JPS6340008Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6340008Y2 JPS6340008Y2 JP10193183U JP10193183U JPS6340008Y2 JP S6340008 Y2 JPS6340008 Y2 JP S6340008Y2 JP 10193183 U JP10193183 U JP 10193183U JP 10193183 U JP10193183 U JP 10193183U JP S6340008 Y2 JPS6340008 Y2 JP S6340008Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- kneeling
- vehicle
- switch
- air suspension
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、大型バスの如き車輪とフレームとの
間に所定圧力の空気が供給される左右のベローズ
を有するエアサスペンシヨン車のニーリング装置
に関するものである。
間に所定圧力の空気が供給される左右のベローズ
を有するエアサスペンシヨン車のニーリング装置
に関するものである。
エアサスペンシヨン車は、空気タンクと左右の
ベローズとの間に設けられたレベリングバルブを
備え、このレベリングバルブは車高が所定の値よ
り低くなると開いて所定の車高値を維持するよう
にしている。一方、バスの乗降客が乗降すると
き、乗降口が低いと、乗降に便利であり、このた
め少なくとも乗降口を有する側の車高を低くする
ことが要求される。車高を低くするためにはニー
リングスイツチを閉成しベローズから空気を抜い
てニーリングするニーリング装置が提案されてい
る。この種のニーリング装置において、停車所で
車両がニーリングするときニーリングする側の車
体が下がるので車体が歩道の縁石に当る虞があ
る。
ベローズとの間に設けられたレベリングバルブを
備え、このレベリングバルブは車高が所定の値よ
り低くなると開いて所定の車高値を維持するよう
にしている。一方、バスの乗降客が乗降すると
き、乗降口が低いと、乗降に便利であり、このた
め少なくとも乗降口を有する側の車高を低くする
ことが要求される。車高を低くするためにはニー
リングスイツチを閉成しベローズから空気を抜い
てニーリングするニーリング装置が提案されてい
る。この種のニーリング装置において、停車所で
車両がニーリングするときニーリングする側の車
体が下がるので車体が歩道の縁石に当る虞があ
る。
本考案の目的は、ニーリング時に車体の損傷を
防止することができるようにしたエアサスペンシ
ヨン車のニーリング装置を提供することにある。
防止することができるようにしたエアサスペンシ
ヨン車のニーリング装置を提供することにある。
本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明す
ると、第１図は本考案に係るニーリング装置１０
を備えたエアサスペンシヨン車１２を示し、エア
サスペンシヨン車１２は図示しない空気タンクか
らこれも図示しないレベリングバルブを介して空
気が供給されるエアサスペンシヨン用の左右のベ
ローズのうち乗降口１４を有する少なくとも一方
のベローズから空気を抜くニーリング手段１６を
備えている（第３図参照）。このニーリング手段
１６は、第３図に示すように、バツテリ電源１８
からニーリング指令を発生するニーリングスイツ
チ２０によつて駆動される。尚、第３図において
符号１７はニーリング手段１６の図示しないニー
リングバルブ等を駆動制御するニーリング制御バ
ルブである。
ると、第１図は本考案に係るニーリング装置１０
を備えたエアサスペンシヨン車１２を示し、エア
サスペンシヨン車１２は図示しない空気タンクか
らこれも図示しないレベリングバルブを介して空
気が供給されるエアサスペンシヨン用の左右のベ
ローズのうち乗降口１４を有する少なくとも一方
のベローズから空気を抜くニーリング手段１６を
備えている（第３図参照）。このニーリング手段
１６は、第３図に示すように、バツテリ電源１８
からニーリング指令を発生するニーリングスイツ
チ２０によつて駆動される。尚、第３図において
符号１７はニーリング手段１６の図示しないニー
リングバルブ等を駆動制御するニーリング制御バ
ルブである。
本考案のニーリング装置１０は、エアサスペン
シヨン車１２の乗降口１４のステツプ１５の下面
に取付けられた感圧スイツチ２２（第２図参照）
とこの感圧スイツチ２２の閉成でニーリング装置
の動作を停止するニーリング停止手段２４（第３
図参照）とから成つている。
シヨン車１２の乗降口１４のステツプ１５の下面
に取付けられた感圧スイツチ２２（第２図参照）
とこの感圧スイツチ２２の閉成でニーリング装置
の動作を停止するニーリング停止手段２４（第３
図参照）とから成つている。
ニーリング停止手段２４は、第３図に示すよう
にニーリングスイツチ２０に直列に接続されたリ
レースイツチ２４Ａから成り、このリレースイツ
チのリレーコイル２４Ｂは感圧スイツチ２２に直
列にしてバツテリ電源１８に接続されている。
尚、感圧スイツチはステツプの下面以外に車体の
他の部分に設けられてもよい。
にニーリングスイツチ２０に直列に接続されたリ
レースイツチ２４Ａから成り、このリレースイツ
チのリレーコイル２４Ｂは感圧スイツチ２２に直
列にしてバツテリ電源１８に接続されている。
尚、感圧スイツチはステツプの下面以外に車体の
他の部分に設けられてもよい。
次に本考案のニーリング装置の動作を説明する
と、エアサスペンシヨン車の通常の走行時にはニ
ーリングスイツチ２０は開いており、従つてベロ
ーズはレベリングバルブによつて設定された所定
の車高値に維持されている。このときニーリング
装置１０の感圧スイツチ２２も開いているのでこ
の安全装置１０も動作しない。一方車両が停車所
に到着したとき、ニーリングスイツチ２０を閉じ
ると、乗降口側のベローズ内の空気がニーリング
手段１６によつて抜かれるので車両が第１図の点
線で示すように傾いて乗降口のステツプ１５は距
離Ｓだけ下がろうとする。このとき、若し道路の
縁石２６とステツプ１５とが当ると、弾性感圧ス
イツチ２２が縁石によつて押されるのでこの感圧
スイツチ２２が閉じられてリレーコイル２４Ｂが
励磁されリレースイツチ２４Ａが開いてニーリン
グ手段１６の動作が停止される。このようにして
車体を損傷することなくニーリングを行なうこと
ができる。
と、エアサスペンシヨン車の通常の走行時にはニ
ーリングスイツチ２０は開いており、従つてベロ
ーズはレベリングバルブによつて設定された所定
の車高値に維持されている。このときニーリング
装置１０の感圧スイツチ２２も開いているのでこ
の安全装置１０も動作しない。一方車両が停車所
に到着したとき、ニーリングスイツチ２０を閉じ
ると、乗降口側のベローズ内の空気がニーリング
手段１６によつて抜かれるので車両が第１図の点
線で示すように傾いて乗降口のステツプ１５は距
離Ｓだけ下がろうとする。このとき、若し道路の
縁石２６とステツプ１５とが当ると、弾性感圧ス
イツチ２２が縁石によつて押されるのでこの感圧
スイツチ２２が閉じられてリレーコイル２４Ｂが
励磁されリレースイツチ２４Ａが開いてニーリン
グ手段１６の動作が停止される。このようにして
車体を損傷することなくニーリングを行なうこと
ができる。
本考案によれば、上記のように、車両のニーリ
ング時車体の損傷を未然に防止することができる
実益がある。
ング時車体の損傷を未然に防止することができる
実益がある。
第１図は本考案に係るニーリング装置を備えた
エアサスペンシヨン車の概略背面図、第２図は車
両のステツプを有する部分の拡大斜視図、第３図
は本考案のニーリング装置の概略系統図である。 １０……ニーリング装置、１２……エアサスペ
ンシヨン車、１４……乗降口、１５……ステツ
プ、１６……ニーリング手段、２０……ニーリン
グスイツチ、２２……弾性感圧スイツチ、２４…
…リレー、２４Ａ……リレースイツチ、２４Ｂ…
…リレーコイル。
エアサスペンシヨン車の概略背面図、第２図は車
両のステツプを有する部分の拡大斜視図、第３図
は本考案のニーリング装置の概略系統図である。 １０……ニーリング装置、１２……エアサスペ
ンシヨン車、１４……乗降口、１５……ステツ
プ、１６……ニーリング手段、２０……ニーリン
グスイツチ、２２……弾性感圧スイツチ、２４…
…リレー、２４Ａ……リレースイツチ、２４Ｂ…
…リレーコイル。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) エアサスペンシヨン車の停車時にニーリング
スイツチの閉成によつて少なくとも乗降口側の
車高を低くすることができるようにしたニーリ
ング装置を備えたエアサスペンシヨン車におい
て、車体の下面に設けられた弾性感圧スイツチ
と前記感圧スイツチの閉成で前記ニーリング装
置の動作を停止するニーリング停止手段とから
成つていることを特徴とするエアサスペンシヨ
ン車のニーリング装置。 (2) 前記ニーリング停止手段は前記ニーリングス
イツチに直列に接続されたリレースイツチから
成り、前記感圧スイツチは前記リレースイツチ
を励磁するリレーコイルに直列接続されている
実用新案登録請求の範囲第１項に記載のエアサ
スペンシヨン車のニーリング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10193183U JPS608114U (ja) | 1983-06-29 | 1983-06-29 | エアサスペンシヨン車のニ−リング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10193183U JPS608114U (ja) | 1983-06-29 | 1983-06-29 | エアサスペンシヨン車のニ−リング装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS608114U JPS608114U (ja) | 1985-01-21 |
| JPS6340008Y2 true JPS6340008Y2 (ja) | 1988-10-20 |
Family
ID=30240488
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10193183U Granted JPS608114U (ja) | 1983-06-29 | 1983-06-29 | エアサスペンシヨン車のニ−リング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS608114U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5617509B2 (ja) * | 2010-10-07 | 2014-11-05 | トヨタ自動車株式会社 | 車体傾斜装置 |
-
1983
- 1983-06-29 JP JP10193183U patent/JPS608114U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS608114U (ja) | 1985-01-21 |
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