JPH0446582Y2 - - Google Patents

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JPH0446582Y2
JPH0446582Y2 JP1985183378U JP18337885U JPH0446582Y2 JP H0446582 Y2 JPH0446582 Y2 JP H0446582Y2 JP 1985183378 U JP1985183378 U JP 1985183378U JP 18337885 U JP18337885 U JP 18337885U JP H0446582 Y2 JPH0446582 Y2 JP H0446582Y2
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cylindrical bodies
channel
shaft
cylindrical
bodies
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、ロールブラシのチヤンネル成形機の
改良に関する。
<従来の技術> 従来コンベアベルト等の清掃用ブラシとして、
ロールに複数のチヤンネルブラシを固定したロー
ルブラシが使用されて来た。これらのロールブラ
シは回転する事によつて清掃を行なうものであ
る。このチヤンネルブラシは清掃効果の向上や、
騒音低減を狙つて螺旋状に形成されてロールに固
定されているものがあつた。更に同様の目的か
ら、チヤンネルブラシaが第5図に示すような途
中で巻き方向が変わる螺旋状に形成されてなるも
のが見られた。特にこのブラシを製造する場合第
6図に示すように、先ず長尺条のチヤンネルブラ
シa′をスパイラル条に成形し、それを矢印A,A
方向に引き伸ばして、螺旋状のブラシに形成し、
必要な長さを切り取つておく。一方同様の工程に
よつて、上記の螺旋状のブラシとは巻き方向が逆
である螺旋状のブラシを形成し、然る後両ブラシ
のチヤンネルを接合して巻き方向が変わるブラシ
を得ていた。
<考案が解決しようとする問題点> 併し、上記の如く従来の方法では多くの工程を
要する。即ちチヤンネルをスパイラルに成形し、
引き伸ばし、所定の長さに切り取る為の夫々の工
程、またこの工程によつて巻き方向の異なる2種
のチヤンネルブラシの製作、この2種の異なるブ
ラシのチヤンネル同志の接合等である。これらの
多大な工程を踏んでチヤンネルブラシを成形する
事は設備の必要、コスト、手間、精度、熟練者の
必要という点において無視できるものでは無い。
従来この点について考慮されたものは皆無であ
り、本考案は上記問題点を鑑みて、その解決を図
るものである。
<問題点を解決するための手段> そこで本考案は、長尺の軸1と、この軸1に自
身の中心軸が貫かれることによつて軸1へ遊嵌さ
れる適宜数の円筒状体4,4′と、軸1上これら
一連の円筒状体4,4′の中央に遊嵌される挟持
部付き円筒状体3と、軸1上上記一連の円筒状体
4,3,4′の両側に配設される挟持部付き円筒
状体2,2′と、上記挟持部付き円筒状体3へ設
けられた把手12と、上記挟持部付き円筒状体
2,3,2′に設けられロールブラシのチヤンネ
ルの両端及び中央を着脱自在に保持可能な挟持部
8,8′,8″とを備えてなり、上記挟持部付き円
筒状体2,2′は、軸1の長手方向にのみ摺動可
能なるものであり、上記円筒状体4,4′は、軸
1に対して回動可能であると共に軸1長手方向に
対して摺動可能に軸1へ設けられたものであり、
上記円筒状体3,4,2の間の少なくともいずれ
か一箇所と、上記円筒状体3,4′,2′の間の少
なくともいずれか一箇所に隙間13,13′が設
定されることによつて、この隙間13,13′の
間隔分円筒状体2,4の双方或いはいずれか一方
と円筒状体2′,4′の双方或はいずれか一方と
が、中央に位置する上記円筒状体3へその両側よ
り摺動可能なるものであることを特徴とするロー
ルブラシのチヤンネル成形機の提供を図るもので
ある。
<作用> 上記手段を施した本考案にあつては、3つの挟
持部付き円筒状体2,3,2′に成形を予定する
チヤンネルを配し且つチヤンネル中央及び両端を
挟持部8,8′,8″によつて保持せしめた後中央
に位置する挟持部付き円筒状体3へ設けられた把
手12を回転させることによつて所望のリード角
を対称に持つチヤンネルを成型することができ
る。このとき、所望のリード角を得るようチヤン
ネルが湾曲して短くなつた長さ分、円筒状体2,
4の双方或はいずれか一方と円筒状体2′,4′の
双方或はいずれか一方とが、中央に位置する挟持
部付き円筒状体3に向かつて摺動することとな
る。従つて隙間13,13′の幅を選択すること
によつて湾曲の仕方即ちリード角を任意角度に選
択することが可能である。
又上記動作中チヤンネルを保持する3つの挟持
部付き円筒状体2と3の間及び3と2′の間にお
いて、円筒状体4,4′表面にチヤンネルが巻回
し、チヤンネルの湾曲がなされる。この円筒状体
4,4′は、夫々軸1に対して回動可能に取り付
けられているため、チヤンネル成形中チヤンネル
のねじれに従つて個々に回動する。従つてチヤン
ネルは、局所に応力が集中するとなく、円滑にね
じられ精度良く対称に成形される。
成形後挟持部8,8′,8″の挟持を解き、完成
したチヤンネルを成形機から取り外して作業が終
了する。
以上のように本考案は、チヤンネルの成形に際
し、隙間13,13′の幅の選択によつてリード
角が選べること、対称なリード角が一回の把手1
2の操作で形成可能であること、チヤンネルが沿
う円筒状対4,4′がチヤンネルのねじれに従い
個々に回動し不必要な応力の集中を排して精度良
くリード角が付けられることがその作用として揚
げられるのである。
完成後チヤンネルは、独立の商品として販売さ
れ又は、ロールブラシの必要箇所に取り付けられ
る。本考案はこのようなチヤンネルの成形を可能
とした。
<実施例> 以下図面に基づいて本考案の実施例について述
べる。
第1図にその一実施例を示す。回転しないよう
に他へ固定された棒状の軸1へ適宜個数の円筒状
体2,2′,4,4′が挿通される。詳述するとこ
れら円筒状体2,2′,4,4′は、底面の中心か
らもう一方の底面の中心にかけて、軸1の径とほ
ぼ同じか幾分大きめの貫通孔が設けられており、
ここに軸1が通されのである。両端に配置された
円筒状体2,2′は軸に固着されているが、他の
円筒状体3,4,4′は軸1の周方向に回動自在
に装着されている。又、各円筒状体は、その外径
が夫々等しく、これはこの装置によつて形成され
るチヤンネルブラシ5が取り付けられるべきロー
ルの径に相当する。以上の様にして取り付けられ
た数個の円筒状体2,2′,3,4,4′は、夫々
の周面が全体で一つの周面をなすように並べられ
ている。又両端と中央に配される円筒状体2,
2′,3の周面の適宜位置には夫々板状体6,
6′,6″が設けられる。板状体6,6′,6″は円
筒状体2,2′,3の周面へ、その板面が接する
様に固定される。この板状体6,6′,6″にチヤ
ンネルブラシ5のチヤンネル7の端部を挟持する
挟持部8,8′,8″を設ける。本実施例において
は、以下に示す様なチヤツク構造をとつている
が、他の方法でチヤンネル7を固定しても良い。
即ち円筒状体の小突起9,9′,9″を板状体6,
6′,6″の板面に設け、該小突起9,9′,9″の
付近に適宜間隔を持たせて、小円盤10,10′,
10″を軸止する。この小円盤は、偏心した位置
を軸として回動自在に軸止されており、回動する
際に力を加える為の把持部材11,11′,1
1″が設けられている。
第2図に示すように、上記小突起9,9′,
9″の周面と、小円盤10,10′,10″の間に
チヤンネルブラシ5のチヤンネル7の両端及び中
央部を挾み、把持部材11,11′,11″を回
す。これにより偏心して軸止されている小円盤1
0,10′,10″の長径がチヤンネル7を締め付
け、確実に固定することになる。又本実施例で
は、中央に配された回動可能な円筒状体3に、そ
の回動の為の把手12が設けられている。この把
手12を押し下げることによつて、円筒状体3が
軸1を中心として回動する。このとき挟持部8′
によつて固定されたチヤンネルブラシ5が捩られ
る。チヤンネルブラシ5は直線状のものである
が、上記の手段で曲げられる事によつて長手方向
の巾が短かくなる。この長さの変化を考慮して、
並べられた円筒状体2,4,3の間の少なくとも
いずれか一箇所と、円筒状体3,4′,2′の間の
少なくともいずれか1箇所に隙間13,13′を
設けておく。逆に、この隙間13,13′の夫々
の巾によつて、チヤンネルブラシ5のリード角を
決める事が出来る。この後前述の如く回動自在な
小円盤10,10′,10″を把持部材11,1
1′,11″により逆方向に回動して、チヤンネル
ブラシ5を本願成形機から外す。 第3図に他の
実施例を示す。前記チヤンネルブラシ5のリード
角を決める為に、軸1の前記隙間13,13′へ
リング状体14,14′を固定しても良い。即ち、
チヤンネル挟持部8,8″を備えた両端の円筒状
体2,2′が摺動し、リング状体14,14′に当
たるのでリング14,14′の固定位置によつて
チヤンネルの摺動巾が決まる。これによつてチヤ
ンネルブラシ5のリード角が決定される仕組みと
なつている。又、摺動前の位置を正確に決める為
に、円筒状体2,2′の外側の軸1周上に同様の
リング状体15,15′を固着してやつても良い。
尚、このリング状体15,15′は円筒状体2,
4の間と円筒状体4′,2′の間へ位置調整可能に
装着しても同様の効果が得られる。チヤンネルの
長さも製品によつて異なるものであるが、チヤン
ネル挟持部8,8′,8″が設けられた夫々の円筒
状体2,3,2′の間隔を変えてやれば良く、そ
の際間に入る円筒状体4,4′の数も変えて対応
してやれば良い。又、この挟持部8,8′,8″を
備えた円筒状体2,3,2′の間に配され、スペ
ーサーの役目をする円筒状体4,4′の外周に、
チヤンネル7を正確に捩るためのホルダーを設け
てやつても良い。これは円筒状体4,4′の外周
のチヤンネル7が当接する部分の適当な位置に突
起部16,16′を設けたものである。突起部1
6,16′はその間にチヤンネルが挿入できる間
隔を有す。即ち、チヤンネルを装着した際にチヤ
ンネルの両側面に位置する様に形成されてなる。
必要がなければ突起部16,16′を施さなくて
も良い。
第4図に万能型として実施したロールブラシの
チヤンネル成形機を示す。詳しくは、チヤンネル
ブラシが取り付けられるロールの径に合わせて、
夫々異なる径の円筒状体を備えた複数のチヤンネ
ル成形機とし実施したものであり、詳しくは径の
異なる円筒状体を備えた各チヤンネル成形機1
7,17′,17″を平行に並べ、各軸1,1′,
1″両端を共通の支持台18に固定したものであ
る。
<考案の効果> 予め所定の長さに形成された直線状のチヤンネ
ルブラシを、女性や、熟練工以外の者にも、大き
な力を要せず、容易に且つ迅速に巻き方向が途中
で変わるブラシに成形する事が出来る。その上、
そのリード角は自由に決定出来、精度の高いもの
となつている。更に最大の効果として上記の処理
は単純な作業で済み、複雑な工程を必要としない
ので、コストも著しく低減せしめるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図であ
り、第2図はその使用状態を示す説明図である。
第3図は他の実施例を示す要部説明図であり、第
4図は更に他の実施例を示す正面図である。第5
図は従来の方法或いは本願装置によつて成形され
たチヤンネルブラシの使用状態を示す説明図であ
り、第6図は従来のチヤンネルブラシの成形方法
の一工程を示す説明図である。 1,1′,1″……軸、2,2′,3,4,4′…
…円筒状体、5……チヤンネルブラシ、6,6′,
6″……板状体、7……チヤンネル、8,8′,
8″……挟持部、12……把手、13,13′……
隙間、14,14′,15,15′……リング状
体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 長尺の軸1と、この軸1に自身の中心軸が貫か
    れることによつて軸1へ遊嵌される適宜数の円筒
    状体4,4′と、軸1上これら一連の円筒状体4,
    4′の中央に遊嵌される挟持部付き円筒状体3と、
    軸1上上記一連の円筒状体4,3,4′の両側に
    配設される挟持部付き円筒状体2,2′と、上記
    挟持部付き円筒状体3へ設けられた把手12と、
    上記挟持部付き円筒状体2,3,2′に設けられ
    ロールブラシのチヤンネルの両端及び中央を着脱
    自在に保持可能な挟持部8,8′,8″とを備えて
    なり、上記挟持部付き円筒状体2,2′は、軸1
    の長手方向にのみ摺動可能なるものであり、上記
    円筒状体4,4は、軸1に対して回動可能である
    と共に軸1長手方向に対して摺動可能に軸1へ設
    けられたものであり、上記円筒状体3,4,2の
    間の少なくともいずれか一箇所と、上記円筒状体
    3,4′,2′の間の少なくともいずれか一箇所に
    隙間13,13′が設定されることによつて、こ
    の隙間13,13′の間隔分円筒状体2,4の双
    方或いはいずれか一方と円筒状体2′,4′の双方
    或はいずれか一方とが、中央に位置する上記円筒
    状体3へその両側より摺動可能なるものであるこ
    とを特徴とするロールブラシのチヤンネル成形
    機。 上記挟持部材のうち両端に配された挟持部材が
    軸芯方向に適宜間隔内摺動可能に形成されてなる
    事を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項又
    は第2項又は第3項記載のロールブラシのチヤン
    ネル成形機。
JP1985183378U 1985-11-28 1985-11-28 Expired JPH0446582Y2 (ja)

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JPS6290537U JPS6290537U (ja) 1987-06-10
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5627251A (en) * 1979-08-08 1981-03-17 Masahide Koga Treating bed for adjusting backbone joint

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5627251A (en) * 1979-08-08 1981-03-17 Masahide Koga Treating bed for adjusting backbone joint

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JPS6290537U (ja) 1987-06-10

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