JPS62142033A - 金属プラスチツク複合材のプレス加工方法 - Google Patents
金属プラスチツク複合材のプレス加工方法Info
- Publication number
- JPS62142033A JPS62142033A JP60282606A JP28260685A JPS62142033A JP S62142033 A JPS62142033 A JP S62142033A JP 60282606 A JP60282606 A JP 60282606A JP 28260685 A JP28260685 A JP 28260685A JP S62142033 A JPS62142033 A JP S62142033A
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- JP
- Japan
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- composite material
- pressing
- angle
- die
- punch
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- Pending
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- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は、金属板とプラスチック板との複合材を深絞り
等で成形するプレス加工方法に関するものである。
等で成形するプレス加工方法に関するものである。
［従来の技術］
従来、金属・アルミニウム複合材は、家庭用又は業務用
のコンピュータ、テレビ、ＶＴＲ１複写機などの電子機
器における電磁波遮蔽手段として広く用いられている。
のコンピュータ、テレビ、ＶＴＲ１複写機などの電子機
器における電磁波遮蔽手段として広く用いられている。
この種の複合材の加工方法として、例えば、深絞り加工
では、第４図に示すように、アルミニウム板上にプラス
チック板を積層した複合材１の縁部１ａを、ダイス３の
しわ押え面３ａとしわ押え５の上面５ａ間で挟持した状
態で、ポンチ７の押圧力により該複合材１をダイス３の
内面３ｂで塑性変形する方法が知られている。
では、第４図に示すように、アルミニウム板上にプラス
チック板を積層した複合材１の縁部１ａを、ダイス３の
しわ押え面３ａとしわ押え５の上面５ａ間で挟持した状
態で、ポンチ７の押圧力により該複合材１をダイス３の
内面３ｂで塑性変形する方法が知られている。
［発明が解決しようとする問題点］
しかし、上記深絞り加工では、しわ押え５の上面５ａと
ダイス３のしわ押え面３ａがプレス装置のベット面９に
対して平行になるように、つまり、ポンチ７の移動方向
Ａと直角の方向に設定されている。
ダイス３のしわ押え面３ａがプレス装置のベット面９に
対して平行になるように、つまり、ポンチ７の移動方向
Ａと直角の方向に設定されている。
このため、成形深ざＨを大きくすると、複合材１が破断
じて加工不能になり、加工率を高くできない問題点がお
る。
じて加工不能になり、加工率を高くできない問題点がお
る。
［問題点を解決するための手段］
上記問題点を解決するためになされた本発明は、金属板
とプラスチック板との複合材の縁部を、しわ押えとダイ
スのしわ押え面間で挟持し、ポンチによる押圧力でダイ
スに対して上記複合材を塑性変形させる金属・プラスチ
ック複合材のプレス加工方法において、 上記ポンチの移動方向と直角方向に対し、上記しわ押え
とダイスのしわ押え面間による複合材の押え角を所定範
囲の角度で傾斜するように設定するものである。
とプラスチック板との複合材の縁部を、しわ押えとダイ
スのしわ押え面間で挟持し、ポンチによる押圧力でダイ
スに対して上記複合材を塑性変形させる金属・プラスチ
ック複合材のプレス加工方法において、 上記ポンチの移動方向と直角方向に対し、上記しわ押え
とダイスのしわ押え面間による複合材の押え角を所定範
囲の角度で傾斜するように設定するものである。
上記複合材は、金属板として、例えばアルミニウム板又
はアルミニウム合金板を用いることができ、アルミニウ
ム合金には、アルミニウムーマンガン系、アルミニウム
珪素系、アルミニウムー銅−珪素系、アルミニウムー銅
系等の合金を挙げることができ、一方、プラスチック板
として塩化ビニルポリマ系樹脂等を用いることができる
。尚、上記のような複合材の他に、プレス加工に好適な
複合材であれば、いずれのものでもよい。
はアルミニウム合金板を用いることができ、アルミニウ
ム合金には、アルミニウムーマンガン系、アルミニウム
珪素系、アルミニウムー銅−珪素系、アルミニウムー銅
系等の合金を挙げることができ、一方、プラスチック板
として塩化ビニルポリマ系樹脂等を用いることができる
。尚、上記のような複合材の他に、プレス加工に好適な
複合材であれば、いずれのものでもよい。
押え角は、２〜１０’の範囲が望ましく、特に４〜７°
の範囲が望ましい。
の範囲が望ましい。
［作用］
本発明におけるしね押えとダイスによる複合材の押え角
がポンチの移動方向と直角方向に対し、所定の角度で傾
斜するように設定されている。このため、金属板の塑性
変形がプラスチック板により拘束されやすい複合材であ
っても、材料の送りがスムーズになり、局部的で過剰な
塑性変形にょる破断に対する限界が上昇する。
がポンチの移動方向と直角方向に対し、所定の角度で傾
斜するように設定されている。このため、金属板の塑性
変形がプラスチック板により拘束されやすい複合材であ
っても、材料の送りがスムーズになり、局部的で過剰な
塑性変形にょる破断に対する限界が上昇する。
［実施例］
以下、本発明の一実施例を図面に従って説明する。第１
図は深絞り成形の状態を示す断面図であり、１１はプレ
ス加工装置のベット、１３はクッションピン１５を介し
て該ベット１１上に装着されたしわ押え、１７はしわ押
え１３とともに複合材１９を挟持するダイス、２１は上
記ベット１１に対して矢印六方向へ摺動自在なポンチで
ある。
図は深絞り成形の状態を示す断面図であり、１１はプレ
ス加工装置のベット、１３はクッションピン１５を介し
て該ベット１１上に装着されたしわ押え、１７はしわ押
え１３とともに複合材１９を挟持するダイス、２１は上
記ベット１１に対して矢印六方向へ摺動自在なポンチで
ある。
上記しわ押え１３の上面１３ａとダイス１７のしわ押え
面１７ａとは、ベット１１の上面１１ａに対してつまり
、ポンチ２１の移動方向Ａと直角方向に対して押え角θ
だけ傾斜している。
面１７ａとは、ベット１１の上面１１ａに対してつまり
、ポンチ２１の移動方向Ａと直角方向に対して押え角θ
だけ傾斜している。
上記複合材１９は第２図（Ａ＞に示すように、縦横１６
０ｍｍｘ１６０ｍｍ、厚さ３５０μｍの薄板であり、ア
ルミニウム合金（Ａ１１００−０：ＪＩＳ規格）からな
る２５０μｍのシート１９ｄに、塩化ビニル系樹脂から
なる１００μｍのプラスチックシート１９ｅを接着剤等
で積層することにより得られたものであり、アルミニウ
ムシート１９ｄをポンチ側にして加工される。
０ｍｍｘ１６０ｍｍ、厚さ３５０μｍの薄板であり、ア
ルミニウム合金（Ａ１１００−０：ＪＩＳ規格）からな
る２５０μｍのシート１９ｄに、塩化ビニル系樹脂から
なる１００μｍのプラスチックシート１９ｅを接着剤等
で積層することにより得られたものであり、アルミニウ
ムシート１９ｄをポンチ側にして加工される。
深絞り加工では、第２図（Ａ＞の複合材１９を成形して
、第２図（Ｂ）の製品２１が得られる。
、第２図（Ｂ）の製品２１が得られる。
このとき、フランジ部２１ａにテーパ面が形成されるけ
れども、テーパ面を要しない場合には、リストライク加
工等により、第２図（Ｃ）に示すように、カップ部２１
ｃに対して直角に成形してもよい。加工後の製品２１を
第３図に示す。ここで、各寸法は、カップ部２１ｃの横
（縦）Ｂを１００ｍｍに、フランジ部２１ａの幅Ｗを１
０ｍｍに、高さト１を１５ｍｍ、２０ｍｍ、２５ｍｍ、
３０ｍｍ、３５ｍｍの５種類になるように成形し、これ
らの試料について押え角θをＯ〜１２°までの範囲で実
施した結果を第１表に示す。
れども、テーパ面を要しない場合には、リストライク加
工等により、第２図（Ｃ）に示すように、カップ部２１
ｃに対して直角に成形してもよい。加工後の製品２１を
第３図に示す。ここで、各寸法は、カップ部２１ｃの横
（縦）Ｂを１００ｍｍに、フランジ部２１ａの幅Ｗを１
０ｍｍに、高さト１を１５ｍｍ、２０ｍｍ、２５ｍｍ、
３０ｍｍ、３５ｍｍの５種類になるように成形し、これ
らの試料について押え角θをＯ〜１２°までの範囲で実
施した結果を第１表に示す。
第１表
○・・・成形可能
×・・・破断
第１表から明らかなように、複合材１つを加工した場合
に、従来の技術に相当するθ−〇°の方法では深さＨ＝
２０ｍｍが限度であったが、本実施例によるθ＝４〜７
°では深ざＨ＝３５ｍｍへと、７５％絞り深さＨを増加
させることができた。
に、従来の技術に相当するθ−〇°の方法では深さＨ＝
２０ｍｍが限度であったが、本実施例によるθ＝４〜７
°では深ざＨ＝３５ｍｍへと、７５％絞り深さＨを増加
させることができた。
これは、厚さ３５０μｍのアルミニウム薄板（Ａ１１０
０−０）をθ＝００の金型で深絞り加工した時の限界深
ざ４Ｑｍｍにほぼ近い値を示している。
０−０）をθ＝００の金型で深絞り加工した時の限界深
ざ４Ｑｍｍにほぼ近い値を示している。
尚、押え角θは、４°〜７°で最適な結果が１ｑられた
が２°〜４°、８°〜１０’でも、従来技術のθ＝００
に比較して優れた結果が得られた。
が２°〜４°、８°〜１０’でも、従来技術のθ＝００
に比較して優れた結果が得られた。
［発明の効果］
以上説明したように、本発明によれば、しわ押えとダイ
スによる複合材の押え角をポンチの移動方向と直角方向
に対し、所定範囲の角度で傾斜するように設定すること
により、複合材のプレス加工率を高くできる。
スによる複合材の押え角をポンチの移動方向と直角方向
に対し、所定範囲の角度で傾斜するように設定すること
により、複合材のプレス加工率を高くできる。
第１図は本発明の一実施例による深絞り加工の状態を示
す断面図、第２図は複合材の加工状態を示す説明図、第
３図は同実施例による加工１変の製品を示す斜視図、第
４図は従来の深絞り加工の状態を示す断面図である。 １３・・・しわ押え １７・・・ダイス １７ａ・・・しわ押え面 １９・・・複合材 １９ ・・・アルミニウムシート（金属板）１９ ・・
・プラスチック板 ２１・・・ポンチ
す断面図、第２図は複合材の加工状態を示す説明図、第
３図は同実施例による加工１変の製品を示す斜視図、第
４図は従来の深絞り加工の状態を示す断面図である。 １３・・・しわ押え １７・・・ダイス １７ａ・・・しわ押え面 １９・・・複合材 １９ ・・・アルミニウムシート（金属板）１９ ・・
・プラスチック板 ２１・・・ポンチ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 金属板とプラスチック板との複合材の縁部を、しわ
押えとダイスのしわ押え面間で挟持し、ポンチによる押
圧力でダイスに対して上記複合材を塑性変形させる金属
・プラスチック複合材のプレス加工方法において、 上記ポンチの移動方向と直角方向に対し、上記しわ押え
とダイスのしわ押え面間による複合材の押え角を所定範
囲の角度で傾斜するように設定することを特徴とする金
属・プラスチック複合材のプレス加工方法。 ２ 上記所定範囲の押え角は、２〜１０°に設定される
特許請求の範囲第１項記載の金属・プラスチック複合材
のプレス加工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60282606A JPS62142033A (ja) | 1985-12-16 | 1985-12-16 | 金属プラスチツク複合材のプレス加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60282606A JPS62142033A (ja) | 1985-12-16 | 1985-12-16 | 金属プラスチツク複合材のプレス加工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62142033A true JPS62142033A (ja) | 1987-06-25 |
Family
ID=17654692
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60282606A Pending JPS62142033A (ja) | 1985-12-16 | 1985-12-16 | 金属プラスチツク複合材のプレス加工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62142033A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009066572A1 (ja) | 2007-11-21 | 2009-05-28 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | プレス成形方法およびプレス成形装置 |
| JP2021122838A (ja) * | 2020-02-04 | 2021-08-30 | 日本製鉄株式会社 | 成形材製造方法 |
| CN116174564A (zh) * | 2023-04-28 | 2023-05-30 | 河北德纳V型轮有限公司 | 一种皮带轮加工用旋压机及加工工艺 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4876775A (ja) * | 1972-01-18 | 1973-10-16 | ||
| JPS57134219A (en) * | 1981-02-13 | 1982-08-19 | Nissan Motor Co Ltd | Material holding device for press die for bulging |
-
1985
- 1985-12-16 JP JP60282606A patent/JPS62142033A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4876775A (ja) * | 1972-01-18 | 1973-10-16 | ||
| JPS57134219A (en) * | 1981-02-13 | 1982-08-19 | Nissan Motor Co Ltd | Material holding device for press die for bulging |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009066572A1 (ja) | 2007-11-21 | 2009-05-28 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | プレス成形方法およびプレス成形装置 |
| US8850864B2 (en) | 2007-11-21 | 2014-10-07 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Press-processing method, and press-processing apparatus |
| JP2021122838A (ja) * | 2020-02-04 | 2021-08-30 | 日本製鉄株式会社 | 成形材製造方法 |
| CN116174564A (zh) * | 2023-04-28 | 2023-05-30 | 河北德纳V型轮有限公司 | 一种皮带轮加工用旋压机及加工工艺 |
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