JPS646900B2 - - Google Patents
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- JPS646900B2 JPS646900B2 JP13029884A JP13029884A JPS646900B2 JP S646900 B2 JPS646900 B2 JP S646900B2 JP 13029884 A JP13029884 A JP 13029884A JP 13029884 A JP13029884 A JP 13029884A JP S646900 B2 JPS646900 B2 JP S646900B2
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- JP
- Japan
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- polishing
- line
- glass
- polishing wheel
- plate
- Prior art date
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- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 8
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 29
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 10
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 6
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は板状の被研磨板のエツジ研磨装置に関
し、大板ガラスからサイズの異なる複数枚の小板
ガラスを割り出し、四周研磨等を行うようにした
多品種少量生産システムに用いて好適なものであ
る。
し、大板ガラスからサイズの異なる複数枚の小板
ガラスを割り出し、四周研磨等を行うようにした
多品種少量生産システムに用いて好適なものであ
る。
従来のこの種の板ガラスの生産システムは、同
一サイズのものを大量生産する目的で構成されて
いる。このため板ガラスの二組の平行二辺のエツ
ジを研磨(面取り)する研磨装置としては、板ガ
ラスの巾又は高さの間隔で配置された一対の固定
の研磨ホイールを備えたものが用いられている。
そしてラインを流れる板ガラスのサイズが変わつ
た場合には、それに応じて研磨ホイールの位置を
人手で変更していた。
一サイズのものを大量生産する目的で構成されて
いる。このため板ガラスの二組の平行二辺のエツ
ジを研磨(面取り)する研磨装置としては、板ガ
ラスの巾又は高さの間隔で配置された一対の固定
の研磨ホイールを備えたものが用いられている。
そしてラインを流れる板ガラスのサイズが変わつ
た場合には、それに応じて研磨ホイールの位置を
人手で変更していた。
ところが多品種少量生産の場合には、一枚の大
板からサイズの異なる複数枚の板ガラスが割り出
され、それが製造ラインを流れるので、サイズご
とに研磨ホイール位置を人手で変更するのは極め
て非能率である。
板からサイズの異なる複数枚の板ガラスが割り出
され、それが製造ラインを流れるので、サイズご
とに研磨ホイール位置を人手で変更するのは極め
て非能率である。
そこで割り出しの寸法、枚数等を記憶したメモ
リーのデータと、研磨工程の入口に設けられた通
過センサー(リミツトスイツチ)の出力信号とを
用いて、どのサイズの板ガラスが工程を流れてい
るかを制御コンピユータで掌握して、研磨工程に
おける研磨ホイールの位置調整をコンピユータか
らの指令によつて自動的に行うことが考えられ
る。
リーのデータと、研磨工程の入口に設けられた通
過センサー(リミツトスイツチ)の出力信号とを
用いて、どのサイズの板ガラスが工程を流れてい
るかを制御コンピユータで掌握して、研磨工程に
おける研磨ホイールの位置調整をコンピユータか
らの指令によつて自動的に行うことが考えられ
る。
しかしこの場合、製造ラインに設けられた通過
センサーの誤動作により、ラインの実際の流れと
制御コンピユータが掌握している状況とのずれが
生じ易く、また製造ライン中に人手による作業が
介在すると、データと板ガラスの流れとが全く対
応しなくなる問題がある。
センサーの誤動作により、ラインの実際の流れと
制御コンピユータが掌握している状況とのずれが
生じ易く、また製造ライン中に人手による作業が
介在すると、データと板ガラスの流れとが全く対
応しなくなる問題がある。
特に多品種少量生産の場合には、必要とするサ
イズ(縦、横の寸法)及び枚数のデータ(切り上
げ順位表)に基づいてコンピユータが大板ガラス
に対して掛け合わせ(切断パターンの決定)を行
い、次にX−Yカツターによつて切断ラインの線
引きが行われる。このため大小とり混ぜた掛け合
わせの具合によつては切断ラインが例えばT字状
やH字状に複雑に入り組むので、線引き後の板割
り作業は人手によらざるを得ない。すると板割り
工程より後のラインでは、メモリー内のサイズ及
び枚数の切り上げ順位表とは全く関係なく割られ
た順序で板ガラスが流れる上、流れ方向と各ガラ
スの縦方向及び横方向との関係が全く不特定とな
る。
イズ(縦、横の寸法)及び枚数のデータ(切り上
げ順位表)に基づいてコンピユータが大板ガラス
に対して掛け合わせ(切断パターンの決定)を行
い、次にX−Yカツターによつて切断ラインの線
引きが行われる。このため大小とり混ぜた掛け合
わせの具合によつては切断ラインが例えばT字状
やH字状に複雑に入り組むので、線引き後の板割
り作業は人手によらざるを得ない。すると板割り
工程より後のラインでは、メモリー内のサイズ及
び枚数の切り上げ順位表とは全く関係なく割られ
た順序で板ガラスが流れる上、流れ方向と各ガラ
スの縦方向及び横方向との関係が全く不特定とな
る。
従つて、切り上げ順位表に基づいて板ガラスの
製造ラインの流れをコンピユータで追跡して研磨
ホイールの位置の自動制御を行うことは全く困難
である。
製造ラインの流れをコンピユータで追跡して研磨
ホイールの位置の自動制御を行うことは全く困難
である。
本発明は上述の問題を解消するためになされた
ものであつて、種々のサイズの板ガラスのような
被研摩板が順序性なく、また縦、横の方向性なく
ラインを流れて来た場合でも、エツジ研磨ホイー
ルを自動的に正しく位置決めすることができ、ま
たエツジ研磨の能率を著しく向上させることがで
きるようにすることを目的とする。
ものであつて、種々のサイズの板ガラスのような
被研摩板が順序性なく、また縦、横の方向性なく
ラインを流れて来た場合でも、エツジ研磨ホイー
ルを自動的に正しく位置決めすることができ、ま
たエツジ研磨の能率を著しく向上させることがで
きるようにすることを目的とする。
本発明のエツジ研磨装置は、各種サイズの四辺
形の被研磨板が順不同で搬送されるラインにおい
て上記被研磨板の四周エツジを研磨する装置であ
つて、ライン巾方向に移動しながらライン巾方向
の辺を研磨するライン上流側の研磨手段と、ライ
ン長手方向の二辺を研磨する一対の下流側研磨手
段とを備えている。更に、上記上流側研磨手段の
移動に連動して被研磨板のライン巾方向サイズを
測定する手段を持ち、その測定値に基いて上記下
流側の一対の研磨手段の間隔が上記被研磨板のラ
イン巾方向サイズと合致するように下流側研磨手
段の一方を位置調整するように構成されている。
形の被研磨板が順不同で搬送されるラインにおい
て上記被研磨板の四周エツジを研磨する装置であ
つて、ライン巾方向に移動しながらライン巾方向
の辺を研磨するライン上流側の研磨手段と、ライ
ン長手方向の二辺を研磨する一対の下流側研磨手
段とを備えている。更に、上記上流側研磨手段の
移動に連動して被研磨板のライン巾方向サイズを
測定する手段を持ち、その測定値に基いて上記下
流側の一対の研磨手段の間隔が上記被研磨板のラ
イン巾方向サイズと合致するように下流側研磨手
段の一方を位置調整するように構成されている。
このように構成すると、各種サイズの四辺形の
被研磨板が順不同でラインを搬送されてきた場
合、下流側研磨手段の位置が被研磨板のライン巾
方向サイズに合わせて自動的に変更される。また
サイズの測定はライン巾方向の辺を研磨する研磨
手段と連動して行われる。従つてエツジ研磨の能
率を著しく向上させることができる。
被研磨板が順不同でラインを搬送されてきた場
合、下流側研磨手段の位置が被研磨板のライン巾
方向サイズに合わせて自動的に変更される。また
サイズの測定はライン巾方向の辺を研磨する研磨
手段と連動して行われる。従つてエツジ研磨の能
率を著しく向上させることができる。
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図は本発明による板状体のエツジ研磨装置
を適用した板ガラスの四周研磨工程の概要を示す
略線図であつて、この工程は製造ラインの流れ方
向と直角な二辺を面取りする第1工程Fと、ライ
ン流れ方向の二辺を面取りする第2工程Sとに分
かれている。既述のようにこの製造システムは、
大板ガラスからサイズの異なる複数板の小板ガラ
スを割り出す、多品種少量生産システムであつ
て、四周研磨工程には、各種サイズの板ガラスが
順不同で、しかも縦横の方向性なく流れて来る。
を適用した板ガラスの四周研磨工程の概要を示す
略線図であつて、この工程は製造ラインの流れ方
向と直角な二辺を面取りする第1工程Fと、ライ
ン流れ方向の二辺を面取りする第2工程Sとに分
かれている。既述のようにこの製造システムは、
大板ガラスからサイズの異なる複数板の小板ガラ
スを割り出す、多品種少量生産システムであつ
て、四周研磨工程には、各種サイズの板ガラスが
順不同で、しかも縦横の方向性なく流れて来る。
第1工程は、ライン直交方向に移動可能な研磨
ホイール2を備え、この研磨ホイール2の両側に
2枚の板ガラス1A,1Bが所定間隔を隔ててラ
イン方向に相前後し、かつライン側縁のサイドロ
ーラ3によつて規定された基準線に沿つて位置決
めされる。研磨ホイール2は、送りねじ4及びキ
ヤリツジ5を備える送り装置により矢印a方向
(ライン直交方向)に移動可能であり、また矢印
b方向に首振り可能にキヤリツジ5に支持されて
いる。そして先ず研磨ホイール2の往動時にライ
ン下流側の板ガラス1Bの後端面1Brが面取り
され、次に復動時にライン上流側の板ガライ1A
の前端面1Afが面取りされる。
ホイール2を備え、この研磨ホイール2の両側に
2枚の板ガラス1A,1Bが所定間隔を隔ててラ
イン方向に相前後し、かつライン側縁のサイドロ
ーラ3によつて規定された基準線に沿つて位置決
めされる。研磨ホイール2は、送りねじ4及びキ
ヤリツジ5を備える送り装置により矢印a方向
(ライン直交方向)に移動可能であり、また矢印
b方向に首振り可能にキヤリツジ5に支持されて
いる。そして先ず研磨ホイール2の往動時にライ
ン下流側の板ガラス1Bの後端面1Brが面取り
され、次に復動時にライン上流側の板ガライ1A
の前端面1Afが面取りされる。
研磨ホイール2の移動方向に添つてデイジタル
スケール6が配置されている。そして研磨ホイー
ル2の往動(板ガラス1Bの後端面1Brの面取
り)に際して、板ガラス1Bのライン直交方向の
サイズが研磨ホイール2のキヤリツジ5に設けら
れたセンサー7及びその出力を計数するカウンタ
8によつてライン側縁の基準線を基準にして測定
される。
スケール6が配置されている。そして研磨ホイー
ル2の往動(板ガラス1Bの後端面1Brの面取
り)に際して、板ガラス1Bのライン直交方向の
サイズが研磨ホイール2のキヤリツジ5に設けら
れたセンサー7及びその出力を計数するカウンタ
8によつてライン側縁の基準線を基準にして測定
される。
第2工程Sは、第1工程において前端面及び後
端面が夫々面取りされた板ガラス1Cについてラ
イン流れ方向を向いた残りの両側端1Cp及び1Cq
を面取りする工程である。この第2工程は、ライ
ン流れ方向について固定の一対の研磨ホイール1
0,11を備え、板ガラス1Cのライン方向の移
送によつてその両側端1Cp及び1Cqが同時に面
取りされる。一方の研磨ホイール11は、その研
削線がライン側縁の基準線と整合されていて、他
方の研磨ホイール10は、送りねじ12及びキヤ
リツジ13を備える送り装置によつてライン直交
方向(矢印c方向)に位置調整可能となつてい
る。
端面が夫々面取りされた板ガラス1Cについてラ
イン流れ方向を向いた残りの両側端1Cp及び1Cq
を面取りする工程である。この第2工程は、ライ
ン流れ方向について固定の一対の研磨ホイール1
0,11を備え、板ガラス1Cのライン方向の移
送によつてその両側端1Cp及び1Cqが同時に面
取りされる。一方の研磨ホイール11は、その研
削線がライン側縁の基準線と整合されていて、他
方の研磨ホイール10は、送りねじ12及びキヤ
リツジ13を備える送り装置によつてライン直交
方向(矢印c方向)に位置調整可能となつてい
る。
研磨ホイール10の位置は、その移動方向に沿
つて配置されたデイジタルスケール14及びキヤ
リツジ13に取付けられたセンサー15及びその
出力を計数するカウンタ16によつて測定され
る。この計測データと、既述の第1工程における
板ガラスのライン巾方向の計測データとがCPU
17に送られる。そしてCPU17の制御出力P
によつて、第2工程における研磨ホイール10の
研削線が第1工程における下流側板ガラスのライ
ン巾方向の側端面と合致するように、研磨ホイー
ル10の位置決め装置が制御される。この研磨ホ
イール10の位置決めが完了した時点で、第1工
程において前端面1Bf及び後端面1Brの面取り
が既に終了している板ガラス1Bが第2工程に送
り出され、ライン流れ方向の送り(矢印d)によ
つてライン巾方向の両側端面の面取りが行われ
る。
つて配置されたデイジタルスケール14及びキヤ
リツジ13に取付けられたセンサー15及びその
出力を計数するカウンタ16によつて測定され
る。この計測データと、既述の第1工程における
板ガラスのライン巾方向の計測データとがCPU
17に送られる。そしてCPU17の制御出力P
によつて、第2工程における研磨ホイール10の
研削線が第1工程における下流側板ガラスのライ
ン巾方向の側端面と合致するように、研磨ホイー
ル10の位置決め装置が制御される。この研磨ホ
イール10の位置決めが完了した時点で、第1工
程において前端面1Bf及び後端面1Brの面取り
が既に終了している板ガラス1Bが第2工程に送
り出され、ライン流れ方向の送り(矢印d)によ
つてライン巾方向の両側端面の面取りが行われ
る。
第1工程及び第2工程においては、面取りの研
磨作業は同時に進行する。また第1工程では研磨
ホイール2が往復して研磨作業を行い、その往路
で測定したライン巾方向の板ガラス1Bのサイズ
に合わせて第2工程の研磨ホイールの位置調整が
行われる。
磨作業は同時に進行する。また第1工程では研磨
ホイール2が往復して研磨作業を行い、その往路
で測定したライン巾方向の板ガラス1Bのサイズ
に合わせて第2工程の研磨ホイールの位置調整が
行われる。
そして研磨ホイール2の復路(前端面の研磨)
が開始されると、前後端面の面取りが既に完了し
ている板ガラス1Bが第2工程に送り出される。
研磨ホイール2の復路の作業が終わると、前端面
の面取りが完了している板ガラス1Aがその後端
面の研削位置に送り出されて、位置決めが終了す
ると研磨ホイール2による往路の面取り作業が再
び開始される。この往路作業の間に、後続の板ガ
ラスが第1工程の前端面の研磨位置に導入及び位
置決めされる。
が開始されると、前後端面の面取りが既に完了し
ている板ガラス1Bが第2工程に送り出される。
研磨ホイール2の復路の作業が終わると、前端面
の面取りが完了している板ガラス1Aがその後端
面の研削位置に送り出されて、位置決めが終了す
ると研磨ホイール2による往路の面取り作業が再
び開始される。この往路作業の間に、後続の板ガ
ラスが第1工程の前端面の研磨位置に導入及び位
置決めされる。
このように第1工程には前後2枚の板ガラス1
A,1Bが導入されて研磨ホイール2が往復で作
業するように工夫され、また板ガラスが研磨工程
を流れる際に待ち時間が生じないように、板ガラ
スの位置決め動作や研磨ホイールの位置調整動作
が研削作業と平行して行われるように工夫されて
いる。従つて研磨工程におけるサイクルタイムを
著しく短縮することが可能となる。
A,1Bが導入されて研磨ホイール2が往復で作
業するように工夫され、また板ガラスが研磨工程
を流れる際に待ち時間が生じないように、板ガラ
スの位置決め動作や研磨ホイールの位置調整動作
が研削作業と平行して行われるように工夫されて
いる。従つて研磨工程におけるサイクルタイムを
著しく短縮することが可能となる。
次に第2図の平面図及び第3図の側面図を参照
して本発明の実施例のエツジ研磨装置の詳細を説
明する。
して本発明の実施例のエツジ研磨装置の詳細を説
明する。
板ガラスは第2図矢印d方向にローラコンベヤ
によつて搬送されて来る。このローラコンベヤを
跨いで上流側に板ガラスの前後の端面を研磨する
第1工程Fのエツジ研磨機21が設けられてお
り、下流側には板ガラスの両側端面を同時に研磨
する第2研磨機22が設けれている。
によつて搬送されて来る。このローラコンベヤを
跨いで上流側に板ガラスの前後の端面を研磨する
第1工程Fのエツジ研磨機21が設けられてお
り、下流側には板ガラスの両側端面を同時に研磨
する第2研磨機22が設けれている。
ローラコンベヤはエツジ研磨機21の研磨ホイ
ール2を挟んで左側の第1のコンベヤ24と、右
側の3列のローラからなる第2のコンベヤ25及
びその右側の第3のコンベヤ26とから構成され
ている。第1のコンベヤ24は、長いローラの代
わりに、支軸27に小さなローラ28を所定のピ
ツチで配設したころ29と、右端部3列の駆動ロ
ーラ30とから構成されている。この3列の駆動
ローラ30は第3図に示す如く、夫々その周面に
ゴムライニングが施された上下一対のローラ30
からなり、上下のローラ30間に挟んだ板ガラス
を矢印d方向に搬送すると共に、停止時には挟ん
だ板ガラスをその位置に動かぬように保持するブ
レーキの役目も兼ね備えている。第2のコンベヤ
25は上記と同様の3列の駆動ローラ30から構
成されており、又第3のコンベヤ26は研磨ホイ
ール10,11を挟んで左右夫々3列の駆動ロー
ラ30と上記ころ29とから構成されている。そ
してこれら第1〜第3のコンベヤ24〜26は夫
夫別個のモータ(図示せず)から駆動されてお
り、又第2及び第3のコンベヤ24,26の一方
の側部にはサイドローラ3が設けられている。
ール2を挟んで左側の第1のコンベヤ24と、右
側の3列のローラからなる第2のコンベヤ25及
びその右側の第3のコンベヤ26とから構成され
ている。第1のコンベヤ24は、長いローラの代
わりに、支軸27に小さなローラ28を所定のピ
ツチで配設したころ29と、右端部3列の駆動ロ
ーラ30とから構成されている。この3列の駆動
ローラ30は第3図に示す如く、夫々その周面に
ゴムライニングが施された上下一対のローラ30
からなり、上下のローラ30間に挟んだ板ガラス
を矢印d方向に搬送すると共に、停止時には挟ん
だ板ガラスをその位置に動かぬように保持するブ
レーキの役目も兼ね備えている。第2のコンベヤ
25は上記と同様の3列の駆動ローラ30から構
成されており、又第3のコンベヤ26は研磨ホイ
ール10,11を挟んで左右夫々3列の駆動ロー
ラ30と上記ころ29とから構成されている。そ
してこれら第1〜第3のコンベヤ24〜26は夫
夫別個のモータ(図示せず)から駆動されてお
り、又第2及び第3のコンベヤ24,26の一方
の側部にはサイドローラ3が設けられている。
第1のコンベヤ4の両側部に設けられた支柱
(図示せず)間に、ほぼ水平でコンベヤの搬送方
向に対してほぼ直角な横桁34が架設されてい
る。そしてこの横桁34の両端部のブラケツト3
5間に、横桁34に沿つたガイドバー36と送り
ねじ4とが架設されている。そしてこのガイドバ
ー36にはキヤリツジ5が摺動可能に取付けられ
ており、このキヤリツジ5は更に後方に突設され
たアーム39の一対のローラ40を介して横桁3
4に支持されている。またキヤリツジ5は、これ
に係合された送りねじ4が横桁34に設けられた
モータ41で駆動されることにより、第2図にお
いて矢印a方向に移動可能に構成されている。
(図示せず)間に、ほぼ水平でコンベヤの搬送方
向に対してほぼ直角な横桁34が架設されてい
る。そしてこの横桁34の両端部のブラケツト3
5間に、横桁34に沿つたガイドバー36と送り
ねじ4とが架設されている。そしてこのガイドバ
ー36にはキヤリツジ5が摺動可能に取付けられ
ており、このキヤリツジ5は更に後方に突設され
たアーム39の一対のローラ40を介して横桁3
4に支持されている。またキヤリツジ5は、これ
に係合された送りねじ4が横桁34に設けられた
モータ41で駆動されることにより、第2図にお
いて矢印a方向に移動可能に構成されている。
一方、キヤリツジの一対の水平なブラケツト4
2a,42bには、ほぼ垂直な回動軸43が軸支
されている。この回動軸43には、モータ44、
減速機45及び研磨ホイール2等が一体に組付け
られた研磨ユニツトが組付けられており、これら
は一対の水平なブラケツト46a,46bを介し
て、回動軸43と一体に回動可能に取つけられて
いる。なお研磨ホイール2の外周には断面がV字
状の研磨溝49が形成されている。
2a,42bには、ほぼ垂直な回動軸43が軸支
されている。この回動軸43には、モータ44、
減速機45及び研磨ホイール2等が一体に組付け
られた研磨ユニツトが組付けられており、これら
は一対の水平なブラケツト46a,46bを介し
て、回動軸43と一体に回動可能に取つけられて
いる。なお研磨ホイール2の外周には断面がV字
状の研磨溝49が形成されている。
又回動軸43の上部は継手50を介して、キヤ
リツジ5に取付けられたロータリアクチユエータ
51に接続されている。このロータリアクチユエ
ータ51は、図示されていないが、水平に移動す
るラツクと、これに噛合するピニオンとから成
り、このピニオンが固着された垂直軸が、上記継
手50を介して回動軸43に接続されている。そ
して左右一対の空気供給口52の何れか一方から
供給されるエアによつてラツクが右又は左方向に
摺動し、これによつてピニオンに連結された回動
軸43が時計方向又は反時計方向に回動するよう
に構成されている。
リツジ5に取付けられたロータリアクチユエータ
51に接続されている。このロータリアクチユエ
ータ51は、図示されていないが、水平に移動す
るラツクと、これに噛合するピニオンとから成
り、このピニオンが固着された垂直軸が、上記継
手50を介して回動軸43に接続されている。そ
して左右一対の空気供給口52の何れか一方から
供給されるエアによつてラツクが右又は左方向に
摺動し、これによつてピニオンに連結された回動
軸43が時計方向又は反時計方向に回動するよう
に構成されている。
横桁34上にはデイジタルスケール6が設けら
れていて、これと対向してキヤリツジ5のアーム
39の下面にセンサー7が取付けられている。ま
たキヤリツジ5のブラケツト42aからライン流
れ方向に延びるアーム54の先端にはフオトセン
サー55が取付けられていて、キヤリツジ5の移
動に伴つて板ガラス1Bの両側端位置を検出する
ようになされている。そして既述のように第1工
程の往路で、フオトセンサー55のエツジ検出出
力と、センサー7によるデイジタルスケール6の
読取値とに基づいて、板ガラス1Bの横巾が計測
される。
れていて、これと対向してキヤリツジ5のアーム
39の下面にセンサー7が取付けられている。ま
たキヤリツジ5のブラケツト42aからライン流
れ方向に延びるアーム54の先端にはフオトセン
サー55が取付けられていて、キヤリツジ5の移
動に伴つて板ガラス1Bの両側端位置を検出する
ようになされている。そして既述のように第1工
程の往路で、フオトセンサー55のエツジ検出出
力と、センサー7によるデイジタルスケール6の
読取値とに基づいて、板ガラス1Bの横巾が計測
される。
横桁34の下面には下方を向いたフオトセンサ
ー56(通過センサー)が取付けられていて、板
ガラス1Bの後端面1Brの通過がこれによつて
検出され、検出後はこの検出位置を原点として第
2のコンベヤ25の駆動装置に設けられたパルス
発生器のパルス数を勘定して、第3図のように板
ガラス1Bが所定の後端面研磨位置に停止するよ
うになされている。またフオトセンサー56は板
ガラス1Aの前端面1Afの通過も検出し、板ガ
ラス1Bと同様に第1のコンベヤ24の駆動装置
に設けられたパルス発生器のパルスを勘定して、
板ガラス1Cが所定の前端面研磨位置に停止する
ようになされている。
ー56(通過センサー)が取付けられていて、板
ガラス1Bの後端面1Brの通過がこれによつて
検出され、検出後はこの検出位置を原点として第
2のコンベヤ25の駆動装置に設けられたパルス
発生器のパルス数を勘定して、第3図のように板
ガラス1Bが所定の後端面研磨位置に停止するよ
うになされている。またフオトセンサー56は板
ガラス1Aの前端面1Afの通過も検出し、板ガ
ラス1Bと同様に第1のコンベヤ24の駆動装置
に設けられたパルス発生器のパルスを勘定して、
板ガラス1Cが所定の前端面研磨位置に停止する
ようになされている。
第2工程Sにおける側部エツジ研磨機22は、
既述のように可動側研磨ホイール10と固定側研
磨ホイール11とを備えている。可動側研磨ホイ
ール10の移動構造及び支持構造は第1工程の研
磨ホイール2と同様であつて、キヤリツジ13は
横桁58、ガイドバー59、ローラ60等によつ
て水平移動可能に支持され、送りねじ12及びモ
ータ61によつて駆動される。
既述のように可動側研磨ホイール10と固定側研
磨ホイール11とを備えている。可動側研磨ホイ
ール10の移動構造及び支持構造は第1工程の研
磨ホイール2と同様であつて、キヤリツジ13は
横桁58、ガイドバー59、ローラ60等によつ
て水平移動可能に支持され、送りねじ12及びモ
ータ61によつて駆動される。
キヤリツジ13と研磨ホイール10との間に
は、第3図と同様なロータリーアクチユエータが
介在され、面取りの際に所定削り代が生じるよう
に偏倚力が加えられている。また板ガラスICの
コーナーエツジを面取りする際に研磨ホイール1
0をコーナーの内側方向に瞬時突出させためのエ
アシリンダ62が、研磨ホイール10とキヤリツ
ジ13から延びたアーム63との間に介在されて
いる。
は、第3図と同様なロータリーアクチユエータが
介在され、面取りの際に所定削り代が生じるよう
に偏倚力が加えられている。また板ガラスICの
コーナーエツジを面取りする際に研磨ホイール1
0をコーナーの内側方向に瞬時突出させためのエ
アシリンダ62が、研磨ホイール10とキヤリツ
ジ13から延びたアーム63との間に介在されて
いる。
横桁58上にはデイジタルスケージ14が取付
けられ、既述のようにキヤリツジ13の位置計測
値に基づいて研磨ホイール10のライン巾方向の
位置調整が行われている。
けられ、既述のようにキヤリツジ13の位置計測
値に基づいて研磨ホイール10のライン巾方向の
位置調整が行われている。
一方、固定側研磨ホイール11は、水平移動機
構部を除いて研磨ホイール10と全く対称な支持
構造を有している。
構部を除いて研磨ホイール10と全く対称な支持
構造を有している。
以上の第2図及び第3図によつて詳細に説明し
たエツジ研磨装置の動作は、第1図の原理図にお
いて説明した通りである。
たエツジ研磨装置の動作は、第1図の原理図にお
いて説明した通りである。
以上本発明を実施例に基づいて説明したが、本
発明の技術思想に基づいて種々変形して実施する
ことができる。例えば、第1図の第1工程におい
て、まず上流側の板ガラス1Aの先端面1Afを
研磨ホイール2の往路で研磨し、次に下流側に板
ガラスを移送してその後端面を研磨する位置にて
停止させ、研磨ホイール2の復路で板ガラス1A
の後端面1Arを研磨するようにしてもよい。こ
の場合、ライン巾方向のサイズ測定を研磨ホイー
ル2の往路、即ち、前端面の研磨の際に行うのが
望ましい。
発明の技術思想に基づいて種々変形して実施する
ことができる。例えば、第1図の第1工程におい
て、まず上流側の板ガラス1Aの先端面1Afを
研磨ホイール2の往路で研磨し、次に下流側に板
ガラスを移送してその後端面を研磨する位置にて
停止させ、研磨ホイール2の復路で板ガラス1A
の後端面1Arを研磨するようにしてもよい。こ
の場合、ライン巾方向のサイズ測定を研磨ホイー
ル2の往路、即ち、前端面の研磨の際に行うのが
望ましい。
本発明は上述の如く、ライン上流側におけるラ
イン巾方向の辺についてのエツジ研磨の際にその
辺のサイズを測定し、この測定値に基づいてライ
ン下流側のライン方向の辺を研磨する研磨手段の
位置調整を行うようにしたから、各種サイズの四
辺形の被研磨板が順不同で搬送されて来ても、サ
イズに対応して研磨手段が自動的に位置調整さ
れ、しかもサイズ測定がエツジ研磨と平行して行
われるから、待ち時間のない、高能率のエツジ研
磨システムを構成することができる。
イン巾方向の辺についてのエツジ研磨の際にその
辺のサイズを測定し、この測定値に基づいてライ
ン下流側のライン方向の辺を研磨する研磨手段の
位置調整を行うようにしたから、各種サイズの四
辺形の被研磨板が順不同で搬送されて来ても、サ
イズに対応して研磨手段が自動的に位置調整さ
れ、しかもサイズ測定がエツジ研磨と平行して行
われるから、待ち時間のない、高能率のエツジ研
磨システムを構成することができる。
第1図は本発明の実施例のエツジ研磨装置の原
理的略線図、第2図はエツジ研磨装置の詳細を示
す平面図、第3図は第2図の−線矢視拡大断
面図である。 なお図面に用いられた符号において、1A,1
B,1C……板ガラス、2……研磨ホイール、
4,12……送りねじ、5,13……キヤリツ
ジ、6,14……デイジタルスケール、7,15
……センサー、8,16……カウンタ、10,1
1……研磨ホイール、17……CPUである。
理的略線図、第2図はエツジ研磨装置の詳細を示
す平面図、第3図は第2図の−線矢視拡大断
面図である。 なお図面に用いられた符号において、1A,1
B,1C……板ガラス、2……研磨ホイール、
4,12……送りねじ、5,13……キヤリツ
ジ、6,14……デイジタルスケール、7,15
……センサー、8,16……カウンタ、10,1
1……研磨ホイール、17……CPUである。
Claims (1)
- 1 各種サイズの四辺形の被研磨板が順不同で搬
送されるラインにおいて上記被研磨板の四周エツ
ジを研磨する装置であつて、ライン巾方向に移動
しながらライン巾方向の辺を研磨するライン上流
側の研磨手段と、ライン長手方向の二辺を研磨す
る一対の下流側研磨手段と、上記上流側研磨手段
の移動に連動して被研磨板のライン巾方向サイズ
を測定する手段と、その測定値に基いて上記下流
側の一対の研磨手段の間隔が上記被研磨板のライ
ン巾方向サイズと合致するように下流側研磨手段
の一方を位置調整する手段とを具備するエツジ研
磨装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13029884A JPS618268A (ja) | 1984-06-25 | 1984-06-25 | エツジ研磨装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13029884A JPS618268A (ja) | 1984-06-25 | 1984-06-25 | エツジ研磨装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS618268A JPS618268A (ja) | 1986-01-14 |
JPS646900B2 true JPS646900B2 (ja) | 1989-02-06 |
Family
ID=15030967
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13029884A Granted JPS618268A (ja) | 1984-06-25 | 1984-06-25 | エツジ研磨装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS618268A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0691526A (ja) * | 1992-09-14 | 1994-04-05 | Amitec Corp | 板材の加工装置 |
TW200948536A (en) * | 2008-03-26 | 2009-12-01 | Asahi Glass Co Ltd | Method and apparatus for machining glass substrate |
JP5299498B2 (ja) * | 2011-12-05 | 2013-09-25 | 坂東機工株式会社 | ガラス板の研削装置 |
CN105397592A (zh) * | 2015-12-24 | 2016-03-16 | 福建省金牛机械发展有限公司 | 一种横置石板单板单向磨边装置 |
CN109048598B (zh) * | 2018-09-12 | 2020-07-03 | 东阳市天齐知识产权运营有限公司 | 一种新型电路板快速磨边机 |
-
1984
- 1984-06-25 JP JP13029884A patent/JPS618268A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS618268A (ja) | 1986-01-14 |
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