと撮影室R1とが対応付けられた状態で、すなわち、コンソールCの選択画面H2上に撮影室R1内に存在する放射線画像撮影装置1やブッキー装置51に対応する各アイコンI−1、I−51が表示される状態で、撮影室R1から放射線画像撮影装置1が例えば撮影室R2に持ち運ばれて、当該放射線画像撮影装置1が撮影室R2の登録手段であるクレードル55に挿入されて登録された場合には、管理装置Sにより、撮影室R1内に存在する放射線画像撮影装置1やブッキー装置51に対応する各アイコンI−1、I−51が表示されたコンソールCの選択画面H2上から当該放射線画像撮影装置1に対応するアイコンI−1が削除される。
このように、複数の撮影室R(R1〜R4)と1つのコンソールCとを備える放射線画像撮影システム200においても、上記の実施形態に係る放射線画像撮影システム100と同様に、放射線画像撮影装置1がいずれの撮影室Rに存在するかを管理装置Sで的確に管理することが可能となるとともに、不具合の発生を的確に回避して、放射線画像撮影システム200の適切な運用を図ることが可能となる。
なお、放射線画像撮影システム200においては、コンソールCに管理装置Sの機能を持たせる等して、コンソールCと管理装置Sとを一体的に構成することも可能である。
また、その他、本発明が本実施の形態に限定されず、適宜変更可能であることはいうまでもない。
1 放射線画像撮影装置(可搬型放射線画像撮影装置)
41 アンテナ装置(通信手段)
51 ブッキー装置
51b 通知手段
52 放射線発生装置
55 クレードル(登録手段)
100、200 放射線画像撮影システム
C コンソール
Ca 表示部
H2 選択画面
I アイコン
R 撮影室
S 管理装置

Claims (4)

  1. 複数の撮影室で使用可能な可搬型放射線画像撮影装置と、
    前記複数の撮影室のうち、撮影の際に対応付けられた一の撮影室又は予め対応付けられた一の撮影室内に存在する前記可搬型放射線画像撮影装置のアイコンを画面上に表示可能なコンソールと、
    前記可搬型放射線画像撮影装置の識別情報と撮影室の識別情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
    複数の撮影室のそれぞれに備えられ、前記可搬型放射線画像撮影装置が持ち込まれた際、持ち込まれた前記可搬型放射線画像撮影装置の識別情報を対応する前記コンソールに通知するとともに、前記可搬型放射線画像撮影装置の識別情報と撮影室の識別情報とを対応付けて前記記憶手段に記憶させる登録手段と、を備え、
    記登録手段により前記可搬型放射線画像撮影装置の識別情報が通知されると、対応する前記コンソールの画面上に当該可搬型放射線画像撮影装置に対応するアイコンを表示
    記登録手段により前記可搬型放射線画像撮影装置の識別情報と前記撮影室の識別情報とを対応付けて前記記憶手段に記憶させる際、当該可搬型放射線画像撮影装置の識別情報が既に他の撮影室の識別情報と対応付けられて記憶されていた場合にはその対応付けを破棄するとともに、前記他の撮影室に対応する前記コンソールの画面から当該可搬型放射線画像撮影装置に対応するアイコンを削除することを特徴とする放射線画像撮影システム。
  2. ブッキー装置を備え、
    前記ブッキー装置には、当該ブッキー装置に装填された前記可搬型放射線画像撮影装置に、当該ブッキー装置の識別情報を通知する通知手段が設けられており、
    前記可搬型放射線画像撮影装置は、前記通知手段から前記ブッキー装置の識別情報の通知を受けると、それと自らの識別情報とをともに前記コンソールに送信し、
    前記コンソールは、前記可搬型放射線画像撮影装置から自らの識別情報と前記ブッキー装置の識別情報とがともに送信されてくると、前記画面上に、当該ブッキー装置に当該可搬型放射線画像撮影装置が装填されていることをアイコン表示することを特徴とする請求項1に記載の放射線画像撮影システム。
  3. 前記撮影室内に、放射線を照射する少なくとも1つの放射線発生装置を備え、
    前記可搬型放射線画像撮影装置と前記通知手段とが接続されると、前記通知手段に対応する前記ブッキー装置に放射線を照射する前記放射線発生装置を起動させることを特徴とする請求項2に記載の放射線画像撮影システム。
  4. 前記コンソールは、前記画面上でのアイコン操作により前記可搬型放射線画像撮影装置を装填する前記ブッキー装置が指定されると、当該ブッキー装置に放射線を照射する前記放射線発生装置を起動させることを特徴とする請求項3に記載の放射線画像撮影システム。
JP2011537172A 2009-10-20 2010-08-17 放射線画像撮影システム Active JP5605369B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011537172A JP5605369B2 (ja) 2009-10-20 2010-08-17 放射線画像撮影システム

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009241008 2009-10-20
JP2009241008 2009-10-20
PCT/JP2010/063858 WO2011048868A1 (ja) 2009-10-20 2010-08-17 放射線画像撮影システム
JP2011537172A JP5605369B2 (ja) 2009-10-20 2010-08-17 放射線画像撮影システム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014166278A Division JP5910684B2 (ja) 2009-10-20 2014-08-19 放射線画像撮影システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2011048868A1 JPWO2011048868A1 (ja) 2013-03-07
JP5605369B2 true JP5605369B2 (ja) 2014-10-15

Family

ID=43900108

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011537172A Active JP5605369B2 (ja) 2009-10-20 2010-08-17 放射線画像撮影システム
JP2014166278A Expired - Fee Related JP5910684B2 (ja) 2009-10-20 2014-08-19 放射線画像撮影システム

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014166278A Expired - Fee Related JP5910684B2 (ja) 2009-10-20 2014-08-19 放射線画像撮影システム

Country Status (5)

Country Link
US (2) US9186118B2 (ja)
EP (1) EP2491861B1 (ja)
JP (2) JP5605369B2 (ja)
CN (3) CN104224221B (ja)
WO (1) WO2011048868A1 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011142157A1 (ja) 2010-05-12 2011-11-17 コニカミノルタエムジー株式会社 放射線画像撮影システム
JP6241197B2 (ja) * 2013-10-25 2017-12-06 コニカミノルタ株式会社 放射線画像撮影システムおよびコンソール
US10058297B2 (en) 2013-11-08 2018-08-28 Samsung Electronics Co., Ltd. Medical imaging system and workstation and X-ray detector thereof
JP6256042B2 (ja) * 2014-01-23 2018-01-10 コニカミノルタ株式会社 放射線画像撮影システム
JP6434733B2 (ja) * 2014-07-24 2018-12-05 キヤノン株式会社 放射線撮影システム、放射線撮影装置、それらの制御方法およびプログラム
JP6053044B2 (ja) * 2014-09-16 2016-12-27 富士フイルム株式会社 携帯型コンソール、携帯型コンソールの制御方法、携帯型コンソール用プログラム及び放射線撮影システム
JP6251147B2 (ja) * 2014-09-29 2017-12-20 富士フイルム株式会社 電子カセッテおよび電子カセッテの作動方法
US10368823B2 (en) * 2015-01-30 2019-08-06 Canon Kabushiki Kaisha Radiographing apparatus, control apparatus, control method, and storage medium
JP6498054B2 (ja) * 2015-06-23 2019-04-10 キヤノン株式会社 情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
JP6648922B2 (ja) * 2015-10-14 2020-02-14 キヤノン株式会社 放射線撮影システム、制御装置、放射線撮像装置、及び放射線撮影システムの制御方法
JP6736952B2 (ja) * 2016-04-13 2020-08-05 コニカミノルタ株式会社 放射線画像撮影システム
JP2017195959A (ja) * 2016-04-25 2017-11-02 キヤノン株式会社 放射線撮影システム、放射線撮影装置の制御方法
JP6849328B2 (ja) * 2016-07-05 2021-03-24 キヤノン株式会社 放射線撮影装置、放射線撮影システム、放射線撮影方法、及びプログラム
JP6980456B2 (ja) * 2017-08-22 2021-12-15 キヤノン株式会社 放射線撮像システム
US10656101B2 (en) * 2017-09-29 2020-05-19 Varex Imaging Corporation Configuring a portable x-ray detector for use with an image acquisition workstation based on color detection
JP7087435B2 (ja) * 2018-02-19 2022-06-21 コニカミノルタ株式会社 放射線画像撮影装置及び放射線画像撮影システム
IL301137A (en) 2020-09-11 2023-05-01 Regeneron Pharma Identification and production of antigen-specific antibodies
IL303626A (en) 2020-12-16 2023-08-01 Regeneron Pharma Mice expressing human FC alpha receptors

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006247141A (ja) * 2005-03-10 2006-09-21 Konica Minolta Medical & Graphic Inc 放射線画像検出器及び放射線画像撮影システム
WO2006109551A1 (ja) * 2005-04-07 2006-10-19 Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. 放射線画像撮影システム
JP2009045435A (ja) * 2007-07-24 2009-03-05 Fujifilm Corp 移動型x線撮影装置

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10206553A (ja) 1997-01-17 1998-08-07 Canon Inc 固体撮像装置及びx線固体撮像装置
JPH11113889A (ja) 1997-10-16 1999-04-27 Canon Inc X線撮影ユニット、x線撮影装置及びx線撮影システム
JP4513046B2 (ja) 2000-11-20 2010-07-28 コニカミノルタホールディングス株式会社 放射線画像撮影用カセッテ
US20020090055A1 (en) 2000-11-27 2002-07-11 Edge Medical Devices Ltd. Digital X-ray bucky including grid storage
JP4838442B2 (ja) 2001-05-16 2011-12-14 キヤノン株式会社 放射線撮影システムおよびその制御方法ならびに記憶媒体
US7092970B2 (en) * 2003-03-26 2006-08-15 Konica Minolta Holdings, Inc. Medical image radiographing system, method for managing medical image and method for displaying medical image
JP4507272B2 (ja) 2003-10-07 2010-07-21 コニカミノルタエムジー株式会社 カセッテ
JP2005121783A (ja) 2003-10-15 2005-05-12 Konica Minolta Medical & Graphic Inc カセッテ読取処理装置、カセッテ読取処理方法及びカセッテ
JP2006026283A (ja) 2004-07-21 2006-02-02 Konica Minolta Medical & Graphic Inc 放射線撮影システム
WO2006030592A1 (ja) 2004-09-16 2006-03-23 Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. 放射線検出器及び放射線画像撮影システム
CN101137327B (zh) 2005-03-10 2010-09-29 柯尼卡美能达医疗印刷器材株式会社 放射线图像成像系统
US20100104065A1 (en) 2007-03-14 2010-04-29 Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. Radiographic image photographing system and control device
US7764765B2 (en) * 2007-07-24 2010-07-27 Fujifilm Corporation Cassette and mobile X-ray image capturing apparatus
WO2009047994A1 (ja) 2007-10-12 2009-04-16 Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. 放射線画像撮影システム
WO2009051017A1 (ja) 2007-10-19 2009-04-23 Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. カセッテ型放射線画像固体検出器
JP2009204671A (ja) 2008-02-26 2009-09-10 Konica Minolta Medical & Graphic Inc 放射線画像撮影システム
WO2009142041A1 (ja) 2008-05-20 2009-11-26 コニカミノルタエムジー株式会社 放射線画像撮影システム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006247141A (ja) * 2005-03-10 2006-09-21 Konica Minolta Medical & Graphic Inc 放射線画像検出器及び放射線画像撮影システム
WO2006109551A1 (ja) * 2005-04-07 2006-10-19 Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. 放射線画像撮影システム
JP2009045435A (ja) * 2007-07-24 2009-03-05 Fujifilm Corp 移動型x線撮影装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN102596036B (zh) 2014-10-15
EP2491861A4 (en) 2015-07-29
JP2015006413A (ja) 2015-01-15
US9186118B2 (en) 2015-11-17
US20140241503A1 (en) 2014-08-28
EP2491861A1 (en) 2012-08-29
WO2011048868A1 (ja) 2011-04-28
EP2491861B1 (en) 2016-11-16
US9289182B2 (en) 2016-03-22
US20120207278A1 (en) 2012-08-16
CN102596036A (zh) 2012-07-18
CN103989487B (zh) 2016-04-20
CN104224221A (zh) 2014-12-24
CN103989487A (zh) 2014-08-20
JP5910684B2 (ja) 2016-04-27
CN104224221B (zh) 2017-08-11
JPWO2011048868A1 (ja) 2013-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5910684B2 (ja) 放射線画像撮影システム
JP6079850B2 (ja) コンソールおよび放射線画像撮影システム
JP6256042B2 (ja) 放射線画像撮影システム
JP5630250B2 (ja) 放射線画像撮影システム
JP5659709B2 (ja) 放射線画像撮影システム
JP2012157666A (ja) 放射線画像撮影システム
JP5151676B2 (ja) 放射線画像撮影システム
JP5707869B2 (ja) 放射線画像撮影システム
JP2012095882A (ja) 放射線画像撮影システム
JP5585390B2 (ja) 放射線画像撮影システム
JP5776166B2 (ja) 放射線画像撮影システム
JP2012125309A (ja) 放射線画像撮影システム
JP5407750B2 (ja) 放射線画像撮影システム
JP2013176407A (ja) 放射線画像撮影システム
JP2012101003A (ja) 放射線画像撮影システム
JP2012105895A (ja) 放射線画像撮影システム
JP5773048B2 (ja) 放射線画像撮影装置の補正データ生成方法及び放射線画像撮影システム
JP2011104089A (ja) 放射線画像撮影システム
JP5640367B2 (ja) 放射線画像撮影システム
JP2012110452A (ja) 放射線画像撮影システム
JP5482870B2 (ja) 放射線画像撮影システム
JP5682718B2 (ja) 放射線画像撮影システム
JP5482871B2 (ja) 放射線画像撮影システム
JP2011104085A (ja) 放射線画像撮影システム
JP2014208062A (ja) 放射線画像撮影システム

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20130415

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130627

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20130726

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131003

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140729

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140811

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5605369

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150