JPS639094B2 - - Google Patents

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JPS639094B2
JPS639094B2 JP57090659A JP9065982A JPS639094B2 JP S639094 B2 JPS639094 B2 JP S639094B2 JP 57090659 A JP57090659 A JP 57090659A JP 9065982 A JP9065982 A JP 9065982A JP S639094 B2 JPS639094 B2 JP S639094B2
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JP
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circuit
air
oxygen concentration
fuel ratio
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JP57090659A
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Shunpei Hasegawa
Akihiro Yamato
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS639094B2 publication Critical patent/JPS639094B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/14Introducing closed-loop corrections
    • F02D41/1438Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor
    • F02D41/1486Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor with correction for particular operating conditions
    • F02D41/1488Inhibiting the regulation
    • F02D41/1491Replacing of the control value by a mean value
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/14Introducing closed-loop corrections
    • F02D41/1438Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor
    • F02D41/1473Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor characterised by the regulation method
    • F02D41/1474Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor characterised by the regulation method by detecting the commutation time of the sensor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/14Introducing closed-loop corrections
    • F02D41/1438Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor
    • F02D41/1493Details
    • F02D41/1495Detection of abnormalities in the air/fuel ratio feedback system
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B1/00Engines characterised by fuel-air mixture compression
    • F02B1/02Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition
    • F02B1/04Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition with fuel-air mixture admission into cylinder

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は内燃エンジンに供給される混合気の空
燃比を排気ガス中の酸素濃度に応じてフイードバ
ツク制御する空燃比制御方法に関し、特に、酸素
濃度検出系の故障時の空燃比制御方法に関する。
内燃エンジン、特にガソリンエンジンの燃料噴
射装置の開弁時間を、エンジン回転数、吸入空気
量、吸気管内の絶対圧等のエンジン主パラメータ
に応じた基準値に、例えば、大気圧力、吸気温
度、エンジン水温、スロツトル弁開度、排気ガス
中の酸素濃度等のパラメータに応じた定数およ
び/または係数を電子的手段により加算および/
または乗算することにより決定して燃料噴射量を
制御し、もつてエンジンに供給される混合気の空
燃比を制御するようにした燃料供給制御方法が知
られている。
斯る燃料供給制御方法に依れば、エンジンの通
常の運転状態ではエンジンの排気系に配置された
酸素濃度検出器の出力に応じて係数を変化させて
燃料噴射装置の開弁時間を制御する空燃比の帰還
制御(クローズドループ制御)行う一方、エンジ
ンの特定の運転状態(例えばアイドル域、パーシ
ヤルリーン域、スロツトル弁全開域、減速域)で
はこれら特定運転状態に対応して予め設定された
係数をそれぞれ適用して各特定の運転状態に最も
適合した所定の空燃比をそれぞれ得るようにした
オープンループ制御を行い、これによりエンジン
の燃費の改善や運転性能の向上を図つている。
このように、オープンループ制御時には、設定
係数により、予め設定された所定の空燃比が得ら
れることが望ましいが、エンジン運転状態の各種
検出器、燃料噴射装置の駆動制御系等の製造上の
ばらつきや経年変化により実際の空燃比が所定空
燃比からずれる可能性が多分にあり、かかる場合
所要のエンジン作動の安定性や運転性能が得られ
ないことになる。そこで、上述した燃料供給制御
方法では排気中の酸素濃度の検出値に応じて行わ
れる空燃比の帰還制御時に適用された第1の係数
の平均値を算出・記憶してこれを第2の係数と
し、オープンループ制御時に、上記第1の係数に
代えて第2の係数を適用するようにしたことによ
りかかるオープンループ制御時における空燃比を
それぞれの特定運転状態に対応する所定の空燃比
により一層近い値に制御できるようにした燃料供
給制御方法が本出願人により提案されている(特
許出願番号昭56―72991号)。
しかし、酸素濃度検出器を含む酸素濃度検出系
に断線等の異常が発生したとき、何らの対策を講
じない場合にはエンジンに供給される混合気の空
燃比は異常値となつて適正なエンジン制御が出来
なくなる。
本発明はかかる問題点を解決するためになされ
たもので、酸素濃度検出系の異常時に前記第1の
係数に代えて前記第2の係数を用いて空燃比を制
御するようにし、酸素濃度検出系が異常であつて
もエンジン運転を可能とした内燃エンジンの酸素
濃度検出系故障時の空燃比制御方法を提供するも
のである。
以下本発明の燃料供給制御方法について図面を
参照して詳細に説明する。
第1図乃至第3図は酸素濃度検出器(以下単に
「O2センサ」という)の出力に応じて算出される
第1の係数(以下これを「Ko2値」という)及び
第1の係数の平均値である第2の係数(以下これ
を「KREF値という)の算出方法、並びに、本発明
に係る酸素濃度検出系の異常を判別する方法を説
明するためのフローチヤートである。
第1図はKo2の算出サブルーチンのフローチヤ
ートを示す。酸素濃度検出系の異常の判別はエン
ジン始動後O2センサ素子が活性化するに要する
時間が経過した後で実行する必要があり、先ず、
O2センサ素子が活性化しているか否かを判別す
る。このO2センサ素子の活性化判別の方式には
種々の方式が知られている。すなわち、 (1) エンジンに供給される混合気が理論空燃比よ
り小、すなわち燃料過濃である場合にO2セン
サの出力電圧が基準電圧を横切つて上昇したこ
とを検知することによりO2センサ素子が活性
化していると診断する方式、 (2) O2センサの出力電圧に空燃比の比較レベル
に相当する電圧を重畳する方式で、O2センサ
からの出力電圧が比較レベルより高い第1の基
準電圧を横切つて上昇したこと、若しくは比較
レベルより低い第2の基準電圧を横切つて下降
したことを検知することによりO2センサ素子
が活性化していると診断する方式、 (3) O2センサの内部抵抗検知方式で、O2センサ
素子に所要の電流を流し、エンジンに供給され
る混合気が理論空燃比より大、すなわち燃料希
薄である場合にO2センサの出力電圧が基準電
圧を横切つて下降したことを検知することによ
りO2センサ素子が活性化していると診断する
方式、 等が知られている。
本発明の方法は上述のいずれの方式も適用する
ことが出来るがいずれの方式でも同様に説明する
ことが出来るので実施例では本発明の方法に上述
の(3)の内部抵抗検知方式を適用した場合について
説明する。
第1図のステツプ1でO2センサの出力電圧が
活性化開始点Vx(例えば0.6V)に至つたか否か
を検知して、出力電圧が未だVxに至らないとき
ステツプ2に進みO2センサの異常を判別する。
第2図は本発明に係るO2センサの異常を判別
する一方法を示し、先ず、エンジン回転数Neが
所定回転数、例えば30rpm以上であるか否かを判
別する(第2図のステツプ2a′)。ステツプ2a′の
判別結果が否定の場合、すなわちエンジン回転数
Neが30rpm以下の場合O2センサの異常を判別す
ることなく第1図のステツプ26に進む。次に、ス
テツプ2a′の判別結果が肯定の場合、エンジン水
温Twが所定値Tw0より高い値を示しているか否
かを判別する(ステツプ2a)。即ち、エンジン水
温Twが所定温度Tw0以上にないときは、通常、
エンジン水温に係る燃料増量係数KTwを1以上に
設定し、エンジンに供給される混合気を燃料過濃
としてエンジンの始動性の向上を図つているが、
この様なとき、O2センサの出力値は基準値Vxよ
り高くなる場合が生じるのでO2センサが異常で
あるか否かの判定をすることができない。従つて
ステツプ2aでエンジン水温Twが所定値Tw0以下
にあるとき(Tw<Tw0、判別結果がNoのとき)
第1図のステツプ26に進む。ステツプ2aでTw>
Tw0となつたとき(判別結果がYESのとき)、ス
テツプ2bに進み、ステツプ2bを継続して、例え
ば、10分間に亘つて実行したか否かを判別し、判
別結果が肯定(YES)のとき警報動作を実行す
る(ステツプ2c)。即ち、エンジン水温が所定値
以上となつてエンジン水温Twが所定値Tw0以上
になつた後O2センサ15の出力値が基準値Vx以上
である状態が10分間継続したとき、O2センサ1
5は異常であると診断して警報動作を実行するの
である。ステツプ2aではTw>Tw0として判別し
たが燃料増量KTw=1となつたかで判別してもよ
いことはもちろんである。警報動作としては例え
ば警告灯等の警報装置を作動させると共に第1図
のステツプ26で補正係数Ko2を後述するO2フイー
ドバツク制御における平均値KREFに設定し、以後
Ko2値はKREFに保持する。尚、O2センサからの出
力値がエンジン始動後1度でも基準値Vx以下に
なると以後第2図に示すステツプ2の異常判別は
実行されない。
第1図のステツプ1での判別結果が肯定
(YES)の場合、すなわちO2センサの出力電圧が
基準電圧以下の場合ステツプ3乃至ステツプ6の
オープンループ制御すべき運転状態にあるか否か
を判別する。例えば、ステツプ3ではO2センサ
の出力電圧が基準値Vx以下となつた時点から所
定時間(例えば60秒)が経過したかを活性デイレ
イタイマによつて検出するとともに、前記エンジ
ン水温Twが所定値Tw0より高いか否かを判定
し、いずれの条件も満足している場合にO2セン
サの活性化は完了していると判定する。その答が
否(No)である場合にはKo2を後述する前回の
O2フイードバツク制御における平均値KREFに設
定する(ステツプ26)。一方、答が肯定(Yes)
の場合には、スロツトル弁が全開であるか否かを
判定する(ステツプ4)。その結果、全開であれ
ば前記と同様にKo2を上記KREFに設定する(ステ
ツプ26)。全開でない場合にはエンジンがアイド
ル状態にあるか否かを判定し(ステツプ5)、回
転数Neが所定回転数(例えば1000rpm)より小
さく、且つ吸気管内絶対圧PBも所定圧(例えば
360mmHg)より小さいときにはアイドル状態であ
るとして前記ステツプ26を介してKo2をKREFに設
定する。またアイドル状態でないと判定した場合
にはエンジンが減速状態にあるか否かを判定する
(ステツプ6)。即ち、フユーエルカツトが成立し
ているか、また絶対圧PBが所定圧(例えば200mm
Hg)より小さい時には減速状態にあると判定し
てKo2を上記KREFに設定する(ステツプ26)。他
方、上記減速状態にないと判定した場合には次に
述べるクローズドループ制御に移る。
先ず、O2センサの出力レベルが反転したか否
かを判定し(ステツプ7)、その答が肯定(Yes)
の場合には前回ループがオープンループか否かを
判定する(ステツプ8)。そして、前回ループが
オープンループでないと判定された場合には比例
制御(P項制御)を行う。
P項制御はO2センサの出力レベルの反転時に
係数Ko2に対し加減される補正値Piをエンジン回
転数Neによつて決定し(ステツプ9)、次にO2
センサの出力レベルがLowであるか否かを判定
して(ステツプ10)、答が肯定(Yes)であれば
Ko2に前記テーブルより得られたPi値を加算する
(ステツプ11)。また答が否(No)の場合には
Ko2から前記Pi値を減算する(ステツプ12)。次
いで、斯く得られたKo2を基にしてその平均値
KREFを算出する(ステツプ13)。KREFは次のい
ずれか一方を用いて算出される。
KREF=CREF/A・Ko2p+A―CREF/A ・KREF′ (1) 但し、Ko2pは比例項(P項)動作直前または
直後のKo2の値、Aは定数(例えば、256)、CREF
は変数で、1乃至(A―1)のうち適当な値に設
定されるもの、KREF′は直前までに、例えば、関
連する制御回路の初回動作開始から直前の比例項
動作までに得られたKo2の平均値である。この
KREF′は一旦エンジンを停止しその後再始動させ
た場合でも消去されずに記憶装置に記憶される。
変数CREFの値によつて各P項動作時のKo2p値
のKREFに対する割合が変わるので、このCREF値を
対象とされる空燃比帰還制御装置、エンジン等の
仕様に応じて1乃至(A―1)の範囲で適当な値
に設定することにより最適なKREFを得ることがで
きる。
上記のように、KREFはP項動作直前または直後
のKo2P値に基づいて算出されるが、この理由は、
P項動作直前または直後、即ちO2センサの出力
レベルが反転した時点でのエンジンの混合気の空
燃比が理論混合比(=14.7)に最も近い値を有す
るからであり、これにより混合気の空燃比が理論
混合比に近い値を有する状態でのKo2の平均値を
得ることができ、従つてエンジンの作動条件に最
も適合したKREF値を算出することができる。
またKo2の平均値は上記式(1)に代えて、次の式
によつても算出することができる。
但し、Ko2Pjは現在のP項動作時に対しj回前
のP項動作時に発生するKo2p、Bは定数であり、
P項動作回数(O2センサの反転回数)である。
Bの値が大きい程各P項動作時のKo2PのKREF
対する割合が大きくなるので、式(1)と同様に、B
値を対象空燃比帰還制御装置、エンジン等の仕様
によつて適当値に設定する。
式(2)のように現在のP項動作時からB回前まで
の各P項動作時のKo2Pjをその発生毎に積算して
その平均値KREFを求めてもよい。
更に、上述の式(1),(2)に依れば、KREFは各O2
フイードバツク制御時において各Ko2p発生毎に
その値を式に導入してその都度更新するので、エ
ンジンの作動状態を十分に反映したKREFを常に得
ることができる。
上述のように算出されたP項発生時の係数Ko2
の平均値KREFは記憶装置に記憶され当該O2フイ
ードバツク制御の終了直後のオープンループ制御
時(例えば、アイドル域、パーシヤル負荷域、ス
ロツトル弁全開時、減速域)において他の補正係
数、即ちスロツトル弁全開時の補正係数、リーン
化作動時の補正係数等と共に適用される。
これらの係数Ko2,KREF,KTw,KWpT,KLS
は下記の方法により、エンジンに供給される燃料
量、即ち混合気の空燃比の補正に使用される。
次式は燃料噴射弁の燃料噴射時間TpuTを演算す
る基本式である。
TpUT=Ti×K1+K2 ここに、Tiは基本燃料噴射時間を示し、この
基本燃料噴射時間Tiは、例えば、吸気管内絶対
圧及びエンジン回転数に応じて演算される。係数
K1及びK2は前述の補正係数Ko2,KREF等を含む、
スロツトル弁開度、吸気管内絶対圧、吸気温度、
エンジン冷却水温度、エンジン回転数等のエンジ
ンパラメータにより決定される諸係数により、エ
ンジン始動特性、排気ガス特性、運転性能等が最
適となるように設定される。エンジンには上述の
演算式により演算された燃料噴射時間TOUTに対
応する燃料量が供給される。
次に、前記ステツプ7において答が否(No)
である場合、即ちO2センサ出力レベルが同一レ
ベルに持続されている場合、または、ステツプ8
において答が肯定(Yes)の場合、即ち前回ルー
プがオープンループであつた場合には積分制御
(1項制御)を行う。即ち、先ずO2センサの出力
レベルがLowか否かを判定し(ステツプ14)、そ
の答が肯定(Yes)の場合にはTDC信号のパル
ス数をカウントし(ステツプ15)、そのカウント
数NILが所定値NI(例えば30パルス)に達した否
かを判定し(ステツプ16)、まだ達していない場
合にはKo2をその直前の値に保持し(ステツプ
17)、NILがNIに達した場合にはKo2に所定値Δk
(例えばKo2の0.3%程度)を加える(ステツプ
18)。同時にそれまでカウントしたパルス数NIL
を0にリセツトして(ステツプ19)、NILがNI
達する毎にKo2に所定値Δkを加えるようにする。
他方、前記ステツプ14で答が否(No)であつた
場合には、TDC信号のパルス数をカウントし
(ステツプ20)、そのカウント数NIHが所定値NI
達したか否かを判定し(ステツプ21)、その答が
否(No)の場合にはKo2の値はその直前の値に
維持し(ステツプ22)、答が肯定(Yes)の場合
にはKo2から所定値Δkを減算し(ステツプ23)、
前記カウントしたパルス数NIHを0にリセツトし
(ステツプ24)、上述と同様にNIHがNIに達する毎
にKo2から所定値Δkを減算するようにする。
上述のステツプ17,19,22及び24の各ステツプ
の実行が終了するといずれもステツプ25に進み
Ko2値の異常を判別する。第3図は第1図のステ
ツプ25の詳細を示し、本発明に係るO2センサ
の異常を判別する第2の方法を示す。先ずエンジ
ン回転数Neが所定回転数、例えば30rpm以上で
あるか否かを判別する(第3図のステツプ25a)。
ステツプ25aの判別結果が否定の場合、すなわち
エンジン回転数Neが30rpm以下の場合O2センサ
の異常を判別することなく本異常判別プログラム
を終了する。次にステツプ25aの判別結果が肯定
の場合、今回ループ時のKo2n値と前回ループ時
のKo2n―1値との差ΔKo2(=Ko2n―Ko2n―1)を
求め(ステツプ25a)、この差ΔKo2の符号が変化
せず、例えば、1分間継続したか否かを判別する
(ステツプ25b)。ステツプ25bの判別結果が肯定
(Yes)のときO2センサの検出系に異常が発生し
たと診断して警報動作を実行すると共に(ステツ
プ25c)、補正係数Ko2を平均値KREFに設定する
(ステツプ25d)。
第4図はO2センサ系の異常を判別し、O2セン
サ系に異常があるとき、Ko2値をKREF値に切換え
る回路の一例を示す回路図である。
第4図のVo2値レジスタ1はデジタル化された
O2センサからの出力信号が記憶されており、こ
の信号値Vo2は比較回路2の入力端子2aに値A1
として供給され、比較回路の入力端子2bには
Vx値メモリ3から前記基準値Vxが値B1として
供給されている。比較回路2は値A1が値B1より
小さいか否かを比較し、すなわち、O2センサの
出力信号値Vo2が基準値Vxより小さいか否かを
比較し(第1図のステツプ1)、Vo2<Vx(A1
B1)のとき、高レベル信号=1をコンデンサC5
抵抗R5及びダイオードD5で構成される微分回路
に供給して単一の高レベルパルスを発生させる。
この高レベルパルス信号はフリツプフロツプ回路
4のリセツト端子Rに入力してフリツプフロツプ
回路4のQ出力端子の出力信号を高レベル=1か
ら低レベル=0に反転させ、該低レベル信号=0
をAND回路5の一方の入力端子に供給する。尚、
フリツプフロツプ回路4はエンジン始動時に、そ
のセツト端子Sに後述するIR信号が印加されて
フリツプフロツプ回路4のQ出力端子の出力は高
レベル=1にセツトされている。
第5図はイグニツシヨンスイツチ6を閉成させ
たときに前述のIR信号を発生させる回路図であ
る。イグニツシヨンスイツチ6を閉成させるとバ
ツテリ電圧が定電圧電源7に供給されて定電圧電
源7の出力側には定電圧+Vccが発生すると同時
に、定電圧電源7の出力側とアースとの間に直列
に接続した抵抗R6及びコンデンサC6並びに抵抗
R6とコンデンサC6の接続点j1と定電圧電源7の出
力側との間に前記抵抗R6と並列に接続されたダ
イオードD6とで構成されるパルス発生回路の接
続点J1に低レベルパルスが発生し、この低レベル
パルスはインバータ8によつて反転させられて高
レベルパルス信号、すなわちIR信号となる。こ
の単一パルスのIR信号は上述のようにイグニツ
シヨンスイツチ6を閉成させたときにだけ発生し
て前記フリツプフロツプ4及び後述するフリツプ
フロツプ9並びに10の各セツト端子Sに供給さ
れて各フリツプフロツプのQ出力端子の出力を高
レベル=1にする。
第4図に戻つて、比較回路11の入力端子11
aはエンジン水温センサの出力値を記憶している
TW値レジスタ12に接続されており、該レジス
タ12からエンジン水温Tw値が値A2として供給
されている。又、比較回路11の入力端子11b
にはTw0値メモリ13が接続されており、Tw0
値メモリ13に記憶されている所定のエンジン水
温値Tw0が前記入力端子11bに値B2として供
給されている。比較回路11は値A2が値B2より
大きいか否かを判別し(第2図のステツプ2a)、
A2>B2が成立したとき、すなわち、エンジン水
温Twが所定値Tw0以上になつたとき、出力端子
11cの出力信号を低レベル=0から高レベル=
1に反転させて、該高レベル信号をAND回路1
4の一方の入力端子に供給する。
AND回路14の他方の入力端子には前記フリ
ツプフロツプ回路9のQ出力端子が接続されてお
り、前述のエンジン始動時のIR信号によつてQ
出力端子からAND回路14に高レベル信号=1
が供給されている。AND回路14の他の入力端
子には前記フリツプフロツプ回路9のQ出力端子
及び後述するインバータ48の出力側が接続され
ており、前述のエンジン始動時のIR信号によつ
てQ出力端子から及びインバータ48からAND
回路14に共に高レベル信号=1が供給されると
き、AND回路14は開成の状態にされる。開成
状態にあるAND回路14に前記比較回路11か
らの高レベル信号が入力したとき、AND回路1
4は高レベル信号=1を単安定マルチバイブレー
タ15に供給して単安定マルチバイブレータ15
に供給して単安定マルチバイブレータ15をして
高レベル出力=1を出力せしめ、この出力は所定
時間(例えば10分)に亘り発生する。(第2図の
ステツプ2c)。所定時間が経過して単安定マルチ
バイブレータ15の出力信号が高レベル=1から
低レベル=0に反転したとき、該低レベル信号
は、単安定マルチバイブレータ15の出力側に接
続され、コンデンサC4、抵抗R4及びダイオード
D4で構成される微分回路に入力して低レベルパ
ルス信号を発生する。この低レベルパルス信号は
インバータ16によつて高レベルパルス信号に反
転させられて前記AND回路5の他方の入力端子
に供給されると共に、前記フリツプフロツプ回路
9のリセツト端子Rに供給される。フリツプフロ
ツプ回路9はそのリセツト端子Rに高レベル信号
が供給されるとフリツプフロツプ回路9の出力信
号を高レベル=1から低レベル=0に反転させて
AND回路14を閉成させる。
AND回路5の入力側は前記インバータ48の
出力側にも接続されている。エンジン水温Twが
所定値Tw0以上となつた後、所定時間(例えば
10分)経過した時点で、O2センサの出力電圧が
基準電圧Vxより高い状態が継続しており、且つ
後述するようにエンジン回転数Neが所定回転数
(30rpm)以上を表わすインバータ48からの高
レベル信号が供給されているとき、AND回路5
はOR回路17の一方の入力端子に高レベル信号
を供給する。
OR回路17はその2つの入力端子のいずれか
一方に前述のAND回路5からの高レベル信号又
は後述するAND回路26からの高レベル信号が
供給されたとき、OR回路17の出力側と接続さ
れているフリツプフロツプ回路10のリセツト端
子Rに高レベル=1を供給してフリツプフロツプ
回路10のQ出力端子及び出力端子の各出力信
号を反転させる。フリツプフロツプ回路10のQ
出力端子は一方の入力端子にKo2値レジスタ18
が接続されているAND回路19の他方の入力端
子に接続され、フリツプフロツプ回路10の出
力端子はOR回路20を介して一方の入力端子に
KREF値レジスタ22が接続されているAND回路
21の他方の入力端子に接続されている。前記
Ko2値レジスタ18及びKREF値レジスタ22には
第1図で説明した前述のKo2値及びKREF値が夫々
記憶されている。フリツプフロツプ回路10のQ
及び出力端子の上述の反転された各出力信号は
AND回路19を閉成させる一方、OR回路20を
介してAND回路21を開成させてKREF値レジス
タ22に記憶されているKo2の平均値をAND回
路21及びOR回路23を介して図示しない燃料
噴射弁の開弁時間を演算する開弁時間演算回路に
供給する。
尚、フリツプフロツプ10はO2センサ系に異
常が発生して一旦リセツトされると以後はエンジ
ンを停止させるまで上述の状態、すなわちKo2
レジスタ18からのKo2値の出力を遮断してKREF
値レジスタ22の記憶値であるKo2値の平均値を
出力する状態を保持する。
次に、符号24はフイードバツク領域判別回路
であり、該判別回路24は前記TW値レジスタ1
2からのエンジン水温信号、比較回路11からの
エンジン水温Twが所定値Tw0を越えたことを示
す信号、比較回路2からのO2センサの出力値が
基準値Vxより小さいか否かを示す信号、並びに
図示しない吸気管内絶対圧信号、スロツトル弁開
度信号、エンジン回転数信号等の諸信号に基いて
エンジンがフイードバツク運転領域にあるか否か
を判別し、エンジンがフイードバツク運転領域に
あるときクローズドルーブ信号=1を出力する。
フイードバツク領域判別回路24からのクローズ
ドループ信号=1はAND回路25a,25b、
及び26に供給されてこれらの回路を開成状態に
すると共に、前記AND回路19にも供給される。
又、クローズドループ信号=1はコンデンサC7
抵抗R7及びダイオードD7で構成される微分回路
にも入力して単一高レベルパルス信号を発生さ
せ、この高レベルパルス信号はフリツプフロツプ
回路27のセツト端子に入力してQ出力端子の出
力を低レベル=0から高レベル=1に反転させ
る。フリツプフロツプ回路27からの高レベル信
号はAND回路28に入力して該回路を開成状態
にする。
減算回路29の入力端子29aには前記Ko2
ジスタ18から今回ループ時のKo2n値が値M1
して供給されており、入力端子29bにはPKo2
値レジスタ30から前回ループ時のKo2n―1値が
値N1として供給されており、減算回路29は値
M1から値N1を減算して(第3図のステツプ
25a)、該演算値ΔKo2(=M1―N1)を比較回路3
1に値M2として供給する。尚、PKo2値レジスタ
30の入力側はKo2値レジスタ18の出力側と接
続されておりPKo2値レジスタ30はKo2値レジ
スタ18から前回ループ時のKo2値を記憶してい
る。
比較回路31は値M2が零より大きいか否か、
すなわちΔKo2の符号を判別し(第3図のステツ
プ25b)、ΔKo2の符号が正のとき、比較回路31
の出力端子31bから高レベル信号=1を前記
AND回路25aの一方の入力端子に供給し、
ΔKo2の符号が負のとき、出力端子31cから高
レベル信号=1を前記AND回路25bの一方の
入力端子に供給する。AND回路25aの出力側
にはコンデンサC1、抵抗R1及びダイオードD1
構成される微分回路が接続され、その微分回路の
出力側接続点aはフリツプフロツプ回路32aの
セツト端子S、OR回路33の入力側及びAND回
路34bの一方の入力端子に夫々接続されてい
る。一方、AND回路25bの出力側にはコンデ
ンサC2、抵抗R2及びダイオードD2で構成される
微分回路が接続され、その微分回路の出力側接続
点dはフリツプフロツプ回路32bのセツト端子
S、前記OR回路33の入力側及びAND回路34
aの一方の入力端子に接続されている。フリツプ
フロツプ回路32a及び32bの各Q出力端子は
夫々接続点b及びeを介してAND回路34a及
び34bの各他方の入力端子に接続されている。
AND回路34a及び34bの各出力側接続点c
及びfはOR回路35に接続されていると共に遅
延回路36a及び36bを介して前記フリツプフ
ロツプ回路32a及び32bの各リセツト端子R
に夫々接続されている。第6図はKo2値レジスタ
18からのKo2値信号の時間変化を説明すると共
に、上述の接続点a乃至fでの信号状態を説明す
る図である。第4図の比較回路31でΔKo2(値
M2)の符号が負から正に反転したことを判別し
たとき、(すなわち、第6図AのP1点)比較回路
31の出力端子31bの反転した高レベル信号=
1は前述のように開成状態にあるAND回路25
aを介して微分回路に入力し、該回路に単一の高
レベルパルス信号を発生させる(第6図Bのa点
の信号状態)。この高レベルパルス信号はOR回
路33)、開成状態にあるAND回路28及びOR
回路35を介して単安定マルチバイブレータ37
に入力して、単安定マルチバイブレータ37の出
力値を低レベル=0から高レベル=1に反転させ
る。この単安定マルチバイブレータ37は再トリ
ガ形回路であり、その入力側にトリガパルス信号
が入力すると所定時間幅(例えば1分間)を有す
る高レベル信号を発生させるが、所定時間の経過
前に入力側にトリガパルス信号が入力するとトリ
ガパルス信号が入力毎にリセツトされて再度所定
時間が経過するまで高レベル信号を発生させる。
接続点aの高レベル信号はOR回路33及び
AND回路28を介して遅延回路38をトリガし
て所定時間経過後にフリツプフロツプ回路27を
リセツトするリセツト信号を発生させる。フリツ
プフロツプ回路27はリセツトされるとQ出力端
子の出力値を低レベル=0に反転させ、この低レ
ベル信号=0はAND回路28を閉成させる。す
なわち、AND回路28はフイードバツク領域判
別回路24でエンジンがフイードバツク運転状態
であると判別した後、ΔKo2の符号が正又は負に
初めて反転した時に接続点a又は後述の接続点d
に発生する単一の高レベル信号を1回だけOR回
路35を介して単安定マルチバイブレータ37に
供給するのである。
接続点aに発生した高レベル信号は、更に、フ
リツプフロツプ回路32aの出力値を低レベル=
0から高レベル=1に反転させる(第6図Bのb
点の信号状態)、一方、AND回路34bに単一の
高レベルパルス信号f1を発生させる(第6図Bの
f点の信号状態)。この高レベルパルス信号f1
前記OR回路35を介して単安定マルチバイブレ
ータ37をリセツトさせると共に、遅延回路36
bをトリガして所定時間経過後t1にフリツプフロ
ツプ回路32bをリセツトするリセツト信号を発
生させる。フリツプフロツプ回路32bはリセツ
トされるとそのQ出力端子の出力値を低レベルに
反転させて(第6図Bのe点の信号状態)、AND
回路34bを閉成の状態にする。
次に、ΔKo2の符号が正から負に反転すると
(第6図AのP2点)、比較回路31の出力端子3
1cの反転した高レベル信号=1は開成した
AND回路25bを介してパルス発生回路に単一
の高レベルパルスを発生させる(第6図Bのd点
の状態)。この高レベルパルス信号は前述と同様
にフリツプフロツプ回路32bをセツトさせると
共に(第6図Bのe点の信号状態)、AND回路3
4aの出力側接続点cに高レベルパルス信号C1
を発生させる(第6図Bのc点の信号状態)。こ
の高レベルパルス信号C1はOR回路35を介して
単安定マルチバイブレータ37をリセツトさせる
と共に、遅延回路36aを介してフリツプフロツ
プ回路32aをリセツトさせる。
更に、ΔKo2値の符号が負から正に反転した場
合(第6図AのP3点)も以下上述と同様にAND
回路34bの出力側接続点fに発生した高レベル
パルス信号f2(第6図Bのf点の信号状態)は単
安定マルチバイブレータ37をリセツトさせる。
ΔKo2値の符号の変化がないと単安定マルチバ
イブレータ37はリセツトされなくなり、所定時
間(例えば1分間)が経過した後単安定マルチバ
イブレータ37の出力値は低レベル=0に反転す
る。すなわち、ΔKo2値の符号が1分間変化しな
かつたことになりO2センサ検出系に異常がある
と判別したことになる(第3図のステツプ25b)。
単安定マルチバイブレータ37の反転した低レベ
ル信号=0はコンデンサC3、抵抗R3及びダイオ
ードD3で構成される微分回路で単一の低レベル
パルス信号を発生させ、更に、該低レベルパルス
信号はインバータ39で高レベルパルス信号に反
転して前記AND回路26の他方の入力端子に入
力する。AND回路26の他の入力端子に前記の
クローズドループ信号及び後述する、エンジン回
転数Neが所定回転数以上であることを示インバ
ータ48からの高レベル信号が供給されて開成の
状態にあるとき、インバータ39からの前記高レ
ベルパルス信号はこのAND回路26及びOR回路
17を介してフリツプフロツプ回路10をリセツ
トさせて前述と同様にKo2レジスタ18からの
Ko2値の出力を遮断し、KREFレジスタ22の記憶
値であるKo2値の平均値を出力する。
フイードバツク領域判別回路24からのクロー
ズドループ信号が出力されなくなつたとき、すな
わちエンジンがフイードバツク運転領域以外の特
定運転状態にあるときAND回路25a,25b
及び26はいずれも閉成状態にされ、ΔKo2値の
符号の変化しない状態が所定時間継続するか否か
の判別は実行されなくなると共にAND回路19
も閉成状態となつてKo2値レジスタ18からの
Ko2値は出力されなくなる。又、低レベルに反転
した前記クローズドループ信号はNAND回路4
0及びインバータ41で高レベルに反転し単安定
マルチバイブレータ37のリセツト端子Rに入力
して、該単安定マルチバイブレータ37をリセツ
トすると共にインバータ41でも高レベルに反転
されて該高レベル信号=1はOR回路20を介し
てAND回路21を開成させKREF値レジスタ22
のKREF値を出力させる。
エンジンの所定クランク角度毎に角度位置信号
を出力するTDCセンサ42からの信号は波形整
形回路43を介してシーケンスクロツク発生回路
44に与えられる。シーケンスクロツク回路44
はこの信号の入力毎に順次2つのパルスCP0
CP1を出力する。基準クロツクパルス発生回路4
5からのクロツクパルスをカウントアツプする
MEカウンタ46の内容をパルスCP0の発生時
ME値レジスタ47にロードし、引き続くパルス
CP1の発生時MEカウンタ46の内容がリセツト
される。エンジン回転数が所定値より下回るとパ
ルスCP1の入力以前にMEカウンタ46がオーバ
ーフローしてしまいOF端子よりオーバーフロー
信号を出力する。このオーバーフロー信号は単安
定マルチバイブレータ15のリセツト端子に供給
されてそれをリセツトすると共にインバータ48
で低レベルに反転されて前記AND回路5,14
及び26に入力し、これらの回路5.14及び2
6を閉成させる。インバータ48で反転された低
レベル信号は前記NAND回路40の他方の入力
端子にも供給され該回路40により再度高レベル
に反転されて前記単安定マルチバイブレータ37
をリセツトする。これより所定エンジン回転数以
下では単安定マルチバイブレータ15,37は共
にリセツトされるので、エンジン停止直前の角度
位置信号時にいずれかの単安定マルチバイブレー
タ15,37がノイズ等により誤つて起動させら
れたとしても不要に酸素濃度検出系が異常である
と判別することがない。
以上詳述したように、本発明に内燃エンジンの
酸素濃度検出系故障時の空燃比制御方法に依れ
ば、酸素濃度検出系の異常時に第1の係数Ko2
代えて第2の係数KREFを用いて空燃比を制御する
ようにしたので排気ガス特性、運転性能等を害す
ることなくエンジン運転を継続させることが出来
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るO2センサ異常判別を含
むフイードバツク補正係数Ko2の算出方法を示す
フローチヤート、第2図は第1図のフローチヤー
トの内、O2センサ異常判別方法の詳細を説明す
るフローチヤート、第3図は第1図のフローチヤ
ートの内、Ko2値異常判別方法の詳細を説明する
図、第4図はO2センサ系の異常を判別し、O2
ンサ系に異常があるときKo2値をKREF値に切換え
る回路の一例を示す回路図、第5図はイグニツシ
ヨンスイツチ閉成時に単一パルス信号IRを発生
させる回路図及び第6図は第4図の回路の接続点
a乃至fで生じる信号状態を説明する図である。 1……O2センサ出力Vo2値レジスタ、2……比
較回路、3……Vx値メモリ、12……比較回路、
12……エンジン水温Tw値レジスタ、13……
Tw0値メモリ、15……単安定マルチバイブレ
ータ、18……第1の係数Ko2値レジスタ、19
及び21……AND回路、22……第2の係数
KREF値レジスタ、24……フイードバツク領域判
別回路、29……減算回路、31……比較回路、
37……単安定マルチバイブレータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 フイードバツク制御運転領域における運転時
    には内燃エンジンの排気系に配置される酸素濃度
    検出器の出力に応じて変化する第1の係数を用い
    てエンジンに供給される混合気の空燃比を制御
    し、前記フイードバツク制御運転領域以外の複数
    の特定運転領域における運転時にはフイードバツ
    ク制御運転領域における運転時の前記第1の係数
    の平均値の記憶値である第2の係数を用いて空燃
    比を制御する空燃比制御方法において、前記酸素
    濃度検出器を含む酸素濃度検出系の異常時に前記
    第1の係数に代えて前記第2の係数を用いて空燃
    比を制御するようにしたことを特徴とする内燃エ
    ンジンの酸素濃度検出系故障時の空燃比制御方
    法。 2 前記第1の係数の今回制御ループ時の値と前
    回制御ループ時の値との差を求め、この差の値の
    符号が変化しない第1の経過時間を計測し、この
    第1の経過時間が第1の所定時間を越えたとき酸
    素濃度検出系が異常であると判別するようにした
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の内
    燃エンジンの酸素濃度検出系故障時の空燃比制御
    方法。 3 内燃エンジンのエンジン回転数が所定回転数
    以下となつたとき、前記第1の経過時間の計測値
    を零にリセツトすることを特徴とする特許請求の
    範囲第2項記載の内燃エンジンの酸素濃度検出系
    故障時の空燃比制御方法。 4 前記酸素濃度検出器の出力電圧を基準電圧と
    比較し、酸素濃度検出器の出力電圧がエンジン始
    動時から一度も基準電圧を横切らず、かつ、エン
    ジン温度が所定値以上となつた後、酸素濃度検出
    器の出力電圧が前記基準電圧を横切らない状態が
    継続する第2の経過時間を計測してこの第2の経
    過時間が第2の所定時間を越えたとき酸素濃度検
    出系が異常であると判別するようにしたことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の内燃エンジ
    ンの酸素濃度検出系故障時の空燃比制御方法。 5 内燃エンジンのエンジン回転数が所定回転数
    以下となつたとき、前記第2の経過時間の計測値
    を零にリセツトすることを特徴とする特許請求の
    範囲第4項記載の内燃エンジンの酸素濃度検出系
    故障時の空燃比制御方法。
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