JPH1031198A - 多焦点眼鏡レンズ - Google Patents

多焦点眼鏡レンズ

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JPH1031198A
JPH1031198A JP9092736A JP9273697A JPH1031198A JP H1031198 A JPH1031198 A JP H1031198A JP 9092736 A JP9092736 A JP 9092736A JP 9273697 A JP9273697 A JP 9273697A JP H1031198 A JPH1031198 A JP H1031198A
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JP
Japan
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dpt
zone
reference point
spectacle lens
astigmatism
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JP9092736A
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English (en)
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Gerhard Kelch
ゲルハルト・ケルヒ
Lahres Hans
ハンス・ラーレス
Konrad Saur
コンラッド・ザウア
Helmut Wietschorke
ヘルムート・ヴィートショルケ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Carl Zeiss SMT GmbH
Carl Zeiss AG
Original Assignee
Carl Zeiss SMT GmbH
Carl Zeiss AG
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C7/00Optical parts
    • G02C7/02Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses
    • G02C7/06Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses bifocal; multifocal ; progressive
    • G02C7/061Spectacle lenses with progressively varying focal power
    • G02C7/063Shape of the progressive surface
    • G02C7/065Properties on the principal line
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C7/00Optical parts
    • G02C7/02Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses
    • G02C7/06Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses bifocal; multifocal ; progressive
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  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プログレッションチャネルができる限り幅広
い多焦点眼鏡レンズを提供し、且つ単眼視及び両眼視の
場合の鮮鋭度と調和度に関する条件を顕著に損なわずに
この眼鏡レンズの側方結像誤差を減少させること。 【解決手段】 本発明は、2つの光学的に有効な面を有
し、最厚主断面で遠距離基準点における作用は−4.0
dpt から+4.0dpt であり、0.0から4.0dpt の
円柱と、1.00から3.00dpt のアディションとを
含み、非球面で、少なくとも2倍の安定性をもって分別
可能であり、軸対称形でないスライディングビュー面を
少なくとも1つ有し、スライディングビュー面は遠視用
ゾーンと、近視用ゾーンと、それらのゾーンの間に位置
するプログレッションゾーンとを含むような多焦点眼鏡
レンズに関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特許請求の範囲第
1項の前文に記載される、区域ごとに屈折率がスライド
する多焦点眼鏡レンズに関する。
【0002】
【従来の技術】このような眼鏡レンズは一般にスライデ
ィングビューレンズとも呼ばれる(たとえば、欧州特許
第0562336号又は欧州特許第0452802
号)。レンズの屈折率の所望の漸進的推移を実現する眼
鏡レンズの面もスライディングビュー面と呼ばれる。ス
ライディングビューレンズの値を計算する場合には、そ
の使用状況を確定する。そのような状況は、たとえば、
ドイツ工業規格(DIN)58208の第2部、図7に
提示されている。物体距離に関してはDIN58208
による記載を利用する。すなわち、近距離基準点におい
て物体距離aは、2.50dpt 以下のあらゆるアディシ
ョン(Addition)に対してa=−380mm、
2.50dpt を越えるあらゆるアディションに対しては
a=−1000mm/アディションとなる。
【0003】スライディングビューレンズの目側頂点か
ら光学的目回転中心点Z′までの回転中心−頂点間距離
b′は、誤視度が0.00dpt であるとき、28mmであ
ると想定される。統計学的に見れば、目の全長と誤視度
は互いに従属し合う関係にある。近視の目はより長い構
造になり、遠視の目はより短い構造になる。従って、近
似すると、b′=28.0−0.2×平均遠距離部分作
用(Wirkung)である。スライディングビュー眼
鏡の場合、フレームは、原則として、フレームへのはめ
込み後のスライディングビューレンズが垂直線に対して
平均して約9度傾斜するように前方に傾いている。それ
により、スライディングビューレンズと目との相対位置
は確定される。このような使用状況においては、光線計
算は全て眼鏡を掛ける人に合わせて、すなわち、眼鏡使
用者の目の前に眼鏡レンズを掛けたときと全く同じよう
な状況の下で実行できる。
【0004】スライディングビューレンズは長年にわた
って知られており、いくつかのメーカーから提供されて
いる。その1例は本出願人による商品名「Gradal
HS」のスライディングビューレンズであり、このレ
ンズはドイツ特許第3016935号(欧州特許出願第
0039497号)の中に記載されている。
【0005】一般に広く適用可能なスライディングビュ
ーレンズには、数多くの必要条件が課される。すなわ
ち、遠距離ゾーンは、眼鏡使用者に対して、できる限り
小さな球面収差と非点収差を有していなければならず
(遠方を見る場合、できる限り高い視力鮮鋭度が要求さ
れるため)、また、近距離ゾーンは、近距離に対して不
自然に大きく視線を落とす必要がなく且つ有効領域を十
分に広くとるように、十分に高い位置になければならな
い。
【0006】プログレッションゾーン内で、明瞭に見通
すことができる主視線の両側の領域をプログレッション
チャネルともいう。中程度の距離にある物体を見るとき
にいつも頭を動かさなければならないという事態を避け
るために、眼鏡使用者はこのプログレッションチャネル
を極力広くとることを望む。どのスライディングビュー
レンズについても、その可否はこの幅によって大きく左
右される。
【0007】このような単眼視に関わる条件に加えて、
両眼視に関わる必要条件も課される。眼鏡使用者の最適
の補正を目標として設定したならば、レンズの両眼視特
性に特に入念な注意を払わなければならない。両眼視は
一対の目の協同作用(Wirkung)から成る。従っ
て、眼鏡レンズの両眼視特性は一対のレンズの特性であ
る。一対の目について両眼のバランスが要求されるた
め、一対のレンズを等価にする必要がある。この等価性
はあらゆる視線方向に対して設定されなければならず、
結像品質と、プリズム方向転換とに関係づけられなけれ
ばならない。等価の結像品質は左右の等しい見え方を可
能にして、等価のプリズム方向転換は1つの物体点を
(直視して)観察するときには障害のない融合を可能に
し、物体の周辺を(間接的に見て)認知するときには習
慣的な奥行認知を可能にする。
【0008】単眼視と両眼視に関わるこれら全ての条件
は、現れる全てのジオプトリック効果に対して、また、
全てのアディションに対してできる限り適切に満たされ
るべきである。あらゆるスライディングビューレンズに
は、特にプログレッションゾーンの主視線の両側に、明
瞭な視覚を妨げる非点収差が必然的に現れるという確か
な欠陥がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は、プログレッションチャネルができる限り幅広い多焦
点眼鏡レンズを提供し、且つ単眼視及び両眼視の場合の
鮮鋭度と調和度に関する鮮鋭度と調和度に関する条件を
顕著に損なわずにこの眼鏡レンズの側方結像誤差を減少
させることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この課
題は、特許請求の範囲第1項の特徴部分に挙げられてい
る特徴の組合わせを満たすスライディングビューレンズ
によって解決される。原則として、周知の全てのスライ
ディングビューレンズは、不可避の誤差(視力鮮鋭度の
低下、ゆがみ、両眼視時の不均衡)を「重要」な視野領
域(遠距離ゾーン、プログレッションゾーン、近距離ゾ
ーン)が十分に利用可能となるように配分した妥協の産
物である。
【0011】目と脳から成る系は上記の結像誤差をある
程度までは許容する。その限界は物体距離と視線の方向
に応じて様々に異なる。双眼視のバランスに関しては、
ドイツ特許第3016935号(欧州特許出願第003
9497号)に記載されているスライディングビューレ
ンズは、そのような妥協が成功した例として見ることが
できる。本発明による多焦点眼鏡レンズの特別の特徴
は、眼鏡使用者にとって、スライディングビューレンズ
の最も重要な特性が最適の形で釣合いをとって組合わさ
れていることである。すなわち、プログレッションチャ
ネルはきわめて幅広く、プログレッションチャネルの脇
の非点収差はなだらかに増加し、また、プログレッショ
ンチャネル及び近距離部分の側方の平均作用はさほど急
激には降下せず、調和を保っているのである。さらに、
プログレッションチャネル全体は正しい収束位置にあ
る。この改善は提示されるアディション領域で実現され
ると共に、要求される範囲の遠距離部分のあらゆる球面
作用及び非点収差作用に対して実現される。
【0012】本発明に従った特徴の組合わせは、眼鏡を
掛けたときの品質が最高である多焦点眼鏡レンズを定義
する。プログレッションゾーンが短い場合に本発明を適
用すると、特に有利である。その場合、眼鏡レンズの中
央領域における非点収差の最大値が小さくなるので有利
である。本発明のその他の有利な構成は特許請求の範囲
第2項から第10項に挙げられており、以下の明細書の
中でもさらに詳細に説明する。以下、図面に基づき例を
挙げて本発明を説明する。以下の説明の中には、その他
の重要な特徴並びに本発明をさらに良く理解する上で有
用な本発明の思想の説明及びその構成の可能性を記載す
る。
【0013】
【発明の実施の形態】図示されているスライディングビ
ューレンズは上部に遠距離ゾーン、下部に近距離ゾーン
を有する。それら2つのゾーンの間にプログレッション
ゾーンが位置している。以下の説明中、stHは眼鏡使
用者の遠距離基準点における効果の絶対最厚主断面を表
わす。この場合、眼鏡レンズはフレーム内で9度の傾き
を有する。眼鏡レンズの目側の面と、目の光学的回転中
心点との離間距離は28−0.2* 平均作用(mm)であ
る。このような眼鏡レンズの使用時に上から下へまっす
ぐに視線を動かすと、その都度の視線の傾きに対して、
所定の屈折率の推移が鮮鋭に結像される物体の距離を確
定する。各々の物体距離に対して、一対の目の内方への
動きが必要になる。
【0014】従って、各々の目の視線は、上述のように
見る方向を動かして行ったとき、スライディングビュー
面を完全に規定された線、すなわち、主視線に沿って貫
通することになる。これは、鼻に向かって弓なりに反っ
たスライディングビュー面上の曲線である。この線はス
ライディングビュー面を鼻領域と、こめかみ領域とに分
割する。スライディングビューレンズは、遠距離を見る
ために確定されたジオプトリック作用(球,円柱,軸)
が実現されている遠距離基準点と、近距離を支障なく見
るために不可欠な作用が存在している近距離基準点とを
有する。
【0015】原則として、スライディングビューレンズ
は十字線、いわゆるセンタリングクロスを刻印した状態
で提供される。これは遠距離基準点から縦に3mm下がっ
た位置にあるのが好ましい。そこで、眼鏡屋では、目を
まっすぐにのぞき込んだときにセンタリングクロスが瞳
の中心に来るように、スライディングビューレンズを眼
鏡フレームの中にはめ込む(図5を参照)。
【0016】原則として、スライディングビューレンズ
には、アディションによって大きさが決まり且つ基底位
置が270°であるいわゆる厚さ減少プリズムが設けら
れている。使用すべき値を確定するときには、次の表を
利用するのが好ましい。 このプリズムは角度誤視を補正するためのものではな
く、縁部の厚さを上下でほぼ等しくする働きをする。
【0017】本発明は、遠距離基準点における球面作用
が−4.00dpt から+4.00dpt であり且つ非点収
差作用(円柱)は0.00dpt から+4.00dpt であ
るような多焦点眼鏡レンズに限定される。さらに、2つ
の主断面はいずれも4.00dpt を越えてはならない。
円柱の軸位置は0度から180度に位置することができ
る。
【0018】アディションの範囲は1.00dpt から
3.00dpt までである。ここでは、アディションはI
SO/DIS8980−2の5.1.1項に従って、眼
鏡使用者に適合する光路内(着用時位置)で選択されて
いる。スライディングビューレンズの2つの面の少なく
とも一方は、少なくとも2倍の安定性をもって分別可能
であり且つ上部に遠視用ゾーン、下部に近視用ゾーンを
それぞれ含み、それらのゾーンの間にプログレッション
ゾーンが位置している非球面である。
【0019】遠距離基準点から位置している非球面であ
る。遠距離基準点から近距離基準点までの距離は多くて
も21mmである。この場合、近距離基準点は、近距離に
ある物体に対する一対の目の収束を考慮に入れるため
に、主視線上に位置しているのが理想的であるが、全て
の作用(Wirkung)及びアディションに対して、
近距離測定値を得るための測定点を一貫した位置とする
ために、鼻側へ2.5mmずれているのが好ましい(図6
を参照)。
【0020】プログレッションチャネルの幅はプログレ
ッションゾーンの長さによって大きく左右される。プロ
グレッションゾーンが長すぎると、近視用ゾーンは下方
へ余りにも大きくずれてしまうので、頭部と身体を快適
な状態に保ちつつ眼鏡を使用することができなくなり、
また、プログレッションゾーンが短すぎると、プログレ
ッションチャネルは不必要に狭くなる。
【0021】本発明によれば、主視線に沿って最大で1
1mmの長さにわたり、アディションの75%の作用はほ
ぼ直線的に増大すると最適である。この直線的な増大に
よって、プログレッションチャネルは一様な幅を保ち、
狭窄は全く起こらない。プログレッションチャネルの
幅、すなわち、明瞭に見通せる領域の幅は、非点収差が
0.75dpt より小さい領域によって規定される。その
ような非点収差は視力鮮鋭度を幾分かは阻害するが、大
半の観察課題に対して全く障害が認められない程度であ
るにすぎない。たとえば、新聞を読む場合には0.5の
視力で十分であることがわかっている。プログレッショ
ンチャネルの最小幅はアディションと、遠距離基準点に
おける最厚主断面(stH)の作用とによって決まる。
【0022】スライディングビューレンズの調和性は、
特に、側方領域の最大非点収差によって決まる。この非
点収差が大きくなるにつれて、眼鏡使用者が、まわりを
見回すときにより大きな障害を感じるようになる。この
結果として不鮮鋭さが発生すると共に、それに関連して
揺動運動を余儀なくされる。
【0023】有効プログレッションゾーンの最小幅につ
いて有利な値(0.75dpt より小さい非点収差)は、
以下の表から推定できる。
【0024】最大非点収差をできる限り小さく保持する
と有利である。本発明によれば、同様にアディションの
従属性を示す値が得られる。これらの値は、まれにしか
見るということのないスライディングビューレンズの領
域のみに限定される。この領域は水平方向に50mm、垂
直方向に40mmの広がりをもつ楕円形によって表わさ
れ、しかも、センタリングクロスから縦に4mm下がった
位置にある点を中心としている。この楕円の外には、フ
レームにはめ込むときに除去されるか又は直接に見ると
きにごくまれにしか利用されない点しか存在していな
い。
【0025】作用が増大することにより、また、側部領
域で非点収差をできる限り小さくすることが求められる
ために、スライディングビューレンズの下部領域におけ
る平均作用は側方に向かって減少する。これは有効近距
離領域の幅を制限し、揺動運動を招くであろう。
【0026】本発明に従って、平均作用がアディション
によって決まる限界値を下回らないようにすることによ
り、上記の欠点は明確に減少する(図2を参照)。スラ
イディングビューレンズにおいて、はじめは互いに矛盾
していた必要条件をこれまで全く達成されなかった最適
の形で均衡させるこれら全ての特性を周知の面形状及び
最適化の方法を共に利用することによって実現できるこ
とはわかっている。
【0027】本発明の思想の有利な展開は、両眼視に関
連して対応する透視点において、球面収差と非点収差が
ほぼ同じ値を有するように構成することにより達成され
る。内部で眼鏡を掛けて行った試験によれば、眼鏡使用
者は左右の目で同等の視覚印象をもったときに快適に感
じることがわかった。さらに、眼鏡使用者の目の前で良
好な調和性を得るためには、上記の楕円により規定され
る領域の中で両眼視ができる限り阻害されないようにす
ると有利である。
【0028】これは、垂直方向差を0.5cm/m以下に
保持することによって達成可能である。そこで、一対の
目を不自然に融合運動させる必要はなくなり、二重像は
回避される。たとえば、RAL−RG915では、0.
5cm/mの値を両眼視の場合の許容プリズム偏差として
提示している。さらに、遠視用ゾーンで側方を見るとき
に物体を明瞭に認知できるようにすると有利である。
【0029】このために、非点収差をアディションに従
って制限する。アディションが小さいとき、その制限を
非常に小さく保つことができるが、アディションが大き
くなると、その他の条件を目立つほど損なわないため
に、やむをえず制限を幾分か大きくすると有利である。
この制限は、眼鏡をかけたときに慣れるに従って支障が
ないと感じられるような大きさである。もう1つの有利
な構成は、主視線に沿って明瞭な視覚を目立つほどには
損なわないような非点収差を許容することにある。
【0030】これは、0.5dpt 以下の非点収差が許容
されるということから明らかである。これにより、その
他の結像誤差を最小限に抑えるための自由度が得られ
る。同様に、スライディングビュー面の物体側位置で、
水平面とプログレッションゾーンの上部におけるスライ
ディングビュー面とが交わる線が側方に向かってまず顕
著に大きくなり、続いて再び小さくなる湾曲をもつ曲線
を形成するようにスライディングビュー面を構成すると
有利であるといえる。スライディングビュー面の目側位
置では、湾曲は相応してまず顕著に小さくなり、続いて
再び大きくなる。この特性は、上記の全ての条件を最適
の状態で満たすことを容易にする。スライディングビュ
ーレンズを頂点屈折率測定装置で測定する場合、測定円
の中の球面収差と非点収差が小さいほど、測定値をより
容易に、そしてより正確に読取れる。
【0031】遠距離測定円では、通常、測定される高速
の直径は約7mmであり、近距離測定円では、測定される
光束の直径は約4mmである。近距離測定円の球面収差に
関しては、多焦点眼鏡レンズは、あらかじめ規定された
近距離作用が既に近距離測定点の1mm上方で達成される
ような構成であると有利である。これにより、近距離測
定円の内側の球面収差を小さな値にとどめることができ
る。
【0032】本発明による例を図1から図4に示す。こ
の場合、遠視作用は0.00dpt 、アディションは2.
00dpt である。材料は1.600の屈折率を有し、中
心厚さは2.5mmであり、厚さ減少用プリズムは基底が
270°の1.25cm/mである。図1は非点収差を示
し、図2は遠距離基準点から始まる作用の増大を示し、
図3、4は、3×3mmのラスタの中でスライド作用を生
じさせる前面のアーチ高さを示す。これらの条件を満た
すことによって、大半の眼鏡使用者にとってこの作用領
域の中で最良の妥協策が見出されたという知識は、着用
試験から得られる。それらの試験は社内で実施され、選
択したデザインを確証している。
【0033】言うまでもなく、本発明によるスライディ
ングビューレンズをケイ酸塩又は有機材料(たとえば、
CR39)で、それぞれ利用可能な屈折率をもつものと
して計算し且つ設計することができる。製造方法と経済
的な面で考慮すべき事項に応じて、スライディングビュ
ーレンズの前面、背面又は両面をスライディングビュー
面として構成できる。さらに、他の平均的な使用状況に
ついても相応するスライディングビューレンズを計算で
きることも自明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 平均的な使用状況において遠距離部分作用が
0.00dpt 、アディションは2.00dpt である本発
明によるスライディングビューレンズの非点収差を示す
図。
【図2】 平均的な使用状況において遠距離部分作用が
0.00dpt 、アディションは2.00dpt である本発
明によるスライディングビューレンズの平均作用の増加
を示す図。主視線(1)は水平線(2)と、作用増加が
ちょうど1.00dpt となる箇所で交わる。水平線
(2)の下方では、平均作用は総じて遠距離基準点にお
けるより0.60dpt より大きくなる。
【図3】 図1及び図2に関する計算の基礎を成すスラ
イディングビューレンズの前面の上部のアーチ高さを示
す図。
【図4】 図1及び図2に関する計算の基礎を成すスラ
イディングビューレンズの前面の下部のアーチ高さを示
す図。
【図5】 非点収差が小さく保持される遠視用領域内の
範囲の限界を示す図。
【図6】 (1)遠視用ゾーン、(2)プログレッショ
ンゾーン、(3)近視用ゾーン、(4)主視線及び
(5)センタリングクロスを有するスライディングビュ
ーレンズを示す図。
【図7】 光学的目回転中心点をZ′とし且つ回転中心
−頂点間距離をb′とする目の前の平均的使用状況にお
ける周知のスライディングビューレンズを示す図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 コンラッド・ザウア ドイツ連邦共和国・73432・アーレン−ヴ ァルトハウゼン・ヘルツフェルドシュトラ ーセ・46/1 (72)発明者 ヘルムート・ヴィートショルケ ドイツ連邦共和国・73433・アーレン−ヴ ァッサーアルフィンゲン・コルピンクシュ トラーセ・34

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの光学的に有効な面を有し、絶対最
    厚主断面における遠距離基準点の作用は−4.0dpt か
    ら+4.0dpt であり、0.0から4.0dpt の円柱
    と、1.00から3.00dpt のアディションとを含
    み、非球面で、少なくとも2倍の安定性をもって分別可
    能であり且つ軸対称形ではないスライディングビュー面
    を少なくとも1つ有し、スライディングビュー面は遠視
    用ゾーンと、近視用ゾーンと、それらのゾーンの間に位
    置するプログレッションゾーンとを含む多焦点眼鏡レン
    ズにおいて、センタリングクロスから縦に4mm下がった
    点から測定して水平方向に50mm、垂直方向に40mmの
    広がりをもつ楕円形領域の中で、下記の特徴、すなわ
    ち、 近距離基準点は遠距離基準点から下方へ21mmまでの位
    置にあり且つ好ましくは鼻側へ2.5mmずれていること
    と、 遠視用ゾーンは、遠距離部分作用及びアディションに従
    って程度の差こそあれ鼻に向かって弓形に反った曲線を
    形成する主視線によって近視用ゾーンと結合されている
    ことと、 この主視線の両側のプログレッションゾーンの中に、
    0.75dpt 未満の非点収差が存在する領域が形成され
    ていることと、 この領域の水平方向の最小幅(mm)は以下の表: から推定可能であり、且つ遠距離基準点の最厚主断面
    (stH)及びアディション(ADD)によって決定さ
    れることと、 主視線との交点でアディションの二分の一に到達する水
    平線の下方では、平均作用が遠距離基準点における平均
    作用より以下の表: に挙げられている値dwだけ大きいことが残らず満たさ
    れることを特徴とする多焦点眼鏡レンズ。
  2. 【請求項2】 センタリングクロスは遠距離基準点から
    縦に好ましくは3mmの距離だけ下がった位置に設けら
    れ、最大で11mmの長さにわたり、プログレッションゾ
    ーンにおける作用は主視線に沿ってアディションの75
    %だけほぼ直線的に増大して行き、ADD<=1.50
    dpt のときの最大非点収差Amax(dpt 単位)は、 Amax <= (1.13 + 0.070* stH + 0.016* stH**2)* ADD の式により与えられ、ADD>=1.75のときの最大
    非点収差Amax(dpt単位)は、 Amax <= (1.16 + 0.025* stH + 0.004* stH**2)* ADD. の式により与えられることを特徴とする請求項1記載の
    多焦点眼鏡レンズ。
  3. 【請求項3】 主視線の両側の、両眼視に関して対応す
    る点において、球面収差と非点収差についてほぼ等しい
    値が得られることを特徴とする請求項1又は2記載の多
    焦点眼鏡レンズ。
  4. 【請求項4】 主視線の鼻側とこめかみ側のプリズム作
    用は、両眼視に関して対応する見通し箇所で、直視時の
    垂直方向差が0.5cm/mを越えないように選択されて
    いることを特徴とする請求項1、2又は3記載の多焦点
    眼鏡レンズ。
  5. 【請求項5】 遠視用ゾーン内のPhi>45−30/
    ADDのあらゆる点について非点収差は0.5dpt より
    小さく、水平線に関する角度Phi(単位は度)はセン
    タリングクロスで測定されることを特徴とする請求項1
    から4のいずれか1項又は複数項に記載の多焦点眼鏡レ
    ンズ。
  6. 【請求項6】 プログレッションゾーンの中に主視線に
    沿って、プログレッションゾーンの上部領域ではほぼゼ
    ロdpt であり且つさらに推移して行く間に0.50dpt
    の値を越えない非点収差が存在していることを特徴とす
    る請求項1から5のいずれか1項又は複数項に記載の多
    焦点眼鏡レンズ。
  7. 【請求項7】 プログレッションゾーンの上部の、スラ
    イディングビュー面と水平平面とが交わる箇所に、スラ
    イディングビュー面の物体側位置における湾曲が良い視
    覚を得るゾーンの縁部の周囲から始まって、まず、側方
    へ顕著に増大し、続いて再び減少するような曲線が存在
    していること、スライディングビュー面の目側位置で
    は、湾曲はまず顕著に減少し、続いて再び増大して行く
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項又は複
    数項に記載の多焦点眼鏡レンズ。
  8. 【請求項8】 遠距離基準点を中心とする直径7mmの円
    の中及び近距離基準点を中心とする直径4mmの円の中で
    は、スライディングビューレンズの目側の面に対して垂
    直に進む任意の光線の非点収差は、相応して進み、それ
    ぞれの基準点を通る測定光線の非点収差と多くとも0.
    11+0.02* ADDdpt 異なっていることを特徴と
    する請求項1から7のいずれか1項又は複数項に記載の
    多焦点眼鏡レンズ。
  9. 【請求項9】 遠距離基準点を中心とする直径7mmの円
    の中及び近距離基準点を中心とする直径4mmの円の中で
    は、スライディングビューレンズの目側の面に対して垂
    直に進む任意の光線の非点収差は、相応して進み、それ
    ぞれの基準点を通る測定光線の非点収差と多くとも0.
    17dpt 異なっていることを特徴とする請求項1から7
    のいずれか1項又は複数項に記載の多焦点眼鏡レンズ。
  10. 【請求項10】 近距離基準点から縦に少なくとも1mm
    上がった位置にある点で、要求されるアディションの1
    00%が達成されることを特徴とする請求項1から9の
    いずれか1項又は複数項に記載の多焦点眼鏡レンズ。
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