JPS5944179B2 - ワイヤ−式切断加工装置 - Google Patents
ワイヤ−式切断加工装置Info
- Publication number
- JPS5944179B2 JPS5944179B2 JP1528676A JP1528676A JPS5944179B2 JP S5944179 B2 JPS5944179 B2 JP S5944179B2 JP 1528676 A JP1528676 A JP 1528676A JP 1528676 A JP1528676 A JP 1528676A JP S5944179 B2 JPS5944179 B2 JP S5944179B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- guide
- guide rollers
- cutting
- rollers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B28—WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
- B28D—WORKING STONE OR STONE-LIKE MATERIALS
- B28D5/00—Fine working of gems, jewels, crystals, e.g. of semiconductor material; apparatus or devices therefor
- B28D5/04—Fine working of gems, jewels, crystals, e.g. of semiconductor material; apparatus or devices therefor by tools other than rotary type, e.g. reciprocating tools
- B28D5/045—Fine working of gems, jewels, crystals, e.g. of semiconductor material; apparatus or devices therefor by tools other than rotary type, e.g. reciprocating tools by cutting with wires or closed-loop blades
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は軸方向に往復動するワイヤーに加工物を押圧し
て研摩剤を加工部に供給しながら加工物を切断するワイ
ヤー式切断加工装置に関するものである。
て研摩剤を加工部に供給しながら加工物を切断するワイ
ヤー式切断加工装置に関するものである。
此のワイヤー式切断加工装置は例えば水晶等のもろさを
有する結晶性物質或は高価な物質等を切断する装置とし
て有効であり、小径のワイヤーを用いて切断代を少くす
ること、又多条に１本のワイヤを配列させ加工物をこれ
に押圧して所定幅の薄い切断片を多数個同時に得ること
が出来る等の特徴を有する。
有する結晶性物質或は高価な物質等を切断する装置とし
て有効であり、小径のワイヤーを用いて切断代を少くす
ること、又多条に１本のワイヤを配列させ加工物をこれ
に押圧して所定幅の薄い切断片を多数個同時に得ること
が出来る等の特徴を有する。
又切断抵抗がきわめて少いため良好な切断面が得られる
。然し多条に所定間隔で張設されたワイヤーによつてワ
ークを同時に高精度で切断する装置においては、各ワイ
ヤー間隔を保持し案内する多条溝を有する案内ローラの
精度が重要な要素となる。
。然し多条に所定間隔で張設されたワイヤーによつてワ
ークを同時に高精度で切断する装置においては、各ワイ
ヤー間隔を保持し案内する多条溝を有する案内ローラの
精度が重要な要素となる。
従来の案内ローラの案内溝は溝部の偏摩耗のためワイヤ
ーの配列位置即ら多条溝の溝位置の精度維持が困難で、
しばしば案内ローラの交換が必要とされた。本発明は上
記欠点を除去してワイヤーの配列位置の精度を維持する
ためのワイヤーの案内ローラ装置を提供するものである
。
ーの配列位置即ら多条溝の溝位置の精度維持が困難で、
しばしば案内ローラの交換が必要とされた。本発明は上
記欠点を除去してワイヤーの配列位置の精度を維持する
ためのワイヤーの案内ローラ装置を提供するものである
。
第１図は案内ローラ装置の従来例の概要を示す。
１本のワイヤー１は平行に配列された切断ワイヤー案内
ローラ２、３及び導入導出案内ローラ４に夫々設けられ
た多条溝２ａ、２ｂ、２ｃ・・・、３ａ、３ｂ、３ｃ・
・・、及び４ａ、４ｂ、４ｃ・・・、に順次多条に巻付
けられ端部ＩＡ、ＩＢは周知装置（図示省略）によつて
ワイヤーに所定張力を与え且つワイヤーが往復動可能に
支持される、ワイヤーの往復動及び繰り出しは上記案内
ローラの何れかを図示しない、駆動装置で左右に夫々回
転を与える等の周知方法で行われる。
ローラ２、３及び導入導出案内ローラ４に夫々設けられ
た多条溝２ａ、２ｂ、２ｃ・・・、３ａ、３ｂ、３ｃ・
・・、及び４ａ、４ｂ、４ｃ・・・、に順次多条に巻付
けられ端部ＩＡ、ＩＢは周知装置（図示省略）によつて
ワイヤーに所定張力を与え且つワイヤーが往復動可能に
支持される、ワイヤーの往復動及び繰り出しは上記案内
ローラの何れかを図示しない、駆動装置で左右に夫々回
転を与える等の周知方法で行われる。
ワークＷは切断ワイヤー案内ローラ２、３間に多条に配
列されたワーク切断ワイヤー部１ａに下方より押圧され
、供給管Ｐより研摩剤を混入した研摩液を切断部に供給
しながら往復動するワイヤによつてワークの同時多数切
断が行われる。
列されたワーク切断ワイヤー部１ａに下方より押圧され
、供給管Ｐより研摩剤を混入した研摩液を切断部に供給
しながら往復動するワイヤによつてワークの同時多数切
断が行われる。
１本のワイヤー１を案内ローラ２，３及び４の各案内溝
に沿つて順次多条に配列するため１巻き毎に所定間隔（
ワークの切断幅）を１ピツチとするリードを与えること
が必要であり、切断ワイヤー案内ローラ２及び３間のワ
ーク切断ワイヤー部１ａを案内ローラ２，３の軸心との
直交面に配列する場合は、案内ローラ３・・・４・・・
２間に張設された導入、導出ワイヤー部１ｂ，１ｃで１
ピツチのリードを持たせることになり、此のため切断ワ
イヤー案内ローラ２及び３の各案内溝には第３図Ｃ，Ｄ
に示すようにＶ溝の何れかの側面に偏位して導入、導出
ワイヤー部１ｂと１ｃが押付けられ案内溝の偏摩耗が発
生する原因となり、此のためワーク切断ワイヤー部１ａ
に張設したワイヤー間隔の位置精度維持が困難となる。
に沿つて順次多条に配列するため１巻き毎に所定間隔（
ワークの切断幅）を１ピツチとするリードを与えること
が必要であり、切断ワイヤー案内ローラ２及び３間のワ
ーク切断ワイヤー部１ａを案内ローラ２，３の軸心との
直交面に配列する場合は、案内ローラ３・・・４・・・
２間に張設された導入、導出ワイヤー部１ｂ，１ｃで１
ピツチのリードを持たせることになり、此のため切断ワ
イヤー案内ローラ２及び３の各案内溝には第３図Ｃ，Ｄ
に示すようにＶ溝の何れかの側面に偏位して導入、導出
ワイヤー部１ｂと１ｃが押付けられ案内溝の偏摩耗が発
生する原因となり、此のためワーク切断ワイヤー部１ａ
に張設したワイヤー間隔の位置精度維持が困難となる。
第２図は本発明の案内ローラ装置の実施例を示す。
１本のワイヤー１は平行に配列された切断ワイヤー案内
ローラ５，６、及び導入導出案内ローラ７，８に設けた
多条の案内溝５ａ，５ｂ，５ｃ・・・、６ａ，６ｂ，６
ｃ・・・、７ａ，７ｂ，７ｃ・・・、８ａ，８ｂ，８ｃ
・・・に順次多条に配列して張設され両端１Ａ，１Ｂの
保持及びワイヤー往復駆動は従来装置と同様に行われる
。
ローラ５，６、及び導入導出案内ローラ７，８に設けた
多条の案内溝５ａ，５ｂ，５ｃ・・・、６ａ，６ｂ，６
ｃ・・・、７ａ，７ｂ，７ｃ・・・、８ａ，８ｂ，８ｃ
・・・に順次多条に配列して張設され両端１Ａ，１Ｂの
保持及びワイヤー往復駆動は従来装置と同様に行われる
。
ワークＷは切断ワイヤー案内ローラ５，６間に所定間隔
に張設された多条のワーク切断ワイヤー部１ａに下方よ
り押圧され、研摩剤は第１図と同様に（図面省略）供給
される。切断ワイヤー案内ローラ５，６間に張設された
ワーク切断ワイヤー部１ａは夫々切断ワイヤー案内ロー
ラ５，６の軸心と直交する面上に配列されるよう両案内
ローラ５，６の各案内溝５ａ，５ｂ，５ｃ・・・、６ａ
，６ｂ，６ｃ・・・を配置すると共に、導入導出案内ロ
ーラ７，８の案内溝７ａ，７ｂ，７ｃ・・・、８ａ，８
ｂ，８ｃ・・・によつて導入導出される導入、導出ワイ
ヤー部１ｂ，１ｃも案内ローラ５，６と直交するワーク
切断ワイヤー部１ａと同一面上に夫々配列されるように
案内ローラ５，６の直前直後に設けられた導入導出ロー
ラ７，８の各案内溝が配置されている。即ら、相互に対
応する案内溝５ａ，６ａ，７ａ，８ａ及び５ｂ，６ｂ，
７ｂ，８ｂ，・・・等は夫々案内ローラ５，６の軸心と
直交する同一平面上にあるように案内溝が配列されてい
る。従つて所定間隔で多条に巻付ける１本のワイヤー１
に１ピツチのリードを与えるのは導入導出案内ローラ７
，８間に張設きれた１ｄ部で与えることになり、切断ワ
イヤー案内ローラ５，６上の各案内溝には第３図Ｅに示
す様にワイヤーが溝の中心に接触するのでＶ溝は深さ方
向に摩耗しても偏摩耗することはなく、ワータ切断ワイ
ヤー部１ａ部の各ワイヤー間隔の位置精度を維持するこ
とが出来る。
に張設された多条のワーク切断ワイヤー部１ａに下方よ
り押圧され、研摩剤は第１図と同様に（図面省略）供給
される。切断ワイヤー案内ローラ５，６間に張設された
ワーク切断ワイヤー部１ａは夫々切断ワイヤー案内ロー
ラ５，６の軸心と直交する面上に配列されるよう両案内
ローラ５，６の各案内溝５ａ，５ｂ，５ｃ・・・、６ａ
，６ｂ，６ｃ・・・を配置すると共に、導入導出案内ロ
ーラ７，８の案内溝７ａ，７ｂ，７ｃ・・・、８ａ，８
ｂ，８ｃ・・・によつて導入導出される導入、導出ワイ
ヤー部１ｂ，１ｃも案内ローラ５，６と直交するワーク
切断ワイヤー部１ａと同一面上に夫々配列されるように
案内ローラ５，６の直前直後に設けられた導入導出ロー
ラ７，８の各案内溝が配置されている。即ら、相互に対
応する案内溝５ａ，６ａ，７ａ，８ａ及び５ｂ，６ｂ，
７ｂ，８ｂ，・・・等は夫々案内ローラ５，６の軸心と
直交する同一平面上にあるように案内溝が配列されてい
る。従つて所定間隔で多条に巻付ける１本のワイヤー１
に１ピツチのリードを与えるのは導入導出案内ローラ７
，８間に張設きれた１ｄ部で与えることになり、切断ワ
イヤー案内ローラ５，６上の各案内溝には第３図Ｅに示
す様にワイヤーが溝の中心に接触するのでＶ溝は深さ方
向に摩耗しても偏摩耗することはなく、ワータ切断ワイ
ヤー部１ａ部の各ワイヤー間隔の位置精度を維持するこ
とが出来る。
尚案内ローラ７，８は実施例に示す位置にこだわるもの
ではなく、又必要に応じて別の案内ローラを上記７，８
の間に設けてもよい。
ではなく、又必要に応じて別の案内ローラを上記７，８
の間に設けてもよい。
図面はワイヤーを支持する案内ローラ装置の実施例を示
し、第１図は周知の案内ローラ装置斜視図、第２図は本
発明による案内ローラ装置斜視図、第３図は案内ローラ
の案内溝とワイヤーとの接触状態図である。 １・・・・・・ワイヤー、５，６・・・・・・切断ワイ
ヤー案内ローラ、７，８・・・・・・導入導出案内ロー
ラ、５ａ，５ｂ，５ｃ・・・・・・案内溝、６ａ，６ｂ
，６ｃ・・・・・・案内溝、７ａ，７ｂ，７ｃ・・・・
・・案内溝、８ａ，８ｂ，８ｃ・・・・・・案内溝。
し、第１図は周知の案内ローラ装置斜視図、第２図は本
発明による案内ローラ装置斜視図、第３図は案内ローラ
の案内溝とワイヤーとの接触状態図である。 １・・・・・・ワイヤー、５，６・・・・・・切断ワイ
ヤー案内ローラ、７，８・・・・・・導入導出案内ロー
ラ、５ａ，５ｂ，５ｃ・・・・・・案内溝、６ａ，６ｂ
，６ｃ・・・・・・案内溝、７ａ，７ｂ，７ｃ・・・・
・・案内溝、８ａ，８ｂ，８ｃ・・・・・・案内溝。
Claims (1)
- １ 所定間隔ピッチで多条の案内溝を有する回転可能の
案内ローラを複数個平行して設け、上記案内ローラの案
内溝に沿つて張設した１本のワイヤーを往復駆動させ、
上記ワイヤーの多条部にワークを押出し研摩剤を供給し
てワークの切断加工を行う装置において、１対の切断ワ
イヤー案内ローラと、該切断ワイヤー案内ローラにワイ
ヤーを導入導出する少なくとも２個の導入導出案内ロー
ラとを有し、これら案内ローラに設けられた多条の案内
溝のうち上記１対の切断ワイヤー案内ローラと該切断ワ
イヤー案内ローラの直前直後に設けられた導入導出案内
ローラとの相互に対応する案内溝が案内ローラの軸心に
直交する同一面内にあるように配列され、上記案内溝に
沿つて張設されたワイヤーのワーク切断ワイヤー部と、
該ワーク切断ワイヤー部の直前直後の導入導出ワイヤー
部のいずれも、上記案内ローラの軸心と直交する面内に
あることを特徴とするワイヤー式切断加工装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1528676A JPS5944179B2 (ja) | 1976-02-14 | 1976-02-14 | ワイヤ−式切断加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1528676A JPS5944179B2 (ja) | 1976-02-14 | 1976-02-14 | ワイヤ−式切断加工装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5298291A JPS5298291A (en) | 1977-08-17 |
| JPS5944179B2 true JPS5944179B2 (ja) | 1984-10-27 |
Family
ID=11884596
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1528676A Expired JPS5944179B2 (ja) | 1976-02-14 | 1976-02-14 | ワイヤ−式切断加工装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5944179B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60172460A (ja) * | 1984-02-18 | 1985-09-05 | Kenichi Ishikawa | 偏心多溝滑車式マルチワイヤ−振動切断装置 |
| JPS60172459A (ja) * | 1984-02-18 | 1985-09-05 | Kenichi Ishikawa | 振動マルチワイヤー式切断装置 |
| JP3427956B2 (ja) * | 1995-04-14 | 2003-07-22 | 信越半導体株式会社 | ワイヤーソー装置 |
| CN108247876A (zh) * | 2018-01-18 | 2018-07-06 | 王宏亮 | 罗拉切割机构、多线切割机及任意厚度产品切割方法 |
-
1976
- 1976-02-14 JP JP1528676A patent/JPS5944179B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5298291A (en) | 1977-08-17 |
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