JP3182357B2 - 内燃機関の希薄燃焼制御限界検出方法 - Google Patents

内燃機関の希薄燃焼制御限界検出方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として自動車用の内
燃機関における稀薄燃焼等による燃焼の変動を、イオン
電流の発生している時間に基づいて検出する内燃機関の
燃焼変動検出方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、燃費向上のため、内燃機関すなわ
ちエンジンの空燃比を理論空燃比よりもリーン側にして
運転するいわゆる希薄燃焼制御(以下、リーンバーン制
御と略称する)による運転制御の必要性が高まってい
る。このようなニーズに答えて、この種のエンジンで
は、例えば特開平6−34491号公報に記載されるよ
うに、燃焼の直後に燃焼室内にイオン電流を発生させ、
イオン電流が流れている時間つまり持続時間を測定し、
その測定した時間により燃焼時間を測定し、その燃焼時
間よりリーンバーン制御の限界を検出するものが知られ
ている。燃焼時間の測定は、理論空燃比近傍で空燃比を
制御するストイキ制御に対応して比較レベルを設定して
おき、その比較レベルを上回るイオン電流が存在する時
間を測定して行うものである。そして、測定した燃焼時
間の変動状態すなわち変動率を演算し、その変動率に基
づいてリーンバーン制御における空燃比をフィードバッ
ク制御するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、イオン電流
の発生量は、負荷及び空燃比に影響を受け、例えば空燃
比が低い場合と高い場合とでは差がある。図8に実線で
示すように、空燃比が理論空燃比近傍にある場合は、ス
トイキ時イオン電流Isは大きく、比較レベルLCsに
対して容易に比較できる値で発生する。これに対し、同
図に点線で示すように、空燃比が高いリーンバーン制御
時には、比較レベルLCsとほとんど変わらない大きさ
のリーン時イオン電流Inしか発生しない。
【0004】このため、リーン時イオン電流Inから燃
焼時間を測定しようとすると、リーン時イオン電流In
の電流値に対して比較レベルLCsが大きいために、正
確な測定が不可能になる。このような不具合を解消する
ために、比較レベルをリーンバーン制御の場合に合わせ
て、同図に一点鎖線で示すように、ストイキ制御時の比
較レベルLCsより低いリーンバーン時の比較レベルL
Cnを設定すると、ストイキ制御時に不要なレベルのイ
オン電流をも測定するために、燃焼の変動率が変わるこ
とがある。つまり、ストイキ時の比較レベルLCsでは
測定しない電流値の低い、ノイズ等の成分を含んだ部分
を、リーンバーン時の比較レベルLCnでは測定してし
まうため、誤差を含むことになる。そして、この誤差の
ために変動率が上昇し、目標変動率に対する差に基づい
て空燃比を制御すると、その差が大きいために、例えば
空燃比をリッチ側に制御してさらに燃焼変動を大きくす
ることがある。
【0005】本発明は、このような不具合を解消するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、次のような手段を講じたものであ
る。すなわち、本発明に係る内燃機関の燃焼変動検出方
法は、イオン電流の発生している期間の時間長の変動率
を演算し、その変動率を空燃比に応じて設定した比率に
基づいて演算して最終的に変動率を算出する構成であ
る。このような構成によれば、空燃比に応じた変動率を
得ることができるので、ストイキ制御からリーンバーン
制御にわたって誤って燃焼変動を検出することが防止で
きる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、内燃機関の燃焼室内に
点火毎にイオン電流を流して、そのイオン電流発生し
ている時間に基づいて燃焼の変動率を演算し、演算した
変動率に基づいて希薄燃焼制御の限界を検出する内燃機
関の希薄燃焼制御限界検出方法であって、イオン電流の
発生している期間の時間を計測し、計測した時間に基づ
いて暫定変動率を演算し、暫定変動率を演算する時点の
空燃比がリッチとなるに応じて暫定変動率に対して変動
率が小さくなる割合が大きくなるように燃焼変動補正係
数を設定し、暫定変動率と燃焼変動補正係数とに基づい
て変動率を算出することを特徴とする内燃機関の希薄燃
焼制御限界検出方法である。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面を参照して
説明する。図1に概略的に示したエンジン100は自動
車用のもので、その吸気系1には図示しないアクセルペ
ダルに応動して開閉するスロットルバルブ2が配設さ
れ、その下流側にはサージタンク3が設けられている。
サージタンク3に連通する一方の端部近傍には、さらに
燃料噴射弁5が設けてあり、この燃料噴射弁5を、電子
制御装置6により後述する基本噴射量TPに基づいて開
成制御するようにしている。そして、燃焼室10の天井
部分に対応する位置には、スパークプラグ18が取り付
けてある。また排気系20には、排気ガス中の酸素濃度
を測定するためのO2センサ21が、図示しないマフラ
に至るまでの管路に配設された三元触媒22の上流の位
置に取り付けられている。
【0009】電子制御装置6は、中央演算処理装置7
と、記憶装置8と、入力インターフェース9と、出力イ
ンターフェース11とを具備してなるマイクロコンピュ
ータシステムを主体に構成されており、その入力インタ
ーフェース9には、サージタンク3内の圧力を検出する
ための吸気圧センサ13から出力される吸気圧信号a、
エンジン100の回転状態を検出するためのカムポジシ
ョンセンサ14から出力される気筒判別信号G1とクラ
ンク角度基準位置信号G2とエンジン回転数信号b、車
速を検出するための車速センサ15から出力される車速
信号c、スロットルバルブ2の開閉状態を検出するため
のアイドルスイッチ16からのLL信号d、エンジンの
冷却水温を検出するための水温センサ17からの水温信
号e、上記したO2センサ21からの電流信号hなどが
入力される。一方、出力インターフェース11からは、
燃料噴射弁5に対して燃料噴射信号fが、またスパーク
プラグ18に対してイグニッションパルスgが出力され
るようになっている。
【0010】またスパークプラグ18には、高圧ダイオ
ード23を介してイオン電流を測定するためのバイアス
用電源24及びイオン電流測定用回路25が接続されて
いる。このバイアス用電源24を含むイオン電流測定用
回路25それ自体は、当該分野で知られている種々のも
のが使用できる。バイアス用電源24は高圧ダイオード
23を介して、点火後イオン電流を燃焼室10内に流す
べく高電圧をスパークプラグ18に印加する。また、イ
オン電流測定用回路25は、電気的に電子制御装置6の
入力インターフェース9に接続され、高電圧の印加によ
り発生したイオン電流をアナログ的に計測し、発生した
イオン電流に対応するアナログ信号を電子制御装置6に
入力する。
【0011】電子制御装置6には、吸気圧センサ13か
ら出力される吸気圧信号aとカムポジションセンサ14
から出力される回転数信号bとをおもな情報とし、エン
ジン状態に応じて決まる各種の補正係数で基本噴射時間
TPを補正して有効噴射時間TAUを求め、その有効噴
射時間TAUに基づいて燃料噴射弁開成時間すなわちイ
ンジェクタ最終通電時間Tを決定し、その決定された通
電時間により燃料噴射弁5を制御して、エンジン負荷に
応じた燃料を該燃料噴射弁5から吸気系1に噴射させる
ためのプログラムが内蔵してある。
【0012】また、このプログラムでは、エンジン10
0の燃焼室10内に点火毎にイオン電流を流して、その
イオン電流発生している時間に基づいて燃焼の変動率
を演算し、演算した変動率に基づいて希薄燃焼制御の限
を検出するもので、イオン電流の発生している期間の
時間を計測し、計測した時間に基づいて暫定変動率を演
算し、暫定変動率を演算する時点の空燃比がリッチとな
るに応じて暫定変動率に対して変動率が小さくなる割合
が大きくなるように燃焼変動補正係数を設定し、暫定変
動率と燃焼変動補正係数とに基づいて変動率を算出する
ようにプログラムされている。
【0013】この実施例では、空燃比は、理論空燃比に
おける有効噴射時間TAUつまり燃料噴射量に所定の係
数を乗じて判定するものである。つまり、リーンバーン
制御は、燃焼変動が生じていない状態で、空燃比をリー
ンにするよう、燃料噴射量を制御するものである。この
リーンバーン制御における空燃比は、O2センサ21で
は検出できないため、有効噴射時間TAUに乗じた係数
をモニタして空燃比を検出するものである。なお、O2
センサ21にかえて、ストイキ制御における空燃比から
リーンバーン制御における空燃比まで検出できる空燃比
センサにより空燃比を検出するものであってもよい。
【0014】この燃焼変動検出方法における燃焼変動率
計算プログラムの概要は、図2に示すようなものであ
る。燃焼時間TCBMTIMを計測するためのイオン電
流は、点火直後にバイアス用電源24からスパークプラ
グ18にバイアス電圧を印加すると、正常燃焼の場合、
急激に流れた後、上死点TDC手前で減少した後再び増
加し、燃焼圧が最大となるクランク角近傍でその電流値
が最大となるピーク値になるように燃焼室10内に流れ
る。このような挙動を示すイオン電流を所定の気筒にお
いて点火毎にイオン電流の流れている時間を計測する。
【0015】イオン電流による燃焼時間TCMBTIM
の測定は、例えば、図3に示すように、検出したイオン
電流波形を、リーンバーン制御時のイオン電流に合わせ
て設定した比較レベルLc以上の電流値が流れた場合に
ハイレベルとなり、比較レベルLc未満についてはロー
レベルとなるように波形整形し、得られた波形整形信号
の立ち下がり毎に一回の測定を終了し、その測定回数が
所定回数を超えた場合、又は、次の点火時期となった場
合に、点火から測定していた時間を燃焼時間TCMBT
IMとして測定するものである。すなわち、燃焼時間T
CMBTIMは、波形整形信号の立ち下がり毎に行な
い、上記した条件が満たされた場合、最終的にイオン電
流が消滅したと見做して測定を終了するものである。
【0016】具体的には、図4に示すように、まず波形
整形信号の立ち下がり(OFF)のタイミングであるか
否かを判定し(ステップS1)、立ち下がりのタイミン
グである場合はその立ち下がりが点火から計数して所定
の回数n例えば3回を上回っているか否かを判定する
(ステップS2)。点火時期から計数して所定回数nを
上回っている場合は、その時までに測定した点火からの
時間を、測定した燃焼時間TCMBTIMとする(ステ
ップS5)。一方、所定回数n以下である場合は、今回
までに測定していた燃焼時間TCMBTIMを更新する
(ステップS3)。燃焼時間TCMBTIMの更新をし
た後、次の点火であるか否かを判定し(ステップS
4)、次の点火でない場合はこの測定ルーチンを終了す
る。このように、点火時期から計数して所定回数nを上
回って立ち下がりを計数した場合、及び次の点火時期と
なった場合には、燃焼時間TCMBTIMの測定を終了
する。
【0017】また、上述の測定ルーチンにおいて、次の
点火を判定するステップの代わりに、図5の(a)に示
すように、計算終了タイミングTCALENDであるか
否かを判定する(ステップS4a)ものであってもよ
い。この場合、計算終了タイミングTCALENDであ
れば燃焼時間TCMBTIMを決定し、そうでない場合
はこのルーチンを終了する。計算終了タイミングTCA
LENDは、図5の(b)に示すように、エンジン回転
数NEが高くなるほど上死点後のクランク角度の小さい
位置に対応して設定するものである。
【0018】このようにして計測した燃焼時間TCMB
TIMの暫定変動率Htは、以下に示す演算式により演
算し、その後、その時点の空燃比に応じて設定する比率
である燃焼変動率補正係数Kfに基づいて計算して、最
終値を決定する。燃焼変動率補正係数Kfは、図6に示
すように、空燃比が理論空燃比において低い値となり、
空燃比が高くなるにしたがって大きくなり、所定の空燃
比例えば18以上で一定値となるように設定してある。
【0019】暫定変動率Htは、例えば次式で計算す
る。すなわち、暫定変動率Htは、今回測定した燃焼時
間TCMBTIMnとそれ以前に測定した例えば7個の
燃焼時間TCMBTIMとから燃焼時間TCMBTIM
の移動平均TCMBTIMavを演算し、その移動平均T
CMBTIMavと今回の燃焼時間TCMBTIMnとの
差の絶対値と移動平均TCMBTIMavとの偏差ΔTC
MBTIMを演算し、その偏差ΔTCMBTIMと移動
平均TCMBTIMavとから演算するものである。 TCMBTIMav =(TCMBTIMn+TCMBTIMn-1+……+TCMBTIM
n-7)/8 ΔTCMBTIM =(|TCMBTIMav−TCMBTIMn|)/8 Ht = ΔTCMBTIM/TCMBTIMav ただし、TCMBTIMnは今回のイオン電流発生時間
の値で、1回前に計測された値をTCMBTIMn-1
し、8回前に計測された値をTCMBTIMn-7とす
る。
【0020】以上のようにして求めた暫定変動率Ht
は、イオン電流の比較レベルLcをリーンバーン制御時
のイオン電流値に合わせているので、ストイキ運転状態
におけるイオン電流のわずかな変動や測定誤差等を含ん
でおり、実際には燃焼変動が発生していないのに、その
値が大きくなったり小さくなったりする。したがって、
燃焼変動率補正係数Kfに基づいて、以下に説明するよ
うにこの暫定変動率Htを補正するものである。
【0021】図2において、ステップS11では、空燃
比の計算を行う。空燃比は、ストイキ制御の際の有効噴
射時間TAUに、リーンフィードバック補正係数やリー
ン学習補正係数等より設定したリーン係数を乗じて算出
する。したがって、前述の補正係数を確認することによ
り、空燃比を検出するものであってもよい。ステップS
12では、算出した空燃比より燃焼変動率補正係数Kf
を求める。燃焼変動率補正係数Kfは、マップにより空
燃比に対応して設定してあり、例えば理論空燃比におい
て0、空燃比が高くなるつまりリーンになるにしたがっ
て大きくなり、リーンバーン制御の限界近傍で1.0と
なるように設定する。ステップS13では、算出した暫
定燃焼率Htに燃焼変動率補正係数Kfを乗じて燃焼変
動率Hを計算する。
【0022】このような構成において、燃焼時間TCM
BTIMを測定するために設定した比較レベルLcは、
リーンバーン制御に合わせて設定してあるため、ストイ
キ制御の場合には低いレベルのイオン電流を判定するの
で、燃焼時間が長くなったり、逆に短くなったりして、
図7に点線で示すように、算出した暫定変動率Htは大
きくなる。しかしながら、ステップS11〜S13を実
行することにより、ほぼ理論空燃比で制御している状態
では、燃焼変動率補正係数Kfが0となるので、算出し
た変動率Hは0となり、比較レベルLcをストイキ制御
に合わせて設定した場合と同等の変動率Hを得ることが
できる。一方、リーンバーン制御の場合には、燃焼変動
率補正係数Kfを1.0に設定しているため、暫定変動
率Htがそのまま最終的な変動率Hとなり、設定した比
較レベルLcが充分に反映されるものとなる。
【0023】このように、ストイキ、リーンバーン両制
御において適切な燃焼の変動率Hを得ることができるの
で、目標変動率に対してのずれを正確に検出することが
できる。したがって、リーンバーン制御をする場合に、
制御限界を精度よく検出することができ、その結果、燃
焼変動を低減することができる。なお、本発明は以上説
明した実施例に限定されるものではない。
【0024】その他、各部の構成は図示例に限定される
ものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変
形が可能である。
【0025】
【発明の効果】本発明は、以上に詳述したように、空燃
比に応じて比率を設定して変動率を算出しているので、
測定した燃焼時間が実際以上に変動するような運転状態
であっても、的確に変動率を得ることができるため、リ
ーンバーン制御する場合の限界を正確に検出することが
できる。したがって、リーンバーン制御において、空燃
比を容易にフィードバック制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略構成説明図。
【図2】同実施例の制御手順を示すフローチャート。
【図3】同実施例の燃焼時間の測定方法を説明するため
の波形図。
【図4】同実施例の燃焼時間測定のための制御手順を示
すフローチャート。
【図5】同実施例の燃焼時間測定のための他の制御手順
を示すフローチャート及び計算終了タイミングの設定状
態を示すグラフ。
【図6】同実施例の燃焼変動率補正係数のマップの内容
を概略的に示すグラフ。
【図7】同実施例の作用説明図。
【図8】従来例の燃焼時間の測定方法における比較レベ
ルとイオン電流との関係を示すグラフ。
【符号の説明】
6…電子制御装置 7…中央演算処理装置 8…記憶装置 9…入力インターフェース 10…燃焼室 11…出力インターフェース 24…バイアス用電源 25…イオン電流測定用回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関の燃焼室内に点火毎にイオン電流
    を流して、そのイオン電流発生している時間に基づい
    て燃焼の変動率を演算し、演算した変動率に基づいて希
    薄燃焼制御の限界を検出する内燃機関の希薄燃焼制御限
    検出方法であって、 イオン電流の発生している期間の時間を計測し、 計測した時間に基づいて暫定変動率を演算し、 暫定変動率を演算する時点の空燃比がリッチとなるに応
    じて暫定変動率に対して変動率が小さくなる割合が大き
    くなるように燃焼変動補正係数を設定し、 暫定変動率と燃焼変動補正係数とに基づいて変動率を算
    出することを特徴とする内燃機関の希薄燃焼制御限界
    出方法。
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