JPH0621657Y2 - 研削砥石のツルイング・ドレッシング装置 - Google Patents

研削砥石のツルイング・ドレッシング装置

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JPH0621657Y2
JPH0621657Y2 JP1988015755U JP1575588U JPH0621657Y2 JP H0621657 Y2 JPH0621657 Y2 JP H0621657Y2 JP 1988015755 U JP1988015755 U JP 1988015755U JP 1575588 U JP1575588 U JP 1575588U JP H0621657 Y2 JPH0621657 Y2 JP H0621657Y2
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JP
Japan
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cylindrical block
dresser
grinding wheel
diamond
rotary dresser
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JP1988015755U
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JPH01121649U (ja
Inventor
文雄 高瀬
利一 小島
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Micron Machinery Co Ltd
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Micron Machinery Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、研削砥石のツルイング(ドレッシングを含
む、以下同じ)装置に関するものである。
〔従来の技術〕
心無研削盤のように、大径,幅広の研削砥石をツルイン
グする従来の装置は、第5図および第6図に示すように
構成されている。すなわち、第5図および第6図におい
て、1は研削砥石、2はダイヤモンドロータリドレッサ
(以下DRドレッサと略称する)であって、このDRド
レッサ2は、その軸と研削砥石1の軸とが平行をなす状
態で切込スライド3上に支持され、かつ、切込スライド
3に搭載されたモータ4により研削砥石1の回転方向と
同方向かあるいは反対方向に回転駆動するように構成さ
れている。そして、前記切込スライド3に所望とする切
込送りを与えると共にDRドレッサ2と研削砥石1とを
回転駆動しつつ切込スライド3をトラバーススライド5
によって研削砥石の軸方向にトラバースさせてツルイン
グを行なう。
前記の如きツルイング装置を用いて大径,幅広の研削砥
石をツルイングすると、研削砥石に用いられた砥粒の性
質によっては、次のような現象が起る。
(1)DRドレッサが摩耗して砥石を正確にツルイングす
ることができない。
(2)研削砥石の表面の切れ刃の構成が適切ではなく、こ
のため加工物の仕上面アラサを向上させることが困難と
なる。
本考案者は、前記の如き従来技術の問題点を改善せんが
ため、第4図に示すように、DRドレッサ2を、研削砥
石1に対する接点Oを中心として0〜90°の範囲におい
て旋回調整可能とし、これにより、砥粒がダイヤモンド
によって切削される方向と加工物が砥粒によって研削さ
れる方向とが異なるようにツルイングして、研削性を向
上させることができる研削砥石のツルイング・ドレッシ
ング装置を提案した(実願昭62-90751号参照)。なお、
第4図において、1aは研削砥石の軸、2aはDRドレ
ッサ2の軸、θは旋回角である。
〔考案が解決しようとする課題〕
研削砥石のツルイング装置においては、DRドレッサの
回転数は通常数千回転であって、しかもそのときドレッ
サ軸を高い精度で支持する必要があるので、前記の如き
先願考案を実際に適用する場合、自由な旋回調整と安定
した高い精度による支持との矛盾する条件を満足させな
ければならない。
本考案は、前記の如き、自由な旋回調整と安定した高い
精度をもつ支持との双方の条件を満足させることができ
る実用に適した研削砥石のツルイング装置を提供せんと
するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、前記の如き目的を達成せんがため、円筒状ブ
ロックの一端に窓孔を形成し、その窓孔からダイヤモン
ドロータリドレッサの一部が突出し、かつ、ドレッサ軸
が円筒状ブロックの軸中心と直交すると共にダイヤモン
ドロータリドレッサの中心が円筒状ブロックの軸中心と
一致するように円筒状ブロックの一端側にダイヤモンド
ロータリドレッサを枢着し、かつ、該円筒状ブロックに
ダイヤモンドロータリドレッサの回転駆動機構を支持
し、前記円筒状ブロック全体を円筒状ブロックサポータ
を介して切込スライド上に旋回可能な状態に固定支持し
たことを特徴とする。
〔作用〕
本考案は、前記の如く、円筒状ブロックの一端に窓孔を
形成し、その窓孔からダイヤモンドロータリドレッサの
一部が突出し、かつ、ドレッサ軸が円筒状ブロックの軸
中心と直交すると共にダイヤモンドロータリドレッサの
中心が円筒状ブロックの軸中心と一致するように円筒状
ブロックの一端側にダイヤモンドロータリドレッサを枢
着し、かつ、該円筒状ブロックにダイヤモンドロータリ
ドレッサの回転駆動機構を支持し、前記円筒状ブロック
全体を円筒状ブロックサポータを介して切込スライド上
に旋回可能な状態に固定支持したので、旋回調整とは無
関係にドレッサ軸を円筒状ブロックに高い精度で支持す
ることができ、かつ、円筒状ブロック全体の旋回によ
り、ダイヤモンドロータリドレッサの切削方向と研削砥
石の外周の回転方向との間の交叉角度を与えることがで
きる。
〔実施例〕
以下、第1図および第2図について本考案の一実施例を
説明する。
第1図は本考案の実施の一例を示す要部の斜視図、第2
図は同じく一部を断面とした平面図である。これらの図
において、1は研削砥石、2はDRドレッサである。本
考案においては、円筒状ブロック7にDRドレッサ2お
よびその駆動機構を支持し、かくしてDRドレッサおよ
びその駆動機構を支持した円筒状ブロック7を円筒状ブ
ロックサポータ8により切込スライド3上に旋回可能な
ように固定支持する。すなわち、第1図および第2図に
示すように、円筒状ブロック7の一端に窓孔7aを形成
してその窓孔7aからDRドレッサ2の一部が突出する
ようにドレッサ軸2aを軸受2b,2bを介して円筒状
ブロック7の一端側に枢着し、かつ、該円筒状ブロック
7の他端側にモータ4を配設し、ドレッサ軸2aのプー
リ2cとモータ4のプーリ4cとの間にベルト9を懸架
してモータ4を駆動することによりDRドレッサ2を所
望の高速にて回転駆動し得るようにする。この場合、ド
レッサ軸2aは円筒状ブロック7の軸中心と直交してお
り、かつ、DRドレッサ2の中心は円筒状ブロック7の
軸中心と一致している。
そして、前記の如く、DRドレッサ2およびその駆動機
構を支持した円筒状ブロック7の全体を、切込スライド
3上に円筒状ブロックサポータを介して旋回可能なよう
に固定支持する。なお、第1図および第2図には、円筒
状ブロック7の旋回手段の図示を省略したが、手動ハン
ドルなどにより所望の角度位置まで旋回させた後、その
角度位置で円筒状ブロックサポータ8を締付けネジで切
込スライド3に固定してロックし得るようにする。な
お、第1図において、5は切込スライド3を研削砥石軸
と直角方向に摺動し得るように支持したドラバーススラ
イドで、ベース6上に研削砥石1の軸と平行にトラバー
スし得るように支持されている。
本考案の研削砥石のツルイング・ドレッシング装置は、
前記の如き構成よりなるので、DRドレッサ軸の支持構
造とドレッサの切削方向を変化させるための旋回構造と
が全く分離され、安定した高い精度でドレッサ軸を支持
することができると共に、円筒状ブロックを旋回させる
ことにより、例えば第3回(イ)(ロ)に示すように、ダイヤ
モンドロータリドレッサの切削方向と研削砥石の外周の
回転方向との間の交叉角度を与えることができる。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案によれば、砥粒が研削方向と
は異った方向にツルイングされて研削性を向上させるこ
とができると共に、その場合の、安定した高い精度を有
するドレッサ軸の支持と自由な旋回調整とを行なうこと
ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による研削砥石のツルイング・ドレッシ
ング装置の実施の一例を示す要部の斜視図、第2図は同
じく一部を断面とした平面図、第3図はそのドレッサの
切削方向を変化させた場合の状態図である。第4図は先
願考案の概念図、第5図は従来の装置の正面図、第6図
は同じく側面図である。 1…研削砥石、1a…研削砥石軸、2…DRドレッサ、
2a…ドレッサ軸、2a…軸受、2c,4c…プーリ、
3…切込スライド、4…モータ、5…トラバーススライ
ド、6…ベース、7…円筒状ブロック、8…円筒状ブロ
ックサポータ、9…ベルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】研削砥石とダイヤモンドロータリドレッサ
    とを回転駆動しつつダイヤモンドロータリドレッサを砥
    石の軸方向にトラバースさせてツルイング・ドレッシン
    グする装置において、円筒状ブロックの一端に窓孔を形
    成し、その窓孔からダイヤモンドロータリドレッサの一
    部が突出し、かつ、ドレッサ軸が円筒状ブロック軸中心
    と直交すると共にダイヤモンドロータリドレッサの中心
    が円筒状ブロックの軸中心と一致するように円筒状ブロ
    ックの一端側にダイヤモンドロータリドレッサを枢着
    し、かつ、該円筒状ブロックにダイヤモンドロータリド
    レッサの回転駆動機構を支持し、前記円筒状ブロック全
    体を円筒状ブロックサポータを介して切込スライド上に
    旋回可能な状態に固定支持し、前記円筒状ブロックの旋
    回調整によりダイヤモンドロータリドレッサの切削方向
    と研削砥石の外周の回転方向との間の交叉角度を与える
    如く構成したことを特徴とする研削砥石のツルイング・
    ドレッシング装置。
JP1988015755U 1988-02-10 1988-02-10 研削砥石のツルイング・ドレッシング装置 Expired - Lifetime JPH0621657Y2 (ja)

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01121649U JPH01121649U (ja) 1989-08-17
JPH0621657Y2 true JPH0621657Y2 (ja) 1994-06-08

Family

ID=31228081

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JP1988015755U Expired - Lifetime JPH0621657Y2 (ja) 1988-02-10 1988-02-10 研削砥石のツルイング・ドレッシング装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19619401C1 (de) * 1996-05-14 1997-11-27 Reishauer Ag Verfahren, Werkzeug und Vorrichtung zum Profilieren von Schleifschnecken für das kontinuierliche Wälzschleifen

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62178061U (ja) * 1986-04-30 1987-11-12

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