JP2005284059A - 眼鏡レンズ - Google Patents

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Abstract

【課題】 ラップアラウンド型等のそり角が大きい眼鏡フレームに適した光学設計がされた眼鏡レンズを提供することを目的とする。
【解決手段】 そり角が200°以上の眼鏡フレームに組み込まれる眼鏡レンズであって、物体側の屈折面又は眼球側の屈折面に設計基準点におけるそり角によって生じる乱視の収差を相殺する乱視の屈折力が付加され、物体側の屈折面又は眼球側の屈折面に設計基準点におけるそり角によって生じるプリズム屈折力を相殺するプリズム屈折力が付加され、物体側の屈折面又は眼球側の屈折面に鼻側と耳側とで相互に異なる非球面を形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ラップアラウンド型フレーム等のそり角が大きい眼鏡フレームに組み込まれる眼鏡レンズに関する。
近年、主にスポーツ用のサングラスとして、ラップアラウンド型の眼鏡フレームが用いられるようになってきている。図1(a)の斜め方向からの斜視図、図1(b)の上側から見た斜視図にラップアラウンド型の眼鏡フレームの一例を示す。図1に示すように、ラップアラウンド型の眼鏡フレームは、そり角が大きく顔に沿うように曲がっているため、顔の側面までレンズがあり、視野が広いという特長がある。そのため、スポーツ時の保護眼鏡、眼球保護などの眼鏡としてスポーツ選手に愛用されている。
ラップアラウンド型の眼鏡フレームを掛けているスポーツ選手が多くなった影響で一般の人も使用することが多くなってきた。そのため、矯正用の眼鏡が必要な人もラップアラウンド型の眼鏡フレームを使用したい要望が多くなってきている。
しかしながら、従来、ラップアラウンド型の眼鏡フレームに組み込む矯正用の眼鏡レンズは、ラップアラウンド型の深いカーブに対応する曲率が大きい眼鏡レンズが提供されているだけであり、光学的にラップアラウンド型の眼鏡フレームに対応したものは未だ無いのが現状である。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、ラップアラウンド型等のそり角が大きい眼鏡フレームに適した光学設計がされた眼鏡レンズを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、第1に、そり角が200°以上の眼鏡フレームに組み込まれる眼鏡レンズであって、物体側の屈折面又は眼球側の屈折面に前記そり角によって生じる収差を設計基準点において相殺する乱視の屈折力が付加され、物体側の屈折面又は眼球側の屈折面に前記そり角によって生じるプリズム屈折力を前記設計基準点において相殺するプリズム屈折力が付加され、物体側の屈折面又は眼球側の屈折面に前記設計基準点を通る垂直線を基準として鼻側と耳側とで相互に異なる非球面が形成されていることを特徴とする眼鏡レンズを提供する。
本発明の眼鏡レンズは、そり角が200°以上で視線に対して眼鏡レンズが傾斜する眼鏡フレームに組み込まれたときに、光学的に最適になるように設計されている。即ち、視線に対して水平方向に斜めになっている眼鏡レンズには収差とプリズム屈折力が生じている。そのため、任意の設計基準点でこれらの収差とプリズム屈折力を打ち消すように物体側の屈折面又は眼球側の屈折面に乱視の屈折力とプリズム屈折力を付加する。設計基準点以外の部分はこれらの乱視の屈折力とプリズム屈折力を付加しただけでは収差を補正できないため、鼻側と耳側とで相互に異なる非球面を形成することにより、眼鏡レンズ全体の収差を良好に補正し、良好な光学性能を有する眼鏡レンズとすることができる。
本発明は、第2に、上記第1の眼鏡レンズにおいて、前記眼鏡フレームが傾斜角を有し、物体側の屈折面又は眼球側の屈折面に前記傾斜角によって生じる収差を前記設計基準点において相殺する乱視の屈折力が付加され、物体側の屈折面又は眼球側の屈折面に前記傾斜角によって生じるプリズム屈折力を前記設計基準点において相殺するプリズム屈折力が付加されていることを特徴とする眼鏡レンズを提供する。
眼鏡レンズがそり角に加えて垂直方向から地面側に傾く傾斜角を有する眼鏡フレームに組み込まれる場合には、傾斜角によって眼鏡レンズには収差とプリズム屈折力が生じている。そのため、任意の設計基準点でこれらの収差とプリズム屈折力を打ち消すように物体側の屈折面又は眼球側の屈折面に乱視の屈折力とプリズム屈折力を付加することで良好な光学性能を有する眼鏡レンズとすることができる。
本発明は、第3に、第1または第2に記載の眼鏡レンズにおいて、物体側の屈折面又は眼球側の屈折面に前記設計基準点を通る水平線を基準として上側と下側とで相互に異なる非球面が形成されていることを特徴とする眼鏡レンズを提供する。
眼鏡レンズがそり角に加えて垂直方向から地面側に傾く傾斜角を有する眼鏡フレームに組み込まれる場合には、設計基準点において傾斜角により発生する収差とプリズム屈折力を打ち消すように物体側の屈折面又は眼球側の屈折面に乱視の屈折力とプリズム屈折力を付加することにより、傾斜角により発生する収差を設計基準点において補正することができる。設計基準点以外の部分はこれらの乱視の屈折力とプリズム屈折力を付加しただけでは収差を補正できないため、上側と下側とで相互に異なる非球面を形成することにより、眼鏡レンズ全体の収差を良好に補正し、良好な光学性能を有する眼鏡レンズとすることができる。本発明は必ずしも眼鏡レンズがそり角に加えて垂直方向から地面側に傾く傾斜角を有する眼鏡フレームに組み込まれる場合に限られない。
本発明は、第4に、上記第1〜3いずれかの眼鏡レンズにおいて、前記物体側の屈折面の屈折力が、5ディオプトリー以上であることを特徴とする眼鏡レンズを提供する。
ラップアラウンド型の眼鏡フレームに組み込むためには、眼鏡レンズの曲率を大きくすることが好適である。
以下、本発明の眼鏡レンズの実施の形態について説明するが、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。
本発明の眼鏡レンズは、図1に示したようなそり角が大きいラップアラウンド型の眼鏡フレームに組み込まれたときに、最適な光学性能を発揮するように設計されている。眼鏡フレームのそり角とは、図2(a)に示すように、左右リム面のなす角度を示し、180°未満の場合を内ぞりの状態、180°より大の場合を外ぞりの状態と呼ぶ。本発明の眼鏡レンズは、そり角が200°以上の外ぞりの状態の眼鏡フレームに適合する光学性能を有する。市販されているラップアラウンド型の眼鏡フレームのそり角は、概ね200〜250°の範囲である。そり角が200°以上の眼鏡フレームには、図1に示したラップアラウンド型の眼鏡フレームの他、水中眼鏡、保護用眼鏡等がある。
そり角が200°以上の眼鏡フレームは、顔に沿うように曲がっているため、眼鏡レンズが視線に対して傾斜した状態で固定されている。そり角が200°以上の眼鏡フレームに組み込まれる眼鏡レンズは、通常の眼鏡レンズよりも曲率が大きいものが必要で、物体側の屈折面の曲率は、屈折力で表すと、通常5ディオプトリー以上であり、6〜12ディオプトリーの範囲が一般的である。
通常の眼鏡レンズはそり角が180°、即ち、そりが無い眼鏡フレームに組み込まれることを想定して物体側の屈折面と眼球側の屈折面が設計されている。検眼の際にもそりが無い検眼用の眼鏡フレームが用いられている。このように、そりが無い眼鏡フレームに組み込まれることを想定した光学性能を有する眼鏡レンズが視線に対して傾斜した状態で固定されると、光学性能上不都合が生じる。
通常の眼鏡レンズがそり角が無い状態で使用されると、所定の光学性能が発揮される。しかし、大きなそり角を有する眼鏡フレームに組み込み、眼鏡レンズを視線に対して傾斜させると、図3(a)に示すように、上下方向の屈折力はほぼそのままで、図3(b)に示すように左右方向の屈折力を変えたことになり、収差が生じ、球面レンズに乱視の効果を与える。また、眼鏡レンズを視線に対して傾斜させると、図3(b)に示すように、プリズム屈折力が生じる。
また、図2(b)に示すように、眼鏡レンズの光軸が水平方向から傾斜して眼鏡レンズの下方が顔に近づくように傾斜角をもって眼鏡フレームに組み込まれる場合には、この傾斜角によってもそり角と同様に収差とプリズム屈折力とが生じる。
そのため、そり角が180°を想定していた眼鏡レンズをそり角が200°以上の眼鏡フレームに組み込んでいた場合には、少なくともそり角による乱視の屈折力を生じさせる収差とプリズム屈折力とが存在していたことになり、眼鏡レンズを通してぼけた像が見えるという不都合があった。
本発明の眼鏡レンズにおいては、このような収差を補正して明瞭に見える光学性能に優れた眼鏡レンズを得るため、設計方法として、第1ステップで、屈折面に任意の設計基準点を設定し、第2ステップで、物体側の屈折面又は眼球側の屈折面にそり角によって生じるプリズム屈折力を設計基準点において相殺するようにプリズム屈折力を付加する。第3ステップで、物体側の屈折面又は眼球側の屈折面にそり角によって生じる乱視の屈折力を設計基準点において相殺するように乱視の屈折力を付加する。第4ステップで、設計基準点以外の屈折面においては設計基準点の収差とプリズム屈折力とを補正しただけでは屈折面全体の収差を補正できないため、設計基準点を境にして少なくとも設計基準点を通る垂直線の左右で異なる非球面を与えることにより眼鏡レンズ全体の収差を良好に補正する。第2ステップと第3ステップは逆にすることも可能であり、また、どちらか一方のみを行うことも可能である。
また、眼鏡フレームが眼鏡レンズに傾斜角を与える場合には、そり角によって生じる収差の補正に加えて、傾斜角によって生じる乱視の屈折力を設計基準点において相殺するように乱視の屈折力を付加し、更に、傾斜角によって生じるプリズム屈折力を設計基準点において相殺するようにプリズム屈折力を付加すると共に、設計基準点を境にして少なくとも設計基準点を通る水平線の上下で異なる非球面を与えることにより眼鏡レンズ全体の収差を良好に補正することができる。
なお、傾斜角は一般に小さいため、設計基準点における収差補正を省略し、設計基準点を境にして少なくとも設計基準点を通る水平線の上下で異なる非球面を与えるだけで眼鏡レンズ全体の収差を良好に補正することが可能である。
設計基準点は任意の位置を設定できるが、通常は、眼鏡装用者が自然な姿勢で遠方を見ているときの視線のレンズ上での通過地点であるアイポイントを選定する。収差とプリズム屈折力は、眼鏡レンズが眼鏡フレームで固定されるそり角及び傾斜角並びに眼鏡レンズの度数によって変動する。そのため、設計基準点でこれらのそり角、傾斜角、度数による収差を補正する必要がある。
そり角と傾斜角によって生じる乱視の屈折力を相殺するように乱視の屈折力を付加する屈折面は、物体側の屈折面と眼球側の屈折面のいずれでもよい。その場合の付加するトーリック面の最大の屈折力を有する面の軸は、眼鏡レンズを傾ける時に軸とした方向であり、そり角の場合は設計基準点を通る垂直線であり、傾斜角の場合は設計基準点を通る水平線である。
また、そり角と傾斜角によって生じるプリズム屈折力を相殺するようにプリズム屈折力を付加する屈折面は物体側の屈折面と眼球側の屈折面のいずれでもよい。付加するプリズム屈折力は、そり角の場合は鼻側が基底方向になるように、傾斜角の場合は上側が基底方向となるように屈折面を設計基準点を中心にして傾斜させる。
物体側の屈折面に乱視の屈折力を付加し、眼球側の屈折面にプリズム屈折力を付加するようにしてもよく、あるいはこれらを逆にしてもよい。更に、眼球側の屈折面に乱視の屈折力とプリズム屈折力の両方を付加し、これらの屈折力を合成した屈折面とするようにしてもよい。
設計基準点におけるそり角と傾斜角によって生じる乱視とプリズムの収差を補正しても、眼鏡レンズ全体では、視線に対して左右方向及び上下方向で傾斜している眼鏡レンズでは、設計基準点の左右方向と上下方向で視線に対する傾斜角度が非対称となるため、完全に補正することはできない。
そのため、眼鏡フレームがそり角だけを有する場合には、設計基準点を通る垂直線を境にして少なくとも鼻側と耳側とで相互に異なる非球面を物体側の屈折面又は眼球側の屈折面に与えることによって補正を行う。また、眼鏡フレームが傾斜角も有する場合には、鼻側と耳側の非対称に加えて設計基準点を通る水平線を境にして上側と下側とで相互に異なる非球面を物体側の屈折面又は眼球側の屈折面に与えることが好ましい。相互に異なる非球面とは、曲率の変化のし方が異なる非球面であり、鼻側と耳側、或いは上側と下側で与えられる各非球面はおのおの、少なくとも1つの非球面式で表される曲面である。
次式は非球面式の一例である。
Figure 2005284059
但し、zは曲面の座標値、rは光軸と直交する方向における光軸からの距離、cはレンズ頂点における曲率、k、Aはそれぞれ非球面係数である。鼻側と耳側、或いは上側と下側で与えられる各非球面が各々1つの非球面式によって表される場合、曲率の変化のしかたが異なる非球面とは、異なる非球面係数を有する同一の非球面式で表される非球面や、異なる定義式で表される非球面から選ばれる非球面のことである。また、鼻側と耳側、或いは上側と下側で与えられる各非球面が各々2つ以上の非球面式によって表される場合、曲率の変化のし方が異なる非球面とは設計基準点を通る垂直線或いは水平線に対し軸対称な位置において、非球面を表す非球面式が同一の定義式で表され且つ異なる非球面係数を有する非球面や、異なる定義式で表される非球面である部分を持つ非球面であっても良い。。
図2(c)に、右目用の眼鏡レンズにおける非球面を与える区分を示す。説明の便宜上眼鏡レンズの中心にアイポイントの設計基準点Sが設定されている。そり角のみを考慮する場合は、この設計基準点Sを通る垂直線(Y軸)を境にして鼻側と耳側の2分割された領域で相互に異なる非球面式で非対称に非球面を与える。上下方向に対しては同じ非球面式を用いて対称的に非球面を与える。また、傾斜角も考慮するときには、この2分割に加えて、設計基準点Sを通る水平線(X軸)を境にして上側と下側の2分割された領域を加えて4分割された領域にそれぞれ異なる非球面式で非球面を与えるようにする。勿論、これらの左右非対称と上下非対称の4つの非対称区分をそれ以上の区分に分割し、それぞれに異なる非球面式で表される非球面を与えるようにしてもよい。
(実施例1)
物体側(凸面、外面)の屈折面の屈折力が8D(ディオプトリー)、眼球側(凹面、内面)の屈折面の屈折力が10.54D、中心厚が1.05mm、度数が−2.5Dの球面設計の単焦点レンズを基本のレンズとして用いた。この単焦点レンズはそり角が無い眼鏡フレームに組み込まれていることを想定している。この単焦点レンズをそり角が無い眼鏡フレームに組み込んだときの目視収差を図4(a)に、目視平均度数を図4(b)に示す。以降の図では、全て右目用の眼鏡レンズを示し、破線で示される水平線は図2(c)に示したX軸、破線で示される垂直線は図2(c)に示したY軸と同じであり、これらの中心での交点がアイポイントである設計基準点である。アイポイントの左側が鼻側、右側が耳側である。
図4(a)から、単焦点レンズをそり角が無い眼鏡フレームに組み込んだときには、収差はほとんど無く、良好な光学性能を有することが認められる。このレンズを物体側の屈折面上のアイポイントを中心に傾けそり角が210°、傾斜角がゼロのラップアラウンド型の眼鏡フレームに組み込んだ場合の目視収差を図4(c)に、その目視平均度数を図4(d)に示す。以後、レンズを傾ける際に中心とした物体側の屈折面上のアイポイントをラップアラウンド型のフレームに組み込んだ時のアイポイントとし、設計基準点とする。
図4(a)と図4(c)の目視収差を比較すると、そり角によって収差が発生し、中心より鼻側の部分に大きな収差が発生し、アイポイントにも収差が発生していることが認められる。また、図4(b)と図4(d)の目視平均度数を比較すると、そり角によって度数は中心部から鼻側にかけての一部が過矯正になり、そこから左右両端に向けて急激に落ちていることが認められる。
レンズ中心のアイポイントを設計基準点として設定し、眼球側の屈折面をX方向10.31D、Y方向10.48Dのトーリック面とすると共に、眼球側の屈折面を鼻側が基底方向となるようにアイポイントを中心として水平方向に2.83°(プリズム屈折率:0.328プリズムディオプトリー)傾けるプリズム補正を行った。これらの補正が行われた眼鏡レンズの目視収差を図5(a)に、目視平均度数を図5(b)に示す。
図4(c)と図5(a)の目視収差を比較すると、アイポイント周辺の収差はこれらの補正によりほぼ無くなっているが、左右方向に非対称に収差が残っている。また、図4(d)と図5(b)の目視平均度数を比較すると、中心部から鼻側にかけての度数の過矯正が補正されているが、周辺に向けて左右非対称に急激に度数の低下が認められる。
アイポイントでの収差を補正した後、アイポイントを通るY軸を境にしてX方向のマイナス方向(鼻側)の収差を補正する非球面係数を有する非球面式を用いて鼻側の眼球側の屈折面に非球面を付加し、X方向のプラス方向(耳側)の収差を補正する非球面係数を有する非球面式を用いて耳側の眼球側の屈折面に非球面を付加し、更に、Y方向にはX軸を境にして上下に同じ非球面係数を有する非球面式を用いて眼球側の屈折面にX軸対称に非球面を付加した。
その結果、物体側の屈折面が球面で、眼球側の屈折面が、そり角による収差を打ち消すためのトーリック面とプリズム屈折面、これらに加えて非球面式で表される非球面の曲面が合成された非球面を有する眼鏡レンズを設計することができた。この眼鏡レンズの目視収差を図5(c)に、その目視平均度数を図5(d)に示す。また、眼球側の屈折面の面収差を図6(a)に、面度数を図6(b)に示す。
従来の眼鏡レンズの目視収差を示す図4(c)と本発明の目視収差を示す図5(c)とを比較すると、本発明の眼鏡レンズでは、収差は周辺部で悪くなっているように見えるが、実際のフレームに枠入れする領域は中心近傍であるので、フレーム枠内では収差は良好に補正されている。また、従来の眼鏡レンズの目視平均度数を示す図4(d)と本発明の目視平均度数を示す図5(d)とを比較すると、度数は全体で均一化されている。
(実施例2)
実施例1と同じく、物体側(凸面、外面)の屈折面の屈折力が8D(ディオプトリー)、眼球側(凹面、内面)の屈折面の屈折力が10.54D、中心厚が1.05mm、度数が−2.5Dの球面設計の単焦点レンズを基本のレンズとして用いた。
このレンズを物体側の屈折面上のアイポイントを中心に傾けそり角が210°、傾斜角が8.66°のラップアラウンド型の眼鏡フレームに組み込む場合を想定して眼球側の屈折面に対して収差の補正を行った。ここでレンズを傾ける際に中心とした物体側の屈折面上のアイポイントをラップアラウンド型のフレームに組み込んだ時のアイポイントとし、設計基準点とする。アイポイントにおける、そり角によって生じる収差、そり角によって生じるプリズム屈折力、傾斜角によって生じる収差、傾斜角によって生じるプリズム屈折力をそれぞれ打ち消すように補正した。更に、設計基準点を通るY軸を境にしてX方向の鼻側と耳側にそれぞれ異なる非球面係数を有する非球面式及び設計基準点を通るX軸を境にしてY方向の上側(プラス側)と下側(マイナス側)にそれぞれ異なる非球面係数を有する非球面式を用いて眼球側の屈折面に非球面を付加した。即ち、X軸とY軸で4分割した耳側の上側、耳側の下側、鼻側の上側、鼻側の下側の領域それぞれに異なる非球面係数を有する非球面式を用いて非球面を付加した。
その結果、物体側の屈折面が球面で、眼球側の屈折面が、そり角による収差を打ち消すためのトーリック面とプリズム屈折面及び傾斜角による収差を打ち消すためのトーリック面とプリズム屈折面、これらに加えて非球面式で表される非球面の曲面が合成された非球面を有する眼鏡レンズを設計することができた。
このように補正した眼鏡レンズの眼球側の屈折面の面収差を図6(c)に、その面度数を図6(d)に示す。また、基本となった球面設計の単焦点レンズをそり角が210°、傾斜角が8.66°のラップアラウンド型の眼鏡フレームに組み込んだ場合の目視収差を図7(a)に、目視平均度数を図7(b)に示す。また、眼球側の屈折面に対して上記補正を行った実施例2の眼鏡レンズの目視収差を図7(c)に、その目視平均度数を図7(d)に示す。
従来の眼鏡レンズの目視収差を示す図7(a)と本発明の眼鏡レンズの目視収差を示す図7(c)とを比較すると、従来の球面設計の眼鏡レンズは、そり角と傾斜角によって収差とプリズム屈折力が生じ、中心近傍から鼻側へ大きな収差が生じている。これに対して、本発明の眼鏡レンズは周辺部では収差が大きくなっているものの、中心近傍では収差がごく小さく、フレーム枠内では十分小さな収差となる。
また、従来例の目視平均度数を示す図7(b)と本発明の目視平均度数を示す図7(d)とを比較すると、球面設計の眼鏡レンズは中心部近傍で過矯正であり、周辺部で度数が大きく落ちている。これに対し本発明の眼鏡レンズは、レンズ全体の度数が目的の度数の範囲に収まっている。
上記説明では、単焦点眼鏡レンズの説明だけを行っているが、本発明の眼鏡レンズは二重焦点レンズ、累進屈折力レンズ、乱視矯正用レンズのいずれにも、更にこれらを組み合わせた屈折力を有する眼鏡レンズにも適用できる。
本発明の眼鏡レンズは、ラップアラウンド型の眼鏡フレームに組み込まれて装用者の視力を良好に矯正する用途に利用することができる。
本発明の眼鏡レンズが組み込まれるラップアラウンド型の眼鏡フレームを示すもので、(a)は斜め方向から見た斜視図、(b)は上側から見た斜視図である。 (a)はそり角、(b)は傾斜角、(c)は眼鏡レンズにおける座標系を示す概念図である。 視線に対して傾斜させた球面設計レンズの(a)は視線に対して傾斜していない方向の眼鏡レンズの光路を示し、(b)は視線に対して傾斜している方向の眼鏡レンズの光路を示す。 (a)は従来の眼鏡レンズの目視収差、(b)は従来の眼鏡レンズの目視平均度数、(c)は従来の眼鏡レンズにそり角を与えたときの目視収差、(d)は従来の眼鏡レンズにそり角を与えたときの目視平均度数を示す。 (a)は設計基準点でそり角により発生した非点収差とプリズムを補正した場合の目視収差、(b)は目視平均度数、(c)は更に非球面式による非球面を付加した目視収差、(d)はその目視平均度数を示す。 (a)は実施例1の眼球側の屈折面の面収差、(b)はその面度数、(c)は実施例2の眼球側の屈折面の面収差、(d)はその面度数を示す。 (a)は従来の眼鏡レンズにそり角と傾斜角を与えた場合の目視収差、(b)はその目視平均度数、(c)は実施例2の眼鏡レンズの目視収差、(d)はその目視平均度数を示す。

Claims (4)

  1. そり角が200°以上の眼鏡フレームに組み込まれる眼鏡レンズであって、
    物体側の屈折面又は眼球側の屈折面に前記そり角によって生じる収差を設計基準点において相殺する乱視の屈折力が付加され、
    物体側の屈折面又は眼球側の屈折面に前記そり角によって生じるプリズム屈折力を前記設計基準点において相殺するプリズム屈折力が付加され、
    物体側の屈折面又は眼球側の屈折面に前記設計基準点を通る垂直線を基準として鼻側と耳側とで相互に異なる非球面が形成されていることを特徴とする眼鏡レンズ。
  2. 請求項1に記載の眼鏡レンズにおいて、
    前記眼鏡フレームが傾斜角を有し、
    物体側の屈折面又は眼球側の屈折面に前記傾斜角によって生じる収差を前記設計基準点において相殺する乱視の屈折力が付加され、
    物体側の屈折面又は眼球側の屈折面に前記傾斜角によって生じるプリズム屈折力を前記設計基準点において相殺するプリズム屈折力が付加されていることを特徴とする眼鏡レンズ。
  3. 請求項1または2に記載の眼鏡レンズにおいて、
    物体側の屈折面又は眼球側の屈折面に前記設計基準点を通る水平線を基準として上側と下側とで相互に異なる非球面が形成されていることを特徴とする眼鏡レンズ。
  4. 請求項1〜3いずれかに記載の眼鏡レンズにおいて、
    前記物体側の屈折面の屈折力が、5ディオプトリー以上であることを特徴とする眼鏡レンズ。
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