JPS63272537A - 磁気シ−ルド性と成形加工性に優れた積層鋼板 - Google Patents
磁気シ−ルド性と成形加工性に優れた積層鋼板Info
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- JPS63272537A JPS63272537A JP61239733A JP23973386A JPS63272537A JP S63272537 A JPS63272537 A JP S63272537A JP 61239733 A JP61239733 A JP 61239733A JP 23973386 A JP23973386 A JP 23973386A JP S63272537 A JPS63272537 A JP S63272537A
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Landscapes
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- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は積層鋼板に関し、特に磁気シールド性及び成形
加工性に優れたものに係る。
加工性に優れたものに係る。
[従来の技術]
近年、種々の電気設備や電子通信機器等の著しい普及に
伴ない、これらの設備や機器から漏洩する電磁波や漏洩
磁束等による電波妨害や磁気妨害等が産業界のみならず
社会的にも大きな問題として提起されている。
伴ない、これらの設備や機器から漏洩する電磁波や漏洩
磁束等による電波妨害や磁気妨害等が産業界のみならず
社会的にも大きな問題として提起されている。
そこで、こうした妨害作用等を防止するために種々の立
場から広範な検討が進められているが、その一つに電磁
波シールド材を用いて電磁波や漏洩磁束等を遮蔽してし
まうことが行なわれている。
場から広範な検討が進められているが、その一つに電磁
波シールド材を用いて電磁波や漏洩磁束等を遮蔽してし
まうことが行なわれている。
そして、前記の電磁波シールド材の代表的なものとして
はアルミニウム等の非磁性金属、またはパーマロイ、珪
素鋼等からなる磁性金属の金属箔や金属板が例示される
。
はアルミニウム等の非磁性金属、またはパーマロイ、珪
素鋼等からなる磁性金属の金属箔や金属板が例示される
。
ところで、アルミニウム等の非磁性金属からなる金属箔
や金属板(以下、金属板等という)は高周波側の電磁波
に対するシールド効果は良好であるが、低周波側の電磁
波や磁気に対するシールド効果は不十分である。
や金属板(以下、金属板等という)は高周波側の電磁波
に対するシールド効果は良好であるが、低周波側の電磁
波や磁気に対するシールド効果は不十分である。
一方、パーマロイや珪素鋼等からなる金属板等は低周波
側の電磁波や磁気に対するシールド効果が非常に優れて
おり、このため多くの分野で使用されている。
側の電磁波や磁気に対するシールド効果が非常に優れて
おり、このため多くの分野で使用されている。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら、前記のパーマロイからなる金属板等はニ
ッケルを多量に含むため製造コストが高く、また成形加
工性の点で劣ること、更には成形加工後に特殊な焼鈍処
理を必要とすることからこの点からもコストが高くなる
という欠点が指摘されている。
ッケルを多量に含むため製造コストが高く、また成形加
工性の点で劣ること、更には成形加工後に特殊な焼鈍処
理を必要とすることからこの点からもコストが高くなる
という欠点が指摘されている。
また、珪素鋼からなる金属板等においても、特にグレー
ドの高いものについては、成形加工性が極めて悪くなる
ため、複雑な成形加工ができず、その結果として成形後
に磁気シールドを必要とする部分に組込んだときに漏洩
を生じ、充分な効果を得られないという問題点や、成形
加工に伴ない磁気シールド性が急激に劣化するため、成
形加工後に焼鈍処理を必要とするという問題点を有して
いる。
ドの高いものについては、成形加工性が極めて悪くなる
ため、複雑な成形加工ができず、その結果として成形後
に磁気シールドを必要とする部分に組込んだときに漏洩
を生じ、充分な効果を得られないという問題点や、成形
加工に伴ない磁気シールド性が急激に劣化するため、成
形加工後に焼鈍処理を必要とするという問題点を有して
いる。
本出願に係る第1発明から第3発明は、上記のような問
題点、即ち従来の磁気シールド材の成形加工性が悪い点
、コスト高になる点及び成形加工に伴ない磁気シールド
性が急激に劣化する点の解消を図ることを目的とし、そ
の要望を満たすことのできる積層鋼板を提供するために
創作された。
題点、即ち従来の磁気シールド材の成形加工性が悪い点
、コスト高になる点及び成形加工に伴ない磁気シールド
性が急激に劣化する点の解消を図ることを目的とし、そ
の要望を満たすことのできる積層鋼板を提供するために
創作された。
[問題点を解決するための手段]
本出願に係る第1発明は、重量%でCが0.01%以下
、結晶粒度が粒度番号で5以上、7以下である冷間圧延
鋼板を磁気的絶縁材を介して積層した磁気シールド性と
成形加工性に優れた積層鋼板である。
、結晶粒度が粒度番号で5以上、7以下である冷間圧延
鋼板を磁気的絶縁材を介して積層した磁気シールド性と
成形加工性に優れた積層鋼板である。
本出願に係る第2発明は、重量%でSiが0.10%以
上、1.60%以下、結晶粒度が粒度番号で5以上、7
以下である冷間圧延鋼板を磁気的絶縁材を介して積層し
た磁気シールド性と成形加工性に優れた積層鋼板である
。
上、1.60%以下、結晶粒度が粒度番号で5以上、7
以下である冷間圧延鋼板を磁気的絶縁材を介して積層し
た磁気シールド性と成形加工性に優れた積層鋼板である
。
本出願に係る第3発明は、重量%でCが0.01%以下
、結晶粒度が粒度番号で5以上、7以下である冷間圧延
鋼板を少なくとも一枚と、重量%でSiが0.10%以
上、1.60%以下、結晶粒度が粒度番号で5以上、7
以下である冷間圧延鋼板を少なくとも一枚とを、磁気的
絶縁材を介して積層した磁気シールド性と成形加工性に
優れた積層鋼板である。
、結晶粒度が粒度番号で5以上、7以下である冷間圧延
鋼板を少なくとも一枚と、重量%でSiが0.10%以
上、1.60%以下、結晶粒度が粒度番号で5以上、7
以下である冷間圧延鋼板を少なくとも一枚とを、磁気的
絶縁材を介して積層した磁気シールド性と成形加工性に
優れた積層鋼板である。
[作用]
次に本出願に係る発明の作用効果について図面及び表を
参照しながら説明する。
参照しながら説明する。
第1図及び第3図は本出願に係る第1発明から第3発明
の積層鋼板の構成を示す断面図である。
の積層鋼板の構成を示す断面図である。
第1図は平板状態にある図、第3図は成形加工された状
態にある図を示す。
態にある図を示す。
また、第2図及び第4図は第1図及び第3図で示した積
層鋼板と同厚さの単層の冷間圧延鋼板であり、第2図は
平板状態にある図、第4図は成形加工された状態にある
図を示す。
層鋼板と同厚さの単層の冷間圧延鋼板であり、第2図は
平板状態にある図、第4図は成形加工された状態にある
図を示す。
図において示すように、積層鋼板1は二枚の冷間圧延鋼
板2,3が磁気的絶縁材4を介して積層されたものであ
る。
板2,3が磁気的絶縁材4を介して積層されたものであ
る。
第1発明においては、該冷間圧延鋼板2,3は重量%で
Cが0.01%以下、結晶粒度が粒度番号で5以上、7
以下である冷間圧延鋼板である。
Cが0.01%以下、結晶粒度が粒度番号で5以上、7
以下である冷間圧延鋼板である。
第2発明においては、該冷間圧延鋼板2.3は重量%で
Stが0.10%以上、1.60%以下、結晶粒度が粒
度番号で5以上、7以下である冷間圧延鋼板である。
Stが0.10%以上、1.60%以下、結晶粒度が粒
度番号で5以上、7以下である冷間圧延鋼板である。
第3発明においては、該冷間圧延鋼板2,3のうち一枚
は、重量%でCが0.01%以下、結晶粒度が粒度番号
で5以上、7以下である冷間圧延鋼板であり、他の一枚
は、重量%でStがo、io%以上、1.60%以下、
結晶粒度が粒度番号で5以上、7以下である冷間圧延鋼
板である。
は、重量%でCが0.01%以下、結晶粒度が粒度番号
で5以上、7以下である冷間圧延鋼板であり、他の一枚
は、重量%でStがo、io%以上、1.60%以下、
結晶粒度が粒度番号で5以上、7以下である冷間圧延鋼
板である。
また、第2図及び第4図で示される単層の冷間圧延鋼板
5は、重量%でCが0.01%以下、結晶粒度が粒度番
号で5以上、7以下である冷間圧延鋼板又は重量%でS
iが0.10%以上、1.60%以下、結晶粒度が粒度
番号で5以上、7以下である冷間圧延鋼板である。
5は、重量%でCが0.01%以下、結晶粒度が粒度番
号で5以上、7以下である冷間圧延鋼板又は重量%でS
iが0.10%以上、1.60%以下、結晶粒度が粒度
番号で5以上、7以下である冷間圧延鋼板である。
ここで、第1図から第4図に示すように磁気M1.M、
を一方の空間から印加して、他方の空間に漏洩する漏洩
磁束を測定した。
を一方の空間から印加して、他方の空間に漏洩する漏洩
磁束を測定した。
ここに、各漏洩磁束を
a:第1図に示す積層鋼板lからの漏洩磁束b:第2図
に示す冷間圧延鋼板5 からの漏洩磁束 C:第3図に示す積層鋼板lからの漏洩磁束d:第4図
に示す冷間圧延鋼板5 からの漏洩磁束 とする。
に示す冷間圧延鋼板5 からの漏洩磁束 C:第3図に示す積層鋼板lからの漏洩磁束d:第4図
に示す冷間圧延鋼板5 からの漏洩磁束 とする。
この測定の結果、各漏洩磁束には。
a<b cod
(d−c)>(b−a)
なる関係があることが判明した。
即ち、本発明に係る積層鋼板lの磁気シールド効果は単
層の冷間圧延鋼板5による場合より良好であり、且つ平
板状態にある場合よりも成形加工品になった場合に顕著
なシールド効果を一発揮することが判かる。
層の冷間圧延鋼板5による場合より良好であり、且つ平
板状態にある場合よりも成形加工品になった場合に顕著
なシールド効果を一発揮することが判かる。
この理由については概ね次のように推察される。
■単層の冷間圧延鋼板5による場合においてはその内部
の磁気回路から漏洩した磁束は直接的に外側へ漏洩して
しまうが、磁気的絶縁材4を冷間圧延鋼板2,3の間に
介装した積層鋼板lの場合は冷間圧延鋼板2内の磁気回
路から漏洩した磁束が冷間圧延鋼板3内の磁気回路を通
るため、外側への漏洩磁束を最小に押えることができる
。
の磁気回路から漏洩した磁束は直接的に外側へ漏洩して
しまうが、磁気的絶縁材4を冷間圧延鋼板2,3の間に
介装した積層鋼板lの場合は冷間圧延鋼板2内の磁気回
路から漏洩した磁束が冷間圧延鋼板3内の磁気回路を通
るため、外側への漏洩磁束を最小に押えることができる
。
特に第3発明においては、飽和磁束密度の大きい重量%
でCが0.01%以下、結晶粒度が粒度番号で5以上、
7以下である冷間圧延鋼板と、透磁率の高い重量%でS
tが0.10%以上、1.60%以下、結晶粒度が粒度
番号で5以上、7以下である冷間圧延鋼板とを積層して
いるため、除目て優れた磁気シールド効果が生じる。
でCが0.01%以下、結晶粒度が粒度番号で5以上、
7以下である冷間圧延鋼板と、透磁率の高い重量%でS
tが0.10%以上、1.60%以下、結晶粒度が粒度
番号で5以上、7以下である冷間圧延鋼板とを積層して
いるため、除目て優れた磁気シールド効果が生じる。
■平板状態の場合のように開いた磁気回路の場合は、そ
の開いた部分である端部が磁気の二次印加起点となり、
そこからの漏洩磁束が相加されて大きくなるが、成形加
工して閉じた磁気回路にした場合には磁気の二次印加点
がないため単層の冷間圧延鋼板に比べて磁気シールド効
果は大きくなる。
の開いた部分である端部が磁気の二次印加起点となり、
そこからの漏洩磁束が相加されて大きくなるが、成形加
工して閉じた磁気回路にした場合には磁気の二次印加点
がないため単層の冷間圧延鋼板に比べて磁気シールド効
果は大きくなる。
従って、一枚の冷間圧延鋼板で本発明に係る積層鋼板と
同等の磁気シールド効果を得るためには、平板状態にお
いては(b−a)、成形加工後の状態においては(d−
c)相当分の板厚を確保しなければならず、このことか
ら1本発明の積層鋼板が磁気シールドの点からみて、薄
くて足り、また低コスト化を実現できることになる。
同等の磁気シールド効果を得るためには、平板状態にお
いては(b−a)、成形加工後の状態においては(d−
c)相当分の板厚を確保しなければならず、このことか
ら1本発明の積層鋼板が磁気シールドの点からみて、薄
くて足り、また低コスト化を実現できることになる。
以上の事実に関する実験結果を第1−1表、第1−2表
及び第1−3表に示す、第1−1表は第1発明の場合を
、第1−2表は第2発明の場合を、第1−3表は第3発
明の場合をそれぞれ示す、第1−i表、第1−2表及び
第1−3表に示すように、平板状態及び成形加工品につ
いていずれも積層鋼板としたものが磁気シールド性にお
いて優れており、特に成形加工品の場合に優れた効果を
発揮していることが理解できる。
及び第1−3表に示す、第1−1表は第1発明の場合を
、第1−2表は第2発明の場合を、第1−3表は第3発
明の場合をそれぞれ示す、第1−i表、第1−2表及び
第1−3表に示すように、平板状態及び成形加工品につ
いていずれも積層鋼板としたものが磁気シールド性にお
いて優れており、特に成形加工品の場合に優れた効果を
発揮していることが理解できる。
尚、本発明に用いられている磁気的絶縁材4の種類及び
厚さについては別段の制限はない。
厚さについては別段の制限はない。
また、本発明の積層鋼板は、前記したものについては三
層状のものであるが、その積層数についても別段の制限
はない。
層状のものであるが、その積層数についても別段の制限
はない。
ただ、実用上の観点からは、以下に説明するものが好ま
しく、それぞれについて根拠を踏まえつつ説明すること
とする。
しく、それぞれについて根拠を踏まえつつ説明すること
とする。
く冷間圧延鋼板について〉
第5図(a)は冷間圧延鋼板のC量と漏洩磁束の大きさ
との関係を示したグラフである。このグラフから明らか
なように磁気シールド性に及ぼすCの影響は大きく、0
.01%以下で優れた磁気シールド性が得られる。
との関係を示したグラフである。このグラフから明らか
なように磁気シールド性に及ぼすCの影響は大きく、0
.01%以下で優れた磁気シールド性が得られる。
一方、第5図(b)は冷間圧延鋼板のSi量と漏洩磁束
の大きさとの関係及びT値との関係を示したグラフであ
る。第5図(b)において、O印はT値を示し、X印は
漏洩磁束の大きさを示している。このグラフから明らか
なように磁気シールド性はSi量の増加とともに良くな
っている(すなわち、Si量の増加とともに漏洩磁束は
小さくなっている)が、深絞り性の目安であるT値は、
Si量が1.60%を超えると急激に低下しており、磁
気シールド性と成形加工性を兼備するためには、Si量
は1.60%が上限となる。一方、Si量の減少ととも
に磁気シールド性が悪くなっていくが、Si量が0.1
0%未満で急激に悪くなる。従って、Si量は少なくと
もo、io%以上が必要である。
の大きさとの関係及びT値との関係を示したグラフであ
る。第5図(b)において、O印はT値を示し、X印は
漏洩磁束の大きさを示している。このグラフから明らか
なように磁気シールド性はSi量の増加とともに良くな
っている(すなわち、Si量の増加とともに漏洩磁束は
小さくなっている)が、深絞り性の目安であるT値は、
Si量が1.60%を超えると急激に低下しており、磁
気シールド性と成形加工性を兼備するためには、Si量
は1.60%が上限となる。一方、Si量の減少ととも
に磁気シールド性が悪くなっていくが、Si量が0.1
0%未満で急激に悪くなる。従って、Si量は少なくと
もo、io%以上が必要である。
第6図(a)は、重量%でCが0.01%以下の冷間圧
延鋼板の結晶粒度と、T値との関係、成形加工後の肌あ
れ発生の有無との関係及び漏洩磁束の大きさとの関係を
示したグラフである。
延鋼板の結晶粒度と、T値との関係、成形加工後の肌あ
れ発生の有無との関係及び漏洩磁束の大きさとの関係を
示したグラフである。
また、第6図(b)は、重量%でSiが0.10%以上
、1.60%以下の冷間圧延鋼板の結晶粒度と、T値と
の関係、成形加工後の肌あれ発生の有無との関係及び漏
洩磁束の大きさとの関係を示したグラフである。
、1.60%以下の冷間圧延鋼板の結晶粒度と、T値と
の関係、成形加工後の肌あれ発生の有無との関係及び漏
洩磁束の大きさとの関係を示したグラフである。
このグラフから結晶粒度が大きくなるほど、磁気シール
ド性が良くなり、またT値が上って成形加工性が良くな
るが、結晶粒度番号が4以下になると成形加工後の表面
に肌あれが発生し、好ましくないことが理解できる。
ド性が良くなり、またT値が上って成形加工性が良くな
るが、結晶粒度番号が4以下になると成形加工後の表面
に肌あれが発生し、好ましくないことが理解できる。
逆に結晶粒度が小さくなるほど、磁気シールド性が悪く
なり、またT値が下って成形加工性が悪くなるが、その
傾向は結晶粒度が8付近から大きくなる。
なり、またT値が下って成形加工性が悪くなるが、その
傾向は結晶粒度が8付近から大きくなる。
一般に積層鋼板の加工はフランジしわが発生しやすく、
加工しにくくなるため、単層の冷間圧延鋼板の場合以上
に7値に代表される加工性が重要とされる。このことと
、第6図CIIL)及び第6図(b)に見る傾向から冷
間圧延鋼板の結晶粒度は粒度番号で5以上、7以下の範
囲が良好である。
加工しにくくなるため、単層の冷間圧延鋼板の場合以上
に7値に代表される加工性が重要とされる。このことと
、第6図CIIL)及び第6図(b)に見る傾向から冷
間圧延鋼板の結晶粒度は粒度番号で5以上、7以下の範
囲が良好である。
以上の理由により、第1発明及び第3発明においては、
冷間圧延鋼板はC量を重量%で0.01%以下、結晶粒
度を粒度番号で5以上、7以下に限定し、第2発明及び
第3発明においては、冷間圧延鋼板はSi量を重量%で
0.10%以上、1.60%以下、結晶粒度を粒度番号
で5以上、7以下に限定した。
冷間圧延鋼板はC量を重量%で0.01%以下、結晶粒
度を粒度番号で5以上、7以下に限定し、第2発明及び
第3発明においては、冷間圧延鋼板はSi量を重量%で
0.10%以上、1.60%以下、結晶粒度を粒度番号
で5以上、7以下に限定した。
く磁気的絶縁材について〉
磁気的絶縁材の種類としては、積層鋼板の接合方法によ
って二種に分けられる。
って二種に分けられる。
即ち、金属的に圧延接合するクラッド法による磁気的絶
縁材としては、アルミニウム、銅等の非磁性金属板等が
挙げられ、金属接着用樹脂を用いて積層するラミネート
法による磁気的絶縁材としてはポリエステル系樹脂、ポ
リウレタン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリエチレ
ン系樹脂、ポリカーボネイト系樹脂等からなるフィルム
またはシート、若しくは変性ポリエチレン系熱融着フィ
ルム、変性ポリプロピレン系熱融着フィルム等が挙げる
ことができ、これらを用いることが望ましい。
縁材としては、アルミニウム、銅等の非磁性金属板等が
挙げられ、金属接着用樹脂を用いて積層するラミネート
法による磁気的絶縁材としてはポリエステル系樹脂、ポ
リウレタン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリエチレ
ン系樹脂、ポリカーボネイト系樹脂等からなるフィルム
またはシート、若しくは変性ポリエチレン系熱融着フィ
ルム、変性ポリプロピレン系熱融着フィルム等が挙げる
ことができ、これらを用いることが望ましい。
また、積層鋼板の成形加工性は冷間圧延鋼板に介装され
る磁気的絶縁材が薄いほど良好で、磁気的絶縁材の厚み
の下限については金属接着性が実現される限り特に指定
する必要はないが、一方、上限については成形性に優れ
、薄く、軽いことが要望されることが多く、この点を考
慮すると、1mm以下で用いることが多くなるであろう
。
る磁気的絶縁材が薄いほど良好で、磁気的絶縁材の厚み
の下限については金属接着性が実現される限り特に指定
する必要はないが、一方、上限については成形性に優れ
、薄く、軽いことが要望されることが多く、この点を考
慮すると、1mm以下で用いることが多くなるであろう
。
く積層数について〉
前記の説明から、冷間圧延鋼板および磁気的絶縁材につ
いて各々規定されることになるが、次にこれらを組合せ
て積層鋼板を構成する際の積層数について説明する。
いて各々規定されることになるが、次にこれらを組合せ
て積層鋼板を構成する際の積層数について説明する。
第7図(a)及び第7図(b)はその積層数(冷間圧延
鋼板の積層数で表現する)と漏洩磁束の大きさの関係を
示すグラフである。第7図(&)は、重量%でCが0.
01%以下、結晶粒度が粒度番号で5以上、7以下であ
る冷間圧延鋼板を積層した場合(第1発明の場合)を、
示し、第7図(b)は、重量%でSiが0.10%以上
、1.60%以下、結晶粒度が粒度番号で5以上、7以
下である冷間圧延鋼板を積層した場合(第2発明の場合
)を示している。
鋼板の積層数で表現する)と漏洩磁束の大きさの関係を
示すグラフである。第7図(&)は、重量%でCが0.
01%以下、結晶粒度が粒度番号で5以上、7以下であ
る冷間圧延鋼板を積層した場合(第1発明の場合)を、
示し、第7図(b)は、重量%でSiが0.10%以上
、1.60%以下、結晶粒度が粒度番号で5以上、7以
下である冷間圧延鋼板を積層した場合(第2発明の場合
)を示している。
このグラフから明らかなように、第1発明の場合も第2
発明の場合も、積層数が五層程度まではその増加ととも
に磁気シールド効果は急激に高まるが、約六層目程度を
境にしてそれ以上では磁気シールド効果に増加傾向があ
まり認められなくなり、これ以上に層を増加させること
は材料を浪費し、また重量や肉厚を不必要に大きくする
だけである。
発明の場合も、積層数が五層程度まではその増加ととも
に磁気シールド効果は急激に高まるが、約六層目程度を
境にしてそれ以上では磁気シールド効果に増加傾向があ
まり認められなくなり、これ以上に層を増加させること
は材料を浪費し、また重量や肉厚を不必要に大きくする
だけである。
かかる傾向は、重量%でCが0.01%以下、結晶粒度
が粒度番号で5以上、7以下である冷間圧延鋼板と、S
tが0.10%以上、1.60%以下、結晶粒度が粒度
番号で5以上、7以下である冷間圧延鋼板とを積層した
場合(第3発明の場合)も同様である。
が粒度番号で5以上、7以下である冷間圧延鋼板と、S
tが0.10%以上、1.60%以下、結晶粒度が粒度
番号で5以上、7以下である冷間圧延鋼板とを積層した
場合(第3発明の場合)も同様である。
従って1以上の結果を総合すると、
■C量が0.01%以下、結晶粒度が粒度番号で5以上
、7以下である冷間圧延鋼板を用い、く磁気的絶縁材に
ついて〉の欄に記載した磁気的絶縁材を用い、これらが
積層された(積層数は冷間圧延鋼板で二層ないし五層)
積層鋼板であれば第1発明の目的とする効果を有効に発
揮せしめることができる。
、7以下である冷間圧延鋼板を用い、く磁気的絶縁材に
ついて〉の欄に記載した磁気的絶縁材を用い、これらが
積層された(積層数は冷間圧延鋼板で二層ないし五層)
積層鋼板であれば第1発明の目的とする効果を有効に発
揮せしめることができる。
■Si量が0.10%以上、1.60%以下。
結晶粒度が粒度番号で5以上、7以下である冷間圧延鋼
板を用い、く磁気的絶縁材について〉の欄に記載した磁
気的絶縁材を用い、これらが積層された(積層数は冷間
圧延鋼板で二層ないし五層)積層鋼板であれば第2発明
の目的とする効果を有効に発揮せしめることができる。
板を用い、く磁気的絶縁材について〉の欄に記載した磁
気的絶縁材を用い、これらが積層された(積層数は冷間
圧延鋼板で二層ないし五層)積層鋼板であれば第2発明
の目的とする効果を有効に発揮せしめることができる。
■C151が0.01%以下、結晶粒度が粒度番号で5
以上、7以下である冷間圧延鋼板を少なくとも一枚と、
Si量が0.10%以上、1.60%以下、結晶粒度が
粒度番号で5以上、7以下である冷間圧延鋼板を少なく
とも一枚とを用い、く磁気的絶縁材について〉の欄に記
載した磁気的絶縁材を用い、これらが積層された(積層
数は冷間圧延鋼板で二層ないし五層)積層鋼板であれば
第3発明の目的とする効果を有効に発揮せしめることが
できる。
以上、7以下である冷間圧延鋼板を少なくとも一枚と、
Si量が0.10%以上、1.60%以下、結晶粒度が
粒度番号で5以上、7以下である冷間圧延鋼板を少なく
とも一枚とを用い、く磁気的絶縁材について〉の欄に記
載した磁気的絶縁材を用い、これらが積層された(積層
数は冷間圧延鋼板で二層ないし五層)積層鋼板であれば
第3発明の目的とする効果を有効に発揮せしめることが
できる。
[発明の実施例]
(第1発明の実施例)
各種の単層材と第1発明の実施例である積層鋼板とを比
較するために、第1−1表、第2−1表に各種の特性を
まとめて示す。
較するために、第1−1表、第2−1表に各種の特性を
まとめて示す。
本例では冷間圧延鋼板として、重量%でCが(101%
以下、結晶粒度が粒度番号で5以上、7以下である冷間
圧延鋼板(記号Fepで示す、以下同じ、)を使用した
。
以下、結晶粒度が粒度番号で5以上、7以下である冷間
圧延鋼板(記号Fepで示す、以下同じ、)を使用した
。
一例として、第1−1表において単層冷間圧延鋼板(全
体の厚さ:0.9mm、鋼板の厚さ:0.9mm)と、
第1発明の実施例である積層鋼板(F6 p O,42
5/ vO,05/ F6 po、425)(全体の厚
み0.9mm、冷間圧延鋼板の厚み0.85mm、なお
、右肩のサフィックスは冷間圧延鋼板の厚みを示す(以
下同じ、)、)とのシールド効果を比較すると、全体の
厚みが同一であり、且つ積層鋼板の方がその冷間圧延鋼
板の厚さが0.05mmも薄いにもかかわらず、その磁
気シールド効果は格段に優れていることが理解できる。
体の厚さ:0.9mm、鋼板の厚さ:0.9mm)と、
第1発明の実施例である積層鋼板(F6 p O,42
5/ vO,05/ F6 po、425)(全体の厚
み0.9mm、冷間圧延鋼板の厚み0.85mm、なお
、右肩のサフィックスは冷間圧延鋼板の厚みを示す(以
下同じ、)、)とのシールド効果を比較すると、全体の
厚みが同一であり、且つ積層鋼板の方がその冷間圧延鋼
板の厚さが0.05mmも薄いにもかかわらず、その磁
気シールド効果は格段に優れていることが理解できる。
即ち、磁気シールド効果(漏洩磁束の大きさ)が、モ板
材の場合においては単層の冷間圧延鋼板では4.6%で
あるのに対し積層鋼板では4.3%となり、また成形加
工(深絞り)品の場合においては単層の冷間圧延鋼板で
は7.5%であるのに対し積層鋼板では6.3%となり
、積層鋼板の磁気シールド性が飛躍的に優れている。
材の場合においては単層の冷間圧延鋼板では4.6%で
あるのに対し積層鋼板では4.3%となり、また成形加
工(深絞り)品の場合においては単層の冷間圧延鋼板で
は7.5%であるのに対し積層鋼板では6.3%となり
、積層鋼板の磁気シールド性が飛躍的に優れている。
また、実施例の積層鋼板はその深絞り性(成形加工性)
についても極めて優れた特性を示していることが実験的
に確認されている。その結果を第2−1表に示す。
についても極めて優れた特性を示していることが実験的
に確認されている。その結果を第2−1表に示す。
(第2発明の実施例)
各種の単層材と第2発明の実施例である積層鋼板とを比
較するために、第1−2表、第2−2表に各種の特性を
まとめて示す。
較するために、第1−2表、第2−2表に各種の特性を
まとめて示す。
本例では冷間圧延鋼板として、重量%でSiがo、io
%以上、1.60%以下、結晶粒度が粒度番号で5以上
、7以下である冷間圧延鋼板(記号Fe31で示す、以
下同じ、)を使用した。
%以上、1.60%以下、結晶粒度が粒度番号で5以上
、7以下である冷間圧延鋼板(記号Fe31で示す、以
下同じ、)を使用した。
一例として、第1−2表において単層冷間圧延鋼板(全
体の厚さ=1.05mm、鋼板の厚さ: 1.05 m
m)と、第2発明の実施例である積層鋼板(FesIO
5/■005/Fe51105)(全体の厚み1.05
mm、冷間圧延鋼板の厚み1.Omm)とのシールド効
果を比較すると、全体の厚みが同一であり、且つ積層鋼
板の方がその冷間圧延鋼板の厚さが0.05mmも薄い
にもかかわらず、その磁気シールド効果は格段に優れて
いることが理解できる。
体の厚さ=1.05mm、鋼板の厚さ: 1.05 m
m)と、第2発明の実施例である積層鋼板(FesIO
5/■005/Fe51105)(全体の厚み1.05
mm、冷間圧延鋼板の厚み1.Omm)とのシールド効
果を比較すると、全体の厚みが同一であり、且つ積層鋼
板の方がその冷間圧延鋼板の厚さが0.05mmも薄い
にもかかわらず、その磁気シールド効果は格段に優れて
いることが理解できる。
即ち、磁気シールド効果(漏洩磁束の大きさ)が、平板
材の場合においては単層の冷間圧延鋼板では3.7%で
あるのに対し積層鋼板では3.5%となり、また成形加
工(深絞り)品の場合においては単層の冷間圧延鋼板で
は6.2%であるのに対し積層鋼板では5.6%となり
、積層鋼板の磁気シールド性が飛躍的に優れている・ また、実施例の積層鋼板はその深絞り性(成形加工性)
についても極めて優れた特性を示していることが実験的
に確認されている。その結果を第2−2表に示す。
材の場合においては単層の冷間圧延鋼板では3.7%で
あるのに対し積層鋼板では3.5%となり、また成形加
工(深絞り)品の場合においては単層の冷間圧延鋼板で
は6.2%であるのに対し積層鋼板では5.6%となり
、積層鋼板の磁気シールド性が飛躍的に優れている・ また、実施例の積層鋼板はその深絞り性(成形加工性)
についても極めて優れた特性を示していることが実験的
に確認されている。その結果を第2−2表に示す。
(第3発明の実施例)
各種の単層材と第3発明の実施例である積層鋼板とを比
較するために、第1−3表、第2−3表に各種の特性を
まとめて示す。
較するために、第1−3表、第2−3表に各種の特性を
まとめて示す。
本例では冷間圧延鋼板として、重量%でCが0.01%
以下、結晶粒度が粒度番号で5以上、7以下である冷間
圧延鋼板と、重量%でSiが0.10%以上、1.60
%JJ下、結晶粒度が粒度番号で5以上、7以下である
冷間圧延鋼板とを使用した。
以下、結晶粒度が粒度番号で5以上、7以下である冷間
圧延鋼板と、重量%でSiが0.10%以上、1.60
%JJ下、結晶粒度が粒度番号で5以上、7以下である
冷間圧延鋼板とを使用した。
一例として、第1−3表において単層冷間圧延鋼板(全
体の厚さ:1.2mm、鋼板の厚さ:1.2mm)と、
第3発明の実施例である積層鋼板(F e p 057
5/ V’o5/ F e s+o575)(全体の厚
み1.2mm、冷間圧延鋼板の厚み1−15mm)との
シールド効果を比較すると、全体の厚みが同一であり、
且つ!!1暦鋼板鋼板がその冷間圧延鋼板の厚さが0.
05mmも薄いにもかかわらず、その磁気シールド効果
は格段に優れていることが理解できる。
体の厚さ:1.2mm、鋼板の厚さ:1.2mm)と、
第3発明の実施例である積層鋼板(F e p 057
5/ V’o5/ F e s+o575)(全体の厚
み1.2mm、冷間圧延鋼板の厚み1−15mm)との
シールド効果を比較すると、全体の厚みが同一であり、
且つ!!1暦鋼板鋼板がその冷間圧延鋼板の厚さが0.
05mmも薄いにもかかわらず、その磁気シールド効果
は格段に優れていることが理解できる。
即ち、磁気シールド効果(漏洩磁束の大きさ)が、平板
材の場合においては単層の冷間圧延鋼板では3.3,3
.1%であるのに対し積層鋼板では2.9%となり、ま
た成形加工(深絞り)品の場合においては単層の冷間圧
延鋼板では6.0,5.8%であるのに対し積層鋼板で
は4.8%となり、積層鋼板の磁気シールド性が飛躍的
に優れている。
材の場合においては単層の冷間圧延鋼板では3.3,3
.1%であるのに対し積層鋼板では2.9%となり、ま
た成形加工(深絞り)品の場合においては単層の冷間圧
延鋼板では6.0,5.8%であるのに対し積層鋼板で
は4.8%となり、積層鋼板の磁気シールド性が飛躍的
に優れている。
また、実施例の積層鋼板はその深絞り性(成形加工性)
についても極めて優れた特性を示していることが実験的
に確認されている。その結果を第2−3表に示す。
についても極めて優れた特性を示していることが実験的
に確認されている。その結果を第2−3表に示す。
[発明の効果]
本出願に係る第1発明から第3発明は、以北のような構
成とすることによ″す、磁気シールド特性を成形加工性
及びコストとの関係において、従来の金属板等に比較し
て有利に向上させることを可能とする。
成とすることによ″す、磁気シールド特性を成形加工性
及びコストとの関係において、従来の金属板等に比較し
て有利に向上させることを可能とする。
また、本発明の積層鋼板を用いると磁気シールド材の重
量の軽減を図れ、電気設備や電子通信機器等の軽量化を
図ることができる。
量の軽減を図れ、電気設備や電子通信機器等の軽量化を
図ることができる。
第1図及び第3図は第1発明から第3発明の積層鋼板の
構成を示す断面図であり、第1図は平板状態にある図、
第3図は成形加工された状態にある図を示し、第2図及
び第4図は第1図及び第3図で示した積層鋼板と同厚さ
の単層の冷間圧延鋼板であり、第2図は平板状態にある
図、第4図は成形加工された状ぷにある図を示す。 第5図(a)は冷間圧延鋼板のC量と漏洩磁束の大きさ
の関係を示すグラフ、第5図(b)は冷間圧延鋼板のS
i量と漏洩磁束の大きさとの関係及びT値の関係を示す
グラフである。 第6図(a)は第1発明における冷間圧延鋼板の結晶粒
度と7値、成形加工後の肌あれ発生の有無、及び漏洩磁
束の大きさとの関係を示すグラフであり、第6図(b)
は第2発明における冷間圧延鋼板の結晶粒度とT値、成
形加工後の肌あれ発生の有無、及び漏洩磁束の大きさと
の関係を示すグラフである。 第7図(a)は第1発明における冷間圧延鋼板の積層数
と漏洩磁束の大きさとの関係を示す図であり、第7図(
a)は第2発明における冷間圧延鋼板の積層数と漏洩磁
束の大きさとの関係を示す図である。 l・・・積層鋼板 2,3・・・冷間圧延鋼板 4・・
・磁気的絶縁材 5・・・単層の冷間圧延鋼板第5図(
a、) 漏洩磁束の大きさく%) C量Cの 第6図(a) 結品粒度 柿ik何迅 第7図(a) 漏洩磁束の大きさσO 鋼板の積層数01 第7図(b) @殺が1層促ζ冷) 手続補正書(方式) %式% 1、事件の表示 昭和61年特許願第239733号 2、発明の名称 磁気シールド性と成形加工性に優れた積層鋼板3、補正
をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 兵庫県神戸市中央区脇浜町 1丁目3番18号 名 称 (119)株式会社神戸製鋼所代表者 亀高
素吉 4、代 理 人 〒160電話03 (358) 81
140住 所 東京都新宿区本塩町 12 6、補正により増加する発明の数 07、補正
の対象 明細書の図面の簡単な説明の欄
構成を示す断面図であり、第1図は平板状態にある図、
第3図は成形加工された状態にある図を示し、第2図及
び第4図は第1図及び第3図で示した積層鋼板と同厚さ
の単層の冷間圧延鋼板であり、第2図は平板状態にある
図、第4図は成形加工された状ぷにある図を示す。 第5図(a)は冷間圧延鋼板のC量と漏洩磁束の大きさ
の関係を示すグラフ、第5図(b)は冷間圧延鋼板のS
i量と漏洩磁束の大きさとの関係及びT値の関係を示す
グラフである。 第6図(a)は第1発明における冷間圧延鋼板の結晶粒
度と7値、成形加工後の肌あれ発生の有無、及び漏洩磁
束の大きさとの関係を示すグラフであり、第6図(b)
は第2発明における冷間圧延鋼板の結晶粒度とT値、成
形加工後の肌あれ発生の有無、及び漏洩磁束の大きさと
の関係を示すグラフである。 第7図(a)は第1発明における冷間圧延鋼板の積層数
と漏洩磁束の大きさとの関係を示す図であり、第7図(
a)は第2発明における冷間圧延鋼板の積層数と漏洩磁
束の大きさとの関係を示す図である。 l・・・積層鋼板 2,3・・・冷間圧延鋼板 4・・
・磁気的絶縁材 5・・・単層の冷間圧延鋼板第5図(
a、) 漏洩磁束の大きさく%) C量Cの 第6図(a) 結品粒度 柿ik何迅 第7図(a) 漏洩磁束の大きさσO 鋼板の積層数01 第7図(b) @殺が1層促ζ冷) 手続補正書(方式) %式% 1、事件の表示 昭和61年特許願第239733号 2、発明の名称 磁気シールド性と成形加工性に優れた積層鋼板3、補正
をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 兵庫県神戸市中央区脇浜町 1丁目3番18号 名 称 (119)株式会社神戸製鋼所代表者 亀高
素吉 4、代 理 人 〒160電話03 (358) 81
140住 所 東京都新宿区本塩町 12 6、補正により増加する発明の数 07、補正
の対象 明細書の図面の簡単な説明の欄
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)重量%でCが0.01%以下、結晶粒度が粒度番
号で5以上、7以下である冷間圧延鋼板を磁気的絶縁材
を介して積層した磁気シールド性と成形加工性に優れた
積層鋼板。 (2)重量%でSiが0.10%以上、 1.60%以下、結晶粒度が粒度番号で5以上、7以下
である冷間圧延鋼板を磁気的絶縁材を介して積層した磁
気シールド性と成形加工性に優れた積層鋼板。 (3)重量%でCが0.01%以下、結晶粒度が粒度番
号で5以上、7以下である冷間圧延鋼板を少なくとも一
枚と、重量%でSiが 0.10%以上、1.60%以下、結晶粒度が粒度番号
で5以上、7以下である冷間圧延鋼板を少なくとも一枚
とを、磁気的絶縁材を介して積層した磁気シールド性と
成形加工性に優れた積層鋼板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61239733A JPS63272537A (ja) | 1986-02-27 | 1986-10-07 | 磁気シ−ルド性と成形加工性に優れた積層鋼板 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4216186 | 1986-02-27 | ||
JP61-42161 | 1986-02-27 | ||
JP61239733A JPS63272537A (ja) | 1986-02-27 | 1986-10-07 | 磁気シ−ルド性と成形加工性に優れた積層鋼板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63272537A true JPS63272537A (ja) | 1988-11-10 |
Family
ID=26381815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61239733A Pending JPS63272537A (ja) | 1986-02-27 | 1986-10-07 | 磁気シ−ルド性と成形加工性に優れた積層鋼板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63272537A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6052552A (ja) * | 1983-09-02 | 1985-03-25 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 電磁波シ−ルド特性の優れた鋼箔 |
JPS60255924A (ja) * | 1984-05-30 | 1985-12-17 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 磁気シ−ルド部材用素材鋼板の製造方法 |
-
1986
- 1986-10-07 JP JP61239733A patent/JPS63272537A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6052552A (ja) * | 1983-09-02 | 1985-03-25 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 電磁波シ−ルド特性の優れた鋼箔 |
JPS60255924A (ja) * | 1984-05-30 | 1985-12-17 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 磁気シ−ルド部材用素材鋼板の製造方法 |
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