JPS645321Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS645321Y2 JPS645321Y2 JP1983163193U JP16319383U JPS645321Y2 JP S645321 Y2 JPS645321 Y2 JP S645321Y2 JP 1983163193 U JP1983163193 U JP 1983163193U JP 16319383 U JP16319383 U JP 16319383U JP S645321 Y2 JPS645321 Y2 JP S645321Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- rotor
- contact piece
- cover
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000013459 approach Methods 0.000 claims description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 4
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 4
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は、プルスイツチなどのスイツチに関す
る。
る。
従来、たとえば、プルスイツチは、実開昭56−
54537号公報に示されるように、本体上に負荷用
接触片および共通接触片を設けるとともに、負荷
用接触片に回転により接離する接触子、この接触
子を回転させる回転子、この回転子を回転させる
レバー、このレバーを復帰させるコイルスプリン
グを設けており、レバーを引くことによつて回転
子とともに接触子を回転してオン・オフ切換えを
行ない、レバーを離すことによりレバーをコイル
スプリングにより復帰させるとともに、回転子も
復帰させるようになつている。
54537号公報に示されるように、本体上に負荷用
接触片および共通接触片を設けるとともに、負荷
用接触片に回転により接離する接触子、この接触
子を回転させる回転子、この回転子を回転させる
レバー、このレバーを復帰させるコイルスプリン
グを設けており、レバーを引くことによつて回転
子とともに接触子を回転してオン・オフ切換えを
行ない、レバーを離すことによりレバーをコイル
スプリングにより復帰させるとともに、回転子も
復帰させるようになつている。
このようなスイツチにおいては、負荷用接触片
に対する接触子の接触圧力は、レバー復帰用のコ
イルスプリングの圧力を利用している。しかし、
コイルスプリングを一定の弾性に作成することは
非常に困難であり、接触圧力にバラツキが生じや
すく、たとえば、十分な接触圧力がないと接触部
に熱が生じ、火災の危険が生ずる等、品質が不安
定となる。そこで、これを解決するためにコイル
スプリングの弾圧を強くして接触圧力を増大する
ことが考えらるが、コイルスプリングを強くする
と、これはレバー復帰用も兼ねているので、レバ
ーを引く力が大となり、レバーの操作性が悪くな
るなどの問題が生じる。
に対する接触子の接触圧力は、レバー復帰用のコ
イルスプリングの圧力を利用している。しかし、
コイルスプリングを一定の弾性に作成することは
非常に困難であり、接触圧力にバラツキが生じや
すく、たとえば、十分な接触圧力がないと接触部
に熱が生じ、火災の危険が生ずる等、品質が不安
定となる。そこで、これを解決するためにコイル
スプリングの弾圧を強くして接触圧力を増大する
ことが考えらるが、コイルスプリングを強くする
と、これはレバー復帰用も兼ねているので、レバ
ーを引く力が大となり、レバーの操作性が悪くな
るなどの問題が生じる。
本考案は、上述のような点を改良しようとする
もので、スプリング力を強くすることなく、接触
子の接触圧力を十分にかつ安定させるとともに、
操作性も向上することを目的とするものである。
もので、スプリング力を強くすることなく、接触
子の接触圧力を十分にかつ安定させるとともに、
操作性も向上することを目的とするものである。
本考案は、絶縁性の本体上に複数個の負荷用接
触片および共通接触片を取付け、この負荷用接触
片に接離する接触子およびこの接触子を回転させ
る回転子を回転自在に設けるとともに、この回転
子を回転させる操作体を復帰用のスプリングを介
して装着し、上記本体上にカバーを被嵌したスイ
ツチにおいて、上記カバーの内面の当接部を上記
接触子上に当接して、上記本体の上面とカバーの
内面の当接部との間で接触子を圧接保持したこと
を特徴とし、カバーと接触子の弾力とによつて接
触子の接触圧力を定めるようにしたものである。
触片および共通接触片を取付け、この負荷用接触
片に接離する接触子およびこの接触子を回転させ
る回転子を回転自在に設けるとともに、この回転
子を回転させる操作体を復帰用のスプリングを介
して装着し、上記本体上にカバーを被嵌したスイ
ツチにおいて、上記カバーの内面の当接部を上記
接触子上に当接して、上記本体の上面とカバーの
内面の当接部との間で接触子を圧接保持したこと
を特徴とし、カバーと接触子の弾力とによつて接
触子の接触圧力を定めるようにしたものである。
以下、本考案の一実施例を第1図および第2図
を参照して説明する。
を参照して説明する。
1は絶縁性合成樹脂により一体に形成した本体
で、この本体1の中央部に、挿通孔2を有する案
内筒3が立設されているとともに、本体1の上面
に案内筒3の外周部において複数個のリブ4が放
射状に設けられている。そして、このリブ4間に
複数個の負荷用接触片5および共通接触片6が配
設され、この共通接触片6に形成したリング状部
7が上記案内筒3の外周に嵌合されて案内筒3の
外周と各負荷用接触片5との間に配設され、この
リング状部7において案内筒3の外周に導電スプ
リング8が嵌合されている。
で、この本体1の中央部に、挿通孔2を有する案
内筒3が立設されているとともに、本体1の上面
に案内筒3の外周部において複数個のリブ4が放
射状に設けられている。そして、このリブ4間に
複数個の負荷用接触片5および共通接触片6が配
設され、この共通接触片6に形成したリング状部
7が上記案内筒3の外周に嵌合されて案内筒3の
外周と各負荷用接触片5との間に配設され、この
リング状部7において案内筒3の外周に導電スプ
リング8が嵌合されている。
9は導電性金属板からなる円環状の接触子で、
この接触子9には、外周側下部に上記負荷用接触
片5に対する弾性接触片10が折曲形成されてい
るとともに、上面に係合突起11が突設されてい
る。
この接触子9には、外周側下部に上記負荷用接触
片5に対する弾性接触片10が折曲形成されてい
るとともに、上面に係合突起11が突設されてい
る。
12は絶縁性合成樹脂で一体に形成した円形状
の回転子で、この回転子12には、中央部に横断
面偏平状の挿入孔13が設けられ、下面中央部に
上記案内筒3の上端部に嵌合する嵌合凹部14が
形成されているとともに、この嵌合凹部14の外
周部に上記接触子9の係合突起11に係合する鋸
歯状部15が形成され、上面にスプリング受凹部
16が形成されている。
の回転子で、この回転子12には、中央部に横断
面偏平状の挿入孔13が設けられ、下面中央部に
上記案内筒3の上端部に嵌合する嵌合凹部14が
形成されているとともに、この嵌合凹部14の外
周部に上記接触子9の係合突起11に係合する鋸
歯状部15が形成され、上面にスプリング受凹部
16が形成されている。
そして、案内筒3の外周に接触子9が上記導電
スプリング8に接触した状態で回転自在に嵌合さ
れているとともに、案内筒3の上端部に回転子1
2が嵌合凹部14を介して回転自在に嵌合されて
いる。また、回転子12のスプリング受凹部16
にコイルスプリング17の下端が係合されてい
る。
スプリング8に接触した状態で回転自在に嵌合さ
れているとともに、案内筒3の上端部に回転子1
2が嵌合凹部14を介して回転自在に嵌合されて
いる。また、回転子12のスプリング受凹部16
にコイルスプリング17の下端が係合されてい
る。
18は金属板からなる細長状の操作体で、この
操作体18には、上方中間部にねじり部19が形
成されているとともに、上端両側に係合部20が
形成されている。そして、操作体18はコイルス
プリング17内から回転子12の挿入孔13を介
して案内筒3の挿通孔2内に挿通され、上端両側
の係合部20がコイルスプリング17の上端面に
係合されているとともに、下端突出部に図示しな
い引き紐が接続される。
操作体18には、上方中間部にねじり部19が形
成されているとともに、上端両側に係合部20が
形成されている。そして、操作体18はコイルス
プリング17内から回転子12の挿入孔13を介
して案内筒3の挿通孔2内に挿通され、上端両側
の係合部20がコイルスプリング17の上端面に
係合されているとともに、下端突出部に図示しな
い引き紐が接続される。
21は合成樹脂で一体に形成したカバーで、こ
のカバー21は、帽状体22の内壁両側に上記操
作体18の係合部20を上下動自在に係合する案
内溝23が形成され、かつ、帽状体22の下端外
周部にフランジ部24が設けられているととも
に、帽状体22の下部に上記接触子9の外周上に
対する当接部としての円環状の段部25および上
記回転子12の外周上に対する当接部としての円
環状の段部26が形成されている。そして、本体
1上にカバー21を被嵌して本体1にフランジ部
24が固定され、カバー21の両側の案内溝23
に操作体18の係合部20が係合されているとと
もに、段部25が接触子9の外周上に段部26が
回転子12の外周上にそれぞれ当接されている。
のカバー21は、帽状体22の内壁両側に上記操
作体18の係合部20を上下動自在に係合する案
内溝23が形成され、かつ、帽状体22の下端外
周部にフランジ部24が設けられているととも
に、帽状体22の下部に上記接触子9の外周上に
対する当接部としての円環状の段部25および上
記回転子12の外周上に対する当接部としての円
環状の段部26が形成されている。そして、本体
1上にカバー21を被嵌して本体1にフランジ部
24が固定され、カバー21の両側の案内溝23
に操作体18の係合部20が係合されているとと
もに、段部25が接触子9の外周上に段部26が
回転子12の外周上にそれぞれ当接されている。
このような構成において、操作体18をコイル
スプリング17の張力に抗して下方に引張ること
にり、操作体18のねじり部19を介して回転子
12が一方向に回転し、その鋸歯状部15と係合
突起11との係合を介して接触子9が共同回転
し、その接触片10が各負荷用接触片5に接離
し、各負荷回路をオン・オフ切換えを行い、操作
体18の引下げを解くと、コイルスプリング17
で操作体18が上方に復帰するとともに、回転子
12が接触子9を残したまま回転復帰する。
スプリング17の張力に抗して下方に引張ること
にり、操作体18のねじり部19を介して回転子
12が一方向に回転し、その鋸歯状部15と係合
突起11との係合を介して接触子9が共同回転
し、その接触片10が各負荷用接触片5に接離
し、各負荷回路をオン・オフ切換えを行い、操作
体18の引下げを解くと、コイルスプリング17
で操作体18が上方に復帰するとともに、回転子
12が接触子9を残したまま回転復帰する。
この際、導通時における負荷用接触片5と接触
子9の接触片10との接触圧力は、接触子9の外
周部上にカバー21の段部25が圧接しているこ
とから、本体1の上面と段部25の内面との間の
一定の間隔寸法と、接触子9に形成した接触片1
0の折曲角度による自己弾性力で決定され、十分
なかつ安定した接触圧力を得ることができる。
子9の接触片10との接触圧力は、接触子9の外
周部上にカバー21の段部25が圧接しているこ
とから、本体1の上面と段部25の内面との間の
一定の間隔寸法と、接触子9に形成した接触片1
0の折曲角度による自己弾性力で決定され、十分
なかつ安定した接触圧力を得ることができる。
また、カバー21の段部26により回転子12
を圧接することにより、回転子12で接触子9を
全面的に圧接し、接触子9を安定して圧接保持す
ることができる。
を圧接することにより、回転子12で接触子9を
全面的に圧接し、接触子9を安定して圧接保持す
ることができる。
なお、上記実施例では、カバー21に設けた2
段の段部25,26によつて接触子9とともに回
転子12を押え、回転子12によつて接触子9を
全面的に押えるものを示したが、場合によつて
は、第3図に示すように、段部25により接触子
9のみを押え、回転子12はスプリング17で保
持するようにしてもよい。
段の段部25,26によつて接触子9とともに回
転子12を押え、回転子12によつて接触子9を
全面的に押えるものを示したが、場合によつて
は、第3図に示すように、段部25により接触子
9のみを押え、回転子12はスプリング17で保
持するようにしてもよい。
本考案によれば、カバーの内面を接触子の上面
に当接し、本体の上面とカバーの内面とで負荷用
接触片と接触子の接触片との接触圧力を決めて圧
接しているので、接触子の接触片には十分なかつ
安定した接触圧を得ることができ、品質を安定す
ることができ、また、操作体の復帰用のスプリン
グには操作体を復帰させる力のみを与えればよい
ため、操作体の操作力が小さくてすみ、操作性を
良好にすることができる。
に当接し、本体の上面とカバーの内面とで負荷用
接触片と接触子の接触片との接触圧力を決めて圧
接しているので、接触子の接触片には十分なかつ
安定した接触圧を得ることができ、品質を安定す
ることができ、また、操作体の復帰用のスプリン
グには操作体を復帰させる力のみを与えればよい
ため、操作体の操作力が小さくてすみ、操作性を
良好にすることができる。
第1図は本考案ののスイツチの一実施例を示す
縦断面図、第2図はその分解斜視図、第3図は本
考案のスイツチの他の実施例を示す縦断面図であ
る。 1……本体、5……負荷用接触片、6……共通
接触片、9……接触子、12……回転子、17…
…スプリング、18……操作体、21……カバ
ー、25……当接部としての段部。
縦断面図、第2図はその分解斜視図、第3図は本
考案のスイツチの他の実施例を示す縦断面図であ
る。 1……本体、5……負荷用接触片、6……共通
接触片、9……接触子、12……回転子、17…
…スプリング、18……操作体、21……カバ
ー、25……当接部としての段部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 絶縁性の本体上に複数個の負荷用接触片および
共通接触片を取付け、この負荷用接触片に接離す
る接触子およびこの接触子を回転させる回転子を
回転自在に設けるとともに、この回転子を回転さ
せる操作体を復帰用のスプリングを介して装着
し、上記本体上にカバーを被嵌したスイツチにお
いて、 上記カバーの内面の当接部を上記接触子上に当
接して、上記本体の上面とカバーの内面の当接部
との間で接触子を圧接保持したことを特徴とする
スイツチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16319383U JPS6071039U (ja) | 1983-10-21 | 1983-10-21 | スイツチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16319383U JPS6071039U (ja) | 1983-10-21 | 1983-10-21 | スイツチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6071039U JPS6071039U (ja) | 1985-05-20 |
JPS645321Y2 true JPS645321Y2 (ja) | 1989-02-09 |
Family
ID=30358151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16319383U Granted JPS6071039U (ja) | 1983-10-21 | 1983-10-21 | スイツチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6071039U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5654537B2 (ja) * | 1972-09-07 | 1981-12-26 | ||
JPS5878328A (ja) * | 1981-10-31 | 1983-05-11 | カツラ電工株式会社 | スイツチ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6137152Y2 (ja) * | 1979-10-03 | 1986-10-28 |
-
1983
- 1983-10-21 JP JP16319383U patent/JPS6071039U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5654537B2 (ja) * | 1972-09-07 | 1981-12-26 | ||
JPS5878328A (ja) * | 1981-10-31 | 1983-05-11 | カツラ電工株式会社 | スイツチ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6071039U (ja) | 1985-05-20 |
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