JPH0834270A - 車両用シート - Google Patents
車両用シートInfo
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- JPH0834270A JPH0834270A JP19005394A JP19005394A JPH0834270A JP H0834270 A JPH0834270 A JP H0834270A JP 19005394 A JP19005394 A JP 19005394A JP 19005394 A JP19005394 A JP 19005394A JP H0834270 A JPH0834270 A JP H0834270A
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- Japan
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- seat
- vehicle
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 シート本体の下方に荷物や後席着座者の足を
置くことができるスペースを十分に確保する。シートク
ッションの下方の清掃を容易にする。ベースフレームを
簡易迅速に水平状態を確保して固着する。組付作業を簡
易迅速に行う。 【構成】 車室の車室側壁１２に一端１５ａが固定され
た横方向に延びる支持フレーム１５にベースフレーム３
１を片持ち支持する。支持フレーム１５の一端１５ａ上
部に逆Ｕ字状の係合部１７を形成する。固定ブラケット
１３の垂直板部１３ｂに支持フレーム１５の係合部１７
を係合固着する。ベースフレーム３１に前記支持フレー
ム１５と嵌合する凹部３３を形成する。支持フレーム１
５とベースフレーム３１とをボルト３５止めする。
置くことができるスペースを十分に確保する。シートク
ッションの下方の清掃を容易にする。ベースフレームを
簡易迅速に水平状態を確保して固着する。組付作業を簡
易迅速に行う。 【構成】 車室の車室側壁１２に一端１５ａが固定され
た横方向に延びる支持フレーム１５にベースフレーム３
１を片持ち支持する。支持フレーム１５の一端１５ａ上
部に逆Ｕ字状の係合部１７を形成する。固定ブラケット
１３の垂直板部１３ｂに支持フレーム１５の係合部１７
を係合固着する。ベースフレーム３１に前記支持フレー
ム１５と嵌合する凹部３３を形成する。支持フレーム１
５とベースフレーム３１とをボルト３５止めする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば鉄道車両等に乗
物用座席として用いて好適な車両用シートに関し、更に
詳細に説明すると、車両の車室側壁に一端が固定された
横方向に延びる支持フレームにベースフレームが片持ち
支持され、該ベースフレームにシート本体が支持され、
前記シート本体がシートクッション及びその後端側に立
設されたシートバックとを備える車両用シートに関す
る。
物用座席として用いて好適な車両用シートに関し、更に
詳細に説明すると、車両の車室側壁に一端が固定された
横方向に延びる支持フレームにベースフレームが片持ち
支持され、該ベースフレームにシート本体が支持され、
前記シート本体がシートクッション及びその後端側に立
設されたシートバックとを備える車両用シートに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】図４に示す如く、電車等の乗物用座席と
して用いられる車両用シート１は、車室床面１１上に固
定された脚部２にベースフレーム３が複数の取付けボル
ト１０により固着され、このベースフレーム３の上部に
回転調整機構５を介してシート本体６が回転調整可能に
支持されている。
して用いられる車両用シート１は、車室床面１１上に固
定された脚部２にベースフレーム３が複数の取付けボル
ト１０により固着され、このベースフレーム３の上部に
回転調整機構５を介してシート本体６が回転調整可能に
支持されている。
【０００３】前記シート本体６がシートクッション７及
びその後端側に立設されたシートバック８とを備え、前
記シート本体６の両側部に左右一対のアームレスト９が
設けられている。
びその後端側に立設されたシートバック８とを備え、前
記シート本体６の両側部に左右一対のアームレスト９が
設けられている。
【０００４】また、図３に示す如く、車室側壁１２に近
接させて脚部２を固定し、この脚部２にベースフレーム
３の一端３ａ側を片持ち支持した構成も存在している。
接させて脚部２を固定し、この脚部２にベースフレーム
３の一端３ａ側を片持ち支持した構成も存在している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】図４に示す従来の車両
用シート１においては、ベースフレーム３の中央下方側
に脚部２が取付けられているので、脚部２が邪魔になり
シートクッション７の下方に荷物を置いたり、後席着座
者が足を置くことができるスペースを十分確保すること
が困難であり、またシートクッション７の下方の清掃を
行うことが困難であった。
用シート１においては、ベースフレーム３の中央下方側
に脚部２が取付けられているので、脚部２が邪魔になり
シートクッション７の下方に荷物を置いたり、後席着座
者が足を置くことができるスペースを十分確保すること
が困難であり、またシートクッション７の下方の清掃を
行うことが困難であった。
【０００６】また、図３に示す如く、車室側壁１２に近
接させて脚部２を固定し、この脚部２にベースフレーム
３の一端３ａ側を片持ち支持させる場合には、ベースフ
レーム３の中央下方側に空間部を形成することができ、
荷物を置いたり、後席着座者が足を置くことができるス
ペースを確保することができるが、ベースフレーム３の
一端３ａを脚部２に水平状態を確保して固着するのが困
難であり、また取付けボルト１０の数量が増大し、且つ
組付作業が煩雑となる欠点を有していた。
接させて脚部２を固定し、この脚部２にベースフレーム
３の一端３ａ側を片持ち支持させる場合には、ベースフ
レーム３の中央下方側に空間部を形成することができ、
荷物を置いたり、後席着座者が足を置くことができるス
ペースを確保することができるが、ベースフレーム３の
一端３ａを脚部２に水平状態を確保して固着するのが困
難であり、また取付けボルト１０の数量が増大し、且つ
組付作業が煩雑となる欠点を有していた。
【０００７】本発明の目的は、シート本体の下方に荷物
や後席着座者の足を置くことができるスペースを十分に
確保することができると共に、シートクッションの下方
の清掃を容易にし、またベースフレームを簡易迅速に水
平状態を確保して固着することができ、組付作業を簡易
迅速に行うことができる車両用シートを提供するもので
ある。
や後席着座者の足を置くことができるスペースを十分に
確保することができると共に、シートクッションの下方
の清掃を容易にし、またベースフレームを簡易迅速に水
平状態を確保して固着することができ、組付作業を簡易
迅速に行うことができる車両用シートを提供するもので
ある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述せる課題
に鑑みてなされたものであり、本発明の請求項１に記載
の車両用シートは、車両の車室側壁に一端が固定された
横方向に延びる支持フレームにベースフレームが片持ち
支持され、該ベースフレームにシート本体が支持され、
前記シート本体がシートクッション及びその後端側に立
設されたシートバックとを備える車両用シートにおい
て、前記車両の車室床面及び車室側壁に沿って固定ブラ
ケットが固着され、該固定ブラケットは車室床面に固定
される水平板部と、車室側壁に固定される垂直板部とを
有し、前記固定ブラケットの垂直板部に前記支持フレー
ムの一端が固着され、前記ベースフレームには前記支持
フレームの他端側と嵌合する凹部が形成され、該支持フ
レームの他端側にベースフレームの凹部を嵌合させ、前
記支持フレームとベースフレームとをボルト止めし得る
ようになされていることを特徴とする。
に鑑みてなされたものであり、本発明の請求項１に記載
の車両用シートは、車両の車室側壁に一端が固定された
横方向に延びる支持フレームにベースフレームが片持ち
支持され、該ベースフレームにシート本体が支持され、
前記シート本体がシートクッション及びその後端側に立
設されたシートバックとを備える車両用シートにおい
て、前記車両の車室床面及び車室側壁に沿って固定ブラ
ケットが固着され、該固定ブラケットは車室床面に固定
される水平板部と、車室側壁に固定される垂直板部とを
有し、前記固定ブラケットの垂直板部に前記支持フレー
ムの一端が固着され、前記ベースフレームには前記支持
フレームの他端側と嵌合する凹部が形成され、該支持フ
レームの他端側にベースフレームの凹部を嵌合させ、前
記支持フレームとベースフレームとをボルト止めし得る
ようになされていることを特徴とする。
【０００９】また、本発明の請求項２に記載の車両用シ
ートは、車両の車室側壁に一端が固定された横方向に延
びる支持フレームにベースフレームが片持ち支持され、
該ベースフレームにシート本体が支持され、前記シート
本体がシートクッション及びその後端側に立設されたシ
ートバックとを備える車両用シートにおいて、前記車両
の車室床面及び車室側壁に沿って固定ブラケットが固着
され、該固定ブラケットは車室床面に固定される水平板
部と、車室側壁に固定される垂直板部とを有し、前記支
持フレームの一端上部に逆Ｕ字状の係合部が形成され、
前記固定ブラケットの垂直板部に前記支持フレームの一
端上部の逆Ｕ字状の係合部が係合固着され、前記ベース
フレームには前記支持フレームの他端側と嵌合する凹部
が形成され、該支持フレームの他端側にベースフレーム
の凹部を嵌合させ、前記支持フレームとベースフレーム
とをボルト止めし得るようになされていることを特徴と
する。
ートは、車両の車室側壁に一端が固定された横方向に延
びる支持フレームにベースフレームが片持ち支持され、
該ベースフレームにシート本体が支持され、前記シート
本体がシートクッション及びその後端側に立設されたシ
ートバックとを備える車両用シートにおいて、前記車両
の車室床面及び車室側壁に沿って固定ブラケットが固着
され、該固定ブラケットは車室床面に固定される水平板
部と、車室側壁に固定される垂直板部とを有し、前記支
持フレームの一端上部に逆Ｕ字状の係合部が形成され、
前記固定ブラケットの垂直板部に前記支持フレームの一
端上部の逆Ｕ字状の係合部が係合固着され、前記ベース
フレームには前記支持フレームの他端側と嵌合する凹部
が形成され、該支持フレームの他端側にベースフレーム
の凹部を嵌合させ、前記支持フレームとベースフレーム
とをボルト止めし得るようになされていることを特徴と
する。
【００１０】
【作用】本発明の請求項１に記載の車両用シートによれ
ば、車両の車室床面及び車室側壁に沿って固定ブラケッ
トが固着され、該固定ブラケットは車室床面に固定され
る水平板部と、車室側壁に固定される垂直板部とを有
し、前記固定ブラケットの垂直板部に横方向に延びる支
持フレームの一端が固着され、前記ベースフレームには
前記支持フレームの他端側と嵌合する凹部が形成されて
いるので、支持フレームの他端側にベースフレームの凹
部を嵌合させ、前記支持フレームとベースフレームとを
ボルト止めすることにより、ベースフレームの水平状態
を保持して組付けることができ、シート本体のシートク
ッションの下方に荷物や足を置くことができるスペース
を十分確保することができ、シート本体の下方の清掃を
容易にすることができる。
ば、車両の車室床面及び車室側壁に沿って固定ブラケッ
トが固着され、該固定ブラケットは車室床面に固定され
る水平板部と、車室側壁に固定される垂直板部とを有
し、前記固定ブラケットの垂直板部に横方向に延びる支
持フレームの一端が固着され、前記ベースフレームには
前記支持フレームの他端側と嵌合する凹部が形成されて
いるので、支持フレームの他端側にベースフレームの凹
部を嵌合させ、前記支持フレームとベースフレームとを
ボルト止めすることにより、ベースフレームの水平状態
を保持して組付けることができ、シート本体のシートク
ッションの下方に荷物や足を置くことができるスペース
を十分確保することができ、シート本体の下方の清掃を
容易にすることができる。
【００１１】また、本発明の請求項２に記載の車両用シ
ートによれば、横方向に延びる支持フレームの一端上部
に逆Ｕ字状の係合部が形成され、前記固定ブラケットの
垂直板部に前記支持フレームの一端上部の逆Ｕ字状の係
合部が係合固着され、前記ベースフレームには前記支持
フレームの他端側と嵌合する凹部が形成され、該支持フ
レームの他端側にベースフレームの凹部を嵌合させ、前
記支持フレームとベースフレームとをボルト止めし得る
ようになされているので、固定ブラケットの垂直板部に
前記支持フレームの一端上部の逆Ｕ字状の係合部を係合
固着させることにより、簡易迅速に支持フレームを位置
決めして取付けることができ、また支持フレームの水平
状態を保持し、ベースフレームの水平状態を保持して組
付けることができ、シート本体のシートクッションの下
方に荷物や足を置くことができるスペースを十分確保す
ることができ、シート本体の下方の清掃を容易にするこ
とができる。
ートによれば、横方向に延びる支持フレームの一端上部
に逆Ｕ字状の係合部が形成され、前記固定ブラケットの
垂直板部に前記支持フレームの一端上部の逆Ｕ字状の係
合部が係合固着され、前記ベースフレームには前記支持
フレームの他端側と嵌合する凹部が形成され、該支持フ
レームの他端側にベースフレームの凹部を嵌合させ、前
記支持フレームとベースフレームとをボルト止めし得る
ようになされているので、固定ブラケットの垂直板部に
前記支持フレームの一端上部の逆Ｕ字状の係合部を係合
固着させることにより、簡易迅速に支持フレームを位置
決めして取付けることができ、また支持フレームの水平
状態を保持し、ベースフレームの水平状態を保持して組
付けることができ、シート本体のシートクッションの下
方に荷物や足を置くことができるスペースを十分確保す
ることができ、シート本体の下方の清掃を容易にするこ
とができる。
【００１２】
【実施例】以下本発明に係る車両用シートを図面を参照
して詳述する。図１及び図２は本発明に係る車両用シー
トの一実施例を示すもので、前述せる従来技術で示し
た、図３と対応する部分には同一符号を付してこれ以上
の詳細説明はこれを省略する。
して詳述する。図１及び図２は本発明に係る車両用シー
トの一実施例を示すもので、前述せる従来技術で示し
た、図３と対応する部分には同一符号を付してこれ以上
の詳細説明はこれを省略する。
【００１３】車両用シート１はシートクッション７及び
シートバック８，８からなるシート本体６を備えてい
る。尚、従来技術で示した回転調整機構５を用いた回転
シートに適用することもできる。
シートバック８，８からなるシート本体６を備えてい
る。尚、従来技術で示した回転調整機構５を用いた回転
シートに適用することもできる。
【００１４】図１及び図２に示す如く、車両の車室床面
１１及び車室側壁１２に沿って固定ブラケット１３が固
着されている。この固定ブラケット１３は車室床面１１
に固定される水平板部１３ａと、車室側壁１２に固定さ
れる垂直板部１３ｂとを有し、略Ｌ字状に形成されてい
る。尚、垂直板部１３ｂの高さはシート本体６の高さに
応じて適宜設定することができる。
１１及び車室側壁１２に沿って固定ブラケット１３が固
着されている。この固定ブラケット１３は車室床面１１
に固定される水平板部１３ａと、車室側壁１２に固定さ
れる垂直板部１３ｂとを有し、略Ｌ字状に形成されてい
る。尚、垂直板部１３ｂの高さはシート本体６の高さに
応じて適宜設定することができる。
【００１５】前記固定ブラケット１３の垂直板部１３ｂ
に横方向に延びる支持フレーム１５の一端１５ａが固着
されている。この横方向に延びる支持フレーム１５の一
端１５ａの上部に逆Ｕ字状の係合部１７が形成され、前
記固定ブラケット１３の垂直板部１３ｂに逆Ｕ字状の係
合部１７が係合固着されている。
に横方向に延びる支持フレーム１５の一端１５ａが固着
されている。この横方向に延びる支持フレーム１５の一
端１５ａの上部に逆Ｕ字状の係合部１７が形成され、前
記固定ブラケット１３の垂直板部１３ｂに逆Ｕ字状の係
合部１７が係合固着されている。
【００１６】支持フレーム１５の一端１５ａには上下方
向に延びる取付部１９，２０が形成され、この取付部１
９，２０にボルト穴１９ａ，２０ａが夫々穿設されてい
る。このボルト穴１９ａ，２０ａが形成される位置に
は、図１に示す如く、切り欠き２１，２２が形成されて
いる。
向に延びる取付部１９，２０が形成され、この取付部１
９，２０にボルト穴１９ａ，２０ａが夫々穿設されてい
る。このボルト穴１９ａ，２０ａが形成される位置に
は、図１に示す如く、切り欠き２１，２２が形成されて
いる。
【００１７】尚、図１においては、支持フレーム１５の
一端１５ａの上方向に延びる取付部１９は直接車室側壁
１２に固着されているが、垂直板部１３ｂの上部のボル
ト穴１９ａと対向する位置にもボルト穴を穿設して、取
付部１９，２０の両方を固定ブラケット１３の垂直板部
１３ｂにボルト２４，２５止めすることもできる。
一端１５ａの上方向に延びる取付部１９は直接車室側壁
１２に固着されているが、垂直板部１３ｂの上部のボル
ト穴１９ａと対向する位置にもボルト穴を穿設して、取
付部１９，２０の両方を固定ブラケット１３の垂直板部
１３ｂにボルト２４，２５止めすることもできる。
【００１８】前記横方向に延びる支持フレーム１５にベ
ースフレーム３１が片持ち支持され、このベースフレー
ム３１にシート本体６が支持されている。ベースフレー
ム３１の一側部３１ａにはカバー部３２が形成され、こ
のカバー部３２により支持フレーム１５の一端１５ａ側
をカバーし得るようになされている。
ースフレーム３１が片持ち支持され、このベースフレー
ム３１にシート本体６が支持されている。ベースフレー
ム３１の一側部３１ａにはカバー部３２が形成され、こ
のカバー部３２により支持フレーム１５の一端１５ａ側
をカバーし得るようになされている。
【００１９】前記ベースフレーム３１の一側部３１ａか
ら前記支持フレーム１５の他端１５ｂ側を嵌合するため
の凹部３３がベースフレーム３１に形成されている。こ
の凹部３３は本実施例では横穴状態に形成されている
が、下部の一部を開放した状態とすることもできる。
ら前記支持フレーム１５の他端１５ｂ側を嵌合するため
の凹部３３がベースフレーム３１に形成されている。こ
の凹部３３は本実施例では横穴状態に形成されている
が、下部の一部を開放した状態とすることもできる。
【００２０】支持フレーム１５の他端１５ｂ側にベース
フレーム３１の一側部３１ａの凹部３３を嵌合させ、前
記支持フレーム１５とベースフレーム３１とを複数のボ
ルト３５でボルト止めすることにより、ベースフレーム
３１の水平状態を保持して組付けることができる。
フレーム３１の一側部３１ａの凹部３３を嵌合させ、前
記支持フレーム１５とベースフレーム３１とを複数のボ
ルト３５でボルト止めすることにより、ベースフレーム
３１の水平状態を保持して組付けることができる。
【００２１】ベースフレーム３３の一側部３１ａのボル
ト穴３７は丸穴に形成され、他側部３１ｂのボルト穴３
８は上下方向に延びる長穴に形成され、水平調節ができ
るようになされている。
ト穴３７は丸穴に形成され、他側部３１ｂのボルト穴３
８は上下方向に延びる長穴に形成され、水平調節ができ
るようになされている。
【００２２】尚、本発明は上述した実施例構造に限定さ
れず、車両用シート１各部の形状、構造等を必要に応じ
て適宜変形、変更することは自由であり、車両用シート
１の用途等に応じて種々の変形例が考えられよう。
れず、車両用シート１各部の形状、構造等を必要に応じ
て適宜変形、変更することは自由であり、車両用シート
１の用途等に応じて種々の変形例が考えられよう。
【００２３】
【発明の効果】以上が本発明に係る車両用シートの一実
施例の構成であるが、本発明の請求項１に記載の車両用
シートによれば、車両の車室側壁に一端が固定された横
方向に延びる支持フレームにベースフレームが片持ち支
持され、該ベースフレームにシート本体が支持され、前
記シート本体がシートクッション及びその後端側に立設
されたシートバックとを備える車両用シートにおいて、
前記車両の車室床面及び車室側壁に沿って固定ブラケッ
トが固着され、該固定ブラケットは車室床面に固定され
る水平板部と、車室側壁に固定される垂直板部とを有
し、前記固定ブラケットの垂直板部に前記支持フレーム
の一端が固着され、前記ベースフレームには前記支持フ
レームの他端側と嵌合する凹部が形成され、該支持フレ
ームの他端側にベースフレームの凹部を嵌合させ、前記
支持フレームとベースフレームとをボルト止めし得るよ
うになされているので、ベースフレームの水平状態を保
持して組付けることができ、シート本体のシートクッシ
ョンの下方に荷物や足を置くことができるスペースを十
分確保することができ、シート本体の下方の清掃を容易
にすることができる。
施例の構成であるが、本発明の請求項１に記載の車両用
シートによれば、車両の車室側壁に一端が固定された横
方向に延びる支持フレームにベースフレームが片持ち支
持され、該ベースフレームにシート本体が支持され、前
記シート本体がシートクッション及びその後端側に立設
されたシートバックとを備える車両用シートにおいて、
前記車両の車室床面及び車室側壁に沿って固定ブラケッ
トが固着され、該固定ブラケットは車室床面に固定され
る水平板部と、車室側壁に固定される垂直板部とを有
し、前記固定ブラケットの垂直板部に前記支持フレーム
の一端が固着され、前記ベースフレームには前記支持フ
レームの他端側と嵌合する凹部が形成され、該支持フレ
ームの他端側にベースフレームの凹部を嵌合させ、前記
支持フレームとベースフレームとをボルト止めし得るよ
うになされているので、ベースフレームの水平状態を保
持して組付けることができ、シート本体のシートクッシ
ョンの下方に荷物や足を置くことができるスペースを十
分確保することができ、シート本体の下方の清掃を容易
にすることができる。
【００２４】また、本発明の請求項２に記載の車両用シ
ートによれば、車両の車室側壁に一端が固定された横方
向に延びる支持フレームにベースフレームが片持ち支持
され、該ベースフレームにシート本体が支持され、前記
シート本体がシートクッション及びその後端側に立設さ
れたシートバックとを備える車両用シートにおいて、前
記車両の車室床面及び車室側壁に沿って固定ブラケット
が固着され、該固定ブラケットは車室床面に固定される
水平板部と、車室側壁に固定される垂直板部とを有し、
前記支持フレームの一端上部に逆Ｕ字状の係合部が形成
され、前記固定ブラケットの垂直板部に前記支持フレー
ムの一端上部の逆Ｕ字状の係合部が係合固着され、前記
ベースフレームには前記支持フレームの他端側と嵌合す
る凹部が形成され、該支持フレームの他端側にベースフ
レームの凹部を嵌合させ、前記支持フレームとベースフ
レームとをボルト止めし得るようになされているので、
固定ブラケットの垂直板部に前記支持フレームの一端上
部の逆Ｕ字状の係合部を係合固着させることにより、簡
易迅速に支持フレームを位置決めして取付けることがで
き、また支持フレームの水平状態を保持し、ベースフレ
ームの水平状態を保持して組付けることができ、シート
本体のシートクッションの下方に荷物や足を置くことが
できるスペースを十分確保することができ、シート本体
の下方の清掃を容易にすることができる。
ートによれば、車両の車室側壁に一端が固定された横方
向に延びる支持フレームにベースフレームが片持ち支持
され、該ベースフレームにシート本体が支持され、前記
シート本体がシートクッション及びその後端側に立設さ
れたシートバックとを備える車両用シートにおいて、前
記車両の車室床面及び車室側壁に沿って固定ブラケット
が固着され、該固定ブラケットは車室床面に固定される
水平板部と、車室側壁に固定される垂直板部とを有し、
前記支持フレームの一端上部に逆Ｕ字状の係合部が形成
され、前記固定ブラケットの垂直板部に前記支持フレー
ムの一端上部の逆Ｕ字状の係合部が係合固着され、前記
ベースフレームには前記支持フレームの他端側と嵌合す
る凹部が形成され、該支持フレームの他端側にベースフ
レームの凹部を嵌合させ、前記支持フレームとベースフ
レームとをボルト止めし得るようになされているので、
固定ブラケットの垂直板部に前記支持フレームの一端上
部の逆Ｕ字状の係合部を係合固着させることにより、簡
易迅速に支持フレームを位置決めして取付けることがで
き、また支持フレームの水平状態を保持し、ベースフレ
ームの水平状態を保持して組付けることができ、シート
本体のシートクッションの下方に荷物や足を置くことが
できるスペースを十分確保することができ、シート本体
の下方の清掃を容易にすることができる。
【図１】本発明に係る車両用シートの分解斜視図。
【図２】本発明に係る車両用シートの組付状態の断面
図。
図。
【図３】従来の車両用シートの正面図。
【図４】従来の車両用シートの正面図。
１ 車両用シート ６ シート本体 ７ シートクッション ８ シートバック １１ 車室床面 １２ 車室側壁 １３ 固定ブラケット １３ａ 水平板部 １３ｂ 垂直板部 １５ 支持フレーム １５ａ 一端 １５ｂ 他端 １７ 係合部 １９ 取付部 １９ａ ボルト穴 ２０ 取付部 ２０ａ ボルト穴 ２１ 切り欠き ２２ 切り欠き ２４ ボルト ２５ ボルト ３１ ベースフレーム ３２ カバー部 ３３ 凹部 ３５ ボルト ３７ ボルト穴 ３８ ボルト穴
Claims (2)
- 【請求項１】 車両の車室側壁に一端が固定された横方
向に延びる支持フレームにベースフレームが片持ち支持
され、該ベースフレームにシート本体が支持され、前記
シート本体がシートクッション及びその後端側に立設さ
れたシートバックとを備える車両用シートにおいて、前
記車両の車室床面及び車室側壁に沿って固定ブラケット
が固着され、該固定ブラケットは車室床面に固定される
水平板部と、車室側壁に固定される垂直板部とを有し、
前記固定ブラケットの垂直板部に前記支持フレームの一
端が固着され、前記ベースフレームには前記支持フレー
ムの他端側と嵌合する凹部が形成され、該支持フレーム
の他端側にベースフレームの凹部を嵌合させ、前記支持
フレームとベースフレームとをボルト止めし得るように
なされていることを特徴とする車両用シート。 - 【請求項２】 車両の車室側壁に一端が固定された横方
向に延びる支持フレームにベースフレームが片持ち支持
され、該ベースフレームにシート本体が支持され、前記
シート本体がシートクッション及びその後端側に立設さ
れたシートバックとを備える車両用シートにおいて、前
記車両の車室床面及び車室側壁に沿って固定ブラケット
が固着され、該固定ブラケットは車室床面に固定される
水平板部と、車室側壁に固定される垂直板部とを有し、
前記支持フレームの一端上部に逆Ｕ字状の係合部が形成
され、前記固定ブラケットの垂直板部に前記支持フレー
ムの一端上部の逆Ｕ字状の係合部が係合固着され、前記
ベースフレームには前記支持フレームの他端側と嵌合す
る凹部が形成され、該支持フレームの他端側にベースフ
レームの凹部を嵌合させ、前記支持フレームとベースフ
レームとをボルト止めし得るようになされていることを
特徴とする車両用シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19005394A JPH0834270A (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | 車両用シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19005394A JPH0834270A (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | 車両用シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0834270A true JPH0834270A (ja) | 1996-02-06 |
Family
ID=16251565
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19005394A Pending JPH0834270A (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | 車両用シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0834270A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20120169108A1 (en) * | 2009-09-09 | 2012-07-05 | Siemens Aktiengesellschaft | Cantilevered seat support |
| WO2013164151A1 (de) * | 2012-05-04 | 2013-11-07 | Siemens Aktiengesellschaft | Cantilever-sitzträger |
| WO2018137906A1 (de) * | 2017-01-24 | 2018-08-02 | Siemens Aktiengesellschaft | Freitragender sitzträger |
-
1994
- 1994-07-20 JP JP19005394A patent/JPH0834270A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20120169108A1 (en) * | 2009-09-09 | 2012-07-05 | Siemens Aktiengesellschaft | Cantilevered seat support |
| WO2013164151A1 (de) * | 2012-05-04 | 2013-11-07 | Siemens Aktiengesellschaft | Cantilever-sitzträger |
| WO2018137906A1 (de) * | 2017-01-24 | 2018-08-02 | Siemens Aktiengesellschaft | Freitragender sitzträger |
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