JPH0620692Y2 - 車両のシート装置 - Google Patents

車両のシート装置

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JPH0620692Y2
JPH0620692Y2 JP12981188U JP12981188U JPH0620692Y2 JP H0620692 Y2 JPH0620692 Y2 JP H0620692Y2 JP 12981188 U JP12981188 U JP 12981188U JP 12981188 U JP12981188 U JP 12981188U JP H0620692 Y2 JPH0620692 Y2 JP H0620692Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cushion
door
cushion portion
seat
seat device
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Application number
JP12981188U
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JPH0251138U (ja
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武雄 藤田
武志 江原
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UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は車両のシート装置の改良に関する。
(従来の技術) トラックなどにおいて、キヤブ内の左右方向に並設した
複数のシートを運転者などの休息用のレスティングシー
トとして利用できるようにしたものが知られている(実
開昭56−131235号、同57−204229号、
同60−38836号公報参照)。
第3図において、1〜3はキヤブ内の左右方向に並設し
た複数のシートで、このうち外側(ドア4側)シート3
のクッション部5はドア4と反対側の側辺を支点として
回動(起伏)可能に設けられる。
そして、運転者などは休息時、外側シート3のクッショ
ン部5を起こして、支持手段(図示せず)により所定の
傾斜角に保持すれば良く、これにより外側シート3のク
ッション部5を背もたれとして、ほかのシート1,2の
クッション部6,7の上で足を伸ばして座ることが可能
となる。
(考案が解決しようとする課題) ところで、このようなシート装置にあっては、レスティ
ングシートとしての使用時、図示のように外側シート3
の斜めに起立するクッション部5とドア4の間に空間が
でき、その分休息するためのスペースが狭くなるため、
限られた車内居住空間の有効利用に欠けるという問題点
があった。そのため、クッション部5の側面(起立状態
でのクッション部5上端面)に着脱可能なヘッドレスト
を付設することが考えられるが、その場合クッション部
5内に例えばヘッドレストの脚を挿入するためのパイプ
など支持部材を設けなければならず、このため製作コス
トが高くなると共に、パイプなどによりクッション部5
のクッション性も損なわれるという心配があった。
(課題を解決するための手段) この考案はこのような問題点を解決するため、キヤブ内
の左右方向に並設した複数のシートとからなり、外側シ
ートのクッション部をドア側と反対の一側辺を支点とし
て回動可能に構成する一方、このクッション部を上下に
重合可能な2部材に分割し、これらをドア側の側辺で展
開可能にヒンジ結合すると共に、下側のクッション部材
にクッション部の起立状態でこれを展開したときにドア
に係合する段部を設ける。
(作用) 運転者などは休息時、外側シートのクッション部を斜め
に起立させると共に、このクッション部の下側クッショ
ン部材を展開し、係止段部を介してドアに立て掛ければ
良く、これにより下側クッション部材がヘッドレストな
どとして有効利用でき、また休息するためのスペースも
拡大するため、従来に比べて無理なくゆったりとした自
然な姿勢で休むことが可能となる。
(実施例) 第1,2図において、10はキャブ内の左右方向に並設
した複数のシートのうち、ドア側に位置する外側シート
で、そのクッション部11はドア12と反対側の側辺を
支点として回動(起伏)可能に設けられる。
クッション部11はこの場合、上下に重合可能に分割し
た2部材11A,11Bとからなり、これらのクッショ
ン部材11A,11Bは互いにドア12側の側辺でヒン
ジ13を介して展開可能に結合される。そして、クッシ
ョン部材11A,11Bの合せ面には展開時(クッショ
ン部材11Bはベッドレストとしてクッション部材11
Aを延長する)にクッション部材11Bの先端部をドア
12の窓枠部分に係合させる段部14が設けられる。1
5は隣接するシート16のクッション部を示す。
このような構成により、運転者などはキャブ内で休息す
るとき、第2図で示したように外側シート10のクッシ
ョン部11をドア12と反対側の側辺を支点として斜め
に起立させると共に、このクッション部11のクッショ
ン部材11Bを展開し、段部14を介してドア12に立
て掛ければ良く、この状態でクッション部材11Bが背
もたれとしてのクッション部11を延長するヘッドレス
トなどとなり、また休息するためのスペースも拡大する
ため、従来に較べて無理なくゆったりとした自然な姿勢
で休むことが可能となる。
ところで、この実施例によればクッション部材11Bが
既述のようにヘッドレストとして有効利用できるほか、
クッション部11を斜め起立状態に支持する手段ともな
るため、クッション部11に着脱可能なヘッドレストを
別途に用意する必要がなく、またクッション部11を斜
め起立状態に係止する支持手段の不要化も図れる。
(考案の効果) 以上要するにこの考案によれば、キヤブ内の左右方向に
並設した複数のシートとからなり、外側シートのクッシ
ョン部をドア側と反対の一側辺を支点として回動可能に
構成する一方、このクッション部を上下に重合可能な2
部材に分割し、これらをドア側の側辺で展開可能にヒン
ジ結合すると共に、下側のクッション部材にクッション
部の起立状態でこれを展開したときにドアに係合する段
部を設けたので、レスティングシートとしての使用時に
外側シートのクッション部の一部クッション部材がヘッ
ドレストとして有効利用できるため、無理なくゆったり
とした自然な姿勢で休息することが可能となり、また別
途にヘッドレストを用意する必要がなく、製作コストな
どの面で有利となるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す一部斜視図、第2図は
同じくレスティングシートとしての使用状態説明図、第
3図は従来技術の説明図である。 10…外側シート、11…クッション部、11A,11
B…クッション部材、12…ドア、13…ヒンジ、14
…段部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】キヤブ内の左右方向に並設した複数のシー
    トとからなり、外側シートのクッション部をドア側と反
    対の一側辺を支点として回動可能に構成する一方、この
    クッション部を上下に重合可能な2部材に分割し、これ
    らをドア側の側辺で展開可能にヒンジ結合すると共に、
    下側のクッション部材にクッション部の起立状態でこれ
    を展開したときにドアに係合する段部を設けたことを特
    徴とする車両のシート装置。
JP12981188U 1988-10-03 1988-10-03 車両のシート装置 Expired - Lifetime JPH0620692Y2 (ja)

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JP12981188U JPH0620692Y2 (ja) 1988-10-03 1988-10-03 車両のシート装置

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JP12981188U JPH0620692Y2 (ja) 1988-10-03 1988-10-03 車両のシート装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0251138U JPH0251138U (ja) 1990-04-10
JPH0620692Y2 true JPH0620692Y2 (ja) 1994-06-01

Family

ID=31384432

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JP12981188U Expired - Lifetime JPH0620692Y2 (ja) 1988-10-03 1988-10-03 車両のシート装置

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