JPS639497A - 衣類乾燥機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業、ｉ：、の利用分野） 本発明は、熱風により衣類の％燥を？Ｉ’うようになし
である衣類乾燥機に関する。

（従来の技術） 従来のこの種の衣類乾燥機においては、熱風循環経路に
設けた温度センサーによる検出温度の時間的変化と乾燥
度合との相関関係を利用して、衣類乾燥状態の適否を検
知していた。

具体的には、前記温度センサーを熱風循環経路の熱交換
器人［」部および出口部のそれぞれに設けて、これら両
センサーによる検出温度及びその１！ｌＩ１度差の一定
時間毎の変化量を演算し、前述の相関関係を利用して衣
類乾燥状態の適否を検知するごとくしていた。

（発明が解決しようとする問題点） 然し乍ら、上述のような従来の乾燥状態の検知手段によ
る場合は、周囲温度の高低変化に応じたむだのない消費
電力制御が行えず、とかく消費電力にロスを招いていた
。また、乾燥効率はフィルターの目詰まり具合に左右さ
れるもので、このフィルタート１詰まりは熱風循環経路
の通り具合が悪くなって熱交換器出入＋１ｆｆｌ＜の温
度差が設定値より小さくなったとき報知するのであるが
、この１証度差の変化は周囲温度の変化に影響されるた
め、前述二点の１１．Ａ度差の時間的変化はのみでフィ
ルターの１」詰まりを判定したのでは１誤動作し、乾燥
効率の向上は図り得ない。

従って周囲温度の検出ならびにその検出した周囲温度を
制御要素の一つとして運転制御部に入力することが肝要
である。

そのための一手段として、第１図の仮想線で示すように
、前述の二つの温度センサーのほかに、別個に熱風の影
響を受けない箇所に、周囲温度検出専用のセンサー（１
３）を付設することが考えられるが、この場合は、部品
点数が増加し、材料費、加工費の上昇を招く欠点がある
。

本発明、このような従来欠点を解消するためになされた
ものであって、熱交換器入口部および出［７１品に設け
た二個の温度センサーを有効に利用して、周囲温度の変
化に応じてむだのない消費電力制御が行えるとともに、
乾燥効率の向上が図られる衣類乾燥機を提供する点にＬ
１的を有する。

（問題点を解決するための手段） １−記の［１的を達成するために、本発明に係る衣類乾
燥機は、熱風循環経路の熱交換器人口部および出「１都
のそれぞれに温度センサーを設け、これら両温度センサ
ーによる検出温度を取り入れて記憶する手段と、両検出
温度およびそのＵ度差の一定時間毎の変化Ｍを演算する
手段ならびに、運転開始時において両検出温度に差があ
る場合、その後の一定時間毎の両検出温度の変化はから
運転開始時相当の両温度を演算して周囲温度を求め、こ
の求めた周囲温度を運転制御部に補正入力する手段を備
えたという構成に特徴を有するものである（作用） このような構成の本発明によれば、 ■　熱風循環されていない運転頭初において前記両セン
サーによる検出温度は互いに等しくて、周囲温度と同一
である。

■　運転を開始して熱風が循環されると、前記両センサ
ーによる検出温度には差が生じ、その温度差及び各温度
の一定時間如の変化量が演算され、それらの値が設定時
間以上に亙って安定したとき、適正な乾燥状態が得られ
るので運転を停止する。

■　上記■の運転後で前記両センサーによる検出温度が
−Ｌ１いに等しくなるまでに、引続いてｉｌＴ運転を開
始した場合は、その再運転開始後の雨検出？Ｍ度の一定
時間毎の変化量から、再運転開始時相当の両温度を演算
して、その演算温度が互いに等しい点を周囲温度とする
。

以、ヒのようにして求めた周囲温度を運転制御部に補正
入力することにより、周囲温度を制御要素の＝一つとし
た運転制御が行われるに至るのである（実施例） 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図において、（８）は熱風循環経路でその−・部に
熱交換話人１」部（９）および熱交換蒸出［１部（１０
）があり、それら人＋１部（９）及び出【二１部（１０
）にそれぞれ温度センサー（１）および（２）が設けら
れている。（１２）は１〕；ｆ記両センサー（１）及び
（２）による検出温度をもとにして、蓮転制御フク、具
体的には熱風発生用加熱器の自動制御部や運転動作状態
表示部の作動制御部に入力すべき制御値を演算処理し、
かつ判定記憶する演算処理判定記憶部であって、ここで
の各動作は次に述べる衣類乾燥機の運転作用説明におい
て明らかにされるであろう。

つまり、衣類乾燥機の運転頭初からの熱交換器人口部（
９）および熱交換器人口部（１０）の温度変化はそれぞ
れ第２図に示す（Ｔ、　）、（Ｔ、　）のような曲線に
なる。

この状態を前記温度センサー（１）及び（２）が検出し
、それら検出温度を図外の運転制御部への入力源である
演算処理判定記憶部（１２）内に、温度検知部（３）を
用いて順次取り入れ、温度演算部（４）を通じ記憶部（
５）に記憶させる。さらに前述（Ｔ。

）と（ＴＩ）及び両者の温度差の一定時間毎の変化ｉｉ
を温度・温度差変化は演算部（６）において算出する。

このような演算の結果で、（ｒ＋　）と（Ｔ、）の温度
が等しいときのｌ見度を周囲温度（室温）（ＴＡ）とし
て検知し記憶させる。なお、実際の検知は、電源投入か
ら運転開始迄の間に（ＴＩ　　）及び（Ｔ、）を検出す
ること、あるいは運転開始後で加熱器をオンする前の（
Ｔ１）及び（Ｔ、）を検出する手段が採用される。

次に、一連の運転が終ｒした後、１［１度引続いて運転
を杼う場合の両センサー（１）及び（２）による検出温
度（Ｔｌ　　’）及び（Ｔｌ　　′）の変化は第３図に
示すような曲線となる。

即ち、運転開始時において、（Ｔ、　　’）と（Ｔｌ　
　’）との間に差がある場合には、その後の一定時間毎
の両温度の変化量を検出し、その変化量から運転開始時
相当の（Ｔｌ　　’）、（ＴＡ　’）を演算して、（Ｔ
ｌ　　’）と（Ｔ、　　’）とが等しくなる温度を周囲
温度（ＴＡ　）として求め、これを記憶部（５）に記憶
させる。

而して、室温補正処理部（１１）を用いて記憶部（５）
に記憶されたデータを読み出し、運転制御部に補ｉ′Ｆ
入力する。

以−１−のとおり、運転中における熱風循環経路（８）
の熱交換器入口部（９）及び熱交換不出Ｌ１部（１０）
の２点の検出２μ度より、乾燥状態の適否検知のほか周
囲温度（室温）を第１図仮想線で７１＜す専用のセンサ
ー（」３）を用いずに検知することができるのである。

尚、第１図中（７）は恒率乾燥時間判定部である（発明
の効果） 以上詳述したことからも既に明らかなように、本発明に
よる時は、周囲温度検知専用のセンサーを用いることな
（、熱風循環経路の熱交換器入口部および出口部にそれ
ぞれ設けた二個の温度センサーによる二点の検出温度な
らびにその両検出温度と温度差の時間的変化量から、周
囲温度を検知することができるから、最少必要限の部品
点数をもって検出制御部全体のコスト−１１を抑えなが
ら、実運転時における周囲温度を加味したむだのない運
転制御が可能である。これによって、消費電力ロスを最
大限に抑制して運転効率の向上が図れるとともに、熱風
通り具合の悪化現象を正確に判断して報知させる、こと
ができ、これにより乾燥効率の向」−を図り得るに至っ
たのである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例における衣類乾燥機の制御部の
ブロック図、第２図は衣類乾燥機運転時の周囲温度（Ｔ
、）と、熱交換器入口部及び出口部の温度（Ｔ１）及び
（Ｔ、）の時間的変化を示すグラフ、第３図は一連の運
転後に１【￥度引続き運転させた場合の周囲温度（ＴＡ
　）と、熱交換器入口部及び出［１部の温度（Ｔ、　　
’）及び（Ｔ、　　’）の時間的変化の一例を示すグラ
フである。 （Ｔ０２）・・・温度センサー、（３）・・・温度検知
部、（５）・・・記憶部、（６）・・・温度・温度差変
化量演算部、（８）・・・熱風循環経路、（９）・・・
熱交換ム入口ＲＢ、（１０）・・・熱交換不出［１部。 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 熱風循環経路の熱交換器入口部および出口部のそれぞれ
   に温度センサーを設け、これら両温度センサーによる検
   出温度を取り入れて記憶する手段と、両検出温度および
   その温度差の一定時間毎の変化量を演算する手段ならび
   に、運転開始時において両検出温度に差がある場合、そ
   の後の一定時間毎の両検出温度の変化量から運転開始時
   相当の両温度を演算して周囲温度を求め、この求めた周
   囲温度を運転制御部に補正入力する手段を備えてあるこ
   とを特徴とする衣類乾燥機。