JPS645682B2 - - Google Patents

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JPS645682B2
JPS645682B2 JP56095072A JP9507281A JPS645682B2 JP S645682 B2 JPS645682 B2 JP S645682B2 JP 56095072 A JP56095072 A JP 56095072A JP 9507281 A JP9507281 A JP 9507281A JP S645682 B2 JPS645682 B2 JP S645682B2
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JP
Japan
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meridian
lens
umbilical
astigmatism
horizontal direction
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Akira Kitani
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Hoya Corp
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Hoya Corp
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Publication date
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Priority to CA000392262A priority patent/CA1175266A/en
Priority to AU78764/81A priority patent/AU530106B2/en
Priority to GB08138743A priority patent/GB2100877B/en
Priority to BR8108418A priority patent/BR8108418A/pt
Priority to FI814167A priority patent/FI75061C/fi
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Priority to FR8124400A priority patent/FR2508186B1/fr
Priority to DE3151766A priority patent/DE3151766C2/de
Priority to IT68700/81A priority patent/IT1145634B/it
Priority to ES509283A priority patent/ES8306885A1/es
Priority to US06/354,051 priority patent/US4729651A/en
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Publication of JPS645682B2 publication Critical patent/JPS645682B2/ja
Priority to US07/468,856 priority patent/USRE34132E/en
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C7/00Optical parts
    • G02C7/02Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses
    • G02C7/06Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses bifocal; multifocal ; progressive
    • G02C7/061Spectacle lenses with progressively varying focal power
    • G02C7/063Shape of the progressive surface
    • G02C7/065Properties on the principal line
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C7/00Optical parts
    • G02C7/02Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses
    • G02C7/024Methods of designing ophthalmic lenses
    • G02C7/027Methods of designing ophthalmic lenses considering wearer's parameters
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C7/00Optical parts
    • G02C7/02Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses
    • G02C7/06Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses bifocal; multifocal ; progressive
    • G02C7/061Spectacle lenses with progressively varying focal power

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Eyeglasses (AREA)
  • Rehabilitation Tools (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は眼鏡用レンズに係り、特に屈折力が累
進的に変化している老視用眼鏡レンズの改良に関
する。
[従来の技術] 老視とは眼球内にある水晶体に弾力が欠乏した
ために近方視に必要な調節作用を営み得ない状態
であるから凸レンズを装用して調節力の不足を補
えば、再び近方視を楽に行なうことが出来る。
ところで一般に近方視は眼鏡枠内の下部を通し
て行なうのが常態であるから、通常の遠方視用の
眼鏡枠内の下部に前述の凸レンズを配置すれば、
1つの眼鏡で遠近両方の視力補正を行なうことが
出来る。
この様な遠近両用眼鏡レンズとして最も単純な
ものに二重焦点レンズがある。近方視用の凸レン
ズの部分は小玉と呼ばれ、その形状、配置、材質
等に関して様々な種類がある。
しかし、この種のレンズに共通した欠点は、遠
方視から近方視に移る際、像が急激に拡大変化
し、違和感を伴なうことにある。この急激な変化
を和らげて、徐々に度数を変化させた表面設計を
行うことにより、遠方の違和感を無くし、同時に
その遠、近の境界領域において、中間距離の視野
をも得られる様にしたレンズとして、所謂、累進
焦点レンズがある。
このレンズは二重焦点レンズの様に、外見上、
近用部分の境界線が目立つこともなく、老視用眼
鏡と察知されにくいところから、美容上の効果に
おいても優れている。
この累進焦点レンズの特徴はレンズ表面上のほ
ぼ中央の上方から下方にかけて非点収差が殆んど
零に等しく、且つその屈折力が所定法則に従い、
累進的に変化している「へそ状子午線」と呼ばれ
る「へそ状点」の連なりが存在していることであ
り、ここで言う「へそ状点」とは2つの主曲率半
径が等しい点のことである。
この「へそ状子午線」を有するレンズ表面の設
計法は次に示す様に理論的には比較的容易であ
る。
先ず、第1図に示す如く、空間内に1つの平面
Qを定め、子午面と呼ぶ。
この子午面Q上に上方から下方にかけてその曲
率半径が所定法則に従い、連続的に減少している
一種の螺線曲線M−M′を定め、子午線を呼ぶ。
この子午線M−M′上の任意の点Giにおける曲率
半径の値をRiとし、曲率中心点をOiとしたとき、
GiとOiを含み前記子午面Qに対して直交する平
面Viを定め、直交平面と呼ぶ。
この直交平面Vi上にGiを通り、かつGiにおけ
る曲率半径の値が前記Riに等しく、またその曲
線中心点が前記Oiに等しい曲線Hi−Hi′を定め、
直交曲線と呼ぶ。この直交曲線Hi−Hi′は前記子
午線M−M′上の全ての点について定めることが
出来るから、そのときの直交曲線の群は一つの局
面を形成する。この曲面をレンズ表面として採用
すれば、前記子午線M−M′上の任意の点は2つ
の主曲率半径が等しい前記「へそ状点」となり、
その結果、前記子午線M−M′は非点収差が殆ん
ど零に等しい前記「へそ状子午線」となるのであ
る。
さて、前述の説明において直交曲線Hi−Hi′は
一点Giについて規定しただけであつた。すなわ
ち、Giにおいて曲率半径Riを有している曲線は
全て前記直交曲線Hi−Hi′として採用することが
出来る。この直交曲線Hi−Hi′の有する自由度を
利用して累進焦点レンズの改良を試みた例が数多
くあり、本発明もその例外ではない。これらの先
行技術の例として特公昭49−3595号、特開昭50−
46348号、特公昭47−9626号等がある。特公昭49
−3595号は、前述の直交曲線Hi−Hi′の曲率半径
をレンズ上方部では中央から側方にかけて減少さ
せ、レンズ下方部では中央から側方にかけて増加
させることによつて、結果的にレンズ全体の非点
収差をより広い範囲に分散希釈させた発明であ
り、特開昭50−46348号は、レンズの側方部にお
ける非点収差の主軸方向、すなわち、像の歪む方
向を垂直及び水平方向に揃えた発明であつていず
れも累進焦点レンズの有する非点収差の軽減化、
無害化を意図している。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、通常の視生活において極めて多
い頻度を占める両眼に依る側方視についての発明
は非常に例が少なく前記先行技術の例では特公昭
47−9626号のみが不充分ながら対応しているにす
ぎない。この特公昭47−9626の主要な特徴はレン
ズ面上の非点収差偏差を傾斜へそ状子午線を含む
子午面を中心として水平方向に左右対称としてい
ることにある。
右眼用レンズと左眼用レンズとは互いに鏡に写
した様な形、すなわち互いに鏡面対称をなしてい
ると考えられるので該従来技術においては正面を
見ている状態から側方に眼を転じたとき、左右眼
球のそれぞれの回転角をほぼ相等しいと見做して
いる事になる。このとき左右両視線の交点、すな
わち視標の位置は第2図の曲線C上の点となる。
この曲線Cは左右眼球の回転中心点OL,ORを結
んだ直線を弦とし、その円周角が視角αに等しい
円弧の一部である。しかしながら、この様な視標
の配置は言うまでもなく不自然であり、通常の状
態とは言い難い。また、後述する側方視における
頭部の回転について全く考慮しておらず、不充分
と言わざるを得ない。一般的に言つて我々が側方
を見る場合は、眼球だけでなく頭部も視標に向け
て回転させているのが普通である。換言すれば、
頭部の回転が眼球の回転を補つているとも言え
る。
第3図に示すように我々が真正面にある物体を
見ている状態から側方βの方向にある視標に眼を
転じるとき、頭部の回転角をβH、眼球の頭部に対
する回転角をβEとすると、一般にβ=βH+βEなる
関係が成り立つ。もし、βなる方向にある視標が
非常に興味をそそるものであつたときはβH>βE
なり、逆の場合にはβH>βEとなるが通常はβH≒βE
と考えて良いであろう。また、βが非常に大き
く、例えば後方を見る場合等にあつては身体の回
転(ねじり)、更には足を使つての身体そのもの
の回転等が関与し、身体全体が文字通り一体とな
つて、眼球が視標を見る働きを助けている。ま
た、これらのことは側方ばかりではなく、上方、
下方についても言える。以上述べた事項を眼鏡レ
ンズの光学設計において考慮することにより、従
来技術には無かつた新たな機能が発生し、より裸
眼状態に近い快適な眼鏡レンズとすることが出来
る。このように本発明は従来とは全く異なる観点
に立ち、前記従来技術の有する諸欠点を無くした
眼鏡レンズを提供することを目的とする。すなわ
ち、前記先行技術における不自然な視標の配置を
より自然な配置に置き替え、且つ両眼側方視に付
随する頭部の回転を考慮し、より裸眼状態に近
い、快適な両眼側方視を可能ならしめる眼鏡レン
ズを提供しようとするものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明に係る累進焦点レンズは、 眼鏡用レンズの屈折表面内に、そのほぼ中央の
上方から下方にかけて屈折力が所定法則に従つて
累進的に変化する区間を有するへそ状子午線M−
M′が存在し、 前記へそ状子午線M−M′は、一つの平面内に
包含される曲線ではなく、そのためレンズ正面か
ら見て直線状には見えないものであり、 前記屈折表面が前記へそ状子午線M−M′を境
としてその直交方向に非対称である部分を含むよ
うに作られる累進焦点レンズにおいて、 当該レンズの装用状態での上下方向を示す基準
線として正面遠方を見るときの視線の通過点を通
る上下方向の子午線L−L′を定めるとき、 前記へそ状子午線M−M′が前記子午線L−
L′と一致している区間において、前記へそ状子午
線M−M′の両側の領域に前記へそ状子午線M−
M′を境として非点収差の分布が左右対称である
屈折表面部分が存在し、 前記へそ状子午線M−M′が前記子午線L−
L′に対して鼻側に変位している区間において、前
記へそ状子午線M−M′から鼻側と耳側へ装用時
の水平方向にてそれぞれ15mm以内の領域に、前記
へそ状子午線M−M′を境として、装用時の水平
方向にて対応する非点収差の分布が左右非対称で
あつて前記水平方向における耳側の非点収差の分
布が前記水平方向における鼻側の非点収差の分布
よりも緩慢な変化を有する屈折表面部分が存在す
るように構成される。
本発明に係る累進焦点レンズは、更に、 前記へそ状子午線M−M′が前記子午線L−
L′に対して鼻側に変位している区間において、更
に、前記子午線L−L′から鼻側と耳側へ装用時の
水平方向にてそれぞれ17.5mm以上離れた2つの側
方領域に、前記子午線L−L′に対して左右対称な
屈折表面部分が存在する構成を含むこともでき
る。
[実施例] 次に本発明の内容を説明する。先ず、水平方向
におけるごく自然な視標の配置として、第4図に
示す直線Dを選んだ場合を例にとる。第4図にお
いてORは右眼球回転中心点であり、また右眼が
正面を見たときの直線D上の視標位置をPOとし
たとき、直線R Oと直線Dとは直角に交わるも
のとする。また、aは直線R Oの距離であり、
P10〜P90は正面から10゜きざみに右方に眼を転じ
たときの直線D上の視標位置であり、P70,P80
P90は紙面の都合上、その方向のみを括弧を付け
て記した。尚、P90は右方無限遠点である。
この直線D上に任意の視標位置Piをとり、<
PoORPi=βとしたとき、、ORからPiまでの距離
ORPiはR=a/cosβで表わされる。さて、前述の 如く側方βの方向の視標を見るとき、頭部の回転
角βHとし、眼球の頭部に対する回転角βEとしたと
き、β=βH+βEなる関係があつた。また眼鏡レン
ズ上で視線が通過する位置を考えるとき、その視
線の方向、すなわち、視標の方向は眼鏡レンズ自
体にとつては上記βEであり、βではない。何故な
らば、眼鏡レンズと頭部とは理論上一体であり、
一体となつて回転する角度βHは眼鏡レンズと視線
との相対的な位置に対して全く無関係だからであ
る。すなわち、眼鏡装用者にとつての視標の方向
(β)と眼鏡レンズにとつての視標の方向(βE
とは相異なり、その差異は頭部の回転角(βH)に
等しい。これが本発明の最大の着眼点であり、従
来技術と根本的に異なる点である。さて上記のよ
うな観点に立ち、眼鏡装用者にとつての視線位置
であるところの第4図の直線Dが、眼鏡レンズに
とつてはどのような視標位置に変わるかを考えて
みる。頭部がβHだけ視標に対して回転したという
ことは相対的に考えれば、頭部に対して視標が−
βHだけ回転したということである。これらの回転
中心が全て第5図の右眼眼球回転中心点ORに等
しく、且つβH≒βEと近似すれば、第5図に示す如
く、直線D上にとつて眼鏡装用者にとつての任意
の視標位置Piは眼鏡レンズにとつてはβ/2の角
度だけORを中心として反時計回りに回転させた
Pi′に等しくなる。すなわちRR′であり

眼球から視標までの距離は不変である。同様にし
て、前述のP10〜P90に対応する点P10′〜P90′をと
ると、これらは第5図の曲線D′を形成する。第
5図において、ORを原点とし、右方をx軸方向、
上方をy軸方向と定めると、Pi′のx座標及びy
座標は x=a/cosβ・sinβ/2 y=a/cosβ・cosβ/2 となり、従つて上記の曲線D′は で表わされる。
以上のことは説明を簡単にするため、右眼の右
側方についてのみ述べたが、右眼の左側方につい
ても、また、左眼に対しても全く同様である。
また、前述のように頭部の回転中心点を眼球の
回転中心点にあるかのように考えたが、言うまで
もなく別な位置にある。
更に両眼視にあつては第6図に示す左右眼球間
の距離R Lの存在のため、眼鏡にとつての視標
位置は第6図に示した右眼の視標DR′と左眼の視
標DL′との2つの曲線の融合された曲線となるで
あろうことが推察できる。
もし、両眼視においても、いずれか片眼が主導
的な役割を果たす場合、すなわち「きき目」が存
在する場合には、その「きき目」の側の眼球に対
応した視標位置が両眼視の視標位置に対して、よ
り大きく影響するであろうことは容易に推察でき
るが、一般的には、第6図に示す如く、左右眼の
視標DL′,DR′の中間に位置する曲線D″が、両眼
視の視標位置になると考えてよいであろう。
この曲線D″が、従来技術における視標位置を
示す第2図の曲線Cと大きく異なつていることに
注目されたい。
第6図において曲線D″上の視標Pi″が正面の位
置、すなわちPOの位置から限りなく右側に移動
するとき、視標Pi″に対する両眼の視角α″すなわ
ち、<OLPi″ORは限りなく零に近づく。視角が限
りなく零に近づくことは、両眼の相対的な輻輳量
が限りなく零に近づくことを意味している。ま
た、視角が零となるのは前述の例においてβ=
90゜すなわちβE=45゜の場合である。まとめると、
眼鏡装用者が正面の有限の距離にある視標を見て
いる状態から側方へ目を転じていくとき、両眼の
相対的な輻輳量は減少を続け、眼鏡装用者にとつ
て真横の方向、すなわち眼鏡にとつて側方約45゜
の方向の視標を見るに至つたとき、この輻輳量は
零となるのである。
次に眼鏡レンズ上における視線の通過する位
置、すなわち眼鏡装用者は眼鏡レンズ上にどの位
置を通して側方を見ているかについて考える。
第7図は本発明に係る累進焦点レンズの一実施
例を具体的数値を与えずに模式的に示し、この第
7図において、71及び72はそれぞれ左眼用及
び右眼用眼鏡レンズであり、いずれもレンズの第
1面(視標側の面)から見た図である。
両レンズ上に太実線で示した曲線M−M′は眼
鏡装用者が正面の視標を見るときの視線の通過位
置を遠方視から近方視にかけて連結させたもので
あり、通常は前述のへそ状子午線に一致する。
同じく両レンズ上に示した直線L−L′は遠方視
における視線の通過位置を通り、上下方向に伸ば
した直線であり、子午線L−L′と呼ぶ。
同じく両レンズ上に示した線S−S′は視線が
45゜右方に転じているときの視線の通過位置を上
下方向に連結させたものである。
さて、第7図に示した眼鏡レンズを通して眼鏡
装用者が視標を見るとき、その視標が眼鏡装用者
の正面で、かつ有限の距離にあるとき、多少なり
とも両眼は輻輳し、その視線は前記L−L′上では
なくM−M′上を通過する。この視標が水平方向
右側に限りなく遠ざかつたとすると前述の如く視
線は右側方45゜に限りなく近づきS−S′上を通過
する。この視線移動の過程において眼鏡レンズ上
における視線の移動距離は右眼の方が左眼より長
い。視標が水平方向左側に限りなく遠ざかつたと
きは逆となり、両方の場合を含めて表現すると、
正面の有限の距離を両眼視している状態から、水
平方向に目を転じて側方を両眼視するに至る過程
において、眼鏡レンズ上での視線の移動距離は耳
側の方が鼻側より長いということが出来る。右眼
用レンズと左眼用レンズとは互いに鏡に写した様
な形、すなわち、互いに鏡面対称を為しているこ
とが望ましいと考えられる。
また、眼鏡レンズ上で、両眼視における視線の
通過する位置は両眼に対して、ほぼ等しい屈折状
態(平均屈折力、非点収差量、非点収差の主軸方
向等)を与えることが望ましい 従つて、第7図に示した眼鏡レンズ71及び7
2における屈折状態(平均屈折力、非点収差量、
非点収差の主軸方向等)の分布は、互いに鏡面対
称を為し、各々のレンンズにおける屈折状態の分
布はM−M′とL−L′とが一致している部分にお
いては水平方向に左右対称であり、M−M′が多
少なりともL−L′に対して鼻側に変位している部
分においてはM−M′から水平方向鼻側に至るよ
りも水平方向耳側に至る方が、より緩慢な屈折状
態の変化を有することが望ましい。また、L−
L′水平方向に一定量以上離れた部分においてはL
−L′に対して左右対称であることが望ましい。な
お、この「一定量」はL−L′上の個々の点に対し
て定めることが出来る。
次に前述した本発明の実施例を第7図に基づい
て更に具体的に説明する。
第7図において、点Oは該レンズの幾何学中心
点であり点Nは点Oより下方14mm鼻側2.5mmに位
置するレンズ表面上の点である。
該レンズにおいて、点Oを通る水平線より上部
は遠用視のための領域であり、点Nを通る水平線
より下部は近用視のための領域であり、残余の領
域、すなわち、点Oを通る水平線より下方で且つ
点Nを通る水平線より上方の領域は、中間的な距
離を見るための領域である。また直線L−L′は点
Oを通る子午線であり、曲線M−M′は点Oと点
Nとを通る前述のへそ状子午線を示す。このへそ
状子午線M−M′上の屈折力はM−Oにおいて一
定値DFであり、N−M′において一定値DNであ
り、O−NにおいてはDFからDNへと累進的に増
加している。また、直線S−S′及び直線T−
T′は、子午線L−L′に対して、平行且つ対称な
位置にあり、L−L′からの水平距離は、本実施例
ではいずれも23mmであり、S−S′及びT−T′より
外側の領域はL−L′に対して水平方向に対称な面
となつている。
該レンズのレンズ表面の決定は、前記のへそ状
子午線M−M′上の任意の点Giを通り、水平方向
に該レンズを分割したときの断面曲線群の包絡面
として定義される。
個々の断面曲線上の点Giにおける曲率半径は、
前述の如く、点Giがへそ状点となる様な値とし
て定められる。断面曲線として最も単純なものは
円であろう。事実、本実施例においても、最初に
設定した断面曲線は円であり、後述する屈折状態
(平均屈折力、非点収差量、非点収差の主軸方向
等)の分布を勘案しつつ該断面曲線の形状を変更
した。このとき前記点Giにおける曲率半径だけ
は点Giをへそ状点として保つために、変更しな
い方がよいであろう。このようにして、仮に設定
した断面曲線群から、その包絡面上の任意の点に
於ける2つの主曲率半径及びその軸方向を求める
ことはGaussの曲面論として公知である。
また、前記2つの主曲率半径をジオプターを単
位とした屈折力に換算することは D=N−1/Rなる式としてよく知られている。
ここにおいて、 D;屈折力(単位ジオプター) R;曲率半径(単位m) N;レンズの屈折率(単位なし)である。
このようにして得られた2つの屈折力の相加平
均をとれば平均屈折力が得られ、差をとれば非点
収差量が得られる。また、非点収差の軸方向は、
前記主曲率半径の軸方向に一致している。このよ
うにして得られた屈折状態の分布が前述の如く該
へそ状子午線M−M′が多少なりとも該子午線L
−L′より鼻側に変位している部分において、該へ
そ状子午線M−M′から水平方向鼻側に至るより
も水平方向耳側に至る方がより緩慢な屈折状態の
変化を有するように前記断面曲線を修正し、該レ
ンズのレンズ表面を決定した。この例では左眼用
レンズについてのみ詳述したが右眼用レンズにつ
いても同様である。
その結果、左右眼用レンズ表面は互いに鏡に写
したような形、すなわち、互いに上下及び前後方
向については相等しく、左右方向のみを逆に設定
したようなレンズ表面における屈折状態の分布は
おおむね第7図の左眼用レンズ71において、耳
側に描いたT1−T1′,T2−T2′,T3−T3′,T4
T4′の各曲線上と、それらに対応して鼻側に描い
たS1−S1′,S2−S2′,S3−S3′,S4−S4′の各曲線
上とは、水平方向において、それぞれほぼ等しい
屈折状態を有している。右眼用レンズ72におい
ても同様であり、一見して、へそ状子午線M−
M′が多少なりとも子午線L−L′より鼻側に変位
している部分においてM−M′より耳側の方が鼻
側より粗なる屈折状態の変化を有していることが
知られるであろう。このようにして設計した本発
明によるレンズ表面をレンズ材料上に生成せしめ
る方法は、従来技術において用いている方法と何
ら変るところはない。
一例を挙げれば、数値制御されたフライス盤に
前述の本発明によるレンズ表面を0.5mm方眼の各
交点における切削深さとして記憶させ、レンズ材
料を加工すれば、比較的粗い該レンズ表面を得る
ことが出来る。次いでこの粗い表面を柔軟な研磨
布を使い、逐次、研磨剤の粒度を細かくして研磨
することにより、最終的に光沢のあるレンズ表面
とすることが出来る。
次に前述した本発明に係る累進焦点レンズのレ
ンズ表面上の各領域の寸法について、第7図に示
された左眼用レンズ71を例にとつて言及する。
既に述べたように、L−L′からS−S′及びT−
T′までの水平距離は23mmであり、M−M′上の点
Nは水平方向にてL−L′から鼻側2.5mmの距離の
位置にある。また、点Oを通る水平線より上側の
領域において、第7図からも明らかなように、
T1−T1′,T2−T2′,T3−T3′,T4−T4′,T−
T′及びS1−S1′,S2−S2′,S3−S3′,S4−S4′,S
−S′の各線は、上側領域では水平方向に等間隔で
描かれており、その間隔の長さは23/5=4.6mmであ る。このように、第7図に示された模式図に基づ
けば上記の如き寸法関係が明らかになる。
そこで、上記寸法関係に基づいて、レンズの下
側領域に生じる前述した屈折状態の分布が対称な
表面部分と非対称な表面部分とを寸法的に特定す
ると次のようになる。
前述したように(第17頁第13行目ないし第19頁
第8行目)、屈折状態の分布が対称な表面部分は、
厳密にいうとS−S′及びT−T′の外側の領域にな
る。しかし、実用面を考慮して近似的に対称な表
面部分も含めて考えると、第7図から明らかなよ
うにS4−S4′及びT4−T4′の各内側近傍から外側の
領域であると考えることが出来る。上記寸法によ
れば、L−L′からS4−S4′及びT4−T4′(上側領域
において)までの水平距離は23−4.6=18.4mmで
あり、それらの内側近傍にて対称な表面部分の境
界線を得るとすれば、L−L′から当該境界線まで
の距離は約1mm減じてほぼ17.5mm(L−L′からの
水平距離)となる。
一方、屈折状態の分布が非対称な表面部分は、
対称な表面部分の上記境界線よりも内側の領域で
ある。これを左眼用レンズ71の鼻側の非対称な
表面部分で考えると、L−L′から対称な表面部分
の境界線までの距離は17.5mmであり、また鼻側の
非対称の表面部分はM−M′の鼻側に形成され且
つM−M′上のNはL−L′より2.5mmの位置にある
から、M−M′から境界線までの水平距離(下側
領域における)は17.5−2.5=15mmとなる。非対
称な表面部分はM−M′の耳側にも形成され、同
寸法(15mm)の水平距離の範囲に形成されること
になる。
なお、へそ状子午線M−M′を境にして左右15
mm以内の領域の屈折面を採用しているのは、一般
的に眼鏡製造業者間では周知であり、一つの基準
とされる西ドイツ国家規格DIN58203の眼鏡レン
ズ規格の4.1に示すレンズ区域(30φ)を基準とし
たもので(日本では累進レンズのJIS規格は存在
していない)、眼鏡レンズで最も重要な部分とし
ての中央部分を示し、本発明では、左右15mm以内
の領域に本発明の構成を満足する屈折面が部分的
に存在すれば本発明の効果は達成されるとするも
のである。
さらに、子午線L−L′から17.5mmを超えた領域
について、これは眼鏡業者では周知技術で、通常
の眼鏡店で枠入れの際行われる、内よせ量2.5mm
を前記領域の寸法(15mm)に加えたものである。
この眼鏡業者が行う2.5mmの内よせとは、日本人
の大人の平均PD(瞳孔間距離)は64mmといわれ、
眼前30cmの視標に対する眼鏡装用時のレンズでの
視線の移動量とされており、もちろん厳密にいえ
ば個人差はあるが、一般的に当業者において使用
される基準値を示したものである。
また、第8図に本発明に係る累進焦点レンズに
おける非収差線の分布の状態の例を示す。
[発明の効果] 本発明によれば、累進焦点レンズの装用状態に
おける眼生理学的知見にもとづいたレンズ設計、
すなわち従来の先行技術における不自然な視線の
配置をより自然な配置に置き替え、且つ両眼側方
視に付随する頭部の回転を考慮した設計がなされ
ているので、より裸眼状態に近い、快適な両眼側
方視を可能にすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は累進的屈折力変化を有するレンズ表面
の一般的な設計法を示す説明図、第2図は従来技
術における視標位置を示す説明図、第3図は本発
明における視標方向と頭部の回転及び眼球の回転
との相互関連を示す説明図、第4図は本発明にお
ける眼鏡装用者にとつての視標位置の一例を示す
説明図、第5図は本発明における眼鏡レンズにと
つての視標位置の一例を示す説明図、第6図は第
5図の両眼視における場合の一例を示す説明図、
第7図は本発明による眼鏡レンズの一例を示す概
略図、第8図は本発明の累進焦点レンズにおける
非点収差線分布の一例を示す分布図である。 符号の説明、71…左眼用眼鏡レンズ、72…
右眼用眼鏡レンズ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 眼鏡用レンズの屈折表面内に、そのほぼ中央
    の上方から下方にかけて屈折力が所定法則に従つ
    て累進的に変化する区間を有するへそ状子午線M
    −M′が存在し、 前記へそ状子午線M−M′は、一つの平面内に
    包含される曲線ではなく、そのためレンズ正面か
    ら見て直線状には見えないものであり、 前記屈折表面が前記へそ状子午線M−M′を境
    としてその直交方向に非対称である部分を含むよ
    うに作られる累進焦点レンズにおいて、 当該レンズの装用状態での上下方向を示す基準
    線として正面遠方を見るときの視線の通過点を通
    る上下方向の子午線L−L′を定めるとき、 前記へそ状子午線M−M′が前記子午線L−
    L′と一致している区間において、前記へそ状子午
    線M−M′の両側の領域に、前記へそ状子午線M
    −M′を境として非点収差の分布が左右対称であ
    る屈折表面部分が存在し、 前記へそ状子午線M−M′が前記子午線L−
    L′に対して鼻側に変位している区間において、前
    記へそ状子午線M−M′から鼻側と耳側へ装用時
    の水平方向にてそれぞれ15mm以内の領域に、前記
    へそ状子午線M−M′を境として装用時の水平方
    向にて対応する非点収差の分布が左右非対称であ
    つて前記水平方向における耳側の非点収差の分布
    が前記水平方向における鼻側の非点収差の分布よ
    りも緩慢な変化を有する屈折表面部分が存在する
    ことを特徴とする累進焦点レンズ。 2 特許請求の範囲の第1項において、 前記へそ状子午線M−M′が前記子午線L−
    L′に対して鼻側に変位している区間において、更
    に、前記子午線L−L′から鼻側と耳側へ装用時の
    水平方向にてそれぞれ17.5mm以上離れた2つの側
    方領域に、前記子午線L−L′に対して左右対称な
    屈折表面部分が存在することを特徴とする累進焦
    点レンズ。
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