JPS587935Y2 - 壁貫ガスブツシング - Google Patents
壁貫ガスブツシングInfo
- Publication number
- JPS587935Y2 JPS587935Y2 JP10948077U JP10948077U JPS587935Y2 JP S587935 Y2 JPS587935 Y2 JP S587935Y2 JP 10948077 U JP10948077 U JP 10948077U JP 10948077 U JP10948077 U JP 10948077U JP S587935 Y2 JPS587935 Y2 JP S587935Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- capacitor core
- cylindrical capacitor
- wall
- electrode
- flange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Insulators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、高電圧用の壁貫ガスブッシングに関するもの
である。
である。
従来の高電圧用の壁貫ブッシングの一例を第１図に基づ
いて説明すれば、中心導体１の周囲に油浸コンデンサコ
ア２を積層し、その外周を壁面取付はフランジ３をはさ
んで磁器碍管４，４′で気密に被嵌し、さらに磁器碍管
４，４′内部の空隙部に絶縁油５を充填した構造のもの
が主に使用されていた。
いて説明すれば、中心導体１の周囲に油浸コンデンサコ
ア２を積層し、その外周を壁面取付はフランジ３をはさ
んで磁器碍管４，４′で気密に被嵌し、さらに磁器碍管
４，４′内部の空隙部に絶縁油５を充填した構造のもの
が主に使用されていた。
しかしながら従来のこのような壁貫ブッシングは、使用
電圧が高くなるに従って油浸コンデンサコア２を大型に
しなければならないが、電気的に安定した大型の油浸コ
ンデンサコア２を製造することが技術的に極めて困難な
点に問題点があった。
電圧が高くなるに従って油浸コンデンサコア２を大型に
しなければならないが、電気的に安定した大型の油浸コ
ンデンサコア２を製造することが技術的に極めて困難な
点に問題点があった。
さらに、磁器碍管４，４′内部の空隙部には大量の絶縁
油５を充填しなければならず、火災発生の危険性が高い
ものであるとともに火災発生時の被害の大きいものであ
り、また絶縁油５が漏れた場合は地絡事故に結びつくな
ど多くの欠点および問題点があった。
油５を充填しなければならず、火災発生の危険性が高い
ものであるとともに火災発生時の被害の大きいものであ
り、また絶縁油５が漏れた場合は地絡事故に結びつくな
ど多くの欠点および問題点があった。
本考案の壁貫ガスブッシングは、従来のこのような欠点
および問題点を全て解決するためになされたものであり
、特に高電圧に安定して使用することができる壁貫ガス
ブッシングであって、その構成を一具体例を示す第２図
に基づいて詳細に説明すれば、エポキシ樹脂、ポリエス
テル樹脂等の有機絶縁物６中に、複数のアルミニウム箔
、銅箔等よりなる電極７を同心状でかつ端部を階段状に
埋設して円筒状コンテ゛ンサコア８を形威し、その円筒
状コンデンサコア８中に埋設された最内周の電極７ａと
同電位でかつ外表面が球面状のシールドリング９を円筒
状コンデンサコア８の端部に固定する。
および問題点を全て解決するためになされたものであり
、特に高電圧に安定して使用することができる壁貫ガス
ブッシングであって、その構成を一具体例を示す第２図
に基づいて詳細に説明すれば、エポキシ樹脂、ポリエス
テル樹脂等の有機絶縁物６中に、複数のアルミニウム箔
、銅箔等よりなる電極７を同心状でかつ端部を階段状に
埋設して円筒状コンテ゛ンサコア８を形威し、その円筒
状コンデンサコア８中に埋設された最内周の電極７ａと
同電位でかつ外表面が球面状のシールドリング９を円筒
状コンデンサコア８の端部に固定する。
そして円筒状コンデンサコア８の外周を支持腕１０を介
して壁面取付はフランジ３で保持し、円筒状コンテ゛ン
サコア８の最外周の電極７ｂと壁面取付はフランジ３と
を同電位とする。
して壁面取付はフランジ３で保持し、円筒状コンテ゛ン
サコア８の最外周の電極７ｂと壁面取付はフランジ３と
を同電位とする。
そしてさらに、円筒状コンテ゛ンサコア８の内壁に好ま
しくは非接触状態で挿通させた中心導体１１および円筒
状コンテ゛ンサコア８の外周に、前記壁面取付はフラン
ジ３をはさんで２個の磁器碍管９合成樹脂絶縁筒等の中
空絶縁体１２．１２’を被嵌する。
しくは非接触状態で挿通させた中心導体１１および円筒
状コンテ゛ンサコア８の外周に、前記壁面取付はフラン
ジ３をはさんで２個の磁器碍管９合成樹脂絶縁筒等の中
空絶縁体１２．１２’を被嵌する。
そして中空絶縁体１２．１２’内の空隙部１３にＳＦ６
ガス等の絶縁ガスを充填した構造よりなる壁貫ガスブッ
シングである。
ガス等の絶縁ガスを充填した構造よりなる壁貫ガスブッ
シングである。
なお、円筒状コンテ゛ンサコア８は第２図に示すように
２体であってもよいが、１体で製作されていても勿論よ
いものであり、さらに円筒状コンデンサコア８の外周は
、壁面取付はフランジ３で直接固定保持しても良いし、
第２図のように支持腕１０を介して壁面取付はフランジ
３で保持しても良いものである。
２体であってもよいが、１体で製作されていても勿論よ
いものであり、さらに円筒状コンデンサコア８の外周は
、壁面取付はフランジ３で直接固定保持しても良いし、
第２図のように支持腕１０を介して壁面取付はフランジ
３で保持しても良いものである。
本考案の壁貫ガスブッシングは以上のような構造より成
るものであり、中心導体１１と円筒状コンテ゛ンサコア
８とが非接触状態となっているので、中心導体１１に加
わった荷重や、中空絶縁体１２．１２’の振動が円筒状
コンデンサコア８には伝わらず、機械的にも電気的にも
安定しているものである。
るものであり、中心導体１１と円筒状コンテ゛ンサコア
８とが非接触状態となっているので、中心導体１１に加
わった荷重や、中空絶縁体１２．１２’の振動が円筒状
コンデンサコア８には伝わらず、機械的にも電気的にも
安定しているものである。
さらに電極の端部が階段状となっている円筒状のコンデ
ンサコア８の使用により、壁面取付けフランジ部に集中
する電界を著るしく緩和することができるとともに、中
空絶縁体表面の電界も調整することができるものであり
、さらに球面状のシールドリングの使用によりコロナ特
性が大幅に改善できるものである。
ンサコア８の使用により、壁面取付けフランジ部に集中
する電界を著るしく緩和することができるとともに、中
空絶縁体表面の電界も調整することができるものであり
、さらに球面状のシールドリングの使用によりコロナ特
性が大幅に改善できるものである。
また従来の絶縁油の代りに本考案では内部空隙部に絶縁
ガスを高圧で封入したものであるので、絶縁耐力が高く
しかもオイルチャンバが不用で火災の危険性の全くない
等優れた利点を数多く有するものであり、特に高電圧用
壁貫ガスブッシングとして極めて有用なものである。
ガスを高圧で封入したものであるので、絶縁耐力が高く
しかもオイルチャンバが不用で火災の危険性の全くない
等優れた利点を数多く有するものであり、特に高電圧用
壁貫ガスブッシングとして極めて有用なものである。
第１図は従来の壁貫ブッシングの一例の断面を示す説明
図であり、第２図は本考案の壁貫ガスブッシングの一具
体例の断面を示す説明図である。 １．１１・・・・・・中心導体、２・・・・・・油浸コ
ンデンサコア、３・・・・・・壁面取付はフランジ、４
．４’・・・・・・磁器碍管、５・・・・・・絶縁油、
６・・・・・・有機絶縁物、７・・・・・・電極、７ａ
・・・・・・最内周の電極、７ｂ・・・・・・最外周の
電極、８・・・・・・円筒状コンデンサコア、９・・・
・・・シールドリング、１０・・・・・・支持腕、１２
・・・・・・中空絶縁体、１３・・・・・・空隙部。
図であり、第２図は本考案の壁貫ガスブッシングの一具
体例の断面を示す説明図である。 １．１１・・・・・・中心導体、２・・・・・・油浸コ
ンデンサコア、３・・・・・・壁面取付はフランジ、４
．４’・・・・・・磁器碍管、５・・・・・・絶縁油、
６・・・・・・有機絶縁物、７・・・・・・電極、７ａ
・・・・・・最内周の電極、７ｂ・・・・・・最外周の
電極、８・・・・・・円筒状コンデンサコア、９・・・
・・・シールドリング、１０・・・・・・支持腕、１２
・・・・・・中空絶縁体、１３・・・・・・空隙部。
Claims (1)
- 有機絶縁物６中に複数の電極７を同心状でがっ端部を階
段状に埋設してなる円筒状コンテ゛ンサコア８の端部に
、該円筒状コンテ゛ンサコア８中に埋設された最内周の
電極７ａと同電位でかつ外表面が球面状のシールドリン
グ９を固定し、さらに円筒状コンデンサコア８の外周を
円筒状コンデンサコア８中に埋設された最外周の電極７
ｂと同電位の壁面取付はフランジ３で保持して、円筒状
コンデンサコア８の外周および該円筒状コンデンサコア
８の内壁に非接触状態で挿通された中心導体１１の外周
を、壁面取付はフランジ３を両側よりはさんだ２個の中
空絶縁体１２．１２’で気密に被嵌し、さらに中空絶縁
体１２．１２’内部の空隙部１３に絶縁ガスを充填した
構成よりなる壁貫ガスブッシング。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10948077U JPS587935Y2 (ja) | 1977-08-18 | 1977-08-18 | 壁貫ガスブツシング |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10948077U JPS587935Y2 (ja) | 1977-08-18 | 1977-08-18 | 壁貫ガスブツシング |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5436099U JPS5436099U (ja) | 1979-03-09 |
| JPS587935Y2 true JPS587935Y2 (ja) | 1983-02-12 |
Family
ID=29055474
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10948077U Expired JPS587935Y2 (ja) | 1977-08-18 | 1977-08-18 | 壁貫ガスブツシング |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS587935Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-08-18 JP JP10948077U patent/JPS587935Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5436099U (ja) | 1979-03-09 |
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