JPWO2006068047A1 - 軸封装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、特殊な被密封流体であっても、軸封装置のシール面の摩耗が防止できるようにすることにある。また、回転軸の摺動面の加工精度を低減することにある。また、シール面が他の部品に当接して損傷するのを防止するものである。そして、軸封装置は、ハウジングの孔形成面と密封に嵌合可能な嵌着面を有する嵌着部(4)と、嵌着部(4)から内方へ延びて内周に被密封流体(L1)がシールされるシール面(3A1)を有するゴム状弾性材製の第1シールリップ(3)と、を備えるシール部(2)およびシールリップ(3)のシール面(3A1)と密接して摺動可能な摺動シール面(10D)と、摺動シール面(10D)の軸方向の端部にシール面領域(L1)を凹状に囲む回転翼(10A)と、回転軸(50)に密封に嵌着する密接嵌着面(15)と、を有する金属または樹脂材製のシールスリーブ(10)を具備し、回転翼(10A)に被密封流体(L1)をシール面領域(L1)から離れる方向へ押し返す吐出手段(20)を有するものである。

Description

本発明は、ハウジングの孔に装着された回転軸とこの孔との間隙をシールする軸封装置に係る。特に、被密封流体中に混在する不純物がシール面に介在してシール面と相対摺動する対向シール面とが不純物により互いに摩耗するのを防止する軸封装置に関する。
本発明の軸封装置に係わる関連技術として、ケミカル液などをシールする軸封装置が存在する。この軸封装置は、各種の圧縮機などにおける回転軸の周りの間隙をシールするために用いられる(例えば、特開2000−179702号公報(図1))。自動車などの圧縮機に利用される冷媒としての作動流体は、回転軸の周りの孔内で高圧の被密封流体として作用する。この冷媒に限らず、被密封流体には、作動中の流れの中で不純物が混入する。特に、不純物はシール面に付着しやすい。特殊なケミカル液では、シール面に付着して固形化することもある。その上、被密封流体が高圧であると、回転軸の周りで被密封流体をシールするシールリップは高圧によって回転軸の周面に押しつけられる。そして、ゴム材製のシールリップや、樹脂材製のシールリップが回転軸と密接しながら被密封流体により押圧されると、不純物が被密封流体に混合している場合には、不純物がシール面に付着して摺動するシール面が急速に摩耗する問題を惹起する。
この軸封装置100は、図6に示すような形に形成されている。図6は、この軸封装置100の片側の断面図である。この軸封装置100は、外周面に波状の3個のシール部107を設けた円筒状の嵌着部102が設けられている。嵌着部102には、補強環103が一体に埋設されている。この嵌着部102は補強環103に補強されてハウジング111の孔形成面(以下、単に、孔とも言う)112に嵌着される。また、嵌着部102から内方へ第1シールリップ101が形成されている。さらに、第1シールリップ101の大気側(図示左側)に樹脂材製の第2シールリップ108が設けられている。このゴム材製の第1シールリップ101と樹脂材製
の第2シールリップ108との間には、金属薄板のバックアップリング106が配置されている。また、第2シールリップ108は、押え具109を介してバックアップリング106との間に固定されている。そして、ゴム材製の第1シールリップ101では、被密封流体が透過しやすいので、このバックアップリング106により被密封流体の透過を防止しようとするものである。このためにバックアップリング106は、第1シールリップ101と第2シールリップ108との間で、第1シールリップ101の大気側の全面を支持するような形で介在されている。これらの第1シールリップ101、第2シールリップ108およびバックアップリング106が被密封流体の圧力により回転軸113に圧接されると回転軸113も急速に摩耗する恐れがある。さらに、被密封流体は、作動流体として作動中に各種の不純物が混合する。この被密封流体に不純物が混合していると、不純物は各シールリップ101,108の回転軸113と接触するシール面に付着する。さらに、被密封流体に含まれるある種の成分が摩擦熱により固形化すると、各シールリップ101,108のシール面に付着して相対する摺動面を摩耗させることになる。
しかし、この薄板金属のバックアップリング106では、第1シールリップ101が回転軸113に対して常に小さな面圧で密接するように支持することは、強度的にも困難である。そして、被密封流体の圧力により第1シール部104Aが押圧されて回転軸113に強く圧接するとともに、このバックアップリング106も被密封流体により押圧されて回転軸113と圧接することになる。そうすると、シール部104Aとバックアップリング106は回転軸113と摺動しながら互いに摩耗することになる。更に、第2シールリップ108は、回転軸113とシール面の全面で密接しているから、互いの摩耗面積が拡大することになる。特に、被密封流体が高圧である場合には、第1シールリップ101および第2シールリップ108が被密封流体に押圧されて回転軸113と強く接触して互いの相対摺動面が摩耗する。また、被密封流体中の不純物がシール面に付着すると、シール面の摩耗はさらに促進することになる。このように、互いの摺動面が摩耗すると、軸封装置100のシール能力は低下する。また、軸封装置100は、交換可能に取付ているために摩耗すれば交換することは可能であるが、回転軸100は、装置に一体に取り付けられている上に、長尺であるために簡単に交換することが困難になる。
本発明は、上述のような問題点に鑑み成されたものであって、その発明が解決しようとする技術的課題は、被密封流体に含まれる不純物や、摩擦熱により化学反応して固形化する被密封流体により、軸封装置におけるシールリップの摺動面の摩耗を防止するとともに、回転軸のシールリップと摺動する面の摩耗を防止して、軸封装置のシール能力を向上させることにある。また、回転軸の摩耗を防止して回転軸の耐久能力を向上させるとともに、回転軸の交換コストを低減することにある。
本発明は、上述のような技術的課題を解決するために成されたものであって、その技術的解決手段は以下のように構成されている。
本発明に係る軸封装置は、ハウジングの孔と孔形成面内に配置した回転軸との間の被密封流体をシールする軸封装置であって、
ハウジングの孔形成面と密封に嵌合可能な嵌着面を有する嵌着部と、嵌着部から内方へ延びて内周に被密封流体がシールされるシール面を有するゴム状弾性材製の第1シールリップと、を備えるシール部
および第1シールリップのシール面と密接して摺動可能な摺動シール面と、摺動シール面の軸方向の端部からシール面領域を凹状に覆う形の回転翼と、回転軸に密封に嵌着する密接嵌着面と、を有する金属または樹脂材製のシールスリーブを具備し、
回転翼に被密封流体が回転翼内のシール面領域内に流入するのを押し返す吐出手段を有するものである。
この本発明に係る軸封装置によれば、シールスリーブが回転軸と着脱自在に嵌着するとともに、摺動シール面がシール部のシール面と密接して被密封流体をシールするように構成されている。そして、シール面領域を凹状に覆うシールスリーブの回転翼にシール面から被密封流体を離れる方向へ押し出す吐出手段が設けられているので、被密封流体に混合する不純物がシール面から離れる方向へ被密封流体を押し返す。このため、被密封流体中の不純物がシール面に付着するのを防止できる。さらに、シールスリーブに設けられた吐出手段とともに、回転翼により被密封流体が撹拌されるから、シール面が摩擦熱により加熱されるのを防止し、ケミカル流体などの被密封流体が熱によりシール面に固形化して付着するのを防止できる。そして、シール面のシール能力とともに、摩耗を防止して耐久能力を向上させる。
図1は、本発明の第1実施例に係わる軸封装置の片側の断面図である。 図2Aは、図1の軸封装置における吐出手段の一部の側面図である。 図2Bは、図1の軸封装置における吐出手段の一部の正面図である。 図3は、本発明の第2実施例に係わる軸封装置の片側の断面図である。 図4は、図3の軸封装置における吐出手段の一部の正面図である。 図5は、本発明の第3実施例に係わる軸封装置の片側の断面図である。 図6は、本発明に先行するシール装置の片側の断面図である。
以下、本発明に係わる実施の形態の軸封装置を図面に基づいて詳述する。尚、以下に説明する各図面は、設計に基づいて作成したもので、形状が正確である。
実施例1
先ず、本発明に係わる軸封装置の第1実施例を説明する。図1は、軸封装置1の片側の断面図である。この図1において、回転軸50は、ハウジング60の軸受用の孔61に装着される。この回転軸50に嵌着されるシールスリーブ10は、ステンレス鋼板を円筒状に形成する。そして、このシールスリーブ10の円筒部10Eの両端を外方に曲げる。この円筒部10Eの一方の端部に曲げられた回転翼10Aは、端部から断面がL形状になるように曲げて環状リップ部3Aのシール面3A1が挿入できるように端部を含めて全体の断面をU形状にする。このU形状の回転翼10A内はシール面領域L2である。そして、回転翼10Aの径方向側面には、図2Aと図2Bに示すように、回転翼10Aの一部を折り曲げて羽根状に形成した吐出手段20を設ける。この吐出手段20は一部を切り抜いて傾斜した羽根状に折り曲げる。この吐出手段20は径方向側面の周方向に沿って複数個を設けて吐出手段20に構成する。
なお、シールスリーブ10はN方向へ回転する。また、図示は省略するが、回転翼10Aの一部を絞り加工して突起した吐出手段20に形成することもできる。この吐出手段20は被密封流体L1を第1シール面3A1から離れる方向へ押し出す形状であれば種々の形状に設計できる。
さらに、回転翼10Aの外周側は円筒状の仕切部10A1に形成する。また、円筒部10Eの他方のストッパー10Bは、断面を円弧状に形成する。このストッパー10Bはシール部2とシールスリーブ10とを組み立てた後に曲加工できるような小さな円弧状に曲げられている。また、ストッパー10Bに周面に沿って複数の軸方向を成すスリットを設けてストッパーを曲げやすくしても良い。このシールスリーブ10の円筒部10Eの内周嵌合面10Cには、シート状にコーテングした薄い円筒状のシールリング11を全面に設けると良い。そして、シールリング11の内周面は回転軸50と嵌合する密接嵌合面15に形成する。この密接嵌合面15により回転軸50と内周嵌合面10Cとの嵌合間から被密封流体L1が外部Aへ漏洩しないようにシールする。なお、内周嵌合面10Cは、シールリング11を設けることなく、直接に回転軸50と嵌着した密接嵌合面15に構成することができる。特に、シールスリーブ10が樹脂材製の場合には、シールスリーブ10の内周嵌合面10Cを密接嵌合面15に構成して回転軸50と直接に嵌合し、シールスリーブ10と回転軸50との嵌合間をシールすることが可能になる。
シールスリーブ10の円筒部10Eの外周は、摺動シール面10Dに形成する。この摺動シール面10Dは、圧延された鋼板の状態でも、滑らかに形成されているから、シール面3A1との摩擦係数を小さくして摺動することができる。また、摺動シール面10Dは、部品として軸方向の長さが短いから、円筒の状態で研磨しても加工コストが低減できる。
さらに、金属製のシールスリーブ10の外周面に4フッ化エチレン樹脂またはゴムを被覆し、その外周を摺動シール面10Dに形成することもできる。このシールスリーブ10の材質は、ステンレス鋼の外に、鋼、真鍮、樹脂、例えばアセタール、ポリアミドの複合材、等から製作することもできる。
シール部2の一部は、ゴム材製の嵌着部4と第1シールリップ3から構成する。この嵌着部4は、円筒状に形成する。この嵌着部4には、ハウジング60の孔形成面(孔とも言う)61と嵌合する嵌着面14に形成するとともに、嵌着面14にはシール凸部4Aを設けて嵌合する孔61と密接させて被密封流体L1をシールする。また、嵌着部4の被密封流体L1と反対側の側面には軸方向に深い溝で環状を成す嵌着凹部4Bを形成する。さらに、嵌着部4の内周側には、第1シールリップ3を形成する。第1シールリップ3は、筒状を成して被密封流体L側へ突出している。そして、第1シールリップ3の先端は、環状リップ部3Aに形成する。この環状リップ部3Aには、シールスリーブ10の摺動シール面10Dと密接して嵌合する第1シール面3A1を形成する。この第1シール面3A1は、断面が尖った角状をなしてシールスリーブ10の摺動シール面10Dと弾性変形して小さな面状に密接し、被密封流体L1をシールする。また、第1シールリップ3における付け根の被密封流体L1側には支持面3Bを設ける。さらに、シール部2における、ゴム状弾製材の嵌着部4には、補強環5を嵌合状態に組み合わせている。この補強環5により嵌着部4をハウジングへ嵌着した後に弾性変形しないように補強している。
この補強環5は孔付有底円筒状に形成して円筒状の補強部5Aと有底状の保持部5Bとを設ける。そして、補強環5の補強部5Aを嵌着凹部4Bに着脱自在に嵌着して結合する。保持部5Bは、第1シールリップ3の背面側を支持している。また、嵌着部4の内周に第1シールリップ3と並列に配列された樹脂材製の第2シールリップ6を設ける。第2シールリップ6は断面が円弧状のL形状を成して内周に筒状リップ部6Aを形成する。この筒状リップ部6Aは摺動シール面10Dと嵌合してシールスリーブ10を保持している。この第2シールリップ6における外周の付け根は、第1シールリップ3の付け根に支持環7の押部7Aと保持部5Bとに狭持されて固定する。この筒状シール部6Aの内周は、シールスリーブ10の摺動シール面10Dと密接して被密封流体L1をシールする第2シール面6A1に形成する。
金属製の支持環7は断面がL形の円筒部7Bと円筒部7Bの端部に押部7Aとを形成する。そして、補強環5の保持部5Bを第2シールリップ6の背面側に接合して支持するとともに、支持環7の押部7Aを第1シールリップ3の支持面3Bに当接して第1シールリップ3と第2シールリップ6とを狭持した状態に固定する。また、支持嵌7の円筒部7Bの内周面は、回転翼10Aの仕切部10A1と小さな間隙Cで遊嵌合している。また、仕切部10A1の端面と支持環7の押部7Aとも近接して被密封流体L1がシール面領域L2へ浸入しようとしたときに、堰になるような間隙Cに形成する。なお、この各間隙Cは、回転翼10Aが回転したときに、円筒部7Bの内周面と協働して被密封流体L1を撹拌できる小さな寸法に形成する。そして、回転軸50に嵌着したシールスリーブ10は、回転軸50と異なる部品であるために、摩耗すれば交換可能である。また、補強環5は、シール部と着脱自在であるために交換可能である。このために、保持部5Bの内周端部は、回転軸50の外周側のシールスリーブ10に近接できるので、被密封流体Lの圧力により接触してシールスリーブ10が摩耗しても交換可能であるから、第2シールリップ3の筒状リップ部6Aの背面を十分に支持することが可能になる。この支持環7と補強環5は、鋼、ステンレス鋼、真鍮、アルミニウム、樹脂等の材質で製作する。
以上のように、シール部2はゴム材質の嵌着部4と第1シールリップ3と補強環5と第2シールリップ6と支持環7とから構成する。このシール部2は、補強環5がハウジング60の孔61の段付部に支持されて取り付けられる。また、スナップリング65によりシール部2がハウジング60から離脱しないように係止する。そして、シール部2とシールスリーブ10とは、第1シール面3A1と第2シール面6A1がシールスリーブ10の摺動シール面10Dに密接状態に嵌合して組み立てる。このために、シール部2とシールスリーブ10とは密接に嵌合した摩擦力によって結合する。たとえ、シール部2からシールスリーブ10が、外力を受けて離脱しようとしても、シールスリーブ10の回転翼10Aの仕切部10A1が支持環7の押部7Aに当接する。また、反対側では、ストッパー10Bが保持部5Bに当接する。このため、シールスリーブ10がシール部2から離脱するのを防止できる。また、軸封装置1はシール部2とシールスリーブ10とを組み立てた状態で保管することが可能になる。そして、軸封装置1を装置や設備に組み立てるときに、両部品は結合しているから、一方の部品が不足するような問題も解決できる。
また、シールスリーブ10の摺動シール面10Dは、圧延した状態で滑らかに形成されているから、また、樹脂を成形した状態で滑らかに形成されているから、摺動シール面10Dの加工が不要である。さらに、シールスリーブ10の外周面にフッ素樹脂等をコーテングすることにより、コーテング皮膜を摺動シール面10Dに形成して摩擦係数を小さくすることが可能になる。さらに、環状リップ部3Aの第1シール面3A1は、回転翼10Aによりカバーされているから、他の部品に当接して損傷するような問題が防止できる。
実施例2
次に、本発明に係わる第2実施例の軸封装置1について説明する。図3は、第2実施例に係る軸封装置1の片側の断面図である。図3において、図1と相違する点は、回転翼10Aの仕切部10A1の円周面に沿って吐出手段20を設ける。この吐出手段20は、図4にも示すように、仕切部10A1の周面に沿って仕切部10A1の一部を折り曲げて羽根状に形成する。この羽根は周面に沿って複数個を設ける。この吐出手段20は仕切部10A1の一部を深絞りに押し出して羽根形の突起部に形成することもできる。この吐出手段20は、仕切部10A1の周面に沿って軸方向に2列、3列と複数列にすることもできる。なお、シールスリーブ10は、N方向へ回転する。第2実施例におけるその他の構成は、図1の符号と同じ部品は、図1とほぼ同様な部品である。
実施例3
さらに、本発明に係わる第3実施例の軸封装置1について説明する。図5は、第3実施例に係る軸封装置1の片側断面図である。図5において、図1の軸封装置1と相違する点は、補強環5が嵌着部4と嵌合ではなく、嵌着部4に埋設する。この補強環5を断面がL形になるようにして嵌着部4に埋設している。また、保持部7は、リング板状を成して第2シールリップ6の背面に並列に配列する。また、外環8により嵌着部4と第2シールリップ6と保持部7の外周側を保持して一体化する。この一体化は、外環8の端部の止め部8Bを折り曲げて嵌着部4と第2シールリップ6と保持部7の全体を固定する。そして、嵌着部4に嵌着した外環8の外周に嵌着面14を設ける。さらに、外環8には被密封流体L1側に溝部8Bを設けてOリング9を装着し、嵌着面14をハウジングの嵌合する孔(図1の符号61を参照)に嵌着したときに、Oリング9により嵌合する孔61との嵌着間をシールする。
また、シールスリーブ10は内周面に図1より厚肉のシート状のシールリング11を設ける。このシールリング11の内周面は、密接嵌着面15に形成する。さらに、回転翼10Aの仕切部10A1(図1を参照)における軸方向長さは、図1より軸方向へ短く形成する。そして、この仕切部の端部を外環8の端部と近接させて間隙Cを形成する。なお、吐出手段20の形状は図1と同様である。その他の構成は図1の軸封装置1と同様である。
本発明は、上述のように構成することにより、吐出手段20によって、被密封流体中に混入している不純物が被密封流体L1とともに、流入してシール面に付着し、摺動時に各シール面3A1,6A1が摩耗するのを防止できる効果がある。特に、吐出手段20は回転翼10Aに設けられているから、回転翼10Aの回転により被密封流体L1中の不純物を回転する遠心力でリング状に集積し、この不純物を吐出手段20により第1および第2シール面3A1,6A1から離れる方向へ押し出して、第1シール面3A1および第2シール面6A1に不純物が付着するのを防止する。また、回転翼10Aおよび吐出手段20により第1シール面3A1および第2シール面6A1側のシール面領域L2に存在する被密封流体L1を撹拌して第1シール面3A1および第2シール面6A1に被密封流体L1が固形化するのを防止する効果を奏する。
そして、第1シール面3A1および第2シール面6A1のシール能力を発揮させる。
以下に、本発明に係わる各実施態様の発明を説明する。
本発明に係わる第2実施態様の発明の軸封装置は、シール部において第1シールリップの内周の環状リップ部が回転翼の凹部内に略軸方向を成して配置されているとともに、第1シールリップの背面に並列に配置されて外周が嵌着部に保持され、且つ内周の筒状リップ部が環状リップ部の内周に配置されて摺動シール面と密封に嵌合可能に形成されている樹脂材製の第2シールリップとを有するものである。
この第2実施態様の発明に係わる軸封装置によれば、略円筒状の環状リップ部と、樹脂材製の筒状リップ部を有する第2シールリップが設けられているので、環状リップ部と筒状リップ部が回転翼と協働して回転すると、被密封流体中の不純物を各シール面に付着しないようにシール面領域から被密封流体とともに不純物を吐き出す効果が期待できる。このため、ゴム状弾性材製の第1シールリップと樹脂材製の第2シールリップの各シール面が、摩耗することなく、シール能力が発揮される。さらに、ゴム状弾性材製の第1シールリップと樹脂材製の第2シールリップは、各シール面が摺動熱により発熱すると、シール能力が低下するが、環状リップ部と筒状リップ部が回転翼と協働して回転すると、被密封流体を撹拌するから、シール面の発熱の温度が低下する。このため、シール面は弾性力を有してシール能力を発揮する。また、被密封流体が摺動熱により加熱されてシール面に固形化して付着するのも防止できる。
本発明に係わる第3実施態様の発明の軸封装置は、回転翼は端部から軸方向の環状リップ部側へL形状に曲げられているとともに、吐出手段は回転翼の径方向の側面に被密封流体が回転翼内のシール領域に流入するのを押し返す形に形成されているものである。
この第3実施態様の発明に係わる軸封装置によれば、回転翼をシールスリーブ10の摺動シール面(円筒部)の端部から軸方向の環状リップ部側へL形状に形成するとともに、回転翼の径方向の側面に被密封流体が回転翼内のシール領域に流入するのを押し返す吐出手段を形成したものである。このため、吐出手段は被密封流体に混在している不純物をシール面から離れる方向へ効果的に押し出すことが可能になる。そして、シール面に不純物が付着するのを防止し、シール面の被密封流体をシールするシール能力が発揮させる。
本発明に係わる第4実施態様の発明の軸封装置は、回転翼の外周面または端部をシール部に設けた筒状の支持環に対向させて外周面または端部と支持環との間に被密封流体が撹拌されて流動する範囲の間隙に形成されているものである。
この第4実施態様の発明に係わる軸封装置によれば、回転翼の外周面または端部をシール部に設けた筒状の支持環に対向させて間隙(被密封流体が攪拌されて流動できる範囲の間隙)を形成したものであるから、間隙内の被密封流体を撹拌して、吐出手段とともに、回転翼の回転により被密封流体中に含まれる不純物が間隙からシール面領域に侵入するのを防止する。そして、シール面が不純物により摩耗させられるのを効果的に防止する。特に、回転翼の外周面によって被密封流体が攪拌されて圧力を上昇させるとともに、端部を支持環と対向した間隙により被密封流体を堰止めするので、被密封流体はシール面から離れる方向へ流れる。そして、シール面が不純物により摩耗させられるのを防止する。
本発明に係わる第5実施態様の発明の軸封装置は、回転翼が外周面を筒状の仕切部に形成されるとともに、吐出手段は仕切部に被密封流体がシール面領域へ流入するのを押し出す形に形成されているものである。
この第5実施態様の発明に係わる軸封装置によれば、回転翼の外周面を仕切部に形成するとともに、仕切部に被密封流体をシール面領域から外方へ押し出す吐出手段を設けたものであるから、回転翼の仕切部側からシール面領域へ流入する被密封流体中の不純物を回転する回転翼の仕切部と、仕切部に設けた吐出手段とにより効果的に押し出すことができる。そして、不純物がシール面に付着してシール面を摩耗させるのを防止する。
産業上の利用可能性
以上に説明したよう通り、本発明は、被密封流体中に混合する不純物あるいは摺動熱により固形化する被密封流体をシールする軸封装置として有用である。さらに、回転軸の外周面の研磨加工を不要にし、しかも、シールリップの摺動による相対摺動面の摩耗や損傷を防止した軸封装置としても有用である。また、回転軸の材質および加工精度に関係なく軸封装置を取り付けられるようにして軸封装置を取り付ける装置や設備のコストを低減できるようにした軸封装置として有用である。





Claims (5)

  1. ハウジングの孔と孔形成面内に配置した回転軸との間の被密封流体をシールする軸封装置であって、
    前記ハウジングの前記孔形成面と密封に嵌合可能な嵌着面を有する嵌着部と、前記嵌着部から内方へ延びて内周に被密封流体がシールされるシール面を有するゴム状弾性材製の第1シールリップと、を備えるシール部
    および前記第1シールリップの前記シール面と密接して摺動可能な摺動シール面と、前記摺動シール面の軸方向の端部からシール面領域を凹状に覆う形の回転翼と、前記回転軸に密封に嵌着する密接嵌着面と、を有する金属または樹脂材製のシールスリーブを具備し、
    前記回転翼に前記被密封流体が前記シール面領域内に流入するのを押し返す吐出手段を有する軸封装置。
  2. 前記シール部は前記第1シールリップの内周の環状リップが前記回転翼の凹部内に略軸方向を成して配置されているとともに、前記第1シールリップの背面に並列に配置されて外周が前記嵌着部に保持され、且つ内周の筒状リップ部が前記環状リップ部の内周に配置されて前記摺動シール面と嵌合可能に形成されている樹脂材製の第2シールリップを有することを特徴とする請求項1に記載の軸封装置。
  3. 前記回転翼は端部から軸方向の前記環状リップ部側へL形状に曲げられているとともに前記吐出手段は前記回転翼の径方向の側面に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の軸封装置。
  4. 前記回転翼の外周面または端部は前記シール部に設けた筒状の支持環に対向して前記外周面または前記端部と前記支持環との間に前記被密封流体が撹拌されて流動する範囲の間隙に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の軸封装置。
  5. 前記回転翼は前記外周面を筒状の仕切部に形成するとともに前記吐出手段は前記仕切部に被密封流体が前記シール面領域に流入するのを押し出す形に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項3に記載の軸封装置。






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