JPH0423061Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0423061Y2 JPH0423061Y2 JP1987022774U JP2277487U JPH0423061Y2 JP H0423061 Y2 JPH0423061 Y2 JP H0423061Y2 JP 1987022774 U JP1987022774 U JP 1987022774U JP 2277487 U JP2277487 U JP 2277487U JP H0423061 Y2 JPH0423061 Y2 JP H0423061Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- cushion
- auxiliary
- vehicle
- passenger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000284 resting effect Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 description 1
- 230000002040 relaxant effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
《産業上の利用分野》
この考案は、車両用シート、特に安楽姿勢を取
ることができる車両用シートに関する。
ることができる車両用シートに関する。
《従来の技術》
第６図に示すように、トラツク等の車両におい
ては、運転席ａ、補助席ｂおよび助手席ｃの順に
車両用シートｄが配置されている。このような車
両用シートｄは、一般に十分な安楽姿勢を得るよ
うに形成されていない。
ては、運転席ａ、補助席ｂおよび助手席ｃの順に
車両用シートｄが配置されている。このような車
両用シートｄは、一般に十分な安楽姿勢を得るよ
うに形成されていない。
そこで、インストルメントパネル等にフツトレ
ストを取付けて、十分な安楽姿勢を得るように構
成したものが提案されている。
ストを取付けて、十分な安楽姿勢を得るように構
成したものが提案されている。
《考案が解決しようとする問題点》
しかしながら、フツトレストをインストルメン
トパネルに取付ける構成においては、フツトレス
トを利用しないときに、フツトレストを車室内に
適宜収納保管する必要があり、限られた車室内空
間内部で収納保管するスペースを確保することは
困難であつた。
トパネルに取付ける構成においては、フツトレス
トを利用しないときに、フツトレストを車室内に
適宜収納保管する必要があり、限られた車室内空
間内部で収納保管するスペースを確保することは
困難であつた。
そこで、この考案の目的は、乗員が休息時の安
楽感を得るに足る十分なスペースを確保すること
ができ、不必要時には通常の座席として使用する
ことができる車両用シートを提供することにあ
る。
楽感を得るに足る十分なスペースを確保すること
ができ、不必要時には通常の座席として使用する
ことができる車両用シートを提供することにあ
る。
《問題点を解決するための手段》
この目的を達成するために、この考案の車両用
シートは、少なくとも順に運転席、補助席および
助手席を配置して構成し、前記助手席のシートク
ツシヨンをスライド装置により所定距離前進可能
に設けるとともに、前記補助席のシートクツシヨ
ンをヒンジを介して前記助手席側に横倒し可能に
配置して、前記補助席のシートクツシヨンを、前
記助手席のシートクツシヨンを所定距離前進させ
た後の場所に横倒しさせるようにしたことを特徴
とする。
シートは、少なくとも順に運転席、補助席および
助手席を配置して構成し、前記助手席のシートク
ツシヨンをスライド装置により所定距離前進可能
に設けるとともに、前記補助席のシートクツシヨ
ンをヒンジを介して前記助手席側に横倒し可能に
配置して、前記補助席のシートクツシヨンを、前
記助手席のシートクツシヨンを所定距離前進させ
た後の場所に横倒しさせるようにしたことを特徴
とする。
《作用》
助手席のシートクツシヨンを前進させた後の場
所に補助席のシートクツシヨンを横倒しして設置
することにより、乗員は助手席および補助席のシ
ートクツシヨンを共にほぼ同一面として利用する
ことができ、休息時の安楽感を得るのに十分なス
ペースを確保することができる。
所に補助席のシートクツシヨンを横倒しして設置
することにより、乗員は助手席および補助席のシ
ートクツシヨンを共にほぼ同一面として利用する
ことができ、休息時の安楽感を得るのに十分なス
ペースを確保することができる。
《実施例》
以下、この考案の一実施例について図面を参照
して説明する。
して説明する。
第１図に示すように、この考案の車両用シート
１は、トラツク用の座席に適用するもので、一般
にフロアパネル２を一段高くしてある段部２ａに
運転席３、補助席４そして助手席５の順に配置さ
れており、シートクツシヨン６，７，８と、シー
トクツシヨン６，７，８後部に設けられて、前方
に傾倒可能なシートバツク９，１０，１１とによ
り構成されている。各シートバツク９，１０，１
１の側面下端部には回動軸１２が植設され、この
回動軸１２は、フロアパネル段部２ａの後端部に
取付けられたブラケツト１３に回動可能に取付け
られている。
１は、トラツク用の座席に適用するもので、一般
にフロアパネル２を一段高くしてある段部２ａに
運転席３、補助席４そして助手席５の順に配置さ
れており、シートクツシヨン６，７，８と、シー
トクツシヨン６，７，８後部に設けられて、前方
に傾倒可能なシートバツク９，１０，１１とによ
り構成されている。各シートバツク９，１０，１
１の側面下端部には回動軸１２が植設され、この
回動軸１２は、フロアパネル段部２ａの後端部に
取付けられたブラケツト１３に回動可能に取付け
られている。
この考案の車両用シート１は、第２図に示すよ
うに、助手席５のシートクツシヨン８は前後方向
にスライド可能に配置され、補助席４のシートク
ツシヨン７はヒンジ部２５を介して助手席５側に
横倒し可能に配置されている。
うに、助手席５のシートクツシヨン８は前後方向
にスライド可能に配置され、補助席４のシートク
ツシヨン７はヒンジ部２５を介して助手席５側に
横倒し可能に配置されている。
助手席５のシートクツシヨン８は、シートスラ
イドレールと同様な構成のスライド装置２３によ
り、前進可能に設けられている。シートクツシヨ
ン８の裏面両側部には、前後部間を通る一対のア
ツパーレール１４がシートクツシヨン８後部から
若干突出するように固定され、このシートクツシ
ヨン８が配置されるフロアパネル段部２ａには、
アツパーレール１４にスライド嵌合される一対の
ロアレール１５が固定されている。
イドレールと同様な構成のスライド装置２３によ
り、前進可能に設けられている。シートクツシヨ
ン８の裏面両側部には、前後部間を通る一対のア
ツパーレール１４がシートクツシヨン８後部から
若干突出するように固定され、このシートクツシ
ヨン８が配置されるフロアパネル段部２ａには、
アツパーレール１４にスライド嵌合される一対の
ロアレール１５が固定されている。
そして、第３図に示すようにフロアパネル段部
２ａに固定されたブラケツト１６にピン１７を介
してフツク１８が回動可能に軸着され、先端をシ
ートクツシヨン８の側面に突設された係止ピン１
９に係合することにより、シートクツシヨン８を
通常位置に保持している。
２ａに固定されたブラケツト１６にピン１７を介
してフツク１８が回動可能に軸着され、先端をシ
ートクツシヨン８の側面に突設された係止ピン１
９に係合することにより、シートクツシヨン８を
通常位置に保持している。
また、アツパーレール１４の後端には、下方向
に突出するように設けられたストツパー（不図
示）が、ロアレール１５前端に設けられた突起
（不図示）に当たることにより、シートクツシヨ
ン８を最前方へスライドさせた際に脱落しないよ
うになつている。
に突出するように設けられたストツパー（不図
示）が、ロアレール１５前端に設けられた突起
（不図示）に当たることにより、シートクツシヨ
ン８を最前方へスライドさせた際に脱落しないよ
うになつている。
シートクツシヨン８裏面にはコ字状の支脚２０
が折畳み展開可能に軸支されており、この支脚２
０を展開時にほぼ直角に保持するロツク装置（不
図示）を設けている。
が折畳み展開可能に軸支されており、この支脚２
０を展開時にほぼ直角に保持するロツク装置（不
図示）を設けている。
一方、補助席４のシートクツシヨン７は、通常
時に使用する第１シート部７ａと、その裏面に設
けられ、安楽時に使用する第２シート部７ｂとか
らなり、そのシートクツシヨンフレームを両側か
らパツド材で挟んだ後、トリムカバーで表面を覆
うことにより形成される。このように形成された
シートクツシヨン７の助手席５側の前後面には、
ヒンジ部２５が設けられている。ヒンジ部２５
は、第１図に示すように助手席５側の端部に植設
された回動軸２１と、この回動軸２１が回動可能
に取付けられるフロアパネル段部２ａに固定され
たブラケツト２２とからなる。
時に使用する第１シート部７ａと、その裏面に設
けられ、安楽時に使用する第２シート部７ｂとか
らなり、そのシートクツシヨンフレームを両側か
らパツド材で挟んだ後、トリムカバーで表面を覆
うことにより形成される。このように形成された
シートクツシヨン７の助手席５側の前後面には、
ヒンジ部２５が設けられている。ヒンジ部２５
は、第１図に示すように助手席５側の端部に植設
された回動軸２１と、この回動軸２１が回動可能
に取付けられるフロアパネル段部２ａに固定され
たブラケツト２２とからなる。
以上のような構成の車両用シート１を第１図に
示す通常使用状態から安楽時に使用するシートに
組替えるには、先ず、助手席５のフツク１８をシ
ートクツシヨン８のピン１９から掛け外し、シー
トクツシヨン８を最前方へ移動させ、支脚２０を
ロツク装置が作動するまで起こす。
示す通常使用状態から安楽時に使用するシートに
組替えるには、先ず、助手席５のフツク１８をシ
ートクツシヨン８のピン１９から掛け外し、シー
トクツシヨン８を最前方へ移動させ、支脚２０を
ロツク装置が作動するまで起こす。
次いで、補助席４のシートクツシヨン７を助手
席５のシートクツシヨン８が移動した後の位置に
横倒しすることにより、第４図に示すような組立
完成状態を得ることができる。
席５のシートクツシヨン８が移動した後の位置に
横倒しすることにより、第４図に示すような組立
完成状態を得ることができる。
また、さらに第５図に示すように補助席４のシ
ートバツク１０を前倒しすることによつて、シー
トバツク１０裏面と組立完成時のシートクツシヨ
ン７，８をほぼ同一面にすることができるので、
安楽時のスペースをより拡大することができる。
このシートバツク１０の背面は、コンソールボツ
クスを取付けて小物入れとしてもよく、パツド材
を内装してクツシヨンとして利用してもよい。
ートバツク１０を前倒しすることによつて、シー
トバツク１０裏面と組立完成時のシートクツシヨ
ン７，８をほぼ同一面にすることができるので、
安楽時のスペースをより拡大することができる。
このシートバツク１０の背面は、コンソールボツ
クスを取付けて小物入れとしてもよく、パツド材
を内装してクツシヨンとして利用してもよい。
《考案の効果》
以上、説明したように、この考案の車両用シー
トは、助手席のシートクツシヨンを前進させた後
の場所に補助席のシートクツシヨンを横倒しして
設置することにより、乗員が休息時の安楽を得る
に十分なスペースおよび姿勢を確保することがで
きる。しかも、乗員は足を伸ばした状態で休息で
きるので、より快適な休息状態を得ることが可能
である。
トは、助手席のシートクツシヨンを前進させた後
の場所に補助席のシートクツシヨンを横倒しして
設置することにより、乗員が休息時の安楽を得る
に十分なスペースおよび姿勢を確保することがで
きる。しかも、乗員は足を伸ばした状態で休息で
きるので、より快適な休息状態を得ることが可能
である。
しかも、この考案は、助手席のシートクツシヨ
ンを前進させた後の場所に補助席のシートクツシ
ヨンを横倒しして設置した場合でも、助手席のシ
ートバツクは、傾倒せず、すべての部分が本来の
位置にそのまま設置されているので、背当てとし
てそのまま使用でき、乗員の快適休息を益々助長
し、さらに乗員の着座姿勢の選択幅を広げること
となる。
ンを前進させた後の場所に補助席のシートクツシ
ヨンを横倒しして設置した場合でも、助手席のシ
ートバツクは、傾倒せず、すべての部分が本来の
位置にそのまま設置されているので、背当てとし
てそのまま使用でき、乗員の快適休息を益々助長
し、さらに乗員の着座姿勢の選択幅を広げること
となる。
また、この考案では、補助席のシートクツシヨ
ンを横倒した後は、この部位が空くこととなり、
もしこの空いた部位に補助席のシートバツクを傾
倒させれば、更に乗員の着座姿勢の選択幅を広げ
ることとなる。
ンを横倒した後は、この部位が空くこととなり、
もしこの空いた部位に補助席のシートバツクを傾
倒させれば、更に乗員の着座姿勢の選択幅を広げ
ることとなる。
第１図はこの考案の一実施例による車両用シー
トの通常使用状態を示す斜視図、第２図は同車両
用シートを組替える過程を示す斜視図、第３図は
同車両用シートのシートバツクおよびシートクツ
シヨンの取付構造を示す側面図、第４図は同車両
用シートの組替え完成状態を示す斜視図、第５図
は第４図に示す組替え完成状態の同車両用シート
の安楽用スペースをさらに拡張した状態を示す斜
視図、第６図はこの考案に係る従来の車両用シー
トの一例を示す斜視図である。 １……車両用シート、３……運転席、４……補
助席、５……助手席、６，７，８……シートクツ
シヨン、９，１０，１１……シートバツク、２３
……スライド装置、２５……ヒンジ部。
トの通常使用状態を示す斜視図、第２図は同車両
用シートを組替える過程を示す斜視図、第３図は
同車両用シートのシートバツクおよびシートクツ
シヨンの取付構造を示す側面図、第４図は同車両
用シートの組替え完成状態を示す斜視図、第５図
は第４図に示す組替え完成状態の同車両用シート
の安楽用スペースをさらに拡張した状態を示す斜
視図、第６図はこの考案に係る従来の車両用シー
トの一例を示す斜視図である。 １……車両用シート、３……運転席、４……補
助席、５……助手席、６，７，８……シートクツ
シヨン、９，１０，１１……シートバツク、２３
……スライド装置、２５……ヒンジ部。
Claims (1)
- シートクツシヨン後部にシートバツクを前倒し
可能に設けた車両用シートであつて、前記車両用
シートは、少なくとも順に運転席、補助席および
助手席を配置して構成し、前記助手席のシートク
ツシヨンをスライド装置により所定距離前進可能
に設けるとともに、前記補助席のシートクツシヨ
ンをヒンジを介して前記助手席側に横倒し可能に
配置して、前記補助席のシートクツシヨンを、前
記助手席のシートクツシヨンを所定距離前進させ
た後の場所に横倒しさせるようにしたことを特徴
とする車両用シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987022774U JPH0423061Y2 (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987022774U JPH0423061Y2 (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63130337U JPS63130337U (ja) | 1988-08-25 |
| JPH0423061Y2 true JPH0423061Y2 (ja) | 1992-05-28 |
Family
ID=30820475
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987022774U Expired JPH0423061Y2 (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0423061Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5250188B2 (ja) * | 2006-08-25 | 2013-07-31 | 日産ライトトラック株式会社 | キャブのシート構造 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57158527U (ja) * | 1981-03-27 | 1982-10-05 |
-
1987
- 1987-02-20 JP JP1987022774U patent/JPH0423061Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63130337U (ja) | 1988-08-25 |
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