JPS646606B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS646606B2
JPS646606B2 JP21799482A JP21799482A JPS646606B2 JP S646606 B2 JPS646606 B2 JP S646606B2 JP 21799482 A JP21799482 A JP 21799482A JP 21799482 A JP21799482 A JP 21799482A JP S646606 B2 JPS646606 B2 JP S646606B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyolefin
insulator
thermal expansion
bell mouth
oil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP21799482A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59110311A (ja
Inventor
Masayuki Yamaguchi
Shiro Tanno
Hideo Sato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP21799482A priority Critical patent/JPS59110311A/ja
Publication of JPS59110311A publication Critical patent/JPS59110311A/ja
Publication of JPS646606B2 publication Critical patent/JPS646606B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電力ケーブルの終端接続部に関する。
例えば架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケー
ブル(以下CVケーブルと呼ぶ)の終端接続部の
構造は154KV以下ではゴムストレスコーンとエ
ポキシ碍管を組合せた遮蔽形であり、275KV以
上では油浸コンデンサを用いたコンデンサ形ある
いはベルマウスを用いた油浸タイプの遮蔽形であ
る。特に275KV以上の超高圧線路に対しての終
端接続部は電気的性能および信頼性について良好
なものであることが必要であることは勿論であ
る。一方油浸コンデンサを用いた終端接続部は油
浸コンデンサのみを用いる場合と油浸コンデンサ
とベルマウスを組合せて用いる場合があるが、気
中終端接続部ではこのコンデンサは不可欠の要素
である。しかしながら変圧器直結油中終端接続部
あるいはSF6ガス開閉装置直結のガス中終端接続
部もしくはミニクラツド終端接続部では接続部が
ケース内に収納されるためにベルマウスのみを用
いた遮蔽形とするとよい。一方終端接続部が大型
となると遮蔽構造自体も大型となつてしまい、実
用的でなくなる。
本発明の目的は特に275KV以上のCVケーブル
用終端接続部の構造を遮蔽形としうる新規な構造
を提供することである。
本発明の上記目的はケーブル絶縁体上にポリオ
レフインで構成したベルマウス形ストレスコーン
熱膨脹吸収層を設け、その外周に導電層付ハウジ
ングベルマウスを配置し、これら二つのベルマウ
スの導電層の曲率半径、位置および碍管外側下部
のシールドカバーの曲率半径とを適当に選定する
ことにより達成される。
以下図面に示す実施例により本発明を詳述す
る。
第1図は本発明の一実施例を示す部分断面図で
ある。第1図において、CVケーブルの絶縁体1
を従来通りに所定形状に処理し、例えばエンボス
加工ポリオレフインシートあるいはポリオレフイ
ン成形ユニツト等によるポリオレフイン絶縁補強
層2をその周囲に設けてある。この補強層2の上
には例えば架橋ポリエチレンからなるポリオレフ
インベルマウス5が配置され、ポリオレフイン半
導電層からなる導電層14が設けられる。このよ
うにして形成されるストレスコーンはケーブル絶
縁体の熱膨脹収縮を吸収する熱膨脹吸収層として
も作用する。
このようなストレスコーンを囲むようにハウジ
ングベルマウス3が配置される。ハウジングベル
マウス3には所定の曲率半径を有する導電層14
が同じく設けられる。ハウジングベルマウス3は
エポキシ樹脂でなりエポキシ絶縁管8を備えた下
部銅管7を含む支持構造により電界遮蔽の主位置
に配置される。下部銅管7は防水層6により防水
処理されている。即ちハウジングベルマウス3を
ポリオレフインベルマウス5よりも高圧側に突出
させて配置する。このことによりポリオレフイン
ベルマウス5とシールドカバー9の電界を緩和さ
せることが出来る。
このハウジングベルマウス3の外側には同様に
支持される碍管12を配置し、そして碍管12内
に絶縁油13を充填加圧する。更にこれをケース
10内に囲み、碍管とケースの間にはSF6ガスま
たは油である絶縁物11が充填される。このよう
に本発明の終端接続部が形成される。なお碍管1
2は従来のごとく磁器またはエポキシ樹脂でな
り、絶縁油はシリコーン油またはアルキルナフタ
レン油でよく、その高圧側にはシールド電極15
が設けられる。
第2図はこのようにして形成される本発明の終
端接続部をSF6ガス端末部に応用した場合の導電
位分布を示すものであり、各要素の上記組合せ配
置による電界緩和効果が充分満足すべきものであ
ることを示している。
なお、第1図の実施例においてはストレスコー
ン部のベルマウス5としてポリオレフインを用い
ているがポリオレフイン絶縁補強層2の熱膨脹が
CVケーブルの熱膨脹収縮に充分に追従出来る程
度に大であればベルマウス5をエポキシ樹脂でつ
くることも出来る。
第3図は本発明の他の実施例を示す概略図であ
る。この実施例は第1図の実施例における唯一の
欠点であるハウジングベルマウス3にもとづく外
径寸法の増大を改善するものであり、ハウジング
ベルマウス3の形状を高圧側においてCVケーブ
ルの絶縁体1に接近させたものである。なおこの
実施例においてハウジングベルマウス3の導電層
14をカーボン入りのエポキシ樹脂16に埋め込
むことによりハウジングベルマウス3と一体化さ
せることも可能である。
以上述べたように本発明の終端接続部は油浸コ
ンデンサを必要とせず、構造自体が単純であり、
ポリオレフインベルマウスの小型化も可能である
ため経済的且つ容易に形成することが出来る。更
にケーブル絶縁体上にポリオレフインストレスコ
ーンが設けてあるので信頼性の高いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の部分断面図、第2
図は第1図の実施例における等電位分布を示す
図、第3図は本発明の他の実施例の概略図であ
る。 1……CVケーブルの絶縁体、2……絶縁補強
層、3……ハウジングベルマウス、4……ケーブ
ル遮蔽層、5……ポリオレフインベルマウス、6
……防水層、7……下部銅管、8……エポキシ絶
縁筒、9……シールドカバー、10……ケース、
11……絶縁物(SF6,油)、12……碍管、1
3……絶縁油、14……導電層、15……シール
ド電極。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 電力ケーブル端末部の絶縁体上に設けたポリ
    オレフインからなる絶縁補強層と、この補強層上
    に設けられたポリオレフインベルマウスよりなる
    ストレスコーン熱膨脹吸収層と、この熱膨脹吸収
    層の外周に設けられた導電層を有するハウジング
    ベルマウスと、外側にシールド電極を有し上記各
    要素を覆うように配置された碍管と、この碍管内
    に加圧充填される絶縁油と、から成る電力ケーブ
    ル用終端接続部。
JP21799482A 1982-12-13 1982-12-13 電力ケ−ブル用終端接続部 Granted JPS59110311A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21799482A JPS59110311A (ja) 1982-12-13 1982-12-13 電力ケ−ブル用終端接続部

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JP21799482A JPS59110311A (ja) 1982-12-13 1982-12-13 電力ケ−ブル用終端接続部

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59110311A JPS59110311A (ja) 1984-06-26
JPS646606B2 true JPS646606B2 (ja) 1989-02-03

Family

ID=16712952

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21799482A Granted JPS59110311A (ja) 1982-12-13 1982-12-13 電力ケ−ブル用終端接続部

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JP (1) JPS59110311A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007055316A1 (ja) 2005-11-10 2007-05-18 Dic Corporation 光配向膜用組成物、光学異方体及びその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007055316A1 (ja) 2005-11-10 2007-05-18 Dic Corporation 光配向膜用組成物、光学異方体及びその製造方法

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Publication number Publication date
JPS59110311A (ja) 1984-06-26

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