JPWO2002038480A1 - エレベーターのかご側荷重検出装置 - Google Patents

エレベーターのかご側荷重検出装置 Download PDF

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Abstract

簡易な装置構成であってかご側重量を良好な精度で検出できるエレベーターのかご側荷重検出装置を得る。綱止め具2のそれぞれに作用するかご重量を一つの綱止め板11を介して、集約的に弾性体12によって支持する。このため、綱止め具2の本数が増す場合であっても、弾性体12の数、検出装置8の数を増加する必要がない。したがって、かご重量を検出する機構を簡易化できて容易に設置でき、またかご重量検出機構の費用を節減することができる。また、一つの綱止め板11に複数の綱止め具2が係止されているので、かご重量により綱止め具2に傾きが生じることがなく、綱止め具2の傾きのためにかご重量の検出精度が低下する不具合の発生を防止できる。

Description

技術分野
この発明は、運転時において負荷が変化するかご側の重量を検出するエレベーターのかご側荷重検出装置に関する。
背景技術
図9は、従来のエレベーターのかご側荷重検出装置の一例の構成を示す図で、昇降体を吊持した主索の連結箇所を概念的に示す正面図である。図9において、1は綱止め具係合体で、エレベーターのかご(図示しないが、図の下方に位置する)の荷重を支持する部材、例えばエレベーターの機械室(図示しない)に設けられた綱止め梁によって形成される。
2は綱止め具で、かごを吊持した主索がそれぞれ連結されて綱止め具係合体1に空隙を形成して挿通され、複数本が並列に配置される。3は綱止め具2の挿通端にねじ込まれたナット、4は綱止め具2の挿通端に空隙を形成して嵌合されて、ナット3の綱止め具係合体1側に配置されたばね受け具、5は綱止め具2に空隙を形成して嵌合されて、綱止め具係合体1とばね受け具4の間に配置された圧縮コイルばねである。
6は連結管で、複数の綱止め具2のそれぞれに配置され、綱止め具2に嵌合されて綱止め具係合体1に空隙を形成して挿通され、一端がばね受け具4に連結されている。7は検出板で、すべての綱止め具2が空隙を形成して嵌合されて、連結管6の他端に固定されている。8は固定体に設けられた差動トランスからなる検出装置、9は伝動条体で、一端が検出装置8の作動部に連結されて、固定体に枢着された滑車10に巻掛られ、他端は検出板7に連結されている。
従来のエレベーターのかご側荷重検出装置は上記のように構成され、かごを吊持した主索がそれぞれ連結された綱止め具2が、それぞれ圧縮コイルばね5を介して綱止め具係合体1によって支持される。そして、圧縮コイルばね5は、かごの自重にかご内乗客数による荷重を加えた重量、すなわちかご重量に応じて撓屈し、検出板7がその撓屈量に応じて変位する。この検出板7の変位量に応じた出力が検出装置8から発せられて、この検出装置8の出力によってかごの昇降運転を制御するようになっている。
上記のような従来のエレベーターのかご側荷重検出装置では、複数の綱止め具2のそれぞれに圧縮コイルばね5が配置され、またこの場合は三本の綱止め具2に対して一つの検出板7が設けられて、検出板7に一つの検出装置8が係合されている。このように、かご重量の検出のために複雑な機構が構成されているので、製作費が嵩むという問題点があった。また、それぞれの機器の配置のためのスペースが不足して設置困難になるという問題点があった。さらに、それぞれの綱止め具2の傾きによって検出板7の変位量における誤差が増大して、かご重量の検出精度が低下するという問題点があった。
この発明は、かかる問題点を解消するためになされたものであり、簡易な装置構成であってかご重量を良好な精度で検出できるエレベーターのかご側荷重検出装置を得ることを目的とする。
発明の開示
この発明に係るエレベーターのかご側荷重検出装置においては、かごを吊持した主索がそれぞれ連結されて並列に配置された複数本の綱止め具が綱止め具係合体に挿通される。そして、綱止め具の挿通端をそれぞれ綱止め板に連結して、綱止め具係合体及び綱止め板の間にかご重量に応じて撓屈する弾性体を設け、水平投影面において複数本の綱止め具に対して対称位置に配置する。また、綱止め板の変位量に応じた出力を発する検出装置を設けてその作動部を綱止め板に係合したものである。
これによって、複数本の綱止め具が一つの綱止め板に係合されて、綱止め具に対して対称位置に配置された弾性体によって綱止め板が弾性支持される。そして、綱止め板のかご重量に基づく変位が検出装置によって、綱止め具の傾きによる影響を受けることなく検出される。このため、装置構成を簡易化でき、またかご重量の検出精度を向上することができる。
発明を実施するための最良の形態
本発明をより詳細に説述するために、図1によってこの発明の実施の形態の一例を説明する。図1は、この発明の実施の形態1を示す図で、昇降体を吊持した主索の連結箇所を概念的に示す正面図である。
図1において、1は綱止め具係合体(あるいは綱止め板)で、エレベーターのかご(図示しないが、図面の下方に位置する)の荷重を支持する部材、例えばエレベーターの機械室(図示しない)に設けられた綱止め梁によって形成される。
2は綱止め具(あるいはロープシャックル)で、かごを吊持した複数本の主索2Aがそれぞれ連結されて、綱止め具係合体1に空隙を形成して挿通され、複数本が並列に配置される。3は綱止め具2の挿通端にねじ込まれたナット、11は綱止め板(あるいは検出板)で、綱止め具係合体1とナット3の間に配置され、並列に配置された複数本の綱止め具2がそれぞれ空隙を形成して嵌合されている。
12は弾性体(例えばコイルバネ)で、綱止め具係合体1及び綱止め板11の間に設けられて、水平投影面において複数本の綱止め具2位置に対して対称位置に配置され、かごの重量に応じて撓屈する。弾性体12は、例えば綱止め板11の両端に配置する。したがって、綱止め板11は、かごの重量に応じて上下に直線変位をする。
8は固定体に設けられた差動トランスからなる検出装置で、作動部が綱止め板11に係合されて進退変位して動作する。13は検出装置8に接続された制御回路で、綱止め板11のかご重量に対応した変位量に応じた検出装置8の出力をリアルタイムで取り込みかごの昇降運転を制御する。例えば、検出装置8の出力を、制御回路13を介して過負荷検出、起動時モータトルクの調整(乗り心地向上)、群管理(サービス向上)等に利用することができる。
上記のように構成されたエレベーターのかご側荷重検出装置において、複数の綱止め具2のそれぞれに作用するかご重量が一つの綱止め板11を介して、集約的に複数の弾性体12によって支持される。換言すれば、それぞれの主索2A(ロープ)にかかる荷重を綱止め板11にて一度合計し、それぞれのバネに分散させている。このため、綱止め具2の本数あるいはロープの本数が増しても、弾性体12の数、検出装置8の数を増加する必要がない。
したがって、かご重量を精度高く検出する機構を簡易化できて容易に設置でき、またかご重量検出機構の費用を節減することができる。また、一つの綱止め板11に複数の綱止め具2が係止されているので、かご重量により綱止め具2に傾きが生じることがなく、綱止め具2の傾きのためにかご重量の検出精度が低下する不具合を防止でき、かごの昇降運転を正常に制御することができる。
また、本発明をより詳細に説述するために、図2によってこの発明の他の実施の形態の一例を説明する。図2は、この発明の実施の形態2を示す図で、昇降体を吊持した主索の連結箇所を概念的に示す正面図である。
図2において、前述の図1と同符号は相当部分を示し、14はポテンションメータからなり固定体に設けられて回動変位を介して動作する検出装置で、作動部が伝動条体9(例えばワイヤー)を介して綱止め板11に係合されている。このような構造では、綱止め板11の直線変位を伝動条体9を介して回転体に巻き取って直線変位を回転角度に変え、その角度変位をポテンションメータからなる検出装置14で検出する。
上記のように構成されたエレベーターのかご側荷重検出装置においても、複数の弾性体12によって支持された綱止め板11に複数本の綱止め具2が係止され、また綱止め板11のかご重量による変位が検出装置14によって検出される。したがって、詳細な説明を省略するが、図2の実施の形態においても図1の実施の形態と同様な作用が得られる。
また、本発明をより詳細に説述するために、図3によってこの発明の他の実施の形態の一例を説明する。図3は、この発明の実施の形態3を示す図で、昇降体を吊持した主索の連結箇所を概念的に示す正面図である。
図3において、前述の図1と同符号は相当部分を示し、15は固定体に設けられた回動伝動機構で、綱止め板11に係合された伝動条体9が装備されている。8は回動伝動機構15に接続されて動作する加速度センサーからなる検出装置である。このような構造では、綱止め板11の直線変位を伝動条体9を介して回転体に巻き取って直線変位を回転角度に変え、その角度変位を加速度センサーからなる検出装置8で検出する。
上記のように構成されたエレベーターのかご側荷重検出装置においても、複数の弾性体12によって支持された綱止め板11に複数本の綱止め具2が係止され、また綱止め板11のかご重量による変位が検出装置8によって検出される。したがって、詳細な説明を省略するが図3の実施の形態においても図1の実施の形態と同様な作用が得られる。
また、本発明をより詳細に説述するために、図4によってこの発明の他の実施の形態の一例を説明する。図4は、この発明の実施の形態4を示す図で、昇降体を吊持した主索の連結箇所を概念的に示す正面図である。
図4において、前述の図1および図2と同符号は相当部分を示し、16は拡大伝動機構で、固定体から立設された柱体17、長手中間が柱体17に枢着された腕体18、腕体18の一端に連結されて綱止め板11に係合された第一伝動条体9及び腕体18の他端に連結されて第一伝動条体9と腕体18の枢着位置の間隔よりも広い間隔に配置されて検出装置14に接続された第二伝動条体19によって構成されている。このような構造では、綱止め板11の変位を拡大伝動機構16で拡大してポテンションメータからなる検出装置14で検出する。
上記のように構成されたエレベーターのかご側荷重検出装置においても、複数の弾性体12によって支持された綱止め板11に複数本の綱止め具2が係止され、また綱止め板11のかご重量による変位が拡大伝動機構16を介して検出装置14によって検出される。したがって、詳細な説明を省略するが図4の実施の形態においても図1の実施の形態と同様な作用が得られる。
また、本発明をより詳細に説述するために、図5によってこの発明の他の実施の形態の一例を説明する。図5は、この発明の実施の形態5を示す図で、昇降体を吊持した主索の連結箇所を概念的に示す正面図である。
図5において、前述の図1及び図4と同符号は相当部分を示し、20は回転拡大伝動機構で、固定体から立設された柱体17、柱体17に枢着された小プーリー21、小プーリー21に固定された大プーリー22、小プーリー21に一端が連結されて綱止め板11に係合された第一伝動条体9(例えばワイヤー)及び大プーリー22に一端が連結されて検出装置14に接続された第二伝動条体19(例えばワイヤー)によって構成されている。このような構造では、綱止め板11よりワイヤーおよび径の異なる同心の二つのプーリ21,22を介すことにより綱止め板11の変位を拡大して検出装置14にて検出するので、より微小な変位を正確に検出できる。
上記のように構成されたエレベーターのかご側荷重検出装置においても、複数の弾性体12によって支持された綱止め板11に複数本の綱止め具2が係止され、また綱止め板11のかご重量による変位が回転拡大伝動機構20を介して拡大して検出装置14によって検出される。したがって、詳細な説明を省略するが図5の実施の形態においても図1の実施の形態と同様な作用が得られる。
また、本発明をより詳細に説述するために、図6によってこの発明の他の実施の形態の一例を説明する。図6は、この発明の実施の形態6を示す図で、昇降体を吊持した主索の連結箇所を概念的に示す正面図である。
図6において、前述の図2と同符号は相当部分を示し、23は圧縮コイルばねからなる弾性体で、綱止め板11における両端側に配置された綱止め具2に嵌合されて、綱止め具係合体1及び綱止め板11の間に設けられ、水平投影面において複数本の綱止め具2の位置に対して対称位置に配置されてかごの重量に応じて撓屈する。換言すれば、弾性体23を綱止め具2と同位置に配置した。これにより、全体がコンパクトにまとまり省スペースとなる。また、綱止め板11にかかるモーメントが軽減されるため構造部材を薄く設定でき、軽量化、省素材化ができる。
上記のように構成されたエレベーターのかご側荷重検出装置においても、複数の弾性体12によって支持された綱止め板11に複数本の綱止め具2が係止され、また綱止め板11のかご重量による変位が検出装置14によって検出される。したがって、詳細な説明を省略するが図6の実施の形態においても図1の実施の形態と同様な作用が得られる。また、弾性体23が綱止め板11における両端側に配置された綱止め具2に嵌合されて装備される。このため、荷重検出装置の設置スペースを水平方向幅において節減でき、荷重検出装置の設置を容易化することができる。
また、本発明をより詳細に説述するために、図7によってこの発明の他の実施の形態の一例を説明する。図7は、この発明の実施の形態7を示す図で、エレベーターの昇降路における主索の張設を概念的に示す図である。なお、図7に示す他は前述の図1の実施の形態と同様にエレベーターのかご側荷重検出装置が構成されている。
図7において、前述の図1と同符号は相当部分を示し、1は綱止め具係合体で、エレベーターのかごの荷重を支持する部材であり、エレベーターの機械室に設けられた綱止め梁によって形成される。
24はエレベーターの機械室の固定部に枢着された定置滑車、25はエレベーターの昇降路(図示しない)の所定経路を昇降するかご、26はエレベーターの昇降路の他の所定経路を昇降するつり合おもり、27は主索である。主索27は、一端が綱止め板11に挿通された綱止め具2に連結され、かご25の滑車に巻掛けられ、次いで定置滑車24に巻掛けられてつり合おもり26の滑車に巻掛けられ、他端は機械室に設けられた綱止め梁1に挿通された綱止め具2に連結されている。
28は圧縮コイルばねからなる張力調整用弾性体で、綱止め板11に挿通された綱止め具2に設けられ、綱止め具2に嵌合され綱止め具2の挿通端にねじ込まれたナット3と綱止め板11との間に配置されている。また、他の張力調整用弾性体28は、機械室に設けられた綱止め梁1に挿通された綱止め具2に設けられて、綱止め具2に嵌合され綱止め具2の挿通端にねじ込まれたナット3と綱止め梁1との間に配置されている。これらの張力調整用弾性体28は、両方または一方のみが配置されていてもよい。
上記のように構成されたエレベーターのかご側荷重検出装置においても、複数の弾性体12によって支持された綱止め板11に複数本の綱止め具2が係止され、また綱止め板11のかご重量による変位が検出装置14によって検出される。したがって、詳細な説明を省略するが図7の実施の形態においても図1の実施の形態と同様な作用が得られる。さらに、張力調整用弾性体28を介して綱止め具2が綱止め板11に係合されるので、主索の張力を容易に調整することができる。
また、本発明をより詳細に説述するために、図8によってこの発明の他の実施の形態の一例を説明する。図8は、この発明の実施の形態8を示す図で、エレベーターの昇降路における主索の張設を概念的に示す図である。なお、図8に示す他は前述の図1の実施の形態と同様にエレベーターのかご側荷重検出装置が構成されている。図8において、前述の図7と同符号は相当部分を示す。
1は綱止め具係合体で、かご25の荷重を支持する部材であり、かご25の上枠によって形成される。29はエレベーターの機械室に設置された巻上機、30は主索である。主索30は、一端が綱止め板11に挿通された綱止め具2に連結され、巻上機29の駆動綱車に巻掛けられ、他端はつり合おもり26の上枠に挿通された綱止め具2に連結されている。
28は圧縮コイルばねからなる張力調整用弾性体で、綱止め板11に挿通された綱止め具2に設けられて、綱止め具2に嵌合され、綱止め具2にねじ込まれたナット3と綱止め板11の間に配置されている。また、他の張力調整用弾性体28は、つり合おもり26の上枠に挿通された綱止め具2に設けられて、綱止め具2に嵌合され、綱止め具2にねじ込まれたナット3とつり合おもり26の上枠の間に配置されている。これらの張力調整用弾性体28は、両方または一方のみが配置されていてもよい。
上記のように構成されたエレベーターのかご側荷重検出装置においても、複数の弾性体12によって支持された綱止め板11に複数本の綱止め具2が係止され、また綱止め板11のかご重量による変位が検出装置14によって検出され、さらに張力調整用弾性体28が設けられる。したがって、詳細な説明を省略するが図8の実施の形態においても図1の実施の形態及び図7の実施の形態と同様な作用が得られる。
なお、上記の実施の形態1〜6において、主索2Aが3本の場合を例示しているが、これは3本以上であってもよい。また、弾性体(コイルバネ)12は綱止め具2の列の両端に配置した場合を例示しているが、主索2Aの本数が増えた場合、4個が長方形の各頂点に位置するように配置されてもよい。
また、上記の実施の形態7および8において、簡明のために主索は1本で図示しているが、これは複数本であってもよい。
産業上の利用可能性
以上のように、本発明にかかるエレベーターのかご側荷重検出装置は、綱止め具のそれぞれに作用するかご重量が綱止め板を介して、集約的に弾性体によって支持される。このため、綱止め具の本数が増す場合であっても、弾性体の数、検出装置の数を増加する必要がない。したがって、かご重量を検出する機構を簡易化できて容易に設置でき、またかご重量検出機構の費用を節減することができる。このため、かごの運転時において変化する負荷に関わるかご側重量を検出するエレベーターのかご側荷重検出装置として有用である。
また、一つの綱止め板に複数の綱止め具が係止されているので、かご重量により綱止め具に傾きが生じることがなく、綱止め具の傾きのためにかご重量の検出精度が低下する不具合を防止でき、かごの昇降運転制御を正常化するのに適している。
【図面の簡単な説明】
図1は、この発明の実施の形態1を示す図で、昇降体を吊持した主索の連結箇所を概念的に示す正面図。
図2は、この発明の実施の形態2を示す図で、昇降体を吊持した主索の連結箇所を概念的に示す正面図。
図3は、この発明の実施の形態3を示す図で、昇降体を吊持した主索の連結箇所を概念的に示す正面図。
図4は、この発明の実施の形態4を示す図で、昇降体を吊持した主索の連結箇所を概念的に示す正面図。
図5は、この発明の実施の形態5を示す図で、昇降体を吊持した主索の連結箇所を概念的に示す正面図。
図6は、この発明の実施の形態6を示す図で、昇降体を吊持した主索の連結箇所を概念的に示す正面図。
図7は、この発明の実施の形態7を示す図で、エレベーターの昇降路における主索の張設を概念的に示す図。
図8は、この発明の実施の形態8を示す図で、エレベーターの昇降路における主索の張設を概念的に示す図。
図9は、従来のエレベーターのかご側荷重検出装置を示す図で、昇降体を吊持した主索の連結箇所を概念的に示す正面図。

Claims (9)

  1. かごを吊持した主索がそれぞれ連結された複数本の綱止め具と、上記かごの荷重を支持する部材からなり、並列に配置された複数本の上記綱止め具が挿通された綱止め具係合体と、上記綱止め具の挿通端がそれぞれ連結された綱止め板と、上記綱止め具係合体及び綱止め板の間に設けられ、水平投影面において複数本の上記綱止め具に対して対称位置に配置されて上記かご側重量に応じて撓屈する弾性体と、作動部が上記綱止め板に係合されて上記綱止め板の変位量に応じた出力を発する検出装置とを備えたエレベーターのかご側荷重検出装置。
  2. 検出装置を、差動トランスからなり作動部が綱止め板に係合されて進退変位を介して動作するものとしたことを特徴とする請求の範囲1記載のエレベーターのかご側荷重検出装置。
  3. 検出装置を、ポテンションメータからなり作動部が伝動条体を介して綱止め板に係合されて回動変位を介して動作するものとしたことを特徴とする請求の範囲1記載のエレベーターのかご側荷重検出装置。
  4. 検出装置を、加速度センサーからなり作動部が回動伝動機構を介して綱止め板に係合されて回動変位を介して動作するものとしたことを特徴とする請求の範囲1記載のエレベーターのかご側荷重検出装置。
  5. 固定体から立設された柱体、長手中間が上記柱体に枢着された腕体、上記腕体の一端に連結されて綱止め板に係合された第一伝動条体及び上記腕体の他端に連結されて上記第一伝動条体と上記腕体の枢着位置の間隔よりも広い間隔に配置されて検出装置に接続された第二伝動条体によって構成された拡大伝動機構を備えたことを特徴とする請求の範囲2〜請求の範囲4のいずれか一つに記載のエレベーターのかご側荷重検出装置。
  6. 固定体から立設された柱体、この柱体に枢着された小プーリー、この小プーリーに固定された大プーリー、上記小プーリーに一端が連結されて綱止め板に係合された第一伝動条体及び上記大プーリーに一端が連結されて検出装置に接続された第二伝動条体によって構成された回転拡大伝動機構を備えたことを特徴とする請求の範囲2〜請求の範囲4のいずれか一つに記載のエレベーターのかご側荷重検出装置。
  7. 弾性体を、綱止め板における両端側に配置された綱止め具に嵌合状態に設けたものとしたことを特徴とする請求の範囲1〜請求の範囲4のいずれか一つに記載のエレベーターのかご側荷重検出装置。
  8. 綱止め板及びこの綱止め板に挿通された綱止め具の挿通端の間に設けられた張力調整用弾性体を備えたことを特徴とする請求の範囲1〜請求の範囲4のいずれか一つに記載のエレベーターのかご側荷重検出装置。
  9. 綱止め具係合体を、かごの要部をなし上記かごの荷重を支持する部材によって構成されてなるものとしたことを特徴とする請求の範囲1〜請求の範囲8のいずれか一つに記載のエレベーターのかご側荷重検出装置。
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