JPS642453B2 - - Google Patents
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- JPS642453B2 JPS642453B2 JP56020349A JP2034981A JPS642453B2 JP S642453 B2 JPS642453 B2 JP S642453B2 JP 56020349 A JP56020349 A JP 56020349A JP 2034981 A JP2034981 A JP 2034981A JP S642453 B2 JPS642453 B2 JP S642453B2
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- punch
- die
- end surface
- clamping
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- 239000011324 bead Substances 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- RRLHMJHRFMHVNM-BQVXCWBNSA-N [(2s,3r,6r)-6-[5-[5-hydroxy-3-(4-hydroxyphenyl)-4-oxochromen-7-yl]oxypentoxy]-2-methyl-3,6-dihydro-2h-pyran-3-yl] acetate Chemical compound C1=C[C@@H](OC(C)=O)[C@H](C)O[C@H]1OCCCCCOC1=CC(O)=C2C(=O)C(C=3C=CC(O)=CC=3)=COC2=C1 RRLHMJHRFMHVNM-BQVXCWBNSA-N 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
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- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 1
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D22/00—Shaping without cutting, by stamping, spinning, or deep-drawing
- B21D22/20—Deep-drawing
- B21D22/26—Deep-drawing for making peculiarly, e.g. irregularly, shaped articles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D22/00—Shaping without cutting, by stamping, spinning, or deep-drawing
- B21D22/20—Deep-drawing
- B21D22/22—Deep-drawing with devices for holding the edge of the blanks
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は張出し加工用プレス型における材料
挟持装置に関する。
挟持装置に関する。
一般に、平面ブランクを有底の継ぎ目のない容
器に加工する絞り加工では、上型と下型に材料挟
持部を設けこれらの間で、加工材料の端部を挟持
し、上型もしくは下型のダイに下型もしくは上型
のポンチを押込んで加工材料を所定の形状に成形
している。このとき、上型と下型とにより加工材
料の端部を強く挟持して、型外方に引つ張つてお
きポンチをダイの凹みに押込むと、ダイの凹みの
部分の加工材料は表面積の増加した分だけ伸びる
ことになる。このような加工方法を張出し加工と
呼び、この張出し加工は管、有底容器、平板のふ
くらまし加工などに利用されている。ここで、前
述した加工材料の端部の挟持力が弱いと製品にし
わが発生することがある。
器に加工する絞り加工では、上型と下型に材料挟
持部を設けこれらの間で、加工材料の端部を挟持
し、上型もしくは下型のダイに下型もしくは上型
のポンチを押込んで加工材料を所定の形状に成形
している。このとき、上型と下型とにより加工材
料の端部を強く挟持して、型外方に引つ張つてお
きポンチをダイの凹みに押込むと、ダイの凹みの
部分の加工材料は表面積の増加した分だけ伸びる
ことになる。このような加工方法を張出し加工と
呼び、この張出し加工は管、有底容器、平板のふ
くらまし加工などに利用されている。ここで、前
述した加工材料の端部の挟持力が弱いと製品にし
わが発生することがある。
従来の材料挟持装置としては、例えば第1図に
示すようなものが知られている。すなわち1はプ
レス装置のボルスターであり、このボルスター1
上にはダイ2が固定されている。ダイ2の上方に
はプレス装置のインナーラム3によりダイ2に向
つて往復動可能なポンチ4が設けられ、このポン
チ4の側方にはプレス装置のアウターラム5によ
りダイ2の肩部2aに向つて往復動可能な、材料
挟持部としてのブランクホルダー6が設置されて
いる。ブランクホルダー6の下端面には下方に突
出するビード7が、このビード7と対向するダイ
2の肩部(材料挟持部)2aには溝8が、それぞ
れ形成されている。したがつて、ダイ2上に加工
材料Wが載置された場合、この加工材料Wの端部
を前記ブランクホルダー6とダイ2の肩部2aと
で、特にそのビード7と溝8とで、挟持した後、
加工材料Wは前記ダイ2とポンチ4とにより張出
し加工されていた。
示すようなものが知られている。すなわち1はプ
レス装置のボルスターであり、このボルスター1
上にはダイ2が固定されている。ダイ2の上方に
はプレス装置のインナーラム3によりダイ2に向
つて往復動可能なポンチ4が設けられ、このポン
チ4の側方にはプレス装置のアウターラム5によ
りダイ2の肩部2aに向つて往復動可能な、材料
挟持部としてのブランクホルダー6が設置されて
いる。ブランクホルダー6の下端面には下方に突
出するビード7が、このビード7と対向するダイ
2の肩部(材料挟持部)2aには溝8が、それぞ
れ形成されている。したがつて、ダイ2上に加工
材料Wが載置された場合、この加工材料Wの端部
を前記ブランクホルダー6とダイ2の肩部2aと
で、特にそのビード7と溝8とで、挟持した後、
加工材料Wは前記ダイ2とポンチ4とにより張出
し加工されていた。
しかしながら、このような従来の材料挟持装置
にあつては、加工材料Wの端部はビード7と溝8
とに挟持されており、この分だけ加工材料Wが余
分に必要となり、この部分は後に切り捨てられる
ため、その歩留りが悪く経済的損失が大きいとい
う問題点や、前述したビード7および溝8とで加
工材料Wに加えられる引張力を受けるため、これ
らのビード7または溝8の一部が損傷しやすいと
いう問題点もあつた。
にあつては、加工材料Wの端部はビード7と溝8
とに挟持されており、この分だけ加工材料Wが余
分に必要となり、この部分は後に切り捨てられる
ため、その歩留りが悪く経済的損失が大きいとい
う問題点や、前述したビード7および溝8とで加
工材料Wに加えられる引張力を受けるため、これ
らのビード7または溝8の一部が損傷しやすいと
いう問題点もあつた。
この発明はこのような従来の問題点に着目して
なされたもので、従来の如くビードおよび溝を設
けることを不要とした材料挟持装置を提供し、前
記問題点を解決することにある。
なされたもので、従来の如くビードおよび溝を設
けることを不要とした材料挟持装置を提供し、前
記問題点を解決することにある。
以下、この発明を図面に基づいて説明する。
第2,3図はこの発明に係る張出し加工用プレ
ス型における材料挟持装置の第1実施例を示す図
である。まず、構成を説明する。第2図におい
て、11はプレス装置のボルスターであり、この
ボルスター11上にはダイ12が載置されてい
る。ダイ12の上方にはインナーラム13により
ダイ12に向かつて往復動可能なポンチ14と、
このポンチ14の外方でアウターラム15により
ダイ12に向かつて往復動可能な材料挟持部とし
ての挟持体26が設けられている。ここで、前記
ポンチ14、挟持体26は上型を構成する。挟持
体26の下端部にはポンチ14の外方に向かつて
上方に傾斜した平滑な材料挟持面としての係合面
26cが形成されている。一方、ダイ12の端部
では前記挟持体26の対向位置にガイドプレート
21を介してブロツク体22がポンチ14の内外
方向に摺動自在に支持されている。このブロツク
体22は一端面22aがガイドプレート21の係
合面21aに係合して摺動自在に設けられてい
る。ブロツク体22の他端面22cは第3図に詳
示するように粗面で形成されており、後述するよ
うに材料を挟持するときに摩擦力が強くなるよう
にしてある。そして、この粗面は便宜上大きく描
いてあるが、本来は材料端部に微小な傷を与える
程度のものである。また、他端面22cは材料挟
持面として設けられ挟持体26の傾斜面26cと
ともに材料の端部を挟持することができるように
ダイ12の外方に向かつて上方に所定角度傾斜し
ている。ブロツク体22は一端面22aと他端面
22cの距離がポンチ14の外方に向かうに従つ
て拡大する略クサビ状に形成されている。また、
ダイ12の上端部外方にはストツパ部12aが設
けられ、ブロツク体22のポンチ14外方への摺
動を規制している。そして、第2図中二点鎖線で
示すように、このストツパ部12aにはガイドプ
レート21aの傾斜面に平行に圧縮スプリング3
1が内蔵されており、ブロツク体22を常に型内
方に向かつて付勢している。ここで、ダイ12、
ガイドプレート21、ブロツク体22は全体とし
て下型を構成する。
ス型における材料挟持装置の第1実施例を示す図
である。まず、構成を説明する。第2図におい
て、11はプレス装置のボルスターであり、この
ボルスター11上にはダイ12が載置されてい
る。ダイ12の上方にはインナーラム13により
ダイ12に向かつて往復動可能なポンチ14と、
このポンチ14の外方でアウターラム15により
ダイ12に向かつて往復動可能な材料挟持部とし
ての挟持体26が設けられている。ここで、前記
ポンチ14、挟持体26は上型を構成する。挟持
体26の下端部にはポンチ14の外方に向かつて
上方に傾斜した平滑な材料挟持面としての係合面
26cが形成されている。一方、ダイ12の端部
では前記挟持体26の対向位置にガイドプレート
21を介してブロツク体22がポンチ14の内外
方向に摺動自在に支持されている。このブロツク
体22は一端面22aがガイドプレート21の係
合面21aに係合して摺動自在に設けられてい
る。ブロツク体22の他端面22cは第3図に詳
示するように粗面で形成されており、後述するよ
うに材料を挟持するときに摩擦力が強くなるよう
にしてある。そして、この粗面は便宜上大きく描
いてあるが、本来は材料端部に微小な傷を与える
程度のものである。また、他端面22cは材料挟
持面として設けられ挟持体26の傾斜面26cと
ともに材料の端部を挟持することができるように
ダイ12の外方に向かつて上方に所定角度傾斜し
ている。ブロツク体22は一端面22aと他端面
22cの距離がポンチ14の外方に向かうに従つ
て拡大する略クサビ状に形成されている。また、
ダイ12の上端部外方にはストツパ部12aが設
けられ、ブロツク体22のポンチ14外方への摺
動を規制している。そして、第2図中二点鎖線で
示すように、このストツパ部12aにはガイドプ
レート21aの傾斜面に平行に圧縮スプリング3
1が内蔵されており、ブロツク体22を常に型内
方に向かつて付勢している。ここで、ダイ12、
ガイドプレート21、ブロツク体22は全体とし
て下型を構成する。
次に、作用を説明する。
まず、ダイ12上に加工材料Wを載置する。こ
のとき、ブロツク体22はスプリング(図示して
いない)に付勢されて型内方に位置しており、ま
た、挟持体26はブロツク体22の上方に所定間
隔離れて位置している。したがつて、加工材料W
の端部はブロツク体22上に載置される。この状
態において、アウターラム15を下降させ、ブロ
ツク体22および挟持体26とを協同することに
よつて加工材料Wの端部を挟持させる。すなわ
ち、上下型が接近したときにブロツク22および
挟持体26はその他端面22cおよび係合面26
c間で加工材料Wの端部を挟持した後、ブロツク
体22の一端面22aがガイドプレート21の対
向する傾斜面21aに案内されて、ポンチの外方
に向かつて第2図に示す状態まで、ブロツク体2
2は摺動し、ストツパー部12aにより停止され
る。このとき加工材料Wは所定量引き伸ばされ
る。次いで、インナーラム13が下降し、ポンチ
14が加工材料Wをダイ12に向かつて押し付け
る。この結果、加工材料Wは張出し加工される。
このとき、加工材料Wの端部にはポンチ14の内
方に向かつて引張力が作用するが、その端部はブ
ロツク体22とガイドプレート21の一端面22
aおよび係合面21aとの間およびブロツク体2
2と挟持体26の他端面22cおよび傾斜面26
cとの間にクサビ作用が働くため、ブロツク体2
2と挟持体26との加工材料Wの端部を挟持する
力は大きくなる。すなわち、ポンチ14が加工材
料Wをダイ12に向かつて押し付けて加工材料W
の端部がポンチ14の内方に向かつて移動すると
き、ブロツク体22の一端面22aがガイドプレ
ート21の係合面21aに沿つて加工材料Wとと
もに第2図に示す状態からポンチ14の内方向に
摺動して加工材料Wの端部の移動を規制するよう
にしているため、より大きな挟持力を発揮する。
したがつて、加工材料Wの端部はほぼ固定された
状態で前述した張出し加工が行われることにな
る。
のとき、ブロツク体22はスプリング(図示して
いない)に付勢されて型内方に位置しており、ま
た、挟持体26はブロツク体22の上方に所定間
隔離れて位置している。したがつて、加工材料W
の端部はブロツク体22上に載置される。この状
態において、アウターラム15を下降させ、ブロ
ツク体22および挟持体26とを協同することに
よつて加工材料Wの端部を挟持させる。すなわ
ち、上下型が接近したときにブロツク22および
挟持体26はその他端面22cおよび係合面26
c間で加工材料Wの端部を挟持した後、ブロツク
体22の一端面22aがガイドプレート21の対
向する傾斜面21aに案内されて、ポンチの外方
に向かつて第2図に示す状態まで、ブロツク体2
2は摺動し、ストツパー部12aにより停止され
る。このとき加工材料Wは所定量引き伸ばされ
る。次いで、インナーラム13が下降し、ポンチ
14が加工材料Wをダイ12に向かつて押し付け
る。この結果、加工材料Wは張出し加工される。
このとき、加工材料Wの端部にはポンチ14の内
方に向かつて引張力が作用するが、その端部はブ
ロツク体22とガイドプレート21の一端面22
aおよび係合面21aとの間およびブロツク体2
2と挟持体26の他端面22cおよび傾斜面26
cとの間にクサビ作用が働くため、ブロツク体2
2と挟持体26との加工材料Wの端部を挟持する
力は大きくなる。すなわち、ポンチ14が加工材
料Wをダイ12に向かつて押し付けて加工材料W
の端部がポンチ14の内方に向かつて移動すると
き、ブロツク体22の一端面22aがガイドプレ
ート21の係合面21aに沿つて加工材料Wとと
もに第2図に示す状態からポンチ14の内方向に
摺動して加工材料Wの端部の移動を規制するよう
にしているため、より大きな挟持力を発揮する。
したがつて、加工材料Wの端部はほぼ固定された
状態で前述した張出し加工が行われることにな
る。
第3図はこの発明の第2実施例を示す図であ
る。なお、この実施例においては前述した第1実
施例と同一部分には同一番号を付しその説明は省
略する。この実施例においては、ブロツク体支持
部材16の下端部にはガイドプレート18を介し
てブロツク体19がポンチ14の内外方向に向か
つて摺動自在に支持してある。ガイドプレート1
8の下端面にはポンチ14の外方に向かつて上方
に所定角度傾斜する係合面18cが形成されてい
る。また、ブロツク体19の一端面19eはガイ
ドプレート18の係合面18eに係合するように
所定角度傾斜しており、このブロツク体19の材
料挟持面としての他端面19dはブロツク体22
の他端面22dとともに材料の端部を挟持する。
すなわち、ブロツク体19は一端面19eと他端
面19dとの距離がポンチ14の外方に向かうに
従つて拡大する略クサビ状に形成されている。
る。なお、この実施例においては前述した第1実
施例と同一部分には同一番号を付しその説明は省
略する。この実施例においては、ブロツク体支持
部材16の下端部にはガイドプレート18を介し
てブロツク体19がポンチ14の内外方向に向か
つて摺動自在に支持してある。ガイドプレート1
8の下端面にはポンチ14の外方に向かつて上方
に所定角度傾斜する係合面18cが形成されてい
る。また、ブロツク体19の一端面19eはガイ
ドプレート18の係合面18eに係合するように
所定角度傾斜しており、このブロツク体19の材
料挟持面としての他端面19dはブロツク体22
の他端面22dとともに材料の端部を挟持する。
すなわち、ブロツク体19は一端面19eと他端
面19dとの距離がポンチ14の外方に向かうに
従つて拡大する略クサビ状に形成されている。
また、前記一端面19eおよび係合面18eは
他端面19dおよびブロツク体22の他端面22
dの傾斜面よりも大きな角度で傾斜している。ま
た、16aはブロツク体支持部材16の下端部外
方に形成されたストツパ部であり、このストツパ
部16aには二点鎖線で図示するようにガイドプ
レート18の傾斜面18eと平行に圧縮スプリン
グ30が内蔵されブロツク体19を型内方に向か
つて付勢している。
他端面19dおよびブロツク体22の他端面22
dの傾斜面よりも大きな角度で傾斜している。ま
た、16aはブロツク体支持部材16の下端部外
方に形成されたストツパ部であり、このストツパ
部16aには二点鎖線で図示するようにガイドプ
レート18の傾斜面18eと平行に圧縮スプリン
グ30が内蔵されブロツク体19を型内方に向か
つて付勢している。
したがつて、この実施例にあつては、上下型が
接近したときにブロツク体19,22はその他端
面19dおよび他端面22d間で加工材料Wの端
部を挟持した後、それらの一端面19e,22a
がガイドプレート18,21の対向する係合面1
8e,21aにそれぞれ案内されて、型の外方に
向かつて、第3図に示す状態まで、ブロツク体1
9,22は摺動し、ストツパー部16a,12a
により停止される。このとき、加工材料Wは所定
量引き伸ばされる。次いで、インナーラム13が
下降し、ポンチ14が加工材料Wをダイ12に向
かつて押し付ける。次いで、インナーラム13が
下降し、ポンチ14が加工材料Wをダイ12に向
かつて押し付ける。この結果、加工材料Wが張出
し加工される。このとき、加工材料Wの端部にポ
ンチ14の内方向に向かつて引張力が作用する
と、その端部はブロツク体19,22とガイドプ
レート18,21のそれぞれの係合面18e、一
端面19eおよび係合面21a、一端面22a間
にクサビ作用が働き、ポンチ14内方向に移動す
る加工材料Wの移動を規制するため、ブロツク体
19,22の加工材料Wの端部を挟持する力は大
きくなる。また、この実施例では、ブロツク体1
9,22の他端面19d,22dがともに粗面で
形成されるとともに、一端面19eおよび係合面
18eが他端面19dおよび他端面22dの傾斜
面よりも大きな角度で傾斜しているため、ブロツ
ク体19,22による加工材料Wの挟持力は第1
実施例におけるそれよりも大きなものとなる。
接近したときにブロツク体19,22はその他端
面19dおよび他端面22d間で加工材料Wの端
部を挟持した後、それらの一端面19e,22a
がガイドプレート18,21の対向する係合面1
8e,21aにそれぞれ案内されて、型の外方に
向かつて、第3図に示す状態まで、ブロツク体1
9,22は摺動し、ストツパー部16a,12a
により停止される。このとき、加工材料Wは所定
量引き伸ばされる。次いで、インナーラム13が
下降し、ポンチ14が加工材料Wをダイ12に向
かつて押し付ける。次いで、インナーラム13が
下降し、ポンチ14が加工材料Wをダイ12に向
かつて押し付ける。この結果、加工材料Wが張出
し加工される。このとき、加工材料Wの端部にポ
ンチ14の内方向に向かつて引張力が作用する
と、その端部はブロツク体19,22とガイドプ
レート18,21のそれぞれの係合面18e、一
端面19eおよび係合面21a、一端面22a間
にクサビ作用が働き、ポンチ14内方向に移動す
る加工材料Wの移動を規制するため、ブロツク体
19,22の加工材料Wの端部を挟持する力は大
きくなる。また、この実施例では、ブロツク体1
9,22の他端面19d,22dがともに粗面で
形成されるとともに、一端面19eおよび係合面
18eが他端面19dおよび他端面22dの傾斜
面よりも大きな角度で傾斜しているため、ブロツ
ク体19,22による加工材料Wの挟持力は第1
実施例におけるそれよりも大きなものとなる。
以上説明してきたように、この発明によれば、
前述のように張り出し加工の際に加工材料の端部
に型内方への引張力が働いてブロツク体共々型内
方へ引き込もうとしても、ブロツク体を、一端面
から他端面の距離がポンチの外方に向かつて拡大
する略クサビ状に形成しているため、ブロツク体
はクサビの作用により加工材料を挟持する方向に
移動し、加工材料は強く挟持される。このため
に、従来の如く材料挟持部にあえてビードや溝を
設けなくとも従来と同様の挟持力を得ることがで
きビードや溝を破損するということがなくなるだ
けでなく、加工材料の歩留りを向上することがで
き経済的に有利になるという効果がある。
前述のように張り出し加工の際に加工材料の端部
に型内方への引張力が働いてブロツク体共々型内
方へ引き込もうとしても、ブロツク体を、一端面
から他端面の距離がポンチの外方に向かつて拡大
する略クサビ状に形成しているため、ブロツク体
はクサビの作用により加工材料を挟持する方向に
移動し、加工材料は強く挟持される。このため
に、従来の如く材料挟持部にあえてビードや溝を
設けなくとも従来と同様の挟持力を得ることがで
きビードや溝を破損するということがなくなるだ
けでなく、加工材料の歩留りを向上することがで
き経済的に有利になるという効果がある。
第1図は従来の張出し加工用プレス型における
材料挟持装置を示す正面断面図、第2図はこの発
明に係る張出し加工用ストレツチ装置の第1実施
例を示す正面断面図、第3図は第2図のB部拡大
図、第4図はこの発明の第2実施例を示す正面断
面図である。 12……ダイ、14……ポンチ、16……ブロ
ツク体支持部材、18,21……ガイドプレー
ト、19,22……ブロツク体、18e,21a
……係合面、19e,22a……一端面、19
d,22c,22d……他端面、W……加工材
料。
材料挟持装置を示す正面断面図、第2図はこの発
明に係る張出し加工用ストレツチ装置の第1実施
例を示す正面断面図、第3図は第2図のB部拡大
図、第4図はこの発明の第2実施例を示す正面断
面図である。 12……ダイ、14……ポンチ、16……ブロ
ツク体支持部材、18,21……ガイドプレー
ト、19,22……ブロツク体、18e,21a
……係合面、19e,22a……一端面、19
d,22c,22d……他端面、W……加工材
料。
Claims (1)
- 1 材料挟持部が設けられたダイと、該ダイの上
方に設けられダイに向かつて往復動可能なポンチ
と、該ポンチの外方に位置するとともに下端部に
前記材料挟持部に対向して材料挟持部が設けられ
たブロツク支持体と、を備え、前記両材料挟持部
の夫々の挟持面が協同して材料の端部を挟持しな
がらポンチによつて材料の張出し加工を行うプレ
ス装置において、前記両材料挟持部のうち少なく
とも一方を、ガイドプレートと、一端面がガイド
プレートの係合面に係合して摺動自在に設けら
れ、加工材料に微少な傷を与える程度の粗面が形
成される他端面が他方の材料挟持部とともに材料
の端部を挟持する挟持面となし、一端面と他端面
の距離がポンチの外方に向かつて拡大する略クサ
ビ状のブロツク体と、から構成すると共に、ダイ
側の材料挟持部の挟持面をダイ外方に向かつて上
方に傾斜する形状とし、ポンチが材料をダイに向
かつて押し付けて材料の端部がポンチの内方に向
かつて移動するとき、ブロツク体の一端面がガイ
ドプレートの係合面に沿つて材料とともにポンチ
内方向に摺動して材料の端部の移動を規制するよ
うにしたことを特徴とする張出し加工用プレス型
における材料挟持装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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