JPWO2006059774A1 - ジアリルビスフェノール化合物の精製方法 - Google Patents
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Abstract
本発明は、一般式(1): (式中、Rは水素原子若しくはメチル基を示す。)で表されるジアリルビスフェノール化合物を非水系有機溶媒に溶解させた後、アルカリ含有水溶液で、少なくとも一回以上洗浄する、ジアリルビスフェノール化合物の精製方法に関する。また、上記ジアリルビスフェノール化合物が非水系有機溶媒に溶解した溶液に、アルカリ水溶液を加え、こうして得られたジアリルビスフェノール化合物のアルカリ含有水溶液を非水系有機溶媒で少なくとも一回以上洗浄した後、中和し、溶媒で抽出した後に溶媒を留去する、ジアリルビスフェノール化合物の精製方法に関する。本発明によれば、半導体封止剤の硬化剤やポリイミド樹脂用添加剤等として有用な2,2−ジアリルビスフェノールA若しくは2,2−ジアリルビスフェノールCを高純度かつ容易に得ることができる。
Description
本発明は、2,2−ビス(3−アリル−4−ヒドロキシフェニル)プロパン(以下、2,2−ジアリルビスフェノールAと称する。)若しくは2,2−ビス(3−アリル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロパン(以下、2,2−ジアリルビスフェノールCと称する。)の精製方法に関する。これらの化合物は、半導体封止剤の硬化剤やポリイミド樹脂添加剤等の電子材料として有用な化合物である。
2,2−ジアリルビスフェノールA若しくは2,2−ジアリルビスフェノールCは、原料としてビスフェノールA若しくはビスフェノールCを使用し、ソジウムメチラートでナトリウム塩とした後に塩化アリルを反応させることによりアリルエーテル化した4,4’−ビスフェノールAジアリルエーテル(以下に示す式(3)において、Rが水素の場合)若しくは4,4’−ビスフェノールCジアリルエーテル(以下に示す式(3)において、Rがメチル基の場合)を加熱転移させるクライゼン転移法を用いて製造するのが一般的である(例えば、特公平5−60452号公報、特公平5−60451号公報等参照。)。その反応で得られる2,2−ジアリルビスフェノールA若しくは2,2−ジアリルビスフェノールCは液体であるため、再結晶法等による精製ができず、また、蒸留で精製するとしても190℃以上で減圧蒸留を行うと、アリル基が脱離し、モノアリルビスフェノール化合物及び原料であるビスフェノールA若しくはビスフェノールCが生成する分解反応等が起こる欠点があった。
また、上記以外の精製法として、200℃に加熱し、真空蒸留にて不純物を除去する精製法が開示されている(例えば、特開2000−191575号公報参照。)。しかし、この方法は、原料由来の臭気を弱めるといった報告であり、化合物自身の純度を大きく高めるものではなかった。
これら2,2−ジアリルビスフェノールA若しくは2,2−ジアリルビスフェノールC化合物は、一般的に半導体封止剤用硬化剤やポリイミド樹脂用添加剤といった電子材料に使用されており、できるだけ不純物が少ない高純度の原料が要求されていた。しかしながら、これまで2,2−ジアリルビスフェノールA若しくは2,2−ジアリルビスフェノールCについては、85〜92%と低純度の製品しか得られていなかった。それ故、2,2−ジアリルビスフェノールA若しくは2,2−ジアリルビスフェノールCを容易に高純度にできる精製方法が求められていた。
本発明は半導体封止剤の硬化剤やポリイミド樹脂用添加剤等として有用な2,2−ジアリルビスフェノールA若しくは2,2−ジアリルビスフェノールCを高純度かつ容易に得ることができる2,2−ジアリルビスフェノールA若しくは2,2−ジアリルビスフェノールCの精製方法を提供することを目的とする。
また、上記以外の精製法として、200℃に加熱し、真空蒸留にて不純物を除去する精製法が開示されている(例えば、特開2000−191575号公報参照。)。しかし、この方法は、原料由来の臭気を弱めるといった報告であり、化合物自身の純度を大きく高めるものではなかった。
これら2,2−ジアリルビスフェノールA若しくは2,2−ジアリルビスフェノールC化合物は、一般的に半導体封止剤用硬化剤やポリイミド樹脂用添加剤といった電子材料に使用されており、できるだけ不純物が少ない高純度の原料が要求されていた。しかしながら、これまで2,2−ジアリルビスフェノールA若しくは2,2−ジアリルビスフェノールCについては、85〜92%と低純度の製品しか得られていなかった。それ故、2,2−ジアリルビスフェノールA若しくは2,2−ジアリルビスフェノールCを容易に高純度にできる精製方法が求められていた。
本発明は半導体封止剤の硬化剤やポリイミド樹脂用添加剤等として有用な2,2−ジアリルビスフェノールA若しくは2,2−ジアリルビスフェノールCを高純度かつ容易に得ることができる2,2−ジアリルビスフェノールA若しくは2,2−ジアリルビスフェノールCの精製方法を提供することを目的とする。
本発明者は、上記の課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、
式(1):
(式中、Rは水素原子若しくはメチル基を示す。)で表される2,2−ジアリルビスフェノールA若しくは2,2−ジアリルビスフェノールCより、アリル基の数が少ない化合物の方がアルカリ含有水溶液中で先にアルカリ塩になりやすく、また、水に溶解しやすいという点に着目し、その溶解度の違いを利用することにより、高純度の2,2−ジアリルビスフェノールA若しくは2,2−ジアリルビスフェノールCを得ることができることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、
[1] 式(1):
(式中、Rは水素原子若しくはメチル基を示す。)で表されるジアリルビスフェノール化合物を非水系有機溶媒に溶解させた後、当該溶液を前記ジアリルビスフェノール化合物に対して0.01〜0.4倍当量のアルカリを含むアルカリ水溶液で、少なくとも一回以上洗浄して、前記ジアリルビスフェノール化合物に含有される不純物である原料由来のビスフェノール及び式(2):
(式中、Rは前記と同義である。)で表される副生成物であるモノアリルビスフェノール化合物を除去若しくは低減させることを特徴とする、ジアリルビスフェノール化合物の精製方法、
[2] 式(1):
(式中、Rは水素原子若しくはメチル基を示す。)で表されるジアリルビスフェノール化合物が非水系有機溶媒に溶解した溶液に、当該ジアリルビスフェノール化合物に対して2〜10倍当量のアルカリを含むアルカリ水溶液を加え、こうして得られた前記ジアリルビスフェノール化合物のアルカリ含有水溶液を非水系有機溶媒で少なくとも一回以上洗浄した後、中和し、溶媒で抽出した後に溶媒を留去して、前記ジアリルビスフェノール化合物に含有される不純物である低極性不純物を除去若しくは低減させることを特徴とする、ジアリルビスフェノール化合物の精製方法、
[3] 上記[1]記載の方法及び[2]記載の方法を組み合わせてなる、ジアリルビスフェノール化合物の精製方法、
[4] 式(3):
(式中、Rは水素原子若しくはメチル基を示す。)で表されるビスフェノールジアリルエーテル化合物の加熱転移反応で生成した式(1)で表されるジアリルビスフェノール化合物を含む反応生成物から、式(1)で表されるジアリルビスフェノール化合物を単離することなく精製する、上記[1]〜[3]のいずれか一つに記載の方法、
[5] 式(1):
(式中、Rは水素原子若しくはメチル基を示す。)で表されるジアリルビスフェノール化合物に含有される不純物である原料由来のビスフェノール及び式(2):
(式中、Rは前記と同義である。)で表される副生成物であるモノアリルビスフェノール化合物を除去若しくは低減させるために非水系有機溶媒に溶解させた後、0.01〜0.3倍当量のアルカリ含有水溶液で、少なくとも一回以上洗浄することを特徴とするジアリルビスフェノール化合物の精製方法、
[6] 式(1):
(式中、Rは水素原子若しくはメチル基を示す。)で表されるジアリルビスフェノール化合物に含有される不純物である低極性不純物を除去若しくは低減させるために2〜3倍当量のアルカリを加え、上記式(1)のアルカリ含有水溶液を非水系有機溶媒で少なくとも一回以上洗浄後、中和し、溶媒で抽出した後に溶媒を留去することを特徴とするジアリルビスフェノール化合物の精製方法、
[7] 原料由来のビスフェノール化合物及び副生成物であるモノアリルビスフェノール化合物、低極性不純物を上記[5]又は[6]に記載の精製方法を組み合わせて除去若しくは低減させることを特徴とするジアリルビスフェノール化合物の精製方法、及び
[8] 式(3):
(式中、Rは水素原子若しくはメチル基を示す。)で表されるビスフェノールジアリルエーテル化合物の加熱転移反応の後、式(1)で表されるジアリルビスフェノール化合物を単離することなく精製することを特徴とする上記[5]〜[7]のいずれかに記載のジアリルビスフェノール化合物の精製方法、に関する。
上記の精製方法により、容易に高純度の2,2−ジアリルビスフェノールA若しくは2,2−ジアリルビスフェノールCを得ることができる。
以下、本発明をより詳しく説明する。
本発明において、主に4,4’−ビスフェノールAジアリルエーテル若しくは4,4’−ビスフェノールCジアリルエーテルの加熱転移反応によって製造される式(1):
(式中、Rは水素原子若しくはメチル基を示す。)で表されるジアリルビスフェノール化合物、すなわち、2,2−ジアリルビスフェノールA若しくは2,2−ジアリルビスフェノールCを精製する方法は、まず、芳香族炭化水素溶媒等の非水溶性有機溶媒に溶解した2,2−ジアリルビスフェノールA若しくは2,2−ジアリルビスフェノールCを、アルカリ水溶液で少なくとも一回以上分液洗浄する。この工程で、主に原料由来の不純物であるビスフェノールA又はビスフェノールC、及び式(2)
(式中、Rは水素原子若しくはメチル基を示す。)で表される副生成物であるモノアリルビスフェノールA若しくはモノアリルビスフェノールCを除去若しくは低減できる。
次に、上記洗浄後の2,2−ジアリルビスフェノールA若しくは2,2−ジアリルビスフェノールCを含む溶液に、アルカリ水溶液を加えて、2,2−ジアリルビスフェノールA若しくは2,2−ジアリルビスフェノールCをアルカリ塩にして、かかるアルカリ塩が水に完全に溶解した水溶液を得、該水溶液を脂肪族炭化水素溶媒、芳香族炭化水素有機溶媒等の非水溶性有機溶媒で洗浄することで、低極性不純物が除去できる。
最後にその溶液を中性に戻し、脂肪族エステル系炭化水素溶媒、芳香族炭化水素溶媒等の非水溶性有機溶媒で抽出精製し、溶媒を留去する。
不純物を除去する方法は、必ずしも原料由来のビスフェノールAやビスフェノールCやモノアリルビスフェノールA若しくはモノアリルビスフェノールCを先に除去する必要はなく、先に低極性不純物を除去した後に行うこともできる。
本発明において、低極性不純物とは、2−(3−アリル−4−ヒドロキシフェニル)−2−(4’−アリルオキシフェニル)プロパン、トリアリルビスフェノールA、テトラアリルビスフェノールA、2−(5−アリル−4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)−2−(4’−アリルオキシ−3’−メチルフェニル)プロパンやアリル化合物の二量体或いは多量体等である。
また、本発明において、分液処理を行う際に2,2−ジアリルビスフェノールA若しくは2,2−ジアリルビスフェノールCを溶解する非水溶性有機溶媒は、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族系炭化水素溶媒やジクロロエタン、塩化メチレン等のハロゲン系炭化水素溶媒等の使用が可能であるが、操作性及び安全面の点から、比重が水より軽いトルエン、キシレン等の芳香族系炭化水素溶媒を使用するのが好ましい。
また、主に原料に由来する不純物であるビスフェノールA若しくはビスフェノールC及び上記式(2)で表されるモノアリルビスフェノールA若しくはモノアリルビスフェノールCを除去若しくは低減する際に使用するアルカリ水溶液におけるアルカリは、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム等が好ましい。また、このときに使用するアルカリの量は、2,2−ジアリルビスフェノールA若しくは2,2−ジアリルビスフェノールCに対して、0.01〜0.4倍当量が好ましく、0.01〜3倍当量がより好ましく、0.01〜2倍当量がとりわけ好ましい。また、分液洗浄回数は、1〜10回、好ましくは、1〜3回がよい。
また、転移反応時に副生成物として生成する低極性不純物を除去する工程で、2,2−ジアリルビスフェノールA若しくは2,2−ジアリルビスフェノールCをアルカリ塩にするのに使用するアルカリは、水酸化ナトリウムや水酸化カリウム、水酸化リチウム等のアルカリ金属を使用する。その使用量は、2,2−ジアリルビスフェノールA若しくは2,2−ジアリルビスフェノールCの2〜10倍当量が好ましく、2〜3倍当量がより好ましく、2〜2.5倍当量がとりわけ好ましい。また、2,2−ジアリルビスフェノールA若しくは2,2−ジアリルビスフェノールCのアルカリ塩、すなわち、式(4)
(式中、Rは水素原子若しくはメチル基を示す。また、Mはアルカリ金属を示す。)で表される化合物を溶解した水溶液を非水溶性有機溶媒で洗浄し、反応で生成した低極性不純物を除去するのであるが、この時使用できる有機溶媒は、塩化メチレンやジクロロメタン、クロロホルム等のハロゲン系炭化水素溶媒、ヘプタン、ヘキサン等の脂肪族炭化水素溶媒、ベンゼン、トルエン、キシレン、メシチレン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン等の芳香族炭化水素溶媒が挙げられるが、中でも、不純物の溶解性及び操作性の点から、トルエン、キシレン、メシチレン等の芳香族炭化水素溶媒が好ましい。なお、上記式(4)におけるMとしては、アルカリ金属であり、具体的にはリチウム、ナトリウム、カリウムである。
最後にこのアルカリ塩にした上記式(4)で表される化合物を塩酸若しくは硫酸等の酸で中和し、ベンゼン、トルエン、キシレン、メシチレン等の芳香族炭化水素溶媒や酢酸エチル、酢酸ブチル等の脂肪族エステル系炭化水素溶媒等の非水溶性有機溶媒で抽出した後に、溶媒を留去する。
以上記載の分液洗浄操作における温度条件は、特に限定されるわけではないが、0〜80℃、好ましくは10〜30℃である。また、全ての工程において、窒素やアルゴン等不活性ガス下で操作を行ってもよい。
なお、活性炭等の脱色剤も使用することも可能であるが、脱色操作は、アルカリ塩にした上記式(4)で表される化合物(2,2−ジアリルビスフェノールA若しくは2,2−ジアリルビスフェノールC)を溶解した水溶液にて実施するのが好ましい。
式(1):
(式中、Rは水素原子若しくはメチル基を示す。)で表される2,2−ジアリルビスフェノールA若しくは2,2−ジアリルビスフェノールCより、アリル基の数が少ない化合物の方がアルカリ含有水溶液中で先にアルカリ塩になりやすく、また、水に溶解しやすいという点に着目し、その溶解度の違いを利用することにより、高純度の2,2−ジアリルビスフェノールA若しくは2,2−ジアリルビスフェノールCを得ることができることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、
[1] 式(1):
(式中、Rは水素原子若しくはメチル基を示す。)で表されるジアリルビスフェノール化合物を非水系有機溶媒に溶解させた後、当該溶液を前記ジアリルビスフェノール化合物に対して0.01〜0.4倍当量のアルカリを含むアルカリ水溶液で、少なくとも一回以上洗浄して、前記ジアリルビスフェノール化合物に含有される不純物である原料由来のビスフェノール及び式(2):
(式中、Rは前記と同義である。)で表される副生成物であるモノアリルビスフェノール化合物を除去若しくは低減させることを特徴とする、ジアリルビスフェノール化合物の精製方法、
[2] 式(1):
(式中、Rは水素原子若しくはメチル基を示す。)で表されるジアリルビスフェノール化合物が非水系有機溶媒に溶解した溶液に、当該ジアリルビスフェノール化合物に対して2〜10倍当量のアルカリを含むアルカリ水溶液を加え、こうして得られた前記ジアリルビスフェノール化合物のアルカリ含有水溶液を非水系有機溶媒で少なくとも一回以上洗浄した後、中和し、溶媒で抽出した後に溶媒を留去して、前記ジアリルビスフェノール化合物に含有される不純物である低極性不純物を除去若しくは低減させることを特徴とする、ジアリルビスフェノール化合物の精製方法、
[3] 上記[1]記載の方法及び[2]記載の方法を組み合わせてなる、ジアリルビスフェノール化合物の精製方法、
[4] 式(3):
(式中、Rは水素原子若しくはメチル基を示す。)で表されるビスフェノールジアリルエーテル化合物の加熱転移反応で生成した式(1)で表されるジアリルビスフェノール化合物を含む反応生成物から、式(1)で表されるジアリルビスフェノール化合物を単離することなく精製する、上記[1]〜[3]のいずれか一つに記載の方法、
[5] 式(1):
(式中、Rは水素原子若しくはメチル基を示す。)で表されるジアリルビスフェノール化合物に含有される不純物である原料由来のビスフェノール及び式(2):
(式中、Rは前記と同義である。)で表される副生成物であるモノアリルビスフェノール化合物を除去若しくは低減させるために非水系有機溶媒に溶解させた後、0.01〜0.3倍当量のアルカリ含有水溶液で、少なくとも一回以上洗浄することを特徴とするジアリルビスフェノール化合物の精製方法、
[6] 式(1):
(式中、Rは水素原子若しくはメチル基を示す。)で表されるジアリルビスフェノール化合物に含有される不純物である低極性不純物を除去若しくは低減させるために2〜3倍当量のアルカリを加え、上記式(1)のアルカリ含有水溶液を非水系有機溶媒で少なくとも一回以上洗浄後、中和し、溶媒で抽出した後に溶媒を留去することを特徴とするジアリルビスフェノール化合物の精製方法、
[7] 原料由来のビスフェノール化合物及び副生成物であるモノアリルビスフェノール化合物、低極性不純物を上記[5]又は[6]に記載の精製方法を組み合わせて除去若しくは低減させることを特徴とするジアリルビスフェノール化合物の精製方法、及び
[8] 式(3):
(式中、Rは水素原子若しくはメチル基を示す。)で表されるビスフェノールジアリルエーテル化合物の加熱転移反応の後、式(1)で表されるジアリルビスフェノール化合物を単離することなく精製することを特徴とする上記[5]〜[7]のいずれかに記載のジアリルビスフェノール化合物の精製方法、に関する。
上記の精製方法により、容易に高純度の2,2−ジアリルビスフェノールA若しくは2,2−ジアリルビスフェノールCを得ることができる。
以下、本発明をより詳しく説明する。
本発明において、主に4,4’−ビスフェノールAジアリルエーテル若しくは4,4’−ビスフェノールCジアリルエーテルの加熱転移反応によって製造される式(1):
(式中、Rは水素原子若しくはメチル基を示す。)で表されるジアリルビスフェノール化合物、すなわち、2,2−ジアリルビスフェノールA若しくは2,2−ジアリルビスフェノールCを精製する方法は、まず、芳香族炭化水素溶媒等の非水溶性有機溶媒に溶解した2,2−ジアリルビスフェノールA若しくは2,2−ジアリルビスフェノールCを、アルカリ水溶液で少なくとも一回以上分液洗浄する。この工程で、主に原料由来の不純物であるビスフェノールA又はビスフェノールC、及び式(2)
(式中、Rは水素原子若しくはメチル基を示す。)で表される副生成物であるモノアリルビスフェノールA若しくはモノアリルビスフェノールCを除去若しくは低減できる。
次に、上記洗浄後の2,2−ジアリルビスフェノールA若しくは2,2−ジアリルビスフェノールCを含む溶液に、アルカリ水溶液を加えて、2,2−ジアリルビスフェノールA若しくは2,2−ジアリルビスフェノールCをアルカリ塩にして、かかるアルカリ塩が水に完全に溶解した水溶液を得、該水溶液を脂肪族炭化水素溶媒、芳香族炭化水素有機溶媒等の非水溶性有機溶媒で洗浄することで、低極性不純物が除去できる。
最後にその溶液を中性に戻し、脂肪族エステル系炭化水素溶媒、芳香族炭化水素溶媒等の非水溶性有機溶媒で抽出精製し、溶媒を留去する。
不純物を除去する方法は、必ずしも原料由来のビスフェノールAやビスフェノールCやモノアリルビスフェノールA若しくはモノアリルビスフェノールCを先に除去する必要はなく、先に低極性不純物を除去した後に行うこともできる。
本発明において、低極性不純物とは、2−(3−アリル−4−ヒドロキシフェニル)−2−(4’−アリルオキシフェニル)プロパン、トリアリルビスフェノールA、テトラアリルビスフェノールA、2−(5−アリル−4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)−2−(4’−アリルオキシ−3’−メチルフェニル)プロパンやアリル化合物の二量体或いは多量体等である。
また、本発明において、分液処理を行う際に2,2−ジアリルビスフェノールA若しくは2,2−ジアリルビスフェノールCを溶解する非水溶性有機溶媒は、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族系炭化水素溶媒やジクロロエタン、塩化メチレン等のハロゲン系炭化水素溶媒等の使用が可能であるが、操作性及び安全面の点から、比重が水より軽いトルエン、キシレン等の芳香族系炭化水素溶媒を使用するのが好ましい。
また、主に原料に由来する不純物であるビスフェノールA若しくはビスフェノールC及び上記式(2)で表されるモノアリルビスフェノールA若しくはモノアリルビスフェノールCを除去若しくは低減する際に使用するアルカリ水溶液におけるアルカリは、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム等が好ましい。また、このときに使用するアルカリの量は、2,2−ジアリルビスフェノールA若しくは2,2−ジアリルビスフェノールCに対して、0.01〜0.4倍当量が好ましく、0.01〜3倍当量がより好ましく、0.01〜2倍当量がとりわけ好ましい。また、分液洗浄回数は、1〜10回、好ましくは、1〜3回がよい。
また、転移反応時に副生成物として生成する低極性不純物を除去する工程で、2,2−ジアリルビスフェノールA若しくは2,2−ジアリルビスフェノールCをアルカリ塩にするのに使用するアルカリは、水酸化ナトリウムや水酸化カリウム、水酸化リチウム等のアルカリ金属を使用する。その使用量は、2,2−ジアリルビスフェノールA若しくは2,2−ジアリルビスフェノールCの2〜10倍当量が好ましく、2〜3倍当量がより好ましく、2〜2.5倍当量がとりわけ好ましい。また、2,2−ジアリルビスフェノールA若しくは2,2−ジアリルビスフェノールCのアルカリ塩、すなわち、式(4)
(式中、Rは水素原子若しくはメチル基を示す。また、Mはアルカリ金属を示す。)で表される化合物を溶解した水溶液を非水溶性有機溶媒で洗浄し、反応で生成した低極性不純物を除去するのであるが、この時使用できる有機溶媒は、塩化メチレンやジクロロメタン、クロロホルム等のハロゲン系炭化水素溶媒、ヘプタン、ヘキサン等の脂肪族炭化水素溶媒、ベンゼン、トルエン、キシレン、メシチレン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン等の芳香族炭化水素溶媒が挙げられるが、中でも、不純物の溶解性及び操作性の点から、トルエン、キシレン、メシチレン等の芳香族炭化水素溶媒が好ましい。なお、上記式(4)におけるMとしては、アルカリ金属であり、具体的にはリチウム、ナトリウム、カリウムである。
最後にこのアルカリ塩にした上記式(4)で表される化合物を塩酸若しくは硫酸等の酸で中和し、ベンゼン、トルエン、キシレン、メシチレン等の芳香族炭化水素溶媒や酢酸エチル、酢酸ブチル等の脂肪族エステル系炭化水素溶媒等の非水溶性有機溶媒で抽出した後に、溶媒を留去する。
以上記載の分液洗浄操作における温度条件は、特に限定されるわけではないが、0〜80℃、好ましくは10〜30℃である。また、全ての工程において、窒素やアルゴン等不活性ガス下で操作を行ってもよい。
なお、活性炭等の脱色剤も使用することも可能であるが、脱色操作は、アルカリ塩にした上記式(4)で表される化合物(2,2−ジアリルビスフェノールA若しくは2,2−ジアリルビスフェノールC)を溶解した水溶液にて実施するのが好ましい。
実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの例によってなんら限定されるものではない。
実施例1
4,4’−ジアリルオキシビスフェノールA78g(0.25モル)、ダイアナフレシアW−8(出光興産社製)50g、白灯油50gを四つ口フラスコに仕込み、窒素雰囲気下、200〜205℃で8時間還流反応を行った。反応終了後、室温まで冷却した。2層になったその下層を、コック付きの四つ口フラスコに移しトルエン50mlを投入した。トルエン投入前の反応液は、HPLCで2,2−ジアリルビスフェノールAは91.4%であった。このトルエンに溶解した上記溶液を各々0.5%NaOH水溶液100g、0.3%NaOH水溶液100g、0.25%NaOH水溶液100gで窒素雰囲気下、分液洗浄した。
次にこのトルエン溶液に窒素雰囲気下20gのNaOHを含む水溶液100gを投入し、十分撹拌を行った。すると2,2−ジアリルビスフェノールAはジナトリウム塩となり、水層に溶解した。そして、その溶液を静置後、分液操作でトルエン層を除いた。更に同様にトルエン50mlで2回、2,2−ジアリルビスフェノールAジナトリウム塩の水溶液を洗浄した。
その後、その水層を35%塩酸52gで中和し、トルエン投入後分液を行い、中性になるまで分液水洗を行った。そして、そのトルエン層を取り出し、窒素雰囲気下エバポレーターにてトルエンを十分留去し、淡黄色の溶液が62g(収率80%)得られた。このとき、得られた化合物をHPLCで分析した結果、2,2−ジアリルビスフェノールAは97.3%、モノアリルビスフェノールAは0.5%、低極性不純物総計は2.2%であった。
実施例2
4,4’−ビスフェノールCジアリルエーテル86g(0.25モル)、ダイアナフレシアW−8(出光興産社製)50g、白灯油50gを四つ口フラスコに仕込み、実施例1と同様の方法にてその製造及び精製を行った。得られた化合物をHPLCで分析した結果、2,2−ジアリルビスフェノールCは96.4%、モノアリルビスフェノールCは0.4%、低極性不純物総計は3.2%であった。
比較例1
4,4’−ビスフェノールAジアリルエーテル78g(0.25モル)、ダイアナフレシアW−8(出光興産社製)50g、白灯油50gを四つ口フラスコに仕込み、窒素雰囲気下、200〜205℃で8時間還流反応を行った。反応終了後、室温まで冷却した。2層になったその下層をコック付きの四つ口フラスコに移しトルエン50mlを投入した。この後に窒素雰囲気下20gのNaOHを含む水溶液100gを投入し、十分撹拌を行い、2,2−ジアリルビスフェノールAをジナトリウム塩にし、水層に2,2−ジアリルビスフェノールAジナトリウム塩を十分溶解した。そしてその溶液を静置後、トルエン層を除いた。その水層を35%塩酸52gで中和、トルエン投入後分液を行い、中性になるまで水洗を行った。そして、そのトルエン層を取り出し、窒素雰囲気下エバポレーターにてトルエンを十分留去した。得られた化合物をHPLCで分析した結果、2,2−ジアリルビスフェノールAは92.3%、モノアリルビスフェノールAは3.5%、低極性不純物の総計は4.2%であった。
比較例2
4,4’−ビスフェノールCジアリルエーテル86g(0.25モル)、ダイアナフレシアW−8(出光興産社製)50g、白灯油50gを四つ口フラスコに仕込み、実施例2と同様の方法にて2,2−ジアリールビスフェノールを製造した。得られた化合物をHPLCで分析した結果、2,2−ジアリルビスフェノールCは89.0%、モノアリルビスフェノールCは5.2%、低極性不純物の総計は5.8%であった。
実施例1
4,4’−ジアリルオキシビスフェノールA78g(0.25モル)、ダイアナフレシアW−8(出光興産社製)50g、白灯油50gを四つ口フラスコに仕込み、窒素雰囲気下、200〜205℃で8時間還流反応を行った。反応終了後、室温まで冷却した。2層になったその下層を、コック付きの四つ口フラスコに移しトルエン50mlを投入した。トルエン投入前の反応液は、HPLCで2,2−ジアリルビスフェノールAは91.4%であった。このトルエンに溶解した上記溶液を各々0.5%NaOH水溶液100g、0.3%NaOH水溶液100g、0.25%NaOH水溶液100gで窒素雰囲気下、分液洗浄した。
次にこのトルエン溶液に窒素雰囲気下20gのNaOHを含む水溶液100gを投入し、十分撹拌を行った。すると2,2−ジアリルビスフェノールAはジナトリウム塩となり、水層に溶解した。そして、その溶液を静置後、分液操作でトルエン層を除いた。更に同様にトルエン50mlで2回、2,2−ジアリルビスフェノールAジナトリウム塩の水溶液を洗浄した。
その後、その水層を35%塩酸52gで中和し、トルエン投入後分液を行い、中性になるまで分液水洗を行った。そして、そのトルエン層を取り出し、窒素雰囲気下エバポレーターにてトルエンを十分留去し、淡黄色の溶液が62g(収率80%)得られた。このとき、得られた化合物をHPLCで分析した結果、2,2−ジアリルビスフェノールAは97.3%、モノアリルビスフェノールAは0.5%、低極性不純物総計は2.2%であった。
実施例2
4,4’−ビスフェノールCジアリルエーテル86g(0.25モル)、ダイアナフレシアW−8(出光興産社製)50g、白灯油50gを四つ口フラスコに仕込み、実施例1と同様の方法にてその製造及び精製を行った。得られた化合物をHPLCで分析した結果、2,2−ジアリルビスフェノールCは96.4%、モノアリルビスフェノールCは0.4%、低極性不純物総計は3.2%であった。
比較例1
4,4’−ビスフェノールAジアリルエーテル78g(0.25モル)、ダイアナフレシアW−8(出光興産社製)50g、白灯油50gを四つ口フラスコに仕込み、窒素雰囲気下、200〜205℃で8時間還流反応を行った。反応終了後、室温まで冷却した。2層になったその下層をコック付きの四つ口フラスコに移しトルエン50mlを投入した。この後に窒素雰囲気下20gのNaOHを含む水溶液100gを投入し、十分撹拌を行い、2,2−ジアリルビスフェノールAをジナトリウム塩にし、水層に2,2−ジアリルビスフェノールAジナトリウム塩を十分溶解した。そしてその溶液を静置後、トルエン層を除いた。その水層を35%塩酸52gで中和、トルエン投入後分液を行い、中性になるまで水洗を行った。そして、そのトルエン層を取り出し、窒素雰囲気下エバポレーターにてトルエンを十分留去した。得られた化合物をHPLCで分析した結果、2,2−ジアリルビスフェノールAは92.3%、モノアリルビスフェノールAは3.5%、低極性不純物の総計は4.2%であった。
比較例2
4,4’−ビスフェノールCジアリルエーテル86g(0.25モル)、ダイアナフレシアW−8(出光興産社製)50g、白灯油50gを四つ口フラスコに仕込み、実施例2と同様の方法にて2,2−ジアリールビスフェノールを製造した。得られた化合物をHPLCで分析した結果、2,2−ジアリルビスフェノールCは89.0%、モノアリルビスフェノールCは5.2%、低極性不純物の総計は5.8%であった。
本発明によれば、半導体封止剤の硬化剤やポリイミド樹脂用添加剤等として有用な2,2−ジアリルビスフェノールA若しくは2,2−ジアリルビスフェノールCを製造するにあたり、その精製を容易に行うことができ、高純度の製品を容易に得ることが可能である。本発明の精製方法により得られた2,2−ジアリルビスフェノールA若しくは2,2−ジアリルビスフェノールCは、半導体封止剤用硬化剤やポリイミド樹脂用添加剤といった電子材料に有用である。
本出願は、日本で出願された特願2004−346366を基礎としており、それらの内容は本明細書に全て包含される。
本出願は、日本で出願された特願2004−346366を基礎としており、それらの内容は本明細書に全て包含される。
Claims (8)
- 請求の範囲第1項記載の方法及び請求の範囲第2項に記載の方法を組み合わせてなる、ジアリルビスフェノール化合物の精製方法。
- 原料由来のビスフェノール化合物及び副生成物であるモノアリルビスフェノール化合物、低極性不純物を請求の範囲第5項又は第6項に記載の精製方法を組み合わせて除去若しくは低減させることを特徴とするジアリルビスフェノール化合物の精製方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004346366 | 2004-11-30 | ||
JP2004346366 | 2004-11-30 | ||
PCT/JP2005/022400 WO2006059774A1 (ja) | 2004-11-30 | 2005-11-30 | ジアリルビスフェノール化合物の精製方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2006059774A1 true JPWO2006059774A1 (ja) | 2008-06-05 |
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JP2006546715A Pending JPWO2006059774A1 (ja) | 2004-11-30 | 2005-11-30 | ジアリルビスフェノール化合物の精製方法 |
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JPS6229543A (ja) * | 1985-08-01 | 1987-02-07 | Mitsui Toatsu Chem Inc | β,γ−不飽和アルケニル基置換フエノ−ル類の製造法 |
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2005
- 2005-11-30 JP JP2006546715A patent/JPWO2006059774A1/ja active Pending
- 2005-11-30 WO PCT/JP2005/022400 patent/WO2006059774A1/ja active Application Filing
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2006059774A1 (ja) | 2006-06-08 |
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