JPS5935943Y2 - 押釦スイッチ - Google Patents

押釦スイッチ

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JPS5935943Y2
JPS5935943Y2 JP14072581U JP14072581U JPS5935943Y2 JP S5935943 Y2 JPS5935943 Y2 JP S5935943Y2 JP 14072581 U JP14072581 U JP 14072581U JP 14072581 U JP14072581 U JP 14072581U JP S5935943 Y2 JPS5935943 Y2 JP S5935943Y2
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JP
Japan
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pin
converter
operating rod
bushing
button switch
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Application number
JP14072581U
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English (en)
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JPS5844724U (ja
Inventor
泰雄 小平
Original Assignee
日本開閉器工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、改良された押釦スイッチに関するものであり
、特に、操作杆が押下げられ転換子の回動が可能な状態
において、更に操作杆を押下げようとする過度の力が加
えられた場合にお・いても、スリーブ内に嵌着された操
作杆用のストッパにより過度あるいは強力な抑圧に対し
てもスイッチの破壊を生じない押釦スイッチに関する。
従来の多くの押釦スイッチにおいては、操作杆の下降時
の完全なるストヌパが形成されていないために、操作杆
に強力な押圧力が加わると転換子回動用のピンに伝達さ
れた極大なる力がこのピンを介して転換子に加わり、プ
ラスチック成形品である転換子が強度的に耐えられなく
なり、破壊(転換子のピン受部の欠損や転換子の軸の折
れ等)してしまうという欠点があった。
このため、この種の押釦スイッチの欠点を解消せんとし
て操作杆の下方を延長して大径部を形威し、その下端部
をスイッチハウジングの開放端面に連設したカバーに直
接衝接したスイッチやあるいはスリーブ内においてカバ
ー上面にブツシュを載置しその頂面を操作杆の端部に衝
接させることによりストッパを形成せしめたスイッチが
案出されでいる。
しかしながら、これらのスイッチにあっては操作杆に加
えられた強力な押圧力がスイッチハウジングの開放端面
に連設されたカバーとハウジングとの加締部即ち、カバ
ーの下端の爪片あるいは、スリーブとカバーとの加締部
即ち、スリーブ下端の突片に伝達され、これらの部分の
加締強度が耐えられなくなって、脱落破壊してしまうと
いう欠点や更に、前者のスイッチにあっては、スリーブ
の大径の部分が必然的に高くなりそれだけスイッチの小
型化が図れないという欠点がある。
本考案の目的は、叙上の欠点を克服した押釦スイッチを
提供するためになされたものであり、スリーブの下方内
壁面に段部を設けるとともに、転換子回動用のピンに巻
装されているバネを囲或して内壁面がほぼ円錐のブツシ
ュを前記段部に嵌着させ、操作杆が押下げられた際操作
杆の下端部がブツシュの頂面に確実に衝接するように横
取せしめたことにより、それ以上の操作杆の下降を阻止
できる押釦スイッチを提供することにある。
本考案の他の目的は、操作杆に必要以上の強力な力が加
わってもスイッチを破壊することがなく、それ故使用中
に短絡、感電、焼損などの懸念が一切無い押釦スイッチ
を提供することにある。
本考案は、スリーブ内を摺動する操作杆の端部に形成し
た凹所に、バネを巻装した転換子回動用のピンの一端部
を収納するとともに、このピンの他端部により転換子の
端面に形成したピン受部を押圧せしめて前記転換子を回
動せしめ、この転換子の回動によりスイッチハウジング
内に設けた可動接片が固定接片と接離する押釦スイッチ
において、前記スリーブの基端部内壁面に段部を形成す
るとともに、該段部に、前記ピン及びバネを回収しかつ
弾性体から収るブツシュを嵌着し、もって前記操作杆の
操作により前記ピンが転換子の前記ピン受部を押圧する
際、前記ブツシュの頂面が前記操作杆の前記端部と衝接
することにより、前記操作杆のストッパを形成すること
を特徴とする押釦スイッチである。
以下、本考案を添付図面に示した良好な実施例とともに
説明する。
第1図及び第2図は本考案の良好な実施態様に従って構
成された押釦スイッチの断面略図であり、そのうち第1
図は操作前の常時を、第2図は操作杆を押圧しきった状
態を示す図である。
又、第3図は本考案の良好な実施態様に従って構成され
た押釦スイッチの要部分解斜視図である。
これらの図において、符号1は端面1aが開放せられ、
スイッチ本体を収納するためのスイッチハウジングを示
している。
このハウジング1の開放端面1aには、覆蓋2及び枠体
3並びにスリーブ4がそれぞれ設けられでいる。
覆蓋2は第3図に示される如く中央に長孔2aが設けら
れており、該長孔の側部中央には後述のバネを案内する
一対の隆起部2b、2bが形成され、更に前後端から垂
下する垂下片2cの下端の各左右の爪片2d、2eをハ
ウジング1の対応凹所1b、lcへ折曲げカシメ付ける
ことによりハウジングに固定される。
又、スリーブ4はその基端部4aから下方へ突出する突
片4b、4bが覆蓋2に設けられた長孔2aを貫通して
その下端部を折曲げカシメ付けられる。
これにより前記スリーズ4は前記覆蓋2へ固定される。
スリース4内を摺動し、しかもスリーブ4の上端面より
端部が突出した操作杆6はその一端部に凹所6aが形成
され、他端部に釦7が分離可能に螺合されている。
そして、第1図及び第2に示すごとく、この凹所6aに
はテーパ状のバネ8を巻装した転換子回動用のピン9の
頭部9aが収納きれる。
一方、このピンの先端部9bは操作杆6が下降しきった
とき、下方において回動自在に設けられた転換子5の端
面5aの左右に偏位して形成されたピン受部5b、5b
の一方を押圧して前記転換子5を回動可能にせしめ、こ
の回動により、スイッチハウジングに設けた後述の可動
接片が固定接片と接離する。
ピン9に巻装したテーパ状のバネ8は前記のピン9の頭
部9aと覆蓋2の隆起部2bとの間に巻装され、操作杆
6を常に上方へ弾圧的に押上げている。
操作杆6の下部にはスリーブ4の基端部内壁面4cの上
向段部4dと嵌着し、かつ前記ピン9及びバネ8を回収
するよう形成した弾性体から戊るブツシュ10が設けら
れている。
このため該操作杆6が下降し前記ピン9の先端部9bが
転換子5の前記ピン5bを押圧する際前記ブツシュ10
の頂面10aと前記操作杆6の下端部6bとが衝接し、
このブツシュ10が操作杆用のストッパを形成する。
この場合、操作杆の下端部6bはブツシュの頂面10a
に衝接しているが、ピン9の先端部9bは転換子5にお
けるピン受部5bを衝接しておらず若干ギャップをもた
せである。
このため転換子に対し、転換子を破壊するような無理な
力が一切作用しない。
このブツシュ10は、ピン9に巻装したテーパ状のバネ
8及びピン9を回収するとともにこのバネに接しない内
径を有するよう、少なくともその内壁面の縦断面形状は
テーパ状に形成されている。
そして、更に第4図に示すようにブツシュ10はスリー
ブに嵌着する際に便利なように複数個のスリット10b
を有している。
本実施例では、このスリットは複数個形成されているが
、勿論、このスリットは例えば帯状の欠損部であっても
よい。
又、ブリシュ10の外径はスリーブの内壁より必ず゛若
干大きく、スリーブの段部の径と同等か若干大径に形成
されている。
従ってブツシュをスリーブの下方より挿入するのみにて
段部に嵌着し、完全に段部にひっかかった状態になる。
即ち、ブツシュ10をスリーブ4の基端部内壁面4cに
押込み嵌着する場合、ブツシュは弾性体から成り、かつ
少なくとも1つのスリットを有しているためその外径は
一旦小さくなり段部に収まると再びその径は復元してス
リーブの基端部内壁面に嵌着する。
又、転換子5は、その下面から上方に深く陥入するくり
抜き5cが形威せられ、このくり抜き部には滑動子14
がコイルバネ15を介して、転換子5の端面より突出す
るように挿入保持され、この滑動子14は後述の如く、
主接点を開閉しうるように可動接片20に弾性的に当接
される。
この主接点を構成する可動接片20はその下面中央部が
、ハウジング1の底壁を貫通して設けられた端子22に
当接している。
こうして可動接片20は、端子22と同様にハウジング
1の底壁を貫通して設けられた固定接片兼端子21又は
23に選択的に当接しうるよう、前記端子22を支点と
して、傾動自在に支持されてお・す、一方、その上面に
は第1図及び第2図に示すように前記滑動子14がコイ
ルバネ15により圧接されながら載置される。
而してコイルバネ15の上方への反力は、該転換子5の
軸5dをコ字状の枠体3の軸受部3aを押し当て、この
枠体により転換子5の上動が規制される。
第5図、第6図にブツシュの変形例を示す。
この各実施例にお゛いてはスリット30b、40bが1
つであり、第5図の実施例では、ブツシュ3oの内壁面
のみならず外壁面の縦断面形状もテーパ状に形成されて
いる。
これらの実施例において、ブツシュ30.40とスリー
ブ24.34との寸法関係及びスリーブの内壁面段部2
4d、34dに嵌着される点は第1の実施例と同じであ
る。
本考案は以上の如く構成され、以上の如く作用するもの
であり、本考案に於ては、操作杆の下端部はブツシュの
頂面に衝接しているがピンの先端部は転換子におけるピ
ン受部を衝接しておらず若干ギャップをもたせであるた
め転換子に対し転換子を破壊するような無理な力が一切
作用しないとともに、操作杆に強力な押圧力が加わって
も、その力は操作杆の下端部→ブツシュの頂面→ブツシ
ュの下端部→スリーブの段部と伝わり緩和され、このた
めスリーブの加締部(下端の突片)及び覆蓋(カバー)
の加締部(カバーの下端の爪片)の破壊を確実に防ぐこ
とができ、スイッチが破壊しないから動作が不能になる
ことが無く、極めて堅牢なスイッチを得ることができ、
使用中に短絡、感電、焼損などの懸念が一切無いスイッ
チを得ることが可能である。
又、本考案によれば、ブツシュはピンに巻装されたテー
パ状のバネを聞取しであるのでフ゛ツシュの内壁面もほ
ぼ円錐状であり、スリーブのオープンスペースを有効に
利用するようにしたため、占有空間が少なく、したがっ
て、効率的であってスイッチの小型化に貢献できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の良好な実施態様に従って構成された押
釦スイッチの操作前の常時における断面略図、第2図は
第1図の操作杆を押圧しきった状態を示す図、第3図は
本考案の良好な実施態様に従って構成された押釦スイッ
チの要部分解斜視図、第4図は本考案の良好な実施態様
に従って構成された押釦スイッチのブツシュとスリーブ
の基端部を拡大した一部断面図、第5図、第6図は本考
案の良好な実施態様に従って構成された押釦スイッチの
ブツシュとスリーブの基端部の他の例を示す一部断面図
である。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)スリーブ内を摺動する操作杆の端部に形成した凹
    部に、バネを巻装した転換子回動用のピンの一端部を収
    納するとともに、このピンの他端部により転換子の端面
    に形威したピン受部を押圧せしめて前記転換子を回動せ
    しめ、この転換子の回動によりスイッチハウジング内に
    設けた可動接片が固定接片と接離する押釦スイッチにお
    いて、前記スリーブの基端部内壁面に段部を形成すると
    ともに、該段部に、前記ピン及びバネを開成しかつ弾性
    体から戊るブツシュを嵌着し、もって前記操作杆の操作
    により前記ピンが転換子の前記ピン受部を押圧する際、
    前記ブツシュの頂面が前記操作杆の前記端部と衝接する
    ことにより、前記操作杆のストッパを形成することを特
    徴とする押釦スイッチ。
  2. (2)ブツシュ内壁面の縦断面形状がテーパ状である実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の押釦スイッチ。
  3. (3)前記ブツシュが、少なくとも1つのスリットを有
    している実用新案登録請求の範囲第1項記載の押釦スイ
    ッチ。
JP14072581U 1981-09-22 1981-09-22 押釦スイッチ Expired JPS5935943Y2 (ja)

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