JPS6315869Y2 - - Google Patents

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JPS6315869Y2
JPS6315869Y2 JP1979124324U JP12432479U JPS6315869Y2 JP S6315869 Y2 JPS6315869 Y2 JP S6315869Y2 JP 1979124324 U JP1979124324 U JP 1979124324U JP 12432479 U JP12432479 U JP 12432479U JP S6315869 Y2 JPS6315869 Y2 JP S6315869Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
本考案は、複写機、フアクシミリ装置等の、原
稿像を再生記録する画像処理装置に関する。 この種の画像処理装置においては、画像読取部
に原稿を供給する自動原稿供給装置を備えるも
の、および、備えないものがある。前者において
は複数枚の原稿を自動原稿供給装置にセツトして
画像処理装置を動作させると、原稿が一枚毎に画
像読取部に送られ、読取を終えた原稿はトレイに
順次排出され積み重ねられる。後者においては原
稿は手差しであるが自動的に排出するものと、そ
のまま読取部に残り手で取り去らなければならな
いものとがある。いずれにしても、トレイに排出
する場合にはその後原稿を分別する必要があり、
手で取り去る場合には一枚毎に分別する必要があ
る。 特開昭53−132337号公報および特開昭54−
39135号公報には、原稿置台を複数個有する自動
原稿供給装置と、該数と同数の原稿回収用ビンを
有するソータを備えて、原稿置台の最上段に設置
された原稿は複写用の画像読取の後にソータの最
上段のビンに回収するという具合に、原稿置台の
それぞれとソータのビンのそれぞれとが一対一の
に対応付けた原稿自動取扱い装置が開示されてい
る。 これによれば、原稿の複数組を組別に、異なる
原稿置台に収納して複写を行なうと、原稿は、組
別にソータの異なつたビンに収納される。したが
つて、複写後に原稿をオペレータが組別に分ける
必要がない。 しかしながら、複写前の原稿を組別に別個の原
稿置台に収納する必要があるので、ソータのビン
数と同数の原稿置台を要し、これが大きな空間を
専有すると共に、原稿置台のそれぞれに原稿繰り
出し手段を備えなければならず、機械的に構造が
複雑である、という問題点が認められる。 本考案は、原稿供給手段を格別に複雑にちた
り、格別に大きくすることなく、読取を終えた原
稿を自動的に分別する画像処理装置を提供するこ
とを目的とする。 この目的を達成する本考案の画像処理装置は、
1組が1枚以上でなる複数組の原稿を積み重ねて
配置する1つの原稿置き手段および該原稿置き手
段の原稿を1枚毎に原稿画像読取部に送りかつ原
稿画像読取部から排出する原稿供給手段を有する
自動原稿供給装置;複数個の原稿収納ビンを有
し、該自動原稿供給装置が排出する原稿を受けて
指定された原稿収納ビンに収納するソータ;前記
複数組の原稿の各組を収納する原稿収納ビンを指
定する情報を入力する入力手段;および、前記入
力手段が入力した情報が示す原稿収納ビンへの前
記各組の原稿の収納を前記ソータに指定する制御
手段;を備える。 これによれば、複数枚の原稿を積み重ねる1つ
の原稿置きを有する自動原稿供給装置、つまり通
常の機械要素を有するオートフイーダ、を用い得
るので、自動原稿供給装置が格別に大きくなつた
り複雑になつたりすることがない。原稿置きに
は、1組が1枚以上の原稿でなる原稿セツトが複
数セツト積み重ねられるが、入力手段が原稿セツ
ト(組)のそれぞれの収納ビンを指定し、制御手
段がこれに応じてソータにこれを指定し、ソータ
がこの指定されたビンに原稿を収納するので、画
像読取を終えた原稿セツト(組)は、指定された
ビンに収納される。したがつて画像読取後の原稿
をオペレータが組別に分ける必要がない。 本考案の他の目的および特徴は、図面を参照し
た以下の実施例の説明より明らかになろう。 第1図に本考案の一実施例の主要機構部を示
す。第1図において100が複写機本体、3が自
動原稿供給装置(以下フイーダと略称する)、9
が原稿を各別に区分されたビン9aの分配する排
紙分配装置(以下ソータと略称する)である。 フイーダ3は、プラテンを構成するコンタクト
ガラス板11上に載置しかつそこより取り外し得
る形で、複写機本体100に結合されており、フ
イーダセンサであるマイクロスイツチOFDが、
フイーダ3が載置されることにより閉(オン)と
なる。つまり、CFDがオンであると、フイーダ
3が装着されている、ということになる。 ソータ9も複写機本体100に対して着脱し得
る形で結合されており、結合状態のとき複写機本
体100のソータセンサであるマイクロスイツチ
SDが閉(オン)となつている。つまり、SDがオ
ンであると、ソータ9が装着されている、という
ことになる。 フイーダ3には、1組が一枚以上でなる複数組
の原稿を積み重ねて配置する原稿置き手段(この
実施例では原稿カセツト)、および、給紙コロ、
レジストローラ、搬送ローラ、搬送ベルト、駆動
モータ、原稿センサOPD、ジヤムセンサおよび
動作制御ユニツトでなる原稿供給手段が備わつて
おり、このフイーダ3は、複写機本体100に原
稿の存否を表わす原稿検出信号、コンタクトガラ
ス板11上への原稿の送りを完了したことを表わ
すフイード完了信号、原稿につまりを生じたとき
の紙づまりを表わすペーパジヤム信号、等を与え
る。 複写機本体100は、フイーダ3にフイード指
令および排紙指令を与える。フイーダ3は、フイ
ード指令が到来すると給紙コロ、レジストロー
ラ、搬送ローラおよび搬送ベルトを駆動して原稿
カセツト上の最上部の一枚の原稿をコンタクトガ
ラス板11上に送り、これを完了すると複写機本
体100にフイード完了を表わす信号を与える。
複写機本体が排紙指令を与えると、フイーダ3は
搬送ローラおよび搬送ベルトを駆動してコンタク
トガラス板11上の原稿をソータ9に排出する。 ソータ9には、搬送ローラ、ペーパ分配ゲート
9b、多数のペーパ収納ビン9a、分配ゲート9
bを駆動するベルト、プーリおよびモータ、なら
びに分配ゲート9bを位置決めする制御ユニツト
が備わつており、このソータ9は、複写機本体1
00に収納完了およびペーパジヤムを表わす信号
を与える。複写機本体100はソータ9に、収納
ビンNo.データ、および、プリント開始パルスを与
える。ソータ9は収納ビンNo.データが到来する
と、それをメモリして待機し、ビンセツト指令パ
ルスが到来すると、分配ゲート9bを収納ビンNo.
データで指令された位置に駆動して分配ゲート9
bの位置決めをおこなう。複写機本体100にお
いては、複写時に、照明灯HLAの放射光による
原稿IPの反射光が第1ミラーFMI、第2ミラー
SMI、インミラーレンズIMI、および第3ミラー
TMIによりドラム1上の感光体表面に導びかれ
る。一方感光体はメインチヤージヤ2により一様
に帯電されており、前記導びかれた光により露光
されて静電潜像を形成する。この静電潜像は現像
装置4によつて供給される帯電トナーを付着する
ことによつて可視化される。一方、コピー用紙は
ローラPS1,PS2又はPS3によりカセツト
CAS1,CAS2又は予備カセツトCAS3より取
り出される。取り出されたコピー用紙は潜像の位
置(原稿の端部)と同期させてレジストローラ6
を回転させることにより転写部に送られる。転写
部においては、転写チヤージヤ7により潜像部分
に付着したトナーがコピー用紙上に転写され、コ
ピー用紙は分離ローラ8によりドラム1から引き
離され、定着ヒータHEPでトナーがコピー用紙
上に密着(固定)され、コピー用紙は排紙トレイ
(傾斜上面)又はトレイ72に送られる。重複記
録のときにはカセツトCAS3に送られる。一方
ドラム1に残つたトナーは、除電チヤージヤ5に
より除電され、クリーニングローラ10により回
収される。11はクリーニングブレードである。
原稿読取走査系は、照明灯HLA、ミラーFMI、
SMI、およびそれらを実線矢印方向に、光路長の
変更がないように移動させるキヤリツジで構成さ
れる。予備カセツトCAS3には、罫線やレター
ヘツド等を印刷又は複写した記録紙が収納され、
また、指定された他のカセツトCAS1又はCAS
2において紙切れのときは、自動的に補助給紙を
カセツトCAS3よりおこなうときには、通常の
コピー用紙が充填される。コンタクトガラス板1
1の下方には、検出ヘツド12が配置されてい
る。この検出ヘツド12の配置を更に詳しく第2
図に示す。検出ヘツド12はこの第2図に示すよ
うに、ガイドバー141,142で原稿の送り方向
に往復動しうるように案内されており、このヘツ
ド12はワイヤ15およびプーリ161を介して
モータ17で往復駆動される。図示した待期位置
において、ヘツド12で閉(オン)とされる位置
にヘツドセンサとしてマイクロスイツチ12DM
が固定されている。ヘツド12が駆動されると
き、ランプ13が点灯され、コンタクトガラス板
11を照らす。この実施例においては、ヘツド1
2内に、フオトダイオード7個を日の字形にに集
積し、かつそれらへの給電回路および光検出信号
増幅・波形整形回路を一体に集積した半導体フオ
トセンサが収納されている。原稿用紙又は、所定
のデータ用紙には、第3a図に示すように、半導
体フオトセンサでは読取りにくい色又は濃度でキ
ヤラクタ表示エリアと付加的な文字が印刷されて
おり、かつその用紙をコンタクトガラス板11の
基準コーナに合わせる基準コーナが三角印で表示
されている。矢印は原稿の送り方向(およびガラ
ス板11の基準辺に合わせる用紙辺)を示すもの
であり、この矢印と反対方向にヘツド12が読取
走査される。4角印はデータ有り無しを示す指標
領域を示し、日の字形の領域がキヤラクタ形成領
域である。コピーを必要とするものは、原稿の最
終ページに、たとえば第3b図に示す如く、所要
データを書込む。この第3b図は、10枚の原稿の
それぞれを20枚づつコピーすること、および、ソ
ータ9を使用して排出原稿を分別収集することを
表わしている。黒く塗り潰した部分が書込データ
であり、黒の4角はデータの書込があることを示
し、部数の部分の2個の日の字形キヤラクタは20
を示し、原稿枚数の部分の2個の日の字形キヤラ
クタは10を示し、ソータの部分の2個の日の字形
キヤクタの10位の桁は0を示している。このよう
に、視認判読が簡単なキヤラクタを所定の領域に
書込むようになつているので、書込は塗り絵の如
く簡単である。また、書込を終えたキヤラクタよ
り、10枚の原稿をソータ9を使用した状態でそれ
ぞれ20部コピーする、ということを簡単に読み取
り得るので、書込確認(エラーチエツク)や、コ
ピー後の枚数確認がきわめて簡単である。4角で
示す指標および各日の字形のキヤラクタは、矢印
方向に一直線上に位置決めされており、それぞれ
の間に3mmのギヤツプが置かれている。4角の領
域は5mm×5mmであり、日の字形の7セグメント
はそれぞ1mm×3mmである。これらの読取りにお
いては、用紙18aに対してヘツド12が用紙1
8a上の矢印とは逆方向に一定速度で駆動され、
このとき用紙18aに対してヘツド12が相対的
に1mm移動する間に8パルス(8画素/1mm)の
割合で発せられるパルスをカウントして読取タイ
ミングが定められる。第4a図にヘツド12の縦
断面を示す。ヘツド12内の半導体センサ12b
の受光面上には、レンズ12aでキヤラクタ像が
結像される。そして、第4b図に示すように、a
〜gの7セグメントでなる日の字形のキヤラクタ
が適正位置で投影されたとき、各セグメントa〜
gが投影されるそれぞれの領域の中央に光感能ジ
ヤンクシヨン(フオトダイオードジヤンクシヨ
ン)Sa〜Sgが位置する。したがつて、キヤラク
タが適正位置から少々ずれていても、各セグメン
トa〜gの白、黒がジヤンクシヨンSa〜Sgで検
出される。フオトダイオードの前記ジヤンクシヨ
ンの光による状態変化はセンサ12b内の増幅回
路で増幅され、かつ波形整形されて、白:「0」、
黒:「1」と2値化されて出力端に表われる。各
出力端は、センサ12bを固着したプリント基板
12c上のプリント導体に接続され、リードを介
して接続ピン12da〜12dgに接続されている。
12dPおよび12dGは電源接続用のピンであ
る。 センサ12bが検出するキヤラクタのセグメン
ト情報と、キヤラクタが視覚的に示す表示との関
係を第5a図に示す。第5a図において、黒4角
の検出において、「1100011」と「1011100」が現
われるのは、黒4角がSa,Sb,SfおよびSgで検
出されるとき、それから4mm(32パルス)読取走
査が進んで黒4角がSg,Sc,SdおよびSeで検出
されるときがあるからである。なお、後述するよ
うに、この実施例においては、4角が塗り潰され
ていないときにも、日の字形のキヤラクタを読み
取るようになつている。キヤラクタのセグメント
情報と、キヤラクタが表わす数字の2進コードに
は、第5a図に示す対応関係がある。つまり、た
とえば部数25を、2個の日の字形キヤラクタ
で、先に読取られるものを10位(101)、後で読み
取られるものを1位(100)とすると、セグメン
ト情報では「1011011」(101)と、「1101101」
(100)であるが、機械コードである2進コードで
は「0010100」(101)と「0101」(100)であり、
これらの2進コードの加算をすることにより25を
表わす2進コード「0011001」が得られる。第3
a図に示す用紙18aを用いるときには、第5a
図に示す如く0〜9に対して割り当てる2進コー
ドは、限られたものであるので、第5a図の下方
3欄に示す如く、それらの2進コードとは異つた
ビツト情報構成のコードを、黒4角検出時および
何も検出しないときの機械コードとして割り当
て、この第5a図に示す機械コード(101桁およ
び100桁)をすべて、セグメント情報の組合せで
なる7ビツトデータでアドレスを定めてROMに
予め格納しておくことにより、そしてヘツド12
の出力コード(7ビツト)でアドレスを定めて
ROMより機械コードを読み出すことにより、入
的処理に適したキヤラクタがヘツド12で読み取
られて、複写機内で機械コードに変換され、複写
動作制御に用いられる。ヘツド12の読取駆動す
ると各キヤラクタがヘツド12の読取視野に入い
るタイミングは第5b図に示す如くである。すな
わち、用紙18a(第3b図)に対してヘツド1
2が1mm移動する間に8パルスの割合で発せられ
るパルスをカウントすると、各キヤラクタが、印
刷された位置に全く正確に(つまり塗り潰しの不
足やはみ出しが全くない状態で)形成されている
とすると、まずセンサ12bのジヤンクシヨン
Sa,Sb,SgおよびSfが第1の黒4角を検出する
と(センサ12bの出力が「1100011」)、それか
ら8パルスをカウントする間該第1の黒4角検出
コードが現われる。それから更に24パルスをカウ
ントすると第1の黒4角がジヤンクシヨンSg,
Sc,SdおよびSeで検出され(「1011100」)、更に
8パルスをカウントする間その状態が続く。そし
て、第1の黒4角が始めて検出された時点でカウ
ントをスタートすると、カウント数106で第1の
日の字形キヤラクタ(部数の101位)がセンサ1
2bの検出視野に入つてこの状態がカウント数
106+8まで続き、次にカウント数200で第2の日
の字形キヤラクタ(部数の100位)がセンサ12
bの検出視野に入いり、208カウントでそれを抜
ける。以下同様である。実際には、キヤラクタが
原稿の位置決めや塗り潰しの不整等によりずれる
ことがありうるので、この実施例では、日の字形
のキヤラクタの読取タイミングは、原稿が全く正
確に位置決めされ、塗り潰しも全く正確におこな
われている場合(読取は8パルスカウント中のい
ずれでも可)の検出視野到達タイミング(カウン
ト値)よりも2パルス以上遅らせている。 次に複写機本体100の、特に複写動作制御に
関する部分の説明をする。第6a図に本体100
の上面一コーナ部(第1図ではフイーダ3の後
方)に配置されているキーボードを示す。第6a
図において、20は電源投入スイツチ、21はプ
リントスタートスイツチ、22はテンキー、23
はテンキーによるコピー枚数(部数)入力を設定
するコピー枚数セツトキー、24はテンキーによ
る原稿枚数入力を設定する原稿枚数セツトキー、
28はコピー排紙(方向)を予備カセツトCAS
3に定める排紙指定キー、25は給紙カセツトを
CAS1に指定する第1の給紙セツトキー、26
は給紙カセツトをCAS2に指定する第2の給紙
セツトキー、27は給紙カセツトをCAS3に指
定する第3の給紙セツトキー、70は原稿ビンNo.
指定キーである。30〜44、71は状態表示
灯、44〜47はそれぞれ2桁7セグメントのキ
ヤラクタ表示ユニツト、29は濃度設定用の摘子
である。これらの各種キー、表示灯および表示ユ
ニツトは、第6b図に示す如く、複写機の中央制
御ユニツトを構成する、入出力ポート53a、読
み出し専用メモリ(以下ROMと称する)53
b、読み書きメモリ(以下RAMと称する)53
c、中央処理ユニツト(以下CPUと称する)5
3dおよびクロツクパルス発生器53eで構成さ
れるマイクロコンピユータの、入出力ポート53
aに、必要に応じて各種インターフエイスを介し
て、接続されている。入出力ポート53aには、
これらの外に、フイーダ3およびソータ9との接
続用のインターフエイス(増幅器、波形整形回路
等)52が接続されており、このインターフエイ
ス52にホトカプラ51と増幅器50が結合され
ており、増幅器にコネクタ(メス)481,482
が接続されている。フイーダ3とソータ9は、そ
れらを組合せる場合、コネクタ(オス)491
492でコネクタ481,482に接続される。な
お、各種電源回路および給電線は図示を省略し
た。 マイクロコンピユータの入出力ート53aには
ラツチが備わつており、このラツチにはその外部
入力がラツチされ(但し有意信号のときのみ)、
しかも、後述する複写動作制御の間適宜リセツト
され、再度新しい状態をラツチする。この入出力
ポート53aのラツチデータは、複写動作中に適
宜参照され、制御動作の決定に利用される。
ROM53bには、電源投入スイツチ20がオン
とされ、コンピユータ、および、コンピユータ制
御にかかわりがない回路、機器に電源投入されて
から、コンピユータ制御にかかわりのある回路、
機器に所定のタイミングで所定の電源を投入する
電源シーケンスプログラムデータ、各部の状態信
号を読み取つて、所要の表示、および、回路、機
器設定をおこなう複写待機設定プログラムデー
タ、現像器4の現像剤循環、ドラムクリーニン
グ、ヒータHEPのウオームアツプ等をおこなう
複写準備プログラムデータ、プリントキー21が
閉じられると複写動作を開始し、各部に所定のタ
イミングで制御信号を与え、かつ各部の状態を読
み取つて状態変化に応じて複写処理制御をおこな
う複写制御プログラムデータ、異常処理プログラ
【表】
【表】 まず複写動作制御のメインフローを第7a図お
よび第7b図に示し、これを参照して説明する。
電源投入スイツチ20がオンとなると、各部の電
源が投入され、ヒータのウオームアツプ、ドラム
1のクリーニング等の複写準備が開始されかつ、
タイマー1がトリガーされる。なお、タイマーに
かえて、クロツクパルスのカウント開始などの時
間カウントでもよい。そしてランプ30,55が
点灯され、レデイランプ31は消灯に保持され
る。これによりキーボードには、「コピーできま
せん」という表示がなされる。タイマー1が時間
カウントをしている間、入出力ポート53aに入
つている信号が適出され、状態表示がおこなわれ
る。状態表示は、大きい概念ではどのようなキー
が選択操作されているか(23,24,25,2
6,17の閉操作)ということと、センサー
OFD、SD、12DMおよびその他のセンサーのい
ずれが閉(又は開)かということの、設定表示
と、異常表示の2つであり、設定表示において
は、たとえばOFD、SDが閉であるとランプ3
9,42を点灯し、キー25が押されるとランプ
32を点灯する。なお、タイマー1のカウント中
およびそれ以後の各動作中において各キーの操作
が監視され、キー操作があるとそれがラツチされ
て、各キーに割り当てられたランプが点灯付勢さ
れる。異常表示は、ペーパジヤム(ランプ35,
40,43)、ペーパ不足(ランプ36)、トナー
不足(ランプ38)、原稿枚数異常(ランプ41)
および重大なトラブル(ランプ37)等であり、
これは各部センサから送られる異常信号に応答し
て入出力ポート53aがラツチし、CPU53d
が異常処理プログラムデータをROM53bより
読み出してこれに基づいて表示付勢および対処制
御をおこなう。異常表示をすると、タイマー2を
トリガーして時限動作を開時し、所定時間が過ぎ
ると状態入力を再度みる。タイマー1が時間を完
了するまでは、この異常表示を、異常がなくなる
まで継続するが、タイマー1が時限を完了した後
にはタイマー2が時限を完了すると異常処理動作
に進み、複写動作中であれば排紙をして、電源を
断とする。なお、ペーパ不足の場合に予備カセツ
トCAS3より給紙するときには、ペーパ不足で
も複写動作が継続され、CAS3がペーパ不足と
なつてからこの異常処理動作がおこなわれる。な
お、説明を簡単にするため、第7a図および第7
b図には、複写動作中の状態監視および割込制御
フローは省略した。テンキー22による入力操作
は、電源を投入してからプリントキー21が操作
されるまでのいずれの時点においても可能である
が、プリントキー21が操作されてから1コピー
終了パルスが現われるまではテンキー22の数字
キーは読み取られない。しかしクリアキーはいず
れの時点に押されても、それが即座に入出力ポー
ト53aにラツチされ、割込制御で複写動作が停
止される(但し、排紙等の動作は継続される。こ
のクリアキーが押されると、第1表に示すレジス
タのすべてがクリアされ、表示ユニツト44〜4
7の表示はすべて「00」となる。なお、表示ユニ
ツト44〜47は、それぞれレジスタA1,A
2,B1およびB2にメモリされているデータが
表わす数字を常時表示している。 テンキー22の読取は、部数入力読取優先とな
つている。つまり、電源投入後すぐにランプ55
が点灯され、その状態でキー70が操作されてお
らずキー23の操作がなくても、キー22により
数字入力があるとそれをレジスタA1にメモリす
るようなつており、原稿枚数のテンキー22によ
る入力は、キー24が一度押されてからでなけれ
ばおこなわれない。同様にキー70が押されてか
らでなければ、原稿収納ビンNo.のテンキー22に
よるレジスタGへの入力はおこなわれない。キー
24が押されるとランプ55は消灯、ランプ56
が点灯とされる。この状態でのテンキー22によ
る数字入力はレジスタB1にメモリされる。タイ
マ1が時限カウントを完了すると、ランプ30が
消灯され、レデイランプ31が点灯とされる。こ
の状態でプリントキー21が一度押されると、テ
ンキー22で部数や原稿枚数が入力されていなく
ても複写動作が開始される。つまり枚数設定をし
なくても、プリントキー21が押されると、複写
が開始される。これは原稿一枚のコピー(通常こ
れはフイーダ3を外した状態での、手差原稿コピ
ーのとき多い)では枚数設定をする必要をなくす
ためと、また、テンキー22の操作入力がなくて
も、第1枚目の原稿に第3b図に示す如くキヤラ
クタがあるとこれを読んで複写情報を得ることも
あるからである。なお、原稿も第3a図に示す如
く、キヤラクタ表示を有しないと後述する毎く、
1回のコピー動作のみがおこなわれる。 さて、プリントキー21が押されるとまずレデ
イランプ31が消灯とされる。そしてフイーダ3
が装着されているか否か「OFDオン?」を見て、
フイーダ3が装着されているとフイーダ3のカセ
ツトに原稿があるか否かをセンサOPDの出力で
見て、原稿がないとランプ41を点灯して待機す
る。原稿が有つたとき、あるいは原稿がカセツト
に装着されると、フイーダ3にフイード指令を発
する。そして原稿情報(これは第8a〜8c図を
参照して後述する)を読取る。フイーダ3が装着
されていないときにはOFDオフを検出して原稿
情報読取に飛ぶ。原稿情報読取を終えると、キー
25〜27のいずれが操作されているかを入出力
ポートのラツチデータで見て、いずれのカセツト
から給紙するかを定める(給紙設定)。そしてソ
ータ9が装置されているか否か(SDオン?:第
7b図)を見て装着されているとソータ9にレジ
スタGのビンNo.データを送り、ソータ9にプリン
ト開始パルスを与えて複写動作を開始する。ソー
タ9はこのプリント開始パルスに応答してビンNo.
データが表わす位置に分配ゲート9bを位置決め
する。そして、複写機のマイクロコンピユータは
キヤリツジの反転時に発せられる1コピー終了パ
ルスの到来を待ち、それが到来すると、キー28
の操作状態(入出力ポートのラツチデータ)を読
んで、キー28が閉じられていないと排紙トレイ
72への排紙と定め、キー28が閉じられている
とカセツトCAS3への排紙と定める。そしてコ
ピー枚数レジスタA2の内容に1を加算し、加算
結果をレジスタA2に更新メモリし、レジスタA
2の内容とレジスタA1の内容を比較する。つま
りコピー枚数が設定枚数となつたか否か(A1≦
A2?)を見て、設定枚数になつていないと、
「SDオン?」の判定を経て複写開始に移行する。
つまりまた複写動作を開始する。設定枚数になつ
ているときあるいは設定枚数以上となつていると
き(1原稿1コピーの態様であつて、レジスタA
1に設定枚数を格納しない状態でコピーをしたと
き:原稿にも複写枚数(部数)の書き込みがない
か、あるいは書込数が0のとき)には、コピー枚
数レジスタA2をクリアし、フイーダ3が装着さ
れているとき(OFDオン?=YES)にはフイー
ダ3に原稿排出を指令し、コピー済原稿枚数レジ
スタB2の内容に1を加えた値をレジスタB2に
更新メモリし、コピー済原稿枚数が設定原稿枚数
になつたか否か(B1≦B2?)を見る。フイー
ダ3が装着されていないとき(OFDオン?=
NO)には、レデイランプ31を点灯して、第7
a図のプリントスイツチキー21押下を待ち、原
稿のセツト枚数とコピー済枚数の比較をおこなわ
ない。さてフイーダ3が装着されていてB1≦B
2?を見たときに、B1≦B2?=NOとき、つ
まりまだ設定枚数の原稿のコピーをすべて終了し
ていないときには、OPDの出力でフイーダ3に
原稿が残つているか否か(原稿はあるか?)を見
る。これはレジスタB1にメモリされている数だ
けの原稿が正しくフイーダ3にセツトされていた
か否かを確認するためである。原稿が残つている
とフイーダ3にフイード指令を発してフイード完
了を表わす信号が返されるのを待ち、次に()
ソータ9が装着されているか否かを見て次の複写
動作を開始する。フイーダ3に原稿が残つていな
いと、レジスタB1とB2の内容からは原稿が残
つているべきである(B1≦B2?=NO)の
で、設定原稿枚数がエラーであるとしてランプ4
1を点灯し、プリントキー21の操作を待つ。つ
まり、フイーダ3に装着されていたすべての原稿
のコピーを終了したとして、次の複写指令を待
つ。オペレータはこの間に別の原稿をフイーダ3
に装着したり、あるいはフイーダ3を取り外した
り、キー22で入力操作としたり、電源投入スイ
ツチ20をオフとしたりする。つまり、複写待機
状態である。 B1≦B2?=YESであつたときには、つま
り、コピー済原稿枚数がレジスタB1に設定原稿
枚数以上となると、原稿設定にエラーがないとフ
イーダ3に原稿は残つていないが、エラーがある
と原稿が残つている可能性があるので、OPDの
出力でフイーダ3に原稿が残つているか否かを見
る。そして残つていないと(原稿設定エラーな
し)レジスタB2をクリアし、フイーダ3に原稿
を装着するのを待ち、原稿が装着されるとレデイ
ランプ31を点灯して、プリントキー21の操作
を待つ。フイーダ3に原稿が装置されないと、レ
デイランプ31は消灯のままである。この状態で
フイーダ3が取り外されると、複写待機状態(第
7a図の)に飛ぶ。B1≦B2?=YESであ
つてしかも原稿が残つていたときには、ランプ4
1を点灯し−−フイーダ3にフイード指令を発
し、フイードの完了を待つて複写開始する。つま
りフイーダ3の原稿が無くなるまで複写動作をく
り返す。 次に原稿情報読取動作制御を第8a図〜第8c
図に示すフローチヤートを参照して説明する。ま
ず照明灯13を点灯とし、モータ17を正転駆動
し、マイクロスイツチ12DMがオフとなつたと
きからタイマーRをトリガーして時限動作を開始
する。そして、ヘツド12内のセンサ12bの出
力7ビツトを監視し、それらの2ビツト以上が
「1」:黒となるのを待つ。つまり、黒4角の指標
や日の字形キヤラクタに情報が書込まれている
と、それらの下方をヘツド12が通過するとき、
必ず7個のジヤンクシヨンSa〜Sgの2つ以上が
必ず黒画像を出し、1ジヤンクシヨンのみが黒画
像を検出するときは、画像ノイズの検出か、ある
いは、検出タイミングが合つていないかである。
そしてタイマーRが時限を完了すると、つまり、
ヘツド12が所定距離進むと、モータ17が停止
され、ランプ13が消灯とされ、次いでモータ1
7が、マイクロスイツチ12DMがオンとなるま
で逆転駆動され、ヘツド12がマイクロスイツチ
12DMをオンとするとモータ17が停止とさ
れ、メインフロー(第7a図)の給紙設定に移
る。モータ17が正転駆動されている間、12の
出力7ビツトの2ビツト以上が「1」:黒となる
と、それが「1100011」であるかを見てそうであ
ると(つまりSa,Sb,Sf和よびSgが第1の黒4
角の端縁を検出すると)カウントを開始する。い
きなり「101110」となつたときには、つまり、
Sa,Sb,SfおよびSgで第1の黒4角が検出され
ず、Sc,Sd,SeおよびSgが第1の黒4角を検出
したときには、カウンタに32をロードしてそれか
らカウントアツプを開始する。これは第5b図に
示す如く、それらのコード検出の間に32パルスの
時間差があるからである。更にいきなり、日の字
キヤラクタの第1番のものを読んだとき(これは
第1の4角が塗り潰されていない場合や、塗り潰
しが不十分であつたときに起こりうる)には、カ
ウンタに106をロードしてそれからカウントアツ
プを開始する。カウント値が106になると、つま
り第1の日の字キヤラクタの読取タイミングとな
ると、12の出力7ビツトを読んでこれをアドレ
スとしてコードテーブルの101コード(2進コー
ド)をROM53bより読み出してレジスタ1に
メモリする。そしてカウント値が202となると、
つまり第2の日の字キヤラクタの読取タイミング
となると、12の出力7ビツトをアドレスとして
コードテーブルの100コードをROM53bより読
み出してレジスタD2にメモリする。そしてレジ
スタD1とD2の内容(数)を加えて、加えた値
D1+D2つまり、原稿にキヤラクタ表示された
部数が、1以上であるか否かを見る。つまり、キ
ヤラクタ表示では、それがおこなわれていると0
ということはあり得ず1以上であるので、これに
よりキヤラクタ表示があるか否かを判定する。D
1+D2≧1であるとキヤラクタ表示があつたと
してD1+D2をレジスタA1にメモリする。こ
のとき、すでにテンキー22である数コードがA
1にメモリされているとそれは消える。D1+D
2<1であると、D1+D2はA1に書込まれな
い。したがつてテンキー22でセツト枚数がA1
にすでに入力されているとそのセツト枚数がレジ
スタA1に残る。テンキー22でも入力されてい
ないとレジスタA1の内容は数字0を表わす
「0000000」のままとなる。このような、レジスタ
A1へのセツト枚数のメモリを終えた後に、更に
カウント値が209以上になるのを待つてから12
の出力7ビツトの情報を監視し、つまり第2の黒
4角の指標の到来を待ち、2ビツト以上が「1」
となると前述の如くに何を検出しているかを見
る。つまり「1100011」であると第2の指標の先
端縁を検出したとしてカウンタをクリアして0か
らカウントアツプを開始し、「1011100」であると
カウンタをクリアし、32をロードしてそれから
カウントアツプを開始し、それらのいずれでもな
いと原稿セツト枚数の101桁を表わす第3の日の
字キヤラクタが到来したとしてカウンタをクリア
して106をロードしてそれからカウントアツプを
開始する。そしてこのカウント値が106となると、
つまり第3の日の字キヤラクタの読取タイミング
となると(第8b図へ)12の出力7ビツトをア
ドレスとしてROM53bより101コードを読み出
してレジスタE1にメモリし、次にカウント値が
202となると、つまり第4の日の字キヤラクタの
読取タイミングとなると、12の出力7ビツトをア
ドレスとしてコードテーブルの100コードをROM
35bより読み出してレジスタE2にメモリす
る。そしてレジスタE1とE2の内容を加えてそ
れが1以上であると原稿セツト枚数レジスタB1
にメモリする。以下同様に第3の4角指標、第5
の日の字キヤラクタ、第4の4角指標および第
6,7の日の字キヤラクタの読取がおこなわれ
る。そして最後の第7の日の字キヤラクタの読取
を終えると、あるいはその読取タイミングをすぎ
てタイマーRが時限動作を完了(タイマーオー
バ)すると、第8a図の以下のヘツドリターン
動作に移り、これを終えると第7a図に示すメイ
ンフローの給紙設定に移る。 以上に説明したヘツド12による原稿情報読取
により、キヤラクタ表示が付されているときに
は、仮に4角指標が付されていなくても、それが
読み取られて所定のレジスタにメモリされ、給紙
設定以降の複写動作制御においてこのメモリデー
タが参照される。 以上の動作制御により、この実施例の複写機
は、次のように動作する。 (1) テンキー22の入力操作をせず、しかも原稿
にキヤラクタを書き込まないでプリントキー2
1を操作すると、1枚のコピーをした後、待期
状態になり、次にプリントキー21が押される
のを待つ。これにより、1枚のコピーをとると
きには、プリントキー21を押すだけでよい。 (2) テンキー22で部数(セツト枚数)、原稿枚
数、ビンNo.を入力し、原稿に日の字キヤラクタ
情報を書込まなかつたときには、テンキー22
による入力データに基づいてコピー枚数(部
数)および原稿枚数のコピー動作をし、ソータ
9の指定ビンに原稿を収納する。 (3) テンキー22で枚数等の入力をしていると
き、あるいはしていないときのいずれでも、第
1回のプリントキー21操作時に、コンタクト
ガラス板11上にフイーダ3から供給される原
稿、あるいは手差しでガラス板11上に乗せら
れている原稿に日の字キヤラクタが付されてい
ると、その情報が各レジスタに取り込まれ、以
後クリアキーが操作されるまで、その情報に基
づいた複写動作がおこなわれる。この情報読取
は第1枚目の原稿についておこなわれ、その情
報の原稿枚数に相当する数までの他の原稿につ
いては、情報読取動作はおこなわれない。 (4) 上記(2)および(3)において、フイーダ3が装着
されていないと、設定枚数のコピーを終了する
如に、設定した原稿枚数にかかわりなく待機状
態となり、プリントキー21の押下を待つ。フ
イーダ3が装着されていると、設定した原稿枚
数にかかわりなく、フイーダ3に原稿がある限
り、1原稿当り設定コピー枚数のコピーをくり
返し、設定した原稿枚数よるもフイーダ3に装
着していた原稿の枚数が少ないとフイーダ3に
あつた原稿をすべて複写してから待機状態とな
つてランプ41を点灯する。設定した原稿枚数
よりもフイーダ3に装着していた原稿の枚数が
多いと、設定した原稿枚数のコピーを終了した
時点でランプ41を点灯し、更に残余の原稿の
複写を続け、これを終えてから待機状態に戻
り、プリントキー21の押下を待つ。 なお、排紙設定においては、キー28が閉操
作ラツチされていない限り、排紙トレイ72へ
排紙をおこない、キー28が閉操作ラツチされ
ているとカセツトCAS3への排紙をおこない、
ペーパトラブルのときは複写機100の傾斜上
面への排紙をおこなうという設定となる。 次に本発明の他の実施例を説明する。キヤラク
タの検出用のヘツド12には、7ジヤンクシヨン
のセンサ12bにかえて、CCD撮像素子等の、
多数の光感能ジヤンクシヨンを一直線状あるいは
面状に集積形成した半導体リニアアレイあるいは
半導体エリアアレイを用いる。このような、ドツ
ト分布で画像情報を読み取る素子を用いる場合の
一例として、第3b図に示す如きキヤラクタ4角
の指標が5mm×5mm、日の字キヤラクタの各セグ
メントが1mm×3mm)を72ジヤンクシヨンを有す
る半導体リニアアレイで読取る場合を説明する。 第9図に示すようにヘツド12内の半導体リニ
アアレイ12eの72ジヤンクシヨンに原稿18
aの9mmを投影するものとし、第1ジヤンクシヨ
ン〜第72ジヤンクシヨンのうち、中央部の第36ジ
ヤンクシヨンが、キヤラクタ配列の中心線CL下
にほぼ位置するようにリニアアレイ12eを位置
決めする。そしてヘツド12の駆動によりリニア
アレイ12eをY方向に読取駆動し、かつY方向
に1mm進む間に8パルスの割合で発せられるパル
スをYパルス、あるいは副走査同期パルスと呼
び、このYパルス間に少なくとも73個以上の割合
で発生されリニアアレイ12eよりの各ジヤンク
シヨンの受光状態を電子的に順次に読取走査する
パルスをXパルス、又は主走査同期パルスと呼ぶ
ものとし、第1表に示すレジスタに加えて、更に
第2表に示すレジスタを用いるものとすると、キ
ヤラクタの読取は次のようにする。
【表】 つまり第10a図に示すように、照明灯13を
点灯としてヘツド12を副走査Y方向に駆動を開
始すると共にタイマーRをオンとして時限動作を
開始し、かつYパルスのカウントを開始する。そ
してカウント数が所定値になると、つまりヘツド
12が所定距離進んでから、1つのYパルスが到
来すると、カウンタをクリアしてXパルスのカウ
ントを開始し、リニアアレイ12eの出力を監視
し、それが「1」となるXパルスのカウント値、
つまりは第1の4角指標の1辺の主走査方向Xの
位置をレジスタHにメモリし、次に12eの出力
が「1」から「0」にかわつたときのXパルスの
カウント値、つまりは第1の4角指標の他方の辺
の主走査方向Xの位置をレジスタIにメモリす
る。そしてレジスタIとHの内容の差、つまりX
方向の黒画素の連続数が40(5mm)程度であるか
否か(40−α≦I−H≦40+α?)を見て、40程
度であるとカウンタをクリアしてYパルスのカウ
ントを開始する。なお、これまでの過程および以
下の読取動作中において、タイマーRがタイムオ
ーバとなると、キヤラクタが表示されなかつたと
して、読取をキヤンセルし、ヘツド12を待機位
置に戻す。タイマーRがタイムオーバとなるまで
にキヤラクタの読取を終えている場合のみ、読取
データを第1表に示すレジスタA1,B1、Fお
よびGにメモリする。さて、Yパルスのカウント
値が104以上となると、つまりヘツド12の読取
が第1の日の字キヤラクタのセグメントa部にさ
しかかると、Yパルスを起点としてXパルスのカ
ウントを開始し、Xパルスのカウント値XがH+
8≦X≦I−8の間、つまりセグメントaの領
域、における12eの出力「1」をカウントAす
る。そしてYカウント値が104以上となると、つ
まり副走査がセグメントaの領域とはずれると、
カウントA値がk以上であるか否かを見る。つま
りセグメントa部が黒で塗られているか否かを見
る。完全に塗られている場合、セグメントa=1
mm×3mmを8×24=192ドツトとして読し取り、
カウント値A=192である。そこで、塗り潰しが
不完全であつたり読取ずれがあつたりするのを考
慮してkは、192/3≦k≦192/2程度としてい
る。そしてカウント値A≧kでるとセグメントa
に情報があるとしてaレジスタに「1」をメモリ
し、カウント値<kであると情報が無いとしてa
レジスタに「0」をメモリする。これを終えると
今度はセグメントbとfに情報があるか否かを見
るため、Yカウント値が148となるまで、つまり
副走査がセグメントb、f領域にある間、しか
も、Xパルスのカウント値XがI≦X≦I−8、
H−8≦X≦Hのとき、つまり主走査もセグメン
トb、f領域にある間、12eの出力「1」をカ
ウントする、(カウントB:セグメントb、カウ
ントF:セグメントf)。そしてカウントB≧k
であればbレジスタに「1」を、そうでなければ
「0」をメモリし、カウントF≧kであればfレ
ジスタに「1」を、そうでなければ「0」をメモ
リする。そして次はセグメントg領域(148≦Y
カウント値≦156、I−8≦Xカウント値≦H−
8)の12eの出力「1」をカウントGして、カ
ウント値Gがk以上であればgレジスタに「1」
をメモリし、G<kのときにはgレジスタは
「0」をメモリする。次いで156≦Yカウント値≦
180、I≦Xカウント値I+8およびI−8≦X
カウント値≦Iでそれぞれセグメントcおよびe
の黒画素数CおよびEをカウントし、同様にして
C≧kであればCレジスタに「1」をメモリし、
C<kであればCレジスタに「0」をメモリし、
E≧kであればeレジスタに「1」を、E<kで
あればeレジスタに「0」をメモリする。そして
180≦Yカウント値≦188、I+8≦Xカウント値
≦H−8でセグメントdの黒画素数Dをカウント
し、同様にdレジスタに「1」又は「0」をメモ
リする。これで第1の日の字キヤラクタに読取を
終えたことになる。そこでa〜gレジスタの内容
(計7ビツト)をアドレスとしてROM53bの
101コードテーブルより2進コードを読んでレジ
スタD1にメモリする。以下、第2の日の字キヤ
ラクタの読取も同様におこない、レジスタD2、
E1、E2、FおよびGに読取りデータ(2進コ
ードに変換したもの)をメモリし、これを終える
と、D1+D2をレジスタA1に、またE1+E
2をレジスタB1にメモリし、モータ17を停止
とし次いで反転駆動して12DMがオンとなるとモ
ータ17を停止とし第7a図に示すメインフロー
の給紙設定に移る。前記読取において、レジスタ
Gへの書込を終了するまでにタイマーRがタイム
オーバとなると、第8a図に示すフローの部に
移り、レジスタA1、B1への書込をおこなわな
い。つまり、所定の読取走査の間に読取が完了し
ないと情報が書かれていないとして(あるいは読
取不全もありうる)、読取を停止し、レジスタA
1、B1への書込をおこなわない。 以上に説明した2つの実施例のいずれにおいて
も、ヘツド12は第1図および第2図に示すよう
に、待機位置において第1ミラーFMI以下の画
像投影光学系の視野外に配置されており、第1回
の複写に先立つその視野内に移動してキヤラクタ
を読取り、これを終えてヘツド12が待期位置に
戻つてから複写動作を開始するようにしている。
したがつてこの態様においては、ヘツド12を、
フイーダ3の原稿送り方向と直角な方向に走査駆
動するようにヘツド駆動機構(副走査機構)を配
置してもよい。原稿上には、第3a図および第3
b図に示すように、その一辺に沿つて記録領域を
外した位置にキヤラクタを書き込むようにしてい
るが、他の一辺又は2辺以上にキヤラクタ書込領
域を定めてもよい。一方、第3の実施例として、
第1ミラーFMIからドラム1表面に至る光路の
1個所に挿脱自在に第4のミラーを配置し、この
第4ミラーでキヤラクタ記録領域の光をヘツド1
2に与えるようにすることにより、第2図に示す
如き、ガイドバー141,142,ワイヤー15、
プーリ161,162、モータ17等でなる、情報
読取用の副走査機構を省略しうる。 この第3の実施例の変形例である第4の実施例
として、第1ミラーからドラム1表面に至る光路
の1箇所にハーフミラーを固定配置し、このハー
フミラーでキヤラクタ記録領域の光をヘツド12
に与えるようにしてもよい。こうすると、第1回
の複写とキヤラクタ情報読取を同時におこなうこ
とができる。 次に第5の実施例を第11図を参照して説明す
ると、この複写機本体100には、光学系に更に
ハーフミラー60、結像レンズ61および1ライ
ン(コンタクトガラス板11の、原稿送り方向を
直交する辺の長さを有する)分の画像情報を読取
るCCD素子等の1ライン撮像素子62が付加さ
れており、更に感光体ドラム1に1ラインの画像
光を投射するOFT(オプテイカルフアイバチユー
ブ)63が装備されている。これにおいては、前
述した各実施例と同様な複写動作は勿論、撮像素
子62で原稿画像を読みとつて、符号化圧縮器に
与えて送信するフアクシミリ送信動作モード、撮
像素子2で原稿画像を読みとり、画像信号に変更
や修正等を加えてOFT63に与えて記録をおこ
なう修正複写モード、受信データを符号復号器に
与えて画像データを再生し、それをOFT63に
与えて記録をおこなうフアクシミリ受信再生動作
モードの、各動作をおこなう。これにおいて キヤラクタ読取素子としては撮像素子62が用
いられ、撮像素子62の検出画像データのうち、
主走査方向の第1画素から第72画素までがキヤ
ラクタ読取りに利用され、これらの画素データに
基づいて第10a図および第10b図に示す動作
と同様な動作がマイクロコンピユータシステムで
おこなわれる。但し、12eは撮像素子62と読
み替え、ヘツド駆動は「読取スタート」又は光学
系(FMI以下)走査スタートと読み替える。 このような、光学視野1ライン分の画像データ
を読む撮像素子62を用いる第6の実施例とし
て、撮像素子62を12b、12e等にかえてヘ
ツド12内に配置し、ヘツド12の読取中心を原
稿18a,18bの中央とし、ヘツド12を第1
実施例(第1図、第2図)および第2実施例(第
10a図、第10b図)と同様にFMI以下の光
学系とは別個の走査機構で走査するようにする。
そして第5の実施例と同様に、撮像素子62で原
稿全面を読取り走査する。キヤラクタ検出時に
は、画像データの第1画像から第72画素に基基
づいて第10a図および第10b図に示す動作と
同様な動作をマイクロコンピユータでおこなう。
これにおいても、フアクシミリ送信用の画素デー
タを得ることができ、更に第11図に示す如く
OFT63を備えて素子62の読取データに基づ
いて記録をおこなう構成としてもよい。 上記いずれの実施例においても、原稿に日の字
キヤラクタを付し、これを7セグメント分割で読
み取るようにしているが、たとえば、2進コード
指標やダブル日の字「日日」、田形、米形、ある
いはそれらの組合せ、
【式】 等々、少なくとも数字キヤラクタを表示しうる。
その他のシングル又はマルチセグメントキヤラク
タとし、第5a図に示すコード変換表と同様な、
それぞれに対応した変換テーブルをROM35b
に格納しておき、前述した如き読取動作設定と同
様にしてキヤラクタの読み取りをするようにして
もよい。2進コード指標を付すときには変換テー
ブルは不用である。 第2実施例、第5実施例および第6実施例の如
く、ライン撮像素子を用いる場合には、上記した
各キヤラクタの他に、更にキヤラクタがなめらか
なキヤラクタ表示を原稿に付し、キヤラクタ判定
がやや複雑になるが、ライン撮像素子の検出デー
タをマイクロコンピユータシステムで処理して、
なめらかなキヤラクタの読取りをしうる。そのよ
うにする一例を第7の実施例として以下に説明す
る。まず原稿18aには第12a図に示すよう
に、所定の位置にライン撮像素子で確実に読み取
り得る第1の指標MA1、第2の指標MA2などの
指標を印刷しておき、かつ、ライン撮像素子で読
み取り得ない色および/又は濃度で位置決めコー
ナ指標SC、位置決め辺指示矢印SA、キヤラクタ
表示用の輪郭CH11、CH12、CH21……およびキヤ
ラクタサンプル像CT等を印刷しておく。この輪
郭CHijは、第12b図に示す如く8mm×11mmとさ
れており、キヤラクタ表示線は1mm幅とされてい
る。 この輪郭内のキヤラクタの読取は、1キヤラク
タに8×11の画像グループ(1画素グループは1
mm×1mmで、8×8=64画素)を割り当て、各画
像グループを第12e図に示す如くa00〜a107
するとき、各画素グループにそれぞれ1個のレジ
スタa00〜a107を割り当てておこなう。以下、第
1のキヤラクタCH11の読取ロジツク(ROM53
bにメモリされているキヤラクタ読取プログラム
データに従つたもの)の概要を第13a図を参照
して説明する。まず、第10a図に示す指標検出
フローと同様なフローで第1指標MA1を検出し、
その検出時点からYパルスをカウントしてカウン
ト値が所定値になると、CH11、領域に読取視野
が到達したとして、YパルスおよびXパルスをカ
ウントしつつ、画素グループa00〜a07のそれぞれ
の領域の黒画素数をそれぞれカウントし、画素グ
ループa00〜a07の領域の読取が終わると、各画素
グループa00〜a07(それぞれ64画素)カウント黒
画素数が所定値(この実施例では64/3=21)以上
か末満であるか否かを見て、以上であるときには
「1」を、未満であるときには「0」をそれぞれ
の1ビツトレジスタa00〜a07にメモリする。そし
て画素グループa10〜a07の黒画素数を同様にカウ
ントし、カウント黒画素数が21以上か未満かを見
て、同様に各レジスタa10〜a117にメモリする。
以下同様に、各列の画素グループ「a20〜a27」〜
「a100〜a107のそれぞれに「1」又は「0」をメモ
リする。 これを終えると、判定しやすい数から順次に、
それに該当するメモリがレジスタa00〜a107にお
こなわれているかを見る。どれにも該当しなかつ
たら、書込がないものとして0 (0000000)をレジスタD1にメモリする。こ
の、どの数字であるかを判定するにおいて、各数
字にそれぞれ他と区別しうる、画素グループa00
〜a107単位の黒白分布があるので(換言すればそ
のようにキヤラクタの輪郭が定められているの
で)、数字判定においてすべての画素グループの
黒白、つまりはすべてのレジスタa00〜a107のメ
モリ内容を参照する必要はない。判定しやすい数
字から合致を判定するのは、読取スピードを高く
するためである。 キヤラクタが5であるか否かを判定するフロー
を第13b図に示す。 第12a図に示すテキストキヤラクタCTの5
と第12b図および第12c図を参照すれば分る
通り、5は、他の数字では塗り潰されない画素グ
ループa14が黒となつているはずであるので、ま
ずレジスタa14の内容が「1」であるかを見る。
そしてここが「0」:白であると「5」ではない
として、次の別の数字4の判定に移る。レジスタ
a14のメモリが「1」であると、一応「5」らし
いとするが、次にa13も「1」であることを見る。
これは、7のときa14にも黒が及ぶこともありう
るからである。a13も「1」であると、「5」が確
からしいとするが、誤りを少なくするため、a50
が白:「0」であるかを見る。a50が「1」のとき
は「4」とか「7」とかの可能性があるが、a50
が白:「0」であるとそれらの可能性がない。更
に念のため通常5では黒となされることがない
a62を見てそれが白:「0」であると5と断定す
る。この場合、a62は「5」で黒とされるa52と隣
接しているので、筆の勢いで黒となつていること
もありうるのでa62が黒:「1」であると、a6に隣
接し「6」、「8」、「0」のときに黒であるa72
黒か否かを見て、白:「0」であると、それらの
数字ではないので「5」と断定する。なお、a72
が白となるのは「5」の他に「0」、「2」、「3」、
「4」、「7」および「9」であるが、これらと白
黒が相異する画素グループをすでに判定している
ので、a72が白のとき「5」と断定しても、これ
らの数字との誤りを生じない。「5」と断定する
と、CH11は部数の10位の桁であるので「50」と
読んでレジスタD1にメモリする。 第13a図に示す数字判定フローでは、「5」
の判定をして、「5」ではなかつたときには、次
に「4」であるか否を判定する。この「4」判定
フローを第13c図に示し、これを説明すると、
「4」の最も顕著な点はa50およびa51が黒:「1」
であることである。したがつてまずa50が「1」
であるかを見て、それが「1」であると、「7」
のときこれも黒である可能性があるので次にa51
が「1」であるかを見る。a51も「1」であると
「4」と断定して良いが、念のため、4であると
間違いなく黒とされているはずのa56、a15、a94
見て、それらがすべて「1」であると最終的に
「4」と断定する。以上2つの数字の判定のみを
説明したが、他の数字も同様に、判定しようとす
る数字iの、他の数字と共通性が少ない黒部分の
ピツクアツプと、共通部があると共通部を有する
他の数字の、iにはあり得ない白部分のピツクア
ツプ等の、相互比較で遂次一字づつ判定する。
CH11の判定とレジスタD1への書込みを終える
と、所定のタイミングで同様にCH12の読取判定
を同様におこなう。このときは、例えば4と判定
すると、CH12が部数の1位の桁であるので「4」
とそのまま読んで0100をレジスタD2にメモリす
る。D1+D2すなわち部数を表わす2進コード
のレジスタA1へのメモリは、第1実施例又は第
2実施例と同様におこなえばよい。 この第7の実施例では、通常手書きする数字と
似た、むしろ手書数字よりも整つた滑らかなキヤ
ラクタを書き込むので、つまり複写機がそれを認
めるようになつているので、キヤラクタの書込を
しやすく、また書いたキヤラクタの視認判定にむ
つかしさが全くない。同様に、更に画素グループ
数を多くすることにより、および/又は画素グル
ープを細分化することにより、キヤラクタの線を
細くしたり、キヤラクタを更に滑らかにしうる。
塗り潰しというよりも線引きでキヤラクタを書込
みうる。 自動原稿供給装置3としては、図示した単一カ
セツトタイプある単段タイプのものの他に、マル
チカセツトタイプ又は多段タイプのものを用い
る。そのようにした実施例を第14図に示す。こ
の第14図において自動原稿供給装置3は、5段
カセツトタイプのものであり、各カセツトより原
稿を送り出す給紙コロが5個備えられており、ま
た各カセツト内の原稿の存否を検出する反射形の
フオトセンサOPD1〜OPD5が5個わつており、
また、各給紙コロの1つのみを選択的に給紙駆動
する5個のワイヤーテンシヨンクラツチが備わつ
ている。この実施例においては、マイクロコンピ
ユータは、プリントキーが押されるとまずOPD
1から順次にOPD5までペーパ検知信号がある
か否かを見て、ペーパ検知信号があるカセツトNo.
をRAMにメモリし、上方のカセツトNo.より原稿
供給を指令し、カセツト内の原稿が無くなる毎
に、下方のカセツトに原稿供給指令を移す。そし
てソータ9には、レジスタGに設定されたビンNo.
より1つのビンに1つのカセツトよりの供給原稿
を収納し、給紙カセツト(3のカセツト)を切換
える毎にビンNo.を1つづつづらす。これはレジス
タGに1を加算メモリすることによりおこなう。
そしてレジスタGの内容に1を加算した値が最大
のビンNo.を越えるとレジスタGをクリアしてメモ
リデータを第1番のビン(No.00)とする。このよ
うにして、原稿を送り出すカセツトを切換えるご
とに、ソータ9における原稿収納ビンを変更す
る。 以上、複写機を主に例示した本考案を説明した
が、本考案はフアクシリ装置等の画像読取部に、
上記の如くと同様に実施しうる。 なお、上記説明においては、第1枚目の原稿に
キヤラクタを付し、複写機はキヤラクタを読み取
つてからその原稿の複写をおこなう構成、およ
び、複写動作をしつつあるいは原稿画像を読み取
りつつキヤラクタを読み取る態様を説明したが、
第1枚目を画像情報がなく、キヤラクタを付した
だけの用紙又はカード(以下キヤラクタ専用シー
トという)とし、まずこれを読んで、次に第1枚
目の原稿から複写および/又は画像読取をおこな
う形でも実施しうる。たとえば第1および第2の
実施例においては、フイーダ3を使用するときに
は所定数の原稿の最上部にキヤラクタ専用シート
を載せておき、ヘツド12が読取を終えてリター
ンするときにフイーダ3に排紙指令と原稿供給指
令を発してフイーダ3にキヤラクタ専用シートの
排出と第1枚目の原稿のコンタクトガラス板11
上への供給をおこなわせ、この原稿フイードと、
ヘツド12のリターンが完了してから、第1回の
複写動作を開始するようにする。つまり、ROM
53bにそのようにするプログラムデータを格納
しておく。また、フイーダ3を外しているときに
は、原稿情報読取(第7a図)を終えると、“プ
リントスイツチ21オン?」を経てから複写開始
(第7b図)に進むように、プログラムデータの
一部を変更すればよい。 また、上記実施例においては、1組のマイクロ
コンピユータをキヤラクタ読取装置の一部とし、
複写機動作制御装置とし、およびコード作成装置
として用いかつ、そのRAM53c又はCPU53
dの内部RAMをコード読み書き用のメモリ装置
として用い、そのROM53bをコード変換テー
ブルやコード発生テーブルとして用いる構成とし
ているが、それらの各装置には、それぞれ別個の
マイクロコンピユータやハードワイヤードロジツ
ク回路を備えてもよいし、あるいはそれらの一部
又は全体を、比較的に高度の演算処理を行なう、
および/又は比較的に大きなメモリ容量を有す
る、更には演算処理動作が速い、コンピユータと
してもよい。このようにするときには、コンピユ
ータの端末に複写機を接続した形とするのが好ま
しい。 以上の通り本考案の画像処理装置によればば、
複数枚の原稿を積み重ねる1つの原稿置きを有す
る自動原稿供給装置、つまり通常の機械要素を有
するオートフイーダ、を用い得るので、自動原稿
供給装置が格別に大きくなつたり複雑になつたり
することがない。原稿置きには、1組が1枚以上
の原稿でなる原稿セツトが複数セツト積み重ねら
れるが、入力手段が原稿セツト(組)のそれぞれ
の収納ビンを指定し、制御手段がこれに応じてソ
ータにこれを指定し、ソータがこの指定されたビ
ンに原稿を収納するので、画像読取を終えた原稿
セツト(組)は、指定されたビンに収納される。
したがつて画像読取後の原稿をオペレータが組別
に分ける必要がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例を示す側断面
図、第2図はその一部を拡大して示す斜視図、第
3a図および第3b図はその実施例に使用される
原稿を示す平面図、第4a図は第3図に示すヘツ
ド12の縦断面図、第4b図はヘツド12内の素
子12bを示す拡大斜視図、第5a図は素子12
bの検出信号と表示の対応関係を示す平面図、第
5b図はヘツド12のキヤラクタ読取タイミング
を示すタイムチヤート、第6a図は第1図に示す
複写機のキーボード上面を示す拡大平面図、第6
b図は複写機内部の電気要素の接続関係を示すブ
ロツク図である。第7a図、第7b図、第8a
図、第8b図および第8c図は、第1図に示す複
写機の動作シーケンスを示すフローチヤートであ
る。第9図は、本考案の第2の実施例における、
キヤラクタ検出素子と原稿上のキヤラクタとの相
対関係を示す斜視図、第10a図、第10b図お
よび第10c図は第2の実施例の動作シーケンス
の一部を示すフローチヤートである。第11図は
本考案の第5の実施例を示す側断面図である。第
12a図は本考案の第7の実施例に用いられる原
稿を示す平面図、第12b図はその一部を拡大し
て示す平面図、第12c図はその原稿上のキヤラ
クタ読取領域の画素グループ分割を示す平面図、
第13a図、第13b図および第13c図は、こ
の第7の実施例の動作シーケンスの一部を示すフ
ローチヤート、第14図は本考案の他の1つの実
施例を示す側断面図である。 1:感光体ドラム、2,5,7:チヤージヤ、
3:自動原稿供給装置、4:現像器、6:レジス
トローラ、8:分離ローラ、9:ソータ、10:
クリーニングブラシ、11:コンタクトガラス
板、12:読取ヘツド、13:HLA:照明灯、
141,142:ガイドバー、15:ワイヤ、16
,162:プーリ、17:モータ、OFD,SD,
12DM:マイクロスイツチ、OPD:原稿セン
サ、18a,18b:原稿、20:電源投入スイ
ツチ、21〜28:キースイツチ、29:濃度調
整用摘子、30〜43,55〜57:表示灯、4
4〜47:表示ユニツト、481,482,491
492:コネクタ、50,52,54:インター
フエイス、51:フオトカプラ、12b,12
e,62:画像読取素子、60:ハーフミラー、
61:レンズ、63:OFT。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 複写機、フアクシミリ装置等の、原稿像をそ
    の場所あるいは遠隔地で複写記録する画像処理
    装置において、 1組が1枚以上でなる複数組の原稿を積み重
    ねて配置する1つの原稿置き手段および該原稿
    置き手段の原稿を1枚毎に原稿画像読取部に送
    りかつ原稿画像読取部から排出する原稿供給手
    段を有する自動原稿供給装置; 複数個の原稿収納ビンを有し、該自動原稿供
    給装置が排出する原稿を受けて指定された原稿
    収納ビンに収納するソータ; 前記複数組の原稿の各組を収納する原稿収納
    ビンを指定する情報を入力する入力手段;およ
    び、 前記入力手段が入力した情報が示す原稿収納
    ビンへの前記各組の原稿の収納を前記ソータに
    指定する制御手段; を備えることを特徴とする画像処理装置。 (2) 入力手段は、収納ビンを指定するためのキー
    を備えるキーボードであり;制御手段は、この
    キーボードとソータに接続されたマイクロコン
    ピユータである;前記実用新案登録請求の範囲
    第(1)項記載の画像処理装置。 (3) 入力手段は、原稿上の情報を読取る光電変換
    手段であり;制御手段は、該光電変換手段の読
    取情報を処理して原稿収納ビンを指定する情報
    を発生する、前記光電変換手段とソータに接続
    されたマイクロコンピユータである;前記実用
    新案登録請求の範囲第(1)項記載の画像処理装
    置。 (4) 入力手段は、収納ビンを指定するためのキー
    を備えるキーボードおよび原稿上の情報を読取
    る光電変換手段でなり;制御手段は、該光電変
    換手段の読取情報を処理して原稿収納ビンを指
    定する情報の有無に応じて、該情報があるとき
    には該情報をソータに与え、該情報がないとき
    にはキーボードより入力された収納ビンを指定
    する情報をソータに与える、前記キーボードお
    よび光電変換手段とソータに接続されたマイク
    ロコンピユータである;前記実用新案登録請求
    の範囲第(1)項記載の画像処理装置。
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