JPS641151Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS641151Y2
JPS641151Y2 JP1981189154U JP18915481U JPS641151Y2 JP S641151 Y2 JPS641151 Y2 JP S641151Y2 JP 1981189154 U JP1981189154 U JP 1981189154U JP 18915481 U JP18915481 U JP 18915481U JP S641151 Y2 JPS641151 Y2 JP S641151Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
solenoid valve
air spring
air
height
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1981189154U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5893533U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1981189154U priority Critical patent/JPS5893533U/ja
Publication of JPS5893533U publication Critical patent/JPS5893533U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS641151Y2 publication Critical patent/JPS641151Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Chairs Characterized By Structure (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車などのシート高さ調整装置に関
する。
例えば、自動車において、乗員が車室内外に乗
降する場合には、シートが低下していることが望
ましい。特に、運転シートが高いトラツクなどで
は、乗降時にその運転シートが低い方が望まし
い。
このため、乗降時にシートを低下させる第1図
乃至第3図に示すシート高さ調整装置が提案され
るに及んでいる。これについて説明すると、1は
空気や油などの流体圧縮用コンプレツサで、この
コンプレツサ1には、ノーマルクローズ型の第1
の電磁弁2を介してシート3下部に設置したシー
ト昇降用エアースプリング4が接続されている。
この電磁弁2はスイツチとして例えばキースイツ
チをオンしたとき及び後述するシート高さセンサ
8の信号により作動し、コンプレツサ1からの圧
縮空気をエアースプリング4に供給する。5は第
1の電磁弁2とエアースプリング4とを結ぶ通路
6に、エアースプリング4が最低圧でダイヤフラ
ムのかみ込みを生じるのを防止する最低圧保証弁
7を介して接続されたノーマルオープン型の第2
の電磁弁である。一方、8はシート3の下部に設
置されたシート高さセンサーで、シート高さデー
タを電気信号に変えてコントローラ9に入力し、
コントローラ9はそのシート高さデータに基づい
て前記各電磁弁2,5をオン・オフ制御する。
次に、作用について述べる。
いま、キースイツチがオフ状態にあつて、エン
ジン停止中にある場合を第1図に示す。かかる状
態では、前記センサー8はシート3が最低位置に
あることを検出して、コントローラ9をして電磁
弁2,5に電流を供給するのを停止している。こ
のためエアースプリング4へのエアーの供給が停
止され、エアースプリング4のエアーは第2の電
磁弁5を介して排出状態にある。
ここでキースイツチをオン操作すると、このオ
ン信号とセンサー8の前記検出信号とに基づい
て、コントローラ9が電磁弁2,5に電流を供給
する。このため、これらの電磁弁2,5が第2図
のように切り換えられ、即ち第2の電磁弁5が閉
じられ、同時に第1の電磁弁2を開弁し、該第1
の電磁弁2を介してエアスプリング4にエアーが
送り込まれ、シート3は上昇を始める。
こうして上昇したシート3が設定レベルに達す
るや、センサー8はそのデータをコントローラ9
に入力し、第1の電磁弁2への電流供給を停止
し、エアースプリング4へのエアーの供給が停止
される一方、第2の電磁弁5には電流が流れ続け
てエアーの排出は停止されて、シート3はその上
昇した設定高さに保持され、第3図に示すように
なる。
一方、シート3を再び下降せしめるには、キー
スイツチをオフ操作すれば、第1図に示すよう
に、コントローラ9を介して電磁弁2,5がオフ
となり、エアースプリング4のエアーは第2の電
磁弁5を通じて排出されシート3は最低圧保証弁
7の作動により所望の高さまで下降し停止する。
しかしながら、かかるシート高さ調整装置にお
いては、エアーの排出を司どる第2の電磁弁5が
ノーマルオープン型であるために、シート3を設
定高さに維持するためには第2の電磁弁5に電流
を流し続ける必要があるので、電力損失を来た
し、発熱による耐久性劣化を免れ得ない。尤も耐
久性向上のため第2の電磁弁5には電力容量の大
きい電磁弁を使うことができるが、これが却つて
電力損失を大きくし、不経済になるなどの問題が
あつた。
本考案はかかる従来の欠点に着目して成された
ものであり、エアースプリングに接続する第2の
電磁弁としてノーマルクローズ型のものを用い、
これをシートが最下限位置以外にあつてしかもキ
ースイツチがオフとなつたときのみ、所定時間中
オン動作せしめるようにしたシート高さ調整装置
を提供するものである。
以下、本考案の実施例を第4図乃至第7図に基
づき、自動車のシート高さ調整装置を例に採つて
説明する。なお、これらの各図が第1図乃至第2
図に示すものと同一の構成部分には同一符号を付
し、その重複する説明を省略する。5Aは前記最
低圧保障弁7を介してエアースプリング4に接続
した第2の電磁弁でノーマルクローズ型となつて
いる。9Aはコントローラであるが、前記第2の
電磁弁5Aへの電流供給が、シート3が設定最下
限位置に達するまでの時間以上となる様な、タイ
マー回路が内蔵されている。その他の動作は前記
コントローラ9と同様である。
次に作用について説明する。
いま、シート3が最下限の設定位置にあつて、
キースイツチがオフとなつている場合は、第4図
に示すようになつて、エアースプリング4へのエ
アーの供給や排出が阻止されているが、自動車を
走行させる場合など、人がシート3に座つてキー
スイツチをオンにすると、そのオン信号とセンサ
ー8のシートベルト検出信号とがコントローラ9
Aに入力され、このコントローラ9Aが第1の電
磁弁2のみを作動させる。このため第1の電磁弁
2が第5図に示すように切り換えられ、コンプレ
ツサ1からエアースプリング4にエアーが送り込
まれ、シート3を上昇させる。
こうして上昇したシート3が設定レベルに達す
るや、センサー8はそのデータをコントローラ9
Aに入力して、コントローラ9Aは第1の電磁弁
2への電流の供給を停止する。このとき第2の電
磁弁5Aは末だオフ状態を維持し続ける。すなわ
ち、第6図に示す状態となる。
次に、自動車を止めて乗員が降車する場合に
は、キースイツチをオフにする。このオフ信号と
センサー8からの最下限位置以外のレベルにある
シートのシート高さ信号とを受けたコントローラ
9Aは、前記オフ信号の入力があつてから所定時
間だけ第2の電磁弁5Aに電流を流し続け、シー
ト3は最低圧保証弁7の作動により所定の高さに
下降し停止する(第7図参照)。なお、この時間
はシート3が最下限位置に達する時間以上に設定
され、前記オフ信号を基準に立上るパルスを形成
するタイマー回路が用いられる。そして前記設定
時間経過後、コントローラ9Aから第2の電磁弁
5Aへの電流が遮断され、第4図の状態に戻るの
である。
以上説明したように、本考案によれば、シート
を昇降するエアースプリングに接続される排気用
の第2の電磁弁として、ノーマルクローズ型の電
磁弁を用い、スイツチのオフ操作時にタイマー回
路を備えたコントローラによつて、前記第2の電
磁弁をシートが最下限位置に達するまでの時間中
作動させるようにしたことにより、第2の電磁弁
への電流供給時間を従来に比較して大きく短縮
し、電力消費量を削減できるとともにその第2の
電磁弁の耐久性を向上できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第3図は従来のシート高
さ調整装置の作動前後に亘る状況を示す説明図、
第4図、第5図、第6図および第7図は本考案の
シート高さ調整装置の作動前後に亘る状況を示す
説明図である。 2……第1の電磁弁、3……シート、4……エ
アースプリング、5A……第2の電磁弁、8……
シート高さセンサー、9A……コントローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シートを昇降するエアースプリングと、このエ
    アースプリングにエアーを送り込むように切り換
    えられるノーマルクローズ型の第1の電磁弁と、
    前記エアースプリングからエアーを排出するよう
    に切り換えられるノーマルクローズ型の第2の電
    極弁と、シート高さを検出するシート高さセンサ
    ーと、このシート高さセンサー及びスイツチのオ
    ン・オフ信号に基づいて、シートが最下限位置以
    外にあり、かつ、スイツチがオフしたときにシー
    トが最下限位置に移動するのに必要な所定時間第
    2の電磁弁を開弁させる一方、シート高さが設定
    高さに満たず、かつ、スイツチがオンのときにシ
    ートが設定高さに達する迄第1の電磁弁を開弁さ
    せるコントローラとを備えたことを特徴とするシ
    ート高さ調整装置。
JP1981189154U 1981-12-18 1981-12-18 シ−ト高さ調整装置 Granted JPS5893533U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981189154U JPS5893533U (ja) 1981-12-18 1981-12-18 シ−ト高さ調整装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981189154U JPS5893533U (ja) 1981-12-18 1981-12-18 シ−ト高さ調整装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5893533U JPS5893533U (ja) 1983-06-24
JPS641151Y2 true JPS641151Y2 (ja) 1989-01-11

Family

ID=29993148

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981189154U Granted JPS5893533U (ja) 1981-12-18 1981-12-18 シ−ト高さ調整装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5893533U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5893533U (ja) 1983-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6031934Y2 (ja) 車両の車高調整装置
JPS6127293Y2 (ja)
JPS593284B2 (ja) 電子式車高調整装置
JPS641151Y2 (ja)
JPS58152616A (ja) 車高調整及びブレ−キ用倍力装置
JPS6343127Y2 (ja)
JPS59130718A (ja) 車高調整装置
JPH0227163B2 (ja)
JP3020309U (ja) 車両の補助ブレーキ制御装置
JPH08300932A (ja) エアサスペンションの車高調整装置
JPS644616Y2 (ja)
JPS5943246A (ja) 車輛用油圧供給装置
JPH0769039A (ja) 車両用ヒートポンプ式冷暖房装置
JPH0235524Y2 (ja)
JPS6256803B2 (ja)
KR200161894Y1 (ko) 자동차용 닐링시스템
JPS6126089Y2 (ja)
JPH0687010U (ja) 車高調整装置
JPH01233151A (ja) 鉄道車両用空気源装置
JPS63134320A (ja) サブタンクつき空気ばね式サスペンシヨン装置
JPS6341212Y2 (ja)
JPH09323524A (ja) 車両のサスペンション装置
JPS5941131Y2 (ja) 車高調整エア−サスペンシヨン
JPS6261449B2 (ja)
JPH0181104U (ja)