JP6269508B2 - 精製されたアミン化合物の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、精製されたアミン化合物の製造方法に関する。
特許文献1には、式(1)
Figure 0006269508
(式中、R、R、R、R、R、RおよびRは、それぞれ独立して、水素原子または炭化水素基を表わす。)
で示されるアミン化合物が、殺菌性を示すN−インダニカルボキサミド化合物の中間体として有用であることが記載されている。
特開平7−215921号公報
純度の高いN−インダニカルボキサミド化合物を工業的に製造するためには、純度の高い式(1)で示されるアミン化合物を得ることが重要である。しかしながら、純度の高い式(1)で示されるアミン化合物を製造する方法は知られていなかった。
本発明は、以下の発明を含む。
[1]工程(A):粗製の式(1)
Figure 0006269508
(式中、R、R、R、R、R、RおよびRは、それぞれ独立して、水素原子または炭化水素基を表わす。)
で示されるアミン化合物とハロゲン化水素とを、水および水に不溶の有機溶媒の存在下に反応させる工程、
工程(B):工程(A)で生成した式(1)で示されるアミン化合物のハロゲン化水素塩が溶解した層と他層とを分離する工程、
工程(C):工程(B)で得られた式(1)で示されるアミン化合物のハロゲン化水素塩が溶解した層から、式(1)で示されるアミン化合物のハロゲン化水素塩を析出させる工程、および、
工程(D):工程(C)で析出した式(1)で示されるアミン化合物のハロゲン化水素塩を取り出し、塩基と反応させる工程、
を含む精製された式(1)で示されるアミン化合物の製造方法。
[2]ハロゲン化水素が、塩化水素である[1]に記載の製造方法。
[3]工程(B)において、式(1)で示されるアミン化合物のハロゲン化水素塩が溶解した層が有機層である[1]または[2]に記載の製造方法。
[4]水層中のハロゲン化物イオン濃度が、0.8モル/L以上である[3]に記載の製造方法。
[5]式(1)
Figure 0006269508
(式中、R、R、R、R、R、RおよびRは、それぞれ独立して、水素原子または炭化水素基を表わす。)
で示されるアミン化合物のハロゲン化水素塩。
[6] 式(2)
Figure 0006269508
(式中、R、R、R、R、R、RおよびRは、それぞれ独立して、水素原子または炭化水素基を表わす。)
で示される化合物のオリゴマーを解重合する式(2)で示される化合物の製造方法。
[7] 式(2)で示される化合物のオリゴマーに酸触媒を加えて、減圧留去しながら実施する[6]に記載の製造方法。
本発明によれば、純度の高い式(1)で示されるアミン化合物を製造することができる。
式(1)で示されるアミン化合物(以下、アミン化合物(1)という。)について説明する。
炭化水素基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ノニル基、デシル基、3,7−ジメチルオクチル基等の炭素数1〜20のアルキル基およびシクロペンチル基、シクロヘキシル基、ノルボニル基等の炭素数3〜20のシクロアルキル基が挙げられる。中でも、炭素数1〜6のアルキル基および炭素数3〜6のシクロアルキル基が好ましく、炭素数1〜6のアルキル基、シクロペンチル基およびシクロヘキシル基がより好ましく、炭素数1〜4のアルキル基がさらに好ましく、メチル基、エチル基およびプロピル基が特に好ましい。
は、水素原子、炭素数1〜6のアルキル基または炭素数3〜6のシクロアルキル基であることが好ましく、水素原子または炭素数1〜4のアルキル基であることがより好ましく、水素原子、メチル基、エチル基またはプロピル基であることがさらに好ましく、水素原子であることが特に好ましい。
は、炭素数1〜6のアルキル基または炭素数3〜6のシクロアルキル基であることが好ましく、炭素数1〜4のアルキル基であることがより好ましく、メチル基、エチル基またはプロピル基であることがさらに好ましく、メチル基であることが特に好ましい。
およびRは、それぞれ独立して、炭素数1〜6のアルキル基または炭素数3〜6のシクロアルキル基であることが好ましく、炭素数1〜4のアルキル基であることがより好ましく、メチル基、エチル基またはプロピル基であることがさらに好ましく、両者がメチル基であることが特に好ましい。
、RおよびRは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜6のアルキル基または炭素数3〜6のシクロアルキル基であることが好ましく、水素原子または炭素数1〜4のアルキル基であることがより好ましく、水素原子、メチル基、エチル基またはプロピル基であることがさらに好ましく、すべてが水素原子であることが特に好ましい。
アミン化合物(1)としては、4−アミノ−1,1,3−トリメチルインダン、4−アミノ−1,1,3−トリエチルインダン、4−アミノ−1,1,3,7−テトラメチルインダン、4−アミノ−1,1,3,5,7−ペンタメチルインダン、4−アミノ−1,1,3,5,6,7−ヘキサメチルインダン、4−メチルアミノ−1,1,3,−トリメチルインダン等が挙げられる。
工程(A)は、粗製のアミン化合物(1)とハロゲン化水素とを、水および水に不溶の有機溶媒の存在下に反応させる工程である。
式(2)で示される化合物を水素化して、式(3)
Figure 0006269508
(式中、R、R、R、R、R、RおよびRは上記と同一の意味を表わす。)
で示される化合物を得、式(3)で示される化合物と酸とを反応させることにより、アミン化合物(1)を得ることができる。Rが水素原子であるアミン化合物(1)は、式(2)で示される化合物と無水酢酸等の保護試薬とを反応させて、その窒素原子が保護基で保護された式(2)で示される化合物を得、その窒素原子が保護基で保護された式(2)で示される化合物を水素化して、その窒素原子が保護基で保護された式(3)で示される化合物を得、その窒素原子が保護基で保護された式(3)で示される化合物と酸とを反応させることにより得ることもできる。酸としては、硫酸が好ましい。硫酸濃度は、通常92〜98重量%であり、収率の点で、92〜97重量%が好ましい。式(3)で示される化合物と酸との反応は、溶媒の非存在下で実施され、反応温度は、通常20〜80℃である。反応終了後、得られた反応混合物と水とを混合し、得られた混合物をアルカリで中和し、トルエン等の水に不溶の有機溶媒で抽出することにより、粗製のアミン化合物(1)を含む溶液が得られる。該溶液をそのまま本発明に用いてもよいし、該溶液から溶媒を除去した後に、本発明に用いてもよい。粗製のアミン化合物(1)中のアミン化合物(1)の純度は、通常75〜97%である。
式(2)で示される化合物は、式(2)で示される化合物のオリゴマーを解重合することにより得ることができる。
式(2)で示される化合物のオリゴマーとしては、アンチゲンFR、アンチゲンRD(住友化学(株)製)等が挙げられる。
解重合は、式(2)で示される化合物と酸触媒とを反応させることにより行われる。
酸触媒としては、塩酸、硫酸、硝酸、テトラフオロホウ酸、p−トルエンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸水和物が挙げられ、好ましくは、p−トルエンスルホン酸一水和物である。
p−トルエンスルホン酸化合物の使用量は、式(2)で示される化合物のオリゴマー100重量部に対して、通常0.1〜30重量部であり、好ましくは0.1〜20重量部であり、より好ましくは1〜10重量部である。
反応温度は、通常100〜250℃であり、好ましくは120〜230℃であり、より好ましくは140〜200℃である。
反応は、常圧下で行ってもよいし、減圧下で行ってもよく、減圧下で行うのが好ましい。加圧下で行う場合、圧力は通常0.1〜10kPaであり、好ましくは0.3〜7kPaであり、より好ましくは0.5〜5kPaである。
反応は、溶媒の非存在下で行なうことが好ましい。
得られた式(2)で示される化合物を反応系から減圧留去しながら、解重合することが好ましい。こうして得られた化合物は比較的高純度である。
水に不溶の有機溶媒としては、ヘキサン、ヘプタン等の脂肪族炭化水素溶媒、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素溶媒、酢酸エチル等の疎水性エステル溶媒、ジエチルエーテル、メチルシクロペンチルエーテル等の疎水性エーテル溶媒およびメチルtert−ブチルケトン等の疎水性ケトン溶媒が挙げられ、脂肪族炭化水素溶媒および芳香族炭化水素溶媒が好ましく、芳香族炭化水素溶媒が好ましい。
水と水に不溶の有機溶媒の使用量の比率(重量比;水/水に不溶の有機溶媒)は、通常1/99〜99/1であり、5/95〜95/5が好ましく、10/90〜90/10がより好ましい。
ハロゲン化水素としては、塩化水素、臭化水素およびヨウ化水素が挙げられ、塩化水素または臭化水素が好ましく、塩化水素がより好ましい。ハロゲン化水素は、そのまま用いてもよいし、水溶液の形態で用いてもよい。ハロゲン化水素の水溶液を用いる場合、水溶液中の水の量を考慮して、水の使用量を決定すればよい。
ハロゲン化水素の使用量は、アミン化合物(1)1モルに対して、通常1モル以上である。その上限はないが、実用的には、アミン化合物(1)1モルに対して、2モル以下である。
アミン化合物(1)とハロゲン化水素との反応は、通常アミン化合物(1)とハロゲン化水素とを混合することにより実施される。その混合順序は制限されない。
反応温度は、通常0〜100℃であり、好ましくは5〜90℃であり、より好ましくは10〜80℃である。
反応時間は、通常0.1〜24時間であり、好ましくは0.1〜12時間であり、より好ましくは0.1〜6時間である。
工程(B)は、工程(A)で生成したアミン化合物(1)のハロゲン化水素塩が溶解した層と他層とを分離する工程である。
工程(A)の終了後、例えば、得られた混合物を静置し、分液処理することにより、アミン化合物(1)のハロゲン化水素塩が溶解した層と他層とを分離することができる。分離されたアミン化合物(1)のハロゲン化水素塩が溶解した層が有機層である場合、有機層は、必要に応じて、水で洗浄することができる。分離されたアミン化合物(1)のハロゲン化水素塩が溶解した層が水層である場合、水層は、必要に応じて、上記の水に不溶の有機溶媒で洗浄することができる。
工程(A)におけるハロゲン化水素の使用量が、アミン化合物(1)1モルに対して、1.15モル以上、好ましくは1.2モル以上であれば、生成したアミン化合物(1)のハロゲン化水素塩は、通常有機層に溶解する。ハロゲン化水素の使用量が、アミン化合物(1)1モルに対して、1.15モルより小さいと、生成したアミン化合物(1)のハロゲン化水素塩は、通常水層に溶解する。そのため、工程(A)において、ハロゲン化水素の使用量を調整することにより、アミン化合物(1)のハロゲン化水素塩の溶解する層をコントロールすることができる。
また、工程(A)で得られた混合物の水層中のハロゲン化物イオン濃度が、0.8モル/L以上の場合、アミン化合物(1)のハロゲン化水素塩は、通常有機層に溶解する。工程(A)で得られた混合物の水層中のハロゲン化物イオン濃度が、0.8モル/Lより小さい場合、アミン化合物(1)のハロゲン化水素塩は、通常水層に溶解する。そのため、前記混合物の水層中のハロゲン化物イオン濃度を調整することにより、アミン化合物(1)のハロゲン化水素塩の溶解する層をコントロールすることもできる。水層中のハロゲン化物イオン濃度を調整する方法としては、工程(A)で得られた混合物と塩化ナトリウム等の水溶性の無機ハロゲン化物とを混合する方法が挙げられる。
アミン化合物(1)のハロゲン化水素塩が溶解した層と他層とを分離する温度は、通常0〜100℃であり、好ましくは5〜90℃であり、より好ましくは10〜80℃である。
工程(C)は、工程(B)で得られたアミン化合物(1)のハロゲン化水素塩が溶解した層から、アミン化合物(1)のハロゲン化水素塩を析出させる工程である。
析出したアミン化合物(1)のハロゲン化水素塩は、例えば、アミン化合物(1)のハロゲン化水素塩が溶解した層を、そのままもしくは濃縮した後、冷却することにより、取り出すことができる。
冷却温度は、工程(B)の分離温度よりも5℃以上低い温度であることが好ましく、−15〜50℃であることがより好ましく、−5〜40℃であることがさらに好ましく、0〜30℃であることが特に好ましい。冷却時間は、通常1分〜24時間である。
工程(D)は、工程(C)で析出したアミン化合物(1)のハロゲン化水素塩を取り出し、塩基と反応させる工程である。工程(C)において、精製されたアミン化合物(1)が得られる。
析出したアミン化合物(1)のハロゲン化水素塩は、例えば、該塩が析出している混合物を濾過することにより取り出すことができる。取り出したアミン化合物(1)のハロゲン化水素塩は、必要に応じて、適当な溶媒で洗浄することができる。
塩基としては、アンモニア;水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物;水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、水酸化バリウム等のアルカリ土類金属水酸化物;炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等のアルカリ金属炭酸水素塩;炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカリ金属炭酸塩;トリメチルアミン、トリエチルアミン、エチルジイソプロピルアミン、ピリジン、キノリン等の有機塩基が挙げられる。中でも、アンモニア、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水酸化バリウム、炭酸水素ナトリウム、トリメチルアミン、トリエチルアミンおよびピリジンが好ましく、アンモニア、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムおよび炭酸水素ナトリウムがより好ましく、水酸化ナトリウムおよび水酸化カリウムがさらに好ましい。これら塩基は、そのまま用いてもよいし、水溶液等の溶液の形態で用いてもよい。
アミン化合物(1)のハロゲン化水素塩と塩基との反応は、通常、その両者を混合することにより実施される。反応は、水中で実施することが好ましい。
塩基の使用量は、アミン化合物(1)のハロゲン化水素塩1モルに対して、通常1モル以上である。その上限はないが、実用的には、アミン化合物(1)のハロゲン化水素塩1モルに対して、2モル以下である。
反応温度は、通常0〜100℃である。反応時間は、通常0.1〜5時間である。
反応終了後、例えば、反応混合物と水に不溶の有機溶媒とを混合して、有機層を得、有機層を濃縮することにより、精製されたアミン化合物(1)が得られる。本明細書において、”精製されたアミン化合物(1)”は、粗製のアミン化合物(1)の純度よりも高い純度を有するアミン化合物(1)を意味する。精製されたアミン化合物(1)の純度は、通常97.5%以上である。
以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明する。
<実施例1>
窒素雰囲気下で、フラスコに、2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリンのオリゴマー203.8gとp−トルエンスルホン酸1水和物6.8gとを加えた。フラスコ内の圧力を3kPaに調整した後、得られた混合物を170℃に加熱し、2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン174.6gを得た。収率:82.2%、純度:95.9%。
<参考例1−1>
窒素雰囲気下で、フラスコに、2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン89.3gと酢酸ナトリウム16.9gを加えた。得られた混合物を120℃に加熱した後、無水酢酸90gを滴下した。得られた混合物を120℃で8時間保温した後、冷却した。得られた反応混合物に、トルエン133.4gを加え、27重量%水酸化ナトリウム水溶液177.8gを滴下した。得られた混合物を分液して、1−アセチル−2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリンを含むトルエン溶液240.3gを得た。含量:42.7重量%、収率:95.2%、純度:97.1%。
<参考例1−2>
フラスコに、1−アセチル−2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリンを含むトルエン溶液(含量:36.8重量%、純度:96.7%)267.8gと5重量%パラジウム/カーボン3.92gを加えた。フラスコ内を水素で加圧した後、得られた混合物を40℃で加熱した。反応終了後、反応混合物を濾過し、濾液を濃縮し、1−アセチル−2,2,4−トリメチルテトラヒドロキノリン100.5gを得た。収率:95.9%、純度:98.1%。
<参考例1−3>
窒素雰囲気下で、1−アセチル−2,2,4−トリメチルテトラヒドロキノリン125.2gを90℃に加熱した後、98重量%硫酸184.8gに滴下した。得られた混合物を60℃で保温した。得られた反応混合物を98℃の熱水に滴下した。得られた混合物を105℃に加熱し、同温度で4時間保温した。得られた混合物を27重量%水酸化ナトリウム水溶液623.4gに滴下して中和した後、トルエンで抽出し、粗製の4−アミノ−1,1,3−トリメチルインダンを含むトルエン溶液190.4gを得た。含量:39.1%、純度:92.6%、収率:76.4%。
<参考例1−4>
窒素雰囲気下で、1−アセチル−2,2,4−トリメチルテトラヒドロキノリン110gを90℃に加熱した後、96重量%硫酸166gに滴下した。得られた混合物を60℃で保温した。得られた反応混合物を98℃の熱水に滴下した。得られた混合物を105℃に加熱し、同温度で4時間保温した。得られた混合物を27重量%水酸化ナトリウム水溶液550.2gに滴下して中和した後、トルエンで抽出し、粗製の4−アミノ−1,1,3−トリメチルインダンを含むトルエン溶液106.3gを得た。含量:69.0%、純度92.5%、収率:85.7%。
<実施例2>
窒素雰囲気下で、フラスコに、粗製の4−アミノ−1,1,3−トリメチルインダン(純度:88.5%)を含むトルエン溶液(含量:25.2%)158.5g、トルエン41.8gおよび水18.0gを加えた。得られた混合物を70℃まで加熱した後、濃塩酸36.5gを加えた。得られた混合物を70℃で1時間攪拌した。得られた混合物を静置し、水層と4−アミノ−1,1,3−トリメチルインダンの塩酸塩が溶解した有機層とに分離した。該有機層を攪拌しながら5℃まで冷却し、4−アミノ−1,1,3−トリメチルインダンの塩酸塩の結晶を析出させた。析出した結晶を濾過により取り出し、4−アミノ−1,1,3−トリメチルインダンの塩酸塩を得た。融点:228〜229℃。
得られた4−アミノ−1,1,3−トリメチルインダンの塩酸塩を熱水に溶解させた。得られた溶液に、水酸化ナトリウム水溶液を加えた。得られた混合物に、トルエンを加えた後、有機層を分離した。有機層を水で洗浄した後、減圧下で濃縮して、薄褐色液状の4−アミノ−1,1,3−トリメチルインダン36.9gを得た。収率:92.2%、純度:99.8%。
<実施例3>
窒素雰囲気下で、フラスコに、粗製の4−アミノ−1,1,3−トリメチルインダン(純度:87.0%)を含むトルエン溶液(含量:49.7%)43.62g、トルエン65.0gおよび水9.78gを加えた。得られた混合物を70℃まで加熱した後、濃塩酸13.5gを加えた。得られた混合物を70℃で1時間攪拌した後、塩化ナトリウム1.81gを加え、撹拌した。得られた混合物を静置し、水層と4−アミノ−1,1,3−トリメチルインダンの塩酸塩が溶解した有機層とに分離した。該有機層を攪拌しながら5℃まで冷却し、4−アミノ−1,1,3−トリメチルインダンの塩酸塩の結晶を析出させた。析出した結晶を濾過により取り出し、4−アミノ−1,1,3−トリメチルインダンの塩酸塩を得た。融点:228〜229℃。
得られた4−アミノ−1,1,3−トリメチルインダンの塩酸塩を熱水に溶解させた。得られた溶液に、水酸化ナトリウム水溶液を加えた。得られた混合物に、トルエンを加えた後、有機層を分離した。有機層を水で洗浄した後、減圧下で濃縮して、薄褐色液状の4−アミノ−1,1,3−トリメチルインダン22.4gを得た。収率:93.2%、純度:99.7%。
<実施例4>
窒素雰囲気下で、フラスコに、粗製の4−アミノ−1,1,3−トリメチルインダン(純度:87.1%)を含むトルエン溶液(含量:39.4%)96.9gおよび水38.2gを加えた。得られた混合物を70℃まで加熱した後、濃塩酸23.8gを加えた。得られた混合物を70℃で1時間攪拌した。得られた混合物を静置し、有機層と4−アミノ−1,1,3−トリメチルインダンの塩酸塩が溶解した水層とに分離した。該水層を攪拌しながら5℃まで冷却し、4−アミノ−1,1,3−トリメチルインダンの塩酸塩の結晶を析出させた。析出した結晶を濾過により取り出し、4−アミノ−1,1,3−トリメチルインダンの塩酸塩を得た。融点:228〜229℃。
得られた4−アミノ−1,1,3−トリメチルインダンの塩酸塩を熱水に溶解させた。得られた溶液に、水酸化ナトリウム水溶液を加えた。得られた混合物に、トルエンを加えた後、有機層を分離した。有機層を水で洗浄した後、減圧下で濃縮して、薄褐色液状の4−アミノ−1,1,3−トリメチルインダン33.6gを得た。収率:88.0%、純度:99.6%。
<実施例5>
窒素雰囲気下で、フラスコに、粗製の光学活性な4−アミノ−1,1,3−トリメチルインダン(純度:96.7%、鏡像体過剰率:12.6%)、トルエン71.7gおよび水8.14gを加えた。得られた混合物を70℃まで加熱した後、濃塩酸14.0gを加えた。得られた混合物を70℃で1時間攪拌した。得られた混合物を静置し、水層と4−アミノ−1,1,3−トリメチルインダンの塩酸塩が溶解した有機層とに分離した。該有機層を攪拌しながら5℃まで冷却し、4−アミノ−1,1,3−トリメチルインダンの塩酸塩の結晶を析出させた。析出した結晶を濾過により取り出し、4−アミノ−1,1,3−トリメチルインダンの塩酸塩を得た。融点:228〜229℃。
得られた4−アミノ−1,1,3−トリメチルインダンの塩酸塩を熱水に溶解させた。得られた溶液に、水酸化ナトリウム水溶液を加えた。得られた混合物に、トルエンを加えた後、有機層を分離した。有機層を水で洗浄した後、減圧下で濃縮して、薄褐色液状の4−アミノ−1,1,3−トリメチルインダン14.4gを得た。収率:79.5%、純度:99.8%、鏡像体過剰率0.66%。
<実施例6>
窒素雰囲気下で、フラスコに、粗製の4−アミノ−1,1,3−トリメチルインダン(純度:88.5%)を含むトルエン溶液(含量:42.0%)225.6g、トルエン90.2gおよび水18.0gを加えた。得られた混合物を65℃まで加熱した後、47%臭化水素酸120.9gを加えた。得られた混合物を65℃で1時間攪拌した。得られた混合物を静置し、水層と4−アミノ−1,1,3−トリメチルインダンの臭化水素酸塩が溶解した有機層とに分離した。該有機層を攪拌しながら10℃まで冷却し、4−アミノ−1,1,3−トリメチルインダンの臭化水素酸塩の結晶を析出させた。析出した結晶を濾別し、4−アミノ−1,1,3−トリメチルインダンの臭化水素酸塩を得た。融点:199〜200℃。
得られた4−アミノ−1,1,3−トリメチルインダンの臭化水素酸塩を熱水に溶解させて水溶液とし、水酸化ナトリウム水溶液を加えた。得られた混合物に、トルエンを加えた後、有機層を分離した。有機層を水で洗浄した後、減圧下で濃縮して、薄褐色液状の4−アミノ−1,1,3−トリメチルインダンを得た。収量:132.57g、収率:90.0%、純度99.3%。
<比較例1>
窒素雰囲気下で、フラスコに、粗製の4−アミノ−1,1,3−トリメチルインダン(純度:87.0%)を含むトルエン溶液(含量:39.4%)62.5gを加え、5℃に冷却した。濃塩酸18.4gをこれに滴下した後、得られた混合物を濾過することにより、4−アミノ−1,1,3−トリメチルインダンの塩酸塩を取り出した。
得られた4−アミノ−1,1,3−トリメチルインダンの塩酸塩を熱水に溶解させた。得られた溶液に、水酸化ナトリウム水溶液を加えた。得られた混合物に、トルエンを加えた後、有機層を分離した。有機層を水で洗浄した後、減圧下で濃縮して、褐色液状の4−アミノ−1,1,3−トリメチルインダン23.1gを得た。純度:94.4%。
<比較例2>
窒素雰囲気下で、フラスコに、粗製の4−アミノ−1,1,3−トリメチルインダン(純度:87.6%)を含むトルエン溶液(含量:39.5%)110.2gを加えた。フラスコ内の圧力を10kPaに減圧し、60℃に加熱して、トルエンを留去した。さらに2.0kPaまで圧力を減圧した後、140℃まで加熱し、薄褐色液状の4−アミノ−1,1,3−トリメチルインダン39.9gを得た。収率:87.0%、純度:92.5%。
本発明によれば、純度の高い式(1)で示されるアミン化合物を製造することができる。

Claims (4)

  1. 工程(A):粗製の式(1)
    Figure 0006269508
    (式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6およびR7は、それぞれ独立して、水素原子または炭化水素基を表わす。)
    で示されるアミン化合物とハロゲン化水素とを、水および水に不溶の有機溶媒の存在下に反応させる工程、
    工程(B):工程(A)で生成した式(1)で示されるアミン化合物のハロゲン化水素塩が溶解した層と他層とを分離する工程、
    工程(C):工程(B)で得られた式(1)で示されるアミン化合物のハロゲン化水素塩が溶解した層から、式(1)で示されるアミン化合物のハロゲン化水素塩を析出させる工程、および、
    工程(D):工程(C)で析出した式(1)で示されるアミン化合物のハロゲン化水素塩を取り出し、塩基と反応させる工程、
    を含む精製された式(1)で示されるアミン化合物の製造方法。
  2. ハロゲン化水素が、塩化水素である請求項1に記載の製造方法。
  3. 工程(B)において、式(1)で示されるアミン化合物のハロゲン化水素塩が溶解した層が有機層である請求項1または2に記載の製造方法。
  4. 水層中のハロゲン化物イオン濃度が、0.8モル/L以上である請求項3に記載の製造方法。
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