JP2002003118A - エレベータ装置 - Google Patents

エレベータ装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 巻き上げロープの伸びに起因するエレベータ
の故障を防止する。 【解決手段】 エレベータかご22の下部とつり合いお
もり24の下部とに接続されたコンペンケーブル30の
所定の位置に付設した検出子34を、昇降路のエレベー
タかご22側と昇降路のつり合いおもり24側とにそれ
ぞれ設置された検出器36a,36bで検出すると共に
その検出時のエレベータかご22の昇降位置をそれぞれ
検出し、これに基づいてコンペンケーブル30のクリア
ランスを演算する。クリアランスの大小に応じてエレベ
ータの運転モードとして通常運転、長距離走行の制限、
走行速度の制限、走行停止のいずれかを選択してエレベ
ータを運転制御する。これにより、巻き上げロープ28
の伸びに起因するエレベータの故障を防止することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータ装置に
関し、詳しくは、エレベータかごを巻き上げる巻き上げ
ロープの重量の不均衡を補償するためにエレベータかご
の下部とつり合いおもりの下部とを接続するコンペンケ
ーブルを有するエレベータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のエレベータ装置として
は、エレベータかごの下部とつり合いおもりの下部とに
コンペンケーブルを接続したものが提案されている。こ
の装置では、コンペンケーブルを接続することでエレベ
ータかごの位置に基づく巻き上げロープの重量の不均衡
を補償している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このエ
レベータ装置では、エレベータの使用状況や使用期間に
よっては巻き上げロープが伸び、これに起因して不都合
が生じるという問題があった。即ち、巻き上げロープが
伸びると、コンペンケーブルの最下部と昇降路の床面と
の距離が小さくなりコンペンケーブルが昇降路の床面に
接触することがある。この状態でエレベータかごが走行
すると、コンペンケーブルが絡まったり、昇降路の床面
に設置された機器に接触したりしてエレベータの故障を
招くおそれがある。
【0004】本発明のエレベータ装置は、巻き上げロー
プの伸びに起因するエレベータの故障を防止することを
目的の一つとする。また、本発明のエレベータ装置は、
巻き上げロープの伸びに応じてエレベータの運転を制御
することを目的の一つとする。
【0005】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】本
発明のエレベータ装置は、上述の目的の少なくとも一部
を達成するために以下の手段を採った。
【0006】本発明のエレベータ装置は、エレベータか
ごを巻き上げる巻き上げロープの重量の不均衡を補償す
るために該エレベータかごの下部とつり合いおもりの下
部とを接続するコンペンケーブルを有するエレベータ装
置であって、前記コンペンケーブルの最下部と昇降路の
床面との距離としてのクリアランスを検出するクリアラ
ンス検出手段と、該検出されたクリアランスに基づいて
前記エレベータかごを運転制御する制御手段とを備える
ことを要旨とする。
【0007】この本発明のエレベータ装置では、クリア
ランス検出手段が、コンペンケーブルの最下部と昇降路
の床面との距離としてのクリアランスを検出し、制御手
段が、クリアランスに基づいてエレベータかごを運転制
御する。これにより、コンペンケーブルのクリアランス
の大小に応じてエレベータかごをより適切に運転制御す
ることができ、この結果、巻き上げロープの伸びに起因
するエレベータの故障を防止することができる。
【0008】こうした本発明のエレベータ装置におい
て、前記クリアランス検出手段は、昇降路のエレベータ
かご側に設置され前記コンペンケーブルの所定の位置の
通過を検出する第1の通過検出手段と、昇降路につり合
いおもり側に設置され前記コンペンケーブルの所定の位
置の通過を検出する第2の通過検出手段と、前記第1第
2の通過検出手段により前記コンペンケーブルの所定の
位置の通過が検出されたとき前記エレベータかごの昇降
位置を各々検出するかご位置検出手段とを備え、該各々
検出された前記エレベータかごの昇降位置の偏差に基づ
いて前記クリアランスを検出する手段であるものとする
こともできる。
【0009】また、本発明のエレベータ装置において、
前記クリアランス検出手段は、前記コンペンケーブルが
所定の位置を通過するときの前記エレベータかごの昇降
位置を検出するかご位置検出手段を備え、該検出された
前記エレベータかごの昇降位置に基づいて前記クリアラ
ンスを検出する手段であるものとすることもできる。
【0010】更に、本発明のエレベータ装置において、
前記制御手段は、前記クリアランスに基づいて前記エレ
ベータかごの走行距離の制限、走行速度の制限、走行停
止の少なくとも1つを行なう手段であるものとすること
もできる。こうすれば、巻き上げロープの伸びに起因す
るエレベータの故障をより確実に防止することができ
る。なお、「前記クリアランスに基づいて前記エレベー
タかごの走行距離の制限、走行速度の制限、走行停止の
少なくとも1つを行なう」ことには、前記クリアランス
に応じて前記エレベータかごの走行距離の制限、走行速
度の制限、走行停止の少なくとも1つを段階的に変更す
ることも含まれる。
【0011】また、本発明のエレベータ装置において、
前記クリアランス検出手段により検出された前記クリア
ランスが所定値以下となったとき、エレベータの異常を
出力する異常出力手段を備えるものとすることもでき
る。これにより、巻き上げロープの伸びに起因するエレ
ベータの異常を知らせることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を実施
例を用いて説明する。図1は本発明の一実施例であるエ
レベータ装置20の構成の概略を示す構成図である。エ
レベータ装置20は、昇降路内を移動するエレベータか
ご22と、エレベータかご22を巻き上げロープ28を
介して巻き上げる巻き上げ機26と、エレベータかご2
2の下部とつり合いおもり24の下部とに接続されたコ
ンペンケーブル30と、コンペンケーブル30の所定の
位置に付設された検出子34と、昇降路のエレベータか
ご22側と昇降路のつり合いおもり24側とにそれぞれ
設置され検出子34の通過を検出する検出器36a,3
6bと、調速機37に取り付けられエレベータかご22
の移動量を電気信号に変換するエンコーダ38と、巻き
上げロープ28の伸びに起因するエレベータの異常を出
力する管理装置50と、装置全体をコントロールする制
御盤40とを備える。
【0013】制御盤40は、CPU42を中心としたマ
イクロプロセッサとして構成されており、処理プログラ
ムを記憶するROM44と一時的にデータを記憶するR
AM46と入出力ポート(図示せず)と通信ポート(図
示せず)とを備える。制御盤40には、検出器36a,
36bからの通過信号やエンコーダ38からのかご移動
信号などが入力ポートを介して入力され、制御盤40か
らは、巻き上げ機26への駆動信号などが出力ポートを
介して出力されている。また、制御盤40は、管理装置
50との間で通信ポートを介して通信できるようになっ
ている。
【0014】こうして構成された実施例のエレベータ装
置20の動作について説明する。図2はエレベータ装置
20の制御盤40により実行されるエレベータ運転制御
ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルー
チンは、所定時間毎に実行される。
【0015】エレベータ運転制御ルーチンが実行される
と、制御盤40のCPU42は、まず、検出器36a,
36bからの通過信号の読み込みを行ない(ステップS
100)、所定時間内に検出子34が検出器36a,3
6bを通過したかを判定する(ステップS102)。通
過していないと判定されると、通過の判定がされるまで
この処理を繰り返す。一方、通過したと判定されると、
検出子34が検出器36aを通過したときのエンコーダ
38からのかご移動信号と、検出器36bを通過したと
きのかご移動信号とをそれぞれ読み込み(ステップS1
04)、このかご移動信号に基づくエレベータかご22
の移動量から、検出器36aを通過したときのエレベー
タかご22の昇降位置H1と検出器36bを通過したと
きのエレベータかご22の昇降位置H2とを演算する処
理を行なう(ステップS106)。
【0016】エレベータかご22の昇降位置H1,H2
が演算されると、この演算結果に基づいてコンペンケー
ブル30の最下部と昇降路の床面との距離であるクリア
ランスを演算する処理を行なう(ステップS108)。
ここでエレベータかご22の昇降位置H1,H2に基づ
くクリアランスの演算手法について説明する。いま、図
3に示すように、コンペンケーブル30のクリアランス
をA、検出器36a,36bの昇降路の床面に対する距
離をX、検出器36a,36bに対して下方に位置する
コンペンケーブル30の直線部分の長さをC、この直線
部分の下方に位置する半円部分の半径をBとすると、検
出器36a,36bに対して下方に位置するコンペンケ
ーブル30の長さLとコンペンケーブル30のクリアラ
ンスAは、次式で表わすことができる。
【0017】 L=2×C+B×π ・・・(1) A=X−B−C ・・・(2)
【0018】(1)式、(2)式からクリアランスA
は、次式で表わすことができる。
【0019】 A=X−B+(B×π)/2−L/2 ・・・(3)
【0020】(3)式において距離Xと半径Bは予め計
測しておくことができるから、長さLを求めることによ
り、クリアランスAを算出することができる。ここで、
エレベータかご22と検出子34との間のコンペンケー
ブル30の長さは一定であるため、エレベータの運転に
伴う検出子34の移動量とエレベータかご22の移動量
は等しくなる。したがって、図4に示すように、検出子
34が検出器36aを通過したときのエレベータかご2
2の昇降位置H1と、検出器36bを通過したときのエ
レベータかご22の昇降位置H2との偏差ΔH(H1−
H2)を演算することにより、検出器36a,36bに
対して下方に位置するコンペンケーブル30の長さLを
求めることができ、これによりコンペンケーブル30の
クリアランスAを算出することができるのである。
【0021】こうしてクリアランスAが演算されると、
このクリアランスAが所定の閾値Aref以上であるか
を判定する(ステップS110)。閾値Arefは、巻
き上げロープ28の伸びに起因するエレベータの故障を
招くことなく通常運転可能なクリアランス値として設定
されるものである。閾値Aref以上であると判定され
たときには、運転モードとして通常運転の設定を行なっ
て(ステップS112)本ルーチンを終了する。これに
より、通常運転の設定に基づいて巻き上げ機26を駆動
制御する。一方、クリアランスAが所定の閾値Aref
未満であると判定されたときには、運転モードを変更す
る処理を行なう(ステップS114)。この運転モード
を変更する処理は、エレベータかご22の走行可能な距
離を制限したり(長距離走行の制限)、エレベータかご
22の走行速度を制限したり(走行速度の制限)、最寄
り階に着床してエレベータかご22を停止したり(走行
停止)するように運転モードを変更する処理であり、ク
リアランスAの程度に応じて長距離走行の制限、走行速
度の制限、走行停止に段階的に選択される。具体的に
は、クリアランスAと運転モードとの関係をマップとし
てROM44に記憶しておき、クリアランスAが与えら
れると、マップに対応した運転モードが選択されるもの
とした。このマップの一例を図5に示す。これにより、
選択された運転モードに基づいて巻き上げ機26を駆動
制御する。続いて、コンペンケーブル30の異常の発生
を管理装置50に出力する処理を行なって(ステップS
116)本ルーチンを終了する。
【0022】以上説明した実施例のエレベータ装置20
によれば、コンペンケーブル30のクリアランスに基づ
いてエレベータかご22を運転制御するから、巻き上げ
ロープ28の伸びに起因するエレベータの故障を防止す
ることができる。しかも、クリアランスが所定値を下回
るときには、管理装置50に警告を発するから巻き上げ
ロープ28の伸びに起因するエレベータの異常に迅速に
対応することができる。
【0023】実施例のエレベータ装置20では、コンペ
ンケーブル30のクリアランスの程度に応じてエレベー
タかご22の運転を、長距離走行の制限、走行速度の制
限、走行停止に段階的に制御するものとしたが、長距離
走行の制限、走行速度の制限、走行停止のいずれか一つ
のみに基づいてエレベータかご22を運転制御するもの
としてもよく、任意の二つをクリアランスの程度に応じ
て選択してエレベータかご22を運転制御するものとし
てもよい。
【0024】また、実施例のエレベータ装置20では、
エレベータかご22の移動量に基づいてエレベータかご
22の昇降位置を算出するものとしたが、エレベータか
ご22の昇降位置を算出できるものであれば、如何なる
方法で算出するものとしてもよい。例えば、巻き上げ機
26の巻き上げ量に基づいてエレベータかご22の昇降
位置を算出するものとしてもよい。
【0025】更に、実施例のエレベータ装置20では、
クリアランスが所定値を下回るとき、管理装置50に警
告を発するものとしたが、エレベータ乗り場の所定の位
置に警告を発するものであってもよい。
【0026】次に、本発明の第2実施例のエレベータ装
置20Bについて説明する。図6は第2実施例のエレベ
ータ装置20Bの構成の概略を示す構成図である。第2
実施例のエレベータ装置20Bは、検出子34を検出す
る検出器36を単一にした点を除きエレベータ装置20
と同様の構成となっている。したがって、第2実施例の
エレベータ装置20Bの構成のうち第1実施例のエレベ
ータ装置20と同一の構成については同一の符号を付し
その説明は省略する。
【0027】第2実施例のエレベータ装置20Bでは、
図2のルーチンに代えて図7に示すエレベータ運転制御
ルーチンが実行される。このルーチンが実行されると、
制御盤40のCPU42は、まず、検出器36からの通
過信号の読み込みを行ない(ステップS200)、コン
ペンケーブル30に付設された検出子34が検出器36
を通過したかを判定し(ステップS202)、この通過
時のエンコーダ38からのかご移動信号を読み込むと共
に(ステップS204)この読み込んだかご移動信号に
基づいて通過時のエレベータかご22の昇降位置H1を
算出する処理を行なう(ステップS206)。
【0028】通過時のエレベータかご22の昇降位置H
1が算出されると、この昇降位置H1に基づいてコンペ
ンケーブル30のクリアランスAを演算する処理を行な
う(ステップS208)。第2実施例のエレベータ装置
20Bでは次のようにクリアランスAを演算する。図8
は巻き上げロープ28の長さに対する変化量とクリアラ
ンスの変化量ΔAとの関係を示す説明図である。図8に
示すように巻き上げロープ28の変化量は、クリアラン
スの変化量ΔAの2倍の量となる。また、エレベータか
ご22と検出子34との間のコンペンケーブル30の長
さは一定であるから、巻き上げロープ28の変化量は、
検出子34が検出器36を通過するときのエレベータか
ご22の昇降位置H1の初期昇降位置H0に対する変化
量と等しくなる。したがって、初期状態のクリアランス
をA0としたとき、クリアランスAは、次式で算出する
ことができる。
【0029】 A=A0−(H0−H1)/2 ・・・(4)
【0030】こうしてクリアランスAが演算されると、
図2のステップS110〜S116と同様にクリアラン
スAに応じて運転モードを設定する処理を行なって(ス
テップS210〜S216)本ルーチンを終了する。
【0031】以上説明した第2実施例のエレベータ装置
20Bによれば、簡易な構成によりコンペンケーブル3
0のクリアランスを算出してエレベータかご22を運転
制御することができる。
【0032】以上、本発明の実施の形態について実施例
を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のエレベータ装置20の構成の概略を
示す構成図である。
【図2】 実施例のエレベータ装置20の制御盤40に
より実行されるエレベータ運転制御ルーチンの一例を示
すフローチャートである。
【図3】 検出器36a,36bとコンペンケーブル3
0と昇降路の床面との位置関係を示す説明図である。
【図4】 検出子34の移動量とエレベータかご22の
移動量との関係を示す説明図である。
【図5】 クリアランスAと運転モードとの関係を示す
マップである。
【図6】 第2実施例のエレベータ装置20Bの構成の
概略を示す構成図である。
【図7】 第2実施例のエレベータ装置20Bの制御盤
40により実行されるエレベータ運転制御ルーチンの一
例を示すフローチャートである。
【図8】 巻き上げロープ28の長さに対する変化量と
クリアランスの変化量ΔAとの関係を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
20,20B エレベータ装置、22 エレベータか
ご、24 つり合いおもり、26 巻き上げ機、28
巻き上げロープ、30 コンペンケーブル、32ガイド
ローラ、34 検出子、36,36a,36b 検出
器、37 調速機、38 エンコーダ、40 制御盤、
42 CPU、44 ROM、46 RAM、50 管
理装置。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータかごを巻き上げる巻き上げロ
    ープの重量の不均衡を補償するために該エレベータかご
    の下部とつり合いおもりの下部とを接続するコンペンケ
    ーブルを有するエレベータ装置であって、 前記コンペンケーブルの最下部と昇降路の床面との距離
    としてのクリアランスを検出するクリアランス検出手段
    と、 該検出されたクリアランスに基づいて前記エレベータか
    ごを運転制御する制御手段とを備えるエレベータ装置。
  2. 【請求項2】 前記クリアランス検出手段は、昇降路の
    エレベータかご側に設置され前記コンペンケーブルの所
    定の位置の通過を検出する第1の通過検出手段と、昇降
    路のつり合いおもり側に設置され前記コンペンケーブル
    の所定の位置の通過を検出する第2の通過検出手段と、
    前記第1第2の通過検出手段により前記コンペンケーブ
    ルの所定の位置の通過が検出されたときの前記エレベー
    タかごの昇降位置を各々検出するかご位置検出手段とを
    備え、該各々検出された前記エレベータかごの昇降位置
    の偏差に基づいて前記クリアランスを検出する手段であ
    る請求項1記載のエレベータ装置。
  3. 【請求項3】 前記クリアランス検出手段は、前記コン
    ペンケーブルが所定の位置を通過するときの前記エレベ
    ータかごの昇降位置を検出するかご位置検出手段を備
    え、該検出された前記エレベータかごの昇降位置に基づ
    いて前記クリアランスを検出する手段である請求項1記
    載のエレベータ装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記クリアランスに基
    づいて前記エレベータかごの走行距離の制限、走行速度
    の制限、走行停止の少なくとも1つを行なう手段である
    請求項1ないし3いずれか記載のエレベータ装置。
  5. 【請求項5】 前記クリアランス検出手段により検出さ
    れた前記クリアランスが所定値以下となったとき、エレ
    ベータの異常を出力する異常出力手段を備える請求項1
    ないし4いずれか記載のエレベータ装置。
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