JPS643388Y2 - - Google Patents

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JPS643388Y2
JPS643388Y2 JP5754685U JP5754685U JPS643388Y2 JP S643388 Y2 JPS643388 Y2 JP S643388Y2 JP 5754685 U JP5754685 U JP 5754685U JP 5754685 U JP5754685 U JP 5754685U JP S643388 Y2 JPS643388 Y2 JP S643388Y2
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frame
top plate
guide frame
sleeve
plate
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JP5754685U
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JPS61174433U (ja
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  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、天板の上下動ができる金属机に関
するものである。
従来の技術 従来のこの種金属机は、図示しないが、天板の
上下操作を行う駆動体(スクリユーまたはシリン
ダ等)を、側板(天板の両側直下に配置してこの
天板を支持する直立板)の位置に垂直態様により
配備していた。
考案が解決しようとする問題点 上記の構成により、従来の金属机には次のよう
な問題点があつた。
(1) 天板の上昇操作時に、駆動体が重力に逆行し
て稼動する必要があるため、机上に重量物の
OA機器等が載置されている場合、相当量の上
昇稼働力を要した。
(2) 駆動体が垂直方向に稼働するため、天板は水
平方向に安定性がなくてガタが発生し、これに
よつて金属机の耐久性が減衰した。
問題点を解決するための手段 この考案は、上記した従来技術の問題点を解決
するものであり、天板の上昇操作を重力に斜交す
る方向へ行うことにより、小規模な駆動体で済む
うえ、上記天板が安定してガタがなく、耐久性も
倍加できる金属机を提供することにある。この金
属机の特徴は、脚台の斜辺部にスリーブを平行状
に固着し、このスリーブ内には斜辺枠部、水平枠
部、支え枠部を三角配置に一体組着して上記斜辺
枠部と水平枠部にローラをそれぞれ付設したガイ
ド枠を、上記ローラの転走をもつて昇降自在に収
納するとともに、上記ガイド枠の水平枠部上には
天板を載置してこの天板と上記脚台とを係留板の
介在により連結し、かつ上記スリーブの下端位置
にはガイド枠の昇降操作を行う駆動体を配置した
ことにある。
作 用 上記の構成による金属机の使用時に天板を上昇
させる場合は、スリーブ下端の駆動体に押出方向
の操作を与えると、この駆動体の押出操作によつ
てガイド枠がスリーブ内を斜行状に上昇すること
になる。その際上記ガイド枠の水平枠部上には天
板が載置されているが、この天板は係留板の介在
により脚台と連結されていて水平方向への移動が
拘束されているため、上記天板は同一位置におい
てガイド枠の高さ方向への移動(上昇動)にだけ
載置状に同行することになる。従つて上記天板を
同一位置において規定の高さまで容易確実に上昇
させることができる。なおいつたん上昇させた上
記天板は駆動体を押出状態のまま保持させること
により、上昇態様を安定的に維持することができ
る。また上記態様による天板を原状位置まで降下
させる場合は、駆動体の押出力を解除することに
より、ガイド枠が上記駆動体による押出力の支持
を失つて原状位置まで降下するため、このガイド
枠上に載置されている天板も同時に原状位置へ安
定的に降下することができる。
実施例 以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
第1図および第2図に示すように、金属机1の
要部となる脚台2は、ほぼ二等辺三角形に近い金
属板の三辺周面を除く以外の中央帯を削除した三
角枠体に形成されていて、この同形2体の脚台2
が天板10の直下にあたる両側に左右一対として
起立状に配置されている。この場合上記両側の脚
台2は、垂直辺部の上端側において相互が規定間
隔を保持した状態により連結されている。
上記脚台2の斜辺部上端内には上面の中央帯を
長手方向に溝状に開放した方形筒状のスリーブ3
が、同一の角度配置となる平行態により収納固着
されている。このスリーブ3内には次に示すガイ
ド枠5の斜辺枠部6がローラ9の転走により昇降
自在に収納されている。上記のガイド枠5は次の
ように構成されている。すなわち第1図に単体を
もつて示すように、このガイド枠5は、上記スリ
ーブ3内に収納可能な幅の斜辺枠部6と、この斜
辺枠部6の上端側に位置したほぼ同じ幅による水
平枠部7と、さらにこの水平枠部7の後端と上記
斜辺枠部6の下端側間には上記スリーブ3の上部
開放溝内の通過が可能な幅による支え枠部8とを
三角配置により一体的に組着して骨格が形成され
ている。そして上記斜辺枠部6と水平枠部7の各
端部に近傍する位置にはローラ9がそれぞれ付設
されている。
上記によるガイド枠5の水平枠部7上には次に
示す天板10が、この水平枠部7に付設されたロ
ーラ9との摺接により載置されている。この天板
10は、底部側に一回り小型の基板11が一体的
に装着されている。この基板11のほぼ中央にあ
たる左右の内側には孔部を設けた支持片12が対
向状に垂設されていて、この支持片12の孔部位
置には帯状板の両端に孔部を設けた係留板13が
相互の孔部に対するピン15の挿通をもつて揺動
可能に連結されている。そして上記係留板13の
下端部は、前記脚台2の斜辺部上端に固着されて
いる支承片4の孔部位置に当接して相互の孔部に
対するピン14の挿通により、上部側と同様に揺
動可能に連結されている。上記により天板10は
ガイド枠5上に載置された状態で上昇しても、係
留板13の介在により脚台2と連結されているた
め、ガイド枠5が斜行状に上昇する前進動に連動
することなく、同一の原状位置を保持することが
できるように構成されている。
前記したスリーブ3の下端位置にあたる脚台2
の斜辺部には次に示す駆動体16がこの斜辺部と
平行状に配置されている。この駆動体16は、例
えばガススプリング(シリンダ内における気体ま
たは液体ガスの圧力により、ピストンが規定量宛
前進状に押出され、その押出量をもつて被移動体
を所望位置まで移動操作する駆動体)等により構
成されている。上記による駆動体16は、そのピ
ストンがガイド枠5の斜辺枠部6下端に連結され
ている。従つて上記駆動体16を稼働した場合、
この駆動体16と連結されているガイド枠5は、
スリーブ3をガイドにしてピストンの前進量宛斜
行状に上昇し、これによつて天板10を規定高さ
位置まで上昇させることが可能なように組着され
ている。なお上記駆動体16の下端位置にはフー
トレバー17が付設されていて、このレバー17
を足踏み等により下方へ押下げてその先端に突上
げ操作を与えることにより、上記駆動体16の押
出操作が可能となるように設定されている。なお
図示しないが、左右脚台2内の各スリーブ3上部
側直下には両端軸上にピニオンを装嵌した連動軸
(図示せず)が配置され、また左右ガイド枠5の
各斜辺枠部6上部側底面にはラツク(図示せず)
が形成されて、上記ピニオンとラツクの噛み合い
により、単一の駆動体16をもつて左右のガイド
枠5が同時に同様の作動を行うように組付けられ
て、全体として一括体の金属机1に構成されてい
る。
上記の構成による金属机1の使用時に天板10
を上昇させる場合は、フートレバー17を足踏み
操作等により押下げて駆動体16に押出操作を与
えると、この駆動体16のピストンが内部ガスの
押圧力により前進方向に押出されて、このピスト
ンと連結されているガイド枠5が、スリーブ3内
における斜辺枠部6のローラ9による転動をもつ
て斜行状に上昇することになる。この斜行状によ
る上昇は重力に斜交する方向なので、上記の駆動
体16が小規模なものであつても円滑容易にガイ
ド枠5を上昇させることができる。すなわち上記
スリーブ3が展開によるネジ方式のメネジ役にな
り、ガイド枠5の斜辺枠部6がオネジ役を果たす
ことから、加重の分散によりガイド枠5は円滑容
易に上昇できるものである。
またその際上記ガイド枠5の水平枠部7上には
ローラ9を介して天板10が載置されているが、
この天板10は係留板13の介在により脚台2と
連結されていて水平方向への移動が拘束されてい
るため、上記天板10はガイド枠5の斜行状によ
る前進方向への移動に連動することなく、同一位
置においてガイド枠5の高さ方向への移動(上昇
動)にだけ載置状に同行することになる。従つて
天板10が所定高さ位置に到達するまでは、この
天板10の底面に摺接している水平枠部7の各ロ
ーラ9が転動してガイド枠5の斜行上昇時におけ
るこの側での前進動を担当することになり、これ
によつて上記天板10は同一位置において規定の
高さまで容易確実に上昇することができる。
上記により所望高さ位置まで上昇させた天板1
0は、駆動体16を前記した押出状態のもとに保
持させることで、この上昇態様を安定的に維持で
きるものである。すなわち上記の天板10を支承
するガイド枠5は、その下端が押出態様を堅持す
る駆動体16に連結されているうえ、上記天板1
0側から加重が水平枠部7と支え枠部8を介して
斜辺枠部6に掛かつた際、この斜辺枠部6を収納
したスリーブ3が重力に斜交する状態に配置され
ているため、前記した展開状のネジ方式により天
板10側からの加重が分散されることになる。従
つてガイド枠5に大きな負担が掛からないことか
ら、天板10は上昇態様を安定的に維持できるも
のである。
また上昇態様にある天板10を降下させる場合
は、駆動体16に対する押出操作の継続態様を解
除すると、ガイド枠5が上記駆動体16による押
出操作の支持を失うため、天板10側からの加重
により、ガイド枠5が原状位置まで降下すること
になる。その際天板10は、前述したと同様に、
水平方向へは移動しないことから同一位置を保持
し、かつ上記ガイド枠5上に載置された状態のも
とで、このガイド枠5と共に方の原状位置へ安定
的に降下することができる。
考案の効果 この考案は、脚台の斜辺部にはスリーブを平行
状に固着し、このスリーブ内には斜辺枠部、水平
枠部、支え枠部を三角配置に一体組着して上記斜
辺枠部と水平枠部にローラをそれぞれ付設したガ
イド枠を、上記ローラの転走をもつて昇降自在に
収納するとともに、上記ガイド枠の水平枠部上に
は天板を載置してこの天板と上記脚台とを係留板
の介在により連結し、かつ上記スリーブの下端位
置にはガイド枠の昇降操作を行う駆動体を配置し
たことを特徴とするものである。従つて金属机の
使用時に天板を上昇させる駆動体は、ガイド枠が
重力に斜交する方向へ上昇するため小規模なもの
で済むことになり、これによつて仮に重量物の
OA等が机上に載置されていても、少量の上昇稼
働力により天板の上昇を行うことができるうえ、
上記のガイド枠は、スリーブ内を展開によるネジ
方式の斜行状をもつて昇降するため、天板の上下
動も安定してガタの発生がなく、かつローラの転
動を介しての上下操作により摺接部分における損
耗も激減されてこの種金属机の耐久寿命を倍加で
きる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による金属机の要部別による
分解図、第2図は金属机の組成時における天板の
上昇動を示す側面図である。 符号の説明、1……金属机、2……脚台、3…
…スリーブ、4……支承片、5……ガイド枠、6
……斜辺枠部、7……水平枠部、8……支え枠
部、9……ローラ、10……天板、11……基
板、12……支持片、13……係留板、14,1
5……ピン、16……駆動体、17……フートレ
バー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 脚台2の斜辺部にスリーブ3を平行状に固着
    し、該スリーブ3内には斜辺枠部6、水平枠部
    7、支え枠部8を三角配置により一体組着して前
    記斜辺枠部6と水平枠部7にローラ9をそれぞれ
    付設したガイド枠5を、前記ローラ9の転走をも
    つて昇降自在に収納するとともに、前記ガイド枠
    5の水平枠部7上には基板11付の天板10を載
    置して該基板11と前記脚台2とを係留板13に
    より、揺動可能に連結し、かつ前記スリーブ3の
    下端位置にはガイド枠5の昇降操作を行う駆動体
    16のピストンを連結してなる金属机。
JP5754685U 1985-04-19 1985-04-19 Expired JPS643388Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5754685U JPS643388Y2 (ja) 1985-04-19 1985-04-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5754685U JPS643388Y2 (ja) 1985-04-19 1985-04-19

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Publication Number Publication Date
JPS61174433U JPS61174433U (ja) 1986-10-30
JPS643388Y2 true JPS643388Y2 (ja) 1989-01-30

Family

ID=30582178

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JP5754685U Expired JPS643388Y2 (ja) 1985-04-19 1985-04-19

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JPS61174433U (ja) 1986-10-30

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