JPH0133207Y2 - - Google Patents

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JPH0133207Y2
JPH0133207Y2 JP15991482U JP15991482U JPH0133207Y2 JP H0133207 Y2 JPH0133207 Y2 JP H0133207Y2 JP 15991482 U JP15991482 U JP 15991482U JP 15991482 U JP15991482 U JP 15991482U JP H0133207 Y2 JPH0133207 Y2 JP H0133207Y2
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slave
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  • Workshop Equipment, Work Benches, Supports, Or Storage Means (AREA)
  • Adjustment And Processing Of Grains (AREA)
  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、圧延用ロールにおけるロールチヨツ
ク等の比較的大重量のロールチヨツク(軸受箱)
の補修点検のための分解組立作業等を行なうに当
つて、ロールチヨツクの転倒作業を円滑に行なう
ための自動転倒装置の提供に関する。
圧延用ロールにおけるロールチヨツク、例えば
ストリツプミルにおけるバツクアツプロールのロ
ールチヨツク等は、その大きな圧延荷重を支承す
るために、各部の部材構成も大型のものとなり、
その全重量も16トン程度となるように大型かつ大
重量のものとなり、これらロールチヨツクの補修
点検等の整備に当つては、ロールチヨツクを横向
きに転倒させて分解組立を行なうのが一般的に慣
行されている。このさいその転倒作業に当つて
は、大重量のものを支持して転倒させるチルチン
グテーブル型式のものが考えられるが、かかるテ
ーブル型式のものでは、そのL型のテーブルにお
ける例えば隅角部を支点としてテーブル全体を90
度以上回転させることになるので、回転モーメン
ト半径がすこぶる大きくなり、当然にその機械設
備も巨大化し、大スペースを独占することとなつ
て不利である。
本考案はこのような問題点を解決するため、そ
の回転モーメント半径を可及的小さくし、かつ大
重量のロールチヨツクを安定円滑に転倒可能とし
て、設備やスペースのコンパクト化、作業の容易
を企図したものであり、従つてその特徴とする処
は、ロールチヨツクにおける隅角二側面を支承す
るために略L形に連繋される主テーブルと従テー
ブルとから成り、前記主テーブルはその幅方向に
おける略中央部分が1次回動支点としてベース上
の支持スタンドに対して回動兼係脱自在に枢支さ
れるとともに前記従テーブル連繋側の一端部が2
次回動支点としてベース上の別の支持スタンドに
対して回動兼係脱自在に枢支され、かつ前記一端
部にはベースに対して接地可能な支持脚が起伏自
在に具備され、従テーブルは前記一端部に対して
同行兼単独回動自在に枢支連結されるとともにベ
ースに対して接地可能な支持スタンドが具備され
た点にある。
以下図示の実施例に基いて本考案を詳述する
と、本考案装置の全体と要部とを例示した第1図
および第2図において、1はロールチヨツクであ
つて、図例ではホツトストリツプミルにおけるト
ツプバツクアツプロールのロールチヨツクを示し
ているが、本考案装置はロールチヨツクの箱形形
状における底辺1aと、同底辺1aの一端隅角部
を挾んで続く側辺1bをそれぞれ支承する主テー
ブル2と従テーブル3とを主要部材とするのであ
り、底辺1aの全面を支承する幅と長さを持つ主
テーブル2は、その幅方向(第1図向つて左右方
向)における略中央部分に1次回動支点として働
くピン軸4が設けられるとともに、従テーブル3
が連結される側の一端部にブラケツト5を介して
2次回動支点として働くピン軸6を設けるのであ
り、また主テーブル2の反対側の端部にもブラケ
ツト7を介してピン軸8を設けるのである。これ
らピン軸4,6,8は例えば主テーブル2の長さ
方向における両側にそれぞれ一対のように設ける
か、あるいは長さ方向に貫通するものとするかは
設計上の自由に属する。これらピン軸4,6,8
に対し固定のベース9上には、ピン軸4に対して
は支持スタンド10、ピン軸6に対しては支持ス
タンド11、ピン軸8に対しては支持スタンド1
2を、それぞれ前後その位置を相違し、かつスタ
ンド10,11,12の順にその高さを相違して
立設し、かつ各スタンド10,11,12の各上
端には対応するピン軸4,6,8を回動兼係脱自
在に支持可能な係支溝10a,11a,12aを
形成するのである。また主テーブル2における前
記一端部(ピン軸6の設置側)には、ブラケツト
5を利用する等してピン軸13によつて上端が可
回動に枢支され、下端が起立時において前記ベー
ス9に接地可能な長さを持つ支持脚14を前記ピ
ン軸13を支点として回動起伏自在に設けるので
あり、同支持脚14の下端一側にはガイドコロ1
5が付設され、従つて第1図に主テーブル2の水
平支持状態を示すように、前記支持脚14を垂直
状に起立させてベース9上に接地させ、後端側の
ピン軸8が支持スタンド12の係支溝12a内に
係止され、また中央部のピン軸4が支持スタンド
10の係止溝10aに半ば係合した状態で、主テ
ーブル2はベース9上において水平状に支持され
るのであり、このさい主テーブル2のチヨツク載
置面上にはチヨツク1の形状に応じてこれを安定
確実に支承するための支承部16、ストツパ17
等の必要構造が設けられ、またベース9上には前
記支持脚14のためのストツパ18が必要に応じ
設けられる。
前記主テーブル2のピン軸6が設けられる一端
部には、従テーブル3の下端が、主テーブル2側
に設けられたブラケツト19にピン軸20および
枢支部21を介して可回動に連結され、従テーブ
ル3のチヨツク1の一側面1bを支承する面に
は、側面形状に応じて安定確実に支承するための
ストツパ22等が設けられるとともに、上端には
後述するように転倒用駆動部材としてクレン、ウ
インチ等を用いる時、そのワイヤロープ等の連繋
されるための係止頭部23が設けられ、更に従テ
ーブル3のチヨツク支承面と反対面には、第1図
において鎖線で示すように、従テーブル3を水平
状に保持された従テーブル3と同レベルにベース
9上に水平支持させるための支持スタンド24
が、ベース9上に接地可能であるとともに、従テ
ーブル3面に沿接支持されるように起伏自在に設
けられる。同支持スタンド24は第1図および同
図矢印−から見た要部詳細を示すように(第
4図参照)、そのスタンド上端は従テーブル3側
に付設したブラケツト25にピン軸26を介して
可回動に枢支されるとともに、支持スタンド24
の上部一側には係止部27が形成され、同係止部
27に従テーブル3側にガイドホルダ28を介し
て進退自在に装設されたストツパ29が係脱自在
に係止されることによつて、ストツパ29の係止
により支持スタンド24は伏倒姿勢にロツクさ
れ、ストツパ29の離脱によつて起立姿勢に回動
可能とされるのである。また従テーブル3を主テ
ーブル2と一体化して回動可能とし、更には従テ
ーブル3を独立して回動可能とするために、第1
図および第3図、第3図に例示するように、
主テーブル2側に立設された係止ブラケツト30
のアーム30aの一端に設けたガイドホルダ31
を介しロツクピン32を回動進退自在に設け、同
ロツクピン32を従テーブル3面に前記係止ブラ
ケツト30と挾持状に係脱自在とすることによつ
て、主従両テーブル2,3の一体化と分離とを行
なうようにするのである。
前記した主テーブル2における支持脚14の起
伏回動に当つては、これを自動的に行なうことが
適当であり、このための機構としては各種の機構
が採用可能であるが、本考案においてはその1例
として第2図に例示するような機構を用いる。即
ち支持脚14の下部一側に作動索33の一端を連
結し、同作動索33はベース9における主テーブ
ル2の下方位置に立設したガイドフレーム34に
設けたシーブ35を介して、前記ガイドフレーム
34と平行して同じくベース9に立設した昇降ガ
イドフレーム36に昇降自在に装設したウエイト
37に連結し、同ウエイト37の下部にはウエイ
ト37の昇降方向と直交方向に、即ちガイドフレ
ーム34に向つて進退自在なロツクピン38をガ
イド39を介して設け、ガイドフレーム34に前
記ロツクピン38の係止部40を設けるととも
に、ロツクピン38の中途には押上げレバー41
の上端をピン軸42を介して枢支連結し、押上げ
レバー41の下端にはベース9のガイド面9aを
転走自在なコロ43を設けるとともにコロ44を
備えた押上げ金具45を付設するのである。前記
ガイドフレーム34の下部にはウエイト37を最
下降位置において受け止めるストツパ46が突設
されるとともに、ウエイト37の一側に派出した
スライドプレート47を、前記昇降ガイドフレー
ム36の一側に平行状に立設した昇降ガイドフレ
ーム48内に摺動自在に装入し、同プレート47
に設けた係止孔49に前記ガイドフレーム48を
利用して装設したロツクピン50を係脱自在に係
合させるのである。同ロツクピン50は第2図A
−A線断面図である第5図に例示する通り、ガイ
ドフレーム48に設けたホルダ51にバネ62を
介して進退自在に弾支挿設され、ロツクピン50
の後端にはホルダ51にピン軸52を介して揺動
自在に枢支された作動レバー53がピン軸54に
よつて連結され、作動レバー53の下端に形成さ
れたテーパ爪55にペダル56が係合されるので
ある。同ペダル56は第2図に例示するようにブ
ラケツト57に一端が揺動自在に枢支されるとと
もに、ペダル56の他端にはバネ58が弾支され
ることにより、昇降ガイドフレーム48等を利用
して設けた上下ストツパ59,59間を揺動する
足踏ペダルとされている。この支持脚14の自動
起伏機構は勿論1例であつて、かかるウエイト方
式による他、自由に設計できることはいうまでも
ない。
本考案装置によるロールチヨツク1の受取、更
にはその転倒、これに伴なうチヨツク1の補修整
備のための組立分解等の作業は以下のようにして
行なわれる。即ち第6図乃至第10図は本考案装
置の作動状態を示し、また第11図乃至第15図
は主テーブル2における支持脚14の作動状態を
示したものであるが、第6図は本考案装置におけ
る主テーブル2上にチヨツク1を運搬載置し、従
テーブル3は主テーブル2と同レベル下に水平状
に開展させた状態を示しており、このためには第
1図に示した起立状態の従テーブル3をピン軸2
0を支点として単独回動させる必要がある。第6
図に例示するように、従テーブル3における係止
頭部23に吊金具60を付設し、この吊金具60
に例えばクレン、ウインチ等の扛重機器における
吊ワイヤ61を連結し、主テーブル2における係
止ブラケツト30側のロツクピン32を第3図
,の仮想線で示すようにガイドホルダ31上
において回動させかつ後退させることによつて、
主テーブル2との一体化を解いて後、吊ワイヤ6
1の下降により、従テーブル3はピン軸20を支
点として第6図矢印と反対方向に回動させること
により、従テーブル3は主テーブル2と同レベル
にその支持スタンド24をストツパ29の離脱に
よる起立を介し、ベース9上に水平状態に開展支
持させることができ、この状態で主テーブル2上
に載置されたチヨツク1における胴部側部品、例
えばエクステンシヨンリング、トツプリテーナ等
の部品整備がその組立、分解を介し容易に行なわ
れることになる。このさい主テーブル2側におい
てはその支持脚14は、第11図に示すようにベ
ース9上にストツパ18を介し直立状に接地支持
された状態であり、ウエイト37は昇降ガイドフ
レーム36上において押上げレバー41の起立、
ロツクピン38のガイドフレーム34側の係止部
40への係合を介し、最上昇位置にロツク支持さ
れた状態で、このため作動索33は同ウエイト3
7と支持脚14との間で地緩された状態にある。
またピン軸4,8はそれぞれ支持スタンド10,
12の各係止溝10a,12aと係合状態とさ
れ、ピン軸6は支持スタンド11と離れた位置に
ある。かくしてチヨツク1の胴部側部品の整備が
終れば、チヨツク1を第6図の状態から第7図以
下に示すように転倒させるのであり、先ず第6図
の状態から吊ワイヤ61を引揚げて従テーブル3
をピン軸20を支点として第6図矢印方向に回動
させてその起立を行なうのであり、第7図示のよ
うに従テーブル3を起立させ、その支持スタンド
24をテーブル面に伏倒させてストツパ29を係
止部27に係合させてロツクし、また主テーブル
2における係止ブラケツト30のアーム30aに
設けたロツクピン32を従テーブル3に係止させ
ることにより、主従両テーブル2,3を略L形に
連結一体化して転倒準備を終るのである。このさ
い第12図に示すように、ペダル56をバネ58
に抗して踏み込み、第5図で示したように、同ペ
ダル56により作動レバー53のテーパ爪55を
押すことにより、作動レバー53はピン軸52を
支点として揺動し、バネ62に抗してロツクピン
50をスライドプレート47の係止孔49から後
退させるので、スライドプレート47は自由とな
り、これとともに押上げレバー41におけるコロ
43のガイド面9a上に沿つての自由な転走によ
る同レバー41の、第11図の起立状態から第1
2図の傾斜状態への変動傾斜によるロツクピン3
8と係止部40との離脱解放を介し、スライドプ
レート47ウエイト37の昇降ガイドフレーム4
8,36上における下降により、ウエイト全重量
が作動索33に掛つて同作動索33は第12図示
のように支持脚14との間において緊張状態とな
るが、支持脚14は主テーブル2並びにストツパ
18とによつて起立状態に維持され、ウエイト3
7のそれ以上の下降は阻止された状態となる。こ
のようにして転倒準備が終了した後、第7図から
第8図に示すように転倒開始に移るのであり、第
8図示のように転倒開始に当つては吊ワイヤ61
を若干上方に引き揚げ、従テーブル3を上方に吊
り揚げ状とするのであり、主テーブル2における
ピン軸8を支点として、両テーブル2,3は一体
に傾斜し、支持脚14の下端がベース9上から離
れてストツパ18と離脱状態となる。先に述べた
ように支持脚14には作動索33が緊張状に連絡
されているので、この支持脚14の持ち上げによ
つてウエイト37スライドプレート47押上げレ
バー41によるウエイト側は第13図示のように
下降、伏倒状となつて支持脚14は伏倒状となる
ので、第8図の状態から第9図に示すように、吊
ワイヤ61を繰り出し下降させることにより、主
従テーブル2,3は、その主テーブル2のピン軸
4が支持スタンド10の係止溝10a内において
係合回動し、このピン軸4を1次回動支点として
両テーブル2,3は図示のように回動傾倒し、主
テーブル2におけるピン軸6がその支持スタンド
11の係止溝11aに係合するのである。このさ
い前記吊ワイヤ61の下降とともに支持脚14側
においては、第13図から第14図に示すよう
に、ピン軸4側からピン軸6側に亘るテーブル側
の重心移動とともに、支持脚14はベース9のガ
イド面9aに沿つて静かに転倒することになる。
従つて深く転倒した支持脚14のコロ15を有す
る下端は、第13図で示したようにストツパ46
位置まで下降したウエイト37につれて伏倒姿勢
となつた押上げレバー41の押上げ金具45と係
合して、これを第13図並びに第14図に示され
る如く左方に押動することとなり、これによつて
押上げレバー41はその伏倒姿勢から逐次起立姿
勢に転移することにより、ウエイト37をストツ
パ46上より再び押上げ、レバー41のロツクピ
ン38が再びガイドフレーム34側の係止部40
と係合するまで押上げることにより、ウエイト3
7は上昇位置で固定されることになり、同時にス
ライドプレート47も上昇されてその係止孔49
に再びロツクピン50がバネ62を介して自動的
にロツクされることになり、ウエイト側全体の上
昇復帰が自動的に得られ、この上昇によつて作動
索33はウエイト37と支持脚14との間におい
て、第14図に示す通り完全に弛んだ状態とな
る。
第9図の転倒状態から、更に吊りワイヤ61を
下降させることによつて、両テーブル2,3は前
記支持スタンド11の係支溝11a内におけるピ
ン軸6を2次回動支点として完全な転倒姿勢に回
動されるのであり、ピン軸4およびピン軸8は何
れも支持スタンド10,12から完全に離脱し、
従テーブル3がベース9上に平行に接支され、主
テーブル2が垂直に起立することによつて、チヨ
ツク1は完全に転倒姿勢とされるので、この状態
でチヨツク1におけるカバー側の分解、これによ
るチヨツクカバー、スリーブ、シエル等の各部品
の整備、組立が行なわれるのであり、主従テーブ
ル2,3の起立復動は図示と逆の順序で容易に行
なうことができる。このさいウエイト37側は第
15図に示すように保持された状態であるが、主
従テーブル2,3の起立時において、支持脚14
はその作動索33が弛んだ状態にあるため、主テ
ーブル2の起立動に伴ない支持脚14の自重によ
つて起立され、再びストツパ18と係合すること
によつて垂直姿勢に保持され、第11図状態に戻
るのであり、作動索33も著しく弛んだ状態から
第11図の若干弛んだ状態に戻ることになる。
尚本考案装置において、従テーブル3側の起伏
回動に当つては、実施例のクレン、ウインチ等の
扛重機器による他、例えば従テーブル3の頭部2
3側に流体圧シリンダ機構等の駆動部材を連結し
て、その起伏回動を行なうようにしても同効であ
り、従テーブル3における主テーブル2との係脱
一体化構造、更には従テーブル3の支持スタンド
24の起伏、ロツク機構においても、図例以外の
構造を用いることが可能である。
本考案装置によれば、ロールチヨツクを支承す
る一対の主従テーブル2,3をピン軸20によつ
て略L形に連絡するとともに、その回動に当つて
その主テーブル2側をピン軸4,6,8と支持ス
タンド10,11,12とによつて、何れも回動
兼係脱自在に支持させ、特にその中央部分のピン
軸4を1次回動支点とし、従テーブル3の連結側
一端部のピン軸6を2次回動支点として用い、ピ
ン軸4によつて1次回動、続いてピン軸6によつ
て2次回動を行なわせることにより、重心の移動
とともに回転中心を変化させることにより、起立
姿勢から伏倒姿勢に至る回転モーメント半径を比
較的小さくとることができ、ピン軸4を支点とす
る1次回動に当り、その一端に位置する支持脚1
4を伏倒させることにより、両テーブル2,3の
連繋端を転倒面であるベース9側に小さな行動半
径のもとに迅速容易に移動させることができ、次
いでこの転倒面に近く移動した連繋端におけるピ
ン軸6を支点として2次回動させて伏倒させるた
め、従来よりも小さな運動空間で足り、大きな運
動スペースを必要としない点で著しく有利であ
る。しかもピン軸4,6、更にピン軸8は固定不
動の支持スタンド10,11,12上の係支溝1
0a,11a,12a内に回動兼係脱自在な支持
構造としたので、軸受構造を著しく簡単化すると
ともに、平板なテーブルのみが回動するので、そ
の行動空間は固定的な脚を具備したテーブル等の
回動に比しはるかに小さくて済み、機械設備のコ
ンパクトと操作の容易が確実に得られるのであ
り、大重量のロールチヨツクの転倒を行なう装置
として優れたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置実施例の正面図、第2図は
同支持脚自動起伏機構実施例の一部切欠正面図、
第3図は第1図−矢視図、第3図は第3
図B−B矢視図、第4図は第1図−矢視
図、第5図は第2図A−A線断面図、第6図乃至
第10図は同装置実施例の各作動状態説明図、第
11図乃至第15図は同支持脚起伏作動状態の各
説明図である。 1……ロールチヨツク、2……主テーブル、3
……従テーブル、4,6,8……ピン軸、10,
11,12……支持スタンド、14……支持脚、
24……支持スタンド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ロールチヨツクにおける隅角二側面を支承する
    ために略L形に連繋される主テーブルと従テーブ
    ルの両者とから成り、前記主テーブルはその幅方
    向における略中央部分が1次回動支点としてベー
    ス上の支持スタンドに対して回動兼係脱自在に枢
    支されるとともに前記従テーブル連繋側の一端部
    が2次回動支点としてベース上の別の支持スタン
    ドに対して回動兼係脱自在に枢支され、かつ前記
    一端部にはベースに対して接地可能な支持脚が起
    伏自在に具備され、従テーブルは前記一端部に対
    して同行兼単独回動自在に枢支連結されるととも
    にベースに対して接地可能な支持スタンドが具備
    されたことを特徴とするロールチヨツク転倒装
    置。
JP15991482U 1982-10-20 1982-10-20 ロ−ルチヨツク転倒装置 Granted JPS5962802U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15991482U JPS5962802U (ja) 1982-10-20 1982-10-20 ロ−ルチヨツク転倒装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15991482U JPS5962802U (ja) 1982-10-20 1982-10-20 ロ−ルチヨツク転倒装置

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Publication Number Publication Date
JPS5962802U JPS5962802U (ja) 1984-04-25
JPH0133207Y2 true JPH0133207Y2 (ja) 1989-10-09

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ID=30351881

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15991482U Granted JPS5962802U (ja) 1982-10-20 1982-10-20 ロ−ルチヨツク転倒装置

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JPS5962802U (ja) 1984-04-25

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