JPS5918584Y2 - ブツシング - Google Patents

ブツシング

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Publication number
JPS5918584Y2
JPS5918584Y2 JP9810978U JP9810978U JPS5918584Y2 JP S5918584 Y2 JPS5918584 Y2 JP S5918584Y2 JP 9810978 U JP9810978 U JP 9810978U JP 9810978 U JP9810978 U JP 9810978U JP S5918584 Y2 JPS5918584 Y2 JP S5918584Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
bushing
voltage
capacitor core
insulator
insulating
Prior art date
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Expired
Application number
JP9810978U
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English (en)
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JPS5514288U (ja
Inventor
茂 茂木
巌 大島
新一 毛受
Original Assignee
株式会社東芝
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Publication date
Application filed by 株式会社東芝 filed Critical 株式会社東芝
Priority to JP9810978U priority Critical patent/JPS5918584Y2/ja
Publication of JPS5514288U publication Critical patent/JPS5514288U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はブッシングに係り、特に直流電圧に対する耐電
圧を向上させたブッシングに関する。
高電圧の電気機器に用いられているブッシングは、一般
に交流電圧下で使用されていた。
この種のブッシングは第1図に示すように、気中側接続
端子1、コンサベータ2、気中碍管3、高圧中心導体4
、電位コントロール用導電体を巻きこんだコア5、油中
側碍管6及び絶縁油7で形成され、絶縁油8が封入され
たタンク9に取り付けてブッシングとしての機能を果た
していた。
ところで前述したように、この種のブッシングは交流電
圧下で使用するためその目的でコンデンサコア5、碍管
3,6等の形状9寸法が決められ実用に供されている。
しかし近年、直流送電の実用化とともに変換器用変圧器
、平滑用リアクトル用のブッシングは直流電圧下でも使
用しなければならない状態が出現した。
一般に交流電圧が材料の誘電率の逆比で分布するのに対
して、直流電圧は材料の抵抗比で分布する。
ブッシングのように沿面を有する絶縁構成においても、
基本的にはこのような電位分布の違いが生じる。
また、直流電圧を長時間印加すると、絶縁物表面に電極
より放出された電荷が蓄積され、これが沿面破壊の原因
になる。
このため、直流電圧に対する油浸絶縁物の沿面破壊強度
は交流電圧印加時と比して大きく下回る。
例えば第1図に示すブッシングにおける直流破壊は碍管
3,6内のコンテ゛ンサコア5表面に沿って生じるのに
対し、碍管3,6外部はひだが付しており沿面距離が長
いため破壊には至らない。
このように従来形の交流ブッシングにおいては、交流印
加時には電位分布が均等になっているためブッシング碍
管内外部の絶縁協調が戊されるが、直流印加時には沿面
距離により絶縁強度が決まるため碍管内部の絶縁が弱点
となり、碍管内外部の絶縁協調が威されない。
従って直流電圧に対し、ブッシング碍管3,6内性部の
絶縁協調をはかるには、碍管3,6内に収納されている
部分の沿面距離を碍管3,6外部並とする必要がある。
本考案は上述の点を考慮したもので、交流電圧下でも充
分使用に耐えるもので′あって、コンデンサコアの沿面
距離を長くシ、且つ高圧中心導体から放出される電荷が
上記コア表面に付着することな防止して沿面破壊の低減
を図り、もって直流高電圧にも使用可能なブッシングを
提供することを目的とするもので゛ある。
以下本考案の一実施例を第2図を参照して説明する。
第2図は特にブッシング下部碍管6内構造を示したもの
である。
図において、碍管6内には絶縁油7とともに、高圧中心
導体4及びその外周に油浸絶縁物を巻回して形成され、
電位コントロール用導電体を介在させたコンテ゛ンサコ
ア5が収納されている。
このコンテ゛ンサコア5の下端部には油浸紙からなる断
面コ字形状の絶縁バーリヤ10が、その凹部を上記コア
5の軸方向下部に向けて複数個高圧中心導体4に挿入さ
れている。
各絶縁バーリヤ10はこれらの間に高圧中心導体4に挿
入された絶縁スペーサ11が介在されている。
また絶縁バーリヤ10は最下方の絶縁バーリヤ10の外
側から高圧中心導体4に螺合するナツト12を締付ける
ことにより所定の位置に固定される。
高圧中心導体4は下端にネジ4aが設けられ、このネジ
4aに螺合するメネグ部を有する下部端子13により碍
管6外部に導出される。
このように構成すれば、接地フランジがら高圧中心導体
4までの沿面距離は絶縁バーリヤ10゜10、絶縁スペ
ーサ11を取り付けた分だけ長くなる。
これによりブッシング碍管6内部の直流沿面耐圧強度は
上昇する。
その上昇割合は絶縁バーリヤ10,10、スペーサ11
の形状個数により異なるが、例えばブッシング下部碍管
6の外部並みの沿面距離を所有する様に絶縁バーリヤ1
0.10および絶縁スペーサ11の形状、個数を選べば
、ブッシング下部の碍管6内外部絶縁の協調が計られる
ことになる。
また高圧中心導体4から放出される電荷が断面路コ字形
状の絶縁バーリヤ10.10の凹部内にとどめられ、コ
ンデンサコア5には及は゛ないので、電荷の放出による
沿面破壊も低減されることになる。
尚絶縁バーリヤ10.10はできるだけ沿面距離を延ば
すことを目的に、第3図に示す様に断面コ字形状絶縁バ
ーリヤの開口端を更に内側に折曲した形状とすることが
できる。
この形状は直流電位分布を均等化する上においても有効
であると共に高圧中心導体4から放出される電荷は第2
図の構成よりも一層コンデンサコア5には及ばなく、従
って沿面破壊も一層低減される。
以上述べた様に、本考案によるブッシングにおいては、
コンデンサコアの下端部に、断面路コ字形状の絶縁バー
リヤをその凹部が上記コアの軸方向下部に向けて設ける
ことにより、ブッシング碍管内部の沿面距離が増加する
と共に高圧中心導体から放出される電荷のコンデンサコ
アへの付着は防止できる。
これにより直流沿面耐圧の向上が望めると共に沿面破壊
も低減出来る。
また絶縁バーリヤの形状、大きさ、個数を適当に選ぶこ
とによりブッシング下部碍管外部沿面耐圧強度と同等に
することができる。
したがって直流印加時の碍管内外部の絶縁協調が図られ
、直流に対し信頼性の高いブッシングを提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のブッシングを示す断面図、第2図は本考
案によるブッシングの一実施例の下部を示す断面図、第
3図は本考案の他の実施例を示す断面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 高圧中心導体の外周にコンデンサコアを形成して絶縁油
    とともに外装品内に収納したブッシングにおいて、複数
    個の断面路コ字形状の絶縁パーリヤ夫々を、その凹部が
    前記コンデンサコアの軸方向下部に向けて前記コンデン
    サコアの下端部に設けたことを特徴とするブッシング。
JP9810978U 1978-07-17 1978-07-17 ブツシング Expired JPS5918584Y2 (ja)

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JP9810978U JPS5918584Y2 (ja) 1978-07-17 1978-07-17 ブツシング

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JP9810978U JPS5918584Y2 (ja) 1978-07-17 1978-07-17 ブツシング

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Publication Number Publication Date
JPS5514288U JPS5514288U (ja) 1980-01-29
JPS5918584Y2 true JPS5918584Y2 (ja) 1984-05-29

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ID=29033571

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JP9810978U Expired JPS5918584Y2 (ja) 1978-07-17 1978-07-17 ブツシング

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CN111403128B (zh) 2020-04-02 2021-10-08 国家电网有限公司 一种用于直流输电的支柱绝缘子及直流输电设备

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JPS5514288U (ja) 1980-01-29

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