JPS641531B2 - - Google Patents
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- JPS641531B2 JPS641531B2 JP11026784A JP11026784A JPS641531B2 JP S641531 B2 JPS641531 B2 JP S641531B2 JP 11026784 A JP11026784 A JP 11026784A JP 11026784 A JP11026784 A JP 11026784A JP S641531 B2 JPS641531 B2 JP S641531B2
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D8/00—Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment
- C21D8/02—Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of plates or strips
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D8/00—Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment
- C21D8/12—Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of articles with special electromagnetic properties
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Manufacturing Of Steel Electrode Plates (AREA)
- Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Description
この発明は、プレス成形等を経て実施される加
熱温度:600〜700℃、保持時間:10〜60分程度の
表面黒化処理や焼鈍によつて地磁気程度の低磁場
においても比透磁率:900程度以上を示すように
なるところの、磁気シールド部材としてカラーブ
ラウン管内部に封入するのに好適な鋼板の製造方
法に関するものである。 <産業上の利用分野> 近年、情報産業の目覚しい進歩・発展にともな
いカラーブラウン管の需要も急増傾向を示してい
るが、通常、カラーブラウン管には、電子銃から
発射された電子の進行経路を保証するために磁気
シールドを施すことがなされている。なぜなら、
電子銃から発射された電子に地磁気等の外部磁場
が影響すると、その進行経路が曲げられてしまつ
て色ずれ等の原因となるからである。 そして、装置のコンパクト化や保守点検の容易
化等の要望から、最近では、前記磁気シールド手
段として磁気シールド材をブラウン管内部に予め
封入する内部磁気シールド方式が一般化してきて
おり、そのため磁気シールド材として、 Γ 薄くても十分な磁気シールド特性の得られる
高透磁率材であること、 Γ ガスの放出が殆んど無く、長期の使用によつ
てもブラウン管特性を劣化させないものである
こと、 等の特性が一段と強く要求されるようになつてき
た。 <従来技術> 従来、このようなブラウン管内部に装備する磁
気シールド部材は、第1図で示されるように、低
炭素リムド鋼を出発素材としてこれに熱間圧延と
冷間圧延を施し、脱炭焼鈍により極低炭素化した
後、更に冷間圧延にて0.1〜0.2mm厚の所定厚さと
してから、焼鈍、及び成形時のストレツチヤ・ス
トレイン等の発生を防止するための調質圧延を施
した鋼板に、プレス成形を施して所定製品形状と
なし、次いで700〜850℃程度の磁性焼鈍処理を施
して結晶粒を粗大化させて透磁率を高め、最後
に、熱放射率を高くしたり電子の乱反射を防止し
たりするため、湿潤雰囲気中にて550〜600℃程度
の温度での表面黒化処理を施して製造されてい
た。そして、第1図にも示したように、熱塊から
調質圧延板を得るまでの工程は鋼板メーカーにて
実施され、それ以降の工程はブラウン管メーカー
で行われるのが普通であつた。 ところが、このような従来法には、磁気シール
ド部材用素材鋼板を講入するブラウン管メーカー
に対して、プレス成形後の磁性焼鈍処理と表面黒
化のための熱処理と言う2回もの面倒な熱処理を
背負わせる結果となることのほか、プレス成形後
に高温での磁気焼鈍を施すので製品に変形を生じ
やすいと言つた問題があつたのである。 このようなことから、最近、低炭素アルミキル
ド鋼を出発素材として熱間圧延及び冷間圧延を行
つた後、これに脱炭焼鈍を施すことで極低炭素化
し、鋼板メーカーでの焼鈍及びプレス成形後の磁
性焼鈍を省略すると言う第2図に示される如き工
程の磁気シールド部材の製造方法も提案された。 しかしながら、熱処理工程を簡略化した第2図
に示される方法では、第1図に示した黒化処理の
前に磁性焼鈍を行うと言う従来方法に比してコス
ト低減は可能であるが、シールド効果の指標とな
る低磁場における製品部材の透磁率は必ずしも高
くはなく、従来の方法によつて得られるものの値
と同等又はそれ以下の値しか示されなかつたので
ある。 <発明の目的> この発明の目的とするところは、上述のような
現状に鑑み、ブラウン管メーカーにて従来実施さ
れていた磁気焼鈍を行うことなしに優れた磁気シ
ールド効果を発揮させ得る鋼板、即ち黒化焼鈍相
当の熱処理のみで十分に高い透磁率が得られる磁
気シールド部材用素材鋼板を、煩雑な処理を要す
ることなく安定して製造するための新規方法の開
発にある。 <発明の構成> この発明は、上記目的の達成を目指した本発明
者等の長期にわたる研究の結果なされたものであ
り、 C:0.08%以下(以下、成分割合を表わす%は
重量%とする)、 Si:0.5%以下、Mn:0.1〜0.3%、 酸可溶Al:0.005〜0.080%、 N:0.008%以下、 残部:Fe及び不可避不純物 から成る成分組成の鋼を熱間圧延し、冷間圧延し
た後、これに焼鈍を施してC含有量が0.01%以下
の再結晶鋼材となし、次いで圧下率:5〜17%の
中間冷間圧延を施してから680〜800℃にて焼鈍す
ることで粒度番号:5番以上の粗大結晶粒とし、
その後更に圧下率:50%以上の冷間圧延を施すこ
とにより、所要形状に加工後、600〜700℃程度の
温度域にて10〜60分程度の表面黒化処理又は該表
面黒化処理に相当する温度条件の焼鈍を施すだけ
で、地磁気程度の低磁場においても高い比透磁率
が発揮される磁気シールド部材用素材鋼板を実現
する点、 に特徴を有するものである。 なお、最初の冷間圧延を施した後の焼鈍は脱炭
焼鈍を施すが、Cが0.01%以下の場合は時間の短
かい普通焼鈍でよい。 つまり、この発明は、「特定成分組成のAlキル
ド鋼を熱間圧延し、冷間圧延して焼鈍した後、若
干の冷間圧延を行つて再度焼鈍を行い結晶粒を粗
大化し、続いて再度冷間圧延を行つて得られた冷
延鋼板に黒化処理を施すと、該黒化処理による再
結晶のため、通常の黒化処理温度である550〜600
℃程度でも透磁率が十分に向上するが、特に600
〜700℃程度の温度域での黒化処理で透磁率の向
上効果が極めて顕著である」との新たな知見に基
づいてなされたもので、この発明によれば第3図
に示される如き工程にて磁気シールド部材用素材
鋼板が製造されるのである。もちろん、前記第1
図及び第2図に示されている方法によつて得られ
た鋼板では、高温にて黒化処理を行つて透磁率の
改善効果が殆んどみられないことは当然である。 次に、この発明の方法において鋼の組成成分割
合及び鋼板の製造条件を前記のように限定した理
由を説明する。 A 鋼の組成成分割合 (a) C Cは、優れた磁気特性を確保するために出来得
る限りその含有量を低減する必要のある不純物で
あるが、特に出発素材中のC含有量が0.08%を越
えた場合には脱炭焼鈍時の脱炭に時間がかかり過
ぎることから、C含有量を0.08%以下と定めた。 なお、焼鈍によつて製品のC含有量を0.01%以
下に制限する理由は、製品中のC含有量が0.01%
を越えると磁気シールド材として安定な性能を有
している目安である比透磁率:900を達成するこ
とができないからである。 (b) Si Siは、溶鋼の脱酸のために積極的に添加しても
良い元素であるが、その含有量が0.5%を越える
と鋼の硬度が高くなつて冷延性及び加工性を害す
るようになる上、製品の表面性状も悪化すること
から、Si含有量を0.5%以下と定めた。 (c) Mn Mn成分には、鋼の熱間脆性改善作用がある
が、その含有量が0.1%未満では前記作用に所望
の効果を得ることができないので熱延時に割れを
生ずる恐れがあり、一方0.3%を越えて含有させ
ると鋼材の硬化を来たす上、コストアツプにもつ
ながることから、Mn含有量を0.1〜0.3%と定め
た。 (d) 酸可溶Al 酸可溶Al成分は、鋼の脱酸剤として有効な成
分であり、脱酸によつて磁気シールド部材として
使用中の鋼板からのガス放出量を下げる作用も有
しているが、その含有量が0.005%未満では脱酸
不足となり、一方0.080%を越えて含有させると
鋼材の硬化を招く上に、コスト高ともなることか
ら、酸可溶Al含有量を0.005〜0.080%と定めた。 (e) N 鋼中のN含有量が0.008%を越えると磁気特性
改善のための結晶粒が粗粒化が阻害され、所望の
高透磁率を達成できなくなることから、N含有量
を0.008%以下と定めた。 B 鋼板の製造条件 この発明の方法においては、上記成分組成の鋼
を使用し、圧延と焼鈍を繰り返して熱材を得るも
のであるが、熱間圧延に続く冷間圧延の後で実施
する焼鈍は、溶鋼脱炭法等によつて出発素材鋼中
のC含有量が0.01%以下程度の場合には常法通り
の再結晶焼鈍が、そして該C含有量が0.01%を越
えている場合にはOCA法等の脱炭焼鈍がそれぞ
れ適用され、製品鋼板中のC含有量が0.01%以下
になるように調整される。もつとも、出発素材鋼
中のC含有量が0.008%程度のものであつても、
脱炭焼鈍を行つてC量を下げ、磁気特性の一層の
向上を図り得ることは当然である。 (a) 中間冷間圧延圧下率 中間冷間圧延圧下率が5%未満では加工度不足
で次の焼鈍工程で粗粒化が達成できず、一方、前
記圧下率が17%を越えても粗粒化が不十分となつ
て高透磁率を得られないことから、中間冷間圧延
の圧下率は5〜17%と定めた。 (b) 中間冷間圧延後の焼鈍 中間冷間圧延に続く焼鈍の温度が680℃未満で
は粗粒化が不十分であつて粒度番号:5番以上の
粗大結晶粒が得られず、一方、該焼鈍温度が800
℃を越えると透磁率の低下を招くことから、中間
冷間圧延後の焼鈍温度を680〜800℃と定めた。 また、この焼鈍によつて得られる結晶粒の粒度
が粒度番号:5番より小さいと、所望の高い透磁
率を得ることができないことから、該粒度を粒度
番号:5番以上と定めた。 (c) 最終冷間圧延圧下率 最終冷間圧延の圧下率が50%未満では、磁気シ
ールド部材に成形した後の焼鈍又は黒化処理時に
十分な再結晶がなされず、従つて所望値にまで透
磁率も上がらないことから、最終冷間圧延の圧下
率を50%以上と定めた。 なお、この発明の方法では、出発素材鋼として
Alキルド鋼を使用しているためにガスの放出が
従来のリムド鋼よりも少なく、従つてブラウン管
の長寿命化が期待できるのである。 次いで、この発明を実施例によつて比較例と対
比しながら説明する。 <実施例> 実施例 1 まず、常法によつて第1表に示される如き成分
組成の連続鋳造スラブを製造した。
熱温度:600〜700℃、保持時間:10〜60分程度の
表面黒化処理や焼鈍によつて地磁気程度の低磁場
においても比透磁率:900程度以上を示すように
なるところの、磁気シールド部材としてカラーブ
ラウン管内部に封入するのに好適な鋼板の製造方
法に関するものである。 <産業上の利用分野> 近年、情報産業の目覚しい進歩・発展にともな
いカラーブラウン管の需要も急増傾向を示してい
るが、通常、カラーブラウン管には、電子銃から
発射された電子の進行経路を保証するために磁気
シールドを施すことがなされている。なぜなら、
電子銃から発射された電子に地磁気等の外部磁場
が影響すると、その進行経路が曲げられてしまつ
て色ずれ等の原因となるからである。 そして、装置のコンパクト化や保守点検の容易
化等の要望から、最近では、前記磁気シールド手
段として磁気シールド材をブラウン管内部に予め
封入する内部磁気シールド方式が一般化してきて
おり、そのため磁気シールド材として、 Γ 薄くても十分な磁気シールド特性の得られる
高透磁率材であること、 Γ ガスの放出が殆んど無く、長期の使用によつ
てもブラウン管特性を劣化させないものである
こと、 等の特性が一段と強く要求されるようになつてき
た。 <従来技術> 従来、このようなブラウン管内部に装備する磁
気シールド部材は、第1図で示されるように、低
炭素リムド鋼を出発素材としてこれに熱間圧延と
冷間圧延を施し、脱炭焼鈍により極低炭素化した
後、更に冷間圧延にて0.1〜0.2mm厚の所定厚さと
してから、焼鈍、及び成形時のストレツチヤ・ス
トレイン等の発生を防止するための調質圧延を施
した鋼板に、プレス成形を施して所定製品形状と
なし、次いで700〜850℃程度の磁性焼鈍処理を施
して結晶粒を粗大化させて透磁率を高め、最後
に、熱放射率を高くしたり電子の乱反射を防止し
たりするため、湿潤雰囲気中にて550〜600℃程度
の温度での表面黒化処理を施して製造されてい
た。そして、第1図にも示したように、熱塊から
調質圧延板を得るまでの工程は鋼板メーカーにて
実施され、それ以降の工程はブラウン管メーカー
で行われるのが普通であつた。 ところが、このような従来法には、磁気シール
ド部材用素材鋼板を講入するブラウン管メーカー
に対して、プレス成形後の磁性焼鈍処理と表面黒
化のための熱処理と言う2回もの面倒な熱処理を
背負わせる結果となることのほか、プレス成形後
に高温での磁気焼鈍を施すので製品に変形を生じ
やすいと言つた問題があつたのである。 このようなことから、最近、低炭素アルミキル
ド鋼を出発素材として熱間圧延及び冷間圧延を行
つた後、これに脱炭焼鈍を施すことで極低炭素化
し、鋼板メーカーでの焼鈍及びプレス成形後の磁
性焼鈍を省略すると言う第2図に示される如き工
程の磁気シールド部材の製造方法も提案された。 しかしながら、熱処理工程を簡略化した第2図
に示される方法では、第1図に示した黒化処理の
前に磁性焼鈍を行うと言う従来方法に比してコス
ト低減は可能であるが、シールド効果の指標とな
る低磁場における製品部材の透磁率は必ずしも高
くはなく、従来の方法によつて得られるものの値
と同等又はそれ以下の値しか示されなかつたので
ある。 <発明の目的> この発明の目的とするところは、上述のような
現状に鑑み、ブラウン管メーカーにて従来実施さ
れていた磁気焼鈍を行うことなしに優れた磁気シ
ールド効果を発揮させ得る鋼板、即ち黒化焼鈍相
当の熱処理のみで十分に高い透磁率が得られる磁
気シールド部材用素材鋼板を、煩雑な処理を要す
ることなく安定して製造するための新規方法の開
発にある。 <発明の構成> この発明は、上記目的の達成を目指した本発明
者等の長期にわたる研究の結果なされたものであ
り、 C:0.08%以下(以下、成分割合を表わす%は
重量%とする)、 Si:0.5%以下、Mn:0.1〜0.3%、 酸可溶Al:0.005〜0.080%、 N:0.008%以下、 残部:Fe及び不可避不純物 から成る成分組成の鋼を熱間圧延し、冷間圧延し
た後、これに焼鈍を施してC含有量が0.01%以下
の再結晶鋼材となし、次いで圧下率:5〜17%の
中間冷間圧延を施してから680〜800℃にて焼鈍す
ることで粒度番号:5番以上の粗大結晶粒とし、
その後更に圧下率:50%以上の冷間圧延を施すこ
とにより、所要形状に加工後、600〜700℃程度の
温度域にて10〜60分程度の表面黒化処理又は該表
面黒化処理に相当する温度条件の焼鈍を施すだけ
で、地磁気程度の低磁場においても高い比透磁率
が発揮される磁気シールド部材用素材鋼板を実現
する点、 に特徴を有するものである。 なお、最初の冷間圧延を施した後の焼鈍は脱炭
焼鈍を施すが、Cが0.01%以下の場合は時間の短
かい普通焼鈍でよい。 つまり、この発明は、「特定成分組成のAlキル
ド鋼を熱間圧延し、冷間圧延して焼鈍した後、若
干の冷間圧延を行つて再度焼鈍を行い結晶粒を粗
大化し、続いて再度冷間圧延を行つて得られた冷
延鋼板に黒化処理を施すと、該黒化処理による再
結晶のため、通常の黒化処理温度である550〜600
℃程度でも透磁率が十分に向上するが、特に600
〜700℃程度の温度域での黒化処理で透磁率の向
上効果が極めて顕著である」との新たな知見に基
づいてなされたもので、この発明によれば第3図
に示される如き工程にて磁気シールド部材用素材
鋼板が製造されるのである。もちろん、前記第1
図及び第2図に示されている方法によつて得られ
た鋼板では、高温にて黒化処理を行つて透磁率の
改善効果が殆んどみられないことは当然である。 次に、この発明の方法において鋼の組成成分割
合及び鋼板の製造条件を前記のように限定した理
由を説明する。 A 鋼の組成成分割合 (a) C Cは、優れた磁気特性を確保するために出来得
る限りその含有量を低減する必要のある不純物で
あるが、特に出発素材中のC含有量が0.08%を越
えた場合には脱炭焼鈍時の脱炭に時間がかかり過
ぎることから、C含有量を0.08%以下と定めた。 なお、焼鈍によつて製品のC含有量を0.01%以
下に制限する理由は、製品中のC含有量が0.01%
を越えると磁気シールド材として安定な性能を有
している目安である比透磁率:900を達成するこ
とができないからである。 (b) Si Siは、溶鋼の脱酸のために積極的に添加しても
良い元素であるが、その含有量が0.5%を越える
と鋼の硬度が高くなつて冷延性及び加工性を害す
るようになる上、製品の表面性状も悪化すること
から、Si含有量を0.5%以下と定めた。 (c) Mn Mn成分には、鋼の熱間脆性改善作用がある
が、その含有量が0.1%未満では前記作用に所望
の効果を得ることができないので熱延時に割れを
生ずる恐れがあり、一方0.3%を越えて含有させ
ると鋼材の硬化を来たす上、コストアツプにもつ
ながることから、Mn含有量を0.1〜0.3%と定め
た。 (d) 酸可溶Al 酸可溶Al成分は、鋼の脱酸剤として有効な成
分であり、脱酸によつて磁気シールド部材として
使用中の鋼板からのガス放出量を下げる作用も有
しているが、その含有量が0.005%未満では脱酸
不足となり、一方0.080%を越えて含有させると
鋼材の硬化を招く上に、コスト高ともなることか
ら、酸可溶Al含有量を0.005〜0.080%と定めた。 (e) N 鋼中のN含有量が0.008%を越えると磁気特性
改善のための結晶粒が粗粒化が阻害され、所望の
高透磁率を達成できなくなることから、N含有量
を0.008%以下と定めた。 B 鋼板の製造条件 この発明の方法においては、上記成分組成の鋼
を使用し、圧延と焼鈍を繰り返して熱材を得るも
のであるが、熱間圧延に続く冷間圧延の後で実施
する焼鈍は、溶鋼脱炭法等によつて出発素材鋼中
のC含有量が0.01%以下程度の場合には常法通り
の再結晶焼鈍が、そして該C含有量が0.01%を越
えている場合にはOCA法等の脱炭焼鈍がそれぞ
れ適用され、製品鋼板中のC含有量が0.01%以下
になるように調整される。もつとも、出発素材鋼
中のC含有量が0.008%程度のものであつても、
脱炭焼鈍を行つてC量を下げ、磁気特性の一層の
向上を図り得ることは当然である。 (a) 中間冷間圧延圧下率 中間冷間圧延圧下率が5%未満では加工度不足
で次の焼鈍工程で粗粒化が達成できず、一方、前
記圧下率が17%を越えても粗粒化が不十分となつ
て高透磁率を得られないことから、中間冷間圧延
の圧下率は5〜17%と定めた。 (b) 中間冷間圧延後の焼鈍 中間冷間圧延に続く焼鈍の温度が680℃未満で
は粗粒化が不十分であつて粒度番号:5番以上の
粗大結晶粒が得られず、一方、該焼鈍温度が800
℃を越えると透磁率の低下を招くことから、中間
冷間圧延後の焼鈍温度を680〜800℃と定めた。 また、この焼鈍によつて得られる結晶粒の粒度
が粒度番号:5番より小さいと、所望の高い透磁
率を得ることができないことから、該粒度を粒度
番号:5番以上と定めた。 (c) 最終冷間圧延圧下率 最終冷間圧延の圧下率が50%未満では、磁気シ
ールド部材に成形した後の焼鈍又は黒化処理時に
十分な再結晶がなされず、従つて所望値にまで透
磁率も上がらないことから、最終冷間圧延の圧下
率を50%以上と定めた。 なお、この発明の方法では、出発素材鋼として
Alキルド鋼を使用しているためにガスの放出が
従来のリムド鋼よりも少なく、従つてブラウン管
の長寿命化が期待できるのである。 次いで、この発明を実施例によつて比較例と対
比しながら説明する。 <実施例> 実施例 1 まず、常法によつて第1表に示される如き成分
組成の連続鋳造スラブを製造した。
【表】
続いて、これを1250℃に加熱した後、仕上げ温
度:880℃、巻取温度:600℃にて、厚さ:2.6mm
にまでホツトストリツプミルで熱間圧延し、次い
で酸洗した後0.7mm厚にまでコールドストリツプ
ミルにて冷間圧延した。 次に、これをオープンコイル焼鈍炉にて湿性の
水素及び窒素混合ガス中、710℃で脱炭焼鈍し、
C量を0.002%に低減させた。 これを、更に圧下率:0〜20%の範囲で冷間圧
延し、この軽度の冷間圧延を行つたものについて
は、680℃にて水素を含む窒素雰囲気中で焼鈍を
行つた後、最終の冷間圧延によつて0.15mm厚の冷
延鋼板とした。 このようにして得られた鋼板に、黒化処理に相
当するところの 加熱温度:550〜680℃、 保持時間:15分間 なる条件の焼鈍を施した後、0.35エルステツドに
おける比透磁率を測定した。なお、この比透磁率
は、その値が大きいほど磁気シールド効果の大き
いことを意味するものである。 第4図は、このように測定した焼鈍温度と比透
磁率の関係を示すグラフであるが、該第4図から
も、本発明の方法で得られた鋼板は黒化処理温度
を比較的高くすることによつて比透磁率の著しい
向上を示すことが明らかである。 実施例 2 製鋼時、溶鋼の真空処理によつて脱炭を行い、
第2表に示される如き成分組成の連続鋳造スラブ
を製造した。
度:880℃、巻取温度:600℃にて、厚さ:2.6mm
にまでホツトストリツプミルで熱間圧延し、次い
で酸洗した後0.7mm厚にまでコールドストリツプ
ミルにて冷間圧延した。 次に、これをオープンコイル焼鈍炉にて湿性の
水素及び窒素混合ガス中、710℃で脱炭焼鈍し、
C量を0.002%に低減させた。 これを、更に圧下率:0〜20%の範囲で冷間圧
延し、この軽度の冷間圧延を行つたものについて
は、680℃にて水素を含む窒素雰囲気中で焼鈍を
行つた後、最終の冷間圧延によつて0.15mm厚の冷
延鋼板とした。 このようにして得られた鋼板に、黒化処理に相
当するところの 加熱温度:550〜680℃、 保持時間:15分間 なる条件の焼鈍を施した後、0.35エルステツドに
おける比透磁率を測定した。なお、この比透磁率
は、その値が大きいほど磁気シールド効果の大き
いことを意味するものである。 第4図は、このように測定した焼鈍温度と比透
磁率の関係を示すグラフであるが、該第4図から
も、本発明の方法で得られた鋼板は黒化処理温度
を比較的高くすることによつて比透磁率の著しい
向上を示すことが明らかである。 実施例 2 製鋼時、溶鋼の真空処理によつて脱炭を行い、
第2表に示される如き成分組成の連続鋳造スラブ
を製造した。
【表】
続いて、このスラブを1260℃に加熱した後、仕
上温度:890℃、巻取温度:580℃にて、厚さ:
2.3mmの熱延コイルに圧延し、次いで酸洗した後
0.6mm厚にまでコールドストリツプミルにて冷間
圧延した。 次に、水素を含む窒素雰囲気中にて、該冷延コ
イルに700℃の箱焼鈍を施した。 そして、これらのコイルを、第3表に示す種々
の圧下率で冷間圧延し、同じく第3表に示す温度
で焼鈍を行つた後、更に最終の冷間圧延を施して
0.15mm厚の冷延鋼板とした。 このようにして得られた鋼板に、黒化処理に相
当する630℃にて15分間焼鈍すると言う熱処理を
施した後、0.35エルステツドにおける比透磁を測
定した。 この結果も、第3表に併せて示した。 第3表に示される結果からも明らかなように、
中間冷間圧延の圧下率及びそれに続く焼鈍温度が
本発明の範囲内であると、得られた鋼板は黒化処
理のみによつて極めて高い透磁率を示すようにな
るのに対して、中間冷間圧延の圧下率やこれに続
く焼鈍処理の温度が本発明の範囲から外れている
比較法では、磁気特性の良好な鋼板が得られない
ことがわかる。 以上に示した実施例の記載からも、本発明の方
上温度:890℃、巻取温度:580℃にて、厚さ:
2.3mmの熱延コイルに圧延し、次いで酸洗した後
0.6mm厚にまでコールドストリツプミルにて冷間
圧延した。 次に、水素を含む窒素雰囲気中にて、該冷延コ
イルに700℃の箱焼鈍を施した。 そして、これらのコイルを、第3表に示す種々
の圧下率で冷間圧延し、同じく第3表に示す温度
で焼鈍を行つた後、更に最終の冷間圧延を施して
0.15mm厚の冷延鋼板とした。 このようにして得られた鋼板に、黒化処理に相
当する630℃にて15分間焼鈍すると言う熱処理を
施した後、0.35エルステツドにおける比透磁を測
定した。 この結果も、第3表に併せて示した。 第3表に示される結果からも明らかなように、
中間冷間圧延の圧下率及びそれに続く焼鈍温度が
本発明の範囲内であると、得られた鋼板は黒化処
理のみによつて極めて高い透磁率を示すようにな
るのに対して、中間冷間圧延の圧下率やこれに続
く焼鈍処理の温度が本発明の範囲から外れている
比較法では、磁気特性の良好な鋼板が得られない
ことがわかる。 以上に示した実施例の記載からも、本発明の方
【表】
(注) *印は、 本発明の条件から外れてい
ることを示す。
法にて、鋼板を製造する側においては冷間圧延の
ままで出荷でき、一方、ブラウン管を製造する側
では、カラーブラウン管の内部磁気シールドに使
用する際に600〜700℃程度のやや高目の温度で黒
化処理を行うだけで低磁場での比透磁率が高くな
り、磁気シールド効果が著しく大きくなる鋼板
を、比較的簡単な工程で多量生産し得ることが明
白である。 <総括的な効果> 上述のように、この発明によれば、使用に際し
て、高温の磁気焼鈍を施すことなしに低磁場での
優れた磁気シールド効果を発揮させ得る鋼板を、
比較的コスト安く、かつ高能率で製造することが
でき、しかも磁気シールド部材製造時の加工歪等
の問題も確実に解消されるなど、工業上極めて有
用な効果がもたらされるのである。
ることを示す。
法にて、鋼板を製造する側においては冷間圧延の
ままで出荷でき、一方、ブラウン管を製造する側
では、カラーブラウン管の内部磁気シールドに使
用する際に600〜700℃程度のやや高目の温度で黒
化処理を行うだけで低磁場での比透磁率が高くな
り、磁気シールド効果が著しく大きくなる鋼板
を、比較的簡単な工程で多量生産し得ることが明
白である。 <総括的な効果> 上述のように、この発明によれば、使用に際し
て、高温の磁気焼鈍を施すことなしに低磁場での
優れた磁気シールド効果を発揮させ得る鋼板を、
比較的コスト安く、かつ高能率で製造することが
でき、しかも磁気シールド部材製造時の加工歪等
の問題も確実に解消されるなど、工業上極めて有
用な効果がもたらされるのである。
第1図は従来の磁気シールド部材用素材鋼板の
概略製造工程図、第2図は最近提案された磁気シ
ールド部材用素材鋼板の概略製造工程図、第3図
は本発明の磁気シールド部材用素材鋼板の概略製
造工程図、第4図は本発明鋼板と比較鋼板との黒
化処理相当焼鈍温度に対する比透磁率の変化を示
したグラフである。
概略製造工程図、第2図は最近提案された磁気シ
ールド部材用素材鋼板の概略製造工程図、第3図
は本発明の磁気シールド部材用素材鋼板の概略製
造工程図、第4図は本発明鋼板と比較鋼板との黒
化処理相当焼鈍温度に対する比透磁率の変化を示
したグラフである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 重量割合にて、 C:0.08%以下、 Si:0.5%以下、 Mn:0.1〜0.3%、 酸可溶Al:0.005〜0.080%、 N:0.008%以下、 残部:Fe及び不可避不純物 から成る成分組成の鋼を熱間圧延し、冷間圧延し
た後、これに焼鈍を施してC含有量が0.01%以下
の再結晶鋼板となし、次いで圧下率:5〜17%の
中間冷間圧延を施してから680〜800℃にて焼鈍す
ることで粒度番号:5番以上の粗大結晶粒とし、
その後更に圧下率:50%以上の冷間圧延を施すこ
とを特徴とする、磁気シールド部材用素材鋼板の
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11026784A JPS60255924A (ja) | 1984-05-30 | 1984-05-30 | 磁気シ−ルド部材用素材鋼板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11026784A JPS60255924A (ja) | 1984-05-30 | 1984-05-30 | 磁気シ−ルド部材用素材鋼板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60255924A JPS60255924A (ja) | 1985-12-17 |
JPS641531B2 true JPS641531B2 (ja) | 1989-01-11 |
Family
ID=14531351
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11026784A Granted JPS60255924A (ja) | 1984-05-30 | 1984-05-30 | 磁気シ−ルド部材用素材鋼板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60255924A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63272537A (ja) * | 1986-02-27 | 1988-11-10 | Kobe Steel Ltd | 磁気シ−ルド性と成形加工性に優れた積層鋼板 |
JPH0699793B2 (ja) * | 1989-02-28 | 1994-12-07 | 新日本製鐵株式会社 | 冷延鋼板の黒化処理方法 |
KR100368236B1 (ko) | 1998-12-18 | 2003-04-21 | 주식회사 포스코 | 자기차폐성이 우수한 이너쉴드용 극박냉연강판의 제조방법 |
KR100435436B1 (ko) * | 1999-11-23 | 2004-06-10 | 주식회사 포스코 | 자기적 성질을 갖는 저주파 차폐용 강재 |
KR100584730B1 (ko) * | 2001-03-29 | 2006-05-30 | 주식회사 포스코 | 건자재용 전자파 차폐 냉연강판 및 그 제조방법 |
-
1984
- 1984-05-30 JP JP11026784A patent/JPS60255924A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60255924A (ja) | 1985-12-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |