JPS646608B2 - - Google Patents

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JPS646608B2
JPS646608B2 JP54036130A JP3613079A JPS646608B2 JP S646608 B2 JPS646608 B2 JP S646608B2 JP 54036130 A JP54036130 A JP 54036130A JP 3613079 A JP3613079 A JP 3613079A JP S646608 B2 JPS646608 B2 JP S646608B2
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JP
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digital
alternating current
vector
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JP54036130A
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JPS55127829A (en
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Yasuhiro Kurosawa
Tetsuo Matsushima
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS646608B2 publication Critical patent/JPS646608B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02HEMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
    • H02H3/00Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection
    • H02H3/40Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection responsive to ratio of voltage and current

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  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はその動作判定を確実に行なえるように
したデジタル形距離継電装置に関する。
一般に、電力系統に事故が発生した場合、その
事故点までの距離及び方向を検出する継電器とし
て、モー特性を備えた距離継電器(以下、モー継
電器と称する)が多く用いられている。
第1図はこのような従来から行なわれている距
離継電方式の構成を示すものである。図におい
て、1は背後インピーダンス2を介して送電線3
が接続された電源である。4,5は送電線3の電
流、電圧を夫々検出する電流、電圧変成器で、そ
の検出信号I,Vを距離継電器6に入力するよう
にしている。この距離継電器6では、所定の原理
に基づいて故障点までの距離を測定し、所定の方
向及び距離内にあるか否かを判定する。
従来、起動要素としてよく用いられるモー継電
器の動作としては、第2図に示す方式のものがあ
る。この第2図に示す方式は、次式のような動作
原理式に基づくものである。
VPL(I・Z1−V)=|I・Z1|×|VPL|・cos(
−θ−Δθ)−|VPL| ・|V|cos(Δθ)K1 ……(1) ここで、I,Vは電流、電圧、VPLは極性電圧
K1は最小感度定数、は最大感度角、θは電圧
Vの電流Iに対する進み位相角、Z1は整定値であ
る。また、印はベクトルの内積を表わし、Δθ
は電圧Vと極性電圧VPLとの位相差を表わす。一
方、第2図においてOP→は極性電圧VPLであり、
この極性電圧VPLを90度進ませた電圧ベクトル
EN→が、ベクトル(I・Z1−V)つまりGF→に対し
て“進み”であるが“遅れ”であるかにより、電
圧V(OG→)が所定の範囲にあるか否かを判定す
るものである。
ところで、このような判定をデジタル計算機に
より実行する場合は(1)式からもわかるように、そ
の演算過程において乗算が必要である。一般に、
デジタル計算機で乗算を行なう場合には、単純な
加減算に比べて十数倍の演算処理時間を要する
が、この事は高速判定の要求される距離継電器の
要件に反するものである。そこで、従来このよう
な演算処理方法を改善するために、加減算のみに
てモー継電器の機能を構成する方法として、次式
で示すような動作原理式が提案されている。
|I・Zp|−|I・Zp−V|Kp ……(2) ここで、I,Vは電流、電圧、Zpは整定値、
Kpは最小感度定数である。
第3図はこの(2)式の動作原理を示すものであ
る。図において、ベクトルEM→の大きさつまり、
|I・Zp−V|が、ベクトルOM→の大きさ|I・
Zp|よりも“大”であるか“小”であるかによつ
て動作判定を行なう。すなわち、このような構成
のモー継電器にすれば、容易にデジタル処理を行
なわせることができる。
しかしながら、このような動作原理のモー継電
器においては、継電器設置点の至近端で電力系統
の事故が発生した場合には、その系統電圧Vが零
レベル、すなわち(2)式における左辺の項が|I・
Zp|−|I・Zp−0|=0となつて、右辺の最小
感度定数Kpより小となる為、方向判定つまり動
作判定が不可能になつてしまうという欠点があ
る。その為、継電器設置点の至近端で事故が発生
して、系統電圧Vが零レベルになつても方向誤認
をせずに正確に応動する距離継電器が要望されて
いる。
本発明は上記のような事情に鑑みてなされたも
ので、電力系統の電流、電圧等のアナログ電気量
をデジタル量に変換し、これを定められた演算ア
ルゴリズムに基づいて演算を行ないベクトルの大
きさを比較すことによつて動作判定を行ない前記
電力系統の保護を行なうようにしたデジタル形距
離継電装置において、上記電力系統に事故発生時
その系統電圧が零レベルとなつた場合においても
方向誤認をせずに確実にその動作判定を行なうこ
とができる信頼性の高いデジタル形距離継電装置
を提供することを目的とする。
先ず、本発明の動作原理について説明する。本
発明の動作原理は、次式のように表わされる。
|I・Zp+K1・VP| −|I・Zp−V−K2・VP|Kp ……(3) ここで、I,Vは電流、電圧、Zpは整定値、
Kpは最小感度定数、K1,K2は定数である。ま
た、VPは電圧Vとは異なる電圧で、例えば電圧
Vに対して次式のような関係となるように導出さ
れた電圧である。
VP=Kp・V∠ψ ……(4) ここで、Kpは定数でありψは電圧VPの電圧V
に対する進み位相を表わすものである。が、この
場合VPはVそのものをkp倍し、ψだけ位相を進
めた電圧を意味するのではなく、VとVPとの関
係はVが零になつてもVPが零にならないような
関係になつている。このようなVPとVとの関係
は例えば特開昭48−99634号公報に記載の保護リ
レーで周知である。いま、(4)式を(3)式に代入して
次式を得る。
|I・Zp+K1・kp・V∠ψ|−|I・Zp−(1+K2
kp∠ψ)・V|≧Kp……(5) 次に、この(5)式に1/|k1∠ψ|を乗じて変形
し次式を得る。
|I・Zp/k1∠ψ+V|−|1+k2∠ψ|/|k1∠ψ
|・|I・Zp/1+k2∠ψ−V|Kp・1/k1∠ψ|…
…(6) 但し、k1=kp・K1,k2=Kp・K2 また、(6)式において {I・Zp/k1∠ψ=a〓, I・Zp/1+k2∠ψ=b〓 |1+k2∠ψ|/|k1∠ψ|=C} ……(7) と置くと、(6)式は次のように表わされる。
|a〓+V|−c・|b〓−V|Kp・1/|k1∠ψ| ……(8) (8)式において、右辺の項はベクトルの解析を容
易にするため、またその値が実際的に非常に小さ
いことから、これを無視すると、 |a〓+V|c・|b〓−V| ……(9) が得られる。この(9)式のベクトル関係を示す
と、第4図のように表わされる。図において、ベ
クトルA(=a〓)の逆方向に引いたベクトル
OA→′(=−a〓)と、ベクトルB(=b〓)とを結ぶ
ベクトルAB→=(a〓+b〓)を基本に考える。いま、
ベクトルA′B→を底辺とする△A′BPにおいて、ベ
クトルA′P→(=V+a〓)とベクトルBP→(=V−b〓

の大きさ、つまり辺A′P→とBP→の比がc:1であ
る。従つて、ベクトル頭Pは辺をc:1に内
分する点X、及び同じく外分する点Yとを結ぶ線
分を直径とする円を描くことになり、(9)式を
満足する範囲はその円内部となり、第5図にその
様相を示す。この第5図において、ベクトルX
及びベクトルYは次のように表わされる。
従つて、円の中心Zと点とを結ぶベクトル
Z、及び半径(=|YX/2|)は、次のように表 わされる。
また、ベクトルa〓とベクトルb〓の大きさもc:
1であるので、点も円上にあることは明らかで
ある。以上の関係を示すと、第6図のように表わ
される。図において、角度は電流Iに対する
IZpの進み角度を表わすものである。また、ベク
トルUは U=1/|1+k2∠ψ|−k12・IZp であり、ベクトルZとベクトルZU→の角度はψ
で、その大きさの比は1:(k1+k2)である。従
つて、最大感度角ψnは次のように表わされる。
ψn=+tan-1((k1+k2)sinψ/1+(k1+k2)c
osψ)……(12) 本発明は上記のような動作原理に基づいてなさ
れたものである。
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明
する。第7図はデジタル形距離継電方式の構成を
示すもので、第1図と同一部分には同一符号を付
して示し、ここでは異なる部分についてのみ述べ
る。7は電流変成器4、電圧変成器5により検出
れる送電線3の電流、電圧を夫々入力としそれを
デジタル量に変換するアナログ/デジタル変換器
(以下、A/D変換器と称する)で、その出力を
電圧信号V,VP、電流信号Iとして出力する。
この場合VPはVとVP=kp・V∠ψなる関係にあ
る送電線電圧信号である。8は演算制御部(以
下、CPUと称する)81、プログラムメモリ部
(以下、RM部と称する)82、メモリ部83、
整定部84を備えたデジタル計算機である。メモ
リ部83は、上記各信号V,VP,Iが書込まれ
るもの、また整定部84はCPU81における演
算に必要な各定数K1,K2,整定値Zp,最小感度
定数Kpを設定するものである。RM部82は
詳細を後述する演算アルゴリズムがプログラミン
グ化して記憶されているもの、CPU81はメモ
リ部83のデータ、整定部84の整定値を基に、
RM部82の演算アルゴリズムに沿つた演算処
理を行なうものである。
第8図はRM部82にプログルミング化して
記憶されている。CPU部81が実行する演算ア
ルゴリズムの内容を示すフローチヤートである。
101はメモリ部83に書込まれたデータV,
VP,Iを、また整定部84に設定された定数K1
K2,整定値Zp,最小感度定数Kpを読取るべくス
テツプである。102はステツプ101で読取つ
たデータV,I、整定値Zpを基に、交流量I・Zp
と(I・Zp−V)を得るべく演算を行なうステツ
プである。103はステツプ101で読取つたデ
ータVP,定数K1,K2を基に、交流量K1・VP
K2・VPを得るべく演算を行なうステツプである。
104はステツプ102,103の処理内容を基
に、交流量(I・Zp+K1・VP)を得るべく演算
を行なうステツプである。105はステツプ10
4の処理内容を基に、交流量振幅値|I・Zp
K1・VP|を得るべく演算を行なうステツプであ
る。106はステツプ102,103の処理内容
を基に、交流量(I・Zp−V−K2VP)を得るべ
く演算を行なうステツプである。107はステツ
プ106の処理内容を基に、交流量振幅値|I・
Zp−V−K2・VPを得るべく演算を行なうステツ
プである。108はステツプ105の処理内容|
I・Zp+K1・VP|及びステツプ107の処理内
容|I・Zp−V−K2・VP|を基に、交流量振幅
値差|I・Zp+K1・VP|−|I・Zp−V−K2VP
|を得るべく演算を行ない、且つその結果とステ
ツプ101で読取つた最小感度定数Kpとの大小
関係を |I・Zp+K1・VP| −|I・Zp−V−K2・VP|Kp なる判別式を基に比較し、判別式成立時には次の
ステツプ109にて“動作”と判定し、また不成
立時にはステツプ110にて“不動作”と判定す
るものである。
次に、かかる構成のデジタル形距離継電装置の
作用について述べる。いま、送電線3の電圧、電
流が電圧、電流変成器5,4によつて検出され、
A/D変換器7に加えられてその大きさに応じた
デジタル信号に変換され、電圧信号V、電流信号
I、及び電圧信号Vとの関係がkp・V∠ψなる電
圧信号VPが、デジタル計算機8のメモリ部83
に書込まれる。これより、CDU81においては
RM部82にプログラミングされている演算ア
ルゴリズムに従つて演算が行なわれる。つまり、
まずステツプ101においては、CPU81にメ
モリ部83のデータV,VP,I、整定部84の
整定値Zp、定数K1,K2、最小感度定数Kpが夫々
読込まれる。次のステツプ102においては、ス
テツプ101で読込んだデータV,I,整定値Zp
を基に演算を行ない、交流量I・Zpと(IZp−V)
が得られる。次のステツプ103においては、ス
テツプ101で読込んだデータVP、定数K1,K2
を基に演算を行ない、交流量K1VPをK2VPが得ら
れる。また、次のステツプ104においては、ス
テツプ102で得られた交流量IZpと、ステツプ
103で得られた交流量K1VPとを基に演算を行
ない、交流量(IZp+K1VP)が得られる。次のス
テツプ105においては、ステツプ104で得ら
れた交流量(IZp+K1VP)の絶対値演算を行な
い、交流量振幅値|IZp+K1VP|が得られる。次
のステツプ106においては、ステツプ102,
103で得られた交流量(IZp−V),K2VPを基
に演算を行ない、交流量IZp−V−K2VPが得られ
る。また、次のステツプ107においては、ステ
ツプ106で得られた交流量IZp−V−K2VPを基
に絶対値演算を行ない、交流量振幅値|IZp−V
−K2VP|が得られる。更に、次のステツプ10
8においては、ステツプ105で得られた交流振
幅値|IZp+K1VP|と、ステツプ107で得られ
た交流振幅値|IZp−V−K2VP|、及びステツプ
101で読込んだ最小感度定数Kpを基に、 |IZp+K1VP|−|IZp−V−K2VP|Kp なる判定演算が行なわれる。その判定演算の結
果、交流量(IZp+K1VP)と(IZp−V−K2VP
との振幅値差が、最小感度定数Kpよりも大なる
時には上記ステツプ108の判定式が成立し、ス
テツプ109において“動作”と判定される。ま
た、上記において逆に振幅値差が最小感度定数
Kpよりも小なる時には、その判定式は不成立で
ありステツプ110において“不動作”と判定さ
れる。
このように、電力系統の電圧V,電流Iをデジ
タル量に変換し、これを予め定められた演算アル
ゴリズムに基づいてデジタル演算を行ないベクト
ルの大きさを比較することによつて動作判定を行
ない電力系統の保護を行なうようにしてデジタル
形距離継電装置において、上記電圧Vに対して
Kp・V∠ψなる関係(kpは定数、ψは電圧Vに
対する進み位相)となるように導出された上記電
圧Vとは異なる電圧VP,整定部に設定された演
算に必要な各定数K1,K2,整定値Zp,最小感度
定数Kpとを用いて、 |IZp+K1VP|−|IZp−V−K2VP|Kpなる判
定演算を行なうようにしたので、継電器設置至近
点の電力系統に事故発生時上記電圧Vが零レベル
になつても方向誤認をせずに確実に動作判定を行
なうことができる。
次に、本発明の他の実施例について説明する。
先ず、その動作原理について述べる。この動作原
理は次式のように表わされる。
|IZp+K1VP|−|IZp−K2VP|Kp ……(13) ここで、VP及びK1,K2は前記実施例と全く同
様のものである。また、前記(3)式と全く同様に考
えて a〓=IZp/k1∠ψ,b〓=IZp/k2∠ψ,c=k2/k1 と置き、更に定数k1=k2と仮定した場合は、 |a〓+V|−|a〓−V|Kp となり、一方定数k1≠k2と仮定した場合には |a〓+V|−c・|b〓−V|kp となる。以上の関係を図に示すと第9図のように
表わされる。図において、ベクトルB(=b〓)
はIZpより角度ψだけ遅れている。また、ベクト
ルA(=−a〓)はベクトルBと180度異なつて
いる。まず、k1=k2の時は上式からも明らかなよ
うに原点を通る直線となり、斜線部で示した領
域が動作域となり、一方、k1≠k2の時には円特性
となり、この円の中心ベクトルZ1,2及び半径
(=|YX/2|)は次式のようになる。
Z1,2=IZp/k2−k1∠−ψ, |YX/2|=|IZp|/|k2−k1| k1<k2の場合には、中心Z1の円内部が動作域とな
り、また逆にk1>k2の場合には中心Z2の円外部が
動作域となる。
本実施例はこのような原理に基づいてなされた
ものである。
第10図はRM部82にプログラミング化し
て記憶されている、CPU1が実行する演算アル
ゴリズムの内容を示すフローチヤートである。2
01はメモリ部83に書込まれたデータVP,I
を、また整定部84に設定された定数K1,K2
整定値Zp,最小感度定数Kpを読取るべくステツ
プである。202はステツプ201で読取つたデ
ータI、整定値Zpを基に、交流量I・Zpを得るべ
く演算を行なうステツプである。203はステツ
プ201で読取つたデータVP,定数K1,K2を基
に、交流量K1・VPとK2・VPを得るべく演算を行
なうステツプである。204はステツプ202,
203の処理内容を基に、交流量(I・Zp
K1・VP)を得るべく演算を行なうステツプであ
る。205はステツプ204の処理内容を基に、
交流量振幅値|I・Zp+K1・VP|を得るべく演
算を行なうステツプである。206はステツプ2
02,203の処理内容を基に、交流量(I・Zp
−K2VP)を得るべく演算を行なうステツプであ
る。207はステツプ206の処理内容を基に、
交流量振幅値|IZp−K2・VP|を得るべく演算を
行なうステツプである。208はステツプ205
の処理内容|I・Zp+K1・VP|及びステツプ2
07の処理内容|I・Zp−K2・VP|を基に、交
流量振幅値差|IZp+K1・VP|−|I・Zp
K2VP|を得るべく演算を行ない、且つその結果
とステツプ201で読取つた最小感度定数Kp
の大小関係を |I・Zp+K1・VP| −|I・Zp−K2・VP|Kp なる判別式を基に比較し、判別式成立時には次の
ステツプ209にて“動作”と判定し、また不成
立時にはステツプ210にて“不動作”と判定す
るものである。
次に、かかる構成のデジタル形距離継電装置の
作用について述べる。いま、送電線3の電圧、電
流が前述同様に電圧、電流変成器5,4によつて
検出され、A/D変換器7に加えられてその大き
さに応じたデジタル信号に変換され、電圧信号
V、電流信号I、及び電圧信号Vとの関係がkp
V∠ψなる電圧信号VPが、デジタル計算機8の
メモリ部83に書込まれる。これより、CPU8
1においてはRM部82にプログラミングされ
ている演算アルゴリズムに従つて演算が行なわれ
る。つまり、まずステツプ201においては、
CPU81にメモリ部83のデータVP,I、整定
部84の整定値Zp、定数K1,K2、最小感度定数
Kpが夫々読込まれる。次のステツプ202にお
いては、ステツプ201で読込んだデータI、整
定値Zpを基に演算を行ない、交流量I・Zpが得ら
れる。次のステツプ203においては、ステツプ
201で読込んだデータVP、定数K1,K2を基に
演算を行ない、交流量K1VPとK2VPが得られる。
また、次のステツプ204においては、ステツプ
202で得られた交流量IZpと、ステツプ103
で得られた交流量K1VPとを基に演算を行ない、
交流量(IZp+K1VP)が得られる。次のステツプ
205においては、ステツプ204で得られた交
流量(IZp+K1VP)の絶対値演算を行ない、交流
量振幅値|IZp+K1VP|が得られる。次のステツ
プ206においては、ステツプ202,203で
得られた交流量(IZp),K2VPを基に演算を行な
い、交流量IZp−K2VPが得られる。また、次のス
テツプ207においては、ステツプ206で得ら
れた交流量IZp−K2VPを基に絶対値演算を行な
い、交流量振幅値|IZp−K2VP|が得られる。更
に、次のステツプ208においては、ステツプ2
05で得られた交流振幅値|IZp+K1VP|と、ス
テツプ207で得られた交流振幅値|IZp−K2VP
|、及びステツプ201で読込んだ最小感度定数
Kpを基に、 |IZp+K1VP|−|IZp−K2VP|Kp なる判定演算が行なわれる。その判定演算の結
果、交流量(IZp+K1VP)と(IZp−K2VP)との
振幅値差が、最小感度定数Kpよりも大なる時に
は上記ステツプ208の判定式が成立し、ステツ
プ209において“動作”と定される。また、上
記において逆に振幅値差が最小感度定数Kpより
も小なる時には、その判定式は不成立でありステ
ツプ210において“不動作”と判定される。
このように、電力系統の電圧V,電流Iをデジ
タル量に変換し、これを予め定められた演算アル
ゴリズムに基づいてデジタル演算を行ないベクト
ルの大きさを比較することによつて動作判定を行
ない電力系統の保護を行なうようにしたデジタル
形距離継電装置において、上記電圧Vと(kp・V
∠ψ)なる関係にある電圧VPを導出し、整定部
に設定された演算に必要な各定数K1,K2,整定
値Zp,最小感度定数Kpとを用いて、|IZp+K1VP
|−|IZp−K2VP|Kpなる判定演算を行なうよ
うにしたので、同様に継電器設置至近点の電力系
統に事故発生時上記電圧Vが零レベルになつても
方向誤認をせずに確実に動作判定を行なうことが
できる。
尚、本発明は上述した実施例に限定されるもの
ではない。
(1) 上記各実施例では、電圧Vと異なる電圧VP
として、VP=kp・V∠ψなる関係にある場合
つついて述べたが、この電圧VPとして電圧V
のnサイクル若しくは(n−1/2)サイクル前 の値を適用しても同様に実施することができる
ものである。
(VP=VN:Vよりnサイクル前の電圧 VP=−VW:Vより(n−1/2)サイクル前の 電圧) 但し、nは1より大なる整数 第11図は、このような関係を前記(3)式の動
作原理に適用する場合の演算アルゴリズムの内
容を示すフローチヤートである。301はメモ
リ部83に書込まれたデータV,Iを、また整
定部84に設定された定数K1,K2,整定値Zp
最小感度定数Kpを読取るべくステツプである。
302はステツプ301で読取つたデータV,
I、整定値Zpを基に、交流量I・Zpと(I・Zp
−V)を得るべく演算を行なうステツプであ
る。303は電圧Vのnサイクル前の電圧VP
を導出するステツプである。304はステツプ
303で読取つたデータVP,定数K1,K2を基
に、交流量K1・VPとK2・VPを得るべく演算を
行なうステツプである。305はステツプ30
2,304の処理内容を基に、交流量(I・Zp
+K1・VP)を得るべく演算を行なうステツプ
である。306はステツプ305の処理内容を
基に、交流量振幅値|I・Zp+K1・VP|を得
るべく演算を行なうステツプである。307は
ステツプ302,304の処理内容及びステツ
プ301で読取つたデータVを基に、交流量
(I・Zp−V−K2VP)を得るべく演算を行なう
ステツプである。308はステツプ307の処
理内容を基に、交流量振幅値|I・Zp−V−
K2・VP|を得るべく演算を行なうステツプで
ある。309はステツプ306の処理内容|
I・Zp+K1・VP|及びステツプ308の処理
内容|I・Zp−V−K2・VP|を基に、交流量
振幅値差|I・Zp+K1・VP|−|I・Zp−K1
−K2VP|を得るべく演算を行ない、且つその
結果とステツプ301で読取つた最小感度定数
Kpとの大小関係を I・Zp+K1・VP| −|I・Zp−V−K2・VP|Kp なる判別式を基に比較し、判別式成立時には次
のステツプ310にて“動作”と判定し、また
不成立時にはステツプ311にて“不動作”と
判定するものである。
電力系統に事故がない場合には、電圧Vと電
圧VPとの間の関係は大きさが等しく、且つ周
波数の変動がなければ、その間の位相差は
(2nπ)若しくは(2n−1)πと異なつている
ことは明らかである。また、系統に事故が発生
した場合はその様相が異なつてくる。このこと
を3相短絡故障等の事故を例にとり説明する。
第12図は事故時における等価回路を示すもの
である。この場合、故障Fの発生前の電圧EF
は、図からもわかるように EF=IF(Zs+Zl+RF/C1) にて表わされる。また、故障時における故障点
の電圧V1は、V1=IF・RF/C1にて表わされる。
従つて、故障時における継電器設置点の電圧V
は、V=IF・Zl+V1となる為、故障発生前の電
圧EFとの間には EF=V+IF・Zs ……(14) なる関係がある。(第13図参照)従つて、こ
の(14)式で示した電圧が事故発生後nサイク
ル、若しくは(n−1/2)サイクル間電圧VPと なることは明らかである。但し、上記において
Zsは背後インピーダンス、Zlは継電器設置点か
ら事故点までの送電線インピーダンス、RF
故障点抵抗、またC1は電流の分流比である。
今、この(14)式の関係を前記(3)式に適用し
た場合、つまり事故発生過渡時の応動を示すと
第14図のようになる。但し、(3)式においては
説明を容易にするめに、K1=K2=kとする。
第14図において、点Pは円Bつまり過渡時の
特性の中心、また半径は|PR|であり、次式
のように表わされる。
また、同図において円Aは事故発生前の特性で
あり、ベクトルSはI・ZSPでまたベクトル
QP→はk/1+2k・I・ZSPである。以上の事から わかるように、定数kの値を小さくすればする
ほど、円Bは円Aに近づくことがわかる。従つ
て、この定数kの値を故障点抵抗RFや潮流等
の影響を考慮して設定するようにすれば、良好
な特性を得ることができる。
一方、(14)式の関系を前記(13)式に適用
した場合は、上記同様にK1=K2=kとすると、 |IZp+KIZSP+kV| −|IZp−kIZSP−kV|Kp ……(16) となり、この時の特性は第15図のように表わ
される。図において、ベクトルSはI・ZS
OMはIZp、Nは(−IZp)、MP→は(−
kIZSP)、またNQ→=MP→である。また、ベクト
ルAが故障発生前の特性を、ベクトルBが過渡
時の特性を表わすものである。
以上の説明からわかるように、電力系統にお
ける継電器設置至近点での事故発生時、電圧V
の値が零になつても、電圧VPの値としては前
述したようにnサイクル若しくは(n−1/2) サイクル間事故前の電圧を示すため、背後イン
ピーダンスZSが整定値Zpの角度と大きく相違し
ない限り、方向誤認することなく良好な特性を
得ることができる。
(2) 上記各実施例における電圧VPとして、電圧
Vとは異なる電力系統の電圧を適用しても同様
に実施することができるものである。この場
合、電圧VPは例えば第16図に示すような3
相の電圧量を用いて、次のように表わされる。
R相:VP(R)=(VST∠90゜+K3・VR)のnサイク
ル若しくは(n−1/2)サイクル前の電圧 S相:VP(S)=(VTR∠90゜+K3・VS)のnサイク
ル若しくは(n−1/2)サイクル前の電圧 T相:VP(T)=(VRS∠90゜+K3・VT)のnサイク
ル若しくは(n−1/2)サイクル前の電圧 このような関係を、前記(3)式或いは(13)式
で示した動作原理式に適用する場合は、次のよ
うになる。
|I( )Zp+K1・VP( )|−|I( )・Zp−V( )−K2・V
P( )|Kp……(17) |I( )Zp+K1・VP( )|−|I( )・Zp−K2・VP( )
Kp……(18) 但し、( )はR,S,T相の相を表わす。
17図はこの(17)式をR相を例に適用する
場合の演算アルゴリズムの内容を示すフローチ
ヤートである。401はメモリ部83に書込ま
れたR相のデータVR,IRを、また整定部84に
設定された定数K1,K2,整定値Zp,最小感度
定数Kpを読取るべくステツプである。402
はステツプ401で読取つたデータVR,IR,整
定値Zpを基に、交流量IR・Zpと(IR・Zp−VR
を得るるべく演算を行なうステツプである。4
03はS相とT相の相間電圧VSTを90度進ませ
た交流量のnサイクル前のデータを導出するス
テツプである。404はR相の電圧VRのnサ
イクル前のデータを導出するステツプである。
405はステツプ403,405の処理内容を
基に、その和をとり交流量VP(R)を導出するス
テツプである。406はステツプ402の処理
内容IRZp,ステツプ405の処理内容VP(R)にス
テツプ401で読込んだ定数K1を乗じ、交流
量(IR・Zp+K1・VP(R)を得るべく演算を行なう
ステツプである。407はステツプ406の処
理内容を基に、交流量振幅値|IR・Zp+K1
VP(R)|を得るべく演算を行なうステツプであ
る。408はステツプ401,402の処理内
容定数K2を乗じ、交流量及びステツプ405
の処理内容VP(R)にステツプ401で読込んだ
(IR・Zp.VR−K2VP(R))を得るべく演算を行な
うステツプである。409はステツプ408の
処理内容を基に、交流量振幅値|IR・Zp−VR
K2・VP(R)|を得べく演算を行なうステツプで
ある。410はステツプ407の処理内容|
IR・Zp+K1・VP(R)|及びステツプ409の処理
内容|IR・Zp−VR−K2・VP(R)|を基に、交流
量振幅値差|IR・Zp+K1・VP(R)|−|IR・Zp
VR−K2VP(R)|を得るべく演算を行ない、且つ
その結果とステツプ401で読取つた最小感度
定数Kpとの大小関係を |IR・Zp+K1・VP(R)|−|IR・Zp ・VR−K2・VP(R)|Kp なる判定式を基に比較し、判別式成立時には次
のステツプ411にて“動作”と判定し、また
不成立時にはステツプ412にて“不動作”と
判定するものである。なお、上記においてはR
相に関する場合をを述べたが、S相,T相に関
しても同様に実現することができることは言う
までもない。結局、電圧VP( )として電圧V( )
とは異なる相の電圧を用いても同様の効果が得
られるものである。すなわち、この場合には電
力系統に1線地絡事故が発生し、地絡相電圧が
零レベルになつても他の相の電圧の相間電圧は
健全時と変らず、前述したように方向誤認する
ことを防止することができる。なお、上記にお
いてR相1線地絡時の電圧のベクトル偏向を示
すと第18図に示すようになることは周知のこ
とである。図において、ベクトルRR→′=2V2F
(:逆相電圧)、SS→′,TT→′=−V2Fである。ま
た、R相の電位は地絡時対地電位になる。更
に、図からもわかるように事故後の相間電圧
VST′は健全時の相間電圧VSTと変わらない。な
お、1点鎖線は健全時の相電圧を表わすもので
ある。
(3) 上記各実施例において、故障点抵抗や負荷の
影響に対しても系統条件に則して、適切に前記
各定数k1,k2,kpを設定するようにすれば、更
に正確な装置の応動を期待することができるも
のである。
以上説明したように本発明によれば、電力系統
の電流I,電圧V等のアナログ電気量をデジタル
量に変換し、これを定められた演算アルゴリズム
に基づいて演算を行ないベクトルの大きさを比較
することによつて動作判定を行ない前記電力系統
の保護を行なうようにしたデジタル形距離継電装
置において、電圧Vに対してkp・V∠ψなる関係
(kpは定数,ψは電圧Vに対する進み位相)とな
るように導出された上記電圧Vとは異なる電圧
VP,上記電圧Vのnもしくは(n−1/2)サイク
ル前の電圧VP,上記電圧Vとは異なる相の相間
電圧VPのうちいずれか一つの電圧VPと、予め設
定された定数K1,K2・整定値Zp・最小感度値Kp
等の整定値と、上記電圧Vもしくは電流Iとを用
いて、予め定められた演算アルゴリズムに従つて
判定演算を行なうようにしたので、上記電力系統
に事故発生時その系統電圧が零レベルになつた場
合においても方向誤認をせずに確実にその動作判
定を行なうことができるデジタル形距離継電装置
が提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は距離継電方式の一般的な構成を示す
図、第2図はモー継電器の一般的な特性を示す
図、第3図はモー継電器の動作原理を説明するた
めの図、第4図、第5図、第6図、第9図、第1
2図、第13図、第14図、第15図、第16
図、第18図は本発明の動作原理及び特性を説明
するための図、第7図は本発明のデジタル形距離
継電装置の一実施例を示す構成ブロツク図、第8
図は第7図におけるROM部の演算アルゴリズム
を示すフローチヤート、第10図、第11図、第
17図は本発明の他の実施例における演算アルゴ
リズムを示すフローチヤートである。 1…電源、2…背後インピーダンス、3…送電
線、4…電流変成器、5…電圧変成器、6…距離
継電器、7…A/D変換器、8…デジタル計算
機、81…CPU、82…RM部、83…メモ
リ部、84…整定部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電力系統の電流I,電圧V等のアナログ電気
    量をデジタル量に変換し、これを定められた演算
    アルゴリズムに基づいて演算を行ないベクトルの
    大きさを比較することによつて動作判定を行ない
    前記電力系統を保護するようにしたデジタル形距
    離継電装置において、前記電圧Vに対してkp・V
    ∠ψなる関係(kpは定数、ψは電圧Vに対する進
    み位相)となるように導出された前記電圧Vとは
    異なる電圧VP、前記電圧Vのnもしくは(n―
    1/2)サイクル前の電圧VP、前記電圧Vとは異な
    る相の相間電圧VPのうちいずれか一つの電圧VP
    と、予め設定された定数K1,K2・整定値Zp・最
    小感度値Kp等の整定値と、前記電流I,電圧V
    とを用い、前記演算アルゴリズムとして |IZp+K1VP|−|IZp−V−K2VP|Kp なる判定演算を行なつて動作判定を行なうように
    したことを特徴とするデジタル形距離継電装置。 2 電力系統の電流I,電圧V等のアナログ電気
    量をデジタル量に変換し、これを定められた演算
    アルゴリズムに基づいて演算を行ないベクトルの
    大きさを比較することによつて動作判定を行ない
    前記電力系統を保護するようにしたデジタル形距
    離継電装置において、前記電圧Vに対してkp・V
    ∠ψなる関係(kpは定数、ψは電圧Vに対する進
    み位相)となるように導出された前記電圧Vとは
    異なる電圧VP、前記電圧Vのnもしくは(n―
    1/2)サイクル前の電圧VP、前記電圧Vとは異な
    る相の相間電圧VPのうちいずれか一つの電圧VP
    と、予め設定された定数K1,K2・整定値Zp・最
    小感度値Kp等の整定値と、前記電流Iとを用い、
    前記演算アルゴリズムとして |IZp+K1VP|−|IZp−K2VP|Kp なる判定演算を行なつて動作判定を行なうように
    したことを特徴とするデジタル形距離継電装置。
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