JPS648888B2 - - Google Patents
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- JPS648888B2 JPS648888B2 JP23248983A JP23248983A JPS648888B2 JP S648888 B2 JPS648888 B2 JP S648888B2 JP 23248983 A JP23248983 A JP 23248983A JP 23248983 A JP23248983 A JP 23248983A JP S648888 B2 JPS648888 B2 JP S648888B2
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- fixed contact
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- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 5
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 239000007858 starting material Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
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- Electromagnets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電磁スイツチに関し、特にプランジヤ
により駆動される可動接点部材の放熱及び絶縁を
向上させた電磁スイツチに関する。
により駆動される可動接点部材の放熱及び絶縁を
向上させた電磁スイツチに関する。
車輌等のスタータモータ回路には電磁スイツチ
が接続されており、スタータスイツチの投入によ
り前記電磁スイツチを閉成させてモータ回路を閉
成するようになされている。かかる電磁スイツチ
は前記モータの始動時に大電流が流れるために発
熱し、しかも完全密封構造に形成されているため
に放熱性が非常に悪く、特に可動接点部材はその
構造上ケース内部に収納されているために、接続
部がケース外部に突出すると共にケーブルに接続
されている固定接点部材に比して放熱し難いとい
う問題がある。
が接続されており、スタータスイツチの投入によ
り前記電磁スイツチを閉成させてモータ回路を閉
成するようになされている。かかる電磁スイツチ
は前記モータの始動時に大電流が流れるために発
熱し、しかも完全密封構造に形成されているため
に放熱性が非常に悪く、特に可動接点部材はその
構造上ケース内部に収納されているために、接続
部がケース外部に突出すると共にケーブルに接続
されている固定接点部材に比して放熱し難いとい
う問題がある。
更に、始動時には前述したように大電流が流れ
るために各接点部材及びケース等との間の絶縁性
を良好に保持することが必要である。従つて、電
磁スイツチを小型化する上で特に可動接点部材の
放熱性及び当該可動接点部材の短ストローク化に
対する絶縁性の向上を図ることが極めて大きな要
因となる。
るために各接点部材及びケース等との間の絶縁性
を良好に保持することが必要である。従つて、電
磁スイツチを小型化する上で特に可動接点部材の
放熱性及び当該可動接点部材の短ストローク化に
対する絶縁性の向上を図ることが極めて大きな要
因となる。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、可
動接点部材の放熱性及び絶縁性の向上を図ること
を目的とし、この目的を達成するために本発明に
おいては、電磁ソレノイドの付勢時に吸引され、
消勢時にばね力により突出するプランジヤと、該
プランジヤの上方に配設され、ばねにより前記プ
ランジヤの吸引方向に偏倚される可動接点部材
と、該可動接点部材の偏倚方向側に配設された固
定接点部材とを備えた電磁スイツチにおいて、前
記電磁ソレノイドの付勢時には前記可動接点部材
を前記固定接点部材に当接させ且つ前記プランジ
ヤから離隔させ、消勢時には前記可動接点部材を
前記固定接点部材から離隔させ且つ前記プランジ
ヤに当接させることを特徴とし、前記可動接点部
材が前記各固定接点部材に当接時には前記可動接
点部材と前記プランジヤとを絶縁させ、離隔時に
は前記可動接点部材の熱を前記プランジヤに放熱
させるようにした電磁スイツチを提供するもので
ある。
動接点部材の放熱性及び絶縁性の向上を図ること
を目的とし、この目的を達成するために本発明に
おいては、電磁ソレノイドの付勢時に吸引され、
消勢時にばね力により突出するプランジヤと、該
プランジヤの上方に配設され、ばねにより前記プ
ランジヤの吸引方向に偏倚される可動接点部材
と、該可動接点部材の偏倚方向側に配設された固
定接点部材とを備えた電磁スイツチにおいて、前
記電磁ソレノイドの付勢時には前記可動接点部材
を前記固定接点部材に当接させ且つ前記プランジ
ヤから離隔させ、消勢時には前記可動接点部材を
前記固定接点部材から離隔させ且つ前記プランジ
ヤに当接させることを特徴とし、前記可動接点部
材が前記各固定接点部材に当接時には前記可動接
点部材と前記プランジヤとを絶縁させ、離隔時に
は前記可動接点部材の熱を前記プランジヤに放熱
させるようにした電磁スイツチを提供するもので
ある。
以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて詳
述する。
述する。
第1図は本発明を適用した電磁スイツチの縦断
面図を示し、電磁スイツチ1は磁性部材で形成さ
れたケース2、該ケース2に装着され後述する各
種接点部材が配設されたカバー3及びケース2内
に収納された電磁ソレノイド6、当該電磁ソレノ
イド6内に入出自在に嵌挿されたプランジヤ7、
磁気回路を形成するヨーク9、密閉用のOリング
10等により構成されている。電磁ソレノイド6
はボビン5と当該ボビン5に巻回されたコイル4
とにより構成され、ボビン5の軸孔5a内にはプ
ランジヤ7及び当該プランジヤ7に軸方向に且つ
外方に偏倚力を付与するコイルばね8が収納され
ている。プランジヤ7の端面7aには第4図に示
すように可動接点部材17の端面17aの外径よ
りも大径の穴17bが同心状に穿設されている。
面図を示し、電磁スイツチ1は磁性部材で形成さ
れたケース2、該ケース2に装着され後述する各
種接点部材が配設されたカバー3及びケース2内
に収納された電磁ソレノイド6、当該電磁ソレノ
イド6内に入出自在に嵌挿されたプランジヤ7、
磁気回路を形成するヨーク9、密閉用のOリング
10等により構成されている。電磁ソレノイド6
はボビン5と当該ボビン5に巻回されたコイル4
とにより構成され、ボビン5の軸孔5a内にはプ
ランジヤ7及び当該プランジヤ7に軸方向に且つ
外方に偏倚力を付与するコイルばね8が収納され
ている。プランジヤ7の端面7aには第4図に示
すように可動接点部材17の端面17aの外径よ
りも大径の穴17bが同心状に穿設されている。
ヨーク9はボビン5の端面5bと同径を成し中
央にはボビン5の孔5aの開口端に軸方向に突出
して設けられたガイド5cが嵌挿する孔9aが穿
設され、外周面はケース2の内周面に当接し、ケ
ース2と電磁ソレノイド6とプランジヤ7と当該
ヨーク9とにより磁気回路を形成する。
央にはボビン5の孔5aの開口端に軸方向に突出
して設けられたガイド5cが嵌挿する孔9aが穿
設され、外周面はケース2の内周面に当接し、ケ
ース2と電磁ソレノイド6とプランジヤ7と当該
ヨーク9とにより磁気回路を形成する。
ケース2の開口端には絶縁部材で形成されたカ
バー3が嵌合装着され例えばカシメ止めにより強
固に固着されている。このカバー3のケース2内
の端面の外周縁部3gは傾斜面をなし、この傾斜
面3gとヨーク9の対向端面9bとの間にはOリ
ング10が介在されている。このOリング10は
ケース2の内周面とカバー3の傾斜面3gとヨー
ク9の端面9bの周縁部との間の各当接部を全周
に亘り液密に密閉する。
バー3が嵌合装着され例えばカシメ止めにより強
固に固着されている。このカバー3のケース2内
の端面の外周縁部3gは傾斜面をなし、この傾斜
面3gとヨーク9の対向端面9bとの間にはOリ
ング10が介在されている。このOリング10は
ケース2の内周面とカバー3の傾斜面3gとヨー
ク9の端面9bの周縁部との間の各当接部を全周
に亘り液密に密閉する。
カバー3には所定の間隔で2つの孔3a,3
a′が穿設され、これらの各孔3a,3a′の端面3
c側開口端3b,3b′は第3図に拡大して示すよ
うに(一方の孔3a側についてのみ図示)傾斜面
をなして拡開した形状をなしている。カバー3の
内側に形成された空間3dには前記孔3a,3
a′との中間位置に前記プランジヤ7の軸と整合
し、且つ当該プランジヤ7の穴7bの底面7cと
離隔対向する円柱状のガイド3eが突設されてい
る。そして各孔3a及び3a′には夫々固定接点部
材11及び14が嵌挿されている。
a′が穿設され、これらの各孔3a,3a′の端面3
c側開口端3b,3b′は第3図に拡大して示すよ
うに(一方の孔3a側についてのみ図示)傾斜面
をなして拡開した形状をなしている。カバー3の
内側に形成された空間3dには前記孔3a,3
a′との中間位置に前記プランジヤ7の軸と整合
し、且つ当該プランジヤ7の穴7bの底面7cと
離隔対向する円柱状のガイド3eが突設されてい
る。そして各孔3a及び3a′には夫々固定接点部
材11及び14が嵌挿されている。
固定接点部材11は第1図及び第2図に示すよ
うに平板状を成し且つ一側に半円形状の切欠11
dが設けられた接点部11aと、当該接点部11
aの他側に略垂直に突出し端部にねじ11cが刻
設された軸部11bとよりなり、軸部11bの外
径はカバー3の孔3a内に嵌挿し得る径をなして
いる。かかる形状の固定接点部材11は一体に形
成されている。固定接点部材14も固定接点部材
11と同様に一体に形成されている。
うに平板状を成し且つ一側に半円形状の切欠11
dが設けられた接点部11aと、当該接点部11
aの他側に略垂直に突出し端部にねじ11cが刻
設された軸部11bとよりなり、軸部11bの外
径はカバー3の孔3a内に嵌挿し得る径をなして
いる。かかる形状の固定接点部材11は一体に形
成されている。固定接点部材14も固定接点部材
11と同様に一体に形成されている。
固定接点部材11の軸部11bは第1図及び第
3図に示すように、カバー3の内側から孔3a内
に嵌挿されて端面3c側に突出し、孔3aの開口
端3b内に嵌挿されたOリング12を挿通してい
る。ワツシヤ13の孔13a(第2図)の内径は
軸部11bの外径よりも僅かに小さい寸法に設定
されており、このワツシヤ13は固定接点部材1
1の軸部11bにカバー3の端面3c側から圧入
され、カバー3にOリング12を介して固定接点
部材11を液密に且つ強固に固着している。固定
接点部材14も固定接点部材11と同様にカバー
3の孔3a′内にその開口端3b′に嵌挿されたOリ
ング15を介してワツシヤ16により当該カバー
3に液密に且つ強固に固着されている。そして、
これらの各固定接点部材11,14の接点部11
a,14aにそれぞれ形成された各切欠11dと
14dとが離隔対向することにより、両接点部1
1a,14a間に略円形の孔が形成される。
3図に示すように、カバー3の内側から孔3a内
に嵌挿されて端面3c側に突出し、孔3aの開口
端3b内に嵌挿されたOリング12を挿通してい
る。ワツシヤ13の孔13a(第2図)の内径は
軸部11bの外径よりも僅かに小さい寸法に設定
されており、このワツシヤ13は固定接点部材1
1の軸部11bにカバー3の端面3c側から圧入
され、カバー3にOリング12を介して固定接点
部材11を液密に且つ強固に固着している。固定
接点部材14も固定接点部材11と同様にカバー
3の孔3a′内にその開口端3b′に嵌挿されたOリ
ング15を介してワツシヤ16により当該カバー
3に液密に且つ強固に固着されている。そして、
これらの各固定接点部材11,14の接点部11
a,14aにそれぞれ形成された各切欠11dと
14dとが離隔対向することにより、両接点部1
1a,14a間に略円形の孔が形成される。
可動接点部材17は第4図に示すように絞り形
状をなし、筒部17aの開口端の両側にはフラン
ジ状に接点部17b,17b′が形成され、これら
の各接点部17b,17b′には側面に開口する半
円形状の切欠17c,17c′が設けられている。
筒部17aの外径は前記固定接点部材11と14
との半円形状の各切欠11dと14dとの間に形
成される前記略円形状の孔径よりも僅かに小径を
なし、両側の各接点部17b,17b′は切欠17
c,17c′を介して固定接点部11,14の軸部
を囲繞するカバーの側壁の間に軸方向に移動自在
に遊嵌し得る大きさに設定されている。
状をなし、筒部17aの開口端の両側にはフラン
ジ状に接点部17b,17b′が形成され、これら
の各接点部17b,17b′には側面に開口する半
円形状の切欠17c,17c′が設けられている。
筒部17aの外径は前記固定接点部材11と14
との半円形状の各切欠11dと14dとの間に形
成される前記略円形状の孔径よりも僅かに小径を
なし、両側の各接点部17b,17b′は切欠17
c,17c′を介して固定接点部11,14の軸部
を囲繞するカバーの側壁の間に軸方向に移動自在
に遊嵌し得る大きさに設定されている。
この可動接点部材17は第1図に示すようにカ
バー3の内面と固定接点部材11,14の接点部
11a,14aとの間に画成される空間3d内に
収納され、筒部17aが前記接点部11a,14
aの切欠11d,14dとの間に形成される孔内
に僅かなギヤツプで遊貫してその端面17eが前
記穴7bの底面7cと対向し、接点部17b,1
7b′は夫々接点部11a,14aと対向してい
る。コイルばね18は絞り部17aの穴17d内
に嵌挿されると共にガイド3eに外嵌され、両端
部は穴17dの底面17fとカバー3の空間3d
部を形成する対向端面とにそれぞれ圧接してい
る。更に、可動接点部材17は切欠17c,17
c′を介して接点部11aと14aとにより画成さ
れる前記孔内に軸方向に移動自在に収納されてい
る。
バー3の内面と固定接点部材11,14の接点部
11a,14aとの間に画成される空間3d内に
収納され、筒部17aが前記接点部11a,14
aの切欠11d,14dとの間に形成される孔内
に僅かなギヤツプで遊貫してその端面17eが前
記穴7bの底面7cと対向し、接点部17b,1
7b′は夫々接点部11a,14aと対向してい
る。コイルばね18は絞り部17aの穴17d内
に嵌挿されると共にガイド3eに外嵌され、両端
部は穴17dの底面17fとカバー3の空間3d
部を形成する対向端面とにそれぞれ圧接してい
る。更に、可動接点部材17は切欠17c,17
c′を介して接点部11aと14aとにより画成さ
れる前記孔内に軸方向に移動自在に収納されてい
る。
そして、プランジヤ7の有効ストロークは可動
接点部材17の有効ストローク即ち、各接点部1
7b,17b′と対応する固定接点部材11,14
の各接点部11a,14aとの間の最大距離より
も僅かに大きく設定されている。
接点部材17の有効ストローク即ち、各接点部1
7b,17b′と対応する固定接点部材11,14
の各接点部11a,14aとの間の最大距離より
も僅かに大きく設定されている。
かかる構成において、電磁ソレノイド6が消勢
されているときには第1図に示すようにプランジ
ヤ7がコイルばね8のばね力によりボビン5から
押し出され、端面7cが可動接点部材17の筒部
17aの端面17eに当接し、コイルばね18の
ばね力に抗して当該可動接点部材17を押圧し各
接点部17b,17b′はカバー3の内側の前記対
向端面に圧接した状態で係止されている。この状
態において、可動接点部材17の各接点部17
b,17b′は固定接点部材11,14の各接点部
11a,14aから離隔している。またプランジ
ヤ7の端面7aは固定接点部材11,14の各接
点部11a,14aと離隔し、端面7dはケース
2の底面2aから離隔している。斯くして、固定
接点部材11と14とは開成され、且つ可動接点
部材17とプンジヤ7はケース2から完全に絶縁
される。
されているときには第1図に示すようにプランジ
ヤ7がコイルばね8のばね力によりボビン5から
押し出され、端面7cが可動接点部材17の筒部
17aの端面17eに当接し、コイルばね18の
ばね力に抗して当該可動接点部材17を押圧し各
接点部17b,17b′はカバー3の内側の前記対
向端面に圧接した状態で係止されている。この状
態において、可動接点部材17の各接点部17
b,17b′は固定接点部材11,14の各接点部
11a,14aから離隔している。またプランジ
ヤ7の端面7aは固定接点部材11,14の各接
点部11a,14aと離隔し、端面7dはケース
2の底面2aから離隔している。斯くして、固定
接点部材11と14とは開成され、且つ可動接点
部材17とプンジヤ7はケース2から完全に絶縁
される。
電磁ソレノイド6が付勢されると、第5図に示
すようにプランジヤ7がコイルばね8に抗してボ
ビン5内に吸引され、これに伴い可動設定部材1
7がコイルばね18によりガイド3eに沿つて押
圧されて各接点部17b,17b′が固定接点部材
11,14の各接点部11a,14aに圧接され
る。可動接点部材17はその中央の筒部17aの
穴17dの底面がコイルばねにより軸方向に略均
一に押圧されるために接点部17b,17b′が固
定接点部11a,14aに均一に圧接され、この
結果、接点バランスが良好となる。この可動接点
部材17のストロークは前述したようにプランジ
ヤ7のストロークよりも短く、従つて、可動接点
部材17の端面17eと前記穴7bの底面7cと
がそのストローク差だけ離隔し、両者間に空隙m
(第5図参照)が形成される。
すようにプランジヤ7がコイルばね8に抗してボ
ビン5内に吸引され、これに伴い可動設定部材1
7がコイルばね18によりガイド3eに沿つて押
圧されて各接点部17b,17b′が固定接点部材
11,14の各接点部11a,14aに圧接され
る。可動接点部材17はその中央の筒部17aの
穴17dの底面がコイルばねにより軸方向に略均
一に押圧されるために接点部17b,17b′が固
定接点部11a,14aに均一に圧接され、この
結果、接点バランスが良好となる。この可動接点
部材17のストロークは前述したようにプランジ
ヤ7のストロークよりも短く、従つて、可動接点
部材17の端面17eと前記穴7bの底面7cと
がそのストローク差だけ離隔し、両者間に空隙m
(第5図参照)が形成される。
斯くして、固定接点部材11と14とが閉成さ
れると共に、可動接点部材17とプランジヤ7と
が前記空隙mにより良好に絶縁される。
れると共に、可動接点部材17とプランジヤ7と
が前記空隙mにより良好に絶縁される。
電磁ソレノイド6が消勢されると前述したよう
にプランジヤ7がコイルばね8に抗してボビン5
から突出し、穴7bの底面7cにより可動接点部
材17の端面17eを押圧して接点部17c,1
7c′を固定接点部材11,14の各接点部11
a,14aから離隔させる。斯くして電磁スイツ
チ1が開成される。この電磁スイツチ1の開成状
態において、上述したように可動接点部材17の
端面17eがプランジヤ7の端面7cに直接当接
しており、従つて、当該電磁スイツチ1の閉成時
に発熱した可動接点部材17の熱がプランジヤ7
に吸収される。即ち、可動接点部材17の熱が放
熱される。斯くして、可動接点部材17の放熱性
が向上する。
にプランジヤ7がコイルばね8に抗してボビン5
から突出し、穴7bの底面7cにより可動接点部
材17の端面17eを押圧して接点部17c,1
7c′を固定接点部材11,14の各接点部11
a,14aから離隔させる。斯くして電磁スイツ
チ1が開成される。この電磁スイツチ1の開成状
態において、上述したように可動接点部材17の
端面17eがプランジヤ7の端面7cに直接当接
しており、従つて、当該電磁スイツチ1の閉成時
に発熱した可動接点部材17の熱がプランジヤ7
に吸収される。即ち、可動接点部材17の熱が放
熱される。斯くして、可動接点部材17の放熱性
が向上する。
以上説明したように本考案によれば、電磁ソレ
ノイドの付勢時に吸引され、消勢時にばね力によ
り突出するプランジヤと、該プランジヤの上方に
配設され、ばねにより前記プランジヤの吸引方向
に偏倚される可動接点部材と、該可動接点部材の
偏倚方向側に配設された固定接点部材とを備えた
電磁スイツチにおいて、前記電磁ソレノイドの付
勢時には前記可動接点部材を前記固定接点部材に
当接させ且つ前記プランジヤから離隔させ、消勢
時には前記可動接点部材を前記固定接点部材から
離隔させ且つ前記プランジヤに当接させる構成と
したので、可動接点部材とプランジヤとが上下方
向に分離可能に配設することとも相挨つて、スイ
ツチ閉成時においては可動接点部材とプランジヤ
とを所定の空隙を介して離隔することにより、接
点部材からケース等に向かう漏洩電流を阻止で
き、短ストローク化した可動接点部材の絶縁対策
が実現される一方、スイツチ開成時においては可
動接点部材と一般に熱容量の大きなプランジヤと
を当接させて熱交換を行なうことにより、スイツ
チ閉成時等に蓄積された熱の効果的放熱が可能と
なる。
ノイドの付勢時に吸引され、消勢時にばね力によ
り突出するプランジヤと、該プランジヤの上方に
配設され、ばねにより前記プランジヤの吸引方向
に偏倚される可動接点部材と、該可動接点部材の
偏倚方向側に配設された固定接点部材とを備えた
電磁スイツチにおいて、前記電磁ソレノイドの付
勢時には前記可動接点部材を前記固定接点部材に
当接させ且つ前記プランジヤから離隔させ、消勢
時には前記可動接点部材を前記固定接点部材から
離隔させ且つ前記プランジヤに当接させる構成と
したので、可動接点部材とプランジヤとが上下方
向に分離可能に配設することとも相挨つて、スイ
ツチ閉成時においては可動接点部材とプランジヤ
とを所定の空隙を介して離隔することにより、接
点部材からケース等に向かう漏洩電流を阻止で
き、短ストローク化した可動接点部材の絶縁対策
が実現される一方、スイツチ開成時においては可
動接点部材と一般に熱容量の大きなプランジヤと
を当接させて熱交換を行なうことにより、スイツ
チ閉成時等に蓄積された熱の効果的放熱が可能と
なる。
第1図は本考案を適用した電磁スイツチの縦断
面図、第2図は第1図の固定接点部材の組立斜視
図、第3図は第1図の固定接点部材の要部拡大断
面図、第4図は第1図の可動接点部材の組立斜視
図、第5図は第1図の電磁スイツチの作動状態を
示す図である。 1……電磁スイツチ、6……ソレノイド、7…
…プランジヤ、8,18……コイルばね、9……
ヨーク、11,14……固定接点部材、17……
可動接点部材。
面図、第2図は第1図の固定接点部材の組立斜視
図、第3図は第1図の固定接点部材の要部拡大断
面図、第4図は第1図の可動接点部材の組立斜視
図、第5図は第1図の電磁スイツチの作動状態を
示す図である。 1……電磁スイツチ、6……ソレノイド、7…
…プランジヤ、8,18……コイルばね、9……
ヨーク、11,14……固定接点部材、17……
可動接点部材。
Claims (1)
- 1 電磁ソレノイドの付勢時に吸引され、消勢時
にばね力により突出するプランジヤと、該プラン
ジヤの上方に配設され、ばねにより前記プランジ
ヤの吸引方向に偏倚される可動接点部材と、該可
動接点部材の偏倚方向側に配設された固定接点部
材とを備えた電磁スイツチにおいて、前記電磁ソ
レノイドの付勢時には前記可動接点部材を前記固
定接点部材に当接させ且つ前記プランジヤから離
隔させ、消勢時には前記可動接点部材を前記固定
接点部材から離隔させ且つ前記プランジヤに当接
させることを特徴とする電磁スイツチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23248983A JPS60124318A (ja) | 1983-12-09 | 1983-12-09 | 電磁スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23248983A JPS60124318A (ja) | 1983-12-09 | 1983-12-09 | 電磁スイッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60124318A JPS60124318A (ja) | 1985-07-03 |
JPS648888B2 true JPS648888B2 (ja) | 1989-02-15 |
Family
ID=16940115
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23248983A Granted JPS60124318A (ja) | 1983-12-09 | 1983-12-09 | 電磁スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60124318A (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS449558Y1 (ja) * | 1968-04-15 | 1969-04-18 |
-
1983
- 1983-12-09 JP JP23248983A patent/JPS60124318A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60124318A (ja) | 1985-07-03 |
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