JPH0748603Y2 - 連続用紙搬送用ピンフィーダー組立体 - Google Patents

連続用紙搬送用ピンフィーダー組立体

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JPH0748603Y2
JPH0748603Y2 JP1989095198U JP9519889U JPH0748603Y2 JP H0748603 Y2 JPH0748603 Y2 JP H0748603Y2 JP 1989095198 U JP1989095198 U JP 1989095198U JP 9519889 U JP9519889 U JP 9519889U JP H0748603 Y2 JPH0748603 Y2 JP H0748603Y2
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JP
Japan
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pin
pair
continuous paper
wheels
rotating shaft
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JP1989095198U
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JPH0333845U (ja
Inventor
登志一 岩田
Original Assignee
イセト紙工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、連続用紙の搬送装置に関するもので、特
に、幅方向にサイズの異なる数種類の連続用紙を、幅方
向にたるみなく保持して搬送するための連続用紙搬送用
ピンフィーダー組立体に関するものである。
[従来の技術] 従来、連続用紙搬送装置におけるピンフィーダーは、第
4図及び第5図に示すように、一つの回転軸(21)に対
して、軸方向に所定の間隔を隔てて一対のピン車(2
2)、(22)を取り付け、前記ピン車(22)、(22)間
に一定の外径寸法で軸方向にそれぞれ固有の長さ寸法を
もつスペーサープーリー(23)を適当数組み合せたもの
からなり、前記組み合されたスペーサープーリー(23)
によって連続用紙の幅方向のたるみを防止する紙受け面
を構成している。
[考案が解決しようとする課題] この従来のピンフィーダーは、搬送する連続用紙の幅方
向のサイズ、すなわち連続用紙におけるマージナルホー
ル列の離間距離が異なる毎に、その都度、その幅サイズ
に適合するサイズのスペーサープーリーを選択して設定
しなおす必要があり、場合によっては、殆ど全てのスペ
ーサープーリーを一旦取り外さなければならず、作業性
の面において極めて非能率的なものであった。
そこで、この考案は、連続用紙の搬送装置において、連
続用紙におけるマージナルホール列の離間距離サイズに
応じて、極めて簡単な操作で、一対のピン車の離間距離
を設定しなおすことができ、且つピン車間に一定の外径
の紙受け面を設定することができる連続用紙搬送用ピン
フィーダー組立体を提供することにある。
[課題を解決するための手段] この考案は、上記する目的を達成するにあたって、具体
的には、一つの回転軸に対し、軸方向に所定の間隔を隔
てて一対のピン車を取り付けてなるピンフィーダーによ
り、長さ方向両側縁に沿ってマージナルホール列を備え
た連続用紙を、その長さ方向に搬送するようにした連続
用紙搬送用ピンフィーダーにおいて、 回転軸と、前記回転軸に対し軸方向に所定の間隔を隔て
て取り付けられる少くとも一対のピン車と、前記一対の
ピン車間に張り渡されるコイル状スプリング部材と、前
記一対のピン車間における前記コイル状スプリング部材
を前記回転軸に対して部分的に同心円状態に保持する保
持部材とからなり、前記一対のピン車のうちの少くとも
一方のピン車が、前記回転軸に対して軸方向に移動可能
で且つ前記回転軸上において他方のピン車との間に予め
設定される離間距離を隔てて固定可能であり、前記回転
軸上における前記一対のピン車の離間距離のいかんにか
かわりなく前記コイル状スプリング部材の外周面をして
前記連続用紙の紙受面とした連続用紙搬送用ピンフィー
ダー組立体を構成するものである。
[作用] 上記のように構成されるこの考案の連続用紙搬送用ピン
フィーダー組立体では、一対のピン車間にコイル状スプ
リング部材を配置しておくことにより、一方のピン車の
固定を解除して軸方向に移動させ、しかる後、所定の位
置において再度固定するだけで、ピン車間の離間距離を
再設定できる。しかも、上記コイル状スプリング部材
は、前記回転軸上における一対のピン車の離間距離のい
かんにかかわりなく、一対のピン車間に連続用紙の紙受
け面をほぼ定径的に形成する。
[実施例の説明] 以下、この考案になる連続用紙搬送用ピンフィーダー組
立体について、図面に示す具体的な実施例にもとづいて
詳細に説明する。
この考案になる連続用紙搬送用ピンフィーダー組立体
は、第1図に示すように、基本的には、一つの回転軸
(1)に対して、軸方向に所定の間隔を隔てて取り付ら
れる一対のピン車(2)、(2)と、前記一対のピン車
(2)、(2)間に張り渡されるコイル状スプリング部
材(3)と、前記一対のピン車間におけるコイル状スプ
リング部材(3)を、前記回転軸(1)に対して部分的
に同心円状態に保持する保持部材(4)とからなってい
る。前記一対のピン車(2)、(2)は、それぞれ周面
(2a)に、放射方向にのびる複数のピン(5)、(5)
を備えている。前記一対のピン車(2)のうち一方のピ
ン車(2A)は、前記回転軸(1)に対して軸方向に移動
可能であり、且つ固定可能である。そして、前記一対の
ピン車(2)のうち他方のピン車(2B)は、前記回転軸
(1)に対して固定されている。別の例において、前記
他方のピン車(2B)も前記回転軸(1)の軸方向に移動
可能なものであってもよい。前記回転軸(1)に対して
移動可能なピン車(2)は、前記回転軸(1)との間
に、たとえばキーとキー溝の関係において回転方向の位
相合せがなされている。一方、前記一対のピン車(2)
と回転軸(1)との間には、前記一対のピン車(2)の
離間距離Lを、予め提供される連続用紙(C.S)におけ
るマージナルホール列(M.H)の離間距離に応じて的確
に位置決めすることができるようなメジャーシステムが
設けてある。一方、前記コイル状スプリング部材(3)
は、前記一対のピン車(2)、(2)間において、前記
保持部材(4)を介して、前記回転軸(1)のまわりに
同心円的に保持されている。第1図に示す例において、
前記保持部材(4)は、前記一対のピン車(2)、
(2)のそれぞれ相対面する側面(2b)、(2b)に対し
て取り付けられたエンド保持部材(4A)(4A)と、中間
保持部材(4B)とによって構成される。前記コイル状ス
プリング部材(3)は、前記エンド保持部材の一方と中
間保持部材(4B)との間、及び前記エンド保持部材の他
方と中間保持部材(4B)との間に、それぞれ張り渡され
ている。
この考案になる連続用紙搬送用ピンフィーダー組立体
は、第2図及び第3図に示すように、マージナルホール
列離間距離の異なる連続用紙(C.S1)(C.S2)に対し
て、次のように作用する。例えば第2図に示すように、
マージナルホール列離間距離L1の連続用紙(C.S1)を搬
送する場合には、可動側ピン車(2A)を、コイル状スプ
リング部材(3)に抗して移動し、前記ピン車(2A)、
(2B)のピン間距離をL1に設定して固定する。この状態
で、コイル状スプリング部材(3)の外周面(3a)は、
前記連続用紙(C.S1)の紙受け面を形成する。一方、第
3図に示すように、マージナルホール列離間距離L2の連
続用紙(C.S2)を搬送する場合には、可動側ピン車(2
A)の固定を解除し、これを軸方向に移動し、前記ピン
車(2A)、(2B)のピン間距離をL2に設定して固定すれ
ばよい。この状態においても、前記コイル状スプリング
部材(3)の外周面(3a)は、前記連続用紙(C.S2)の
ための紙受け面を形成し、搬送期間中、前記連続用紙
(C.S2)の幅方向のたるみを防止する。
[本考案の効果] 以上の構成になるこの考案の連続用紙搬送用ピンフィー
ダー組立体は、搬送すべき連続用紙におけるマージナル
ホール列の離間距離サイズに応じて、極めて簡単な操作
手順によって、一対のピン車の幅方向離間距離を設定し
なおすことができ、且つピン車の離間距離のいかんにか
かわりなく、ピン車間に一定の外径の紙受け面を設定す
ることができ、連続用紙の搬送期間中、当該連続用紙の
幅方向のたるみを防止し、正確にかつ確実な搬送処理を
なすことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は、この考案になる連続用紙搬送用ピンフィーダ
ー組立体の一例を示す概略的斜視図、 第2図は、比較的幅のせまい連続用紙に対応させたピン
フィーダー組立体の概略的側面図、 第3図は、比較的幅のひろい連続用紙に対応させたピン
フィーダー組立体の概略的側面図、 第4図は、従来の例になるピンフィーダーであって、第
2図に対応する状態を示す概略的側面図、 第5図は、同じく第3図に対応する状態を示す概略的側
面図である。 (1)……回転軸 (2)……ピン車 (3)……コイル状スプリング部材 (4)……保持部材 (5)……ピン車のピン (C.S)……連続用紙 (M.H)……マージナルホール列

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一つの回転軸に対し、軸方向に所定の間隔
    を隔てて少くとも一対のピン車を取り付けてなるピンフ
    ィーダーにより、長さ方向両側縁に沿ってマージナルホ
    ール列を備えた連続用紙を、その長さ方向に搬送するよ
    うにした連続用紙搬送用ピンフィーダーにおいて、 回転軸と、前記回転軸に対し軸方向に所定の間隔を隔て
    て取り付けられる一対のピン車と、前記一対のピン車間
    に張り渡されるコイル状スプリング部材と、前記一対の
    ピン車間における前記コイル状スプリング部材を前記回
    転軸に対して部分的に同心円状態に保持する保持部材と
    からなり、前記一対のピン車のうちの少くとも一方のピ
    ン車が、前記回転軸に対し軸方向に移動可能で且つ前記
    回転軸上において他方のピン車との間に予め設定される
    離間距離を隔てて固定可能であり、前記回転軸上におけ
    る前記一対のピン車の離間距離のいかんにかかわりなく
    前記コイル状スプリング部材の外周面をして前記連続用
    紙の紙受面としたことを特徴とする連続用紙搬送用ピン
    フィーダー組立体。
JP1989095198U 1989-08-12 1989-08-12 連続用紙搬送用ピンフィーダー組立体 Expired - Lifetime JPH0748603Y2 (ja)

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JP1989095198U JPH0748603Y2 (ja) 1989-08-12 1989-08-12 連続用紙搬送用ピンフィーダー組立体

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JPH0333845U JPH0333845U (ja) 1991-04-03
JPH0748603Y2 true JPH0748603Y2 (ja) 1995-11-08

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JP1989095198U Expired - Lifetime JPH0748603Y2 (ja) 1989-08-12 1989-08-12 連続用紙搬送用ピンフィーダー組立体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS51136438A (en) * 1975-05-22 1976-11-25 Graphtec Corp Process of feeding recording paper by a sprocket
JPS58166450U (ja) * 1982-04-30 1983-11-05 日立工機株式会社 紙送りトラクタ

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JPH0333845U (ja) 1991-04-03

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