JP2553414Y2 - ソファ−ベッド装置 - Google Patents

ソファ−ベッド装置

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JP2553414Y2
JP2553414Y2 JP353193U JP353193U JP2553414Y2 JP 2553414 Y2 JP2553414 Y2 JP 2553414Y2 JP 353193 U JP353193 U JP 353193U JP 353193 U JP353193 U JP 353193U JP 2553414 Y2 JP2553414 Y2 JP 2553414Y2
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JP
Japan
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sofa
cushion body
bed
cushion
backrest
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JP353193U
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JPH0661155U (ja
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英樹 岩下
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France Bed Co Ltd
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France Bed Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はソファ−およびベッド
として利用することができるソファ−ベッド装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、ソファ−ベッド装置はフレ−ム
を有し、このフレ−ムの上面前側には座部が固定されて
設けられている。上記フレ−ムの上面後側には背もたれ
部が上記座部に対して起伏自在に連結されている。
【0003】このような構成のソファ−ベッド装置は、
上記背もたれ部を起立方向に回動させることでソファ−
として利用することができ、ほぼ水平に倒伏させること
で背もたれ部と上記座部との面がなす平面をベッド面と
して利用することができるようになっている。
【0004】従来のソファ−ベッド装置は、ベッドとし
て利用する場合、そのベッド面は、通常、矩形状である
ことが要求されるから、座部および背もたれ部はこれら
の平面形状を細長い矩形状にし、これら両者を水平に接
合したときに、所定の大きさの矩形状のベッド面が得ら
れるようにしている。座部と背もたれ部とが細長い矩形
状で、フレ−ムの前後方向に沿って設けられた構成であ
ると、ソファ−に変換したときの平面形状は細長い矩形
状とないる。
【0005】ところで、上記ソファ−を部屋のL字状の
コ−ナ部に設置して利用したい場合、その平面形状がL
字状である方が室内のスペ−スの有効利用や美観などの
点から好ましい。従来のソファ−ベッド装置は上述した
ごとく矩形状のベッド面が得られる構成であって、しか
もソファ−に変換したときにその平面形状がL字状をな
す構成とはなっていないため、部屋のコ−ナ部などに設
置するには不向きな場合があった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】このように、従来のソ
ファ−ベッド装置はソファ−に変換した場合にその平面
形状が細長い矩形状であるため、部屋のコ−ナ部に設置
して使用するときなどには不向きなことがあった。
【0007】この考案は上記事情に基づきなされたもの
で、その目的とするところは、ベッドからソファ−に変
換した場合、その平面形状がほぼL字状となるソファ−
ベッド装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの考案は、平面形状がほぼL字状をなすソファ−と
して利用することができるソファ−ベッド装置におい
て、後側と幅方向一端側とが起伏自在な背もたれ部に形
成され前側の残りの部分が座部に形成された第1のクッ
ション体と、後側が起伏自在な背もたれ部に形成され前
側が座部に形成された第2のクッション体と、これらク
ッション体が前端側を接合させたベッドの状態から上記
第2のクッション体の幅方向一端側を上記第1のクッシ
ョン体の幅方向一端側の前端側に接合させたソファ−の
状態との間で上記第1のクッション体と第2のクッショ
ン体とを相対的に移動自在に連結したリンク機構とを具
備したことを特徴とする。
【0009】
【作用】第2のクッション体の幅方向一端側を第1のク
ッション体の幅方向一端側の前端側に接合させること
で、これらクッション体は平面形状がほぼL字状をなし
たソファ−として使用することができる状態に変換され
る。
【0010】
【実施例】以下、この考案の一実施例を図面を参照して
説明する。
【0011】この考案のソファ−ベッド装置は図1乃至
図3に示すように第1のクッション体1と第2のクッシ
ョン体2とを備えている。第1のクッション体1は図4
と図5に示すようにパイプ材を矩形枠状に形成した第1
のフレ−ム3を有する。この第1のフレ−ム3には下面
四隅部にそれぞれキャスタ4が設けられ、上面の前部側
には幅寸法がこのフレ−ム3の幅寸法よりも短い幅寸法
の座部5が固定して設けられている。
【0012】上記座部5の後端側には、この座部5の幅
寸法よりも長尺な第1の背もたれ部6が一対の第1のヒ
ンジ7によって起伏自在かつ所定の角度で保持可能に連
結され、幅方向一端側の上記第1の背もたれ部6の一端
側が突出した、上記座部5の幅方向一端側には第2の背
もたれ部8が一対の第2のヒンジ9によって起伏自在か
つ所定の角度で保持可能に連結されている。
【0013】上記座部5および第1、第2の背もたれ部
6、8は図6に示すようにそれぞれ各部に分割された木
枠10aと、各部の木枠10aの全体にわたって設けら
れたシ−ト状のクッション材10bと、このクッション
材10bを被覆した外装地10cとから形成されてい
る。クッション材10bおよび外装地10cは、図5に
示す第1の背もたれ部6の一端部下側と、第2の背もた
れ部8の一側とが対向する部分で、これら各背もたれ部
7、9が独立して起伏できるよう分断されている。
【0014】上記第2のクッション体2は、図7に示す
ように第1のクッション体1と同様、パイプ材を矩形枠
状に形成した第2のフレ−ム11を有する。この第2の
フレ−ム11には、下面四隅部にそれぞれキャスタ12
が設けられ、上面の前部側には上記フレ−ム11の幅寸
法よりも長尺な座部13が固定して設けられている。こ
の座部13の後端側には、座部13と幅寸法がほぼ同じ
に形成された背もたれ部14が一対の第3のヒンジ20
によって起伏自在かつ所定の角度で保持可能に連結され
ている。
【0015】この第2のクッション体2の座部13と背
もたれ部14も、図7に示す上記第1のクッション体1
の各部と同様、木枠10a、クッション材10bおよび
外装地10cから構成されている。
【0016】なお、上記第1のクッション体1と第2の
クッション体2とは、各背もたれ部を水平に倒伏させた
時に形成される矩形状の平面の大きさがほぼ等しくなる
よう設定され、また高さもほぼ同じになるよう設定され
ている。
【0017】上記第1のクッション体1の第1のフレ−
ム3と、第2のクッション体2の第2のフレ−ム11と
は、図3と図4に示すようにリンク機構を構成する第1
のリンク15と第2のリンク16とによって相対的に移
動自在に連結されている。
【0018】すなわち、第1のフレ−ム3には図4に示
すように前後方向やや後側寄りに幅方向に沿って第1の
帯状部材17が架設され、幅方向の一端側となる、第2
の背もたれ部7側には上記第1の帯状部材17の一端部
側と第1のフレ−ム3の前側との間に第2の帯状部材1
8が架設されている。
【0019】上記第1のリンク15の一端は上記第2の
帯状部材18の中途部に第1のピン20aによって回動
自在に連結され、上記第2のリンク16の一端は上記第
1の帯状部材17の他端部側に第2のピン20bによっ
て回動自在に連結されている。
【0020】上記第1のリンク15の他端は第2のフレ
−ム11の幅方向一側の前端側に第3のピン20cによ
って回動自在に連結され、上記第2のリンク16の他端
は上記第2のフレ−ム11の幅方向一側の前端側に第4
のピン20dによって回動自在に連結されている。それ
によって、第2のフレ−ム11、つまり第2のクッショ
ン体2は、第1のクッション体1に対して図3と図4に
実線で示す互いの先端側を接合させた(フレ−ム3と1
1の一側は離間している。)状態から、鎖線で示す第1
のクッション体1の前面側に幅方向一端側を接合させた
状態へ移動させることができる。なお、第2のフレ−ム
11にも、その幅方向に沿って第3の帯状部材17が架
設されている。
【0021】図8(a)〜(c)は第1のリンク15と
第2のリンク16の動きを説明しており、同図(a)は
第1のフレ−ム3と第2のフレ−ム11とが互いの前端
側となる一側を対向させた状態にあり、同図(c)は
(a)の状態から第2のフレ−ム11を移動させた状態
を示す。同図(b)は第2のフレ−ム11を(a)の状
態から(c)の状態へ移動させる間に第1のリンク15
と第2のリンク16との他端が移動する軌跡を示してい
る。すなわち、同図(b)に示すように第1のリンク1
5の他端は軌跡Xに沿ってA点からA´点へ移動し、第
2のリンク16の他端は軌跡Yに沿ってB点からB´点
へ移動することを示している。
【0022】つぎに、上記構成のソファ−ベッド装置を
使用する場合について説明する。まず、図2に示すよう
に第1のクッション体1と第2のクッション体2とを、
これらの背もたれ部7、8および14を水平に倒伏さ
せ、かつ座部5、13の前面側を接合させた状態に配置
する。それによって、上記第1のクッション体1の座部
5と第1、第2の背もたれ部6、8が矩形状の平面をな
し、第2のクッション体2の座部13と背もたれ部14
とが同じく矩形状の平面をなすから、これらの平面が水
平に接合されて所定の大きさとなった、矩形状のベッド
面を有するベッドBに変換される。つまり、第1のクッ
ション体1と第2のクッション体2とをベッドBに変換
して利用することができる。
【0023】ベッドBの状態からソファ−Sへ変換する
場合には、第1のクッション体1の前面側に図3に実線
で示すように対向した第2のクッション体2を、第1の
リンク15と第2のリンク16とを図4に矢印で示す方
向に回動させながら同図の実線の状態から鎖線で示す状
態に移動させる。つまり、第1のクッション体1の座部
5の前面側に第2のクッション体2の座部13の幅方向
一端側を接合させる。
【0024】その状態で、第1のクッション体1の第1
の背もたれ部6と第2の背もたれ部8とを起立させ、ま
た第2のクッション体2の背もたれ部14を起立させれ
ば、これら第1、第2のクッション体1、2がそれぞれ
ソファ−に変換されるから、全体として図2に示すベッ
ドBから図1に示すソファ−Sへ変換されることにな
る。このソファ−Sの状態において、第1のクッション
体1がなすソファ−と第2のクッション体2がなすソフ
ァ−とがL字状に配置されているから、全体の平面形状
もL字状となる。
【0025】つまり、上記構成のソファ−ベッド装置に
よれば、ベッドBとして利用する場合には矩形状のベッ
ド面を形成することができ、ソファ−Sとして利用する
場合にはその平面形状をL字状とすることができる。そ
のため、ソファ−Sとして利用する場合、部屋のコ−ナ
部に配置するのに好適する形状にできる。
【0026】また、このソファ−ベッド装置は、平面形
状がL字状をなすソファ−Sとして利用できるようにす
るため、第1のクッション体1と第2のクッション体2
とから構成したが、これらクッション体1、2は第1の
リンク15と第2のリンク16とで相対的に移動自在に
連結されている。そのため、ベッドBからソファ−Sあ
るいはその逆の変換を行う場合、第1のクッション体1
と第2のクッション体2との相対的な移動が上記リンク
15、16によって設定されるから、その移動を容易か
つ確実に行うことができるばかりか、ベッドBの状態あ
るいはソファ−Sの状態において相対的に位置決めされ
た第1のソファ−1と第2のソファ−2とが位置ずれ、
とくに離間して大きな隙間が生じるのを防止できる。つ
まり、ベッドBあるいはソファ−Sとして使用する場
合、使用中に各クッション体1、2がずれて機能が損な
われるようなことがない。
【0027】上記実施例では第2のクッション体2を移
動させてベッドからソファ−あるいはその逆に変換する
場合について説明したが、第1のクッション体1を移動
させて変換するようにしてもよい。
【0028】また、第1のクッション体1を第1の背も
たれ部6と第2の背もたれ部8を有する構造としたが、
第2のクッション体2と同様、1つの背もたれ部だけの
構造であってもよい。
【0029】
【考案の効果】以上述べたようにこの考案は、それぞれ
背もたれ部が起伏自在に設けられた第1のクッション体
と第2のクッション体とを、これらクッション体が前端
側を接合させたベッドの状態から上記第2のクッション
体の幅方向一端側を上記第1のクッション体の幅方向一
端側の前端側に接合させたソファ−の状態との間で移動
できるよう、リンク機構によって連結した。
【0030】そのため、矩形状のベッド面を有するベッ
ドの状態と、平面形状がL字状をなしたソファ−の状態
とに変換して利用することができるから、たとえばソフ
ァ−として部屋のコ−ナ部にスペ−スや美観などの点で
好ましい状態に配置できる。
【0031】しかも、第1のクッション体と第2のクッ
ション体とをリンク機構によって移動自在に連結した。
そのため、ベッドとソファ−との相互変換に際して各ク
ッション体を移動させたときの軌跡が設定されるから、
その変換を容易かつ確実に行うことができ、しかも使用
中に各クッション体がずれ動いて大きく離間するのが防
止されるということもある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示すソファ−の状態の斜
視図。
【図2】同じくベッドの状態の斜視図。
【図3】同じくベッドからソファ−へ変換するときの第
2のクッション体の動きを説明するための平面図。
【図4】同じく第1、第2のクッション体のフレ−ムを
示す平面図。
【図5】同じく第1のクッション体の平面図。
【図6】同じく図5のM−M線に沿う断面図。
【図7】同じく第2のクッション体の平面図。
【図8】同じく(a)〜(c)はソファ−からベッドに
変換する場合の第2のフレ−ムの動きの説明図。
【符号の説明】
1…第1のクッション体、2…第2のクッション体、
6、8、14…背もたれ部、5、13…座部、15、1
6…リンク(リンク機構)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面形状がほぼL字状をなすソファ−と
    して利用することができるソファ−ベッド装置におい
    て、後側と幅方向一端側とが起伏自在な背もたれ部に形
    成され前側の残りの部分が座部に形成された第1のクッ
    ション体と、後側が起伏自在な背もたれ部に形成され前
    側が座部に形成された第2のクッション体と、これらク
    ッション体が前端側を接合させたベッドの状態から上記
    第2のクッション体の幅方向一端側を上記第1のクッシ
    ョン体の幅方向一端側の前端側に接合させたソファ−の
    状態との間で上記第1のクッション体と第2のクッショ
    ン体とを相対的に移動自在に連結したリンク機構とを具
    備したことを特徴とするソファ−ベッド装置。
JP353193U 1993-02-09 1993-02-09 ソファ−ベッド装置 Expired - Lifetime JP2553414Y2 (ja)

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JP353193U JP2553414Y2 (ja) 1993-02-09 1993-02-09 ソファ−ベッド装置

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JP353193U JP2553414Y2 (ja) 1993-02-09 1993-02-09 ソファ−ベッド装置

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Publication Number Publication Date
JPH0661155U JPH0661155U (ja) 1994-08-30
JP2553414Y2 true JP2553414Y2 (ja) 1997-11-05

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