JPWO2004108333A1 - コアカッター - Google Patents
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Abstract
Description
〔技術背景〕
従来、この種のコアカッターとして、種々のものが提供されている。例えば、コアカッター全体が同一の材質、具体的にはハイス鋼(高速度工具鋼)で構成されたものがある。かかる同一の材質でコアカッター全体を構成したものでは、円筒状の素材の外周面に螺旋状の溝を形成し、この螺旋状の溝を、切削屑を排出するための溝としている。そして、この溝を除いた部分が、コアカッターの基体の実質上の厚み(コアカッターの「基体の厚み」)となる。
そして、金属、樹脂材料等を被切削対象とする穿孔用のコアカッターでは、切削屑が連続的に大きな幅を有して発生することから、該切削屑を効率良く穿設穴外に排出するためには、該切削屑の幅を可及的に狭く(小さく)することが望ましい。
このため、コアカッターの先端部の各刃部には、切削屑の幅を画定する複数の切削刃が設けられて、各刃部において切削刃の幅に等しい切削屑を排出するよう構成したものがある。例えば、各刃部に、内径側の第1の切削刃と外径側の第2の切削刃の2つの切削刃が形成されたものがある。
かかる構成のコアカッターの場合、前記第1の切削刃は、径方向において前記排出溝より内径側に形成され、第2の切削刃は、前記排出溝より外径側に形成される。
また、別の形態のコアカッターとして、前記各刃部に、内径側から順に第1〜第3の切削刃が設けられたものがある。
かかる構成のコアカッターの場合、前記各切削刃毎に段差を設けた別個の切削屑排出用のギャレットが設けられ、刃部の各切削刃で切削した切削屑を、各ギャレットを経てその基端側に連続して設けられた排出溝側から外部へ排出するように構成されている(日本国特許公開昭和58−59712号公報)。
しかしながら、前者のコアカッターでは、基体の厚み(径方向の肉厚)が、刃部の前記第1の切削刃(あるいは第1の切削刃および第2の切削刃)の径方向の厚みによって決定されてしまう。従って、かかるコアカッターでは、刃部の構成(刃部の厚み)如何では、基体の肉厚(厚み)が小さくなって、該基体の剛性が所望の値より低くなってしまう場合がある。このような場合には、重切削あるいは切削抵抗の大きい材料を切削することはできない。
また、後者のコアカッターの場合には、各切削刃毎に異なる形態の別個のギャレットを形成していることから、この複雑な形態のギャレットの形成に手間がかかり、且つ複雑な加工が必要となる。
本第1の発明に係るコアカッターは、円筒状の基体と、基体の基端側に設けられた回転駆動工具側への取着部と、基体の先端に周方向において適宜間隔で複数箇所に配設されるとともにその外縁が基体の外周縁より半径方向外方に突出するよう設けられた刃部と、各刃部の間に該刃部で切削された切削屑を基端側へ排出する排出溝とを有する、コアカッターであって、
前記刃部は、1個のチップ体により構成されるとともに、基体に取着された状態において径方向に隣接して配置された少なくとも3つの切削刃を有し、
前記切削刃のうちの内径側に配置されている第1の切削刃と、外径側に配置されている第3の切削刃と、それらの中間に配設されている第2の切削刃とが、第1の切削刃から第2の切削刃を経て第3の切削刃にゆくに従って順次周方向の位置が回転方向後方に位置するようにずらされて形成されており、
前記第3の切削刃のすくい面に対して、該第3の切削刃に対応して設けられている前記排出溝の後端の壁面が、少なくとも回転方向において同じか若しくは回転方向後方に位置するよう設けられており、
内径側が径方向において前記第1の切削刃の外径端より内径側に位置するように且つ該内径側が外径側より先端に突出する状態で基体先端部の外周面が削設された単一面からなる切削屑排出用のギャレットが、前記各刃部の回転方向前方にそれぞれ隣接して形成されていることを特徴とする。
本第2の発明にかかるコアカッターは、円筒状の基体と、該基体の基端側に設けられた回転駆動工具側への取着部と、基体の先端に周方向において適宜間隔で複数箇所に配設されるとともにその外縁が基体の外周縁より半径方向外方に突出するよう設けられた刃部と、各刃部の間に該刃部で切削された切削屑を基端側へ排出する排出溝とを有する、コアカッターであって、
前記刃部は、1個のチップ体により構成されるとともに、基体に取着された状態において径方向に隣接して配置された少なくとも3つの切削刃を有し、
前記切削刃のうちの内径側に配置されている第1の切削刃と、外径側に配置されている第3の切削刃と、それらの中間に配設されている第2の切削刃とが、周方向において、該第2の切削刃が回転方向後方に位置し、前記第1の切削刃と第3の切削刃がこの第2の切削刃に対して回転方向前方に隣接して設けられており、
前記第3の切削刃のすくい面に対して、該第3の切削刃に対応して設けられている前記排出溝の後端の壁面が、少なくとも回転方向において同じか若しくは回転方向後方に位置するよう設けられており、且つ、
内径側が径方向において前記第1の切削刃の外径端より内径側に位置するように且つ該内径側が外径側より先端に突出する状態で基体先端部の外周面が削設された単一面からなる切削屑排出用のギャレットが、前記各切削刃の回転方向前方にそれぞれ隣接して形成されていることを特徴とする。
本第3の発明にかかるコアカッターは、円筒状の基体と、該基体の基端側に設けられた回転駆動工具側への取着部と、基体の先端に周方向において適宜間隔で複数箇所に配設されるとともにその外縁が基体の外周縁より半径方向外方に突出するよう設けられた刃部と、各刃部の間に該刃部で切削された切削屑を基端側へ排出する排出溝とを有する、コアカッターであって、
前記刃部は、1個のチップ体により構成されるとともに、基体に取着された状態において径方向に隣接して配置された少なくとも3つの切削刃を有し、
前記切削刃のうちの内径側に配置されている第1の切削刃と、外径側に配置されている第3の切削刃と、それらの中間に配設されている第2の切削刃とが、周方向において、前記第2の切削刃が回転方向前方に位置し、前記第1の切削刃と第3の切削刃がこの第2の切削刃に対して回転方向後方に位置しており、
前記第3の切削刃のすくい面に対して、該第3の切削刃に対応して設けられている前記排出溝の後端の壁面が、少なくとも回転方向において同じか若しくは回転方向後方に位置するよう設けられており、且つ、
内径側が径方向において前記第1の切削刃の外径端より内径側に位置するように且つ該内径側が外径側より先端に突出する状態で基体先端部の外周面が削設された単一面からなる切削屑排出用のギャレットが、前記各切削刃の回転方向前方にそれぞれ隣接して形成されていることを特徴とする。
本第4の発明にかかるコアカッターは、円筒状の基体と、該基体の基端側に設けられた回転駆動工具側への取着部と、基体の先端に周方向において適宜間隔で複数箇所に配設されるとともにその外縁が基体の外周縁より半径方向外方に突出するよう設けられた刃部と、各刃部の間に該刃部で切削された切削屑を基端側へ排出する排出溝とを有する、コアカッターであって、
前記刃部は、1個のチップ体により構成されるとともに、基体に取着された状態において径方向に隣接して配置された少なくとも3つの切削刃を有し、
前記切削刃のうちの内径側に配置されている第1の切削刃と、外径側に配置されている第3の切削刃と、それらの中間に配設されている第2の切削刃とが、第3の切削刃から第2の切削刃を経て第1の切削刃にゆくに従って順次周方向の位置が回転方向後方に位置するようにずらされて形成されており、
前記第3の切削刃のすくい面に対して、該第3の切削刃に対応して設けられている前記排出溝の後端の壁面が、少なくとも回転方向において同じか若しくは回転方向後方に位置するよう設けられており、且つ、
内径側が径方向において前記第1の切削刃の外径端より内径側に位置するように且つ該内径側が外径側より先端に突出する状態で基体先端部の外周面が削設された単一面からなる切削屑排出用のギャレットが、前記各切削刃の回転方向前方にそれぞれ隣接して形成されていることを特徴とする。
前記各発明のようにコアカッターを構成すると、各刃部の各切削刃の径方向の厚みに影響されることなく、基体の径方向の厚みを所望の剛性に合致するような厚さに決定することができる。
さらに、各刃部は1個のチップ体により構成されていることから、基体の先端に凹部を形成しておいて該凹部に簡単に配設することが可能となる。
そして、かかるコアカッターの場合には、前記各刃部の回転方向前方に隣接して、つまり前記凹部の回転方向前方に隣接して、単一面からなる単一の切削屑排出用のギャレットを形成するだけでよい。このため、各刃部に少なくとも3つの切削刃が設けられているにもかかわらず、簡単に切削屑排出用のギャレットを形成することが可能となる。
そして、前記第2の発明にかかるコアカッターにおいて、前記第2の切削刃のすくい面が上端部で該コアカッターの外径方にむかって曲がっていると、回転方向において、第1〜第3の切削刃のうち最も後方に位置する第2の切削刃で切削した切り屑は、外径側に位置する第3の切削刃側に円滑に排出することが可能となる。
また、前記第2の発明にかかるコアカッターにおいて、前記第2の切削刃のすくい面が基端部で前記第3の切削刃の基端方に位置し、切削屑を該第3の切削刃の基端方位置からコアカッターの外径方にむかって排出するよう構成されていると、回転方向において、第1〜第3の切削刃のうち最も後方に位置する第2の切削刃で切削した切り屑は、外径側に位置する第3の切削刃の上方の位置からコアカッターの外方に円滑に排出することが可能となる。
また、前記第1〜第4のいずれかの発明にかかるコアカッターにおいて、前記ギャレットを形成する外周面が、基体の先端側で徐々に縮径し、最も縮径した先端において前記第1の切削刃の内径端に径方向において略一致する位置に至るような、斜めになった単一曲面で形成されていると、基体を研削加工あるいはブローチ加工等を施すことによりギャレットを簡単に形成することができる。
また、前記第1〜第4のいずれかの発明にかかるコアカッターにおいて、前記第1から第3の各切削刃の境界の径方向における位置が、前記基体の外周面の位置と独立して設定することができる、好ましい実施形態となる。このような構成では、基体の径方向の厚みおよび各切削刃の径方向の厚みを、それぞれが最も効率的に機能することができるような寸法に設定することが可能となる。
また、前記第1〜第4のいずれかの発明にかかるコアカッターにおいて、前記第3の切削刃のすくい面のすくい角に対して、その基端側に設けられている前記排出溝の後端壁面の回転方向における傾斜角を独立して設定することができる構成とすることができる。つまり、前記第3の切削刃のすくい面を、その基端側に設けられている前記排出溝の後端壁面の回転方向の傾斜角に影響されることなく設定することができる。このような構成では、すくい面のすくい角は切削性能のみを配慮して設定することができ、前記排出溝の後端壁面の回転方向の傾斜角は切削屑の排出機能のみを配慮してそれに最も適した角度に設定することが可能となる。
さらに、前記第1〜第4のいずれかの発明にかかるコアカッターにおいて、前記刃部が、超硬素材(超硬合金)によって形成されていると、高い切削性能を得ることができるコアカッターを実現できる。
図2は、図1に示すコアカッターの刃部が形成された先端部分の構成を示す先端を上方にした状態での斜視図である。
図3は、図1,図2に示すコアカッターの先端側から見た図である。
図4は、図3に示すコアカッターの刃部とギャレット部分を拡大して示す部分拡大図である。
図5は、図1,図2に示すコアカッターの刃部とその回転方向前方に形成されたギャレット等を示す部分拡大斜視図である。
図6は、図5の刃部とギャレットと排出溝部分をさらに拡大して示す部分拡大斜視図である。
図7は、ギャレットと回転方向後方の刃部を示す図6のVII−VII矢視断面図である。
図8は、図6の刃部を取着する前の状態を示す部分拡大斜視図である。
図9は、図8の刃部単体をやや斜め基端側から見た斜視図である。
図10は、別の実施例(実施例2)を示すッターコアカッターの構成を、図11のX−X矢視線で断面し該断面した線を実線で示した先端部の部分拡大側面図である。
図11は、図10に示すコアカッターの先端側から見た図である。
図12は、図11に示すコアカッターの1つの刃部を拡大して示す部分拡大図である。
図13は、図12に示す刃部を外径方から見た側面図である。
図14は、図13のXIII−XIII矢視図である。
図15は、別の実施例(実施例3)のコアカッターにかかる刃部の構成を示す先端側から見た部分拡大図である。
図16は、別の実施例(実施例4)のコアカッターにかかる刃部の構成を示す先端側から見た部分拡大図である。
図1は発明の一実施形態にかかるコアカッターの全体の構成を示す基端側から見た斜視図、図2は図1に示すコアカッターの刃部が形成された先端部分の構成を示す先端を上方にした状態での斜視図、図3は図1,図2に示すコアカッターの先端側から見た図である。
この実施例にかかるコアカッターAは、図1に図示するように、円筒状の基体1の基端側には、回転加工装置(図示せず)の駆動軸側に取着するための取着部1Aを具備している。この取着部1Aには、部分的に面取りした形状からなる取着凹部1aが形成されており、この取着凹部1aには、前記回転加工装置(図示せず;ドリリング装置等をいう)に取着する際に、回転加工装置側に設けられている取着用の軸中心方向に向かって配設される固定ボルトの先端が当接して、該コアカッターAを回転加工装置(図示せず)側に固定するよう構成されている。この取着凹部1aに代えて、他の形式の固定手段が用いられる場合もあり、これらは専ら回転装置側の取着手段の構成によって種々用意される。
ところで、前記基体1の先端には、周方向において適宜間隔で複数箇所に刃部2が形成されている(図3参照)。この実施形態では、この刃部2は、周方向において均等間隔に6箇所設けられている。
そして、前記刃部2は、一個のチップ体(一体になったチップ体:詳しくは図9参照)2Rによって構成されており、この実施形態では、該刃部2は、超硬合金を焼結することによって得ている。つまり、この刃部2は所謂焼結合金製のチップ体2Rからなる。勿論、刃部2としては、材質的に超硬合金に限定されるものでなく、切削用の刃部として適した他の素材の金属等であってもよく、また、該刃部2の形成法も焼結法以外の加工法によって、例えば鋳造又は機械加工等によって製造されたものであってもよい。つまり、刃部2が、一体の形態を有するチップ体であればよい。
ところで、前記刃部2は、複数の切削刃を有し、例えば、この実施形態の場合、図1および刃部2の拡大図である図6,図7に示すように、基体1に取着された状態において、内径側に位置する第1の切削刃2aと外径側に位置する第3の切削刃2cと、径方向において前記第1の切削刃2aと第3の切削刃2cの中間に位置する第2の切削刃部2bとを有する。従って、この実施形態では、刃部2単体を拡大して示す図9に図示するように、刃部2は、3つの切削刃部2a,2b,2cを具備している。
そして、刃部2は、図6等に示すように、第1の切削刃2aから第2の切削刃2bを経て第3の切削刃2cにゆくに従って、各切削刃の先端(切削エッジ部分)2eが、順次周方向の位置が回転方向(図1の矢印R参照)に対して後方(図1において右方)にずれて位置している。
また、この実施形態の場合、前記第1の切削刃2aは基端部(図9において上端部)において第2の切削刃2b側に傾斜面2tを有して張り出すように構成され、図6から明らかなように、該第2の切削刃2bによって発生する切削屑を該傾斜面2tで後述する排出溝3側へ円滑に導くことができるように構成されている。
また、この実施形態の場合、図4,図7に図示するように、前記第1〜第3の切削刃2a〜2cの径方向の寸法(刃幅)は略均等になっている。つまり、各切削刃2a〜2cで切削される切削屑の幅が略均等になるように設定している。しかし、均等に限定されるものでなく、例えば、第1の切削刃2aを、第2の切削刃2bと第3の切削刃2cに比して、刃幅を大きくしてもよく、あるいは小さくしてもよい。あるいは、切削屑が排出され易い位置にある第3の切削刃2cを、第1の切削刃2aと第2の切削刃2bに比して、刃幅を大きくしてもよい。
そして、図1,図2あるいは図6に図示するように、この刃部2の回転方向(矢印R参照)における前方から基端方にかけて、該刃部2に隣接して排出溝3が形成されている。図6に図示するように、該刃部2の基端方に位置するこの排出溝3の後端の壁面(後端壁面)3bは、前記第3の切削刃2cのすくい面2kに対して、少なくとも回転方向において同じ位置か若しくは回転方向後方に位置している。この実施形態の場合、前記壁面3bの先端(図6において下方端)は、第3の切削刃2cのすくい面2kの基端(図6において上方端)の位置より回転方向において少し後方に位置し、これらすくい面2kと壁面3bとの間には段差10が形成されるような形態の構成を有する。
また、図1,図2あるいは図6に図示するように、各排出溝3の先端方には該排出溝3に連続して且つ該刃部2の前方に位置して、それぞれギャレット4が形成されている。このギャレット4を形成している外周面4fは、図7に図示するように、前記排出溝3の先端(図7において下端)から、内径側に外側の面が先端側で徐々に縮径した如き傾斜する単一の曲面(曲面の状態は図4,図8参照)によって形成されている。つまり、ギャレット4は、全体的に見ると、図6,図8に明らかに図示するように、単一面あるいは単一曲面によって、即ち、この実施形態では、部分円錐面(円錐面の一部)によって、形成されている。
そして、このギャレット4の先端4tは、図4あるいは図7に図示するように、前記第1の切削刃2aの内径端と、径方向において略一致する位置になっている。正確には、前記第1の切削刃2aの内径端が、ギャレット4の先端4tより僅かに内径方に位置している。しかし、ギャレット4の先端4tは、最低限、この第1の切削刃2aの外径端より、内径方に位置していればよい。かかる構成では、第1の切削刃2aで切削される帯状(あるいはチップ状)の切削屑はギャレット4に導かれて前記排出溝3へ排出されることができる。勿論、前記第2の切削刃2bで切削される切削屑の殆どは同様にギャレット4に導かれて前記排出溝3へ排出される。前記第3の切削刃2cで切削される切削屑の殆どは、前記ギャレット4でなくその基端方(図6,図7において上端方)に形成されている排出溝3へ向けて直接排出されることになる。
前記排出溝3およびギャレット4は、前記刃部2に対応して、基体1の一部に周方向に離間するよう複数箇所に部分的に肉厚に形成された刃部形成部5間に、形成されている。従って、前記ギャレット4および排出溝3の回転方向前端は、回転方向前方の刃部形成部5の背面5Aと隣接(接続)している。
また、前記排出溝3の後端の壁面3bは、前記刃部形成部5の前面5Bと一致する。
そして、図8に拡大して図示するように、前記刃部形成部5の前面5Bの先端部位から排出溝3にかかる部位には、該刃部形成部5の径方向の寸法(肉厚)より大きい径方向の寸法(幅あるいは肉厚)を有する前記チップ体2Rが植設されることによって、前記刃部2が刃部形成部5の回転方向前方に形成されるようこの実施形態では構成されている。具体的には、図8に図示するように、基体1の前記刃部形成部5の前面5Bの先端部位から排出溝3にかかる部位に先端方で開放するよう逆Uの字状に凹部1Uを凹設し、この凹部1Uに図9に図示するチップ体2Rを植設することによってコアカッターA先端に刃部2が形成されている。この植設は、ろう付け等によっておこなわれる。しかし、他の手法によっておこなわれてもよい。
そして、図4あるいは図7に図示するように、この刃部2は基体1に取着された状態において、該刃部2の外径端は基体1(前記刃部形成部5)の外径端より外径方に位置し、該刃部2の内径端は基体1(前記刃部形成部5)の内径端より内径方に位置している。
また、図7に図示するように、前記刃部2の先端2gは、外径方近傍で最も先端方に突出し、図2,図7等に図示するように、該突出している前記先端2gから内径方および回転方向後方に行くにしたがって徐々に基端方に後退するような傾斜面となっている。つまり、先端面には逃げ角(横逃げ角と後逃げ角)が設けられている。
また、図5,図6に図示するように、刃部2の前記第1の切削刃2a〜第3の切削刃2cのそれぞれの前面(回転方向において前側の面)2fは、先端が最も回転方向前方に位置し、基端方に行くにしたがって回転方向後方側に徐々に傾斜した傾斜面によって形成されることによって、該前面2fがすくい面を構成している。
そして、図6等に示すように、最も外径方に位置する前記第3の切削刃2cの前面2fの傾斜角は、前記排出溝3の後端の壁面3bの傾斜角と、この実施形態においてはほぼ一致している。しかしながら、前記第3の切削刃2cの前面2fの傾斜角は、被切削物によって最も好ましい角度に設定し、また、前記壁面3bの傾斜角は、切削屑の排出において最も好ましい角度に設定することができる。つまり、前記第3の切削刃2cの前面2fの傾斜角と前記壁面3bの傾斜角は互いに拘束されることなく独立して、前者は切削効率のみを配慮して設定し、後者は切削屑の排出効率のみを配慮して設定することができる。
そして、前述のように構成されたコアカッターAは、以下のような作用効果を奏する。
つまり、前記刃部2の各切削刃2a〜2cの境界、つまり各切削刃2a〜2cの刃幅は、基体1の外周面に関係なく独立して設定することができる。
従って、基体1の肉厚はそのコアカッターが必要とする剛性に合わせて設定することができる。また、各切削刃2a〜2cの刃幅は、切削屑の排出状態が最も円滑になるように、あるいは最も切削効率が高くなるように設定することができる。
そして、前記コアカッターAの製造は、以下のように、容易におこなうことができる。つまり、この基体1は、円筒状の素材(例えば、工具鋼からなる素材)を旋盤等の回転加工装置で、円筒加工をおこなうことによって、円筒状の基体1とその基端の取着部1Aを形成する。また、基体1の先端部の円筒状の肉厚部(この肉厚部の残った部分が前記刃部形成部5となる)1B(図2参照)も、前記旋盤等の回転加工装置で、基体1の他の部分の加工とともにおこなうことができる。前記基体1の他の部分の加工としては、基体1先端面1Cの傾斜面状の面取り加工等がある。前記各加工は、同芯円状の加工となり、旋盤等によって簡単に且つ短時間で加工が行える。なお、前記面取り加工は、先端面1Cを内径側で外径側に比べて基端側に傾斜させたテーパ面にするためにおこなわれる。
そして、前記基体1の先端部に位置する円筒状の肉厚部1Bに対して、該基体1の長手方向に沿った溝加工が行われることによって残った部分で前記刃部形成部5が形成される。この溝加工および前記取着部1Aの取着凹部1aは、フライス盤あるいは研削盤等を用いておこなうことができる。もちろん、前記加工の手順は種々可能で、例えば、前記旋盤加工前に前記取着凹部1aを前記フライス盤等によって形成してもよいが、加工効率からすると前者の方が好ましい。さらには、前記円筒状の肉厚部1Bとその間の溝加工は、鋳造することによって形成することもできる。
そして、前記ギャレット4およびそれに隣接する凹部1Uは、前記フライス盤あるいは研削盤等によって容易に形成することができる。特に、このコアカッターAのギャレット4は単一曲面で構成されるため、容易に且つ短時間で形成することが可能となる。
前記凹部1Uが形成されると、後は、別途焼結法によって一体に形成されたチップ体を、前記凹部1Uにろう付け等によって基体1の先端に刃部2が形成される。
そして、前述のように製造可能な本コアカッターAは、切削に際して、以下のように作用効果を奏する。つまり、前記先端の刃部2において各切削刃2a〜2cで切削部分を分担して、被切削物を効率良く切削するとともに、この切削により生じた切削屑は前記ギャレット4から排出溝3を経て穿設しようとしている穴の外部に排出し、あるいは直接前記排出溝3から穿設しようとしている穴の外部に排出する。
そして、その排出の際に、前述のように、刃部2が複数の切削刃2a〜2cから構成されているため、切削屑の幅が狭くなり、このため、切削屑の排出が容易に且つ効率よく行われる。
そして、前記刃部102は、図10〜図12等に示すように、第2の切削刃102bが回転方向(図11の矢印R参照)において、最も後方側に位置し、この第2の切削刃102bの回転方向において前方に前記第1の切削刃102aと第3の切削刃102cが回転方向においてほぼ同じ位置(正確には、第3の切削刃102cがやや前方位置)に位置している。
前記第2の切削刃102bは、すくい面である前面102fが基端部(図10、図13、図14において上端部)で該コアカッターの外径方にむかって曲がっている。つまり、図14に図示するように、第2の切削刃102bのすくい面たる前面102fの基端部が、前記第3の切削刃102cの基端方(図10、図13、図14において上方)に位置するとともに、且つ該前面102fの基端部は、半径方向外方へ向けて開放されて、該前面102fで切削した切削屑を該第3の切削刃102cの上方(基端方)位置からコアカッターA2の外径方に向かって且つ上方に排出するよう構成されている。
また、前記第3の切削刃102cの先端部は、図14に図示するように、中心が最も先端方へ突出しその両側で徐々に後退した尖塔状に形成されるとともに、前記第2の切削刃102b、第1の切削刃102aは、前記第3の切削刃102cの内径方の傾斜面に沿って、略同じ傾斜角度で傾斜している。この第3の切削刃102cのすくい面102kに対して、該第3の切削刃102cに対応して設けられている前記排出溝の後端の壁面103bが、少なくとも回転方向において同じか若しくは回転方向後方に位置するよう設けられている。
さらに、この刃部2の第1の切削刃102aの外径端は、ギャレット104の先端(外径端)104tより半径方向内方に位置している。
また、この実施例2では、前記第1の切削刃102a、第2の切削刃102b、第3の切削刃102cの刃幅は、略均等の寸法を具備している。
その他の構成は、前記実施例1に記載したコアカッターAと同じ構成を具備している。
しかして、このように構成されたコアカッターA2は、前記実施例1にかかるコアカッターAの作用効果に加えて、刃部2の周方向の寸法を、第2の切削刃102bが、第1および第3の切削刃102a、102cに対する相対的位置が変化しても、常に同じにすることができる。従って、刃部102の構成が変わっても、基体1については同一のものを使用することができ、量産効果が期待できる。
そして、前記刃部202は、図15に示すように、第2の切削刃202bが回転方向(図15の矢印R参照)において、最も前方側に位置し、この第2の切削刃202bの回転方向において後方に前記第1の切削刃202aと第3の切削刃202cが回転方向においてほぼ同じ位置に位置している。
その他の構成は、前記実施例1に記載したコアカッターAと同じ構成を具備している。
しかして、このように構成されたコアカッターA3は、前記実施例1にかかるコアカッターAの作用効果に加えて、刃部202の周方向の寸法を、第1および第3の切削刃202a、202cが、第2の切削刃202bに対する相対的位置が変化しても、常に同じにすることができる。従って、刃部202の構成が変わっても、基体201については同一のものを使用することができ、量産効果が期待できる。なお、図15において、204はギャレットを示す。
そして、前記刃部302は、図16に示すように、回転方向(図15の矢印R参照)において、最も前方側に第3の切削刃302cが位置し、この第3の切削刃202cの回転方向において後方に第2の切削刃302bと前記第1の切削刃302aが続くように設けられている。
その他の構成は、前記実施例1に記載したコアカッターAと同じ構成を具備している。
しかして、このように構成されたコアカッターA4は、前記実施例1にかかるコアカッターAの作用効果に加えて、外径側に位置する前記第3の切削刃302cの周方向の寸法を大きく形成することができるため、この部分の欠損を可及的に少なくすることができる構成となる。なお、図16において、304はギャレットを示す。
〔産業上の利用の可能性〕
本願発明は、金属、樹脂材料、高分子材料、石材、セメント、木材等の被切削物への穴明け作業等に好適なコアカッターに、適用できる。
Claims (10)
- 円筒状の基体と、基体の基端側に設けられた回転駆動工具側への取着部と、基体の先端に周方向において適宜間隔で複数箇所に配設されるとともにその外縁が基体の外周縁より半径方向外方に突出するよう設けられた刃部と、各刃部の間に該刃部で切削された切削屑を基端側へ排出する排出溝とを有する、コアカッターであって、
前記刃部は、1個のチップ体により構成されるとともに、基体に取着された状態において径方向に隣接して配置された少なくとも3つの切削刃を有し、
前記切削刃のうちの内径側に配置されている第1の切削刃と、外径側に配置されている第3の切削刃と、それらの中間に配設されている第2の切削刃とが、第1の切削刃から第2の切削刃を経て第3の切削刃にゆくに従って順次周方向の位置が回転方向後方に位置するようにずらされて形成されており、
前記第3の切削刃のすくい面に対して、該第3の切削刃に対応して設けられている前記排出溝の後端の壁面が、少なくとも回転方向において同じか若しくは回転方向後方に位置するよう設けられており、
内径側が径方向において前記第1の切削刃の外径端より内径側に位置するように且つ該内径側が外径側より先端に突出する状態で基体先端部の外周面が削設された単一面からなる切削屑排出用のギャレットが、前記各刃部の回転方向前方にそれぞれ隣接して形成されていることを特徴とするコアカッター。 - 円筒状の基体と、該基体の基端側に設けられた回転駆動工具側への取着部と、基体の先端に周方向において適宜間隔で複数箇所に配設されるとともにその外縁が基体の外周縁より半径方向外方に突出するよう設けられた刃部と、各刃部の間に該刃部で切削された切削屑を基端側へ排出する排出溝とを有する、コアカッターであって、
前記刃部は、1個のチップ体により構成されるとともに、基体に取着された状態において径方向に隣接して配置された少なくとも3つの切削刃を有し、
前記切削刃のうちの内径側に配置されている第1の切削刃と、外径側に配置されている第3の切削刃と、それらの中間に配設されている第2の切削刃とが、周方向において、該第2の切削刃が回転方向後方に位置し、前記第1の切削刃と第3の切削刃がこの第2の切削刃に対して回転方向前方に隣接して設けられており、
前記第3の切削刃のすくい面に対して、該第3の切削刃に対応して設けられている前記排出溝の後端の壁面が、少なくとも回転方向において同じか若しくは回転方向後方に位置するよう設けられており、且つ、
内径側が径方向において前記第1の切削刃の外径端より内径側に位置するように且つ該内径側が外径側より先端に突出する状態で基体先端部の外周面が削設された単一面からなる切削屑排出用のギャレットが、前記各刃部の回転方向前方にそれぞれ隣接して形成されていることを特徴とするコアカッター。 - 前記第2の切削刃のすくい面が上端部で該コアカッターの外径方にむかって曲がっていることを特徴とする請求項2記載のコアカッター。
- 前記第2の切削刃のすくい面が基端部で前記第3の切削刃の基端方に位置し、切削屑を該第3の切削刃の基端方位置からコアカッターの外径方にむかって排出するよう構成されていることを特徴とする請求項2又は3記載のコアカッター。
- 円筒状の基体と、該基体の基端側に設けられた回転駆動工具側への取着部と、基体の先端に周方向において適宜間隔で複数箇所に配設されるとともにその外縁が基体の外周縁より半径方向外方に突出するよう設けられた刃部と、各刃部の間に該刃部で切削された切削屑を基端側へ排出する排出溝とを有する、コアカッターであって、
前記刃部は、1個のチップ体により構成されるとともに、基体に取着された状態において径方向に隣接して配置された少なくとも3つの切削刃を有し、
前記切削刃のうちの内径側に配置されている第1の切削刃と、外径側に配置されている第3の切削刃と、それらの中間に配設されている第2の切削刃とが、周方向において、前記第2の切削刃が回転方向前方に位置し、前記第1の切削刃と第3の切削刃がこの第2の切削刃に対して回転方向後方に位置しており、
前記第3の切削刃のすくい面に対して、該第3の切削刃に対応して設けられている前記排出溝の後端の壁面が、少なくとも回転方向において同じか若しくは回転方向後方に位置するよう設けられており、且つ、
内径側が径方向において前記第1の切削刃の外径端より内径側に位置するように且つ該内径側が外径側より先端に突出する状態で基体先端部の外周面が削設された単一面からなる切削屑排出用のギャレットが、前記各刃部の回転方向前方にそれぞれ隣接して形成されていることを特徴とするコアカッター。 - 円筒状の基体と、該基体の基端側に設けられた回転駆動工具側への取着部と、基体の先端に周方向において適宜間隔で複数箇所に配設されるとともにその外縁が基体の外周縁より半径方向外方に突出するよう設けられた刃部と、各刃部の間に該刃部で切削された切削屑を基端側へ排出する排出溝とを有する、コアカッターであって、
前記刃部は、1個のチップ体により構成されるとともに、基体に取着された状態において径方向に隣接して配置された少なくとも3つの切削刃を有し、
前記切削刃のうちの内径側に配置されている第1の切削刃と、外径側に配置されている第3の切削刃と、それらの中間に配設されている第2の切削刃とが、第3の切削刃から第2の切削刃を経て第1の切削刃にゆくに従って順次周方向の位置が回転方向後方に位置するようにずらされて形成されており、
前記第3の切削刃のすくい面に対して、該第3の切削刃に対応して設けられている前記排出溝の後端の壁面が、少なくとも回転方向において同じか若しくは回転方向後方に位置するよう設けられており、且つ、
内径側が径方向において前記第1の切削刃の外径端より内径側に位置するように且つ該内径側が外径側より先端に突出する状態で基体先端部の外周面が削設された単一面からなる切削屑排出用のギャレットが、前記各刃部の回転方向前方にそれぞれ隣接して形成されていることを特徴とするコアカッター。 - 前記ギャレットを形成する外周面が、基体の先端側で徐々に縮径し、最も縮径した先端において前記第1の切削刃の内径端に径方向において略一致する位置に至るような、斜めになった単一曲面で形成されていることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項5、請求項6のうちのいずれか1の項に記載のコアカッター。
- 前記第1から第3の各切削刃の境界の径方向における位置が、前記基体の外周面の位置と独立して設定されていることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項5、請求項6のうちのいずれか1の項に記載のコアカッター。
- 前記第3の切削刃のすくい面のすくい角に対して、その基端側に設けられている前記排出溝の後端壁面の回転方向における傾斜角を独立して設定することができることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1の項に記載のコアカッター。
- 前記刃部が、超硬素材によって形成されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1の項に記載のコアカッター。
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