JPS64268Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS64268Y2 JPS64268Y2 JP12763785U JP12763785U JPS64268Y2 JP S64268 Y2 JPS64268 Y2 JP S64268Y2 JP 12763785 U JP12763785 U JP 12763785U JP 12763785 U JP12763785 U JP 12763785U JP S64268 Y2 JPS64268 Y2 JP S64268Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tool
- leaf spring
- belt
- grinder
- shaped leaf
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005498 polishing Methods 0.000 claims description 22
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 8
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この考案はドリル、リーマー、タツプ、エンド
ミルなどの工具を研磨する工具研磨装置に関す
る。
ミルなどの工具を研磨する工具研磨装置に関す
る。
[従来の技術]
工具が切れなくなつた場合、その切刃を研磨し
て再び使用するようにしているが、工具の研磨は
非常に難しく高度な技術を必要としている。この
ため一般には、工具の研磨は専門の技術者に依頼
し研磨してもらつている。このため工具の研磨に
時間と費用がかかるため、工場でその作業者が工
具の研磨をすることができるようにと、工具の研
磨装置が考えられ開発されているものの、満足の
いく研磨を行うことができず研磨装置として十分
なものとはなつていない。
て再び使用するようにしているが、工具の研磨は
非常に難しく高度な技術を必要としている。この
ため一般には、工具の研磨は専門の技術者に依頼
し研磨してもらつている。このため工具の研磨に
時間と費用がかかるため、工場でその作業者が工
具の研磨をすることができるようにと、工具の研
磨装置が考えられ開発されているものの、満足の
いく研磨を行うことができず研磨装置として十分
なものとはなつていない。
そこで、この考案者は先に、工具研磨の自動化
を図り、そして特に研磨技術のない作業者でも容
易にしかも単時間で確実に研磨できる工具の研磨
装置を開発し既に出願している(特願昭58−
249829号、実願昭58−203389号、実願昭58−
203390号)。
を図り、そして特に研磨技術のない作業者でも容
易にしかも単時間で確実に研磨できる工具の研磨
装置を開発し既に出願している(特願昭58−
249829号、実願昭58−203389号、実願昭58−
203390号)。
[考案が解決しようとする問題点]
上記、この考案者の先の出願に係る工具の研磨
装置によれば、工具を特に研磨技術のない作業者
でも容易にしかも単時間で確実に研磨できるよう
になつたが、構造が複雑であるためいきおい高価
額となることを余儀なくされた。
装置によれば、工具を特に研磨技術のない作業者
でも容易にしかも単時間で確実に研磨できるよう
になつたが、構造が複雑であるためいきおい高価
額となることを余儀なくされた。
この考案は、工具の研磨にあたり特に研磨技術
のない作業者でも容易にしかも単時間で確実に研
磨できるようにするとともに構成を簡単にし安価
に得られるようにすることを目的とした工具研磨
装置を提供するものである。
のない作業者でも容易にしかも単時間で確実に研
磨できるようにするとともに構成を簡単にし安価
に得られるようにすることを目的とした工具研磨
装置を提供するものである。
[問題点を解決するための手段]
この考案は前記問題を解決するものであつて、
工具を回転自在に把持する工具把持機構と、前記
工具を研磨するグラインダーを工具の長手方向に
移動自在に支持し且つグラインダーの移動を操作
する操作部を具えたグラインダー支持機構と、帯
状板ばねを前記グラインダーの移動方向と平行に
渡してその両端を固定し且つ帯状板ばねをグライ
ンダーの移動と同期させて同方向に移動するよう
に支持する帯状板ばね支持機構と、前記帯状板ば
ね支持機構に設けられており帯状板ばねを前記工
具の切刃のリード角に応じた捩りを帯状板ばねに
与える帯状板ばね捩り機構と、前記帯状板ばねの
途中に位置して設けられており帯状板ばねの移動
に伴い同帯状板ばねのリード角に案内されて回転
する回転体と、前記回転体の回転を工具に伝達し
て工具を回転させる回転伝達機構とからなつてい
る。
工具を回転自在に把持する工具把持機構と、前記
工具を研磨するグラインダーを工具の長手方向に
移動自在に支持し且つグラインダーの移動を操作
する操作部を具えたグラインダー支持機構と、帯
状板ばねを前記グラインダーの移動方向と平行に
渡してその両端を固定し且つ帯状板ばねをグライ
ンダーの移動と同期させて同方向に移動するよう
に支持する帯状板ばね支持機構と、前記帯状板ば
ね支持機構に設けられており帯状板ばねを前記工
具の切刃のリード角に応じた捩りを帯状板ばねに
与える帯状板ばね捩り機構と、前記帯状板ばねの
途中に位置して設けられており帯状板ばねの移動
に伴い同帯状板ばねのリード角に案内されて回転
する回転体と、前記回転体の回転を工具に伝達し
て工具を回転させる回転伝達機構とからなつてい
る。
[作用]
スパイラルの切刃をもつ工具を研磨する場合、
この工具を工具支持機構に支持させ、そして帯状
板ばね捩り機構を操作して、帯状板ばねに工具の
切刃のリード角に応じた捩りを与える。そして、
グラインダーの回転している砥石を前記工具の切
刃の先端に当接させ、操作部を操作してグライン
ダーを工具の長手方向に移動させると、グライン
ダーの移動とともに前記工具の切刃のリード角に
応じた捩りを与えられた帯状板ばねが同方向に移
動する。この帯状板ばねの移動により、同帯状板
ばねの途中に位置して設けられている回転体が捩
りにより形成された帯状板ばねのリード角に案内
されて回転し、この回転体の回転を回転伝達機構
により工具に伝達して工具を回転させる。しかし
て、グラインダーを移動させると、その直進移動
に対し、工具は自らその移動量に応じたリード角
の回転を行うことから、グラインダーの砥石は確
実に工具の切刃の研磨点に当接した状態を維持さ
れ、工具の研磨を確実に行う。
この工具を工具支持機構に支持させ、そして帯状
板ばね捩り機構を操作して、帯状板ばねに工具の
切刃のリード角に応じた捩りを与える。そして、
グラインダーの回転している砥石を前記工具の切
刃の先端に当接させ、操作部を操作してグライン
ダーを工具の長手方向に移動させると、グライン
ダーの移動とともに前記工具の切刃のリード角に
応じた捩りを与えられた帯状板ばねが同方向に移
動する。この帯状板ばねの移動により、同帯状板
ばねの途中に位置して設けられている回転体が捩
りにより形成された帯状板ばねのリード角に案内
されて回転し、この回転体の回転を回転伝達機構
により工具に伝達して工具を回転させる。しかし
て、グラインダーを移動させると、その直進移動
に対し、工具は自らその移動量に応じたリード角
の回転を行うことから、グラインダーの砥石は確
実に工具の切刃の研磨点に当接した状態を維持さ
れ、工具の研磨を確実に行う。
ストレートの切刃をもつ工具を研磨する場合に
は、前記帯状板ばねに捩りを与えず、グラインダ
ーの砥石を工具の切刃の先端に当接させ、グライ
ンダーを移動させると、工具は回転せず、同工具
の切刃はグラインダーの砥石により研磨される。
は、前記帯状板ばねに捩りを与えず、グラインダ
ーの砥石を工具の切刃の先端に当接させ、グライ
ンダーを移動させると、工具は回転せず、同工具
の切刃はグラインダーの砥石により研磨される。
[実施例]
以下、この考案を図面に示す実施例に基づき詳
細に説明するが、この考案は実施例に限定される
ものではない。
細に説明するが、この考案は実施例に限定される
ものではない。
図面において、1は工具Aを回転自在に把持す
る工具把持機構であり、この工具把持機構1はベ
ース2に回転自在に取り付けられ、自らの回転に
より工具Aの回転を許容するようになつており、
その先端に工具把持部3が設けられており、他端
には後述するベルトを懸架するプーリー4が設け
られている。
る工具把持機構であり、この工具把持機構1はベ
ース2に回転自在に取り付けられ、自らの回転に
より工具Aの回転を許容するようになつており、
その先端に工具把持部3が設けられており、他端
には後述するベルトを懸架するプーリー4が設け
られている。
5は前記工具把持機構1に把持されている工具
Aを研磨するグラインダー6を同工具Aの長手方
向に移動自在に支持し且つグラインダー6の移動
を操作する操作部7を具えたグラインダー支持機
構であり、このグラインダー支持機構5はベース
2に立設されている。このグラインダー支持機構
5は、前記工具Aの長手方向に立設された支持体
8と、この支持体8に前記方向に移動自在に嵌合
したグラインダー取付体9とからなり、このグラ
インダー取付体9は操作部7の操作により移動さ
れる。この操作部7は、支持体8に設けたラツク
10とグラインダー取付体9に設けたピニオン1
1と同ピニオン11を回すハンドル12とから構
成されている。13はグラインダー取付体9を支
持体8に固定する締付体である。
Aを研磨するグラインダー6を同工具Aの長手方
向に移動自在に支持し且つグラインダー6の移動
を操作する操作部7を具えたグラインダー支持機
構であり、このグラインダー支持機構5はベース
2に立設されている。このグラインダー支持機構
5は、前記工具Aの長手方向に立設された支持体
8と、この支持体8に前記方向に移動自在に嵌合
したグラインダー取付体9とからなり、このグラ
インダー取付体9は操作部7の操作により移動さ
れる。この操作部7は、支持体8に設けたラツク
10とグラインダー取付体9に設けたピニオン1
1と同ピニオン11を回すハンドル12とから構
成されている。13はグラインダー取付体9を支
持体8に固定する締付体である。
前記グラインダー6は工具Aの切刃を研磨する
砥石14と、同砥石14を回転させるモーター1
5とを具えており、このグラインダー6は前記グ
ラインダー支持機構5のグラインダー取付体9に
砥石14が工具Aに接近する方向に移動自在に支
持されている。16はグラインダー6を工具Aに
向つて接近、離反させる操作部である。
砥石14と、同砥石14を回転させるモーター1
5とを具えており、このグラインダー6は前記グ
ラインダー支持機構5のグラインダー取付体9に
砥石14が工具Aに接近する方向に移動自在に支
持されている。16はグラインダー6を工具Aに
向つて接近、離反させる操作部である。
17は帯状板ばね18を前記グラインダー6の
移動方向と平行に渡してその両端を固定し且つ帯
状板ばね18をグラインダー6の移動と同期させ
て同方向に移動するように支持する帯状板ばね支
持機構である。この帯状板ばね支持機構17は、
支杆19の両端に取付片20,21を設けた略コ
字状の支持杆22により構成されており、前記帯
状板ばね18は、その両端が前記支持杆22の取
付片20,21に固定されている。そして帯状板
ばね支持機構17を構成する1つの取付片20が
前記グラインダー6を取り付け移動させるグライ
ンダー取付体9に固定されており、グラインダー
取付体9の移動によりグラインダー6と同期して
同方向に移動するようになつている。また帯状板
ばね18の端部を固定する他の取付片21はベー
ス2に形成した孔23からベース2内に没入され
た状態になつており、グラインダー取付体9の移
動により、帯状板ばね18を支持した帯状板ばね
支持機構17が、ベース2の孔23内を移動する
ようになつている。
移動方向と平行に渡してその両端を固定し且つ帯
状板ばね18をグラインダー6の移動と同期させ
て同方向に移動するように支持する帯状板ばね支
持機構である。この帯状板ばね支持機構17は、
支杆19の両端に取付片20,21を設けた略コ
字状の支持杆22により構成されており、前記帯
状板ばね18は、その両端が前記支持杆22の取
付片20,21に固定されている。そして帯状板
ばね支持機構17を構成する1つの取付片20が
前記グラインダー6を取り付け移動させるグライ
ンダー取付体9に固定されており、グラインダー
取付体9の移動によりグラインダー6と同期して
同方向に移動するようになつている。また帯状板
ばね18の端部を固定する他の取付片21はベー
ス2に形成した孔23からベース2内に没入され
た状態になつており、グラインダー取付体9の移
動により、帯状板ばね18を支持した帯状板ばね
支持機構17が、ベース2の孔23内を移動する
ようになつている。
24は前記帯状板ばね支持機構17に支持され
ている帯状板ばね18に捩りを与える帯状板ばね
捩り機構であり、この帯状板ばね捩り機構24は
ウオーム25とこのウオーム25に歯合するギヤ
26とから構成されている。ウオーム25とギヤ
26とはいずれも帯状板ばね支持機構17の取付
片20上に設けられており、前記ウオーム25は
取付片20に回転自在に設けられている。このウ
オーム25に前記帯状板ばね18の一端が固定さ
れており、前記ギヤ26を回すとウオーム25が
回転し、帯状板ばね18が捩られるようになつて
いる。27はギヤ26を回すハンドルである。
ている帯状板ばね18に捩りを与える帯状板ばね
捩り機構であり、この帯状板ばね捩り機構24は
ウオーム25とこのウオーム25に歯合するギヤ
26とから構成されている。ウオーム25とギヤ
26とはいずれも帯状板ばね支持機構17の取付
片20上に設けられており、前記ウオーム25は
取付片20に回転自在に設けられている。このウ
オーム25に前記帯状板ばね18の一端が固定さ
れており、前記ギヤ26を回すとウオーム25が
回転し、帯状板ばね18が捩られるようになつて
いる。27はギヤ26を回すハンドルである。
28は前記帯状板ばね18の途中に位置して設
けられており帯状板ばね18の移動に伴い捩られ
た同帯状板ばね18のリード角に案内されて回転
する回転体である。この回転体28は環状に形成
されており、ベルト懸架部29と帯状板ばね係合
部30とから構成されている。前記ベース2には
帯状板ばね18を通す孔31が形成されていお
り、この孔31には筒状の回転体支持体32が固
定されており、この回転体支持体32の外周に前
記ベルト懸架部29が回転自在に嵌合支持されて
いる。そしてこのベルト懸架部29に固定され同
ベルト懸架部29と一体となつて回転する帯状板
ばね係合部30は前記回転体支持体32外にあ
り、同回転体支持体32によりその内周面が覆わ
れていない状態となつている。33,34は帯状
板ばね係合部30の内周面に対向して設けられた
帯状板ばね係合用ローラーであつて、このローラ
ー33,34は帯状板ばね係合部30の内周に突
出して設けた杆35,36に回転自在に設けられ
ている。そしてこのローラー33,34の外周囲
には溝が形成され、このローラー33,34の溝
に、帯状板ばね係合部30内を通つている帯状板
ばね18の長手方向両側端部が係合しており、帯
状板ばね18が移動すると、同板ばね18の捩れ
たリード角に案内されて回転体28が回転するよ
うになつている。37,38はコイルスプリン
グ、39はベアリングである。
けられており帯状板ばね18の移動に伴い捩られ
た同帯状板ばね18のリード角に案内されて回転
する回転体である。この回転体28は環状に形成
されており、ベルト懸架部29と帯状板ばね係合
部30とから構成されている。前記ベース2には
帯状板ばね18を通す孔31が形成されていお
り、この孔31には筒状の回転体支持体32が固
定されており、この回転体支持体32の外周に前
記ベルト懸架部29が回転自在に嵌合支持されて
いる。そしてこのベルト懸架部29に固定され同
ベルト懸架部29と一体となつて回転する帯状板
ばね係合部30は前記回転体支持体32外にあ
り、同回転体支持体32によりその内周面が覆わ
れていない状態となつている。33,34は帯状
板ばね係合部30の内周面に対向して設けられた
帯状板ばね係合用ローラーであつて、このローラ
ー33,34は帯状板ばね係合部30の内周に突
出して設けた杆35,36に回転自在に設けられ
ている。そしてこのローラー33,34の外周囲
には溝が形成され、このローラー33,34の溝
に、帯状板ばね係合部30内を通つている帯状板
ばね18の長手方向両側端部が係合しており、帯
状板ばね18が移動すると、同板ばね18の捩れ
たリード角に案内されて回転体28が回転するよ
うになつている。37,38はコイルスプリン
グ、39はベアリングである。
40は前記のようにして回転する回転体の回転
を前記工具Aに伝達して工具Aを回転させる回転
伝達機構であり、この回転伝達機構40は前記回
転体28のベルト懸架部29と前記の工具把持機
構1のプーリー4とにベルト41を懸架した構成
となつている。
を前記工具Aに伝達して工具Aを回転させる回転
伝達機構であり、この回転伝達機構40は前記回
転体28のベルト懸架部29と前記の工具把持機
構1のプーリー4とにベルト41を懸架した構成
となつている。
かかる構成から、帯状板ばね18に捩りを与え
ておき、グラインダー6を移動させると、グライ
ンダー6とともに移動する帯状板ばね18により
回転体28が回転し、この回転体28の回転の位
置を受けて工具把持機構1に把持された工具Aが
回転する。
ておき、グラインダー6を移動させると、グライ
ンダー6とともに移動する帯状板ばね18により
回転体28が回転し、この回転体28の回転の位
置を受けて工具把持機構1に把持された工具Aが
回転する。
そこで、工具把持機構1に把持された工具Aの
切刃のリード角に応じた捩りを帯状板ばね18に
与え、そしてグラインダー6を移動させると、こ
の移動量に比例して移動量に応じたリード角の回
転が工具Aに与えられる。
切刃のリード角に応じた捩りを帯状板ばね18に
与え、そしてグラインダー6を移動させると、こ
の移動量に比例して移動量に応じたリード角の回
転が工具Aに与えられる。
従つて、スパイラルの切刃をもつ工具Aを研磨
する場合、同工具Aを工具把持機構1に把持さ
せ、この工具Aのリード角に応じた捩りを帯状板
ばね18に与えておき、そしてグラインダー6の
回転する砥石14を前記把持された工具Aの切刃
の先端に当接させて、グラインダー6を移動させ
ると、このグラインダー6の移動に従い工具Aが
回転して切刃の研磨点が順次砥石14に案内され
ることになり、この結果工具Aのスパイラルの切
刃は確実に研磨されるようになる。
する場合、同工具Aを工具把持機構1に把持さ
せ、この工具Aのリード角に応じた捩りを帯状板
ばね18に与えておき、そしてグラインダー6の
回転する砥石14を前記把持された工具Aの切刃
の先端に当接させて、グラインダー6を移動させ
ると、このグラインダー6の移動に従い工具Aが
回転して切刃の研磨点が順次砥石14に案内され
ることになり、この結果工具Aのスパイラルの切
刃は確実に研磨されるようになる。
また、切刃がストレートの工具を研磨する場合
には、帯状板ばね18に捩りを与えないで前記と
同じ操作を行うことにより研磨することができ
る。
には、帯状板ばね18に捩りを与えないで前記と
同じ操作を行うことにより研磨することができ
る。
[考案の効果]
以上のように、この考案に係る工具研磨装置
は、工具を回転自在に把持する工具把持機構と、
前記工具を研磨するグラインダーを工具の長手方
向に移動自在に支持し且つグラインダーの移動を
操作する操作部を具えたグラインダー支持機構
と、帯状板ばねを前記グラインダーの移動方向と
平行に渡してその両端を固定し且つ帯状板ばねを
グラインダーの移動と同期させて同方向に移動す
るように支持する帯状板ばね支持機構と、前記帯
状板ばね支持機構に設けられており帯状板ばねを
前記工具の切刃のリード角に応じた捩りを帯状板
ばねに与える帯状板ばね捩り機構と、前記帯状板
ばねの途中に位置して設けられており帯状板ばね
の移動に伴い同帯状板ばねのリード角に案内され
て回転する回転体と、前記回転体の回転を工具に
伝達して工具を回転させる回転伝達機構とからな
るものであるから、工具と工具把持機構に把持さ
せ、そして帯状板ばね捩り機構を操作して前記工
具の切刃のリード角に応じた捩りを帯状板ばねに
与え、そしてグラインダーの砥石を工具の切刃の
先端に当接させて、同グラインダーを工具の長手
方向に移動させることにより、ストレートはもち
ろんのことスパイラルの切刃をもつ工具の研磨を
機械的に確実に行うことができるので、従つて工
具の研磨は特に研磨技術のない作業者でも容易に
しかも端時間で確実に行うことができる。更に、
構成が簡単なので製造が容易であり安価に得るこ
とができるといつた効果がある。
は、工具を回転自在に把持する工具把持機構と、
前記工具を研磨するグラインダーを工具の長手方
向に移動自在に支持し且つグラインダーの移動を
操作する操作部を具えたグラインダー支持機構
と、帯状板ばねを前記グラインダーの移動方向と
平行に渡してその両端を固定し且つ帯状板ばねを
グラインダーの移動と同期させて同方向に移動す
るように支持する帯状板ばね支持機構と、前記帯
状板ばね支持機構に設けられており帯状板ばねを
前記工具の切刃のリード角に応じた捩りを帯状板
ばねに与える帯状板ばね捩り機構と、前記帯状板
ばねの途中に位置して設けられており帯状板ばね
の移動に伴い同帯状板ばねのリード角に案内され
て回転する回転体と、前記回転体の回転を工具に
伝達して工具を回転させる回転伝達機構とからな
るものであるから、工具と工具把持機構に把持さ
せ、そして帯状板ばね捩り機構を操作して前記工
具の切刃のリード角に応じた捩りを帯状板ばねに
与え、そしてグラインダーの砥石を工具の切刃の
先端に当接させて、同グラインダーを工具の長手
方向に移動させることにより、ストレートはもち
ろんのことスパイラルの切刃をもつ工具の研磨を
機械的に確実に行うことができるので、従つて工
具の研磨は特に研磨技術のない作業者でも容易に
しかも端時間で確実に行うことができる。更に、
構成が簡単なので製造が容易であり安価に得るこ
とができるといつた効果がある。
図面はこの考案の一実施例を示すものであり、
第1図は正面図、第2図は背面図、第3図は一部
省略概略斜視図、第4図は帯状板ばね支持機構と
回転体と回転伝達機構を示す説明図、第5図は回
転体の断面図、第6図は第1図に示すグラインダ
ーが移動した状態を示す正面図である。 1……工具把持機構、5……グラインダー支持
機構、6……グラインダー、7……操作部、17
……帯状板ばね支持機構、18……帯状板ばね、
24……帯状板ばね捩り機構、28……回転体、
40……回転伝達機構、A……工具。
第1図は正面図、第2図は背面図、第3図は一部
省略概略斜視図、第4図は帯状板ばね支持機構と
回転体と回転伝達機構を示す説明図、第5図は回
転体の断面図、第6図は第1図に示すグラインダ
ーが移動した状態を示す正面図である。 1……工具把持機構、5……グラインダー支持
機構、6……グラインダー、7……操作部、17
……帯状板ばね支持機構、18……帯状板ばね、
24……帯状板ばね捩り機構、28……回転体、
40……回転伝達機構、A……工具。
Claims (1)
- 工具を回転自在に把持する工具把持機構と、前
記工具を研磨するグラインダーを工具の長手方向
に移動自在に支持し且つグラインダーの移動を操
作する操作部を具えたグラインダー支持機構と、
帯状板ばねを前記グラインダーの移動方向と平行
に渡してその両端を固定し且つ帯状板ばねをグラ
インダーの移動と同期させて同方向に移動するよ
うに支持する帯状板ばね支持機構と、前記帯状板
ばね支持機構に設けられており帯状板ばねを前記
工具の切刃のリード角に応じた捩りを帯状板ばね
に与える帯状板ばね捩り機構と、前記帯状板ばね
の途中に位置して設けられており帯状板ばねの移
動に伴い同帯状板ばねのリード角に案内されて回
転する回転体と、前記回転体の回転を工具に伝達
して工具を回転させる回転伝達機構とからなる工
具研磨装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12763785U JPS64268Y2 (ja) | 1985-08-21 | 1985-08-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12763785U JPS64268Y2 (ja) | 1985-08-21 | 1985-08-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6235758U JPS6235758U (ja) | 1987-03-03 |
JPS64268Y2 true JPS64268Y2 (ja) | 1989-01-06 |
Family
ID=31022580
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12763785U Expired JPS64268Y2 (ja) | 1985-08-21 | 1985-08-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS64268Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0284894U (ja) * | 1988-12-19 | 1990-07-02 | ||
JPH0336095U (ja) * | 1989-08-11 | 1991-04-09 | ||
JP2007090511A (ja) * | 2005-09-05 | 2007-04-12 | Mitsubishi Materials Corp | 切削工具の加工方法及び加工装置 |
WO2007097013A1 (ja) * | 2006-02-27 | 2007-08-30 | Osg Corporation | ねじれ溝研削加工方法およびねじれ溝研削加工装置 |
CN106926070B (zh) * | 2017-04-26 | 2019-05-17 | 张家港市欧微自动化研发有限公司 | 一种先端丝锥磨床 |
-
1985
- 1985-08-21 JP JP12763785U patent/JPS64268Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6235758U (ja) | 1987-03-03 |
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