JPS642266B2 - - Google Patents

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JPS642266B2
JPS642266B2 JP54072898A JP7289879A JPS642266B2 JP S642266 B2 JPS642266 B2 JP S642266B2 JP 54072898 A JP54072898 A JP 54072898A JP 7289879 A JP7289879 A JP 7289879A JP S642266 B2 JPS642266 B2 JP S642266B2
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JP
Japan
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JP54072898A
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JPS55165067A (en
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Kenji Kawauchi
Nobuo Kasahara
Tatsuo Tani
Kazuo Murai
Susumu Tatsumi
Takashi Yano
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP7289879A priority Critical patent/JPS55165067A/ja
Publication of JPS55165067A publication Critical patent/JPS55165067A/ja
Publication of JPS642266B2 publication Critical patent/JPS642266B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/04Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Combination Of More Than One Step In Electrophotography (AREA)
  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、複写機、フアクシミリ装置等の、原
稿を再生記録する画像処理装置に関し、特に、そ
れらの画像処理装置において原稿上の画像情報を
読取る読取装置に関する。 以下原稿自動供給装置が結合された複写機を一
例として説明すると、従来はテンキー又はダイア
ル操作で各原稿の複写枚数を設定し、かつ原稿別
にそれを繰り返さなければならず、事務作業がわ
ずらわしい。特に、多くの原稿を多くの部数で複
写するにおいて、所要事項を事務員に知らせ、あ
るいはメモを渡してコピーを依頼することが多い
が、事務員の把握ミスあるいはキー操作ミス等
で、所要数のコピーが得られなかつたり、無駄な
コピーをするなど、労力、経費等の面で不経済と
なることが多い。そこで最近は、カード等にコー
ドマークを付して複写に先立つてこれを複写機に
セツトし、複写機にこれを読ませてコードで表わ
されるデータに従つてコピーをおこなわせること
が提案されている。これによれば、事務員の複写
機操作は単純となる。しかしながらこれにおいて
は、カードに機械コードを付す必要があり、この
コード書込において、たとえば20枚の原稿をそれ
ぞれ10部コピーする場合、20および10を2進コー
ドに変換するため変換表を参照して20は10100、
10は1010と読んでそれらのマーク(黒白黒白白、
黒白黒白)を付さなければならず、10進数を2進
数に変換するという作業があつて不便であり、特
に慣れない者にはかえつて不便である。またその
ようなカードと原稿を受け取つてコピーをおこな
う事務員にして見れば、カード上の情報を簡単に
読み取り得ないので、カード上のコードデータ
と、原稿枚数、コピー枚数の照合ができず、所望
のコピーを完了したか否かのチエツクができな
い。これをするためには、たとえば枚数で言えば
2進コードを10進数に変換するコードテーブルを
参照しなければならず、かえつて不便である。一
方、このように原稿上又はカード上に付された機
械コードを読み取るため、従来においては、原稿
上の画像を感光体ドラムに投射する光学系の視野
内に読取素子が配置され、したがつてその影がコ
ピーにうつつたり、あるいは読取素子が位置する
原稿画像部を一辺全体に沿つて記録しないように
する必要があり、コピー上に変な画像が現われる
とか、あるいは、コピー上の画像範囲が狭くなる
という問題がある。 本発明の第1の目的は、コピー上に読取素子や
読取ヘツドの影が表われず、しかも格別に記録画
像範囲を狭くすることがない記録装置を提供する
ことであり、第2の目的は、特別な知識を有する
ものでなくとも、簡単に原稿上又はその他のシー
ト又はカードに書込みし得て、しかも書込データ
を簡単に把握しうる情報キヤラクタを読み取つ
て、それに基づいて複写、フアクシミリ送信等の
画像処理動作をおこないうる読取装置を提供する
ことである。 第1図に本発明の一実施例の主要機構部を示
す。第1図において100が複写機本体、3が原
稿自動供給装置(以下フイーダと略称する)、9
がコピーを各別に区分されたピン9aに分配する
排紙分配装置(以下ソータと略称する)である。
フイーダ3は、プラテンを構成するコンタクトガ
ラス板11上に載置し、かつそこより取り外し得
る形で複写機本体100に結合されており、フイ
ーダセンサであるマイクロスイツチOFDが、フ
イーダ3が載置されることにより閉(オン)とな
る。つまり、OFDがオンであると、フイーダ3
が挿着されている、ということになる。ソータ9
も複写機本体100に対して脱着しうる形で結合
されており、結合状態のときソータ9でソータセ
ンサであるマイクロスイツチSDが閉(オン)と
なつている。つまり、SDがオンであると、ソー
タ9が装着されている、ということになる。 フイーダ3には、原稿を収納する原稿カセツ
ト、給紙コロ、レジストローラ、搬送ローラ、搬
送ベルト、駆動モータ、原稿センサOPD、ジヤ
ムセンサおよび動作制御ユニツトが備わつてお
り、このフイーダ3は、複写機本体100に原稿
の存否を表わす原稿検出信号、コンタクトガラス
板11上の原稿の送りを完了したことを表わすフ
イード完了信号、原稿につまりを生じたときの紙
づまりを表わすペーパジヤム信号、等を与える。
複写機本体100はフイーダ3にフイード指令お
よび排紙指令を与える。フイーダ3は、フイード
指令が到来すると給紙コロ、レジストローラ、搬
送ローラおよび搬送ベルトを駆動してカセツト上
の最上部の一枚の原稿をコンタクトガラス板11
上に送り、これを完了すると複写機本体100に
フイード完了を表わす信号を与える。複写機本体
が排紙指令を与えると、フイーダ3は搬送ローラ
および搬送ベルトを駆動してコンタクトガラス板
11上の原稿の排紙トレイ(複写機本体100の
傾斜面)に排出する。ソータ9には、搬送ロー
ラ、ペーパ分配ゲート9b、多数のペーパ収納ビ
ン9a、分配ゲート9bを駆動するベルト、プー
リおよびモータ、ならびに分配ゲート9bを位置
決めする制御ユニツトが備わつており、このソー
タ9は、複写機本体100に収納完了およびペー
パジヤムを表わす信号を与える。複写機本体10
0はソータ9に、複写セツト枚数(部数)データ
およびプリント開始パルス、1コピー終了パルス
を与える。ソータ9は、複写セツト枚数データが
到来すると、それをメモリして待機し、プリント
開始パルスが到来すると、分配ゲート9bを第1
のビンにコピーをガイドする第1位置に設定し、
1コピー終了パルスが到来すると搬送ローラを駆
動しコピーを第1ビンに収納する。そして更にプ
リント開始パルスが到来すると分配ゲート9b
を、第2のビンにコピーをガイドする位置に設定
する。以下同様である。そしてプリント開始パル
スのカウント数が複写セツト枚数あるいは最終ビ
ンNo.に等しくなると収納完了を表わす信号を複写
機本体100に与える。これを受けると複写機本
体100は、排紙設定をソータ9から複写機本体
100の排紙トレイ(傾斜上面)に切替設定す
る。複写機本体100においては、複写時に、照
明灯HLAの放射光による原稿IPの反射光が第1
ミラーFMI、第2ミラーSMI、インミラーレン
ズIMIおよび第3ミラーTMIによりドラム1上の
感光体表面に導びかれる。一方感光体はメインチ
ヤージヤ2により一様に帯電されており、前記導
びかれた光により露光されて静電潜像を形成す
る。この静電潜像は現像装置4によつて供給され
る帯電トナーを付着することによつて可視化され
る。一方、コピー用紙はローラPS1,PS2又は
PS3によりカセツトCAS1,CAS2又は予備カ
セツトCAS3より取り出される。取り出された
コピー用紙は潜像の位置(原稿の端部)と同期さ
せてレジストローラ6を回転させることにより転
写部に送られる。転写部においては、転写チヤー
ジヤ7により潜像部分に付着したトナーがコピー
用紙上に転写され、コピー用紙は分離ローラ8に
よりドラム1から引き離され、定着ヒータHEP
でトナーがコピー用紙上に密着(固定)され、コ
ピー用紙は排紙トレイ(傾斜上面)又はソータ9
に送られる。重複記録のときにはカセツトCAS
3に送られる。1方ドラム1に残つたトナーは、
除電チヤージヤ5により除電され、クリーリング
ローラ10により回収される。11はクリーニン
グブレードである。原稿読取走査系は、照明灯
HLA、ミラーFMI,SMI、およびそれらを実線
矢印方向に光路長の変更がないように移動させる
キヤリツジで構成される。予備カセツトCAS3
には、罫線やレターヘツド等を印刷又は複写した
記録紙が収納され、また、指定された他のカセツ
トCAS1又はCAS2において紙切れのときは、
自動的に補助給紙をカセツトCAS3よりおこな
うときには、通常のコピー用紙が充填される。コ
ンタクトガラス板11の下方には、検出ヘツド1
2が配置されている。この検出ヘツド12の配置
を更に詳しく第2図に示す。検出ヘツド12はこ
の第2図に示すように、ガイドバー141,142
で原稿の送り方向に往復動しうるように案内され
ており、このヘツド12はワイヤ15およびプー
リ161を介してモータ17で往復駆動される。
図示した待機位置において、ヘツド12で閉(オ
ン)とされる位置にヘツドセンサとしてマイクロ
スイツチ12DMが固着されている。ヘツド12
が駆動されるとき、ランプ13が点灯され、コン
タクトガラス板11を照らす。この実施例におい
ては、ヘツド12内にフオトダイオード7個を日
の字形に集積し、かつそれらへの給電回路および
光検出信号増幅・波形整形回路を一体に集積した
半導体フオトセンサが収納されている。原稿用紙
又は、所定のデータ用紙には、第3a図に示すよ
うに、半導体フオトセンサでは読取りにくい色又
は濃度でキヤラクタ表示エリアと付加的な文字が
印刷されており、かつその用紙をコンタクトガラ
ス板11の基準コーナに合わせる基準コーナが三
角印で表示されている。矢印は原稿の送り方向
(およびガラス板11の基準辺に合わせる用紙辺)
を示すものであり、この矢印と反対方向にヘツド
12が読取走査される。4角印はデータ有り無し
を示す指標領域を示し、日の字形の領域がキヤラ
クタ形成領域である。コピーを必要とするもの
は、原稿の最終ページに、たとえば第3b図に示
す如く、所要データを書込む。この第3b図は、
10枚の原稿のそれぞれを20枚づつコピーするこ
と、および、ソータ9を使用して第1頁から第10
頁を1ビン(つまり1冊)とするコピーを20冊分
に区分することを表わしている。黒く塗り潰した
部分が書込データであり、黒の4角はデータの書
込があることを示し、部数の部分の2個の日の字
形キヤラクタは20を示し、原稿枚数の部分の2個
の日の字形キヤラクタは10を示し、ソータの部分
の1個の日の字形キヤラクタは1を示している。
このように、視認判読が簡単なキヤラクタを所定
の領域に書込むようになつているので、書込は塗
り絵の如く簡単である。また、書込を終えたキヤ
ラクタより、10枚の原稿をソータ9を使用した状
態でそれぞれ20部コピーする、ということを簡単
に読み取り得るので、書込確認(エラーチツク)
や、コピー後の枚数確認がきわめて簡単である。
4角で示す指標および各日の字形のキヤラクタ
は、矢印方向に一直線上に位置決めされており、
それぞれの間に3mmのギヤツプが置かれている。
4角の領域は5mm×5mmであり、日の字形の7セ
グメントはそれぞれ1mm×3mmである。これらの
読取りにおいては、用紙18aに対してヘツド1
2が用紙18a上の矢印とは逆方向に一定速度で
駆動され、このとき用紙18aに対してヘツド1
2が相対的に1mm移動する間に8パルス(8画
素/1mm)の割合で発せられるパルスをカウント
して読取タイミングが定めるれる。 第4a図にヘツド12の縦断面図を示す。ヘツ
ド12内の半導体センサ12bの受光面上には、
レンズ12aでキヤラクタ像が結像される。そし
て、第4b図に示すように、a〜gの7セグメン
トでなる日の字形のキヤラクタが適正位置で投影
されたとき、各セグメントa〜gが投影されるそ
れぞれの領域の中央に光感能ジヤンクシヨン(フ
オトダイオードジヤンクシヨン)sa〜sgが位置す
る。したがつて、キヤラクタが適正位置から少々
ずれていても、各セグメントa〜gの白、黒がジ
ヤンクシヨンsa〜sgで検出される。フオトダイオ
ードの前記ジヤンクシヨンの光による状態変化は
センサ12b内の増幅回路で増幅され、かつ波形
整形されて、白:「0」黒:「1」と2値化されて
出力端に表われる。各出力端は、センサ12bを
固着したプリント基板12c上のプリント導体に
接続され、リードを介して接続ピン12da〜1
2dgに接続されている。12dpおよび12dgは
電源接続用のピンである。 センサ12bが検出するキヤラクタのセグメン
ト情報と、キヤラクタが視覚的に示す表示との関
係を第5a図に示す。第5a図において、黒4角
の検出において「1100011」と「1011100」が現わ
れるのは、黒4角がsa,sb,sf,およびsgで検出
されるときと、それから4mm(32パルス)読取走
査が進んで黒4角がsg,sc,sdおよびseで検出さ
れるときがあるからである。なお、後述するよう
に、この実施例においては、4角が塗り潰されて
いないときにも、日の字形のキヤラクタを読み取
るようになつている。キヤラクタのセグメント情
報と、キヤラクタが表わす数字の2進コードに
は、第5a図に示す対応関係がある。つまり、た
とえば部数25を、2個の日の字形キヤラクタで、
先に読取られるものを10位(101)後で読み取ら
れるものを1位(100)とすると、セグメント情
報では「1011011」(101)と「1101101」(100)で
あるが、機械コードである2進コードでは
「0010100」(101)と「0101」(100)であり、これ
らの2進コードの加算をすることにより25を表わ
す2進コード「0011001」が得られる。第3a図
に示す用紙18aを用いるときには、第5a図に
示す如く0〜9に対して割り当てる2進コード
は、限られたものであるので、第5a図の下方3
欄に示す如く、それらの2進コードとは異つたビ
ツト情報構成のコードを、黒4角検出時および何
も検出しないときの機械コードとして割り当て、
この第5a図に示す機械コード(101桁および100
桁)をすべて、セグメント情報の組合せでなる7
ビツトデータでアドレスを定めてROMに予め格
納しておくことにより、そしてヘツド12の出力
コード(7ビツト)でアドレスを定めてROMよ
り機械コードを読み出すことにより、人的処理に
適したキヤラクタがヘツド12で読み取られて、
複写機内で機械コードに変換され、複写動作制御
に用いられる。ヘツド12を読取駆動すると、各
キヤラクタがヘツド12の読取視野に入いるタイ
ミングは第5b図に示す如くである。すなわち、
用紙18a(第3b図)に対してヘツド12が1
mm移動する間に8パルスの割合で発せられるパル
スをカウントすると、各キヤラクタが、印刷され
た位置に全く正確に(つまり塗り潰しの不足やは
み出しが全くない状態で)形成されているとする
とまずセンサ12bのジヤンクシヨンsa,sb,sg
およびsfが第1の黒4角を検出すると(センサ1
2bの出力が「1100011」)、それから8パルスを
カウントする間該第1の黒4角検出コードが現わ
れる。それから更に24パルスをカウントすると第
1の黒4角がジヤンクシヨンsg,sc,sdおよびse
で検出され(「1011100」)、更に8パルスをカウン
トする間その状態が続く。そして、第1の黒4角
が始めて検出された時点でカウントをスタートす
ると、カウント数106の第1の日の字形のキヤラ
クタ(部数の101位)がセンサ12bの検出視野
に入つてこの状態がカウント数106+8まで続き、
次にカウント数200で第2の日の字形のキヤラク
タ(部数の100位)がセンサ12bの検出視野に
入いり、208カウントでそれを抜ける。以下同様
である。実際には、キヤラクタが原稿の位置決め
や塗り潰しの不整等によりずれることがありうる
ので、この実施例では、日の字形のキヤラクタの
読取タイミングは、原稿が全く正確に位置決めさ
れた、塗り潰しも全く正確におこなわれている場
合(読取は8パルスカウント中のいずれでも可)
の検出視野到達タイミング(カウント値)よりも
2パルス以上遅らせている。 次に複写機本体100の、特に複写動作制御に
関する部分の説明をする。第6a図に本体100
の上面一コーナ部(第1図ではフイーダ3の後
方)に設置されているキーボードを示す。第6a
図において、20は電源投入スイツチ、21はプ
リントスタートスイツチ、22はテンキー、23
はテンキーによるコピー枚数(部数)入力を設定
するコピー枚数セツトキー、24はテンキーによ
る原稿枚数入力を設定する原稿枚数セツトキー、
28はコピー排紙(方向)を予備カセツトCAS
3に定める排紙指定キー、25は給紙カセツトを
CAS1に指定する第1の給紙セツトキー、26
は給紙カセツトをCAS2に指定する第2の給紙
セツトキー、27は給紙カセツトをCAS3に指
定する第3の給紙セツトキーである。30〜44
は状態表示灯、44〜47はそれぞれ2桁7セグ
メントのキヤラクタ表示ユニツト、29は濃度設
定用の摘子である。 これらの各種キー、表示灯および表示ユニツト
は、第6b図に示す如く、複写機の中央制御ユニ
ツトを構成する、入出力ポート53a、読み出し
専用メモリ(以下ROMと称する)53b、読み
書きメモリ(以下RAMと称す)53c、中央処
理ユニツト(以下CPUと称する)53dおよび
クロツクパルス発生器53eで構成されるマイク
ロコンピユータシステムの、入出力ポート53a
に、必要に応じて各種インターフエイスを介し
て、接続されている。入出力ポート53aには、
これらの外に、フイーダ3およびソータ9との接
続用のインターフエイス(増幅器、波形整形回路
等)52が接続されており、このインターフエイ
ス52にホトカプラ51と増幅器50が結合され
ており、増幅器にコネクタ(メス)481,482
が接続されている。フイーダ3および9は、それ
らを組合せる場合、コネクタ(オス)491,4
2でコネクタ481,482に接続される。なお、
各種電源回路および給電線は図示を省略した。 マイクロコンピユータシステムの入出力ポート
53aにはラツチが備わつており、このラツチに
はその外部入力がラツチされ(但し有意信号のと
きのみ)、しかも後述する複写動作制御の間適宜
リセツトされ、再度新しい状態をラツチする。こ
の入出力ポート53aのラツチデータは、複写動
作中に適宜参照され、制御動作の決定に利用され
る。ROM53bには、電源投入スイツチ20が
オンとされ、コンピユータシステムおよびコンピ
ユータ制御にかかわりがない回路、機器に電源投
入されてから、コンピユータ制御にかかわりのあ
る回路、機器に所定のタイミングで所定の電源を
投入する電源シーケンスプログラムデータ、各部
の状態信号を読み取つて、所要の表示、および、
回路、機器設定をおこなう複写待機設定プログラ
ムデータ、現像器4の現像剤循環、ドラムクリー
ニング、ヒータHEPのウオームアツプ等をおこ
なう複写準備プログラムデータ、プリントキー2
1が閉じられると複写動作を開始し、各部に所定
のタイミングで制御信号を与え、かつ各部の状態
を読み取つて状態変化に応じて複写処理制御をお
こなう複写制御プログラムデータ、異常処理プロ
グラムデータおよび各部の動作設定、変更に供す
る定数データが格納されている他に、更に、ヘツ
ド12でキヤラクタを読取り、読取データを格納
してこのデータを複写動作制御データの一部とし
て設定する原稿情報読取プログラムデータ、およ
び前述の第5a図に示す101桁の2進コードおよ
び100桁の2進コードが定数データ(コードテー
ブル)として格納されている。 以下それらのROMデータに基づいた複写動作
を、主に中央制御ユニツトであるマイクロコンピ
ユータシステム53a〜53eの制御動作を中心
に説明する。RAM53cおよびCPU53dの内
部RAMに対して、ROM53bより読み出した
データ、テンキー入力データ、ヘツド12の読取
データ等々のデータを一時メモリするメモリ領域
が決定されている。以下これらのメモリ領域をレ
ジスタと言うこととし、以後の説明において参照
される主たるレジスタ各と、それらに記憶される
内容を次の第1表に示す。
【表】
【表】 まず複写動作制御のメインフローを第7a図お
よび第7b図に示し、これを参照して説明する。
電源投入スイツチ20がオンとなると、各部の電
源が投入され、ヒータのウオームアツプ、ドラム
1のクリーニング等の複写準備が開始されかつ、
タイマー1がトリガーされる。なお、タイマーに
かえて、クロツクパルスのカウント開始などの時
間カウントでもよい。そしてランプ30,55が
点灯され、レデイランプ31は消灯に保持され
る。これによりキーボードには、「コピーできま
せん」という表示がなされる。タイマー1が時間
カウントをしている間、入出力ポート53aに入
つている信号が摘出され、状態表示がおこなわれ
る。状態表示は、大きい概念ではどのようなキー
が選択操作されているか(23,24,25,2
6,27の閉操作)ということと、センサー
OFD,SD,12DMおよびその他のセンサーの
いずれが閉(又は開)かということの、設定表示
と、異常表示の2つであり、設定表示において
は、たとえばOFD,SDが閉であるとランプ3
9,42を点灯し、キー25が押されるとランプ
32を点灯する。なお、タイマー1のカウント中
およびそれ以後の各動作中において各キーの操作
が監視され、キー操作があるとそれがラツチされ
て、各キーに割り当てられたランプが点灯付勢さ
れる。異常表示は、ペーパジヤム(ランプ35,
40,43)、ペーパ不足(ランプ36)、トナー
不足(ランプ38)、原稿枚数異常(ランプ41)
および重大なトラブル(ランプ37)等であり、
これは各部センサから送される異常信号に応答し
て入出力ポート53aがラツチし、CPU53d
が異常処理プログラムデータをROM53bより
読み出してこれに基づいて表示付勢および対処制
御をおこなう。異常表示をすると、タイマー2を
トリガーして時限動作を開始し、所定時間が過ぎ
ると状態入力を再度みる。タイマー1が時限を完
了するまでは、この異常表示を、異常がなくなる
まで継続するが、タイマー1が時限を完了した後
にはタイマー2が時限を完了すると異常処理動作
に進み、複写動作中であれば排紙をして、電源を
断とする。なお、ペーパ不足の場合に予備カセツ
トCAS3より給紙するときには、ペーパ不足で
も複写動作が継続され、CAS3がペーパ不足と
なつてからこの異常処理動作がおこなわれる。な
お、説明を簡単にするため、第7a図および第7
b図には、複写動作中の状態監視および割込制御
フローは省略した。テンキー22により入力操作
は、電源を投入してからプリントキー21が操作
されるまでのいずれの時点においても可能である
が、プリントキー21が操作されてから1コピー
終了パルスが現われるまではテンキー22の数字
キーは読み取られない。しかしクリアキーはいず
れの時点に押されても、それが即座に入出力ポー
ト53aにラツチされ、割込制御で複写動作停止
される(但し、排紙等の動作は継続される)。こ
のクリアキーが押されると、第1表に示すレジス
タのすべてがクリアされ、表示ユニツト44〜4
7の表示はすべて「00」となる。なお表示ユニツ
ト44〜47は、それぞれレジスタA1,A2,
B1およびB2にメモリされているデータが表わ
す数字を常時表示している。 テンキー22の読取は、部数入力読取優先とな
つている。つまり、電源投入後すぐにランプ55
が点灯され、その状態でキー23の操作がなくて
も、キー22により数字入力があるとそれをレジ
スタA1にメモリするようになつており、原稿枚
数のテンキー22による入力は、キー24が一度
押されてからでなければおこなわれない。キー2
4が押されるとランプ55は消灯、ランプ56が
点灯とされる。この状態でのテンキー22による
数字入力がレジスタB1にメモリされる。タイマ
ー1が時限カウントを完了すると、ランプ30が
消灯され、レデイランプ31が点灯される。この
状態でプリントキー21が一度押されると、テン
キー22で部数や原稿枚数が入力されていなくて
も複写動作が開始される。つまり枚数設定をしな
くても、プリントキー21が押されると、複写が
開始される。これは原稿1枚の1コピー(通常こ
れはフイーダ3を外した状態での、手差原稿コピ
ーのとき多い)では枚数設定をする必要をなくす
ためと、またテンキー22の操作入力がなくて
も、第1枚目の原稿に第3b図に示す如くキヤラ
クタがあるとこれを読んで複写情報を得ることも
あるからである。なお、原稿も第3a図に示す如
く、キヤラクタ表示を有しないと後述する毎く、
1回のコピー動作のみがおこなわれる。 さて、プリントキー21が押されるとまずレデ
イランプ31が消灯とされる。そしてフイーダ3
が装着されているか否か「OFDオン?」を見て、
フイーダ3が装着されているとフイーダ3のカセ
ツトに原稿があるか否かをセンサOPDの出力で
見て、原稿がないとランプ41を点灯して待機す
る。原稿が有つたとき、あるいは原稿がカセツト
に装着されると、フイーダ3にフイード指令を発
する。そして原稿情報読取(これは第8a〜8c
図を参照して後述する)を読取る。フイーダ3が
装着されていないときには、OFDオフを検出し
て原稿情報読取に飛ぶ。原稿情報読取を終える
と、キー25〜27のいずれが操作されているか
を入出力ポートのラツチデータで見て、いずれの
カセツトから給紙するかを定める(給紙設定)。
そしてソータ9が装置されているか否か(SDオ
ン?:第7b図)を見て装着されているとソータ
レジスタFに「1」がメモリされていないことを
条件にソータ9にレジスタA1のセツト枚数デー
タを送り、ソータ9にプリント開始パルスを与え
て複写動作を開始する。そして、キヤリツジの反
転時に発せられる1コピー終了パルスの到来を待
ち、それが到来すると、ソータレジスタFのメモ
リとキー28の操作状態情報(入出力ポートのラ
ツチデータ)を読んで、ソータレジスタFのメモ
リが「0」であると排紙をソータ9の方向に定
め、メモリが「1」である場合には、キー28が
閉じられていないと複写機の傾斜部(排紙トレ
イ)への排紙と定め、キー28が閉じられている
とカセツトCAS3への排紙と定める。そしてコ
ピー枚数レジスタA2の内容に1を加算し、加算
結果をレジスタA2に更新メモリし、レジスタA
2の内容とレジスタA1の内容を比較する。つま
りコピー枚数が設定枚数となつたか否か(A1≦
A2?)を見て、設定枚数になつていないと
「SDオン?」の判定を経て複写開始に移行する。
つまりまた複写動作を開始する。設定枚数になつ
ているときあるいは設定枚数以上となつていると
き(1原稿1コピーの態様であつて、レジスタA
1に設定枚数を格納しない状態でコピーをしたと
き:原稿にも複写枚数(部数)の書込みがない
か、あるいは書込数が0であるとき)には、コピ
ー枚数レジスタA2をクリアし、フイーダ3が装
着されているとき(OFDオン?=YES)にはフ
イーダ3に原稿排出を指令し、コピー済原稿枚数
レジスタB2の内容に1を加えた値をレジスタB
2に更新メモリし、コピー済原稿枚数が設定原稿
枚数になつたか否か(B1≦B2?)を見る。フ
イーダ3が装着されていないとき(OFDオン?
=NO)には、レデイランプ31を点灯して、第
7a図のプリントスイツチキー21押下を待ち、
原稿のセツト枚数とコピー済枚数の比較をおこな
わなう。さてフイーダ3が装着されていてB1≦
B2?を見たときに、B1≦B2?=NOとき、
つまりまだ設定枚数の原稿のコピーをすべて終了
していないときには、OPDの出力でフイーダ3
に原稿が残つているか否か(原稿はあるか?)を
見る。これはレジスタB1にメモリされている数
だけの原稿が正しくフイーダ3にセツトされてい
たか否かを確認するためである。原稿が残つてい
るとフイーダ3にフイード指令を発してフイード
完了を表わす信号が返されるのを待ち、次に
()ソータ9が装置されているか否かを見て次
の複写動作を開始する。フイーダ3に原稿が残つ
ていないと、レジスタB1とB2の内容からは原
稿が残つているべきである(B1≦B2?=
NO)ので、設定原稿枚数がエラーであるとして
ランプ41を点灯し、プリントキー21の操作を
待つ。つまり、フイーダ3に装着されていたすべ
ての原稿のコピーを終了したとして、次の複写指
令を待つ。オペレータはこの間に別の原稿をフイ
ーダ3に装着したり、あるいはフイーダ3を取り
外したり、キー22で入力操作をしたり、電源投
入スイツチ20をオフとしたりする。つまり、複
写待機状態である。 B1≦B2?=YESであつたときには、(つま
り、コピー済原稿枚数がレジスタB1の設定原稿
枚数以上となる、)原稿設定にエラーがないとフ
イーダ3には原稿は残つていないが、エラーがあ
ると原稿が残つている可能性があるので、OPD
の出力でフイーダ3に原稿が残つているか否かを
見る。そして残つていないと(原稿設定エラーな
し)レジスタB2をクリアし、フイーダ3に原稿
が装着するのを待ち、原稿が装着されるとレデイ
ランプ31を点灯して、プリントキー21の操作
を待つ。フイーダ3に原稿が装着されないと、レ
デイランプ31は消灯のままである。この状態で
フイーダ3が取り外されると、複写待機状態(第
7a図のF)に飛ぶ。B1≦B2?=YESであ
つてしかも原稿が残つていたときには、ランプ4
1が点灯し−G−フイーダ3にフイード指令を発
つし、フイードの完了を待つて複写開始する。つ
まりフイーダ3の原稿が無くなるまで複写動作を
くり返す。 次に原稿情報読取動作制御を第8a図〜第8c
図に示すフローチヤートを参照して説明する。ま
ず照明灯13を点灯とし、モータ17を正転駆動
し、マイクロスイツチ12DMがオフとなつたと
きからタイマーRをトリガーして時限動作を開始
する。そして、ヘツド12内のセンサ12bの出
力7ビツトを監視し、それらの2ビツト以上が
「1」:黒となるのを待つ。つまり黒4角の指標や
日の字形キヤラクタに情報が書込まれていると、
それらの下方をヘツド12が通過するとき、必ず
7個のジヤンクシヨンsa〜sgの2つ以上が必ず黒
画像を検出し、1ジヤンクシヨンのみが黒画像を
検出するときは、画像ノイズの検出か、あるい
は、検出タイミングが合つていないかである。そ
してタイマーRが時限を完了すると、つまりヘツ
ド12が所定距離進むと、モータ17が停止さ
れ、ランプ13が消灯とされ、次いでモータ17
が、マイクロスイツチ12DMがオンとなるまで
逆転駆動され、ヘツド12がマイクロスイツチ1
2DMをオンとするとモータ17が停止とされ、
メインフロー(第7a図)の給紙設定に移る。モ
ータ17が正転駆動されている開、12の出力7ビ
ツトの2ビツト以上が「1」:黒となると、それ
が「1100011」であるかを見てそうであると(つ
まりsa,sb,sfおよびsgが第1の黒4角の端縁を
検出すると)カウントを開始する。いきなり
「101110」となつたときには、つまり、sa,sb,
sfおよびsgで第1の黒4角が検出されず、sc,
sd,seおよびsgが第1の黒4角を検出したときに
は、カウンタに32をロードしてそれからカウント
アツプを開始する。これは第5b図に示す如く、
それらのコード検出の間に32パルスの時間差があ
るからである。更にいきなり、日の字キヤラクタ
の第1番のものを読んだとき(これは第1の4角
が塗り潰されていない場合や、塗り潰しが不十分
であつたときに起こりうる)には、カウンタに
106をロードしてそれからカウントアツプを開始
する。カウント値が106になると、つまり第1の
日の字キヤラクタの読取タイミングとなると、12
の出力7ビツトを読んでこれをアドレスとしてコ
ードテーブルの101コード(2進コード)をROM
53bより読み出してレジスタD1にメモリす
る。そしてカウント値が202となると、つまり第
2の日の字キヤラクタの読取タイミングとなる
と、12の出力7ビツトをアドレスとしてコードテ
ーブルの100コードをROM53bより読み出して
レジスタD2にメモリする。そしてレジスタD1
とD2の内容(数)を加えて、加えた値D1+D2
つまり、原稿にキヤラクタ表示された部数が、1
以上であるか否かを見る。つまり、キヤラクタ表
示では、それがおこなわれているとすると0とい
うことはあり得ず1以上であるので、これにより
キヤラクタ表示があるか否かを判定する。D1+
D2≧1であるとキヤラクタ表示があつたとして
D1+D2をレジスタA1にメモリする。このと
き、すでにテンキー22である数コードがA1に
メモリされているとそれは消える。D1+D2<
1であると、D1+D2はA1に書込まれない。
したがつてテンキー22でセツト枚数がA1にす
でに入力されているとそのセツト枚数がレジスタ
A1に残る。テンキー22でも入力されていない
とレジスタA1の内容は数字0を表わす
「0000000」のままとなる。 このようなレジスタA1へのセツト枚数のメモ
リを終えた後に、更にカウント値が209以上にな
るのを待つてから12の出力7ビツトの情報を監視
し、つまり第2の黒4角の指標の到来を待ち、2
ビツト以上が「1」となると前述の如くに何を検
出しているかを見る。つまり、「1100011」である
と第2の指標の先端縁を検出したとしてカウンタ
をクリアして0からカウントアツプを開始し、
「1011100」であるとカウンタをクリアし、32をロ
ードしてそれからカウントアツプを開始し、それ
られのいずれでもないと原稿セツト枚数の101
を表わす第3の日の字キヤラクタが到来したとし
てカウンタをクリアして106をロードしてそれか
らカウントアツプを開始する。そしてこのカウン
ト値が106となると、つまり第3の日の字キヤラ
クタの読取タイミングとなると(第8b図へ)、
12の出力7ビツトをアドレスとしてROM53b
より101コードを読み出してレジスタE1にメモ
リし、次にカウント値が202となると、つまり第
4の日の字キヤラクタの読取タイミングとなる
と、12の出力7ビツトをアドレスとしてコードテ
ーブルの100コードをROM53bより読み出して
レジスタE2にメモリする。そしてレジスタE1
とE2の内容を加えてそれが1以上であると原稿
セツト枚数レジスタB1にメモリする。以下同様
に第3の4角指標、第5の日の字キヤラクタ、第
4の4角指標および第6の日の字キヤラクタの読
取がおこなわれる。そして最後の第6の日の字キ
ヤラクタの読取を終えると、あるいはその読取タ
イミングをすぎてタイマーRが時限動作を完了
(タイマーオーバ)すると第8a図のM以下のヘ
ツドリターン動作に移り、これを終えると第7a
図に示すメインフローの給紙設定に移る。 以上に説明したヘツド12による原稿情報読取
により、キヤラクタ表示が付されているときに
は、仮り4角指標が付されていなくても、それが
読み取られて所定のレジスタにメモリされる。給
紙設定以降の複写動作制御においてこのメモリデ
ータが参照される。 以上の動作制御により、この実施例の複写機は
次のように動作する。 (1) テンキー22の入力操作をせず、しかも原稿
にキヤラクタを書き込まないでプリントキー2
1を操作すると、1枚のコピーをした後、待機
状態になり、次にプリントキー21が押される
のを待つ。これにより、1枚のコピーをとると
きには、プリントキー21を押すだけでよい。 (2) テンキー22で部数(セツト枚数)や原稿枚
数を入力し、原稿に日の字キヤラクタ情報を書
込まなかつたときには、テンキー22による入
力データに基づいてコピー枚数(部数)および
原稿枚数のコピー動作をする。 (3) テンキー22で枚数等の入力をしていると
き、あるいはしていないときのいずれでも、第
1回のプリントキー21操作時に、コンタクト
ガラス板11上にフイーダ3から供給される原
稿、あるいは手差しでガラス板11上に乗せら
れている原稿に日の字キヤラクタが付されてい
ると、その情報が各レジスタに取り込まれ、以
後クリアキーが操作されるまで、その情報に基
づいた複写動作がおこなわれる。この情報読取
は第1枚目の原稿についておこなわれ、その情
報の原稿枚数に相当する数までの他の原稿につ
いては、情報読取動作はおこなわない。 (4) 上記(2)および(3)において、フイーダ3が装着
されていないと設定毎数のコピーを終了する毎
に、設定した原稿枚数にかかわりなく待機状態
となり、プリントキー21の押下を待つ。フイ
ーダ3が装着されていると、設定した原稿枚数
にかかわりなく、フイーダ3に原稿がある限
り、1原稿当り設定コピー枚数のコピーをくり
返し、設定した原稿枚数よりもフイーダ3に装
着していた原稿の枚数が少ないとフイーダ3に
あつた原稿をすべて複写してから待機状態とな
つてランプ41を点灯する。設定した原稿枚数
よりもフイーダ3に装着していた原稿の枚数が
多いと、設定した原稿枚数のコピーを終了した
時点でランプ41を点灯し、更に残余の原稿の
複写を続け、これを終えてから待機状態に戻
り、プリントキー21の押下を待つ。 なお、排紙設定においては、ソータ9が装着
されておりSDがオンであつて設定コピー枚数
が2以上であると、ソータレジスタFのメモリ
が「1」でない限り、またキー28が閉操作ラ
ツチされていない限り、ソータ9へ排紙をおこ
ない、ソータレジスタFのメモリが「1」であ
つてキー28が閉操作ラツチされているとカセツ
トCAS3への排紙をおこない、キー28が閉
操作ラツチされていないと傾斜上面への排紙を
おこなうという設定となる。SDがオフのとき
には、また、設定コピー枚数が1以下であると
きには、キー28が閉操作ラツチされていると
カセツトCAS3への排紙と設定され、ラツチ
されていないと傾斜上面への排紙となる。 次に本発明の他の実施例を説明する。キヤラク
タ検出用のヘツド12には、7ジヤンクシヨンの
センサ12bにかえて、CCD撮像素子等の、多
数の光感能ジヤンクシヨンを一直線状あるいは面
状に集積形成した半導体リニアアレイあるいは半
導体エリアアレイを用いる。このような、ドツト
分布で画像情報を読み取る素子を用いる場合の一
例として、第3b図に示す如きキヤラクタ(4角
の指標が5mm×5mm、日の字キヤラクタの各セグ
メントが1mm×3mm)を72ジヤンクシヨンを有す
る半導体リニアアレイで読取る場合を説明する。
第9図に示すようにヘツド12内の半導体リニア
アレイ12eの72ジヤンクシヨンに原稿18aの
9mmを投影するものとし、第1ジヤンクシヨン〜
第72ジヤンクシヨンのうちの、中央部の第36ジヤ
ンクシヨンが、キヤラクタ配列の中心線CL下に
ほぼ位置するようにリニアアレイ12eを位置決
めする。そしてヘツド12の駆動によりリニアア
レイ12eをY方向に読取駆動し、かつY方向に
1mm進む間に8パルスの割合で発せられるパルス
をYパルス、あるいは副走査同期パルスと呼び、
このYパルス間に少なくとも73個以上の割合で発
生されリニアアレイ12eよりの各ジヤンクシヨ
ンの受光状態を電子的に順次に読取走査するパル
スをXパルス、又は主走査同期パルスと呼ぶもの
とし、第1表に示すレジスタに加えて、更に第2
表に示すレジスタを用いるものとすると、キヤラ
クタの読取は次のようにする。
【表】
【表】 つまり第10a図に示すように、照明灯13を
点灯としてヘツド12を副走査Y方向に駆動を開
始すると共にタイマーRをオンとして時限動作を
開始し、かつYパルスのカウントを開始する。そ
してカウント数が所定値になると、つまりヘツド
12が所定距離進んでから、1つのYパルスが到
来すると、カウンタをクリアしてXパルスのカウ
ントを開始し、リニアアレイ12eの出力を監視
し、それが「1」となるXパルスのカウント値、
つまりは第1の4角指標の1辺の主走査方向Xの
位置をレジスタHにメモリし、次に12eの出力
が「1」から「0」にかわつたときのXパルスの
カウント値、つまりは第1の4角指標の他方の辺
の主走査方向Xの位置をレジスタIにメモリす
る。そしてレジスタIとHの内容の差、つまりX
方向の黒画素の連続数が40(5mm)程度であるか
否か(40−α≦I−H≦40−α?)を見て、40程
度であるとカウンタをクリアしてYパルスのカウ
ントを開始する。なお、これまでの過程および以
下の読取動作中において、タイマーRがタイムオ
ーバとなると、キヤラクタが表示されなかつたと
して、読取をキヤンセルし、ヘツド12を待機位
置に戻す。タイムオーバとなるまでにキヤラクタ
の読取を終えている場合にのみ、読取データを第
1表に示すレジスタA1,B1,FおよびGにメ
モリする。さて、Yパルスのカウント値が104以
上となると、つまりヘツド12の読取が第1の日
の字キヤラクタのセグメントa部にさしかかる
と、Yパルスを起点としてXパルスのカウントを
開始し、Xパルスのカウント値XがH+8≦X≦
I−8の間、つまりセグメントaの領域における
12e出力「1」をカウントAする。そしてYカウ
ント値が104以上となると、つまり副走査がセグ
メントaの領域をはずれると、カウントA値がk
以上であるか否かを見る。つまりセグメントa部
が黒で塗されているか否かを見る。完全に塗られ
ている場合、セグメントa=1mm×3mmを8×24
=192ドツトとして読み取り、カウント値A=192
である。そこで、塗り潰しが不完全であつたり読
取ずれがあつたりするのを考慮してkは、192/3
≦k≦192/2程度としている。そしてカウント値
A≧kであるとセグメントaに情報があるとして
aレジスタに「1」をメモリし、カウント値<k
であると情報が無いとしてaレジスタに「0」を
メモリする。これを終えると今度はセグメントb
とfに情報があるか否かを見るため、Yカウント
値が148となるまで、つまり副走査がセグメント
b、f領域にある間、しかも、Xパルスのカウン
ト値XがI≦X≦I−8、H−8≦X≦Hのと
き、つまり主走査もセグメントb、f領域にある
間、12eの出力「1」をカウントする(カウン
トB:セグメントb.カウントF:セグメントf)。
そしてカウントB≧kであればbレジスタに
「1」を、そうでなければ「0」をメモリし、カ
ウントF≦kであればfレジスタに「1」を、そ
うでなければ「0」をメモリする。そして次にセ
グメントg領域(148≦Yカウント値≦156、I−
8≦Xカウント値≦H−8)の12eの出力
「1」をカウントGして、カウント値Gがk以上
であればgレジスタに「1」をメモリし、G<k
のときにはgレジスタに「0」をメモリする。次
いで156≦Yカウント値≦180、I≦Xカウント値
≦I+8およびI−8≦Xカウント値≦Iでそれ
ぞれセグメントcおよびeの黒画素数CおよびE
をカウントし、同様にしてC≧kであればcレジ
スタに「1」をメモリし、C<kであればcレジ
スタに「0」をメモリし、E≧kであればeレジ
スタに「1」を、E<kであればeレジスタに
「0」をメモリする。そして180≦Yカウント値≦
188、I+8≦Xカウント値≦H−8でセグメン
トdの黒画素数Dをカウントし、同様にdレジス
タに「1」又は「0」をメモリする。これで第1
の日の字キヤラクタの読取を終えたことになる。
そこでa〜gレジスタの内容(計7ビツト)をア
ドレスとしてROM53bの101コードテーブルよ
り2進コードを読んでレジスタD1にメモリす
る。以下、第2の日の字キヤラクタの読取も同様
におこない、レジスタD2,E1,E2,Fおよ
びGに読取りデータ(2進コードに変換したも
の)をメモリし、これを終えると、D1+D2をレ
ジスタA1に、またE1+E2をレジスタB1に
メモリし、モータ17を停止とし次いで反転駆動
して12DMがオンとなるとモータ17を停止と
して第7a図に示すメインフローの給紙設定に移
る。前記読取において、レジスタGへの書込を終
了するまでにタイマーRがタイムオーバとなる
と、第8a図に示すフローのM部に移り、レジス
タA1,B1への書込をおこなわない。つまり、
所定の読取走設査の間に読取が完了しないと情報
が書かれていないとして(あるいは読取不全もあ
りうる)、読取を停止し、レジスタA1,B1へ
の書込をおこなわない。 以上に説明した2つの実施例のいずれにおいて
も、ヘツド12は第1図および第2図に示すよう
に、待機位置において第1ミラーFMI以下の画
像投影光学系の視野外に配置されており、第1回
の複写に先立つてその視野内に移動してキヤラク
タを読取し、これを終えてヘツド12が待機位置
に戻つてから複写動作を開始するようにしてい
る。したがつてこの態様においては、ヘツド12
を、フイーダ3の原稿送り方向と直角な方向に走
査駆動するようにヘツド駆動機構(副走査機構)
を配置してもよい。原稿上には、第3a図および
第3b図に示すように、その一辺に沿つて記録領
域を外した位置にキヤラクタを書き込むようにし
ているが、他の一辺又は2辺以上にキヤラクタ書
込領域を定めてもよい。 次に第3の実施例を第11図を参照して説明す
るとこの複写機本体100には、OFT(オプテイ
カルフアイバチユーブ)63が装着されている。
これにおいては、前述した各実施例と同様な複写
動作は勿論、ヘツド12内の撮像素子で原稿画像
を読みとつて、符号化圧縮器に与えて送信するフ
アクシミリ送信動作モード、撮像素子で原稿画像
を読みとり、画像信号に変更や修正等を加えて、
OFT63に与えて記録をおこなう修正複写モー
ド、受信データを符号復号器に与えて画像データ
を再生し、それをOFT63に与えて記録をおこ
なうフアクシミリ受信再生動作モードの各動作を
おこなう。これにおいてキヤラクタ読取素子とし
てはヘツド12内の撮像素子が用いられ、この撮
像素子の検出画像データのうち、主走査方向の第
1画素から第72画素までがキヤラクタ読取りに利
用され、これらの画素データに基づいて第10a
図および第10b図に示す動作と同様な動作がマ
イクロコンピユータシステムでおこなわれる。但
し、12eは撮像素子と読み替える。 このような、光学視野1ライン分の画像データ
を読む撮像素子を用いる第3の実施例では、撮像
素子を12b,12e等にかえてヘツド12内に
配置し、ヘツド12の読取中心を原稿18a,1
8bの中央とし、ヘツド12を第1実施例(第1
図、第2図)および第2実施例(第10a図、第
10b図)と同様にFMI以下の光学系とは別個
の走査機構で走査するようにする。そして走査機
構と撮像素子で原稿全面を読取り走査する。 上記いずれの実施例においても、原稿に日の字
キヤラクタを付し、これを7セグメント分割で読
み取るようにしているが、たとえばダブル日の字
形「日日」、田形、米形、あるいはそれらの組合
せ〓、〓、〓、〓等々、少なくとも数字キヤラク
タを表示しうる、その他のマルチセグメントキヤ
ラクタとし、第5a図に示すコード変換表と同様
な、それぞれに対応した変換テーブルをROM5
3bに格納しておき、前述した如き読取動作設定
と同様にしてキヤラクタの読み取りをするように
してもよい。 第2実施例および第3実施例の如く、ライン撮
像素子を用いる場合には、上記した各キヤラクタ
の他に、更にキヤラクタがなめらかなキヤラクタ
表示を原稿に付し、キヤラクタ判定がやや複雑に
なるが、ライン撮像素子の検出データをマイクロ
コンピユータシステムで処理して、なめらかなキ
ヤラクタの読取りをしうる。そのようにする一例
を第4の実施例として以下に説明する。まず原稿
18aには第12a図に示すように、所定の位置
にライン撮像素子で確実に読み取り得る第1の指
標MA1、第2の指標MA2などの指標を印刷して
おき、かつ、ライン撮像素子で読み取り得ない色
および/又は濃度で位置決めコーナ指標SC、位
置決め辺指示矢印SA、キヤラクタ表示用の輪郭
CH11,CH12,CH21,……およびキヤラクタサン
プル像CT等を印刷しておく。この輪郭CHijは、
第12b図に示す如く8mm×11mmとされており、
キヤラクタ表示線は1mm幅とされている。この輪
郭内のキヤラクタの読取は1キヤラクタに8×11
の画素グループ(画素グループは1mm×1mmで、
8×8=64画素)を割り当て、各画素グループを
第12c図に示す如くa00〜a107とするとき、各
画素グループにそれぞれ1個のレジスタa00
a107を割り当てておこなう。以下、第1のキヤラ
クタCH11の読取ロジツク(ROM53bにメモリ
されているキヤラクタ読取プログラムデータに従
つたもの)の概要を第13a図を参照して説明す
る。まず、第10a図に示す指標検出フローと同
様なフローで第1指標MA1を検出し、その検出
時点からYパルスをカウントしてカウント値が所
定値になると、CH11領域に読取視野が到達した
として、YパルスおよびXパルスをカウントしつ
つ、画素グループa00〜a07のそれぞれの領域の黒
画素数をそれぞれカウントし、画素グループa00
〜a07の領域の読取が終わると、各画素グループ
a00〜a07(それぞれ64画素)のカウント黒画素数
が所定値(この実施例では64/3=21)以上か未満
であるか否かを見て、以上であるときには「1」
を、未満であるときには「0」をそれぞれの1ビ
ツトレジスタa00〜a07にメモリする。そして画素
グループa10〜a17の黒画素数を同様にカウント
し、カウント黒画素数が21以上か未満かを見て、
同様に各レジスタa10〜a17にメモリする。以下同
様に、各列の画素グループ「a20〜a2」〜「a100
a107」のそれぞれに「1」又は「0」をメモリす
る。 これを終えると、判定しやすい数から順次に、
それに該当するメモリがレジスタa00〜a107にお
こなわれているかを見る。どれにも該当しなかつ
たら、書込がないものとして0(0000000)をレジ
スタD1にメモリする。この、どの数字であるか
を判定するにおいて、各数字にそれぞれ他と区別
しうる、画素グループa00〜a107単位の黒白分布
があるので(換言すればそのようにキヤラクタの
輪郭が定められているので)、数字判定において
すべての画素グループの黒白、つまりはすべての
レジスタa00〜a107のメモリ内容を参照する必要
はない。判定しやすい数字から合致を判定するの
は、読取スピードを高くするためである。 キヤラクタが5であるか否かを判定するフロー
を第13b図に示す。第12a図に示すテキスト
キヤラクタCTの5と第12b図および第12c
図を参照すれば分る通り、5は、他の数字では塗
り潰されない画素グループa14が黒となつている
はずであるので、まずレジスタa14の内容が「1」
であるかを見る。そしてここが「0」:白である
と「5」ではないとして、次の別の数字(4)の判定
に移る。レジスタa14のメモリが「1」であると、
一応「5」らしいとするが、次にa13も「1」で
あることを見る。これは、7のときa14にも黒が
及ぶこともありうるからである。a13も「1」で
あると、「5」が確からしいとするが、誤りを少
なくするため、a50が白:「0」であるかを見る。
a50が「1」のときは「4」とか「7」とかの可
能性があるがa50が白:「0」であるとそれらの可
能性がない。更に念のため通常5では黒とされる
ことがないa62を見てそれが白:「0」であると5
と断定する。この場合、a62は「5」で黒とされ
るa52と隣接しているので、筆の勢いで黒となつ
ていることもありうるのでa62が黒:「1」である
と、a62に隣接し「6」、「8」、「0」のときに黒
であるa72が黒か否かを見て、白:「0」である
と、それらの数字ではないので「5」と断定す
る。なお、a72が白となるのは「5」の他に
「1」、「3」、「4」、「7」および「9」であるが
これらと白黒が相異する画素グループをすでに判
定しているので、a72が白のとき「5」と断定し
ても、これらの数字との誤りを生じない。「5」
と断定すると、CH11は部数の10位の桁であるの
で「50」と読んでレジスタD1にメモリする。 第13a図に示す数字判定フローでは、「5」
の判定をして「5」ではなかつたときには、次に
「4」であるか否かを判定する。この「4」判定
フローを第13c図に示し、これを説明すると、
「4」の最も顕著な点はa50およびa51が黒:「1」
であることである。したがつてまずa50が「1」
であるかを見て、それが「1」であると、「7」
のときこれも黒である可能性があるので次にa51
が「1」であるかを見る。a51も「1」であると
「4」と断定して良いが、念のため、4であると
間違いなく黒とされているはずのa56、a15、a94
見て、それらがすべて「1」であると最終的に
「4」と断定する。 以上2つの数字の判定のみを説明したが、他の
数字も同様に、判定しようとする数字iの、他の
数字と共通性が少ない黒部分のピツクアツプと、
共通部があると共通部を有する他の数字の、iに
はあり得ない白部分のピツクアツプ等の、相互比
較で遂次一字づつ判定する。CH11の判定とレジ
スタD1への書込みを終えると、所定のタイミン
グで同様にCH12の読取判定を同様におこなう。
このときは、例えば4と判定すると、CH12が部
数の1位の桁であるので「4」とそのまま読んで
0100をレジスタD2にメモリする。D1+D2す
なわち部数を表わす2進コードのレジスタA1へ
のメモリは、第1実施例又は第2実施例と同様に
おこなえばよい。この第4の実施例では、通常手
書きする数字と似た、むしろ手書数字よりも整つ
た滑らかなキヤラクタを書き込むので、つまり複
写機がそれを読めるようになつているので、キヤ
ラクタの書込をしやすく、また書いたキヤラクタ
の視認判定にむつかしさが全くない。同様に、更
に画素グループ数を多くすることにより、およ
び/又は画素グループを細分化することにより、
キヤラクタの線を細くしたり、キヤラクタを更に
滑らかにしうる。塗り潰しというよりも線引きで
キヤラクタを書込みうる。 なお、上記説明においては、第1枚目の原稿に
キヤラクタを付し、複写機はキヤラクタを読み取
つてからその原稿複写をおこなう構成、および複
写動作をしつつあるいは原稿画像を読み取りつつ
キヤラクタを読み取る態様を説明したが、第1枚
目を画像情報がなく、キヤラクタを付しただけの
用紙又はカード(以下キヤラクタ専用シートとい
う)とし、まずこれを読んで、次に第1枚目の原
稿から複写および/又は画像読取をおこなう形で
も実施しうる。たとえば第1および第2の実施例
においては、フイーダ3を使用するときには所定
数の原稿の最上部にキヤラクタ専用シートを載せ
ておき、ヘツド12が読取を終えてリターンする
ときにフイーダ3に排紙指令と原稿供給指令を発
つしてフイーダ3にキヤラクタ専用シートの排出
と第1枚目の原稿のコンタクトガラス板11上へ
の供給をおこなわせ、この原稿フイードと、ヘツ
ド12のリターンが完了してから第1回の複写動
作を開始するようにする。つまりROM53bに
そのようにするプログラムデータを格納してお
く。また、フイーダ3を外しているときには、原
稿情報読取(第7a図)を終えると、「プリント
スイツチ21オン?」を経てから複写開始(第7
a図)に進むように、プログラムデータの一部を
変更すればよい。 また、上記実施例においては、1組のマイクロ
コンピユータシステムをキヤラクタ読取装置の一
部とし、複写機動作制御装置とし、およびコード
作成装置として用いかつ、そのRAM53c又は
CPU53dの内部RAMをコード読み書き用のメ
モリ装置として用い、そのROM53bをコード
変換テーブルやコード発生テーブルとして用いる
構成としているが、それらの各装置には、それぞ
れ別個のマイクロコンピユータやハードワイヤー
ドロジツク回路を備えてもよいし、あるいはそれ
らの一部又は全体を、比較的に高度の演算処理を
おこなう、および/又は比較的に大きなメモリ容
量を有する、更には演算処理動作が速いコンピユ
ータとしてもよい。このようにするときには、コ
ンピユータの端未に複写機を接続した形とするの
が好ましい。 また、上記実施例においては、原稿がコンタク
トガラス板11上に位置決めされてからヘツド1
2を走査駆動するが、フイーダ3などの原稿送り
装置を備える場合には、原稿送りに先立つて、あ
るいは原稿送りを開始した後にヘツド12を走査
機構で第1ミラーFMI以上の画像し投影光学系
の視野内に進めて、ヘツド12を停止とし、ある
いはそのままヘツド12を走査駆動しつつ、到来
する原稿の情報を読み取るようにヘツド12の駆
動タイミングを定めてもよい。 以上の通り、本発明では読取ヘツドを、画像投
影光学系の視野外に配置し、走査機構で原稿読取
位置に進めて原稿情報を読取り、その後ヘツドを
前記視野外の待機位置に戻す構成としているの
で、読取ヘツドの影がコピー上に現われたり、あ
るいは、コピー画像領域を格別に狭くするなどの
問題がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す側断面
図、第2図はその一部を拡大して示す斜視図、第
3a図および第3b図はその実施例に使用される
原稿を示す平面図、第4a図は第3図に示すヘツ
ド12の縦断面図、第4b図はヘツド12内の素
子12bを示す拡大斜視図、第5a図は素子12
bの検出信号と表示の対応関係を示す平面図、第
5b図はヘツド12のキヤラクタ読取タイミング
を示すタイムチヤート、第6a図は第1図に示す
複写機のキーボード上面を示す拡大平面図、第6
b図は複写機内部の電気要素の接続関係を示すブ
ロツク図である。第7a図、第7b図、第8a
図、第8b図および第8c図は、第1図に示す複
写機の動作シーケンスを示すフロチヤートであ
る。第9図は本発明の第2の実施例における、キ
ヤラクタ検出素子と原稿上のキヤラクタとの相対
関係を示す斜視図、第10a図、第10b図およ
び第10c図は第2の実施例の動作シーケンスの
一部を示すフローチヤートである。第11図は本
発明の第5の実施例を示す側断面図である。第1
2a図は本発明の第7の実施例に用いられる原稿
を示す平面図、第12b図はその一部を拡大して
示す平面図、第12c図はその原稿上のキヤラク
タ読取領域の画素グループ分割を示す平面図、第
13a図、第13b図および第13c図は、この
第7の実施例の動作シーケンスの一部を示すフロ
ーチヤートである。 1:感光体ドラム、2,5,7:チヤージヤ、
3:自動原稿供給装置、4:現像器、6:レジス
トローラ、8:分離ローラ、9:ソータ、10:
クリーニングブラシ、11:コンタクトガラス
板、12:読取ヘツド、13,HLA:照明灯、
141,142:ガイドバー、15:ワイヤ、16
,162:プーリ、17:モータ、OFD,SD,
12DM:マイクロスイツチ、OPD:原稿セン
サ、18a,18b:原稿、20:電源投入スイ
ツチ、21〜28:キースイツチ、29:濃度調
整用摘子、30〜43,55〜57:表示灯、4
4〜47:表示ユニツト、481,482,491
492:コネクタ、50,52,54:インター
フエイス、51:フオトカプラ、12b,12
e,62:画像読取素子、60:ハーフミラー、
61:レンズ、63:OFT。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 コンタクトガラス板上に載置されている原稿
    の複写すべき部分を読取る原稿読取走査装置と、
    前記原稿の、前記原稿読取走査装置の読取範囲外
    に設けられたデータと、該データを読取り前記原
    稿読取走査装置が動作しているときは該原稿読取
    走査装置の読取視野外に位置する読取ヘツドを備
    える原稿記載記録の読取装置。 2 読取ヘツド内の読取素子を、少くとも日の字
    形のキヤラクタの7セグメントを同時に読み取り
    得るキヤラクタ検出素子とした前記特許請求の範
    囲第1項記載の、原稿記載記録の読取装置。 3 フオトダイオード、フオトトランジスタある
    いはその他の光電変換エレメントの少くとも7個
    を日の字形に一体集積した集積半導体素子をキヤ
    ラクタ検出素子とした前記特許請求の範囲第2項
    記載の、原稿記載記録の読取装置。 4 読取ヘツド内の読取素子を、多数の光電変換
    エレメントを一列又は複数列の直線上に一体集積
    した集積半導体素子とした前記特許請求の範囲第
    1項記載の、原稿記載記録の読取装置。
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