JPS639500A

JPS639500A - 衣類乾燥機

Info

Publication number: JPS639500A
Application number: JP61152184A
Authority: JP
Inventors: 勝彦角谷; 久哉松井; 雅人井上; 哲夫河合
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1986-06-27
Filing date: 1986-06-27
Publication date: 1988-01-16
Anticipated expiration: 2010-07-05
Also published as: JPH0761397B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は一般家庭において使用する衣類乾燥機に関する
ものである。

（従来の技術）従来の衣類乾燥機を第５図に示す、（＋）は乾燥機の外
枠、（２）は外枠（１）内に回転自在に支持したドラム
、（３）は熱交換型送風機で乾燥用空気（ａ）と冷却用
空気（ｂ）の送風を行うとともに両空気間の熱交換をも
行う。（４）は熱交換型送風機（３）とドラム（２）と
を駆動するモーター、（５）はヒーター、（６）はドラ
ム（２）の後方に設けたりンドりを回収するフィルター
である。

以［−のような構成の従来の衣類乾燥機において、衣類
をドラム（２）内に投入し、電源を入れてモーター（４
）を稼動し、熱交換型送風機（３）とドラム（２）を駆
動回転させると、乾燥用空気（ａ）と冷却用空気（ｂ）
が送風される。乾燥用空気（ａ）はヒーター（５）で加
熱され、ドラム（２）内に送風される。衣類を乾燥させ
て高ｌ！ｉ１１多７９度となった乾燥用空気（ａ）は熱
交換型送風機（３）で冷却用空気（ｂ）により冷却除湿
される。その後再びヒーター（５）により加熱され、ド
ラム（２）内に戻される。このようにして衣類の乾燥を
行う。

（発明が解決しようとする問題点）しかしながら上記のような構成では、乾燥を行う毎にド
ラム後方に設けたフィルターに糸くず等のリントが付着
し乾燥用空気風…が徐々に低下することとなる。このた
め長期間フィルターの掃除を怠ると、乾燥用空気風ｉ′
＃１が人１１１に低ドし、極めて乾燥時間が長くなると
ともに乾燥効率が悪くなり、エネルギのむだ使いになる
などの問題がある。このため、フィルター目づまりを適
切な時にｉＥ確に検知し、使用者にフィルター掃除を促
す報知を行うことが望まれていた。

本発明は１−・、記の問題点を解消するもので、使用者
がフィルターの掃除を忘れていたとしても、フィルター
［１づまりが一定の所まで進行すると正確にそれを検知
し報知を行い、フィルターの掃除を促し常に良い条件で
乾燥を行えるようにした衣類乾燥機を提供するものであ
る。

（問題点を解決するための手段）この目的を達成するために、本発明の衣類乾燥機は乾燥
用空気の循環経路途中にある熱交換器の人口１部と出「
１部に温度センサーを設けるとともに、フィルター目づ
まり報知手段を有する制御装置を設け、前記２個の温度
センサー出力値が安定した後の両温塵センサーの出力値
差が所定の値に達した時前記報知手段によりフィルター
のｌ」づまり報知を行うものである。

（作用）この構成によって、２つの温度センサーの出力値が安定
した時の出力値差は、衣類の掛や電源電圧にほとんど影
響なく、フィルターの［」づますｌにのみに関係する。

したがって、前記出力値差を検出することにより、フィ
ルターの目づまり量を極めて正確に検知して報知を行う
ことができ、これによって使用者のフィルター掃除を促
し、常に良好な状態で効率良（乾燥を行えるものである
。

（実施例）以−ド木発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。第１図において、（７）は外枠（８）内に回転
自在に設けたドラム、（９）は熱交換型送風機で乾燥用
空気（ａ）と冷却用空気（ｂ）の送風を行うとともに、
両空気の熱交換をも行う。（１０）はモーター、（ｌｌ
）はヒーター、（Ｉ２）はドラム後方に設けたりント等
を回収するフィルターである。（１３）、（Ｉ４）は熱
交換器である熱交換型送風機（９）の乾燥用空気（ａ）
の人口部と出し一１部に設けた温度センサーである。乾
燥用空気（ａ）はドラム（７）、熱交換型送風機（９）
のドラム対面側、ヒーター（ＩＩ）を含む循環経路内を
循環する。一方冷却用空気（ｂ）は外枠（８）の外側か
ら吸気し熱交換型送風機（９）の機外対面側を経てＩ’
Ｔび外側へυ［気する冷却用空気経路内を送風される。

第２図は目づまり報知手段を有する本乾燥機の制御装置
を表すブロック図であり、２個の温度センサー（１３）
、（１４）の出力値を人力としてモーターとヒーターと
目づまり報知手段をマイコンにより制御を行う。

以−！この構成の衣類乾燥機の動作について説明を行う
。体３図に示したように、２個の温度センサー（１：ｌ
）、（＋４）の出力値の差すなわち温度差は乾燥の後）
１１に急激に大きくなり、所定値に達すると乾燥終了と
判断し制御装置によりモーター（１０）及びヒーター（
１１）への通電を１１−め乾燥終了となる。

一方、衣類の乾燥によりフィルター（Ｉ２）には糸（ず
等のリントが付着し、乾燥回数を重ねると冷却用空気風
ｊ７）は変化しないが乾燥用空気風緻が低−ドし、２個
の温度センサー（１３）、（１４）出力値が安定した後
の温度差ΔＴ′は第３図の破線のよ゛うに［」づまりの
無い時の温度差ΔＴに比べ大きくなる傾向がある。した
がって、前記温度差が所定の値に達した時Ｌ１づまりと
Ｉ断し、制御手段によりフィルター１１づまり報知手段
を動作させることが可能となる。

また、２個のｌ温度センサー（１３）、（１４）の出力
値が安定した後の出力値差すなわち熱交換器出入口の差
温は第４図に示すように、衣類の量および電源電圧に関
係せずに常に一定の値となることがわかっており、衣類
のｌｉｌおよび電源電圧に左右されずに常に正確なフィ
ルター［１づまり検知が可能となっている。

このように、フィルターの［１づまり報知を行うことに
より使用者にフィルターの１ｉｉｔ除を促し、常に乾燥
用空気風Ｍの低下がない良好な状態で使用可能となり、
フィルター目づまりによる乾燥時間の増大や効率低下を
未然に防ぐものである。

なお、２個の温度センサーによる差温は室温が高くなれ
ば小さくなる傾向がある。そこで室温が高くなれば乾燥
スタート時の温度センサー出力値すなわち室温を検知し
、室温が高くなれば目づまり検知を行う所定の差温値を
小さくすれば、さらに精度良く目づまりを報知すること
が可能となる（発明の効果）以１−のように本発明は、ｌ玄燥用空気の循環経路内の
熱交換本人［１部と出し１部とに温度センサーを設ける
と共に、フィルター目づまり報知手段を有する制御装置
を設け、前記２個のｌ！＋１度センサー出力値が安定し
た後の出力値差が所定の値に達した時、フィルター［１
づまり報知手段によりフィルター目づまりを報知を行う
もので、これにより衣類の量、電源電圧に左右されずに
正確にフィルターの目づまり状態を報知でき、使用者に
フィルターの掃除を促すことで、フィルター［１づまり
を未然に防ぐとともに、乾燥時間の増大および効率低下
を防ぐことができ、その効果は大なるものがある４

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を４＜す衣類乾燥機の縦断面
図、第２図は同制御装置のブロフク図、第３図は温度カ
ーブを示す図であり、第４図は目づまり後の２個の温度
センサーが示す差温の図である。第５図は従来例を示す
衣類乾燥機の縦断面図である。（７）・・・ドラム、（９）・・・熱交換型送風機（熱
交換器）、（１０）・・・モーター、（１１）・・・ヒ
ーター、（Ｉ２）・・・フィルター、（＋３）・・・温
度センサー、（＋４）・・・温度センサー。第２図第３図ＩＩ￥間くう２）

Claims

【特許請求の範囲】

（１）後部にフィルターを装着し外枠内に回転自在に設
置したドラムと、乾燥用空気と冷却用空気を送風するフ
ァンと、熱交換器と、ヒーターと、ファンおよびドラム
を駆動するモーターと、ドラムとフィルターと熱交換器
とヒーターとにより構成される乾燥用空気の循環経路と
、外枠の外側より吸気した冷却用空気が熱交換器を経て
再び外側へ排気される冷却経路とを備え、循環経路途中
において乾燥用空気の熱交換器への入口側でかつ前記フ
ィルターより下流側に第一の温度センサーを、乾燥用空
気の熱交換器出口側でかつヒーターよりれ流側に第二の
温度センサーをそれぞれ設けるとともに、フィルター目
づまり報知手段を有する制御装置を設け、前記第一及び
第二の温度センサー出力値が安定した後の前記二個の温
度センサーの出力値差が所定の値に達した時、前記報知
手段によりフィルターの目づまり報知を行う衣類乾燥機
。
（２）フィルター目づまりと判断する二個の温度センサ
ー出力値差を室温に応じて変化させ、この値を用いてフ
ィルター目づまり報知を行う特許請求の範囲第１項記載
の衣類乾燥機。