JPWO2005101140A1 - ソーラーセル付き電子機器 - Google Patents

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Abstract

時計などの電子機器は、ソーラーセル(14)と、ソーラーセル(14)上に配置されソーラーセル(14)に光を照射するための窓部(2、6)を有する窓部材(1)とを備える。窓部(2、6)の形状、面積、個数、及びソーラーセルの(14)分割数を勘案して、ソーラーセル(14)を、分割セルにおける照射部(14A〜14F)の面積が同じになるように、複数の分割セルに分割する。

Description

本発明は、光エネルギーを電気エネルギーに変換して電子機器を駆動するソーラーセル付き電子機器に関する。
従来のソーラーセル付き電子機器、例えば、ソーラーセル付き電子時計、の一般的な構造は、多くの発電効率を得るために文字板の裏面にソーラーセルを配置していた。例えば、日本の特許文献、特開平10−82871号公報、に、ソーラーセルを用いたコンビネーション時計が開示されている。このコンビネーション時計は、指針表示装置を含むアナログブロックと、電子光学表示装置である液晶セルと、太陽光発電を行うためのソーラーセルを有している。
前記した特許文献に開示されているコンビネーション時計の構造を図15及び図16を用いて説明する。
アナログブロックは、周知の指針表示3針時計の基本構造と同じように、基台である地板53と、電気機械変換器であるステップモーター54と、ステップモーター54を構成するローター55より指針56に回転駆動力を伝達する指針表示輪列57と、指針修正を行うための巻真58を含む外部切り換え機構59とを有している。文字板62は、時計の表示面側から見てデジタル表示が確認でき、且つ、太陽光発電を妨げないように、透明プラスチック材からなる。
指針56の回転軸56aは時計の中央に配置され、且つ、ソーラーセル52の発電面が時計の表示面の全面を占める。
ソーラーセル52は指針56の回転軸56aを避ける穴部52bを有し、分割線により4分割されている。ソーラーセルは、発電電圧が低く、1個では二次電池への十分な充電ができないため、複数個に分割して、それらを直列接続して電圧を確保している。ガラス基板を生地としたソーラーセル52の発電面52aの一部には、発電素子非形成部52cにより形成された窓部52dが形成され、該窓部52dの下面に配置される液晶セル51のデジタル表示51aを透過して時刻を表示することができる。ソーラーセル52の上面には、デジタル表示51aが確認でき、且つ、太陽光発電の妨げにならないように、透明なプラスチック材からなる全面透過型の文字板62が配設されている。
以上、図15及び図16を参照して述べた構成のコンビネーション時計において、文字板を通して、分割線およびソーラーセル本来の濃紫色の色調が視認され易く、外観品質を損なうという問題がある。
そこで、4分割ソーラーセルを用い、その上に窓部を形成した部分透過型の文字板を配設することにより外観品質を向上させた多機能時計が開発された。その概要について図17−図19を参照して説明する。
文字板20は金属製の部分透過型で、そこには通常時刻の秒表示窓21、クロノグラフの時表示窓22、クロノグラフの分表示窓23の3個の窓部と、指針軸が貫通する中心穴24およびカレンダー表示窓25が形成されている。それぞれの表示部の所定の位置には、通常時刻表示を行う指針群26とクロノグラフ表示を行う指針群27が配設されている。
ソーラーセル30は、図19に示すように、文字板の3時−9時方向と6時−12時方向の分割線31により4個の領域A、B、C、Dに分割されている。これら4個の領域A〜Dの面積は略等しい。ソーラーセル30の上に、文字板20を載せた状態において、ソーラーセル30は、各々の一部分に光を照射するための窓部21、22、23(図中、2点鎖線)により、斜線で示すように、4個に分割された分割セルの各々の照射部分の面積は、領域Aでは半円分30A、領域Bでは半円分30B、領域Cでは円1個分30C+30C、領域Dでは、円1個分30D+30Dとなり、分割セルA、Bと、分割セルC、Dとで照射部分の面積が異なる。
前記した部分透過型文字板を用いたクロノグラフ時計においては、全面透過型文字板を使用したものと比べて、照射部分の面積が狭いので、文字板を通してソーラーセル本来の濃紫色の色調はそれほど気にならない。また、それぞれの表示窓21、22、23から覗かれる分割線も縦、横で印刷数字などにより見え難いので、それ程外観品質を損なうものではないが、何よりも、4個の分割セルの各々の照射部分の面積が異なるため、分割セルA、Bと、分割セルC、Dとで供給可能な電流値も異り、供給可能な電流値のバランスが悪い状態で、この4個の分割セルを直列に接続して使用したとき、照射部分の面積が小さい分割セルAやBが供給可能な電流値に制限されてしまって、ソーラーセルが本来持っている能力が発揮できず、発電効率が悪かった。
本発明は、上述の欠点を解消するものであり、その目的は、部分透過型文字板を用いても、発電効率の優れたソーラーセル付き電子機器、例えば、ソーラーセル付き時計を提供するものである。
前記目的を達成するため、本発明によるソーラーセル付き電子機器は、ソーラーセルと、その上に配置される窓部材と、前記ソーラーセルから供給される電力により駆動される負荷を有するものであって、前記ソーラーセルは、前記負荷に電力を供給するためのn個(n:2またはそれ以上の整数)の分割セルを有し、前記窓部材は、第1窓部と、該第1窓部とは面積の異なる第2窓部を含む他の窓部とを有し、前記n個の各分割セルにおける照射面積が等しくなるように、前記第1窓部と前記他の窓部とを前記窓部材に配設している。これにより、窓部材が面積の異なる窓部を有していても、各分割セルの面積を等しくして効率のよい発電ができる。
本発明によるソーラーセル付き電子機器は、さらに、前記第1窓部と前記第2窓部のうち、少なくともいずれかが、2つまたはそれ以上の隣り合う分割セルにまたがって照射領域を形成するとともに、前記他の窓部によって、少なくとも、前記第1窓部によって照射領域が形成されない他の全ての分割セルに照射領域を形成することができる。
前記ソーラーセル付き電子機器は、以下の態様を取り得る。
前記第1窓部の面積を単位面積Wのn1倍の面積に設定し(n1は整数)、前記第2窓部の面積を前記単位面積Wのn2倍の面積に設定し(n2はn1とは異なる整数)、前記第1窓部による照射領域と前記第2窓部による照射領域が、各分割セルに単位面積Wで分配されるように、前記第1窓部と前記第2窓部とを前記窓部材に配設する。これにより、第1及び第2窓部による照射領域を分割する分割線が複雑にならず、簡単にソーラーセルを分割できる。
前記他の窓部は前記第2窓部材だけであり、前記分割セルの数nと、前記n1と前記n2とを合計した数とが等しくなるように設定する。
前記第1窓部によって照射領域が形成された第1分割セル内に、前記他の窓部による追加照射領域を付加する。これにより、第1分割セルの照射領域の面積を調整して他の分割セルと同じ照射面積にすることができる。
前記第1窓部の面積は前記第2の窓部の面積よりも小さく、前記第2窓部による照射領域の一部を前記第1分割セル内に分配して前記追加照射領域を形成する。これにより、第2窓部によって第1分割セルの面積を調整することができる。前記第1分割セルの照射面積と、前記第2窓部による前記照射領域の一部を除いた残りの部分によって照射領域を形成した第2分割セルの照射面積とを等しくする。これにより、第1窓部と第2窓部による照射領域を各分割セルに等分割することができる。前記追加照射領域を前記第1及び第2窓部とは別に前記文字板に設けた第3窓部で形成する。これにより、第1窓部と第2窓部との面積の差による第1、第2分割セルの照射面積の差を第1、第2の窓部の面積を変えずに調整することができる。前記第1分割セルの照射面積と、前記第2窓部によって照射領域を形成した第2分割セルの照射面積とを等しくする。これによって第1窓部、第2窓部だけで各分割セルの照射領域を等しくすることができる。
前記他の窓部は、前記第2窓部以外の窓部を含み、前記窓部材に形成された窓部を、少なくともいずれかが複数の窓部で構成されるように、前記第1の窓部を含む第1グループと、前記第2の窓部を含む第2のグループとに分け、前記第1グループの窓部による照射領域の合計面積と、前記第2グループの窓部による照射領域の合計面積とが等しくなるように各窓部の面積を設定し、前記第1グループの窓部による照射領域と前記第2グループの窓部による照射領域とが、各分割セルに等しい面積の照射領域を形成して分割されるように、各窓部を配設する。これにより、面積の異なる窓部があっても簡単で等しい照射領域の分割セルを構成することができる。
前記各分割セルの面積を全て等しくする。これにより、ソーラーセルを、全面透過型または半透過型の文字板に用いても各分割セルの面積が等しくなり、効率よく発電することができる。
前記第1の窓部及び前記他の窓部による各照射領域内を、同方向または互いに直交する分割線だけで分割し、前記照射領域以外を、前記互いに直交する分割線以外の直線による分割線、または曲線による分割線を用いて分割する。これによって、ソーラーセルの外から視認できる範囲の分割線を目立たなくすることができるとともに、視認されない範囲の分割線で自由にソーラーセルを分割することができる。
本発明の電子機器は、分割されたそれぞれのセルの照射部分の面積を略等しく設定することにより、発電効率が良い。
本発明の第1の実施形態に係るソーラーセル付き電子機器(電子時計)の外観を示す平面図である。 図1の時計の要部断面図である。 第1の文字板の下面に第2の文字板を配置してなる、図1の時計の完成文字板の平面図である。 図3の完成文字板を構成する、表示窓を形成した第1の文字板(金属文字板)の平面図である。 図3の完成文字板を構成する、半透過部材よりなる第2の文字板(プラスチック文字板)の平面図である。 図1の時計に使用されるソーラーセルの平面図である。 本発明の第2の実施形態に係るソーラーセル付き電子機器(多機能時計)におけるソーラーセルの平面図である。 本発明の第3の実施形態に係るソーラーセル付き電子機器(多機能時計)における完成文字板の平面図である。 本発明の第3の実施形態に係るソーラーセル付き電子機器(多機能時計)におけるソーラーセルの平面図である。 本発明の第4の実施形態に係るソーラーセル付き電子機器(多機能時計)における完成文字板の平面図である。 本発明の第4の実施形態に係るソーラーセル付き電子機器(多機能時計)におけるソーラーセルの平面図である。 図10に示す第1の文字板を使用したクロノグラフ機能を有する電子機器(多機能時計)の外観を示す平面図である。 本発明の第5の実施形態に係るソーラーセル付き電子機器(多機能時計)におけるソーラーセルの平面図である。 図13に示すソーラーセルを使用したクロノグラフ機能を有する電子機器(多機能時計)の外観を示す平面図である。 従来の、ソーラーセルを用いたコンビネーション時計の断面図である。 図15の時計の平面図である。 従来のクロノグラフ機能を有する多機能時計の外観を示す平面図である。 図17の時計に使用される、表示窓を形成した部分透過型の文字板の平面図である。 図17の時計に使用されるソーラーセルの平面図である。
ソーラーセル付きのクロノグラフ時計などの電子機器は、ソーラーセルから供給される電力によって負荷を駆動する。そのような負荷には、例えば、水晶振動子を用いて高周波信号を出力する発振回路、その発信器回路から出力される高周波信号を1秒周期の信号に分周する分周回路、その分周回路から出力される信号を、ステップモーターを駆動する駆動信号に変換する駆動回路、操作ボタンの操作に応じて駆動回路の動作を制御する駆動制御回路、二次電池の過充電防止や充電警告等の制御を行う充電制御回路等が含まれる。
まず、本発明による、クロノグラフ機能を有する電子機器(多機能時計)の第1の実施形態を図1乃至図6を用いて説明する。
部分透過型の金属文字板よりなる第1の文字板1には、12時位置に充電量表示窓2(第1の窓部)と、3時位置にクロノグラフの分表示窓3と、6時位置に通常時刻の秒表示窓4と、9時位置にクロノグラフの時表示窓5とがそれぞれ形成されている。クロノグラフの分表示窓3と通常時刻の秒表示窓4とクロノグラフの時表示窓5とは連通して他の窓部である第2の窓部6を構成する。すなわち、第1及び第2の窓部の領域内で、12時位置、3時位置、6時位置、9時位置に設けられた指針が回転または回動して所定の情報を表示する。そして、第2の窓部の面積は、第1の窓部の2倍であり、これら第1及び第2の窓部の面積の合計は、図示しない二次電池を充電することが可能な必要最小限の面積以上に設定されている。
さらに、第1の文字板1には、指針軸7が貫通する中心穴8およびカレンダー表示窓9が形成されている。
第1の文字板1の下面で、後述するソーラーセルとの間に、光の透過率αが1>α>0である半透過部材よりなる第2の文字板(プラスチック文字板)10(図5参照)が配設される。透過率αは、ソーラーセルの分割線およびソーラーセルの色調が視認され難く、且つ、負荷を駆動する電力を下回らない範囲に設定されている。
第2の文字板10には、指針軸7が貫通する中心穴8aおよびカレンダー表示窓9aが形成されていて、第1の文字板1と第2の文字板10とを積層して図3に示す完成文字板を構成する。また、図1および図2に示すように、それぞれの表示部の上には、通常時刻表示を示す指針群11とクロノグラフ表示を示す指針群12と、その他の指針群13とが配設されている。
図6に示すように、ソーラーセル14は分割線15FA、15AB、15BC、15CD、15DE、15EFによってそれぞれ面積を同じくする6個の領域(分割セル)A、B、C、D、E、Fに分割されている。
そこで、ソーラーセル14の上に第1の文字板1と第2の文字板10とからなる完成文字板を載せて上から光を照射すると、光は第1の文字板1の第1および第2の窓部2、6を通って、図6に示す、各分割セルA〜Fのうち2点鎖線内の斜線で示した部分14A〜14Fに照射される。ここで、第1の文字板1の第1及び第2の窓部2、6の面積と分割線15FA〜15EFは、各分割セルA〜Fにおける照射部分14A〜14Fの面積を同じくするように、それぞれ設定されている。なお、第1の文字板1(図4)の第1および第2の窓部2、6を除いた部分は遮光部になっている。
第1の文字板1では、第1の窓部2の面積W1と第2の窓部6の面積W2とは、第1の窓部2を2等分したときのそれぞれの面積W1/2と、第2の窓部6を4等分したときのそれぞれの面積W2/4とが等しくなる(W1/2=W2/4)ようにそれぞれ設定されている。
ソーラーセル14では、図6に示すように、第1の窓部2による照射領域が分割線15FAによって2等分されてそれぞれ分割セルAの照射部分14Aと分割セルFの照射部分14Fとに振り分けられ、また、第2の窓部6による照射領域が分割線15BC、15CD、15DEによって4等分されて分割セルBの照射部分14B、分割セルCの照射部分14C、分割セルDの照射部分14D、分割セルEの照射部分14Eに振り分けられる。
こうして、ソーラーセル14の分割セルA、B、C、D、E、Fにはそれぞれ面積(W1/2=W2/4)を同じくする照射部分14A、14B、14C、14D、14E、14Fが与えられる。
一般に、文字板に、単位面積Wのn1倍の面積(n1*W)の第1の窓部、単位面積Wのn2倍の面積(n2*W)の第2の窓部、 ......単位面積Wのnk倍の面積(nk*W)の第kの窓部が形成されているとき(n1、n2、 ......nk は1以上の整数)、ソーラーセル上で第1の窓部による照射領域がn1等分され、第2の窓部による照射領域がn2等分され、...... 第kの窓部による照射領域がnk等分されるように複数の分割線を設定すれば、n1+n2+......+nk個の分割セルの各々に面積(=W)を同じくする照射部分が与えられる。
言い換えると、第1の窓部による照射領域は単位面積Wのn1倍であり、第2の窓部による照射領域は単位面積Wのn2倍であり、n1+n2個の数にソーラーセルを分割し、これらの各分割セルに、単位面積Wの照射領域を分配している。
第1の窓部によって照射領域が形成された分割セルA、Fが第1分割セル、第2の窓部によって照射領域が形成された分割セルB〜Eが第2分割セルである。
ソーラーセル14において、分割セルA〜Fは面積がそれぞれ同じであること、また、分割セルA〜Fの照射部分14A〜14Fも面積がそれぞれ同じであることは、分割セルA〜Fの非照射領域もその面積がそれぞれ同じであることを意味する。これにより、図3に示した部分透過型の文字板1ではなく全面透過型の文字板を使用した場合にも、各分割セルA〜Fの照射部分の面積が同じとなり、効率の良い発電ができるようなる。
第1の窓部による照射領域14A、14Fは12時−6時方向の分割線で分割されている。また、第2の窓部による照射領域14Cと14Dは、これと同じ方向の分割線で分割されている。さらに、第2の窓部による照射領域14Bと14C、及び14Eと14Dは12時−6時方向と、これと直交する3時−9時方向の2つの直交する分割線で分割されている。
照射領域以外は、12時−6時方向、3時−9時方向以外の方向の直線や、曲線を用いて分割している。
そして、12時位置、3時位置、6時位置、9時位置に配設された各指針を取り付ける指針軸(図示せず)が、ソーラーセルに形成した軸穴J1〜J4を貫通して配置されている。この軸穴J1〜J4は、文字板の第1の窓部や第2の窓部による照射領域を分割する12時−6時方向、3時−9時方向の分割線上(同方向または互いに直交する方向の分割線上)に形成されている。
このように、各照射領域を、同方向の分割線または互いに直交する分割線のみで分割することで、分割線を目立たなくすることができる。さらに、その方向を時計の文字板の12時−6時方向、3時−9時方向とすることでさらに目立たなくすることができる。
本発明による、クロノグラフ機能を有する電子機器(多機能時計)の第2の実施形態を図7を用いて説明する。この実施形態では、使用する文字板の第1の窓部の面積と第2の窓部の面積との間に第1実施形態の場合のように整数比(n/m)が成り立たなくても、各分割セルの照射部分の面積を等しくすることができる。
図7は、図3に示した第1の文字板1とほぼ同形のものであるが第1の窓部2の面積は約1/2に縮小したもの(図示せず)をソーラーセル14上に載せたとき、各分割セルA′〜F′における照射部分の面積が同じとなるようにそのソーラーセル14上に複数の分割線(15FA、15AB′、15BC′、15CD、15DE′、15EF′)を設定する例を示している。
この図7に示す例では、第1の窓部2による照射領域が分割線15FAによって2等分されてそれぞれ分割セルA′の照射部分14A′と分割セルF′の照射部分14F′とに振り分けられても、各照射部分14A′、14F′の面積は第2の窓部6による照射領域を4等分した面積(すなわち、第1及び第2の窓部6による照射領域の合計の6分の1)よりも小さいため、図6の分割線15AB、15BC、15DE、15EFを図7の分割線15AB′、15BC′、15DE′、15EF′に変更することで、各分割セルの照射領域の面積を同じにしている。
すなわち、図7の分割線15AB′、15EF′を、第2の窓部6による照射領域を分割する位置に設定することにより、第2の窓部6によって分割セルB′、E′に照射される領域の一部(14a′、14f′)を分割セルA′、F′側に取り込んでいる。さらに、その取り込みによって減少した、分割セルB′、E′における照射面積14B′、14E′と、分割セルC′、D′における照射面積14C′、14D′が同じ面積になるように、分割線15BC′、15DE′を設定する。こうして、6つの分割セルA′、B′、C′、D′、E′、F′の照射部分14A′+14a′、14B′、14C′、14D′、14E′、14f′+14F′は面積が全て同じになる。
すなわち、第1の窓部により照射領域14A′、14F′が形成された第1分割セルA′、F′内に、第2の窓部によって形成される照射領域の一部14a′、14f′を追加照射領域として第1分割セルA′、F′内に付加している。このようにすることで、第1分割セルA′、F′と、第2の窓部による照射領域の残りの部分によって照射領域を形成した第2分割セルB′、C′、D′、E′との照射面積を等しくしてある。
一般に、第1の窓部2の面積(第1の窓部2によりソーラーセル14上に照射される面積)をW1とし、第2の窓部6の面積(第2の窓部6によりソーラーセル14上に照射される面積)をW2とした場合、ソーラーセル14がk個のセルに分割されるためには分割線を(W1+W2)/kの照射部分がk個できるように複数本設定する。
このように、第1の窓部2と第2の窓部6との面積W1、W2が、第1実施形態(図6)でのような条件(W1/W2=n/m)を満たさなくても、図7に示したように、各分割セルの照射領域の面積が等しくなるように分割することができる。しかし、図7に示したソーラーセル14′では、図6に示したソーラーセル14に比べ、さらに分割線15AB′及び15EF′が第2の窓部を通して見えてしまう。従って、文字板1について図6のように第1の窓部2と第2の窓部6との面積比をn/mに設定して分割した方が、第2の窓部6から見える分割線が少なくなり、透過率の大きな文字板を使用しても、外観品質を損なわない。
ソーラーセルに形成した軸穴J1〜J4が、文字板の第1の窓部や第2の窓部による照射領域を分割する分割線上に形成されていることについては第1の実施形態と同様である。
本発明による、クロノグラフ機能を有する電子機器(多機能時計)の第3の実施形態を図8及び図9を用いて説明する。
図8は第2の文字板10の上に第1の文字板1を置いてなる完成文字板を示す。この第1の文字板1は、第1実施形態(図4)の第1の文字板1とほぼ同様に、第1の窓部2aと第2の窓部6a(他の窓部)とを有する。図8の第1の文字板1と組み合わされる図9に示すソーラーセル14は、4つの分割線15DA、15AB、15BC、15CDによって、4つの分割セルA、B、C、Dに等分割されている。
分割セルAは第1の窓部2aによる照射部14a1と、第2の窓部6aによる照射部14a2(追加照射領域)とを有し、分割セルBは第2の窓部6aによる照射部14bを有し、分割セルCは第2の窓部6aによる照射部14cを有し、分割セルDは第1の窓部2aによる照射部14d1と第2の窓部6aによる照射部14d2(追加照射領域)とを有する。そして分割セルA、B、C、Dの照射部の面積14a1+14a2、14b、14c、14d1+14d2は、それぞれ同じになる。
すなわち、第1の窓部により照射領域14a1、14d1が形成された第1分割セルA、D内に、第2の窓部によって形成される照射領域の一部14a2、14d2を追加照射領域として第1分割セルA、D内に付加している。このようにすることで、第1分割セルA、Dと、第2の窓部による照射領域の残りの部分によって照射領域を形成した第2分割セルB、Cとの照射面積を等しくしている。
この実施形態は各分割セルの照射部の面積が同じになっても、第1の窓部2aから1本の分割線15DAが見え、第2の窓部からは3本の分割線15AB、15BC、15CDが見えている。しかし、分割線15DA、15AB、15BC、15CDはそれぞれ直線であって、しかも、分割線15DAと15BCとは(12時と6時とを結ぶ)一直線上に配置され、また、分割線15ABと15CDとは前記直線と直交する(3時と9時とを結ぶ)一直線上に配置されるので、ソーラーセル14の4分割、すなわち、4つの分割セルの形成が簡単になる。さらに、第1及び第2の窓部2a、6aから分割線が見えても、それは直線であるのであまり目立たず、邪魔にならない。
ソーラーセルに形成した軸穴J1〜J4が、文字板の第1の窓部や第2の窓部による照射領域を分割する同方向または互いに直交する方向の分割線上に形成されていることについては第1の実施形態と同様である。
本発明による、クロノグラフ機能を有する電子機器(多機能時計)の第4の実施形態を図10、図11及び図12を用いて説明する。
図10は第2の文字板10の上に第1の文字板1を置いてなる完成文字板を示す。この第1の文字板1は、面積W1の第1の窓部2aと、他の窓部として面積W2の第2の窓部6a、面積W3の第3の窓部6b、面積W4の第4の窓部6cの3つの窓部とを有する。ここで、
W1/2+W3=W1/2+W4=W2/2
が成立する。
そこで、面積W1の第1の窓部2aによる照射部を二分する分割線15DA、面積W2の第2の窓部6aによる照射部を二分する分割線15BC、及びどの窓部からの照射部をも分割しない2つの分割線15AB、15CDでもってソーラーセル14を4つに分割すれば、4つの分割セルA、B、C、Dの照射部(14a1+14a2、14b、14c、14d2+14d1)の面積はみな同じとなる。
すなわち、この実施形態では、第1の窓部により照射領域14a1が形成された第1分割セルA、D内に、第3の窓部による追加照射領域14a2や第4の窓部にによる追加照射領域14d2を形成することにより、第1の分割セルA、Dの照射面積が、第2の窓部によって照射領域が形成された第2の分割セルB、Cの照射面積と等しくなるようにしている。
一般には、複数の窓部があって、それら窓部による照射領域またはそれら照射領域をある整数で等分割したものを1つまたはそれら複数組み合わせて、その合計の面積を同じくするn個(n:2またはそれ以上の整数)のグループができる場合、ソーラーセルをn個に分割して、各分割セル内の照射部分の合計面積を等しくすることができる。
また,各窓の面積に着目して考えると、第4の実施の形態は、次のようにソーラーセルが分割されている。
第1の窓部2aの面積W1、第2の窓部6aの面積W2、第3の窓部6bの面積W3、第4の窓部6cの面積W4の間には、次の関係が成立するように、各窓部の面積が設定されている。
W1+W3+W4=W2
すなわち、これら窓部を、上記の式のように左辺側の窓部(第1、第3、第4の窓部)による第1のグループと、右辺側の窓部(第2の窓部)による第2のグループとの2つのグループに分けると、第1グループに含まれる窓部の合計面積と、第2グループに含まれる窓部の合計面積とが等しくなる。
そして、これら窓部による照射領域は、分割線14ABと15CDによって、第1グループ側の窓部による照射領域と、第2グループ側の窓部による照射領域とに分割されている。つまり、分割線14AB、15CDより上側のソーラーセルの照射領域の合計面積(W1+W3+W4)と、下側の照射領域の合計面積(W2)とが等しくなっている。
第4の実施形態では、さらに、第1グループ側の窓部による照射領域を分割線15DAで2分割し、第2グループ側の窓部による照射領域を分割線15BCで2分割することで、ソーラーセル全体を4分割し、各分割セルの照射領域の面積が等しくなるように構成している。
このように、互いに面積の異なる複数の窓部があり、それら窓部を組み合わせてその合計面積を等しくするm個(m:2またはそれ以上の整数)のグループができる場合、m個のグループに対応させて各窓部による照射領域をm分割することにより、容易に、照射面積の等しい分割セルを構成することができる。
この実施形態では、照射部14a2と照射部14d2とは分割線によって分割されないので、分割線が第1の文字板1の窓部6b、6cを通して外に見えてしまうことはない。
さらに、照射領域14a1と照射領域14b、14cは、12時−6時方向の分割線だけで分割されているため、それらの照射領域の分割線も目立たない。
また、この実施形態では、軸穴J1〜J4は全て照射領域内に形成されているが、軸穴J1とJ3だけが照射領域内の分割線上に形成されている。
図12は、図10に示す第1の文字板1を使用したクロノグラフ機能を有する電子機器(多機能時計)を示す。この電子機器において、文字板1の第1の窓部2aは充電量表示窓として、第2の窓部6aは通常時刻の秒表示窓として、第3の窓部6bはクロノグラフの分表示窓として、第4の窓部6cはクロノグラフの時表示窓として使用される。
本発明による、クロノグラフ機能を有する電子機器(多機能時計)の第5の実施形態を図13及び図14を用いて説明する。
この実施形態では、前述の第4の実施形態(図10−図12)の第1の文字板1における第1の窓部2a(面積W1)及び第2の窓部6a(面積W2)を、図14に示すように、それぞれ左右に等分割し分割線15DA及び15BCの幅以上に離して配置することで、第1の窓部2a及び第2の窓部6aからそれぞれソーラーセル14の分割線15DA及び15BCが見えないようにしている。それ以外の構成は第4の実施形態と同じであり、共通する構成要素には同じ図面番号を使用している。
ソーラーセル14の分割線15DAは、図13に示すように、面積W1/2の窓部2a1と面積W1/2の窓部2a2との間に位置するので、これらいずれの窓部からも見えることはない。同様に、分割線15BCは、面積W2/2の窓部6a1と面積W2/2の窓部6a2との間に位置するので、これらいずれの窓部からも見えることはない。
第5の実施形態も、第1〜第4の窓部を、合計面積が等しい第1グループ(第1、第3、第4の窓部)と第2グループ(第2の窓部)に分け、分割線15AB、15CDによって、第1グループに対応した照射領域と、第2グループに対応した照射領域とに分割している。さらに、それぞれの照射領域を分割線15DAと15BCによって2分割しており、第4の実施形態と同様である。
以上のように、この実施形態によれば、各分割セルA、B、C、Dの照射部の面積が同じになり、しかも、第1の文字板1に形成したいずれの窓部2a1、2a2、6a1、6a2、6b、6cからもソーラーセル14の分割線15DA、15AB、15BC、15CDが見えないという特徴がある。
前記した各実施形態によるソーラーセル付き時計の作用効果について説明する。
複数に分割された分割セルの各々の照射部分の面積を略等しく設定することにより、発電効率が向上する。また、分割線により分割された分割セル全体の面積が略等しいので、全面透過型の文字板を使用しても、発電効率は良い。
さらに、第1の文字板とソーラーセルの間に、半透過部材(第2の文字板)を配置することにより、分割線およびソーラーセル本来の濃紫色の色調が視認され難くなり、美観を損ねることはない。
前記した実施形態は、ソーラーセル付き時計について説明したが、本発明は、ソーラーセルから供給される光エネルギーを電気エネルギーに変換して機器を駆動する電子機器に適用されるものである。

Claims (17)

  1. ソーラーセルと、その上に配置される窓部材と、前記ソーラーセルから供給される電力により駆動される負荷を有するソーラーセル付き電子機器であって、
    前記ソーラーセルは、前記負荷に電力を供給するためのn個(n:2またはそれ以上の整数)の分割セルを有し、
    前記窓部材は、第1窓部と、該第1窓部とは面積の異なる第2窓部を含む他の窓部とを有し、
    前記n個の各分割セルにおける照射面積が等しくなるように、前記第1窓部と前記他の窓部とを前記窓部材に配設したことを特徴とするソーラーセル付き電子機器。
  2. 前記第1窓部と前記第2窓部のうち、少なくともいずれかが、2つまたはそれ以上の隣り合う分割セルにまたがって照射領域を形成するとともに、
    前記他の窓部によって、少なくとも、前記第1窓部によって照射領域が形成されない他の全ての分割セルに照射領域を形成したことを特徴とする請求項1に記載のソーラーセル付き電子機器。
  3. 前記第1窓部の面積を単位面積Wのn1倍の面積に設定し(n1は整数)、前記第2窓部の面積を前記単位面積Wのn2倍の面積に設定し(n2はn1とは異なる整数)、
    前記第1窓部による照射領域と前記第2窓部による照射領域が、各分割セルに単位面積Wで分配されるように、前記第1窓部と前記第2窓部とを前記窓部材に配設したことを特徴とする請求項2に記載のソーラーセル付き電子機器。
  4. 前記他の窓部は前記第2窓部材だけであり、
    前記分割セルの数nと、前記n1と前記n2とを合計した数とが等しくなるように設定したことを特徴とする請求項2に記載のソーラーセル付き電子機器。
  5. 前記第1窓部によって照射領域が形成された第1分割セル内に、前記他の窓部による追加照射領域を付加したことを特徴とする請求項1または2に記載のソーラーセル付き電子機器。
  6. 前記第1窓部の面積は前記第2窓部の面積よりも小さく、
    前記第2窓部による照射領域の一部を前記第1分割セル内に分配して前記追加照射領域を形成したことを特徴とする請求項1に記載のソーラーセル付き電子機器。
  7. 前記第1分割セルの照射面積と、前記第2窓部による前記照射領域の一部を除いた残りの部分によって照射領域を形成した第2分割セルの照射面積とを等しくしたことを特徴とする請求項6に記載のソーラーセル付き電子機器。
  8. 前記追加照射領域を前記第1及び第2窓部とは別に前記文字板に設けた第3窓部で形成したことを特徴とする請求項5に記載のソーラーセル付き電子機器。
  9. 前記第1分割セルの照射面積と、前記第2窓部によって照射領域を形成した第2分割セルの照射面積とを等しくしたことを特徴とする請求項8に記載のソーラーセル付き電子機器。
  10. 前記他の窓部は、前記第2窓部以外の窓部を含み、
    前記窓部材に形成された窓部を、少なくともいずれかが複数の窓部で構成されるように、前記第1の窓部を含む第1グループと、前記第2の窓部を含む第2のグループとに分け、
    前記第1グループの窓部による照射領域の合計面積と、前記第2グループの窓部による照射領域の合計面積とが等しくなるように各窓部の面積を設定し、
    前記第1グループの窓部による照射領域と前記第2グループの窓部による照射領域とが、各分割セルに等しい面積の照射領域を形成して分割されるように、各窓部を配設したことを特徴とする請求項1、2、5、8、9のいずれか1項に記載のソーラーセル付き電子機器。
  11. 前記各分割セルの面積を全て等しくしたことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載のソーラーセル付き電子機器。
  12. 前記第1の窓部及び前記他の窓部による各照射領域内を、同方向または互いに直交する分割線だけで分割し、
    前記照射領域以外を、前記互いに直交する分割線以外の直線による分割線、または曲線による分割線を用いて分割したことを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載のソーラーセル付き電子機器。
  13. 前記電子機器は、さらに、指針と、該指針を取り付けるとともに、前記ソーラーセルを貫通して該電子機器に配設する指針軸とを有し、
    前記電子機器が有する窓部のうちの少なくとも一つは、前記指針の表示領域を含む範囲に形成され、
    前記同方向または互いに直交する分割線上に、前記指針を配設するための貫通孔をもうけた
    ことを特徴とする請求項12に記載のソーラーセル付き電子機器。
  14. 前記電子機器は前記指針によって時刻を表示する時計であり、前記窓部材が文字板であり、
    前記互いに直交する方向は、前記文字板の12時−6時方向と、3時−9時方向であることを特徴とする請求項12に記載のソーラーセル付き電子機器。
  15. 前記窓部と前記ソーラーセルとの間に、光の透過率αが、1>α>0である半透過部材を配設したことを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項に記載のソーラーセル付き電子機器。
  16. 前記ソーラーセル付き電子機器は時計であり、前記窓部材は文字板である、ことを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載のソーラーセル付き電子機器。
  17. ソーラーセルと、その上に配置される窓部材と、前記ソーラーセルから供給される電力により駆動される負荷を有するソーラーセル付き電子機器であって、
    前記ソーラーセルは、前記負荷に電力を供給するための複数の分割セルを有し、
    前記窓部材は、少なくとも、単位面積Wのn1倍(n1は整数)の面積を有する第1窓部と、単位面積Wのn2倍(n2はn1とは異なる整数)の面積を有する第2窓部とを有し、
    前記第1窓部による照射領域と前記第2窓部による照射領域が、各分割セルに単位面積Wで分配されるように、前記第1の窓部と前記第2の窓部とを前記窓部材に配設したことを特徴とする
    前記のソーラーセル付き電子機器。
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