JPS63935Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS63935Y2 JPS63935Y2 JP1981053200U JP5320081U JPS63935Y2 JP S63935 Y2 JPS63935 Y2 JP S63935Y2 JP 1981053200 U JP1981053200 U JP 1981053200U JP 5320081 U JP5320081 U JP 5320081U JP S63935 Y2 JPS63935 Y2 JP S63935Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bracket
- exterior wall
- sash
- new
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
- Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、改装カーテンウオールに関し、さら
に詳細には、タイル等の落下物の受け溝を有する
ブラケツトを備えた改装カーテンウオールに関す
る。
に詳細には、タイル等の落下物の受け溝を有する
ブラケツトを備えた改装カーテンウオールに関す
る。
たとえば、タイル張り外装の建物が古くなる
と、タイルがモルタルから剥離し、ボロボロ落ち
はじめる。このような建物の外面を改装するの
に、もしモルタルを全部塗りかえタイルを貼りか
えるとすれば大変な作業が必要となる。そこで、
既存の外壁はそのままにして、外側に全く新しい
外壁(カーテンウオール)を施工することが行な
われている。しかしながら、この場合にも、外側
からは見えないが、振動その他があれば、古くな
つたタイルは依然として剥離し落下しつづける。
一般に、カーテンウオールには、窓部分である開
口部分と床部分を覆うスパンドレル部分があり、
開口部分にはサツシが設けられる。したがつて、
古いタイルが落ちると、サツシの上に落下し、た
まることになる。タイルがサツシの上にたまる
と、荷重が増え、サツシの変形もしくは損傷を生
じる。
と、タイルがモルタルから剥離し、ボロボロ落ち
はじめる。このような建物の外面を改装するの
に、もしモルタルを全部塗りかえタイルを貼りか
えるとすれば大変な作業が必要となる。そこで、
既存の外壁はそのままにして、外側に全く新しい
外壁(カーテンウオール)を施工することが行な
われている。しかしながら、この場合にも、外側
からは見えないが、振動その他があれば、古くな
つたタイルは依然として剥離し落下しつづける。
一般に、カーテンウオールには、窓部分である開
口部分と床部分を覆うスパンドレル部分があり、
開口部分にはサツシが設けられる。したがつて、
古いタイルが落ちると、サツシの上に落下し、た
まることになる。タイルがサツシの上にたまる
と、荷重が増え、サツシの変形もしくは損傷を生
じる。
したがつて、本考案の目的は、受け溝を持つた
タイル落下防止ブラケツトを備えた改装カーテン
ウオールを提供することにある。
タイル落下防止ブラケツトを備えた改装カーテン
ウオールを提供することにある。
この目的達成のために、本考案は、既存の外壁
に新規の外壁を施工するにあたり、既存の外壁の
下部位置に受け溝を備えたブラケツトを躯体に取
り付けたものである。
に新規の外壁を施工するにあたり、既存の外壁の
下部位置に受け溝を備えたブラケツトを躯体に取
り付けたものである。
以下、図示の実施例により本考案を詳細に説明
する。添付の図面は、本考案に係る改装カーテン
ウオールの部分縦断面図を示したものである。
する。添付の図面は、本考案に係る改装カーテン
ウオールの部分縦断面図を示したものである。
符号Aは既存の外壁を示し、通常コンクリート
よりなる躯体10の外面にモルタル11を介して
タイル12の外装が施されている。Bは新規外壁
を構成する改装カーテンウオールを示し、スパン
ドレル部分を構成する新規外壁パネル20と、新
規サツシ21と、外壁パネル20およびサツシ2
1間のシールを図るシール材22と、開口部23
とから構成される。本考案では、かかる改装カー
テンウオールBを施工するに当り、外壁パネル2
0の内側の、各スパンドレル部分下部位置、すな
わち、新規サツシ21の上方位置に、断面が実質
的にJ字状の受け溝24を備えたタイル落下防止
ブラケツト25が設けられる。このブラケツト2
5は、躯体10に沿う取付部25aにおいて、躯
体10に埋設した打ち込みアンカー26にアンカ
ー・ボルト27を螺入してナツト28を締め込む
ことにより固定されている。このように、既存外
壁のタイル貼着位置の下方に、受け溝24を有す
るブラケツト25を設けると、タイルの剥離があ
つた場合にも、受け溝24でタイルを受けること
ができ、サツシ21上にタイル12が直接落下
し、サツシ21が損傷または変形することを防止
できる。
よりなる躯体10の外面にモルタル11を介して
タイル12の外装が施されている。Bは新規外壁
を構成する改装カーテンウオールを示し、スパン
ドレル部分を構成する新規外壁パネル20と、新
規サツシ21と、外壁パネル20およびサツシ2
1間のシールを図るシール材22と、開口部23
とから構成される。本考案では、かかる改装カー
テンウオールBを施工するに当り、外壁パネル2
0の内側の、各スパンドレル部分下部位置、すな
わち、新規サツシ21の上方位置に、断面が実質
的にJ字状の受け溝24を備えたタイル落下防止
ブラケツト25が設けられる。このブラケツト2
5は、躯体10に沿う取付部25aにおいて、躯
体10に埋設した打ち込みアンカー26にアンカ
ー・ボルト27を螺入してナツト28を締め込む
ことにより固定されている。このように、既存外
壁のタイル貼着位置の下方に、受け溝24を有す
るブラケツト25を設けると、タイルの剥離があ
つた場合にも、受け溝24でタイルを受けること
ができ、サツシ21上にタイル12が直接落下
し、サツシ21が損傷または変形することを防止
できる。
一方、ブラケツト25の外側に立上り部25b
を形成しておき、ここに新規外壁パネル20をネ
ジ29により固定するようにすれば、ブラケツト
25が外壁パネル20の固定用に兼用でき便宜で
ある。
を形成しておき、ここに新規外壁パネル20をネ
ジ29により固定するようにすれば、ブラケツト
25が外壁パネル20の固定用に兼用でき便宜で
ある。
ところで一般に、建物の改装が必要な場合に
は、壁部分にのみ欠陥があるのではなく、窓部分
も弱くなつているのが普通である。通常、古い建
物では窓は鉄製であり、改装にあたつては、鉄製
の窓枠13はそのまま残し、障子だけを取り払
い、新しい額縁30で窓枠を覆い、その外側に新
規サツシ21を設ける方法が適している。そこ
で、ブラケツト25の立上り部25bにネジ31
により前面側を固定するとともに、ブラケツト2
5の下辺部分にネジ32により固定されたコ字状
取付片33にネジ34を介して後側を固定すれば
新規サツシ21を、専用の取付用ブラケツトを用
意することなく、取付けることができる。また額
縁30の取付に当つては、既存サツシ13にネジ
35により固定するとともに、取付片33にネジ
36を介して固定するようにすれば、ブラケツト
25が額縁30の支持材として利用できる。
は、壁部分にのみ欠陥があるのではなく、窓部分
も弱くなつているのが普通である。通常、古い建
物では窓は鉄製であり、改装にあたつては、鉄製
の窓枠13はそのまま残し、障子だけを取り払
い、新しい額縁30で窓枠を覆い、その外側に新
規サツシ21を設ける方法が適している。そこ
で、ブラケツト25の立上り部25bにネジ31
により前面側を固定するとともに、ブラケツト2
5の下辺部分にネジ32により固定されたコ字状
取付片33にネジ34を介して後側を固定すれば
新規サツシ21を、専用の取付用ブラケツトを用
意することなく、取付けることができる。また額
縁30の取付に当つては、既存サツシ13にネジ
35により固定するとともに、取付片33にネジ
36を介して固定するようにすれば、ブラケツト
25が額縁30の支持材として利用できる。
以上の通り、本考案は、既存の外壁の下部位置
に受け溝を有するブラケツトを設けたので、既存
外壁からの落下物、たとえばタイルをそこに溜め
ることができ、直接タイルがサツシ等の上に落下
することによる損傷または変形を確実に防止でき
る。しかもブラケツトは躯体に取付けるので、安
定している効果がある。
に受け溝を有するブラケツトを設けたので、既存
外壁からの落下物、たとえばタイルをそこに溜め
ることができ、直接タイルがサツシ等の上に落下
することによる損傷または変形を確実に防止でき
る。しかもブラケツトは躯体に取付けるので、安
定している効果がある。
なお、ブラケツトは新規外壁パネル、サツシ、
額縁等の取付用に兼用すれば、専用のブラケツト
を設ける必要がない利点もある。
額縁等の取付用に兼用すれば、専用のブラケツト
を設ける必要がない利点もある。
図面は本考案に係る改装カーテンウオールを既
存外壁との関係で示す部分縦断面図である。 A……既存外壁、B……新規外壁、10……躯
体、11……モルタル、12……タイル、20…
…新規外壁パネル、21……新規サツシ、24…
…受け溝、25……タイル落下防止兼用ブラケツ
ト、29……額縁。
存外壁との関係で示す部分縦断面図である。 A……既存外壁、B……新規外壁、10……躯
体、11……モルタル、12……タイル、20…
…新規外壁パネル、21……新規サツシ、24…
…受け溝、25……タイル落下防止兼用ブラケツ
ト、29……額縁。
Claims (1)
- 既存外壁の前部に新規の外壁を施工したもので
あつて、既存外壁の下方位置に前記既存外壁の落
下物を受ける受け溝を備えたブラケツトを躯体に
取付け、このブラケツトに対して、サツシ枠をブ
ラケツト下方に位置させて取付けたことを特徴と
する改装カーテンウオール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981053200U JPS63935Y2 (ja) | 1981-04-15 | 1981-04-15 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981053200U JPS63935Y2 (ja) | 1981-04-15 | 1981-04-15 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57165751U JPS57165751U (ja) | 1982-10-19 |
| JPS63935Y2 true JPS63935Y2 (ja) | 1988-01-11 |
Family
ID=29849849
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981053200U Expired JPS63935Y2 (ja) | 1981-04-15 | 1981-04-15 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63935Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58131264A (ja) * | 1982-01-29 | 1983-08-05 | 株式会社日本アルミ | 建物における壁の改装方法 |
| JPS5996378A (ja) * | 1982-11-25 | 1984-06-02 | 三協アルミニウム工業株式会社 | 改装窓 |
| JPS6068144U (ja) * | 1983-10-14 | 1985-05-15 | 株式会社日本アルミ | 建物の軒先の剥離物落下防止装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5716965Y2 (ja) * | 1976-05-22 | 1982-04-09 |
-
1981
- 1981-04-15 JP JP1981053200U patent/JPS63935Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57165751U (ja) | 1982-10-19 |
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