JPS6393641A - カツプホルダ - Google Patents

カツプホルダ

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JPS6393641A
JPS6393641A JP61239809A JP23980986A JPS6393641A JP S6393641 A JPS6393641 A JP S6393641A JP 61239809 A JP61239809 A JP 61239809A JP 23980986 A JP23980986 A JP 23980986A JP S6393641 A JPS6393641 A JP S6393641A
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pin
cup
slider
housing
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Hiromichi Nakayama
中山 博道
Koji Watanabe
康二 渡辺
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N3/00Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for
    • B60N3/10Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for of receptacles for food or beverages, e.g. refrigerated
    • B60N3/102Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for of receptacles for food or beverages, e.g. refrigerated storable or foldable in a non-use position

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Passenger Equipment (AREA)
  • Table Equipment (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は自動車の室内等に取りつけられ、飲物等を一時
的に安定して保持するためのカップホルダに関する。
[背景技術] 自動車の室内には清涼飲料水等を一時的に保持しておく
ためのカップホルダが設けられるものが多い。このカッ
プホルダは車室内へ固定的に設けたり、車室内で折畳む
ものもあるが、自動車の車体内へ収納しておき、必要に
応じて取り出せる構造とするのが便利である。
しかし従来のカップホルダはカバーを室内側へ引き出し
てカップ支持部を露出させるようになっているため、カ
バーに把手が必要である。このため収納状態においても
カバーが他の車室内壁と凹凸が生じたり、調和したデザ
インにすることはできない。
本発明は上記事実を考慮し、操作用の把手を不要とし、
収納−状態では室内の内壁と調和したデザインが可能と
なるカップホルダを得ることが目的である。
[発明の概要及び作用] 本発明に係るカップホルダは、ハウジングと、このハウ
ジングの一側へ取りつけられてハウジングを開閉する蓋
と、この蓋の開放によってハウジングから取り出される
カップ支持部と、前記蓋とハウジングとの間に介在され
蓋のハウジングへの第1の押込によって蓋を閉止状態に
保持し第2の押込によって蓋を開放可能とする保持手段
と、蓋を開放方向に付勢する弾性体と、を有することを
特徴としている。
このため本発明では、カップ支持部の取り出し時に蓋を
単に押圧するのみで蓋が開放され、これによってカップ
支持部が室内へ突出する。また使用終了後も蓋を単にハ
ウジング側へ押圧するのみで保持手段が蓋を閉止状態に
維持する。
従って蓋には特殊な把手等を設ける必要はなく、閉止状
態ではハウジングが取りつけられる壁と調和した外形と
することができる。
[発明の実施例コ 第1図〜第3図には本発明の第1実施例に係るカップホ
ルダ10が示されている。このカップホルダ10はハウ
ジング12が取りつけ部、例えば自動車車体14の開口
14Aへ室内側から埋め込まれている。
このハウジング12は室内側に面して開放されて箱状と
なっており、両側から突出するブラケツ)16が車体1
4へ図示しないビス等によって固定されている。
ハウジング12の側壁12A、12Bにはその下端部付
近にカップ支持板18の一端が軸支されている。このカ
ップ支持板18は一端部に一体的に形成されるピン20
が側壁12A、12Bに形成される孔22へ挿入される
ことによってハウジング12へ軸支されている。
ピン20が形成された部分はカップ支持板18ヘピン2
0の軸心と直角方向に切込み24が形成され、ピン20
付近をカップ支持板18から突出する片持ちアーム26
としている。このため片持ちアーム26は組付時に切込
み24の幅寸法を縮小する方向に弾性変形させながらハ
ウジング12内へ挿入すれば、復元力によって一対のピ
ン20が互いに離反する方向に移動して孔22内へ入り
込むようになっている。
このカップ支持板18は第2図に示される如くピン20
回りに反時計方向に回転してハウジング12内へ収容さ
れた状態から、逆方向に回転して略水平状態となること
ができる。このためハウジング12からはストッパ28
.29が突出しカップ支持板18の一端部と当接し、カ
ップ支持板18へ飲料用カップ30を搭載した場合にも
、その重量を安定して支持できるようになっている。
カップ支持板18にはピン20が設けられた部分の反対
側にピン20とそれぞれ平行な一対のピン32が突出し
ており、蓋34へ軸支されている。蓋34は平板状であ
り、車体14に形成される開口14Aへ入り込んで第2
図に示される如くハウジング12を閉止した状態では車
体14の室内側表面と同一面を形成できるようになって
いる。
なお、カップ支持板18には一対のピン32の間にフッ
ク逃げ用切欠36が形成されている。
蓋34のハウジング12に面した表面には一対のブラケ
ット38が突出され、ピン32が挿入される孔40が形
成されている。またピン32が形成される部分のカップ
支持板18はピン20の場合と同様に切込み42が形成
されて片持ちアーム44となっている。
側壁12A、12Bの上端部付近と蓋34との間には支
持アーム48が取りつけられている。この支持アーム4
8は一端部に互いに離反する方向にかつ同軸的に突出さ
れるピン50が側壁12A、12Bに形成される孔52
内へ挿入されている。
一方のピン50はピン20の場合と同様に切込み54に
よって形成される片持ちアーム56から一体的に突出さ
れており、他方のピン50には支持アーム48との間に
ピン50に沿った切込み58が形成され、これによって
このピン50へねじりコイルばね60を巻き付けること
ができるようになっている。このねじりコイルばね6o
は第1図に示される如くハウジング12と支持アーム4
8との間に介在され、ピン50付近の支持アーム48を
第2図反時計方向に回転付勢している。
支持アーム48はピン50の反対側端部が蓋34へ取り
つけられるようになっており、このためこの蓋34への
取りつけ部分にはピン64が互いに反対方向に向けてか
つ同軸的に突出しており、蓋34に形成されるブラケッ
ト66の孔68へ収容されている。
また、この支持アーム48は中央部に貫通孔70が形成
され、カップ30の収容用となっている。この貫通孔7
0はピン50側の端部は円弧状とされカップ30の外周
に対応している。この貫通孔70の略中央部に対応した
部分であってピン50とピン64の略中間点はピン50
.64の軸心と平行に長手方向とされる薄肉部72が形
成されてインテグラルヒンジとなっており、支持アーム
48が薄肉部72を中心として二つ折り状態に相対回転
可能となっている。この薄肉部72を中心とした支持ア
ーム48の二つ折り状態における挟角は第2図に示され
る如くカップ支持板18の収納状態では小さく、第1図
に示される如くカップ支持板18の取出状態では大きく
なっている。
このためねじりコイルばね60はカップ支持板18の収
納状態ではピン50が取りつけられた付近の支持アーム
48を反時計方向に付勢して蓋34をハウジング12か
ら押し出すようになっている。この支持アーム48は第
1図の如くカップ支持板18が水平となった状態、すな
わちカップ30の支持時にはほぼ直線状となって、カッ
プ保持用の貫通孔70を大きくするが、薄肉部72はピ
ン50と64とを結んだ直線よりも下方にあるようにね
じりコイルばね60のばね力が調整されている。
蓋34には第1図に示される如く横方向から見てブラケ
ット38の下方位置からハウジング12に向けてフック
74が突出している。このフック74は蓋34の閉止状
態において第4,5図に詳細に示される保持手段75の
フック76へ保持されるようになっている。
このフック76はその基部がスライダ80へ一体的に固
着されて弾性変形可能となっている。このスライダ80
はハウジング12へ固着されるケース84の案内孔86
内へ挿入されてスライド可能となっている。この案内孔
86内には圧縮コイルばね88が収容されてスライダ8
0が常に案内孔86から押し出される方向に付勢されて
いる。
案内孔86の底部付近にはピン90の一端部に形成され
る直角屈曲部90Aが軸支されている。
このピン90の他の一端部に形成される直角屈曲部90
Bはスライダ80の頂面に形成されるハートカム溝92
内へ挿入されている。
コノハートカム溝92はピン90の直角屈曲部90Bを
矢印A、B、C方向に順次案内するように段部92Aが
複数箇所に形成されている。
またこのハートカム溝92はハート型溝の中央屈曲部9
2Bにピン90の直角屈曲部が対応するとスライダ80
をケース84内へ最大量引き込んだ状態で保持できるよ
うになっている。
このためスライダ80はフック74からの力を受けて案
内孔86内に押込まれると、最大押込状態がピン90に
よって保持されるようになっている。ピン90の直角屈
曲部90Bをハートカム溝92内へ確実に挿入するため
にばね94が設けられている。
また案内孔86の底面には斜面96が形成され、第4,
5図に示される如くスライダ80が案内孔86内で最大
量押出された状態とされるとフック76の先端鉤部76
Aをフック76の弾性力でスライダ80と離し、この間
にフック74の先端屈曲部74Aを挿入できるようにし
ている。しかしフック76はフック74によってスライ
ダ80が案内孔86内へ押込まれると斜面96によって
押上刃を受け、第6図に示される如く弾性変形してスラ
イダ80に接近し、先端鉤部76Aが先端屈曲部74A
を保持し、蓋34の閉止状態を維持できるようになって
いる。
次に本実施例の作用を説明する。
第2図は蓋34の閉止状態であり、蓋34はその室内側
表面が車体14の室内側表面と同一面を形成し、調和し
た室内壁を形成している。この閉止状態では全体の厚み
が薄いので、車体14内への収納が可能であり、また車
内へオプションとして後付けする場合にも室内の突出量
が小さい。
この状態ではスライダ80のハートカム溝92部分では
ピン90の直角屈曲部90Bが中央屈曲部92Bに対応
しているため、スライダ80は第6図に示される如く案
内孔86内に最大量挿入された状態が維持されており、
フック74はフック76によって保持されている。この
ため蓋34が不用意に開放されることはない。
蓋34を開放しようとする場合には、蓋34を若干量だ
け押込めばよい、これによってピン90の直角屈曲部9
0Bは矢印B、C方向に移動できるように中央屈曲部9
2Bから外れるので、スライダ80は圧縮コイルばね8
8の付勢力でケース84から押し出される方向に力が作
用する。このためフック76がその弾性復元力でスライ
ダ80と離れ第4図に示される如くフック74の保持状
態が解除される。
これによって蓋34はねじりコイルばね60の付勢力で
第2図時計方向に回転する。第1図の状態まで回転する
とカップ支持板18が水平状態となリストツバ28と当
接して停止する。
このためカップ支持板18へはカップ30を安定して載
置することができる。カップ30は支持アーム48に形
成した貫通孔70でその周囲が支持されるので安定して
いる。さらにこの方ツブ30の底面を確実に支持するた
めにカップ支持板18へ凹部等を形成してもよい。
使用後に蓋34を閉止するには、単に蓋34をハウジン
グ12へ押込んで再び第2図の状態とすればよい。これ
によってフック74が再び第6図に示される如くフック
76によって保持され、スライダ80はピン90の直角
屈曲部90Bが中央屈曲部92Bに対応して押込状態が
維持される。
フック76がハウジング12内へ取り付けられているの
で、蓋34はそのほぼ中央部でハウジング12へ保持さ
れることになり、閉止状態の安定性が良く、蓋34の下
部が不用意に開くこともない。また保持手段がハウジン
グ12内へ配置されているので、ハウジング12の上部
へ保持手段を設ける場合に比べて全体を小形にできる。
次に本発明の第2実施例について説明する。
第7図〜第9図に示される如く、この実施例では蓋を兼
ねるカップ支持板18の一端がピン100でハウジング
12の下端部へ軸支されている。このカップ支持板18
の上端部付近には支持アーム48の一端がピン102で
軸支されている。この支持アーム48の他の一端部に形
成されるピン104は側壁12A、12Bに形成される
長孔106内へ挿入し先端が突出されている。
ピン102にはねじりコイルばねlO8が取りつけられ
、ピン104が長孔106に沿って上昇する方向に付勢
され、これによってカップ支持板18及び支持アーム4
8が第8図に示される収納状態から第7図に示される取
出状態まで回転し、支持アーム48が水平となるように
各部の形状及び配置が決定されている。カップ支持板1
8の裏面にはカップ30を載置するための受は突起11
0が形成されている。また支持アーム48にはカップ3
0を収容するための丸孔112が設けられている。使用
するカップ30のサイズによってはカップ30の底面が
受は突起110へ当らないので、丸孔112によってカ
ップ30の外周を支持するようにしてもよい。
ピン104の先端部は長孔106の下端部付近に配置さ
れる保持手段としてのカム114と対応している。この
カム114はビス115及び段付スリーブ116を介し
てハウジング側壁12Aへ軸支されている。すなわちカ
ム114の軸支孔114Aへは段付スリーブ116の小
径部116Aが挿入され、ビス115を側壁12Aへ締
付けてもカム114が小径部116回りに回転できるよ
うになっている。さらに、この小径部116の外周と軸
支孔114Aとの間には隙間が形成され、カム114の
先端が側壁12Aから離れる方向に回転(第8C図矢印
E方向)できるようになっている。
このカム114は段付スリーブ116の大径部外周へ取
り付けられるねじりコイルばね117によって、第8B
図に示される如く側壁12Aのストップピン118八当
接するまで付勢力を受けている。この状態ではカム11
4の先端外周が長孔106の長手軸線と傾斜した斜面1
14Bが形成され、ピン104が長孔106内を降下す
ると、このカム114が第8B図の時計方向に回転され
るようになっている。
カム114の先端は斜面114Bに連続したフック11
4Cとされ、このフック114Cの内側に形成される凹
部114Dはカム114が第8B図の状態から若干だけ
時計方向に回転して長孔lO6と整合し、ピン104の
先端を受は入れるようになっている(第8A図)。
この凹部114Dに向ってビス115の貫通部付近から
は突起114Eが突出しており、凹部114Dと突起1
14Hの間からフック114Cの反対側へ凹部114F
が形成されている。この凹部114Fは凹部114Dヘ
ピン104が入り込んだ第8A図の状態から、ピン10
4が長孔106内を若干量だけ降下するとカム114が
ねじりコイルばね117の付勢力で第8A図反時計方向
に回転することによって第8B図に想像線で示されるよ
うにピン104が入り込むようになっている。
この凹部114Fの内周からは第8C図の如くカム11
4の先端にかけて傾斜溝114Gが形成され(幅寸法W
)、カム114の先端にかけて次第に溝深さを浅くして
いる。また第8C図に示される如く、ピン104が凹部
114F内へ入ると、ピン104の先端は傾斜溝114
Gの最深部よりも側壁12A寄りに位置し、ピン104
がねじりコイルばね108の付勢力で長孔106内を上
昇すると傾斜溝114Gへ乗り上げ、カム114を第8
C図矢印E方向に回転させ、ピン104がそのまま上昇
される配置となっている。
このようにピン104は第8B図の状態で長孔106内
を降下すると斜面114Bと当ってカム114を一時的
に時計方向へ回転させ、降下刃の解除により上昇して凹
部114Dへ係合し、降下状態が保持され、再度の降下
によって凹部114F内へと入り傾斜溝114Gによっ
てカム114を矢印E方向に回転させながら保合が解除
されて上昇するようになっている。
なおりツブ支持板18にはピン100を中心にしてラッ
ク122が形成されており、ダンパ124のピニオン1
2Bとかみ合っている。このダンパ124は側壁12A
へ取りつけられ、ピニオン126がケース128へ軸支
されており、ピニオン126が回転時に抵抗力を受ける
ようにケース128内に図示しないオイルが封入されて
いる。
したがってこの実施例においても第8A図に示される状
態で蓋34が保持手段としてのカム114の凹部114
Dによって閉止状態を維持されている。使用時には蓋3
4を押圧するとピン104が凹部114Dから抜は出し
、ねじりコイルばね117の付勢力でカム114が回転
するのでピン104は凹部114F内へ至り、蓋34の
押圧解除によりピン104が傾斜溝114Gと係合して
カム114を第8C図矢印E方向に押しながら上昇でき
るので、ねじりコイルばね108の付勢カフ によってカップ支持板18、支持アーム48が第7図の
状態となる。
このため支持アーム48の丸孔112を通してカップ3
0をカップ支持板18の受は突起110へと搭載するこ
とができる。使用後は蓋34を押込めば、ピン104が
カム114Aと当ってカム114を第8B図時計方向へ
と回転させるので、ピン104がフック114Cを迂回
して押込力解除により凹部114D内へ入り込んでピン
104の降下状態が保持され、カップ支持板18の閉止
状態が維持される。
次に第10図〜第12図に従い本発明の第3実施例を説
明する。
この実施例では蓋34へ一端が軸支されるカップ支持板
18及び支持アーム48が平行状態を維持するようにな
っている。すなわちカップ支持板18、支持アーム48
の他の一端部に形成されるピン132,134は側壁1
2A、12Bに形成される長孔136,138へ案内さ
れて移動するようになっている。この場合ピン132と
ピン134はその間隔が蓋34への取付部の間隔と等し
くなっており、これによってカップ支持板18と支持ア
ーム48とが常に平行状態を維持しながら長孔136,
138に案内されている。
ピン132にはスライダ140の一端部が軸支されてお
り、このスライダ140はケース142内に収容されて
スライドするようになっている。
ケース142はビス144で側壁12Aへ軸支されてい
る。第12.13図に示される如くスライダ140には
ハートカム溝92が形成され、ケース142にはピン9
0の一端が軸支され、先端部が直角屈曲部90Bとされ
てハートカム溝92と対応している。このピン90とハ
ートカム溝92の組合せは前記各実施例と同様構造であ
る。またケース142内には圧縮コイルばね146が挿
入され、常にスライダ140を押出す方向に付勢してい
る。この付勢力はカップ支持板18、支持アーム48を
第11図の状態から第10図の状態までハウジング12
から押出す方向に付勢力を付与することになる。
したがってスライダ140がピン9oとハートカム溝9
2との組み合わせによってケース142内へ最大量挿入
された状態ではピン90が中央屈曲部92Bによって係
止されており、第11図に示される如く蓋34がハウジ
ング12を閉止した状態が維持される。またこの状態か
ら蓋34が若干量押圧されるとハートカム溝92による
ピン90の保持が解消されるので圧縮コイルばね146
の付勢力によって蓋34は第10図の状態まで室内側へ
突出してカップ支持板18、支持アーム48を平行状態
に維持する。この平行状態を維持するために、蓋34の
裏面にはストッパ148,150が取りつけられている
したがってこの実施例においても、乗員は単に蓋34を
押圧するのみで蓋34の閉止状態及びカップ支持板18
の取り出し状態とすることができ、閉止状態では蓋34
がハウジング12を確実に閉止し、かつ室内への突出を
なくすことができる。
[発明の効果] 以上説明した如く本発明に係るカップホルダは、開閉す
る蓋の押込によって蓋を閉止状態に保持し、別の押込に
よって蓋を開放状態とするので操作用の把手を不要とし
収納状態では室内の内壁と調和したデザインができる優
れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例に係るカップホルダを示す
開放状態の縦断面図、第2図は閉止状態の縦断面図、第
3図は主要部品を示す分解斜視図、第4図は保持手段の
縦断面図、第5図は第4図の一部を示す水平断面図、第
6図は第4図の作動図、第7図は第2実施例に係るカッ
プホルダを示す開放状態の斜視図、第8A図は閉止状態
の斜視図、第8B図は第7図の状態のカムを示す正面図
、第8C図は第8B図の■−■線断面図、第9図は分解
斜視図、第10図は第3実施例の開放状態を示す斜視図
、第11図は閉止状態の斜視図、第12図は第3実施例
の主要部を示す分解斜視図、第13図は第3実施例の保
持手段を示す拡大O 図である。 10・・・カップホルダ、 12目・ハウジング、 18・・・カップ支持板、 30・・拳カップ、 34・・・蓋、 74.76φ目フツク、 75・・・保持手段、 80・・・スライダ、 84争争・ケース、 92・1ハートカム溝、 96・・・斜面、 104・・・ピン、 114・1111カム、 114D・1凹部、 114G−−−傾斜溝。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ハウジングと、このハウジングの一側へ取りつけ
    られてハウジングを開閉する蓋と、この蓋の開放によっ
    てハウジングから取り出されるカップ支持部と、前記蓋
    とハウジングとの間に介在され蓋のハウジングへの第1
    の押込によって蓋を閉止状態に保持し第2の押込によっ
    て蓋を開放可能とする保持手段と、蓋を開放方向に付勢
    する弾性体と、を有するカップホルダ。
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