JPS64133Y2 - - Google Patents

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JPS64133Y2
JPS64133Y2 JP6674284U JP6674284U JPS64133Y2 JP S64133 Y2 JPS64133 Y2 JP S64133Y2 JP 6674284 U JP6674284 U JP 6674284U JP 6674284 U JP6674284 U JP 6674284U JP S64133 Y2 JPS64133 Y2 JP S64133Y2
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floor plate
movable
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JP6674284U
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JPS60178453U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は椅子とベツドとの相互変換ができる
椅子兼用ベツド装置に関する。
一般に、この種の椅子兼用ベツド装置には種種
のタイプのものがある。その1つとして基体に背
もたれをヒンジ機構により回動自在かつ任意の角
度で保持できるように設け、ベツドとして利用す
るときに上記背もたれを基体の上面と面一になる
よう倒すようにしたものがある。しかしながら、
このようなものによると、背もたれを基体に回動
自在に取付けなければならない構造上、基体と背
もたれとの間に背もたれが自由に回動できる〓間
を設けなければならない。すると、ベツドとして
利用するときに、水平に並設された基体と背もた
れとの間に〓間が生じることが避けられないか
ら、寝心地の良好なベツドとして利用することが
できないという欠点が生じる。
このような欠点を除去するため、基体に収容部
を形成し、この収容部に床板をスライド自在に収
容し、この床板を収容部から引き出して水平に保
持し、これらの上面にクツシヨン体を展開するこ
とによりベツドとして利用するようにしたものが
ある。このような構造によれば、上述した構造の
もののようにベツド面に〓間ができることがな
い。しかしながら、床板を基体の収容部から引き
出す構造上、この床板の上面が基体の上面よりも
低くなることが避けられない。したがつて、基体
と可動体との上面が同じ高さにならないから、や
はりこれらの上面を寝心地のよいベツド面として
利用することができないという欠点を有する。
この考案は上記事情にもとづきなされたもの
で、その目的とするところは、基体に収容された
可動床板を引き出したときに、この可動床板を上
記基体の床板と同じ高さで、しかも〓間が生じる
ことなく接合した状態で保持できるようにして、
上記一対の床板がなすベツド面を〓間や段差のな
い良好なベツド面とすることのできる椅子兼用ベ
ツド装置を提供することにある。
以下、この考案の一実施例を図面を参照して説
明する。第1図に示す椅子兼用ベツド装置は基体
1を備えている。この基体1は、上面、下面およ
び前面が開口したフレーム2がこの下面四隅部に
設けられた脚体3によつて支持されているととも
に、背面には背面板4が垂直に立設され、上面開
口部には床板5が水平保持されてなる。この床板
5上には、床板5とほぼ同じ面積の第1のクツシ
ヨン体6と第2のクツシヨン体7とが順次重合さ
れている。また、背当板4には背当クツシヨン8
が接合されている。
上記床板5の下面側に形成された空間、つまり
収容部9には可動床板29が後述するように基体
1の前面開口から引出し可能に収容されている。
すなわち、基体1を形成するフレーム2の底部幅
方向両側には一対のガイド体11(一方のみ図
示)が基体1の前後方向に沿つて敷設されてい
る。このガイド体11は第3図と第4図に示すよ
うに断面形状がほぼU字状をなしていて、ここに
は後述する第1のスライド機構12によつて第1
の可動体13がスライド自在に保持されている。
この第1の可動体13は断面形状が上記ガイド体
11よりも小さなU字状に形成された一対の部材
14の中間辺を接合固定してなり、下側の部材1
4が上記ガイド体11に上記第1のスライド機構
12によつてスライド自在に保持されている。ま
た、上側の部材14にはガイド体11と同じ断面
形状をなした第2の可動体15が第2のスライド
機構16によつてスライド自在に保持されてい
る。上記第1,第2のスライド機構12,16は
第3図乃至第6図に示すように構成されている。
つまり、第1の可動体13を形成する一対の部材
14と上記ガイド体11および第2の可動体15
との間には各々断面U字状のスライダ17が挿入
されている。このスライダ17の両側辺には長手
方向に沿つて所定間隔で複数の取付孔18が穿設
され、各取付孔18には球体19が回転自在に設
けられている。この球体19は一対の部材14の
両側辺と、ガイド体11の両側辺および第2の可
動体15の両側辺とに長さ方向全長にわたつて対
向して形成された円弧状の凹部20によつて保持
されている。したがつて、第1の可動体13はガ
イド体11に対してスライド自在であり、第2の
可動体15は第1の可動体13に対してスライド
自在となつている。また、上記下側の部材14の
後端と上側の部材14の前端とにはこれらの両側
辺を外側に折曲した第1のストツパ21が形成さ
れ、上記ガイド体11の先端と第2の可動体15
の後端にはこれらの両側辺を内側に折曲した第2
のストツパ22が形成されている。そのため、第
1,第2の可動体13,15を基体1から突出す
る方向にスライドさせてこれらがストロークエン
ドまで引き出されると、第6図に示すように上記
第1、第2のストツパ21,22に球体19が係
合してスライダ17のスライドが阻止されるか
ら、これによつて第1,第2の可動体13,15
がそれぞれガイド体11と第1の可動体13から
抜出するのが防止される。
上記一対の第2の可動体15の上面には角パイ
プによつて形成された枠体23がその下面を接合
固定して設けられている。この枠体23の前端部
と後端部には各々下端にキヤスタ24が設けられ
た脚25が垂設されている。また、枠体23の両
側辺の前端部内側面には第1のリンク26の一端
が枢着され、後端部内側面には第2のリンク27
の一端が枢着されている。各一対の第1,第2の
リンク26,27(いずれも一方のみ図示)は連
結杆28によつて連結されて連動するようになつ
ている。上記枠体23上には上述した可動床板2
9が配置されている。この可動床板29の前端部
下面には第2図に示すようにL字状の取付片30
が固着され、この取付片30に上記第1のリンク
26の他端が枢着されている。また、可動床板2
9の後端部に上記第2のリンク27の他端が枢着
されている。この第2のリンク27の他端部はへ
の字状の屈曲した屈曲部27aとなつている。上
記枠体23と一対の第1のリンク26を連結した
連結杆28とにはばね30aが張設され、このば
ね30aによつて第1のリンク26は回動上昇す
る方向に付勢されている。また、上記第1の可動
体13の一側辺には一端をこの内面に固着したコ
字状の当接部材31が設けられている。そして、
第2の可動体15を第1の可動体13に対してほ
ぼストロークエンドまでスライドさせると、上記
当接部材31の他辺に第2のリンク27の屈曲部
27aが当接してこの第2のリンク27が第2図
に矢印で示す反時計方向に回動上昇させられるよ
うになつている。つまり、可動床板29が枠体2
3上で上昇させられる。このとき、上記第2のリ
ンク27の一端部は上記枠体23に固着された第
1の係止片32に当接してそれ以上反時計方向に
回動するのが阻止され、上記可動床板29が上記
基体1の床板5と同じ高さに保持される。また、
可動床板29が枠体23上で下降位置にあると
き、第1のリンク26の他端が枢着された取付片
30の下端が上記枠体23に内側辺に取着された
第2の係止片33に当接して下降位置が規制され
るようになつている。さらに、上記第2の可動体
15の前端面には、第1,第2の可動体13,1
5を基体1の収容部9に収容したときにこの収容
部9の前面開口を閉塞する前板34が垂直に立設
されている。
このように構成された椅子兼用ベツド装置によ
れば、第1図に示すように可動床板29を基体1
の収容部9内に収容し、この基体1の床板5上に
第1,第2のクツシヨン体6,7を重合載置する
とともに、背当板4に背当クツシヨン8を接合さ
せておけば、これを椅子として利用することがで
きる。
この椅子をベツドに変換する場合には、前板3
4に手を掛けてこれを前方へ引く。すると、ガイ
ド体11に対して第1の可動体13がスライド
し、この第1の可動体13に対して第2の可動体
15がスライドするから、上記第2の可動体15
に設けられた可動床板29が基体1の前方に突出
する。そして、第1,第2の可動体13,15を
ほぼストロークエンドまでスライドさせる。つま
り前板34を第2図に鎖線で示す位置までスライ
ドさせると、上記可動床板29に連結された第2
のリンク27の屈曲部27aが第1の可動体13
に固着された当接部材31に当接して第2図に矢
印で示す方向に回動上昇させられる。したがつ
て、この第2のリンク27の回動に可動床板29
が連動するから、この可動床板29が第1,第2
のリンク26,27によつて基体1の床板5と同
じ高さに保持される。このとき、第2のリンク2
7は枠体23に固着された第1の係止片32に当
接して第2図に示す状態よりも矢示方向に回動す
るのが阻止され、しかも第1のリンク26は基体
1の方向に向つて傾斜した状態となるから、可動
床板29はこの上面に加わる荷重によつて前後方
向に振れることがない。このように、可動床板2
9を上昇させたならば、前板34を第2図に鎖線
で示す位置から実線で示す位置までスライドさ
せ、これに第2の可動体15を連動させる。する
と、可動床板29の後端面が基体1の床板5の前
端面と接合するので、これら床板5,29によつ
て〓間のないベツド面が形成される。そののち、
基体1上に載置された第2のクツシヨン体7を可
動床板29上に移動して第1のクツシヨン体6と
並設すれば、ベツドへの変換が完了する。このよ
うなベツドによれば、基体1の床板5と可動床板
29との高さが同じで、しかもこれらの接合部分
に〓間が生じることがないから、これら床板5,
29がなす平面を良好なベツド面、つまり利用者
の寝心地を損なうことのないベツド面として利用
することができる。
また、ベツドから椅子に変換する場合には、可
動床板29上の第2のクツシヨン体7を除去して
からこの可動床板29を強制的に前方へスライド
させることにより、第1,第2のリンク26,2
7を反時計方向に回動させて上記可動床板29を
下降させる。つぎに、前板34が基体1の前面に
接合するまで第1,第2の可動体13,15をス
ライドさせれば、第1図に示すように椅子の状態
となる。
以上述べたようにこの考案によれば、基体に形
成された収容部から可動床板を引き出すと、この
可動床板が上記基体の床板とほぼ同じ高さで、か
つ基体の床板と接合して保持されるようにした。
したがつて、上記一対の床板がなす平面に〓間が
できたり、段差が生じるなどのことがないから、
これら床板がなす平面を利用者の寝心地を損なう
ことのない良好なベツド面として利用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は椅
子の状態の断面図、第2図はベツドに変換した状
態の断面図、第3図は第2図−線に沿う断面
図、第4図は第2図−線に沿う断面図、第5
図はガイド体と第1,第2の可動体との結合構造
の側面図、第6図は第5図−線に沿う断面図
である。 1……基体、5……床板、6,7……クツシヨ
ン体、9……収容部、13……第1の可動体、1
5……第2の可動体、26,27……リンク、2
9……可動床板、31……当接部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基本と、この基体の床板の下面側に形成された
    収容部に上記基体の前面から突出する方向にスラ
    イド自在に設けられた第1の可動体と、この第1
    の可動体にスライド自在に設けられた第2の可動
    体と、この第2の可動体にリンクによつて上昇自
    在に連結され上昇させたときに上記床板と接合し
    かつこの床板とほぼ面一に保持される可動床板
    と、上記第1の可動体に設けられこの第1の可動
    体と第2の可動体とを上記収容部から突出する方
    向にスライドさせたときに上記リンクに当接して
    このリンクを回動上昇させる当接部材と、上記基
    体の床板上に重合されて設けられ上記可動床板が
    上記基体の床板とほぼ面一に保持されたときにこ
    れら床板上に展開されるクツシヨン体とを具備し
    たことを特徴とする椅子兼用ベツド装置。
JP6674284U 1984-05-08 1984-05-08 椅子兼用ベツド装置 Granted JPS60178453U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6674284U JPS60178453U (ja) 1984-05-08 1984-05-08 椅子兼用ベツド装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP6674284U JPS60178453U (ja) 1984-05-08 1984-05-08 椅子兼用ベツド装置

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Publication Number Publication Date
JPS60178453U JPS60178453U (ja) 1985-11-27
JPS64133Y2 true JPS64133Y2 (ja) 1989-01-05

Family

ID=30599927

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JP6674284U Granted JPS60178453U (ja) 1984-05-08 1984-05-08 椅子兼用ベツド装置

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JP (1) JPS60178453U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006296612A (ja) * 2005-04-19 2006-11-02 Iura Co Ltd ベッド

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006296612A (ja) * 2005-04-19 2006-11-02 Iura Co Ltd ベッド
JP4517151B2 (ja) * 2005-04-19 2010-08-04 株式会社いうら ベッド

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JPS60178453U (ja) 1985-11-27

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